数年ぶりにサキュラプのMOD更新したら全く知らないサキュラプになったわい…でも書き始めたものは仕方ねえ、このままいくよ!
クロスオーバー先のMODサキュラプを遊んだ事が無い人にはちょっと理解できない内容だと思うけどごめんなさいね!
すでに満喫したロウラット君達からは怒られてビンタされちゃうかもしれない内容だけどごめんなさいね!
でもこういうのが読みたいから書くよ!!!
何も見えない真っ暗な視界の中、いつからあったのか分からない柔らかくて良い匂いのする枕に顔を預けていると
誰かに頭を撫でられているような心地良い感覚が流れてきた。
「ご主人様、ご主人様…起きてください。早く起きないと、わるーいメイドさんの手で…甘い夢の奥に引き摺り込んでしまいますよ」
「…うん…ちゃんと起きるから変なことするのやめて…!?」
跳ね起きて辺りを見回すと僕の知らない景色が広がっていた。そして目の前には、僕を膝枕していた誰かが…
吸い込まれそうな空色の髪と瞳、小さな角と悪魔のような翼と尻尾をもつメイド姿の女性…え…?いや…まさか…そんな事ある?僕ってばまた転生したの?
「くすくす…♡これが、鳩が豆鉄砲を食ったような顔…というものでしょうか。おはようございます、ご主人様♪」
「おはよう、ございます…シルクレディ、だよね…?」
「はい♪ご主人様のシルキィですよ♡」
僕の力、今まで扱ってきた装備、道具や技の源となるゲーム、Succubus RhapsodiaのMODキャラクター…シルクレディ
彼女は僕が転生したLustGrimm Againの世界に居るはずがないのに
「ふふっ…外の世界を生きるご主人様の事は、いつも次元を隔てた先にしか見られなかったものですから」
「こうして同じ場所で会話する事ができて、大変嬉しく思います♪」
「本当に僕が契約したシルキィなの?」
「信じられませんか?でしたら……最後にご主人様がご立派様を慰めていらっしゃったのはマザーハーロット様の○○○○で〜(ピー)を(ピー)されて※※※〜」
「待って待って待って!!信じます!貴方は僕のシルキィです!!」
「くすくす…♡♡信じていただけて何よりです♪」
本当にあの頃画面越しに可愛がっていたキャラクターなのであれば、こうして対面できたのはとても嬉しいんだけど
前世、それもゲームの話とは言え……幾度も子供を産ませたお嫁さん達を置いて去って行った挙句色んな女性に手を出してる最低な夫だよ…かなり気まずいな…
「……ご主人様が私達を捨て、異世界の様々な女性にコナをかけている姿を見ていると…この場で押し倒して貴方が居るべき世界をその身体におしえて差し上げたい所ですが…」
普通に思考を読んでくる…うちのメイド怖いよぉ…
「ご主人様が分かりやすいだけです。…このまま会話を楽しむのも良いのですが、そろそろご主人様の抱える疑問を解消しましょうか」
「そうだね…僕は、どうしてここに…夢世界に居るんだ?」
よく思い返して見ると、僕とシルキィが居る場所は『 浅き夢の瀬 』だ
僕自身が言ってしまえば異物だから、死んでもグリム化せずに別の世界へ渡ってしまったのだろうか。
「ご主人様のお身体は変わらず彼方の世界にありますのでご安心を。プリマリ様の治療を受け、回復の為に深い眠りについています」
「今、ご主人様がこの場所に居るのは様々な偶然が重なった結果によるものです」
「偶然が重なった結果……」
『そうね。現実世界とは異なり、悪魔の手で改編され更には別の悪魔の手で異世界にまで無理矢理繋がってしまうような不安定な童話の世界…』
『そこに貴方が夢世界の力を何度も使ってしまったから、私達の夢世界と貴方に繋がりが出来てしまったのよ。』
シルキィとはまた違う女性の声が聞こえ、そちらへ顔を向けるとイマジナリーフレンドの姿があった
いや、違うっ!これまで相対した悪魔達に感じたような、人とは異なる異質な気配は…1人しかいない!
