ようこそ実力に任せた教室へ 作:15巻まだ?٩(๑•ㅂ•)۶
新しい環境での生活は早いものであっという間にこの学校に入学して早1ヶ月が経過していた。
「おはよう、柊くん!」
「おはよう佐藤さん」
1ヶ月も経てば友達は順調に出来ていき、今ではそれなりに仲も深まっている。
「柊くんは今日もかっこいいね」
「ありがとう、佐藤さんも今日もかわいいよ」
「そ、そうかな///」
佐藤が柊に興味を持ち始めてから早1ヶ月が経過しただろうか、佐藤は毎日こうして柊に声をかけている。
「おはよう、佐藤さんに、柊くん!」
しかし、佐藤の思いは叶うことは無い、柊の興味は別にあった。櫛田桔梗である。
「お、おはよう、櫛田さん」
「櫛田さん、おはよう」
クラスの人気者櫛田、彼女はみんなから好かれることを目標としてかなり多くの人に今日も話しかけている。
そのルックスの良さやスタイルの抜群さから人気は男女共に留まることころを知らない。おまけに日頃行いも良く、人助けや悩み相談をよく受けているという。
「佐藤さんと柊くんは今日も仲良いね!」
「え、や、やめてよ櫛田さん!」
そして何よりも人を見る目、それが彼女の強みだ。
相手が喜ぶようなことを言うのがとても上手く現に今佐藤も否定しているがかなり喜びの表情を浮かべている。
「あはは、ごめんごめん、でも本当にカップルみたいだよ」
しかし、彼女は根っから善人である訳でも自然と人気者になっているわけでもなく、かなり計算された行動の結果人気者となったタイプだ。しかし、彼女の人気者になるための行動は常軌を逸したレベルにまで達している。ではなぜそんな面倒なことをしてまでも人気者になりたいのだろうか。
「櫛田さんは彼氏作らないの?」
「私?私はまだそういうの早いかなって思ってる」
恐らく彼女をつき動かしているのは承認欲求だ。そしてそこが彼女の人間としての歪み、親に愛されなかった子供はその愛を別に求めると言うが彼女も何かしらの得られなかったものを人気者となりクラスメートに信頼されることによって得ているのだろう。
しかし、人間は自然な行動を取っていなければストレスが溜まってしまうものだ。それが櫛田桔梗という人物の致命的な弱点となる。
――――――――
櫛田桔梗にとって生きる上での快感は他人からの賞賛だった。生まれた頃から大抵のことを高レベルでこなせた彼女はいつも褒められて生きてきた。なんでも自分が1番であることが当たり前だった。
しかし、彼女はある時から他人に負ける部分がでてきた。そしてそれはあらゆる分野で次々と出現した。
やがて彼女は他人より優れているという優越感を別の何かで得なくてはならなくなった。
そこで彼女は人気者になった。誰からの悩みも聞き、人々に信頼してもらい、秘密を聞き出す、その瞬間に彼女は最大の幸福を得る。
「最悪最悪、どいつもこいつも、私が善意で相談乗ってあげてるってほんとに信じてんのかよっ、」
ガンガン
1人の少女が夜の公園でフェンスを蹴り飛ばす、きっと彼女を知る人物がこの光景を見たら夢だと思い目を擦るだろう。櫛田桔梗のイメージから大きく離れた行動だ。
しかし、彼女はそこを見られるというヘマはしない。彼女は確実にこの時間この場所ならば誰もいないことを確信してからこそ、こうやってストレスを発散している。それは今日も同じはずだった。
カシャ
「---っ!誰!」
突如聞こえたシャッター音に心臓が止まりそうなほど驚くが即座に彼女は当たりを見回し、音のする方へ視線を向ける。
「や、櫛田さん、こんばんわ」
そこに立っていたのは柊渚、同じクラスの男だった。クラスではその顔の良さや運動神経からかなりの人気を得ていて、女子の中には彼に好意を寄せるものも1ヶ月の中で確実に増えつつある。
