動揺する私…
まだ逢ったこともない、顔も知らない新しいパパ
逢った瞬間目が合ってしまった私…
「お帰りパパ!」
これが私の魔法の呪文…
私は大事なことを、すっかり忘れてしまっていた、遊園地の券の事も気になるが先ずは日にちを決めないとと。
「そう言えば行く日を決めてませんでしたわね」
「多分パパの都合だと仕事が有るし日曜日しかないかな…… 」
私はスマホを手に持ちカレンダーの画面を見ながら日にちを考え返答した。
静かにプリを食べていた
「シェアしないの?」
「貴女にご褒美を上げるつもりは、有りません! 此方と交換して差し上げますわ」
そう言って
「此れでは普通の家族の光景ですわね、交換しただけでは余り意味が有りませんわ」
私はそれを見てこう思った、確かに家族で良くある光景に思えるような気がしてきた、かと言ってお互いに少しずつ食べあったとしても、パパは親子として考えると思う、血がつながって居ない分、少しは意識すると思ったが、考えて見るとその光景は、やはり親子と言う感じにしか成らないと思った。
「やはり
そう言うと
「はい アーンして」
そういった後、真顔で淡々と。
「でないと落ちたプリンを私が、自分の舌で舐めまわし綺麗にしなくては、いけなくなりますわ」
そう言われた私は
「わかったわ……」
「ユックリと開いた口は、それを咥えた瞬間、口の中に溢れる物を感じた、そして喉の奥へと流し込んだ」
「
私は少し怒った口調で言い返した。
その状況を見ていた
「ぷりんが無いじゃないですかぁ~」
「さて私も席に戻りますわ」
一連のやり取りの中私は、チケットの事が気になっていた。
それは招待券と言っていた事、関係者と身内以外は手に入らないチケットで、有名な遊園地でしか発行されて無い事、
「さっきのチケットを用意してくれた人って誰なの?」
「AIさんですわ、そう遠く無い日にお会い出来ますわ」
「では決まった事を発表しますわ、まず行く場所そして日にち、それ以外は決まっていませんわね?」
そうそれ以上は全くの白紙状態だった。
私は困り果てて悩んでいると、スマホの画面を見ながら、閃いた様に
「AIに聞いてみましょう」
そう言ってメールを何処かに送り、そして少し経って返信が来た見たいだった。
「
メールの中身を見るなり、当日に教えてくれるって? 一体どんな内容なんだろうと私は思い。
「メールの内容は今教えてくれないの?」
そう言うと、一刺し指を上に向け鼻に当ててこういってきた。
「
そう思って居ると、パパの車の音が聞こえて来たので、私は慌てて二人に。
「私トイレ行ってくるから、待てて」
そう言って部屋のドア開け、階段を駆け下り玄関の前に着いた、その時玄関のドアが開き私は息を切らしながら。
「あっ おかぁ おかえりパパ」
「あぁ ん ただいま
パパも驚いた表情で、声を詰まらせながら、返答して来た。
「友達が帰るからリビングに居てね」
私がパパに言うとパパは。
「挨拶しなくて良いのかい?」
そう言ってきた、続けて私はパパに慌てて言った。
「友達にパパは、会わせたくないリビングに居てね」
そう言って二階に上がっていった。
俺はそのままリビングに行き、
普通は、友達にパパを会わせたくないなら、悪い意味で会わせたくないとなるはず、なのに友達にパパは会わせたくない、まるで自分が俺のことを、他の人に会わせたくない様な言い方だったような……
暫くして玄関に女の子三人の声が聞こえてきた、俺は女の子かぁ~、どんな感じの子だろうと興味に惹かれ、そっとドアを開けるとドアノブに、手を掛けて居た弾みで娘が(義理)急に俺の胸に両手を付き、倒れ込んできた。
一瞬お互いに間が空き、慌てて俺を押しのけると。
「パパの鈍感! エッチ! 覗き魔! 自分でご飯作って食べてね!」
娘は(義理)顔を真っ赤にし、
私は部屋のドアを開けベッドの横に座り込み、息を切らしながら両手と頭を少し横に向け布団に付けて考え込んだ。
偶然だけどパパの胸に飛び込んでしまった、友達を盗み見ようとした事では、怒る事はなく逆に恥ずかしさでパパに怒ってしまった、そして倒れ込んだ時一瞬このまま、抱きしめて貰いたいそう思ってしまった……
「はぁ~ パパのバカ今日は寝れないじゃない……」
深いため息を付きながら呟いた。
胸の鼓動が少しずつ緩やかになり落ち着いて来ると。
私はふと思った、何だかパパがやっているエロゲの、攻略されそうになってるヒロイン見たいじゃないと思っていると、ドアをノックする音が聞こえ。
「ごはん出来たから」
とても気まずそうな声でパパは言て来た、私は恥ずかしさで怒ってしまった事を取り繕う様に。
「ありがとう パパ 」
そう一言返事をするとパパは階段を下りていった、私も間を開けて下に降りて行く途中で、ふと思い出したそう言えば、遊園地に誘わないと……