「オーバーマインド!」
『こうして顔を合わせるのは初めてになるわね…ん〜、ぎゅーっ…♡うふふっ…相棒兼お嫁さんを放っておいて元気にしてたかしら♪あなたの活躍はずっと観ていたけど、出逢えるなんて思いもしなかったわ♡』
「まさか相棒とこんな風に話せて、触れる事ができる日が来るなんてっ…!」
あのゲームを遊んでいた頃、どんなに強い夢魔を前にしても隣で助けてくれた相棒と抱き合う
もう一度転生でもしなきゃ叶わない夢のような出来事だ。彼女は確かに僕の目の前に居る…!!
「…ご主人様ぁ…?私の時と反応が違い過ぎませんか?シルキィにもご主人様を隣で支えていた時期がありますよ…?」
「アッ、えっと、そのっ!さっきは気が動転してたからっ!シルキィにも会えて本当に嬉しいよ!!」
オーバーマインドから離れ、笑顔で腕を広げているシルキィと抱きしめ合う…いたいいたい力強ッッ…!
振り回される僕をオーバーマインドは愉しそうに眺めている…
「はぁっ…♡こうしてご主人様と抱きしめ合っていると、もっと離れたくなくなってしまいますね…♡本当に悪いご主人様です…♡♡♡貴方をこのままずっと繋ぎ止めてしまいたい…」
「ごめんね…シルキィ。僕にしかできない、僕がやらなきゃいけない事があの世界にあるんだ…すぐに帰らないと」
「承知しています。本当は、あんな危険な場所に居て欲しくありませんが…」
「これからは私が頑張るご主人様を支えます。貴方のメイドとして……お口、失礼しますね……んっ…ちゅっ♡♡」
口付けと共にシルキィから力が流れ込んでくる…
マグルートは【サーヴァントコール】を習得した!
「はむっ…♡ちゅうっ♡じゅるるっ♡♡ぷあっ……いつでも私の事を呼んでください…シルキィは、永遠に貴方だけの従者ですから……ふふ♡初めての夢魔とのキス。ご主人様…いかがでしたか…?♡♡」
「はぁっ…とっても情熱的だったよ…危うくシルキィに溺れるところだった…」
「うふふ♡嬉しいです、ご主人様…♡♡もっと…『そこまでにしなさい』むぅ…」
『これからあなたが戦うのは淫魔とは比べ物にならない力を持つ悪魔よ、私も力を貸してあげるわ。ほら…こっちを向きなさい…♡ちゅうっ…♡♡』
シルキィだけでなく、オーバーマインドからも力が流し込まれる…
マグルートは【全ては夢】を習得した!
『じゅるぅ♡れろっ♡ちゅううっ♡♡んぁっ…これでよし』
「んぐっ…ぷはっ、このキスは必要なの…?」
『別に必要無いわ。せっかくだし、私達に少しくらいご褒美をくれてもいいでしょう…?♡』
「くすくす…♡私達はご主人様が好きで好きで仕方ありませんから♪」
シルキィから受け取った力は何度でも使えそうだが、オーバーマインドから受け取った力には何か制限がかけられているようだ
『強大な力はただでさえ不安定な世界にどんな影響をもたらすか分からないから、私が助けられるのは一度だけよ。』
「十分過ぎるよ。2人ともありがとう、必ず勝ってみせるからね…それで、僕はどうすれば帰る事ができるのかな」
「今のご主人様は夢を通してこちらへ渡っている状況ですから、彼方の世界を強く思いながらお休みなさると帰れますよ」
『私達に会いたくなった時は、帰る時と同じように寝る前にこの世界を思い浮かべなさい』
『…このままホームでおやすみしてさようなら。なんてつまらないわね』
2人は目を合わせると、僕の方へゆっくりと近寄って来る…
「私たちの身体に抱かれて眠ってしまうまで…愛し合いましょう?ご主人様♡♡でも…あまりに早く気を失ってしまわれた時は、そのままお持ち帰りしてしまいますから♡♡♡」
