あるマンションの一室。
むわぁ♥
甘ったるく淫靡なにおいが立ち込めている。目の錯覚だろうか、一般的な男性の部屋なのに、薄ピンクがかって見える。そんな部屋の中に、ちょこんと小さな少女の姿があった。
彼女の名前は『でかぱい ま〇こ』。
元々はもっとまともな名前であったはずだが、今は思い出すことができない。嫌がらせのように一人称も『でかぱい』にさせられ、しゃべるたびに下品な言葉を発する、下品な存在に貶められてしまっていた。
むわぁ♥
「すんすん……。んんっ♥」
どうやら匂いの発生源は彼女のようだ。140cm程度の体に長い黒髪、可愛らしい顔立ちをしているが、その頬は少し赤みがかって淫靡な雰囲気を漂わせている。最も目を引くのは、その小さな体に似合わない大きな胸だろう。その大きさは日常生活にも支障をきたす程のもので、足元さえ見えているか怪しい。
そんな、まるでエロ漫画から出てきたような姿をした少女は、なぜか全裸である。よく見ると、赤くなっているのは頬だけではなく全身であり、彼女が軽い興奮状態であるとわかる。
「はぁ……、はぁ♥」
それだけではない。彼女の体は全身何かの体液まみれでテカテカしている。一方、そのきれいであろう黒髪はかぴかぴになって汚らしい。
「すぅーー。……くっさぁ♥♥」
クチュ♥
どうやら彼女は浅ましくも自分のにおいに発情しているようだ。
しかし、それも無理はない。彼女は昨日までは男であり、自分が発しているくっさいメスのフェロモン臭にクラクラしているのだ。もっとも、だらしない顔で発情しつつ、その股を愛液で湿らせ、今にもこぼしそうな彼女を見て、男だと思うものは存在しないだろうが……。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「……。え?しゅ、出社!?」
どうやら彼女の頭の中に新たなイメージが流れ込んできたようだ。興奮でゆであがっていた彼女の頭も、突然の日常的な指令に熱を冷まして、彼女を正気に戻させた。
(いやいやいや!こんな状態でできるわけ……。というか『でかぱい』が『でかぱい ま〇こ』だってわかんないでしょ!)
冷静になったからか、様々な疑問が頭をよぎる。しかし、そんな彼女の内面とは裏腹に、体は勝手にクローゼットへと向かっている。
ぺちぺちぺちぺち
たゆん♥ たゆん♥ たゆん♥
可愛らしい足音で、そのバカみたいにでかい胸を揺らしながら歩く。
「んっ♥ くっ、くそ!なんなんだこの胸は……。」
ただ歩いているだけなのに、そのわずかな胸への刺激で感じてしまうことに、いら立っているようだ。
クローゼットの前まで来ると体が突然自由に動くようになった。
(ほんとに出社するのか?というか着る服なんて……。いや、逆らえばどうなるかわかったもんじゃない。)
先ほどの強制全力オナニーが頭をよぎった。
ジワァ♥ クチュ♥
「はぁん♥♥」
余計なことを考えたせいで体が反応したのだろう。彼女の股が湿りを帯びてきた。
「あー、もう!んっ♥、やりゃぁいいんだろ!」
投げやりになったように彼女はクローゼットをバンッ、と開いた。そこには今まで置いてあった服は一つも残っておらず、代わりに色々な女子向けの服?がずらりと並んでいた。しかし、そのほとんどがまともな服に見えない。
「くそっ。人をバカにしやがって!」
彼女はかわいい声で吐き捨てながら、クローゼットに体をねじ込んで服をあさり始めた。
(一着くらいまともなのがあるだろ!)
その姿は図らずも、その姿に似合った可愛らしいものだった。
……。
スク水……却下。
ハイグレ……却下。
スリングショット……却下。
まえばり……。そもそも服と呼んでいいのか?これ?
