※この作品はR-18です。

アンダーエデン・デカダンス   作:りおんぬ

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淫蕩なるメス豚カフェ①

私、シャルロッテ=シャイトホルトは対物ライフル"DSR-50"の戦術人形だ。といっても、DSR-50なんていう型番じみた手垢塗れの名前なんて私好みじゃない。シャルロッテという名前だけが今の私を形作る記号なのだけど。

どうやら"410"に新たに入ることになったらしい、ストレリツィアと名乗る少女を目当ての居住区まで案内した私は、その足である場所へと足を運んだ。それは、裏路地に片足を突っ込んだ地区にたたずむ一軒の飲食店。

──カフェテリア"シグルプロウ"。私の古巣、"BC小隊"が運営する店だ。私が認識している軽食店の中でも上位に入るであろう人気を誇る店であり、今もその出入り口付近には少なからず人が並んでいる。

そのうちの一人は悠々と歩く私に気付くと、意気揚々と声をかけてきた。あの顔は……ああ、一昨日くらいの夜にかわいがってあげた人か。

 

「誰かと思えばシャルちゃんじゃねぇか! この前はよかったぜ、ありがとな!」

「うふふ、私も楽しませてもらえたんだからお互い様よぉ。お礼はまた今度お願いするわぁ♡」

 

ひらひらと笑顔で手を振り、店の裏側に回る。エアコンの室外機やパイプなどの配管が立ち並ぶ薄汚れた路地裏を鼻歌交じりに通り抜け、目当ての場所へと歩みを進める。私が目指す先にあるのは、薄暗く煤けた道の中で申し訳程度に自己主張する店の裏口。

懐から鍵を取り出し、その鍵穴に差し込む。そのまま慣れた手つきで開錠し、ガチャリと扉を開けて店内へと這入りこむ。

 

「はぁ~い☆ 来たわよぉ」

「あ、シャル! ちょうどいいとこに来てくれたじゃん、ちょっと手伝ってくれない!?」

 

そこにいたのは、厨房で両手にトレーを持っててんてこまいに踊るライムグリーンの髪の少女。厨房のテーブルには大量の洋菓子の材料が所狭しと敷き詰められていて、それを彼女は慣れた手つきでひょいひょいと組み合わせ、メニュー通りの商品を作り上げていく。

私はその様子を眺めながら、こてんと首をかしげて私は頭に浮かんだ疑問を口にした。

 

「……あら、エステルだけ? 確か今日はあと3人くらいいたと思うのだけど……」

「メイベルは店内で応対してるよ! クラレットは買い出しで外に出てるし、オフィーリアは緊急の仕事で今『上』にいるの! おかげで人手が足りないのよー! お願いだから手伝ってー!」

「そうなの? それじゃあ仕方ないわねぇ……」

 

ちらりと天井に視線を向ける。耳を澄ませてみれば、調理器具や空調の音の裏で微かに何かを柔らかいものを打ち付けるようなリズミカルな音が響いているのが聞き取れた。

大方、どこかの娼館から拉致って来た捕虜を『尋問』しているのだろう、と結論づける。まあ、シグルプロウ(ここ)ではいつものことだ。

流し台で念入りに手を洗い、店員用のエプロンを身に着ける。そして、胸元に名札を付ければ、カフェ店員シャルロッテの出来上がり。

 

「はぁい、それじゃあまずは何をしようかしらぁ?」

「もうできた奴片っ端から持ってっちゃって! どこに運べばいいかはメモ書き置いてあるから!」

「分かったわぁ」

 

お菓子の並べられたトレーを手に取り、厨房を後にする。

厨房と客席を分けるカーテンを潜り抜け、笑顔で店内へと歩いていく。カウンターですさまじい勢いでレジを打っている女性がこちらに気付き、ちらりと視線を向けた。

私のことを見てにわかに浮足立つ常連の男たちに笑顔を振りまきながら、私は手早く女性──シグルプロウ店長、メイベルリンクの元へ歩み寄る。

 

「はろ~☆ みんなのシャルロッテちゃんが来たわよぉ♡」

「シャル? 思ったよりも早かったですね」

「用事と言えるほどの用事でもなかったのよぉ、すぐに片付いたからその足でこっちに来たの」

「そうですか。要件については閉店後に聞くので、それまで少しお願いできますか?」

「はぁい。ああそれと、エステルが厨房で悲鳴上げてるからぁ、早めに戻ったほうがいいと思うわよ?」

 