「柊くん撮った?」
「見ての通りさ」
柊はわざとらしく煽るように手にカメラを見せつける。
「そう、消して、それとこのこと誰かに話したら容赦しないから」
「嫌だと言ったら?」
「大丈夫、そんなこと言えないから」
櫛田は柊の手を取り、自身の胸へと持っていき、そのまま触らせる。好きでもない男に胸を触らせるのは最悪だが、そんなことを気にしている場合では無い。
「もし言いふらしたらあんたにレイプされそうになったって言いふらしてやる」
櫛田の中で安堵の息が漏れる、ひとまずこれで柊は周りに今日のことを言いふらさないだろう。
しかし、柊の反応は櫛田の予想とは異なるものだった。
「ふふっ……」
ムニュ……ガサガサ
「盛ってるのかと思ってたけど、ほんとに巨乳なんだね櫛田さん」
「ちょっ、ちょっと、やめろ!」
柊は櫛田の胸に当てられた手を好き勝手動かし始めた。櫛田は慌てて柊の手を自身の胸から剥がす。そして、どさくさに紛れ、カメラも奪い取り、叩きつけ、データを復旧出来ないように念入りに蹴り潰す。
「あーあ、それ高かったのに」
「あんた自分の立場分かってるの?あんたは今私に訴えられたら犯罪者になるんだよ?そして犯罪者の言い分なんて誰も信じない、頼みのカメラも今砕かれた」
さっきまでは冤罪だったとはいえ、今回は確実に柊が自らの意思で櫛田の胸を揉んでいる、この制服を保存しておけばDNAは確実に採取され、柊は逮捕されるだろう。
「そうかもね、でも櫛田さんは絶対に僕に何をされても誰にも言えないと思うな」
「は?どういうこと?」
ここまで状況が悪くなっても柊は笑顔を浮かべたままだ、櫛田に嫌な汗が流れる。
「櫛田さんはさ、人から認められて信頼されるのが何よりも大切って思ってそうだよね」
「急に何」
柊の言動に櫛田は嫌な予感を加速させる。櫛田にとってそれはまさにこの世で最も大切なものと言っても過言では無いもので、そして、人からひた隠しにしているものだからだ。
「つまりさ、こういう実の本性が流出することって何よりも怖いことなんじゃない?」
「……」
櫛田は何も答えない、先程でカメラは粉々にしたし、柊の口から直接バラされることに対してはレイプされかけたと言い振らせば物的証拠がない今、レイプしかけた人間の言うことなど誰も信じない。しかし、櫛田はそれでも自信満々と言った柊の表情に不安を覚える。
「要はさ、この映像を撮ってるのはあのカメラだけじゃないってなったら櫛田さんは僕の言うこと、聞かざるおえなくなるよね」
「……っ!隠してあるの?まさか……」
そんなはずは無い、もしカメラを仕掛けていたとしたら、前々から準備していたことになる。
「まさか、あんた、これを見るの初めてじゃないってこと」
「やっと気づいたね、苦労したんだよ。前々から何度か目撃していたが、君は警戒心が強く何度も場所を変えるから」
櫛田にとっての誤算、それは初めから自分は手のひらの上だったということだ。
「ああ、言われなくてもこの映像は公開したりはしないよ、君が私に従ってくれる限りはね」
――――――――――
櫛田が連れてこられた場所、それは柊の部屋だった。部屋は至って普通、しかし、付き合ってもない男女が果ては片方が片方を脅し、連れ込むというこの異常な状況を咎めるものは誰もいない。
「……」
「お邪魔します、は?」
「ふざけないで」
「ふざけてないよ、ここは僕の部屋で君は僕の従順なペットなんだから」
そういう柊の表情は恍惚としていた。その笑みは櫛田にとって恐怖の対象以外の何物でもない。
「やっぱり私にそういうことさせようとしてるのね」
「あはは、バレてたか」
櫛田はその薄ら笑いに吐き気を覚える。
「あんたならこんなことしなくても相手は沢山いるでしょ、佐藤さんなんかあんたに完全に惚れてる、二三回デートすれば簡単に抱けるでしょ」