『その時は諦めてここに住むといいわ♡♡これまで盟約してきた夢魔達は全員、あなたにご執心なんだから…♡簡単に帰れるとは思わない方が良いわよ♪』
「本気で世界がヤバイからさ、どうかお手柔らかにお願いしますっ」
『「もちろん、手加減無し♡♡」』
このあとメイドと相棒にめちゃくちゃ搾り取られた…
・・・・・・・・・・
「あひ…もう出な…んぁ?…ハッ…!!」
目が覚めたらはじまりの家のベッドの上だった…かろうじて夢世界堕ちは避けられたようだ。2人の優しさに感謝しよう
身体の具合を確かめていると、僕が起きた事に気付いたのか真っ赤な少女が部屋に飛び込んで来た
「マグルート君!目が覚めたの!?身体は大丈夫!!?何処か痛いところはない!!?」
「うわあっ!?大丈夫!大丈夫だから!落ち着いて赤ずきんちゃん!!」
「良かったっ…!生きてて良かったよぉ…!ううぅぅ…私のせいで…こんなことになって……ごめんね…マグルート君…痛かったよね……」
「心配かけちゃったね、ごめんよ」
泣きながら抱きついてくる赤ずきんを安心させるように優しく撫でる…
彼女が落ち着いてきた頃、僕を治療してくれたプリマリさんがやってきた
「マグルートさん、無事に目が覚めたようですね…安心しました」
「ありがとうございます、プリマリさん。おかげで助かりました」
「礼を言うのは私達の方です…!マグルートさんには感謝してもしきれません……」
「赤ずきんさんを正気に戻してくれただけでなく、私たちの為にこんなにも身を挺してくれたのですから……」
「まだ早いですよ、倒すべき敵が残っているんです…悪魔の元へ向かわないと」
事態はまだ解決していない。ラストリーパーが居る限りこの世界がどうなるか分からないんだ
このままベッドの上で安静に過ごしている暇は無いはずだ
「…だめ、だめだよマグルート君……!今度こそ、死んじゃうかもしれないんだよっ……!?これ以上マグルート君に何かあったら!私っ…!!」
「落ち着いて、赤ずきん…僕が行かないともっと酷い世界に書き換えられてもおかしくないんだ。僕も、赤ずきん達登場人物も、人間達も…最悪な末路を迎えるかもしれないんだ」
「それでもっ…!ふぐ、うぅぅっ…!!怖いよぉっ…」
「泣かないで赤ずきん、僕はもう負けないし死なないよ。…夢の中でね、頼れる仲間達に力を貰ったんだ…必ず、悪魔を倒してみんなを助けるからね」
「ううっ…何それ…!やっぱりダメージが大き過ぎたんだよっ…!!マグルート君ちっとも治ってないっ…」
「いや、まぁ…信じる方がおかしいよね、こんな話……【イリス・フラウ】っと……よし、身体はちゃんと動く。ここでプリマリさんと良い子で待っててね、赤ずきん」
回復魔法で身体をしっかりと癒し、出発の準備を整える…この先にいる敵はどれも強力だ、気を引き締めて行こう
「行ってきます。プリマリさん、赤ずきん」
「ここの事は任せてください、マグルートさん…ご武運を祈っています!」
「行ってらっしゃい……また会えるって、信じてるよ…マグルート君……!」
家を出てワープスクロールを開き、ハーモニアの町へ飛び北へ進み続ける…
上級淫魔が彷徨う平原を抜け、かつてプリマリさんが訪れた家に入ると…そこには宇宙のような異空間が広がっていた。
「あははっ♡出会っちゃったわね♡「絆創膏を服扱いしないで!」ふあぁぁっっ!!?♡♡♡」
「ダンスショーの始まりよ…♡特等席で「待って、今そのポール何処から出したの」それがお姉さんにも分からないのよ。必要な時に傍に生えてくるのよね」