私のその発言を聞いて、メイベルは片手を額に当てて静かにため息をついた。しかしそれでもレジを打つ手は緩めずすさまじい勢いで会計を処理してく。……相変わらずとんでもないテクニックだ。きっとPCのブラインドタッチをさせたら右に出る相手はたとえ自律人形でもそうそう居はしないだろう。

 

「……はぁ、やっぱり人手が足りないと厳しいものがありますね。アストレイシーとリーヴァは仕(・)事(・)中(・)ですし、オフィーリアも急用で『上』にいますし……」

「あーっとメイベルちゃん、勘定頼めるかい?」

「はいただいま! ──クラレットが買い出しに出ているので、それが戻り次第後方に回しましょうか」

『戻りましたー! メイベルー、足りてないもの全部買ってきましたよー!』

「あら、ナイスタイミング」

「ええ、ちょうどいいです。クラレット! 接客は私とシャルで受け持つから、あなたはエステルのサポートに回って!」

『えっ、シャルロッテ来てるの? じゃあ丁度いいや、そっちお願ーい!』

「……よし、これでこっちは大丈夫ですね。それじゃあシャル、そっちは頼みました」

 

言うだけ言って、メイベルは再び柔らかい笑顔を浮かべて応対に戻る。私も再び厨房に戻り、半泣きで料理を作り続けるエステルの元から大量の生菓子をピストン輸送で客の元へと運び続けた。……ピストン輸送って考えようによってはすごい淫らに聞こえるなぁ。だって、何をとは言わないけれどピストンして輸送するのよ?

そんなことを考えながらも接客を続け、時折無遠慮に私の豊かな胸に伸ばされる手も笑顔で受け止める。欲望のままにわしづかみにして揉みしだく輩が大半だけど、たまにこの手の扱いに長けている人がいるのか巧みに乳腺を刺激してくる相手もおり、その一見無思慮に見えてメスを乳イキさせることに最適化された手つきによって口の端から甘い吐息がこぼれてしまう。

そんなこんなで客を捌き続けることしばし。所定の時間を過ぎ、店の中から部外者がいなくなったことを確認したメイベルが扉にかけた札をCLOSEDに裏返す。

 

「……ふぅ、これで昼の営業はおしまいですね。シャル、わざわざ手伝ってもらってありがとうございます」

「別にいいわよぉ、特にすることがあるわけでもないもの。むしろ余ったお菓子とかも食べれるし役得だわ」

「まあ、貴女がいいならそれでいいんですけど……。それじゃあ、私はいったんエステルたちと在庫の整理に入りますから、シャルは『上』の対応をお願いできますか?」

「あら、私でいいのぉ?」

「ええ、私の予想が正しければそろそろオフィーリアがオスチンポに逆転されて喘いでいる頃ですし。メス豚を屈服させて調子に乗っている種馬を分からせるのはシャルが一番適任ですもの」

「オッケー♡」

 

厨房に戻り、食材の整理と下ごしらえをしているエステルたちの後ろを通り抜ける。

制服も兼ねたエプロンを脱いで適当なハンガーにかけ、私は2階へと続く階段に足をかける。少し前までリズミカルに響いていた水音はすっかり鳴りを潜め、代わりにメス豚の喘ぎと許しを請う声が上から響いて来ていた。

 

『さっきはよくも人のことを弄んでくれたな、えぇ!? チンポを喜ばせるためだけのオナホ穴で誠心誠意謝罪しろこのマゾ豚が!』

『ぷぎぃいいっ♡ ごめっ♡ ごめなしゃっ♡ ザコメスの分際で雄様に逆らってごめんなしゃいぃ♡♡♡』

「あらあら、激しいわねぇ」

 

シグルプロウの2階に設けられた、その名もずばり『尋問部屋』。目を付けた男を篭絡して連れ込み、情報と精を限界まで絞り取る尋問とは名ばかりのヤリ部屋で繰り広げられている情事を想像し、じゅん♡と股間の肉スリットから期待の雌汁があふれ出るのを感じる。

