※この作品はR-18です。

プリマドンナ~TS転移娘がふたなりサキュバスに堕とされる話~   作:Sfon

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十二日目 深い深い水の底②

 可愛い下着を着せてもらって、ワンピースタイプのルームウェアも着せてもらって、そのままお姫様抱っこでリビングへ。体を刺激するものはもう何も付いていないけれど、体の発情はずっと続いているから、辛いのに変わりはない。

 

「今日はお疲れ様。そろそろ寝ましょうか」

 

 ニカさんは徹底的にオレを焦らすつもりなのだろう。昼間のキスでは精気を貰っていないし、フェラで渡してくれるつもりもなさそうだ。キスだってしてくれる様子はない。一昨日までのオレだったらここで恥ずかしがって聞けなかっただろうけど、一度泣いて強くなった俺は違う。きちんとニカさんに質問することが出来た。

 

「あれ、今日の分のフェラがまだだけど……?」

「今日はお休みよ。大丈夫、一日抜いたところでどうということは無いわ」

 

 嘘だ。前におまんこの中の精液を洗い流した時、起きたら発情がすごくて大変だったんだから、こんな発情しきった体のまま精気が切れたらどうなってしまうことか、分かりきっている。絶対に性欲モンスターになる。

 

「オレは大丈夫だよ。えっと、コップに出したやつを飲むとかでもいいしさ」

「そんなに不安にならないで。明日ゆっくりしましょ」

 

 なんとか精気を貰おうとしたけれどいい言葉が思い浮かばず、そこからどうにもすることもできないまま、ベッドに連れられてそのまま布団の中へ。こんな状況で寝られるわけもなく、目が冴えたままじっと時が過ぎるのを待った。

 

 

 

 そして日付が変わったころ、ニカさんが今晩も動き出した。いつも通りに布団を剥がし、オレの服も全部脱がして丸裸にすると、乳首とクリトリスにローターを貼りつける。愛撫も早々におもちゃによる攻めが始まり、腹の底から熱いものが溢れていくのが分かる。

 

 視界が全くない中でのえっちは何度やっても慣れなくて、次に何をされるのかわからないし、ニカさんの姿が見えないのも不安だ。痛いことはされないと思うけれど、快感を使って酷いことをしてくるのは最近よ~く分かったから。この数日で嫌というほど絶頂させられて快感ジャンキーな体にされたのに、今日は逆に絶頂を禁止されて苦しすぎる。さっさと深イキからの気絶をキメてしまいたいのに、そんな隙は一ミリも残されていなそうだった。

 

(ニカさん、早く、早くオレを犯してよ……っ!)

 

 今すぐにでも股を大きく開いて、ニカさんにおちんぽを突っ込んでもらうためのおねだりをしたって良い、そんな気分だ。だけどニカさんはオレをおもちゃでイジメるだけで、全然触ってくれない。おまんこからは愛液がこぷこぷ溢れ出してお尻の穴を濡らし、そのままシーツにまで垂れているだろう。ちょっと前のニカさんだったら、これだけフェロモンをまき散らせば襲ってくれただろうに。

 

 そうしておもちゃで遊ばれることどれくらいだろうか、ようやくニカさんの手がオレの足首をつかみ、両側に足を広げてくれた。正常位の体勢となり、ニカさんの素足がオレの足の下に差し込まれる。そしておまんこの上に乗せられた熱い塊は見なくても分かる、ニカさんの勃起おちんぽだった。

 

(キタっ! ニカさんのおちんぽっ♡)

 

 これだけ体が準備万端になったのなら、流石にニカさんも犯してくれるだろう。今日一日の絶頂お預けはこのためだったのだ。そんな歓喜に全身が包まれた瞬間のことだった。ニカさんの手がオレの首に触れる。一瞬首絞めプレイでもされるのかと体を硬くしてしまったが、そんなことは無かった。どうやら首輪を外すつもりらしく、バックルから革ベルトが抜き取られる。そしてそのまま首からすっかり首輪が外されたその瞬間。

 

「――っ⁉」

 

