秋は妖狐淫刀の季節物妄想の予定だと言ったね。
ご主人様組のハロウィン季節物を片手にお気に入り登録してくれた読者さんを奇襲するよ
紅葉が色付いたらまた会おう
ヴェリアプールにもハロウィンの概念があるなんて聞いた事も無いが、街に溢れたカボチャの置物や変装してる住民達を見るに本当にハロウィンがあるんだな…
「すみません、お菓子を幾つか買いたいんですが…」
「すまないね兄ちゃん、今日はお菓子はどこも売り切れてると思うよ。街全体でどういう催しがあるかは知ってるだろ?」
「やっぱりそうですよね…まいったな…」
まともなお菓子はトルテとファノにあげてるから何もないんだよな…媚薬入りお菓子はいくらでもあるのに。
媚薬だけ無くす方法なんかあるわけないよなー
「見つけましたわ、お兄ちゃん!トリックオアトリート!」
「仮装可愛いね、よく似合ってるよベアヒルダ。それじゃ、媚薬入りのお菓子か悪戯か好きな方を選んでくれ」
吸血鬼の衣装を身に纏ったベアヒルダが現れた。
とてもかわいい。勝てない。
「お兄ちゃんったら、そんなものを私に食べさせてエッチな事をするつもりですのねっ!」
「その誘いに乗りたいところですが…あの2人の逆鱗に触れたくはありませんの。ここはイタズラにしておきますわ!さぁ…首筋を曝け出しなさいな!」
「お好きにどうぞ…いてっ!」
「ちゅー、ちゅー、ぷはっ…ふふん、お兄ちゃんのMPはいただきましたわ!それではごきげんよう!」
血を吸うフリかと思いきやMPを根こそぎ吸われていった…何でもありだな天才魔術師め。
さて、これ以上ヴェリアプールの愉快な住民達に襲われる前に自宅に逃げ帰ろうか
・・・・・・・・
転移石を使用して自宅に転移すると、内装がハロウィンになっている…!自宅にも安全な場所は無かった…!
「お帰りなさい、ご主人様。もうすぐ食事の用意ができますから、良い子に待っててくださいね♪」
「あら…今日の散歩は早かったわね、ご主人様。それで、私達の仮装はどう?可愛いでしょう?」
「2人ともめちゃくちゃ可愛いよ。自宅もこんな風になってるし、ほんとすごいね…」
トルテは魔女のような衣装を着て箒を構えており、ファノはマミーのコスプレで包帯だけを身に纏って…
あぁ、ダメだ。それはさすがにエッチすぎる。ファノの体つきでそんな姿をしてたら俺の理性が消し飛んでしまう
「むっ…ご主人様〜?ファノちゃんの方ばかり見過ぎよ。私の姿もちゃんと見なさいっ」
「と、トルテもよく似合ってて好きだよ。これからは魔法職も触れてみるか…?」
「やっぱりこの衣装は失敗だったかしら…」
少しやきもちを焼いたトルテとじゃれついていると、食事の用意が終わったファノに止められた。
夕食はカボチャ尽くし…ハロウィンに気合いが入り過ぎてる。
食事と入浴も済ませてあとはベッドに3人並んで寝るだけなのだが、自室に入った瞬間2人の雰囲気が一変した。
「それじゃあご主人様…♡トリックオアトリートよ」
「と、トリックオアトリート…!お菓子をくれなかったら、2人でご主人様に悪戯します…!」
「そう来たか…はい、いつものお菓子だよ。これで今夜は見逃してほしいな」
2人は呆気に取られた表情で俺が手渡した媚薬入りクッキーと媚薬入りキャンディを見つめている…
次の瞬間、2人は同時にそれを口にした!!
「はーっ…♡♡♡ご主人様ぁっ!♡♡♡さすがにそれは、誘ってると見ていいわよねっ…♡♡♡うふふっ♡♡ご主人様がその気なら、私達が搾り取ってあげるわっ…!♡♡♡♡」
「はぁ…っ♡♡♡んぅ…っ♡♡♡おどかすだけでっ♡♡軽いイタズラで済ませようって♡♡♡トルテさんと話してましたが♡♡♡ご主人様から求めてくださるなら…っ♡♡♡応えないと、いけませんよね…?♡♡♡♡」
俺は致命的な間違いを選んだ事を本能で理解した。
もはやベッドの上で2人の妻から朝まで愛されるしかないのだ…そうして回復の為に一日が潰れていく未来が見える
「な、なぁ、一旦落ち着いてくれよ2人とも…お菓子をあげたんだからさっ!イタズラなんてしないよなっ…!」
「ええ…イタズラなんてしないわ…♡♡♡」
「私達はお菓子を貰いましたから…♡♡♡」
「これから、夫婦の時間が始まるだけよ♡♡♡」
「今日もいっぱい愛し合いましょうね…♡♡♡」
「ま、待っ…!むぐぅっ……〜〜〜ッッ!!?」
いつもの、幸せな日々を彩る賑やかな一幕だ。
とりあえずこんな感じで良いかぁ!