そろそろイチャラブ(一方的)純愛エッチ(ヒロイン視点では)シーンが書きたいのよ
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飽きるほど見慣れた景色が音を立てて壊れていく
のどかで平和な村も、賑やかだった街も、雪山に聳え立っていた塔も消えてなくなり
綺麗になった大地には植物と動物だけが残っている…
作り直した世界は、根源となった世界が辿った大きな流れに決して逆らえない
例えば、人類同士の大きな戦争だとか。
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一度目の世界は魔物を創らず魔界に座したまま静観を決めて、本体から地表に飛ばしたクリスタル越しに世界を見守る。
互いに助け合い、文明を作り上げていく様子を眺めているのは、いつぞやのシミュレーションゲームを遊んでいた頃を思い出せたが
ほどなく人類は戦争を始めて互いを傷つけ合い、どちらかが滅亡するまで争った後に…
国の敵を滅さんと自らの手に余るほど強大なAFを作り上げた後に、暴走したAFにより自滅を迎えた。
災害の跡には僅かな草木も残らず、かつて国だった廃都が荒地にそびえ立つのみ
「魔物、そして夢現という共通の敵を失った人類が行う事は…姿形は同じでも思想が相容れない人類を殲滅する事。人間の本質は何処までも変わらないな」
クリスタルの範囲から地表を漂う豊富な魔素を回収し、紫水晶の山に魔素を行き渡らせる
水晶は眩い光を放ち、新たな世界の創生を始めた。
◇
二度目の世界には魔界から産み出した魔物をクリスタルというゲートを通して世界に送り出す。
開戦目前とばかりにいがみ合っていた国々は共に手を組んで立ち上がったのだが…魔物との身体能力差を埋める技術を持たなかった事で敗北し、地上は魔物達が我が物顔で闊歩する第二の魔界と化した…
「これまでの夢現達は、どうやってバランスを取っていたんだ…」
参考にできるような存在は無い。手探りでやるしかないのだ
いや…そもそも夢現はいつ現れたのかも定かでない。
ひとまず…魔物を送り出す時は、人類が戦争を始めて技術革新が起きた頃にしよう
俺の目的は人類を滅ぼすことではなく、エリーやケセドが死なずに済む世界の創造なのだから
◇
創生、滅亡、創生、滅亡…魔物と魔王が世界に姿を見せるタイミングは遅過ぎても早過ぎても失敗を迎える。
感情が削れ落ちていくのが分かる…しかし、そんな感情が今は邪魔だ。
無駄な感傷に浸って立ち止まる暇は無い…やり遂げる事でしか俺も、魔王の手で失われた世界も報われないんだ
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もう何度目かも分からない世界の創生…戦争直前に各国へ奇襲する形で魔物を乱入させ、これ見よがしに魔王として魔物をその場に生成しながら兵達が睨み合っていた国境を紫水晶の大地に変えた。
国々は混乱している様子を見せているが、和解を経て俺と言う魔王の存在に矛先を向ける様子は無い
…互いに引けぬところまで不和が育っているのだろう。魔王と魔物は厄介な天災のように扱われながら、人類同士の戦争は刻一刻と迫っていく
「……ようやく、ここまで来れた。」
これで原作と同じ立ち位置だ
夢現と魔物を問題視して出来うる限りの対処に動く勢力。
夢現も魔物も無視して、敵国を崩さんと技術開発にのめり込む国。
…これから戦禍に巻き込まれ、悲惨に命を散らす事も知らずに束の間の平和を謳歌する無辜の民達。
魔王と魔物達は天空を漂う紫水晶で覆われた神殿にて、今か今かと己を討たんとする勇者達を玉座で待つ。
そうして、俺が望んだ勇者達が…ケセドが、デイが、エリーが…夢現である俺を討つ為にここに来る。
「荘厳で雰囲気溢れる良い場所だったのに、ずいぶんと派手で悪趣味な場所に変えちゃったね。人間辞めたせいで感性まで悪くなったんじゃない?…セレト。」
「かっこいい建物に好きな物生やしていけばもっと良くなるかなって思ってさ、結構気に入ってるんだよ?…デイ。」
「デイ。待ちなさい、軽率に近付いてはダメよ。……あれは…人間、なのかしら?夢現は、魔物を生み出す黒幕は人間だとでも言うの…?」
「冗談であってほしいな。人があそこまで禍々しくも雄大な魔素を身体に溜めて無事で居れるはずが無い。…アレは本当に、人と呼べるものだろうか。」
「失礼だな、れっきとした人だよ。寿命と肉体を超越して、ようやく夢現に成り変わる事ができた…ただの凡人さ。」