 一気に頭が冴える。全身が発情しきったのはそのまま、理性だけがリセットされる。そして脳裏に駆け巡ったのは、ここ数日の恥ずかしすぎる言動。ニカさんを誘惑しようとしてエッチな恰好をしたり、悦んでフェラしたり、おまんこ弄ってほしいっておねだりしたり、もと男の矜持はどこに行ったんだと頭を抱えたくなる。

 

(もしかして、この首輪、そういう効果なのか⁉)

 

 メス堕ちしやすくなるとか、ニカさんの好きなように動くようになるとか、そういう精神への作用があったのだろうか。いや、そうに違いない。そんなものをオレに着けていたなんて、やっぱりニカさんは信用してはいけなかったんだ。

 

 そして、これも首輪を外されたせいだろう。自分がメスの体になっていることが恥ずかしくてたまらない。首輪以外は一糸纏わぬ生まれたままの姿で、ニカさんにおまんこを無防備に晒している。股間におちんぽをピッタリ当てられているせいで、自分の股間に男の象徴が付いていないこと、メスの象徴が付いていることを強く自覚させられる。

 

 恥ずかしさのせいで呼吸が荒くなり、胸を大きく膨らませて息を吸えば、小さいながらも確かに膨らんでいるおっぱいが自分についているのが分かった。部屋が暗くて助かったけれど、これで照明がついていたら、自分でも自分の体を直視してしまっていたら、恥ずかしさのあまりに理性が失われていたかもしれない。

 

(これ、夢じゃないんだよな……なんで今更……!)

 

 思考回路がこの世界に来た頃に戻されたのは、どこにも喜べる要素が見つからなかった。今まで自分が晒した痴態を真正面から突き付けられたし、頭がリセットされても体は開発済みのままなのだ。頭だって、これからニカさんにあれこれ弄られたら、そう長くかからないうちに堕とされるだろうし、それを回避できる未来は見えなかった。あまりにもサキュバスの力は強大で、抵抗できるとは思えない。

 

(こんなことしないで、あのままメスに堕としきってくれれば良かったのに!)

 

 自分の置かれた状況があまりにもみすぼらしくて、思わず涙がこぼれてしまいそうになる。もうどうにでもなってしまえと自暴自棄になりかけたところで、不意に耳元から快感が注ぎ込まれた。

 

「ミーナ、目を開けなさい」

 

 ニカさんが囁いたのだ。思わず、全身に力が入ってしまう。首筋から冷たいものが這いあがり、思考が急加速した。

 

(どうして。オレが起きているってバレてたのか?)

 

 心臓が跳ねる。本当にバレたのか? この口調はそうに違いない。なら、オレは今から何をすればいい? ニカさんの狙いは? 走馬灯のように今まで毎晩されてきたことがフラッシュバックし、もしもその全てがバレていたらと寒気が襲う。そして悲しいことに、それは現実となった。

 

「ずっと前から、ミーナが起きているのは知っているのよ。寝たふりをしておとなしく犯され続けるなんて、元男のくせに変態なのね」

 

 その口調は今までのニカさんからは想像のつかない、嗜虐的なもの。顎を恐怖で震わせながら、恐る恐る目を開けば、獰猛な獣の笑みを浮かべてオレに覆いかぶさっているニカさんがいた。歯をむき出しにして威圧しているニカさんに見降ろされると、蛇に睨まれた蛙のように身動きが取れなくなってしまう。

 

「ど、どうして、起きてるって……?」

「どうしてって、ミーナ、気づいていなかったの? ミーナが起きてるとき、唾をのむ癖があるのよ。寝ているなら唾はほとんど出ないし、喉も動かないの。知らなかった?」

 

 知識としては知っていた。しかし、まさかオレの体を弄びながらも、そんな細かいところまで見ていたなんて。唾が出るとか出ないとかは自分じゃコントロールできないし、不可抗力に近いものもある。しかし、それでバレたのであれば悔しさが募った。

 

 しかし、なぜ今になってニカさんはオレを起こしたのだろうか。このままオレの体を犯せばそれでいいじゃないか。どうせ快感なんて堪えられないんだから、オレの目が開いていようと、閉じていようと関係ないだろうに。そんなオレの疑問が伝わったのだろう、聞くまでもなく、ニカさんが教えてくれた。

 