「あらぁ、ボウヤはひとり?お姉さんと一緒に「おばけだあっっ!!」ちょっ、待ちなさいボウヤッッ!?おばけだけど怖くないおばけだから!!!」
「あらあら、こんなところまで来ちゃったみたいですねぇ…?」
「私達がたっぷり遊んであげますからねぇ…♡」
「牛娘姉妹っ…!?やっぱり乳の味にも違いがあるのだろうか…」
「どちらのおっぱいが美味しいか決めてもらいましょうかぁ♡」
「姉よりおっぱいが美味しい妹なんて存在しないんですぅ♡」
今まで見たことのない淫魔達を退け、ようやく悪魔が待っている最奥までたどり着いた。
「よくここまでたどり着きました、マグルート。死の淵から蘇り、こうして私の前まで来れただけでも主人公としての素質がありますよ」
「私はラストリーパー。バッドエンドを愛し、この世界を描きあげた悪魔です……バッドエンドこそ物語のあるべき姿。登場人物が目的を忘れて淫欲に溺れ、やがて救われない月末を迎える……」
ラストリーパーは、世界中の人間達へバッドエンドの素晴らしさを教え、グリム兄弟が望んだエンディングを超えて自身の作品が新しいグリム童話へと取って代わるためにこの改変された赤ずきんを描きあげたのだと語った…
「淫欲に依存する人間の脆さ、心の弱さ。それによって起こる悲劇こそ読者の心を打つのです…貴方もそう思うでしょう…マグルート?」
「思わない。読者の心を打ち震わせ、幸せにできるのはハッピーエンドだけだ」
「貴方がどんな悪事を働こうと、グリム兄弟を超える、ましてやグリム童話に取って代わる事はできないよ」
「完成された物語をぶち壊し、ハッピーエンドを取り上げてバッドエンドに無理矢理変えられた作品に!世界中の人間たちへ教えられる物なんて存在しない!!」
ラストリーパーの禍々しい魔力が空間を震わせていく…
「……最初から、私の考えを理解してもらえる等と期待はしていませんでした。もう話すことはありません……精を何度も吐き出し、自我を失い、淫欲に依存し、無惨に散りなさい……!!」
「淫魔へ変えられた女性達…動物や植物へ変えられた男性達…望まぬ役割を押し付けられた登場人物…貴方に記憶も人生も奪われ、淫魔として生きる道しか無くなった三姉妹達!!……ここで決着をつけよう。彼らの無念を思い知らせてやる!!」
【エンハンスサークル】【ストレリブルム】【パッションビート】
互いに服を脱いだり脱がせたりなんてまどろっこしい真似をこの場でする気は無い
こんな悪魔を前に、手段を選んでる余裕があるだろうか
「服なんてもういらない、邪魔なだけだよ」
【スライミーリキッド】
「奇怪な技を使いますね…人間よりも淫魔の方が向いていますよ」
魔法陣から溢れ出した粘液の津波が2人の衣服を剥がし、一糸纏わぬ姿へと変えた!
多少驚いてはいるようだが、悪魔は構わずこちらへ愛嫵を仕掛けてくる…淫魔達を生み出した親玉だけあって与えられる快感は強いが、流されないように耐える。
「背中を押す声なんて存在しない…でもそれは、誰も失っていないからだ。僕には頼りになる夢魔がずっと見守ってくれている…何も怖くない。」
『たとえ世界は違えど、夢はずっとあなたの傍にあるわ…さぁ、悪魔に敗北を刻んでやりなさい…あなたが一番得意な方法でね♡』
『「【全ては夢】」』
ガラスが割れるような音と共に悪魔を中心に空間がひび割れ、ラストリーパーの感覚が急激に朦朧になり全身が重くなっていく…!!
悪魔が纏っていた禍々しい魔力は霧散し、快楽に無防備な状態になった!