ポイッ ポイッ ポイッ と、今後お世話になることはないであろう服を部屋に投げ捨てていく。
「んーー。おっ、これなら!」
どうやらまともな服を見つけたようだ。それは一般的な会社員が着るようなスーツセットだった。もちろん女性用だ。
「……ほんとに着ちゃうのか、これ。」
どうやら急に羞恥心が芽生えてきたようだ。超常的な現象を前にやけくそになっていた彼女であったが、ふと冷静になると、自分で女性用の服を選んで着るという状況に恥ずかしくなってきたのだ。
(こんな、自分で女ものの服選んで……。で、でも……、しょうがないし。)
「はぁ、はぁ、はぁ♥」
彼女の息遣いが羞恥で荒くなる。少しつやっぽさが混じっているのは辱められる自分の姿を想像したからだろうか。
「も、もしかしたら男物もあるかも……。」
興奮している自分に気が付いたのか、それとも無意識的な恐怖からか、彼女はスーツを手放そうとした。
「え?あ、あれ、か、体が勝手に」
どうやら逃げの一手は許されないようだ。彼女の体は自らの制御を離れて、Yシャツに腕を通し始めた。
「ちょっ、まって、ブラとか着るもんじゃないの!?」
そんなもっともな彼女の疑問を無視して体はシャツを羽織ることに成功した。
そして、
むぎゅぅぅぅぅぅ♥♥♥♥♥♥
「……え?んほおおおおおおお♥♥♥♥!!!!!」
むぎゅ♥! むぎゅ♥!
「お”へ”ぇ♥、む、むりだからぁ♥♥! お”っぱい”♥ ギュッてしないでぇ♥!!」
考えてみれば当然である。エロ漫画から出てきたような胸が入るまともな服なんて、この世にあるのだろうか。シャツはピンッと伸び切り、彼女のでかすぎる胸を隠すことができない。日々、真面目に働く女性たちの体を守っているシャツに、彼女は拒絶されたのだ。
しかし、明らかに足りていないバストを無視するように、彼女の体は無理やりシャツを着ようと、むぎゅ♥むぎゅ♥と、胸を押し込み形を歪ませる。
グニッ♥ グニッ♥ グニッ♥ グニッ♥
「あ”あ”あ”あ”あ”♥♥♥♥グニグニや”べて”ぇ♥♥こ”わ”れ”る”ぅ♥♥
『でかぱい』のむねぇ♥ こわれちゃうからぁ♥♥」
ヘコッ♥ ヘコッ♥ ヘコッ♥ ヘコッ♥
先程までの冷静な姿はいったい何だったのか、彼女は馬鹿みたいにオホ声を上げている。その大きな胸が形を歪ませるたびに、甘い痺れにも似た快楽の波が襲ってきているようだ。
そして、その言葉とは対照的に、彼女の顔は真っ赤になってだらしなくにやけ、嫌がっているようには見えない。腰は、新たな快楽に歓喜するよう へこ♥へこ♥ と動いており、はたから見れば、半裸で胸を乱暴にもむドMオナニーをしている下品な女がいるだけだ。
むぎゅぅ♥ グニィ♥
ヌチャ♥ クチャ♥ ……むわぁ♥
「ん”ふ”ぅ♥♥ん”ぁ”♥♥くちゃいぃ♥またくちゃいにおいまき散らしちゃうぅう♥♥」
ヘコッ♥ヘコッ♥ヘコッ♥ヘコッ♥
ドMオナニーは止まらない。あまりの快楽に全身から汗が噴き出してきて、辺りに水っぽい音が響くようになってきた。それだけではない、馬鹿でかい胸がこすられるたび、甘ったるく淫靡な香りが噴き出してきて、彼女をさらに興奮させていく。興奮が高まるたび、腰の動きも激しさを増し、無様さに磨きをかけている。
「お”♥お”♥お”♥!お”♥!!」
喘ぎ声のボルテージも上昇して、汚らしい声が部屋中に響き渡っている。
きっとこれは罰なのだろう。こんな変態女が不相応にも、まともな服を着ようとした罰だ。下品にドMオナニーしながら、彼女は理解させられた。これから自分はまともな服を着ることもできずに、くっさいにおいをまき散らして、下品な服を着て生活しなければならない。
ヌチャ♥! ク”チャ♥!