「私ね、オスがちっぽけなプライドをぐちゃぐちゃにされて泣きそうになりながら、メス快楽に首を垂れるのを見るのがとっても楽しみだったの。体の開発も一通りできたし、後はミーナの心だけ」

 

 オレの頭を撫でる手つきは、優しかったニカさんのものと寸分たりとも違わない。それはむしろ、あのころの優しいニカさんがこの嗜虐性を秘めていたのだと思わせてうすら寒いものがあった。

 

「は、ははは……はぁっ……ふぅーっ……!」

 

 さっきまでの笑みは崩さないまま、オレに覆いかぶさっていた体を起こすニカさん。ネグリジェ姿で股間からご立派を生やしている彼女の姿は、頭を殴られるような破壊力を持っていた。一体何をしてくるんだと注意してみていれば、唐突に部屋の照明が付く。あまりの眩しさに目をつぶってしまい、暫くして目が明るさに慣れてからゆっくり開くと、彼女の手には見覚えのあるものが握られていた。思わず息をのんでしまうほどの威圧感を放つそれは。

 

「これ、何かわかる?」

「電マ、でしょ」

 

 口に出したそばから、口内が渇いていくのを感じた。ローターなんて比じゃないくらいの振動を与えるだろうそれを目にして、もはや絶望すら覚える。あんなものを当てられたら、この開発され切った体はひとたまりもないだろう。オレがその凶器を知っていると分かると、ニカさんは笑みを深めた。

 

「そうよ。今日一日お預けしていた分、いっぱい気持ちよくしてあげる。どれだけイっても止めてあげないわ。ただ一つ、『私のおまんこにおちんぽ突っ込んでください』って言わない限りはね」

「そんなこと……言えるわけないだろ!」

 

 首輪を外される前のオレだったら、ニカさんに犯してほしくてしょうがなかったオレだったら、間髪入れずにおねだりしていただろう。でも今のオレにとっては崖から飛び降りろと言われているくらいの無理難題だった。こんな、照明に照らされて全部が丸見えになっているなかで、そんな恥ずかしいことを言えるわけがない。

 

「じゃあ、自分でおまんこを広げるだけでも良いわよ。ほら、しなくていいの?」

「だから、オレはそんなことしないって!」

 

 まるで譲歩しているような言い方だけど、何も変わっていない。むしろ、自分から自分の恥ずかしいところを見せつけないといけないのだから、もっと恥ずかしい。メスの体に一ミリも慣れていなくて、自分で自分の体に触れるだけでも顔から火が出るほどだろう。

 

「そう。ならしょうがないわね。優しくしてあげようと思ってたのに。ミーナが悪いのよ」

 

 しかし、それはニカさんがくれた最初で最後の慈悲だったのだろう。彼女は電マをオレの下腹部、へその下あたりにあてがうと、そのスイッチを入れた。瞬間、大きな頭が腹に食い込み、前後に激しく振動する。それは腹筋をたやすく貫通し、内臓まで届いた。

 

「おぅっ⁉♡ す、すごいな、これっ♡ でも、そこまでじゃないぞ?」

「まだほんの数秒当てただけだもの。ゆっくり楽しんでくれればいいわ」

「そうかい」

 

 ニカさんからされることなんだから、きっとすぐに気が狂うくらいの快感が注ぎ込まれるのだと思っていたし、それを受け止めるためにできる限り身構えてもいた。しかし実際のところは想像よりよっぽど穏やかな攻めで、正直肩透かしを食らった気分だ。

 

 確かに振動は激しい。この体の感覚に全く慣れていなくて、快感に敏感になっているのも事実だ。でも乳首とクリトリスに張り付けられたローターの振動はかなり弱いし、お腹だけ強く揺らされたところでどうというものでは無い。ニカさんにお腹をポンポンと叩かれてポルチオを刺激された時だって、酷く発情したけれどそれまでだった。今ニカさんがしようとしていることは、所詮体を高ぶらせることしかできず、それは今日の朝からさっきまでの攻めで慣れることができている、そう思った。

 

(あれ、もしかしてこれなら耐えきれるんじゃないか?)

