※この作品はR-18です。

鬼を滅するチートコード   作:助亜黒宇

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20話 指摘するのは勇気がいる

 しのぶちゃんと抜かずの2発どころか、何発目?ってくらいハメていたら地上に放り出された。他の柱が鬼を殺したんだろう。

 

 俺のチンコに夢中なしのぶちゃんは気付いてないみたいだけど。そのうち、他の隊員に見つかるかもしれない。そう思ったので突き上げのペースを上げていく。

 

「ぁあん♡イイですぅ♡好き♡好きぃ♡ま、またイキます~♡」

 

 キュッと締められる、ココ一番ってくらいの締め付けに、あっさりぶちまけた。「お”っ……っっっっぉ”お”お”お”ぉ”♡」と俺を堪能するしのぶちゃんから抜き出したソレを舐め取らせてキレイにさせる。

 

 舐めている内に状況に気付いたしのぶちゃんが最後にジュルルルルッと吸い上げてから「えっ!?外!?どういう状況ですかっ!いつからですかっ!」と責めてくる。顔に着いたザーメンを指摘せずに、「先刻(さっき)だよ先刻(さっき)」、と流して騒がしい方へ向かう。

 

 しのぶちゃんが着いてくるので、「仇討ったろ?だから帰れ。そんで俺のために握り飯とか豚汁用意しといて」と吐き捨てる。

 

 それでも柱としての責務からか、ついてこようとするので、髪飾りを抜き取り、「代わりにコレ、連れて行くから。じゃ」と置き去った。顔の汚れにいつ気付くだろう……?

 

■■■■■

 

 地上に放り出された鬼舞辻無惨を取り囲む鬼殺隊。柱達が、炭治郎達が斬りかかり、柱達の肉壁として死んでいく隊員。

 

 無惨の攻撃全てに血が混じっているため、かすり傷でも死に至る。1人、また1人と倒れていく隊員たち。

 

 壁としての役割も果たせなくなり、魔の手が柱たちにも届き始めた。甘露寺蜜璃への攻撃が……。

 

「俺の女に手ぇ出すとかありえないでしょ」

 

 自分の女は助ける。知ってる人も助ける……かもしれない。縦横無尽に駆け回る触手を片っ端から肉片へ変えていく。

 

「なんだ……?なにものだ、キサマッ!」

 

「なんだなんだと聞かれたら答えてあげるのが世の情けだが、あいにくヒトモドキにかける情けはなくてな。死んでくれ」

 

 俺に斬られた体が再生しないことに気付いた無惨が脱兎の如く逃げ出す。俺に背を向け、明後日の方へ。

 不意を突かれ、即座に反応するも片腕を切り落としただけだった。逃げゆく無惨。

 

 一撃を加え、留めることに成功したのは炭治郎のおかげだった。憎悪と怒りの眼差しで、無惨に一刀を投じ、足が緩んだところを他の柱が切り刻む。

 

 明らかに再生の速度が落ちている。それは俺の成果ではなく、違う人のせいなんだが……。再生が遅くなっていることに気付いたであろう無惨にもんのすっごく睨まれている。マジで知らんよ。

 

 そして俺に注意を割くということは、炭治郎が切り刻めるということ。次に炭治郎に注意を割くということは、俺が切り刻めるということ。

 その間隙を縫うように他の柱たちが一撃を加えていく。衰えていく無惨。

 

 炭治郎が投げつけた刀が無惨の体に残っていた方が再生の速度が遅かったように感じた俺は、力尽きている隊士から刀を奪って無惨に刺す。剣山のように、針の山のように。複数ある心臓を、脳を目掛けて突き刺した。

 

 永久に感じた夜明けの時が来た。昇る太陽、明かりが照らし始める。驚き、恐れ、逃げ出そうとするも逃げられないと気付いた無惨は体を巨大化させ、太陽の届かぬところへ逃げようとする。

 

 逃がさぬように、壁に縫い付けるように深く突き刺した炭治郎だったが、激戦に次ぐ激戦で力が入らない。後ろから支える水柱。

 

 原作通りの流れかな、と周りを見渡すと、俺をにらみつけているヘビがいた。なんで、そう思った瞬間には最期の力を振り絞ったであろう無惨が炭治郎に食らいつく。

 

 岩柱は足をケガして、風柱は失神中、ヘビは俺を睨んで、水柱は炭治郎の後ろ、蜜璃ちゃんは俺の後ろ。

 

 気付いた時には俺が炭治郎と無惨の間に割って入っていた。体が勝手に。無惨に喰われる、前に。

 

 ――殺す。

 

 下顎ごと脳天まで切り上げる。ズレる頭蓋。更に斬る。斬って斬って斬って斬りまくる。陽光が差す。

 

 隊員達が周りの建物を倒壊させ、日光を呼び込んだ。無惨が焼き爛れていく。切っても死なないから介錯も出来ない。苦しみもがきながら消えていった。

 

 ……一瞬の間、静穏な空気。そして一転して湧き上がる歓声。喜びの声の中、水を差すように炭治郎から手が生えた。

 

 新しく生えた手を削ぎ落とし、一瞬待つ。炭治郎の再生、見届けるや否や刀を縫うように差し込む。突くのでも、刺すでもなく、差し込む。

 赫刀が無惨の腕を焼き滅ぼす。びくびく震え爛れ落ちる無惨の腕。

 

 しかし、俺が見ているのは腕ではない。炭治郎の眼、腕が落ちてなお、爬虫類のように、鬼の眼をしていたならば即座にその首を落とすつもりで、炭治郎の刀を肩に担いでいた。

 

 腕が落ちきる。開かれた炭治郎の眼は、鬼のように裂けていた。振りかぶる。万力を、殺意を込めて。

 

 振りかぶった刀を皮一枚手前で止めたのは情けからではなく、蝶屋敷の女の子が炭治郎に注射を打ち込んだからだ。

 

 暴れる炭治郎を抑え込むべく、赫刀に力を込めた。そして炭治郎は……。

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