「いやぁ♥、そんなのぉ♥……」
グニグニグニグニ♥♥♥♥!!!!
「き”も”ち”い”ぃぃ♥♥♥♥ イ”く”イ”く”イ”く”♥♥♥♥」
「あ”あ”あ”あ”♥♥♥♥」
ブシャァァァァ♥♥♥♥
どうやら最悪の未来を想像して興奮してしまったらしい。普通の人にとっては恐ろしい想像も、今の彼女にとっては自らを興奮させるスパイスでしかない。彼女の想像を肯定するかのように激しくなった手の動きは、たやすく彼女を絶頂させた。飛び散った愛液はスーツをぐちゃぐちゃに汚し、まともな生活を送れない彼女の状態を表しているよだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ふぅ♥、ふぅ♥、ふぅ♥」
絶頂が合図だったのか、自分が下品な服しか着れないと気づくのが合図だったのか、ともかく彼女はドMオナニーを止めることに成功した。絶頂の余韻で呼吸はまだ荒く、全身ねっとりとした汗でおおわれているが、少しの冷静さを取り戻していた。
(……とりあえずこれを脱ごう)
彼女の体液をたっぷりと吸ったYシャツはぐちょぐちょであり、彼女と同じ甘ったるいにおいを放っている。そんなスケスケな状態のYシャツのみを着ている彼女の姿は何とも扇情的だ。
ヌチャ♥
「んっしょ、すんすん……、ん”お”♥」
無意識に匂いを嗅いでしまったのだろう。下品な声を上げると、せっかく冷静になった頭が発情であったまってきてしまう。
グチャ♥
これ以上はまずいと思ったのか、真っ赤な顔でYシャツを投げ捨てるとそんな音がした。愛液で汚れたスーツ、大きな水音を奏でるYシャツ、これらの要素は自分がどれほど淫らな存在なのかを彼女に実感させた。
体はクローゼットの前から動かない。これから彼女は自分の意思で変態的な服を選ばなければいけないようだ。彼女はゴクリと息をのむと、覚悟を決めたようにまた服をあさり始めた。
「とにかくまずは下着だ、下着を探さないと……。」
先ほどの反省を活かし、勝手に体が服を着ないうちに、下着を探すことにしたようだ。ブラジャーを着るのは正直気が引けるが、歩くだけでたゆんたゆんに揺れる胸を抑えるためには必須である。歩くたびに胸の刺激で股を濡らす生活は御免被るようだ。
「……。ない、ない、嘘だろ。」
しかし、どれだけ探してもブラは見つからない。それどころかショーツさえ見つからない。当然男の頃に着ていたパンツも消え失せている。今度は正真正銘の焦りで汗が出てくる。
「ま、まずい。」
あきらめるわけにはいかずクローゼットをより探索すると、カチャン……、という音が足元から聞こえた。確認しようと下を向くが、見えるのは乱暴にされて、少し赤くなった馬鹿みたいにでかい胸だけである。
むわぁ♥、と甘ったるいにおいを放つそれに、「んぁ……♥」、と軽く喘ぎながらも、藁にも縋る想いで足元を探る。すると、さらさらとしたさわり心地の布のような感触があった。
(も、もしかしてこれって……下着だ!)