 

 そんなことありえないのに、一筋の光を見出してしまった。それがニカさんの狙いだなんて、馬鹿なオレの頭では思いつかなかった。人をより深く絶望させるためには、希望を見せてからそれを潰すのが一番だというのに。

電マ攻めが始まってから十分くらい経った頃だろうか。体が暖かくなって、おまんこからよだれが垂れだして、すっかり発情した体になった時、ふと不安になった。さっきからお腹が痙攣したみたいに、ヘコヘコと動いて止まらない。腹の底がジクジクと疼き、まるでマグマを飼っているよう。そして不意にグイっと電マがお腹に押し込まれたとき、おまんこからぷしゅっ♡とお潮が噴き出た。

 

「うぁ゙っ⁉♡♡♡ あ゙っ、ッ⁉♡♡♡ ぐぅ……っ♡ ふゔぅ〰〰〰〰〰〰っ♡♡♡♡♡」

 

 全身を快感の奔流が襲い、目の前の視界が明滅する。息が止まるほどの気持ちよさに一瞬意識を失いかけ、気持ちよさの衝撃で叩き起こされた。

 

(これ、イってるっ♡♡♡ メスイキさせられてる……っ♡♡♡)

 

 じわじわと上り詰めた絶頂ではない。ある程度距離のある所から、一気に打ち上げられた絶頂だ。一度始まった絶頂は、刺激が続く限り降りてくることができない。絶頂によって体から抜けていく快感よりも、電マとローターから注ぎ込まれる快感のほうが多いのだから、メスの体にとっては当たり前の話だった。そしてもちろん、度重なる絶頂においてもその質は低下することなく、むしろ増していく。そうなればどうなるか。より無様に喘ぎながらメスイキを晒すしかない。

 

「あ゙ぁ゙〰〰〰っ♡ あ゙ぁ゙ん゙っ♡♡♡」

「どう、お腹の上からポルチオを揺らされるのは。気持ちいいでしょ?」

「あ゙ぁ゙っ♡♡♡ ぎ、ぎも゙ぢよ゙ぐ、な゙い゙っ゙♡」

「そんな声で言われてもねぇ。早く素直にならないと、本当に狂うわよ?」

 

 どうせまた寸止めされるのだろうと思っていた。絶頂のおねだりをさせたいのだから、その直前で攻めが止められるのだろうと高をくくっていた。でも、今回は一切の手加減のない、オレをイカせまくるための攻めだった。

 

「い゙ぎぃ゙っ♡♡♡ い゙ぃ——っ♡♡♡」

「アヘ顔晒して感じてるのに、我慢する意味なんてあるの? メス快楽に善がりまくってるのは私に何度も見られてるのよ? さっさと負けを認めたらいいのに」

 

 子宮の真上に電マを当てられて、グリグリ押し付けられた。乳首に着けられたローターもいつの間にか激しく震えていて、開発され切った勃起乳首はオレの意志なんてお構いなしに快感の叫びをあげる。その声は体中を巡り、おまんこからお潮となって噴き出た。あまりの快感に腰がヘコヘコ動いて、両足はぱっかり広がって、ニカさんのおちんぽにお潮がぶちまけられる。喘ぎ声は体が勝手にあげ、目からは涙がこぼれ、顔は快楽に歪められるのに、いつまでたっても思考は溶けてくれない。狂うことすら許されないのか。

 

「メスの体になってすぐにオナニーにハマったわよね。ちょっとは抵抗とか無いわけ?」

「ゔぅっ♡ うぁっ♡ はっ♡ はぁっ……はーっ♡♡♡」

 

 唐突に、電マがお腹から離された。余韻で暫く体が震え続けるものの、それが収まれば少しずつ余裕が戻ってきそうな気配がある。何とか話せるくらいまでには態勢を立て直そうと必死に深呼吸をして、ようやく返事を返した。

 

「男なんだから、女の体に興味が出るのは、当たり前だろ……!」

「その割にはメスらしい服もすぐに欲しがったじゃない。一週間も経ってなかったわよ? しかも、ただ可愛いだけじゃなくって、メスの魅力を、その体のえっちさを強調するような服を選ぶなんて。オスの考えることじゃ無いわよ」

 

