「いつでもイッていいですよ♪」と甘やかす姉と「絶対イっちゃダメだから」と意地悪する双子姉妹に挟まれる先生の話 作:千吹つぐ
それから、高木は淫らな日々を過ごしていた。
「……ああ……せんせ……」
あるときはさくらと抱き合い、
「あはは、先生……先生!」
またあるときは葵とセックスをして、その体に精を放っていた。
数ヶ月前まで、自分がこのような淫行に耽るなど夢にも思っていなかったのに、
「せんせ、好き……好きです……」
「先生、先生……」
美しい姉妹に体全身をしごかれる。柔肌と言葉で、心をぐちゃぐちゃにされていく。
こんなこと、もうしてはいけない。
そんなことは百も承知なのに……。
「ねえ、先生、キスしてよ」
何度目かの逢瀬の日、相変わらず資料室でまぐわいながら、葵が言った。
「……好きにしなさい」
高木が無気力に答えた。
「私は……抵抗しませんから……」
「そうじゃなくて、先生からしてって、言ってるの」
「…………それは」
「駄目っていうの? はぁ……先生、こっち見て」
ぱしゃり、葵が自撮りするようにスマホを掲げて、騎乗位でつながる高木を撮った。
「ほら、キスして。……でないとこの写真、ばらまいちゃうよ?」
自分自身を使って脅迫するというその矛盾に、しかし高木は逆らえない。
なぜならこんなひどい目にあっていても、葵は守るべき生徒なのだから。
自分が愛する、生徒なのだから……。
「…………」
「あは♪ ん……ちゅ……」
高木は体を起こしてあぐらをかき、対面座位の姿勢でキスをした。
はじめて、自分から葵を求める。小さな口、いつもは責められてばかりの場所に入っていく。
「ん……んんん……ちゅぴ……」
少女の顔面をねぶっていく。乳歯のような八重歯を舐めあげて、その奥で縮こまっている舌と絡ませる。いつもと違う快楽に、背中がぞくぞくと震えていく。
「ん、先生、これすごい……ふふ、じゃあ次は……」
「……葵くん?」
ぬぷん、葵がペニスを抜き去って、全裸のままソファに向かった。
いつもは、生徒が真面目な相談をしている場所。そこに裸の少女が寝転がり、股を広げて誘っている。
くぱぁ……両手の指が、もうすっかりほぐれた女陰を押し広げる。
「ほら、先生、こっちも、自分で動いてよ」
「…………」
「はあ……まだ言わないのだめなの? しゃ・し・ん」
高木はのろのろとそちらに向かった。自分はそんなことしたくない、脅迫されて仕方なくしているんだ、そう言い訳するようにゆっくりと、しかしペニスをガチガチに勃起させて歩いていった。
ソファに覆いかぶさる。膣口に亀頭をあてがう。
「来て、先生」
「…………」
「あ……あ……あ……」
挿れる。今では箱買いするようになったコンドームが、少女の膣に埋まっていく。
ずぶずぶずぶずぶ!
「……あ? え? なにこれ……」
高木は腰を振った。いままでされてばかりだった場所を、初めて自分から求めた。
「あ……これすごぃ……先生にしてもらうの……ぜんぜんちが……あ、ああ!」
葵の顔がとろんとゆがむ。いままで見たことがないほど感じ切っている雌の表情に、ペニスが否応なくいきりたつ。
「すご……人にしてもらうのって……こんなにいいんだ……あ、あん♡ あ、あ♡」
それは高木も同じだった。
ペニスをぐっと差し入れて、少女の穴を味わっていく。膣奥を乱暴にたたいて、内部の複雑なひだをなぞる。
「あ……先生……それやば……あ……うそ……もう……ああ♡」
ペニスを膣口まで引き抜いて、そのまま一気に差し戻す。ぴちゃん! ぴちゃん! 股間がいやらしい水音を立てていく。
「せんせぇ……」
高木の下で、信じれれないほど美しい少女がいる。自分のペニスですっかり感じきったメスが、女陰をびちゃびちゃに濡らしている。
たゆん、たゆん、と形の良い胸が震えている。高木はそこから目が離せない。
「先生、舐め……ああ!」
命令の途中から、高木はもう動いていた。待てができない犬のように、その『脅迫』を待ち望んでいた。
乳房に触れる。柔らかい肉をぐにゅぐにゅと揉みしだいて、小さな乳首を口に含む。
「ああ! 先生……いいよ、おっぱいもっと吸って……ああ……!」
葵の声がどんどん甘くなっていく、普段とはまったく違う柔らかい声に、高木は絶対にしてはいけない連想をしてしまう。
「あ! あ! 先生! そんな、きゅうに! はげしい!」
ぱん! ぱん! ぱん! したたかにペニスを打ち付ける。少女の胸にすがりついて、快楽に溺れる。
「あああ、先生、も、無理。むりむりむり。いっちゃう、もういっぢゃうぅぅ!」
「…………」
「先生も、一緒にいこ? いっしょ……いっしょがいい……せんせ……せんせ……」
ぱんぱんぱんぱん! 高木はもはや葵の命令など聞いていない。ただ目の前の少女を味わい尽くそうと、腰を振る。
「先生……あ! いく! いくいくいく! 先生! 先生!」
「…………!」
「いくいくいく! いっくうぅぅぅぅぅぅぅ!!」
どぐん! どぐん! どぐん!