彼女にとって、それは地獄に垂らされた蜘蛛の糸であり、久しぶりに嬉しそうな顔を見せた。この際、どのようなものでも受け入れるつもりではあったが、確認をしない訳にはいかず、その布を目の前に持ち上げた。
「は?なに……これ?」
つかんだ蜘蛛の糸の正体は黒い『紐パン』だった。それもただの紐パンではない。あそこへの接触部分は数珠のような素材でできていて、それがカチャンという音を鳴らしたのだろう。いわゆる『パールショーツ』というものだった。こんなものを履いてしまえば、ただでさえ発情しやすい彼女は常に愛液を垂れながし、所かまわずマーキングするド変態になってしまう。
(ど、どうする……?でも、こんなの履いちゃえば……♥)
くちゅ♥
彼女自身も、これを履けばただでは済まないことを理解しているのだろう。その証拠に彼女の股は期待するかのように愛液を垂らし始めた。
そして、そんな体の期待に応えるように、彼女の体はまた勝手に動き始めた。
「あっ、ま、まって!まってぇ♥ち、ちがうの!着ようなんて思ってないからぁ♥」
彼女の体は、まるで普段から履きなれているように慣れた手つきで紐を股に通していく。馬鹿みたいにでかい胸のせいで下半身は見えていないだろうに、パールの部分は彼女の濡れたま〇こにピッタリと照準を合わせていた。そして、ゆっくりとショーツを持ち上げていく。
「やだ!やめてぇ……。やだ♥やだ♥やだ♥」
どれだけ拒否しようとしても、彼女の意思に反してショーツは持ち上がっていく。下半身は相変わらず見えはしないが、足元の感触からパールがま〇こに近づいてきているのが分かり、焦らされているような感覚に陥る。
スゥー……。 クチャァ♥
「あぁん♥」
接触すると、ひんやりとした感触とともに甘い快楽が彼女の体を駆け回った。焦らしによって熱くなった体と、ひんやりとしたパールのギャップに思わず声が漏れてしまう。
ビクッ♥ ビクッ♥
「……ん”ん♥、はぁ、はぁ……。んぁ♥」
甘い快楽が引くことはない。どうにか快楽を逃がそうと ビクッ♥ と、腰が痙攣するが、むしろパールは彼女のま〇こに食い込んでいき、快楽を強めていく。
ビクッ♥ ビクッ♥ ビクッ♥ ビクッ♥
「む、むりぃ♥これむりぃ♥!く”い”こ”み”や”は”い”♥!とってぇ、と”って”と”って”ぇ♥!」
ビクッ♥ と、腰が揺れるたびに高まる快楽。その快楽でさらに揺れる腰。操られていないにもかかわらず、彼女の腰は自らの制御を離れ暴走していた。もちろん彼女は、根本の原因であるショーツを脱ごうと、自由になった手を伸ばすが、ショーツに触れようとした瞬間に、手がはじかれたように跳ねて触ることができない。どうやら脱ぐことを禁じられたようだ。
ビクッ♥ ビクッ♥ ビクッ♥ ビクッ♥
「く”ち”ょお”ぉ♥と”ま”れ”♥!こ”し”と”ま”れ”♥!ビクビクや”め”ろ”ぉ♥!」
ピチャ♥ ピチャ♥ ピチャ♥ ピチャ♥
「あ”っ♥あ”っ♥あ”っ♥あ”っ♥」
ショーツを脱ぐことをあきらめた彼女は、せめてもの抵抗として、暴れる腰を抑え込もうと腰に手を当て力を籠めるが、彼女の細腕では当然止めることはできない。高まる快楽は愛液となってあふれ出ており、腰の痙攣に合わせて周りに飛び散っている。
大声で喘ぎながら、腰に手を当てビクビクさせ、愛液を周りにまき散らす。そんなパールショーツを履いた彼女の姿は、まさに変態としか言いようがなかった。
「とまれぇえええ♥♥♥♥♥」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「んほぉ……♥、……んふぅ♥」