「ぐっ…!これはっ…!?マグルート…!私にっ…いったい、何をしたんですかっ…!!」
「教えるつもりはないよ…これからずっと僕のターンだ。反撃なんて許さない…自我を失い、淫欲に溺れ、無様にイき狂えばいい」
ラストリーパーの目の前まで近寄ると…右手で巨大なサイズのおっぱいを揉みしだきながらキスをし、左手で秘部へ手を伸ばして貪るように愛撫していく…
「んあっ…♡くぅっ…♡好き放題、してくれますね…♡覚えていなさい…!あぁっ…♡んむっ…!?ん゛うっ♡♡ふーっ!♡じゅるっ♡♡んぐうっ♡♡ふあ゛っ♡♡んんっっ!♡♡♡」
朦朧とした感覚ではまともに抵抗できず、しばらくの間マグルートの手で豊かな肢体を余すことなく愛撫され続け悪魔の身体は完全に出来上がってしまった。
「んおおっっ♡♡んぶうっ!♡♡じゅるる♡♡はぁ゛っ♡んぎぃっ♡♡ぐっ♡あぁぁぁっっ!!♡♡♡ひぎっ♡♡んぶうぅっ!?♡♡♡」
出来上がってなおも時間をかけて快楽を与え続け、彼女の身体は絶頂の間近まで追い込まれてくいく…
「ふうっっ♡♡はあっ、あっ♡♡いつ、まで…♡触ってっっ……!♡♡♡ひぎっ♡♡もうっ、イくっ…!♡♡♡」
「ここまでやれば十分かな。じゃあ行くよ…」
「っ!♡♡待って、くださ、いっ♡♡今挿れられたらっっ♡♡」
びくびくと震え続ける身体を押し倒し、限界まで勃起させた陰茎をあてがうと一気に子宮口まで剛直で貫いた!
限界まで感度を高められた悪魔の身体は挿入の快楽に耐えられない!!
「ひぎぃっ!?♡♡ああぁぁぁっっ!!?♡♡♡♡♡あっ♡ぐっ…♡♡はぁっ♡もう、やめっっ!?♡♡んあぁっ!?♡♡♡まだっ♡♡イってっっ!♡♡♡んおぉっ!?♡♡♡」
「ぐっ…!挿れただけの一回でっ…!動かずに終わらせる訳無いだろ!!」
【ヘヴィスウィング】
ぎゅうっ♡と締めてくる蜜壺の強い刺激に堪えながら、必死に腰を打ち付けて愛液が噴き出ている膣内を蹂躙する!
「うあ゛っっ!♡♡♡あひっ!♡♡あぁっっ!!♡♡♡もうっ、♡♡負けましたっ♡♡♡ゆるしてっっ♡♡んあぁぁっっ!!?♡♡♡」
激しく震える悪魔を押さえつけ、荒い息を吐きながら無我夢中で何度もガチガチの肉槍で子宮口を突き続けていると彼女の身体が一際激しく跳ねた
「んおぉっっっ!!♡♡♡またっ♡イかされっ♡るっ♡♡んぐぅっっ!♡♡♡ひあぁっっ!?♡♡♡んぐううぅぅっっっ!!!♡♡♡♡♡」
二度目の絶頂に震え続ける悪魔から離れた…ここまでやれば十分だろう。
魔力は完全に消えていき、童話世界を覆っていた魔力は消え去った…
「んぁっ…!♡♡はぁっ…♡はぁっ…♡こんな、ことがっ…!私の、愛した……バッドエンドがぁっ……!この世界でっ…私の力はっ、絶対のはずっ……!」
「絶対なんて、ありえないよ…だからこうして、負けたんでしょ…」
「私は……私は、ただ……認めてもらいたかった…バッドエンドの素晴らしさを……」
「報われない結末こそ読む者を惹きつけ……感動を与えること……そして何より、あの2人を見返したかった……」
諦めたように項垂れている悪魔にもう抗う気力はないようだ…
「見くびっていました。ハッピーエンドを求める、貴方達の強さを……私は悪魔…所詮人間の感性とは違う…そう、私は悪魔……」
「絶対に勘違いしてほしくない事だけどさ……僕たちが貴方を否定するのは悪魔だからとか、バッドエンドだからじゃない……勝手に物語を書き換えるような真似をしたからだ。」
「誰かに認めて欲しいなら、自分で物語を考えて…創り出してみなよ。それくらいできるでしょ…知恵の悪魔なんだからさ」
「そうして…世に送り出したバッドエンドがさ、誰かの目に止まって…貴方と同じように愛してくれるかもしれないだろ…童話に取って代わる事はできなくてもさ」