「そうだね、でもそれじゃダメなんだよ」
「どういうこと?」
ただ女を抱きたいと言うだけならばこの男ならば簡単に叶えられるだろう。櫛田からしてもこの男の容姿はかなり整っているように見えるし、彼氏にしても申し分ないようなスペックをしている。
「そんな普通にはもう飽きた、普通に勉強して、普通に部活して、普通に恋愛する、どれも簡単すぎるよ、僕にとっては」
「……」
「簡単なことに人は惹かれない、人間は飽きる生き物だからね、だから普通じゃないことをしてみるそれが人間というものだろう?」
「意味がわからない」
櫛田にとってこの男は心底理解不能な存在だ。運動も出来て、勉強も出来て、女子にチヤホヤされ誰よりも承認欲求を満たしている、ひょっとしたら彼は櫛田の理想とするところに最も近い人間なのかもしれない、しかし、彼はそれでは満足出来ないという。
「櫛田さんに要求することは2つ、いや3つだね、聞いてくれるかな?」
「嫌って言ってもどうせやらせるんでしょ」
「もちろん、1つ僕の彼女となること、2つ僕の性欲処理に付き合うこといつどんな状況でもね、」
「……」
櫛田は自身の運の悪さを呪った、迂闊に行動してしまった自分を呪った。
「そして、3つ目は……今度話そう、ひとまず何か質問はあるかな?」
「あんた私のことが好きなの?」
「いいや」
「ならなんであんたの彼女になる必要があるわけ?」
「そうだね、それは3つ目のことに関係するのだが、その方が都合がいいからだね。ここは実力で生き残るところだ、君はその点情報を入手しやすいからきっと重宝する。だから君と一緒にいて違和感がないカップルというのが僕にとって最も都合がいいからってことになるね」
「佐藤さんが悲しむんじゃない?」
「ふふ、思ってもないことを言うね、まあ暫くは公開しない予定だからその点は後回しだね」
「さて、これで恋人になったわけだからそういうことしようか」
とても恋人とはかけ離れた関係だが、柊はあくまでそれを強調して櫛田に迫る。櫛田はもはや為す術なく、自身の体を弄る柊の手を受け入れるしかない。
「……」
「うーん、入学初日から思っていたが君いいスタイルしてるよね、この胸、そして尻、そして引っ込むところは引っ込んでいる、男の人気を取るために大いに役立ったことだろうね」
頬を撫でた柊の手はそのまま下に落ち胸、そしてクビレを撫でたあと、尻へと滑っていく。何も配慮することの無いその手つきに櫛田は不愉快な感情を抑えられないがじっとそれを耐える。
ムニュムニュ
「……んっ……」
「あ、もしかして感じた?」
「なわけないでしょ、あんたの触り方があまりにも気持ち悪いだけ」
柊の手は櫛田の胸を夢中で揉みしだく、しかし、彼はあくまでも女性の痛がるラインを心得ているため、不快感はないが、逆にそれが櫛田にとっては気持ちが悪い。
「酷いなぁ、気持ちよくしてるだけなのに、下はもう濡れてるんじゃない?めくって見せてみてよ」
「……」
柊は櫛田のスカートの前に腰を下ろすと櫛田にスカートを捲るように要求する言わゆるたくし上げだ。
櫛田は柊を睨みくけ、抗議するがそんなものに意味は無い。
「櫛田さん?映像流されてもいいのかな?」
櫛田の囁かな抵抗も虚しく絶対領域の内側は櫛田の手によって解放される。
「それじゃ触れないよ、足を開いて」
肩幅ほどに足を広げたことにより触りやすくなった櫛田の秘部を柊はゆっくりと触り始める。
「……」
「白のパンツっていいよね、夢がある」
「……あっ……」
「はは、ちょっと湿ってきたね」
流石に櫛田と言えどもここまで無防備に晒された秘部を触られると少し、反応してしまう。