「ああぁぁ!!」
びぐん! びぐん! と葵が痙攣する。その震えごと押しつぶすように射精する。
「……あ……ああ……あ…………」
いまだに繋がりあったまま、高木は少女にすがりつく。意識を失って緩んだ顔は、やはり誰かにそっくりだった。
「先生、早く着替えなよ、風邪ひくよ」
終業のチャイムが響く中、葵がパンツを履いている。
こちらに背中を向けながら、裸の少女がテキパキと着替えていく。青のスポーティなブラジャーをつけて、ワイシャツのボタンを丁寧に止めていく。
「先生? 聞いてる?」
最後にジャケットを羽織って振り返る。
そうしていると、葵は以前とまったく変わっていないように見えた。
「先生?」
高木のもとで傷を癒やして、立派に成長した自慢の生徒。
「……どうして、こんなことをするのですか?」
半裸でソファに座ったまま、高木は聞いた。
「どうしてって、なにが?」
「……あなたは私の自慢だった。それなのに……」
乾いた涙が流れ出す。
「あなたは勤勉で、繊細で、とても優しい子だった……。不幸にも傷をおって、でも自分の力で立ち直れる子だった。そうして新たな世界へと羽ばたいていくはずだったのに……こんな小さな学校の教師のことなど忘れて……それなのに……それなのに……」
涙で視界がいっぱいになる。
「あなたにはもっとふさわしい相手がいたはずだった。あなたと同じ年頃で、あなたを愛している、そんな相手と結ばれるはずだったのに……」
元生徒からもらった、結婚のハガキを思い出す。今思えば、あれはなんと幸せなことだったのだろう。
自分たちに、もうそんな未来はありえない。
「どうして……どうしてこんなことに……どうして……」
高木は頭を覆った。涙がいつまでも流れていた。
「……先生って、やっぱりいい人だよね」
ぽつりと、葵が言う。
「お互いに両思いで、一番好きで、なんて、そんな恋愛が普通だって、自然に思ってるんだもの。……でもそんなの理想論だって、私は一年前から知ってるの」
顎を持ち上げられる。キスをされる。
「ん……先生、さっきの台詞ってさ、先生自身にも当てはまるよね?」
「私、自身?」
「あは、そこは無自覚なんだ。先生だってさ、理想の相手と結ばれる権利があるはずじゃない。先生のことが好きで、先生もその子のことが一番好きっていう、そんな運命の相手がいるはずじゃない」
ぎくり、とする。
誰かの笑顔が脳裏に浮かぶ。
「あは、やっぱりそうなんだ。あはは、先生、わかりやすいなぁ」
葵が笑う。くすくすと笑う。
心底愉快そうなその笑顔に、ちぐはぐな涙がこぼれていく。
「あはは……ひっく……ふふふ……私が、先生の一番じゃないなんて、そんなの最初から分かってる。だからって、もう諦めるのはいやなの。本当に欲しいものは、なにをしたって手に入れるの」
「葵くん……」
「そのかわり、先生にはなんでもしてあげる。キスも、おっぱいも、おまんこも、全部好きにしていいんだから。あはは、あはははは」
葵が自分の胸を、扇情的に揉み上げた。
「ねえ、先生」
葵がうずくまる。
「これもお姉ちゃんとは、したことないでしょ?」
そう言って、精液まみれのペニスに口をつけた。