デイの横に居たケセドとエリーは夢現を警戒してその場で武器を構えたまま動かないが
デイはそんな二人をお構い無しにこちらへ歩んで来る。
武器も構えずに、いつ攻撃されても避けれるような構えもせずに
…閨で情を重ねた少女は、決して忘れてなんかくれやしない。
「もう二度と会えないと思ってたセレトに、こんな形でも再会できた事が…ボクは、本当に嬉しいんだ。」
「…ボク達を庇って死んじゃったエリーにもう一度会えた事、あの頃の何よりも楽しそうにしてたケセドをまた見れた事、もう叶わないと諦めた、3人で過ごせた事…何もかも感謝してる。」
「でも…セレトが、夢現であり続ける事だけは許せない。素敵な人だった頃のセレトをボクは好きになった。大好きなんだよ。…だから、すぐにその人ならざる力を捨てさせてあげるっ…!!」
無防備な横っ面を目掛けて放たれた鉄より重く鋼より硬い拳を、分厚い紫水晶が甲高い音を立てながら防いだ。
「まだ俺が目指した理想の果てには至ってないからさ、魔王を辞めるつもりは無いよ。」
攻撃を防がれたと見るや、即座に後方に飛び上がり仲間達の傍に着地して拳を構えるデイを見据えながら…水晶の玉座から立ち上がった。
玉座の空間が大量の魔素により歪み始め、紫水晶が鳴動し新たな水晶が生えると瞬く間に天空を埋め尽くすように煌めく大地を作り上げる
「…我が名はセレト、世界に最期を刻む夢現。滅亡と創生を繰り返す最悪にして最強の魔王。」
「我に勝てれば貴様らの望みを叶えよう。しかし…我が勝った時は、貴様らの全てを我に捧げよ。」
「その洗練された肉体も、人の身に定められた短き命も、これまで歩みし人生も…我が全て貰い受ける。…我が夢見た理想の為に。」
肘まで紫水晶に侵食された右腕をかざすと、ばきばきと周りの水晶が集まり巨大な剣の形を成す。
左腕には、世界の何よりも硬い巨大な紫水晶が圧縮されていき、堅牢な盾を象っていく…
「…勝率は微塵も無い。セレトはあの時よりずっと強くなってる……ボクも年貢の納め時かなぁ。せめて愛する人の手で死ねる事が唯一の救いかも?…ま、絶対に諦めてあげないけど。せめて一矢報いて見せなきゃね。」
小さな身体に大きな決意を込めた様子で愛用している強力な鈍器を振り回すは、もはや服とも呼べない過激な衣を纏った煌めく赤目に青髪をなびかせる少女、かつての仲間、恋人…デイ。
「私達の大切なデイと、夢現である君が…一体どんな関係なのか根掘り葉掘り詳しく聞きたい所だが…まずは生き延びるしかないな。全く、こんな事になるなら二人を連れて来るべきじゃなかったよ。」
夢現の気配に負けじと魔素を纏い、熟練の身のこなしで俺に使い込まれた武器を向けるのは、いつかの世界にて強大な敵として俺達に立ちはだかった者…灰色の瞳と白黒混じり合う髪を持つ少女、ケセド。
「どんなに強大な相手でも、誇り高きシルレット家の当主として…私は退く訳にはいかないのよ。必ず、この命に代えても二人だけは守ってみせるわ。」
気怠げに立っていてもその姿に一切の隙を見せる事なく、こちらを射抜くような視線で一挙手一投足を見逃さんとするのは…ここで二人の代わりに死ぬ運命を辿った者。軍服と黒い帽子を纏った金髪碧眼の少女、エリー。
「冗談じゃない、君たちの誰も死なせはしないよ。その為に俺はここまで来たんだ。」
理想の未来の為に、その夢を叶えんとする者。目の前の少女達の全てを…無理矢理にでも己の物にせんと欲する貪欲な魔王。夢現に変わりし者、セレト。
舞台と役者の両方が揃った…理想の夢に向かう為の重要な一歩を、ようやく世界に刻む事ができる。
あと少しだけ…それでも千年もの永い時間になってしまうけれど…この愚かな兄を信じて待っていてくれ、メア…
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リール国との国交も回復していき、港町のユーステックは以前よりもはるかに活気で満ちている
和解により各国の様々な嗜好品にかけられた多大な関税も無くなり、みんなが素敵な日々を過ごす幸せな街だ。
…散歩の一つでもしたい所だが、俺はこの家を離れて外出する事を関係を持った少女たち全員から許されていない
どうしても外に行くのかと悲しそうに縋り付く少女達を振り解いて無理矢理出て行こうとしても、リリリとメアの現実改変に抗う術が無くなった今の俺には…逃げる事すら叶わない。
俺が願った理想は…こんなに窮屈な物だっただろうか?