私は閉ざされた扉のノブに手をかけ、おもむろに開け放つ。むわっ♡と雌臭と精臭の混ざり合った生暖かい空気が解き放たれ、私の全身を舐め回すように包み込んだ。その強烈な淫臭にあてられ、乳首がぴんっ♡と突起する。私の股間はすでに大洪水を起こしていて、パンツでも抑えきれずに太ももを伝って大量の愛液がとろとろとあふれ出ていた。

そして、私の視線の先には貴族か何かが使っていそうな豪奢なデザイン(しかも天蓋まで完備!)のキングサイズベッドが鎮座しており、そこで一糸まとわぬ姿の男女が体を重ねている。……もう少し正確に言えば、もはや全裸のほうがまだ羞恥心が少ないであろうあられもない服装に身を包んだメス豚が全裸のオスによって組み伏せられ、オナホール同然の扱いを受けてマゾヒスティックな快楽におぼれていた。

 

「クソッ、このマゾメスが調子に乗りやがって──あぁ!? 今度はなんだ!」

「はひゅっ、かひゅっ……♡ ぁ、シャル……?♡」

「オフィーリアったら随分お盛んね? 下にまで声が聞こえてきたわよぉ?」

「はぇ、う、嘘れしょ……!?♡」

 

もちろん噓だ。かなりてんてこ舞いだったからそこまで聞こえてくる音に注視出来ていた訳ではないが、それでも客が気付くほどに大音量で行為が行われていないのは把握している。しかし、こんな風に言っておけばマゾ豚であるオフィーリアは勝手に興奮して生殖準備を整えてくれることだろう。

男はマゾメスの股間からチンポを引っこ抜き、少なからず膣内射精(なかだし)しただろうにもかかわらず未だギンギンと力強く屹立するそれを見せつけながらずんずんと私の方に歩み寄ってきた。

私の胸を躊躇なく鷲掴みにし、遠慮なく揉みしだきながら下卑た笑みを浮かべた男が言う。

 

「あのマゾ豚といいお前といいどいつもこいつも生意気なデカ乳しやがって……次はお前が相手してくれんのか、ああ?」

「ふふ、お好きにどうぞぉ? こんなギンギンにさせちゃってぇ、あの子じゃ満足できなかった?」

「んなもん見れば分かんだろ?」

 

スリスリと片手で雄々しくエラを張った亀頭を撫でまわす。他にもちょっとした美辞麗句を並べ立ててやれば、男は満更でもなさそうな表情を浮かべて聞いてもいないここに来るまでの経緯をペラペラと口走り始めた。

やれプレジャーナルでそれなり以上の地位にいるだの、やれ最近調子に乗ってた青二才が始末されて気分がいいだの……青二才、というのはこの前アストレイシーが搾り殺したという裏切り者のことだろう。そして、オフィーリアはいかなる理由かその上役、ないし同僚に当たるこの男を『接待』し、こうして尋問部屋まで連れ込んだ。

つまるところ……悦に浸っているところ残念だが、目の前で私を含めたメス豚2匹を侍らせてあれこれ喋っているこの男も排除対象ということだろう。誰が依頼主なのかは知らないが、情報と精液を限界まで絞りつくして始末する算段か。

そこまで考えた私は、笑顔を崩さぬままに男の肌に寄り添う。胸を掴んでいないほうの手を取り、おもむろに私の股間へと押し当てた。とめどなく垂れ流しになっているドロッドロの本気汁がその手にまとわりつき、光を反射して淫靡にきらめく。その様子を見て鼻息を荒くする男の耳元に口を寄せ、私はささやくようにこうつぶやいた。

 

「ふふっ……私のこーこっ♡準備は万端よぉ?♡」

 

もはや返事はなかった。

男は私の体を抱きしめ、そのままベッドへと放り投げる。それなり以上に酷使しているはずだが一向にへたる様子のない元気なスプリングがメス豚2号の淫らな恵体を受け止め、ばゆんと弾ませた。

期せずしてマゾ豚の真横にセットされる形になった私は、仰向けに寝転がったままシュッシュッと口の前で指を輪っかの形にした手を振り、もう片方の手でまんこをくぱぁ♡と開いて見せる。そして、鼻息荒くその様子を眺める種馬くんに挑発的な笑みを浮かべて、

 

「……さぁ、始めましょう♡もう我慢できないわ♡♡♡」

 

次の瞬間、第2オナホを所有物とすべく、欲求不満を極めた性豪の魔獣がシーツ張りのリングへ飛び込んだ。

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