 オレを糾弾するようなセリフを吐くニカさんの表情は、悦楽に歪んでいる。間違いない、ニカさんはオレをなじって楽しんでいるのだ。オレが男だったことを執拗にいじり続けて、オレのプライドをぽっきりと折ろうとしているのだ。そんな手に乗ってたまるか。今のオレはメスに堕ちかけていたころのオレとは違うんだ。だから、あの頃のオレを棚に上げればそれで済むだろう。

 

「ニカさんに見てもらいたかったんだから、しょうがないだろ……あ゙っ♡ ぎゅぅっ♡♡♡」

 

 その答えに満足したのか、再び電マが子宮の上に押し付けられて、下品な嬌声が喉奥から漏れ出した。いくら息が整ったとはいえ、その返事がオレの本心の暴露になっているのに気づいていないあたり、実はすでに脳みそを溶かされていたのかもしれない。でも、それ以外に言いようがなかった。嘘なんてついたら攻めが加速するだろうし、取り繕うほどの余裕はない。

 

「どうして私に見てもらいたかったの? いつも優しく見守ってあげてたじゃない」

「あの時は頭がメスになってたからっ♡ ニカさんに魅力的に見てもらいたかったんだよっ♡♡♡ オレを犯してほしくて、ゆーわくしてたのっ♡♡♡」

 

 初めて口にした、オレの欲望。ニカさんに犯してほしい、それを本人に伝えることがどういうことか深く考えていたかったけれど、悪くは思われていないようだった。一方オレといえば、『あれはメスにされかけていた、前の自分がやったことだ』と言い訳することで、何とか男の矜持を保っているつもりになっていた。

 

「――っ! それなら、なんで私におまんこ明け渡して、おちんぽおねだりしないのよ」

「もうオレはメスじゃないっ!♡ 、メスの体でも、心はおとこなんだよっ!♡」

「……そう」

「ぎィ……っ♡♡♡ ゔぁ゙ぁ〰〰〰っ♡♡♡」

 

 あくまで今のオレの精神は男。そう主張すると、ひときわ強く電マが押し込まれ、また潮を噴く。まるで今のオレの体がメスであることを教え込むような攻めは、オレの体をいとも簡単に絶頂させた。体をのけぞらせる。喉の奥から汚い喘ぎ声をあげる。しかし、思考はまだ何とか溶け切っていない。快楽に堕とされるまでの時間は、何とか稼ぐことができていた。

 

 ニカさんもこのままでは堕ち切らないと気づいたのだろう。お腹に押し当てていた電マを離すと、ニカさんがオレから遠ざかる。もしかして諦めてくれたのだろうか。そんな淡い期待は一瞬で潰された。

 

「面倒だし、もう全部使うわね」

 

 部屋の片隅にあるおもちゃ箱からニカさんが持ってきたのは、今まで一度も使われてこなかった、凶悪なおもちゃたち。小さな球がつながったアナルバイブと、一段とカリが高くGスポットをイジメるための瘤が付いたバイブ。それを見た瞬間、理解した。ここからは体裁を繕うことなんてできない。どんなに無様な姿になったとしても、何とかメス堕ちから逃れるしかない。

 

「へ……へへへっ……やばすぎだろ……♡ そんなの使うなんて、ばかじゃないの……?♡」

 

 見ただけでわかるそれらの凶悪さに、もう笑うしかなかった。あんなもの使われたら、気が狂うに決まってる。メス堕ちするに決まってる。どれだけ我慢したって、それが早くなるか遅くなるかの違いしかないだろう。でも、そんなこと分かっていても、受け入れられない。

 

(この開発され切った体で、あんなおもちゃの攻めを耐えるなんて……できるのか?)

 

 やるしかない。やるしかないのだが、正直なところ、もう泣きそうだった。例えるなら、一週間何も食べていない人にご飯を見せて我慢させるようなもの。そんなこと、できるわけがない。あまりにも絶望的だ。

 

 はぁ♡はぁっ♡と犬のように呼吸を荒くして、おもちゃを睨みつけた。負けちゃダメだ、負けちゃダメだと自分に言い聞かせながら、おもちゃが体の中に入ってくるのを耐える。変に力を入れてはいけない。締め付けを強くしてしまって、刺激が増してしまうだろうから。

 

「ふーっ♡ ふぅっ、ふぅ~っ♡ はぁっ♡ こ、こい、よ……っ♡」




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