どれだけの時間がったたのか、ようやく快楽が収まってきたようだ。まだ多少の快楽はあるようだが、先ほどのものと比べると耐えられるものなのだろう。「はぁ♥はぁ♥」と、肩で息をしながら、何とか呼吸を整えている。
むわぁ♥
彼女の周りは飛び散った愛液や汗によりとてつもないにおいを放っている。甘ったるく淫靡なその匂いはしばらく取れることはないだろう。部屋に蔓延している淫臭は、さらにその濃度を上げており、おそらく部屋の外にも漏れ出している。彼女の変態絶頂マーキングによって、部屋の外に対して「ここにド変態がいますよ♥!」と常にアピールしている状態になった。
結局パールショーツは脱ぐことはできなかった。どうにか脱ごうと試みるが、ショーツに手が触れる直前体が動かなくなってしまう。これ以上無理に脱ごうとすると、どのようなペナルティが課されるか分からない。彼女は股に硬い感触を残したままクローゼットを漁る。少しでも受ける快楽を減らそうとガバッ♥、と股を広げたその姿は、このメス臭い部屋の主にふさわしい変態的なものだった。
ガサゴソ、とクローゼットを漁る音が響く。ポイポイ、と彼女は服を散らかしていく。はじめはただの男部屋だった彼女の部屋は、変態的な服で装飾され、かたずけができない女の部屋のようになっていた。しかし、どれだけ部屋を散らかそうがまともな服が出てこない。
「はやく、はやくしないと……。」
それは恐怖か、それとも期待か、ドキドキと心臓の鼓動が早くなっている。このまま服が決まらないままでいるとどうなってしまうのだろう。そんな思いが彼女を支配していた。そんな中、とりわけ酷い服が出てきて思わず固まってしまった。
「あっ」
そう、固まってしまったのだ。気が付いたときには体の自由は奪われ、ほかの服のように投げ捨てることはできなくなっている。彼女が手にしているのはメスガキが着ているような『キャミソール』だった。肩にかけるための細い紐、胸がギリギリ隠せる程度の丈しかない体の部分、そしてその中心にデカデカとプリントされてある勃起した陰茎、背中部分には可愛らしい字体で「I♥チ○ポ」、と書かれている。
「ねぇ……、無理だから。こんなの絶対無理だから!」
絶叫する。どうにかそれを手放したくて必死に自分の手を開こうとするが、ギュッ、と握ったまま離さない。体は勝手に動き、今からこれを着るんだぞ、とでも言うようにキャミソールを目の前に掲げている。プリントされた陰茎が視界を占める。無駄に精巧にプリントされたそれは大量の恥垢をまとっており、むわぁ♥、と匂いを放っているかのように錯覚させる。
「み、見せつけんなぁ♥……すんすん。んほぉ♥!」
けっしてキャミソールは匂っているわけではない。彼女が自分のにおいに興奮しているだけだ。しかし、そこには彼女が恥垢まみれの陰茎を見て匂いを嗅ごうとしたという事実があった。
ヘコッ♥ ヘコッ♥ ヘコッ♥ ヘコッ♥
「あっ♥ま、また粒粒がおま○こにぃ♥」
腰をヘコヘコさせてパールショーツにま○こを擦り付ける。弱まっていた快楽が再び高まっていくのを感じる。目の前には陰茎。目をそらせない。
(ふと、なが。)
キュン♥
(カリでか、くさそう。)
キュン♥キュン♥
(もし、こんなの、はいっちゃったら。)
キュン♥キュン♥キュン♥
「 」
彼女の頭の中で、誰かが侵されている。
「はぁ♥はぁ♥はぁ♥」
パンッ♥パンッ♥パンッ♥パンッ♥、と激しくおち○ぼが打ち付けられている。
「あっ♥」
けだもののような喘ぎ声も聞こえる。なぜか聞き覚えのある声だ。
「うそぉ♥」
ブルン♥ブルン♥、と大きな胸が揺れている。
「ちがう♥ちがう♥ちがう♥」
