「・・・やはり酔いつぶれてしまいましたか。ここの地酒はよく出来ていてスルスルと呑めてしまうのですが、それ故に簡単に酔ってしまうのです。まぁ・・・
「あああっ、団長様ぁあああああああ!」
強烈な締め付けに意図せず射精してしまう。まるで処女の時と同じような狭さに抗えない。
「ふふっ・・・お情け、嬉しいです団長様・・・」
タケとガンライコウと秘湯に浸かりに来た一夜。
夕食の地酒で簡単に酔いつぶれてしまったガンライコウを他所に、布団に行くのも面倒だと言わんばかりにその場でタケに押し倒され、騎乗位であっさりと達してしまったのだ。
「当然です。お預けをさせられてしまったのですよ?私は愛する人に関してはそれほど我慢強い女ではありません」
お互い乱れた浴衣で交わっていたタケはそのまま立ち上がるとくるりと踵を返し、ガンライコウが突っ伏している机に向き直した。
「今の私にはこの娘も大切な存在です。かつて愛した姫とは・・・いいえ、比べることなどできはしませんけれど」
確かに優劣や順位を決めることもある。しかし恋や愛に関しては単純な順列は決めることなどできない。
自分にとってもタケもガンライコウも等しく永遠を誓った相手だ。
「ですが私にも独占欲はあるのです。むしろ欲深い女だという自覚があります。ですから団長様への忠義と同じぐらいの愛情も持ち合わせています」
そこまで言うと机に両手をつき浴衣の裾を捲り上げ、こちらに熱の籠もった視線を投げながら、
「もっと・・・もっと欲しいのです。団長様が・・・」
その雪のような肌で魅了するタケが恥辱から紅く上気し、惜しげもなく自分に尻を向け薄紅色の秘裂から男の劣情を垂れ流すという扇状的な光景に、愚息は既にその気になってしまっていた。
「はあぁ来たぁ・・・団長様の・・・」
一気に膣奥まで突き込むと歓喜の声を上げるタケ。
遠慮なく膣壁を擦り上げると先程放った精液とは違う潤滑液が溢れ出してくる。
「だって、団長様のたくましいものがこんな熱く・・・大きく・・・ああっ!」
思った通りだった。タケも自分と同じくこの行為でガンライコウが目を覚ましてしまうのではないかという状況に興奮している。それを狙ってこの体勢に誘ったのだった。
「こんなっ、目の前で、だらしない顔をしているのを見られてしまうかもだなんて!私、どきどきしてしまって」
その言葉を肯定するように、とめどなく溢れてくる愛液で答えるタケ。
パンパンと腰がぶつかる音が大きく響く中、グチュグチュという淫靡な音も重なり合う。
眠っているガンライコウが視野に居ることがタケと二人だけでの性交とは違う興奮を呼び起こす。
例え見られてしまっても多少驚かれるぐらいで済むのは間違いない。しかし隠れて交わっているという状況に自分もタケも酔っていた。
「団長様、団長様 私もうイクぅ!イッちゃいます!」
限界が近いタケが悲鳴のような喘ぎ声を上げる。こちらもラストスパートで腰をこれでもかと前後させる。
「ふあああああああ!はあああああああああん!」
最奥を何度もノックし、膣内の収縮でタケの絶頂を確かめるとすぐさま引き抜き、机に乗りかかると脱力するタケの眼前に怒張を差し出す。
「はぁっ!んっ!んぶっ!んっ・・・」
タケはこちらの意図をすぐに察し、口に含むと熱心に舌での奉仕を開始した。
「んふっんっ・・・んっ・・・んぐっんっ・・・じゅぶっ」
自分と出会うまで処女だった身持ちの固いタケが自分の仕込んだ口技で奉仕する。
最初は咥えることもできなかった小さな口は、今では立派に性器に匹敵する蜜壺に育っていた。
その興奮と征服感、上達した舌使いですぐに射精は訪れた。
「んぶっ!んんんんんんんんんんんんんんん!!!」
美しい黒髪のタケの頭を腰に引き寄せ、口内と喉奥の感触を味わう。
苦しいはずのタケはそれを受け入れ、舌でイチモツを包み込むようにして射精を促し、喉を鳴らしながら精飲する。
尽くされる満足感に浸りながら最後の一滴までタケに注ぐとその口淫から解放する。
「はぁっはぁっ・・・団長様のいただきました・・・」
涙目ではあるがうっとりした目でこちらを見上げるタケ。どうやら2度目の交わりも満足してくれたようだ。
そしてガンライコウの方もまだ寝息を立てている。これだけ隣で激しく乱れ合っていても起きないのは少し心配になる。
「んっ、んちゅ、はっはぁっ・・・団長様・・・団長様・・・」
舌の根も乾かないままとはこのことだろう。既に3度目を求める黒髪美人のその舌使いに再び自身が固さを取り戻していくのを感じた。
現代で封印を解かれ、紆余曲折を経て自分の指揮下に入った女傑。戦闘では無慈悲とも言える圧倒的な強さを誇り、決して警戒を解かずに冷淡な表情で害虫を殲滅する。
対して情事では女の
どちらにしても狼狽えるようなことは一度も見たことなどなかった。
もう何度目かもわからないお互いの絶頂の後、ぐったりと横たわるタケの背中を見ていてふと悪戯心が芽生えた。
「はぁ・・・はぁ・・・ッ!?団長様、いけません!」
珍しく動揺を隠せないでいるタケの声。確信を得た自分は更にその悪戯を続ける。
「団長さっ・・・そこは、不浄のっ」
絶頂を迎え、ひくひくと収縮するタケの蕾を指で刺激してみたのだ。
「ああ・・・恥ずかしくて死んでしまいそうです・・・いけません、そちらはいくら団長様でも・・・」
解っている。例え全てを許しあえる夫婦であっても、譲れないものぐらいあって当然だ。
だが、あの『鉄の女』とまで形容されるタケが羞恥に震えているこの状況に興奮するなというのは無理がある。
クリクリと指先で尻穴をいじってやるとタケは腰をくねくねと動かした。
「いやっ・・・いやぁっ・・・」
もう涙声になっているタケのその様子で既にはち切れそうになっている愚息。
嫌がるタケの腰を抱え上げると数回の行為でドロドロになっている秘部に乱暴に突き入れる。
「あああああ!!!」
散々辱められた後にいきなり貫かれたことで簡単に気をやってしまうタケ。
ピクピクと痙攣するタケに更にピストンで責め立てる。
「あっ!あんっ!団長様っ、許してっ」
もちろんピストンだけではない。尻穴への責めも続ける。
こちらも準備もなしに挿入するつもりはない。だから指でくすぐってやる程度だが、タケには十分な様子だった。
「こんなっ、こんなの恥ずかしい!なのに私、感じてしまってっ」
顔が見えないのが残念だが、声だけでもタケが泣きながら喘いでいるのがはっきりと解る。
こちらもあまりの興奮で長くはもたなかった。
「いやぁん、団長様、団長様ぁ!」
もう二桁に届くのではないかという射精にタケと共に震えた。
眼の前が真っ白になる。そのままタケの背中に身を預けた。
「はあっ、はあっ・・・・・ううっ・・・お尻で感じてしまうだなんて・・・」
信じられないといった声でタケが言う。こんなことをガンライコウに知られたら大変だ。
「当たり前です・・・今夜のことは忘れてくださいませ・・・」
決してこちらを向こうとしないタケを愛おしく思い、背中から抱きしめて眠りに落ちたのだった。