「でも、今日は僕のペットだってことを君にはっきりと分かってもわらなきゃだからね、このまま手でイかせたりはしないよ」
そう言うと柊は箱からひとつの道具を取り出した。それはローターだ。
「これ、自分が1番気持ちいい場所に付けて、もちろん僕の前でね」
「ねぇ、私は何時になったらこれから解放されるの?」
「ん?何時だろね、僕が他の子に夢中になって君に飽きてきたらかな」
あまりに曖昧な期間設定に嫌気がさすが、要するに自分に変わる存在を作れば開放されるということだ。
「そう……」
櫛田は黙って自らの秘部にローターを入れる。
それは遠隔式でリモコンは柊が持っているようだ。
ブー
「じゃあ君はそこでそのまま立ってて、それとそれ君は毎日学校につけてくること、バレないように音が小さい選んだからそこは安心して」
もはや彼に人の心はない、櫛田は諦めたように機械的な刺激を受け入れる。頭では何も考えないようにしても機械的に責めてくるそれに次第に性感が高まっていく。
「……んっ……あっ……」
櫛田の膝にがたつきが徐々に出始める。
「感じてる?」
「……だ、まれ……」
柊の煽りに櫛田は弱々しく返事をする。しかし、機械によって執拗に責められた櫛田は確かに感じ始めていた。
それからしばらくの時間櫛田は耐え続けたが、やがて
「……ん……んんん……う……あああ……」
プシャァ
櫛田は絶頂に達し、その場にへたりこんだ。
「あはは、意外と耐えたね」
「はぁ……はぁ……」
しかし、休憩する間もなくローターのスイッチはONのままの櫛田の前に柊は自らの性器を出す。
「次は僕の番ね、しゃぶってよ」
「あんた……少しは……人のこと……んッ……考えな……さい」
櫛田が口を開けるとそこに直ぐに柊の性器が突っ込まれる。少し吐き気を感じるがそれを訴えても彼は決して性器を抜いてくれないだろう。
「……んっ……ちゅ……」
櫛田は諦めて直ぐに彼の性器を舐める、しかし、絶頂した後でありその後も機械的に責め続けてくるローターの快感と戦いながのそれはかなり厳しくそして、何よりも好きでもない男にそのように扱われるのは彼女にとってとても屈辱的だった。
「そんなんじゃ、いつまで経ってもいかないよ」
「……ちゅ……ちゅぱ……う、うるさい……」
「はぁ、もう手伝ってあげるよ」
そう言うと柊は櫛田の頭を押え、好き勝手に腰を動かし始める。喉をつかれた櫛田はまたもや吐き気を催し、柊の足を叩くが柊が止まることは無い。
「……ん!んん!!」
「あー、きもちぃぃ」
ズボズボと口を犯すそれに櫛田はまるで自らの心さえも犯されていくのを感じる。
ズボズボ
櫛田はまるで道具のように扱われる自分を省みて、こんな相手に出会ってしまった自分を呪った。
「そろそろイクよ」
そして、更に速度を上げ腰を振る柊の性器がビクビクと痙攣し始めて少ししたころ、櫛田の口の中いっぱいに苦い味が広がる。
「あ〜、でたでた、まった」
柊は性器を櫛田の口から引き抜くと、精液を吐き出そうとする櫛田の口を手で押え、上を向かせた。飲み込みそうになるのを櫛田は必死に押え、柊の足を手で叩き抗議する。
しかし、柊から告げられる言葉は残酷であった。
「あはは、いっぱい出てるね」
グチュグチュ
柊は櫛田の口の中に指を突っ込みクルクルと自らの精液をかき混ぜる。それにどんな意味があるのか、櫛田には分からなかったが屈辱感だけが残った。
「よし、じゃあ飲んで」
櫛田はその言葉を理解することを拒んだが、彼はそれを許す様子はなく、櫛田の頭を押え、上を向かせたままだ。
櫛田はそれに覚悟を決め、目を閉じ、喉から苦いものを胃の中に通す。
「げほげほ、おぇぇっー」
櫛田はあまりの気持ち悪さに洗面台に駆け込み残りの唾液を吐き出した。
櫛田にとってこのような日々は始まったばかりだった。