動揺する私…
まだ逢ったこともない、顔も知らない新しいパパ
逢った瞬間目が合ってしまった私…
「お帰りパパ!」
これが私の魔法の呪文…
中に入ると二十畳は有るかと思われるリビングの中央には七人程が座れるテーブルと椅子があり壁には五十インチ程有るテレビとヨーロッパ風の食器棚が有った。
「此処からの景色はとても良いですわよ」
私と
「すごいね~ 窓から遠くが見える~」
「凄くいい景色よね、街並みが小さく見える」
続けて
「此方はリビングですので、お兄様が帰ってくると皆さん気を遣うでしょうから、私の部屋へ案内いたしますわ」
そう言ってリビングから続く廊下を歩いて行き、奥から二番目のドアを開けて入って行ったので、私たちも続けて入った。
中に入ると中央にはガラスのテーブル、奥にはヨーロッパ風のベッド(待って何か違和感の有るドレッサーが……)辺りを見ていた私は気付いてしまった、壁に直接付けられた両開きの窓の様な物、普通ドレッサーと言えば一体式のはず?
「素敵まるでヨーロッパの貴族みたいな部屋ね」
そこから目線を逸らし誤魔化した。
「
指でドレッサーみたいなのを
「あれはドレッサーの様な物ですわ、私とお兄様のコミュニケーションを取る為の必要不可欠なアイテムですわ、毎日着替えをする際には扉を開けますの」
妙に納得した様に
「所で何処に座れば良いのかなぁ~」
「立ち話もなんですからお好きな所にお座りくださいな」
私は入口側に
「では本題にはいりますわ、昨日の遊園地はどうでしたか
「……えっと 普通に楽しかったわよ」
「そうでは無くてお父様とは何処まで行きましたの?」
「遊園地に……」
落胆した様な顔で私を見ながら
「……はぁ 全く以て何をしているのですか、せっかくのデートだと言うのに私くしなどお兄様に抱擁し、膝枕からの接吻までしたと言うのに」
「……そっ そんな事するの貴女だけでしょう! ゲームとかアニメじゃないんだし」
「
「ん~ 有りかな~」
「そうですわよね、
そう言いながら真面目な表情でここちらを見ていた、私は浮かない表情で。
「もう直ぐ入学式だしそれまでには…… 何とかしたいかなぁ……」
「
「入学式の前日は何があります? そう! 制服のお披露目と言うことが有るではありませんか!」
「学校指定のスカート膝上、五十センチではなくミニスカニーハイ&ガータベルトでお父様はノックアウトですわ!」
[ムリ! ムリ! ムリ~!」
「恥ずかし過ぎて出来ないし…… それにパパが理性を失ってしまったら…… きっと私……」
「パパが~ 理性を失ったら~ きっと私どうなるの?」
私は少しだけ怒ったふりをして。
「二人とも察しなさいよ!!」