幸せそうな顔をしている。そうか、あれは……
「んほぉおおお♥♥ イクイクイ”ク”ゥ♥♥♥♥♥」
ブシャーーーーーーー♥♥♥♥♥♥♥♥
妄想の中の人物は彼女自身だった。あの下品な声や姿もすべて彼女自身だ。昨日まで男だったのに、でかくてくさそうな巨チンの写真を見てたまらなく興奮したのだ。
ヘコッ♥ヘコッ♥ヘコッ♥ヘコッ♥
「イ”ク”ッ♥♥ ち○ぽみながらイ”ク”ゥ♥♥」
女の体になって初めて見る陰茎は、数々の辱めを受けボロボロになった彼女の理性を簡単に打ち壊した。ヘコヘコ動く腰は体が勝手に動いているのか、自分で動かしているのかすら分からない。ただ、目の前にある陰茎に熱烈な視線を向けているのは彼女の意思であることは確かだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あっ……。」
いつまでもち○ぽを見ながらオナっていたからだろうか、体が勝手に動きキャミソールを着た。目の前から愛しのち○ぽが消え、おもちゃを取られた子供のような声を上げた。しかし、問題はない。
「あはぁ♥」
下を向くと、恥垢にまみれた亀頭が胸に乗るように顔をのぞかせていた。足元が見えないほどのデカパイによって服が持ち上げられ、中央にプリントされていた陰茎が見えたのだ。快楽で呆けているのか、彼女は満足そうににへらぁ、とだらしのない笑みを浮かべて亀頭を眺めている。また侵される妄想でもしているのだろう。
そんな呆けている彼女の意思とは無関係に、体は散らばった服の中からスカートを抜き出すと、サッ、と装着した。スカートというのは名ばかりのそれは、おしりもま○こも、彼女をいじめるパールショーツさえ丸見えである。むしろ、ひらひらという動きで強調させてさえいる。
「むふぅ♥、むふぅ~♥ ん”ぉお”♥」
体は勝手に玄関へ向かっていく。玄関にはずらりと買った覚えのない女性用の靴が並んでいる。その中から可愛らしいヒール付きのサンダルを履くと、ガチャ、とドアを開けた。新鮮な空気が部屋の淫臭を一瞬だけ吹き飛ばす。風は少し冷たく、触れたものの目をそっと覚まさせるようなさわやかさだ。彼女も例外ではない。
「!?で、でかぱいはなにを……。」
ようやく気が付いたようだ。妄想の世界から現実に引き戻されると、そこはすでに玄関。あけ放たれた扉からは朝のあたたかな日差しが入り込んでいる。チュンチュン、と雀の鳴き声が近くで聞こえる。そんな穏やかな朝の一幕の中に異質なものがいる。
メス臭いフェロモンをむわぁ♥、と纏う小さな体に、エロ漫画のようなでかい胸、丸出しのおへそ、勃起した陰茎がプリントされた服、裏には「I♥ち○ぽ」の文字。かぁぁ////、と羞恥で顔が赤くなったのが分かった。
「や、やばい。へ、部屋に戻るぅ!」
あまりの羞恥に耐え切れなくなり、部屋に引き返そうと振り返る。しかし、そんなこと許されるはずもない。
「あっ……。」
体が固まり、勝手に動き出す。脇を見せつけるように両手を上げ頭の後ろで組み、ガバッ、と足を開いてかかとをくっつけてしゃがみ込む。
クチャ♥
「んぎぃ♥」
パールショーツがま○こに食い込む。空いたままの玄関を気にして声を抑えようとするが、どうしても汚い声が漏れてしまう。
(だめだめだめだめ!終わる!人生終わる!)
頭に流れてくるイメージは最低なものだ。無駄だと知りながら頭の中で拒絶する。そんな彼女の心を無視して体は大きく息を吸い込んだ。
(あ♥、もう終わってたんだ……♥)
そして、
「い”って”き”ま○”こ”ぉぉぉぉおおお”お”!!!!!♥♥♥♥♥」
今日一番の声で、高らかに宣言した。