そうして今日も、魔王として好き放題暴れた責任を取るために少女達と家の中で過ごしていく。
「4日と3時間27分ぶりね、セレト。とってもとーっても会いたかったわ。そろそろリール国に引っ越す気になってくれたかしら。貴方が来る日をずっと待ってるのよ。」
「まだ見たことない世界を冒険できるし、俺は喜んで引っ越したい所けど…メア達が許さないと思うよ、エリー。」
部屋に入ってきた途端こちらに向かって勢いよく抱きついてくる貴族らしい華やかな衣装を纏った金髪碧眼の少女を、歓迎するように抱き返す。
彼女はユーステックと距離があるリール国の貴族として普段生活しているからあまり頻繁に会う事ができないのだ
その分、こうして再会した時は今まで会えなかった時間を取り戻すように俺と濃密な時間を過ごそうとする。
「すん、すん……メアと3回。デイと2回。リリリと5回…ケセドとルーシィは…シてないのね。」
「あの二人は本部でトラブルに対応してるからしばらく来てないよ…にしても、なんで回数まで分かるんだよ…!ちゃんとお風呂入ってるのにっ!」
「バカにしないで。大好きな貴方の事は何でも分かるわよ。…それより、リール国から特製の精力剤を持ってきたわ。…私の事も、あの子達以上に愛してくれなきゃ…本気で貴方を連れ帰ってしまうわよ…?♡♡」
耳元で囁かれながら優しく、それでいて逃がさないように力強くベッドに押し倒される…もう俺は目の前の恋人に帰国の日が迫るまで愛されるしか無いのだ。
表情があまり変わらないエリーだからこそ、彼女は自身の言葉と行動で激しく愛を注いでくる…俺の身体の負担は彼女が抱いていた寂しさを考えれば二の次だろう。
「うふふっ…♡♡セレト…♡いただきます…♡♡んむっ、ちゅうううっ♡♡♡んぁ♡♡♡んっ♡じゅるるぅ♡♡♡ほら、もっと舌を伸ばして…♡♡んぅっ…♡♡♡」
息を荒げた無表情美少女からの熱いキスを避ける事もできず…深く口付けられて互いの唾液を交換していき、興奮にびきびきとそそり立った陰茎が、愛液を滴らせる極上の蜜壺に飲み込まれる…
「んっ!♡♡♡ふっ、あっ!♡♡♡らしてっ♡♡♡あにゃたのっ♡♡せーえきっ♡♡♡♡じぇんぶっ♡♡♡じゅるるっ!♡♡♡♡はぁっ♡♡一滴、残らずっ♡♡♡私のっ、ナカにっ…!♡♡♡♡〜〜〜ッッ!!♡♡♡♡♡はぁっ♡♡んんっ♡♡これで、一回目ね…♡♡♡」
少女に求められるまま、休みなく身体が一つに交じり合っていく…そうして、ほとんどの時間を互いの唇と性器が繋がったまま、今日も夜が更けていく…
◇
「ぷはーっ…♡♡ふーっ…♡♡♡…こんなに限界まで愛しても、貴方は私を嫌がったり、突き放そうともしない。そんなんだから皆貴方に溺れていくのよ、セレト。…ここまで繋がれた私の命は、貴方のおかげで今この瞬間まで存在している。」
「この命も身体も、全て貴方の為に使ってあげるから。その代わり…貴方の命も、時間も、全て私達の物よ。ずっと、ずーっと…貴方とデイ、そしてケセドも一緒に、そして、貴方の大切な人達も一緒に。ずっと皆で生きていくのよ。」
「それが、私達の未来を巻き込んで、ここまで歩んできた貴方の責任。一人だけ逃げられるなんて思わない事ね。私達は…文字通り永遠に一緒に居るのよ。不老不死の夫婦として、ね…♡」
彼の手で不老不死となった少女は、愛する魔王を強く抱きしめながら眠りにつく。
まだこの国で、彼の傍で過ごせる時間はたくさんある。また離れてしまう事は悲しいが、その分彼の愛で埋めてもらおう。
私を染め上げた責任も、恋人なのにずっと一緒に居られない寂しさも、燃え上がって弱まる気配が無い愛情も
全てぶつけよう。彼はきっと逃げないし受け入れるから。安心してこの身を捧げながら、彼の全てを味わい尽くそう。
彼に向ける愛の大きさだけは、あの子達に負けたくないのだ。たとえ彼に向ける愛情が化け物級の妹が相手だとしても。
ヒロインに滅亡した世界の記憶が残ってる理由は…愛じゃよ、愛。
大体5話くらいで綺麗に終わればいいなー
始まりが綺麗じゃないから綺麗には終わらないかな?