動揺する私…
まだ逢ったこともない、顔も知らない新しいパパ
逢った瞬間目が合ってしまった私…
「お帰りパパ!」
これが私の魔法の呪文…
私は彼女たちが帰ったのを見送り、再びリビングに戻りテーブルに有った食器の片づけをして、パパの食事を作る準備に取り掛り、暫くすると家の駐車場にパパの車の音が聞こえて来た、私はキッチンからリビングへ抜けリビングのドアを開けて、玄関へいつものように、玄関を開けて来るパパに向かって。
「お帰りパパ」
私が言うと、いつもなら直ぐにただいま、と返事を返してくれるパパが、今日は質問してきた。
「何だか今日は家の中が華やいだ感じがするね」
「そうなの?」
パパがそう言ってくると、私は不思議そうに首を傾げながら続けて返事をした。
先にキッチンへ戻り、食事を運んでテーブルに置き、準備が出来たと伝えようとパパの方に目線を向けると。
部屋の香りを嗅いでいる仕草をしていたパパは、はっと!気が付き私の方に目線を向けたが直ぐに私から目線をそらした、その顔は良からぬ妄想をしている顔だった、私はさっきの言葉を思い出して。
「華やいだ感じがするって!?、もしかしていい香りがするってこと?」
そうパパに問いただした、パパは気まずそうな顔をしながら、口を開くとこう答えた。
「今日は何だか
やはり香りを嗅いでいる仕草は、その為なのかと…
間を開けパパは続けて。
「でも
パパの言葉を聞いた瞬間、急に恥ずかしくなり下を向きながら、両手を自分のお腹の下辺りに持って行き、手の平を組み親指をクルクル回しながら返答した。
「そっ まぁ えっと そうなんだ…」
私の言葉を聞いたパパは続けて。
「いつもは暗い部屋に帰ってきたら、明かりを点け一人でご飯を食べていたからね、何だか帰ってくると明かりがついてい、玄関を開けると満面の笑みで出迎えてくる娘(義理)を見たらつい、華やいで居るなっと思って…」
多分今日は皆で、私とパパのデート計画を立てて、浮かれていたのかも…
少し浮かない顔で、普通なら笑顔に成る所か、悩んで考えこんでしまった、それはパパが私の事を娘(義理)としか今は認識していない。
そう思うと自分に気を引こうとつい、言ってしまった…
「パパもし私が、男の子の友達連れてきたらどう思う?」
「嬉しい反面寂しいかな ご飯食べようか… 」
一瞬寂しい顔をしてその後無理に笑顔を作りながら、テーブルの椅子に座り食事を勧めてきた。
私は気を引こうと、悪戯で言った言葉が、パパに寂しい思いをさせ、私とパパの距離を引き離してしまった…
そして、パパの言葉は優しい刃となって、私の心に帰って来てしまった、息が苦しくなり何も言えず、頷きテーブルの椅子に座り二人無言でご飯を食べた。
暫くしてパパは、私の方をチラッと見ると演技をするように私にいってきた。
「何か今日は肩が凝ったな~」
パパは気が付いていた様だった、私が言った事に自分で後悔し、泣きそうな顔になっているのが、その言葉に私は答える様に。
「パパ肩揉んであげようか?」
その言葉を聞いたパパは何時もの笑顔に戻り。
「風呂入ったあと肩揉んでもらおっかな~」
「食器洗うから先にお風呂入ったら?」
そう言って私はパパにお風呂を進めた。
二人で椅子から立ち上がり、パパはリビングを出て浴室へ向かい、私は食器を洗いにシンクに向かった、食器を洗い終わりテレビを眺めながら、心の中で考えていた、そういえば男の人の身体って触れたこと無いんだった、どうしよう…
下を向きながら暫く考えこんで居ると、リビングのドアが開く音が聞こえたのと同時に、私は一旦体を強張らせた。
パパは一旦私に目を向け、恥ずかしがっている私に気を使ったのか、肩を右手で掴んで回しながら又演技をするように。
「風呂上りに直ぐ肩を揉むと血行が良くなるらしいよ?」
そう言って私の前の椅子に座った。
「そっ そうだね」
下をむいて居た私は覚悟を決め顔を上げて椅子から立ち上がり、パパの座っている椅子の背中側に立ち、そっと両肩に自分の手を置くと。
俺はそっと手を置かれて何だか、焦らされている感覚になってしまって。
「遠慮しなくって良いからガツンと揉んでくれ」
ガツンと!揉んでは居たのだろう、娘(義理)の揉む手には余り力が無く、その指先使いにゲームだとこんな、感覚なんだろうか?