「彼らに…グリム兄弟に、お前たちが否定したバッドエンドは、こんなにも人間達に愛されてるんだぞって…見返す未来があるかもしれないだろ?」
どんなに上手いバッドエンドよりも、拙いハッピーエンドを愛する人が居るように…悲しく、報われない物語であるほど感動する人間も居る…絶対に、彼女の志に共感を持つ人が何処かに居るはずなんだ。
「……ふふふっ…本当に不思議な人間ですね……人ならざる力を振るいながら、自身を殺しかけた悪魔にまで、手を伸ばすなんて……いいでしょう……囚われた人間たちの物語を返します」
「さようなら。不思議な主人公、マグルート……きっと……次があれば……貴方が感動するようなバッドエンドを……」
悪魔の力によって、崩れていくグリムスペースからマグルートの身体は外へワープされた…
マグルートの姿が消えたのを見届けると、ラストリーパーは三姉妹を己から解放する為に言葉を届けた
「……彼に完膚なきまで敗北したという結末には納得できませんが…悪魔としてこのまま終わるわけにはいきません。もう一度人間について調べ直し、まずは私の書いた物語を認めさせる事から始めましょう…」
「……貴方たちは最早、私の管理は不要でしょう。好きなように考え、好きなように生きていきなさい……」
こうして、悪魔に囚われた人間達と三姉妹は解放されたのだった……
「…本当にありがとう、マグルート君……そしてすまなかった、大したことをしてやれずに、君にあらゆる責任を押し付けてしまったことを許してほしい」
「いきなり謝らないでください、ヘルマンさん。こうしてみんな無事にハッピーエンドを迎えられたんですから。終わり良ければ全部ヨシですよ」
「アタシ達もやれる事はやったんだから、顔を上げなさいヘルマン。不甲斐ない私達に代わって大活躍してくれたヒーローを困らせちゃダメよ」
「ヒーローはむず痒いよエミリン…僕がここまで来られたのも、助かった人間達が多いのも2人のおかげなんですから。」
始まりの家でテーブルを囲んで話し合う…本当に、ここまで長かったな…
「それで、これからはどうするんですか?」
「そうだね…まだ物語に残る事を選んだ人間達も居るし、その人達と一緒に暮らそうかな」
「淫魔も完全に居なくなった訳じゃないのよね。きっとアタシ達の力を必要とする人達も居るはずだわ!」
「お二人が見ていてくれるなら安心ですね……僕はどうするかな……」
まだ一人、悪魔の存在が残っている…未だ行動を起こしていないのは不気味だが、物語が完結した以上デモニアとも争う事になるはずだ。
「マグルートさん、客人が呼んでいますよ」
「…?はーい、今行きまーす。それでは、2人ともお元気で!」
「えぇ、ありがとねマグルートちゃん!あなたも元気に過ごすのよ!」
「今までありがとう、マグルート君。もし困った事があれば、また僕とエーミールさんを尋ねてくれると嬉しいよ」
2人に挨拶をして家を出ると、僕を呼んだ客人はフェッセ達だった。
「やっほ〜マグルート君♪好きに生きろって言われたから来ちゃった♡早速遊びに行こ!」
「うふふ…これからどうしようか考えてたら、真っ先にマグルート君が浮かんできたのよねぇ♡」
「くすくす…そういう訳だから、これからも私達の事をよろしくね?マグルート君♡」
「なんでさ???」
嬉しそうに笑う三姉妹に囲まれて頭を抱えている彼の姿を、登場人物達は微笑ましく見守っていた……
童話の世界はこれからも残り続ける、ハッピーエンドを迎えた世界として
この世界の事を…赤ずきんの物語を覚えている読者が居る限り
むに工房様は作品の二次創作を認めておられるが、3つのRとかのコラボキャラクターさん達は二次創作して良いかわかんなかったから全カットに原作ストーリー超改変だ、許せ。
これからデモニア戦も仕上げるから待っててね〜