ようやくサブキャラ衣装コンプでアイテム図鑑も98%だ!
残り2%はどこなんですかね
ここからオリジナル展開が爆発していくから妄想力に祈りたい
ヴェリアプールを出た船は、最初こそ穏やかな波に揺られて順調に進んでいたが
運悪く物語冒頭でも見かけた亡霊達と邪神の眷属に狙われてしまった
「お前の存在を忘れてた訳じゃ無いけど…本当にツイてないな」
「もう邪神は討伐されたんだから、大人しく眠っててくれ」
亡霊達を蹴散らし、あの頃のように邪神の眷属の前に立つ
聖剣も、頼りになる仲間が居なくとも…俺の手には人を喰らう神々と戦い抜いたアーティファクトがある
神の眷属程度に負ける訳にはいかない!
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「すみません、もう起きていますか?」
「早く起きなさい、いつまで寝てるのよ」
朝になっても彼が部屋から出てこない事に気付いた2人は、彼の部屋をノックしたが…反応が無かったのでドアを開けて部屋に入った。
しかし彼は不在で、部屋には壁に立て掛けられた聖剣オウドラゴンと幾つかの強力なアーティファクト、机には様々な書類が並んでいた
「これは…私の名前が書かれた平民資格証…と、この家と土地の権利書…?どうして…」
「聖剣まで置いて行って…これは、あの人が書いた手紙かしら」
彼が書いたであろう手紙には
『何も言わずに出て行ってごめんな、この島を出て外の世界を冒険してみたいと思ったんだ』
『出発する前に、2人との奴隷契約を解除して、必要だと思った物を揃えたんだ。ファノが平民としてこの国で生きる権利と、島で暮らして行けるようにこの家と土地の権利を』
『トルテにはアーティファクトを幾つかと、今まで使わせてもらった聖剣を返すよ。マスターとしての契約もオウラに頼んで解消してもらったから、トルテが契約すれば使えるはずだ』
『俺が2人を奴隷として扱った事実は変わらないけど…2人の身体には手を出さなかったんだし、これで許してほしい』
『今まで、本当にありがとう…元気でな2人共。2人が居たから俺は最後まで戦う事ができたんだ。今度は俺みたいな悪い男に捕まらずに、どうか幸せになってくれ』
「何よそれ…ようやく好きになれそうだったのに、これまでの事を許してもらって、仲良くなりたかったのに…黙って出て行くなんてっ…そんなの、ひどいわ…」
「あの人はっ、ずっと私達を気にかけてくれたのに…私は、何も返せないまま、こんなお別れだなんて…あんまりですっ…」
私達は、ずっと彼の事を嫌っていました
この帝国での奴隷の主人が当たり前にやっているような、人を人とも思わない扱いを…彼は決して行わずに、どんな時も私達を一人の人間として扱ってくれていたのに
少しでも私達から歩み寄ろうとしていれば…
私達が嫌がる事は絶対にしないと分かっていたのに、不信と恐怖で彼を避けていなければ…
どんなに後悔しても、彼は帰って来ないでしょう…もう二度と、会えないかもしれません
「手紙は昨日書いた物でしょうし、まだ遠くには行ってないかもしれないわ…探しにいかないと!」
「あの人は、1人になる事を望んでいるんじゃないんですか…?探しても…また拒絶されたらっ、私はっ…!」
「ファノちゃん…分かったわ。今日はゆっくり休んで、また明日…どうするか一緒に考えましょう?」
私達は、今日はもうお休みにしました
彼が居ない家は…何処か寂しくて、でも私達はずっと彼にこんな思いをさせていたと思うと…更に居た堪れなくなります
私は…仕えるべき方を2人も失って、立派な家と土地を与えられて…どうやって生きていけば良いんですか…?
「あなたは、何処に居るのですかっ…」
ベッドに倒れ込んで、彼の事を思い浮かべて、また泣いて…そのまま泣き疲れて眠ってしまいました
そして…私達は夢を見ました。
その夢は彼と出会った瞬間から始まりました
警戒してる私達に贈り物を渡して、きっと悪い人じゃないんだと心を許して、お互いに信頼しながらラビリントスを攻略する夢
まだ弱かった3人は、お互いに支えあって障害を超えていき…時折彼からエッチな事を提案されて、それを受け入れたり、私達も彼に積極的に迫りながら、愛を深めていき
彼、いいえ…ご主人様からプロポーズされて、それを喜んで受けた私達が指輪を受け取る姿を見ていました
今、私達の左手にある指輪と…同じ物を。
結婚した私達は幸せな初体験を迎えて、たまに2人でご主人様とセックスしたり、2人で一緒にご奉仕もしてみたり
それから…ご主人様と2人きりでクエストに向かい、それぞれの決意を持って新しい衣装を纏ってご主人様とより強く、深く結ばれ合っている私達の姿を見ました。
ご主人様の家で暖かくて幸せな日々を過ごしながら、物語は終幕に向けて進み…ラビリントス深層での激戦や神様達の世界で死闘を繰り広げて強くなった私達の傍で
今まで見た事のない強い力を放つ聖剣を振るうご主人様が、邪神パルファドールにトドメをさして世界を救って
私達はお互いを労って、愛を囁き合って物語は最初から最後まで幸せなまま幕を下ろす…今の私達と大きく乖離した幸せな世界の夢…
ですが…ある日、夢の中の世界でご主人様は願いました。
私達から嫌われても良いから、また新しくやり直したいのだと
信じられない思いでいっぱいです、ご主人様も私達も全員幸せだったはずの世界は
ご主人様自身の願いで…また最初からになりました。
そして、新たな世界は私達が生きている世界での出来事を辿って行きました…あの幸せな世界の名残りは、ご主人様からいただいた指輪として、今も私達の左手に残っていたんです。
私達は…この夢を通して全てを思い出しました。
同じ夢を見ていた私達は、居ても立っても居られずベッドから飛び起きます
「…ファノちゃん、ご主人様を探しましょう。私達を捨てて出て行くなんて絶対に許さないんだから!!」
「はい、トルテさん…ご主人様を連れ戻しましょう!もう離れたりしないように、縛り付けてあげるんですから!!」
私達から離れて、1人だけ幸せに生きるなんて…絶対に許しませんっ!!
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亡霊と邪神の眷属をなんとか撃退したものの、船は限界を迎えて、舵が動かなくなったようだ…
奇跡的に、近くにあった観光地にもなっている島に船は座礁してくれたようで、そのまま俺と生き残った船員達は島に降り立った。
とりあえず新しい船の目処がつくまで生活する事に決めて…今日も生きる為に島の桟橋で魚を釣る。
(せっかく旅に出たのに、あんまりヴェリアプール島から離れる事ができてないな…)
「兄ちゃん見ない顔だね、どこから来たんだい?」
「ヴェリアプールから来ました、乗ってきた船がダメになってしまって…なんとか食料でも確保しなくては、と」
「へ〜、あのヴェリアプールから。だとしたら相当腕が立ちそうじゃないか、もし島に魔物やダンジョンが出たら頼むよ」
「任せてください、戦いには慣れてるんで…よっ、と」
ウキが沈んだ瞬間竿を振り上げる
340cmのマグロだ。立派な食料が手に入って嬉しい
「この桟橋でそんな大きい魚が釣れるのは初めて見たよ…面白い兄ちゃんだなぁ」
「この釣り道具がおかしいんですよ、たぶん。」
騎士服トルテイベントの音楽が良すぎて執筆中ずっと聴いていたい今日この頃