そう思いながら感触を楽しんでいると、急に激痛が走り声を上げてしまった。
「うっ…」
肩のツボに偶然触れたのか、パパは一瞬体を強張らせ痛そうな顔で、肩を揉んでいた私の左手をタップしてきた。
「ひやぁぁ!」
一瞬びっくりして私は声を上げながら手引っ込めた。
其のあとパパは油断していたのだろう。
「肩が軽くなったし有難う、これでゲームができるよ」
「ゲームなんてしてたら、又肩こるわよ」
せっかく肩を揉んだのにと呆れた声で娘(義理)は言ってきた、俺は考えて居る個とが、見透かされたのかと思い。
「ん あぁ そうだな そろそろ部屋に戻るよ」
「おやすみ」
パパは歯切れの悪い返事をしながら、椅子から立ち上がり私の顔を見ずに、一言おやすみだけ言い残し、リビングのドアをあけ自分の部屋へと向かった。
そんなパパの一連の行動が少し変だなと思いつつ、自分も疲れたのでお風呂に入るため、リビングのドアを開け脱衣所に向いドアを開けると目にした光景は…
乱雑に脱ぎ捨てられた衣服だった、私は呆れた顔で何で? こんなに脱ぎ散らかすの!
と思いながら散らばった衣服を拾い集め、洗濯機へ放り込み風呂場へ入りシャワーを浴びるため、鏡の前の椅子に座り、パパの一連の行動を考えなおした。
最後にパパは気まずそうにしていた、なぜ?
その前の言葉は? そうだ!
確かゲームが出来る、そう言って居たような…
はっ!?
まさか!? ゲームってあの私がヒロインのエロゲでは?
きっとパパの中では私とゲームのヒロインを脳内変換して色々な事…
などと考えて居る内に、ふと鏡の自分を見ると、少し顔を赤らめている自分が写っていた…
体が寒くなり早くシャワーを浴びなければ、とスポンジにボディーソープを付け体を洗い始めた。
暫くしてシャワーを浴びる為、手に持とうとすると、ボディーソープで濡れいていた手から滑り落ち。
偶然にも私の部分に、お湯が当たり。
「あっ…」
私は声を出してしまった、普通なら気にならない事なのに、そう思いながら何時しかパパに触れて居た事を、思い出だしシャワーをそのままにしてしまった…
「んんっ…」
吐息が出てしまい、私はとっさに浴室に響かないように、慌てて口を強く閉じた。
其の後私の中の違う何かが、自然と体を支配するように、シャワーを手に持ち私の部分にさらに強く当てていた。
「んっ!」
そう吐息を漏らした瞬間、私は鏡に左手を付き右手に持っていたシャワーを、放し体を強張らせた… 鏡に映る姿は熱気を帯びて、桜色に染まっていた。
暫くその体勢のままで居ると寒くなり私は浴槽に浸かって、左手を見ながら。
「パパのせいなんだから… 」
そう小さく呟いた。
体が温まり浴槽をでて脱衣所でパジャマに着替え、ドアを開け部屋に戻り
ベッドの上で仰向けになって考え事をしているうちに、いつの間にか眠ってしまった。