※今回の挿絵は ぬゐめ 様より提供していただいたものを使用しています。
素敵なイラストをありがとうございます。
===姉の日===
執務室で一日デスクワークの最中にて
団「ガンちゃん、先日の遠征の経費の書類って」
ガ「それならさっきタケ姉さんの方で見」
団「姉さん!?」
ガ「違ッ」
タ「ええ、違います。私としては『お姉ちゃん』が良かったのですけど」
ガ「姉さんでもかなりの譲歩なのだけれど!?」
タ「許してあげます。ベッドの上では姉さん姉さんと可愛らしいんですよ?」
団「詳しく!!!」
ガ「姉さんやめて!!!」
そんな姉の日
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===姫始め===
正月、タケが遠征で不在中の執務室にて
「団長さん、昨日あの人とシたわよね?」
「聞かなくてもわかるわ。あの人、団長さんとシた後はつやっつやのドヤ顔でいるからすぐわかるの」
「向こうから誘ってきて仕方なかった?そんなことだろうと思ったわ。団長さんがあたしたちに優劣をつけるとも思えないし」
「で・・・あたしにも『姫始め』、シてくれるわよね?あたしだって動きづらいのにわざわざ晴れ着でいるんだから・・・(ごにょごにょ」
「ッ!急に抱きついて、まさかこのままここで!?団長さっ、指ッ!ち、違う!これは期待してたとか、そういうんじゃ、あんっ!」
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===絡繰おでん屋『大造猟(だいぞうりょう)』===
「だーかーらー!(ドンッ」
(酒の入ったコップをテーブルに叩きつける
「らんちょうさんったらオンナの苦労ってもんをわかってないのよ!
ぶっかけられるのはあらしもすきよ?
れも、せーえきって髪の毛についたらとれないんらって!」
「そうですね・・・あれは私も後始末の段階になると気分が・・・」
(片手でコップを持ち、もう片方の手をコップの底に添え、キューッっと言った飲み方で呑むタケ)
「まったく・・・らいたい、ころもがほしいって言ってるんらから
ちゃんとなからししなさいよって話よ!(ゴッゴッゴッゴッ」
「またそのような呑み方をして・・・」
「っかぁーーーーー!おかわりぃ!!!あとがんもどき!ザンセツにもなにかあげて!」
(トクトクトクトクトク・・・カタッ カタッ)
「あ、ダイゾーさん私にも竹輪と大根を。よく染みたトコをお願いします」
(カタッ)
「あえ?タケねーさんは、らいこんすきらの?」
「ええ。まんまるなところが月に似ているので」
「はーっ!やっぱりつきのおひめさまはちがうわねー!
どうせあらしなんかケンザンとしてダメダメで・・・ぐっ・・・ひっぐ・・・」
「はいはい、よくわかりませんけど今夜も長くなりそうですね・・・」
イラスト:ぬゐめ 様
騎士団中庭にたまに出没するおでん屋の屋台。
そこでは騎士団長の妻、両名の姿がたびたび目撃されているのであった・・・
女もつらいよ