※この作品はR-18です。

幻想水滸伝 〜淫伝〜   作:下章

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まずはプロローグから


0話 始まりの逃亡

太陽暦250年頃、ハルモニア神聖国領内にてある紋章師が疑似真の紋章を作成成功完成させた。それを知ったハルモニア神聖国最高権力者の神官長ヒクサクはその紋章師とその一族を根絶やしにする様に軍に指示を出した。紋章師の領土は瞬く間に軍に囲まれて、火を放たれ屋敷は燃え盛っている。自身の死を悟った紋章師は、まだ10にも満たない幼き我が子に完成した疑似真の紋章を宿らせた。

 

「お父さん…!?なに…!?なにをしたの…!?」

 

「我が子よ…私は作ってはいけない物を作ってしまった。私の命はない。だが、お前だけでも生き延びろ!お前に私が作った疑似真の紋章を宿らせた。それがあればなんとか生き延びれるはずだ」

 

「お父さん…?」

 

「ここを通れば我が領土の外に出られる。いつか脱出するために用意したものだが…まさか使うとは思ってもいなかった」

 

「お父さん…!お父さんも逃げようよ…!」

 

「駄目だ。私は逃げられない。逃げれば必ず輪がハルモニア神聖国は必ず刺客を差し向けて地の果てまで追跡し、私とお前は殺される。私の不始末で息子のお前を巻き込みたくない。死んではならん!お前は、私にとってたった一人の家族だ。お前だけは、なんとしても生き延びてくれ!」

 

「お父さん…!お父さんーーッ!!!」

 

「さらばだ!我が子よ…!」

 

紋章師は我が子を隠し通路を走らせて脱出させた。涙を流しながら、その子は叫ぶが紋章師は固く扉を閉めてしまう。その子は父の死を悟り逃げるように隠し通路を走り抜き領土外へと逃亡した。燃え盛る屋敷の中で紋章師はハルモニア神聖国軍の兵士によって殺されて死体は焼死されたのであった。

 

 

 

 

 

 

それから3日が経った。その子は森の中を彷徨うように歩いていた。涙を流しながら、でも歩みを止めることもなく。ただひたすらに幸いというか運が良かったのか魔物、モンスターと出会うことはなかった。しかし、運も夜になって尽きた。その子を囲うように獰猛なウルフの魔物達が涎を垂らしながら近寄ってきたのだ。

 

「い、いやだよぉ…!死にたくないよぉ…!」

 

その子は顔を俯かせてしゃがみ込み腕を抱きかかえて震えて泣いていた。何も食べてなく空腹なのもあり体力もない。ただ無惨に殺され貪られ喰われるのみと思われていた。ウルフの魔物達が遠吠えを吠えてその子に襲いかかろうとした。

 

「うわあああぁぁぁ!!!」

 

しかし、その子の運は決して尽きていなかった。

ゴロゴロゴロゴロ…ピシャーーンッ!!

突如として雷鳴が鳴り響き、雷が魔物達を攻撃していく。ウルフの魔物達は悲鳴を上げながら雷の直撃を喰らい次々と倒れていく。

 

「ふぇ…?なに…?」

 

「大丈夫かしら?坊や、怪我はないかしら?」

 

 

ア然としているその子が正面の奥から一人の女性が近寄り声をかけてきた。俯かせていたその子は顔を上げて助けてくれた女性を見上げる。その女性を見てその子は見惚れてしまう。その女性は二十代後半位だろうか、顔はとても整っており。長い銀髪をポニーテールにしていて少しミステリアスな雰囲気を纏っている。だが、それ以上に見惚れたのは女性のスタイルと衣装にある。衣装は殆ど布だけで、一応大事な所は隠してはあるといった感じだ。スタイルはかなりのプロポーションであり、ムッチリしている。腰も細く足もスラッとしている。おっぱいも大きく100cmはある位のボリュームで、その子は女性に見惚れていた。正確には衣装と抜群のプロポーションにだ。

 

「どうかしたの?大丈夫?坊や?」

 

「あ…は、はい!だ、大丈夫です…!」

 

「そう…良かったわ。立てるかしら?」

 

「だ、大丈夫です…!立てます」

 

ぼんやりしてるその子に女性は近寄って問いかける。女性が更に近寄ってきて、その子は顔を赤くして戸惑いながらも応えて立ち上がる。

 

「こんな夜に、しかも森の中で何をしていたの坊や?早くお家に帰りなさい?それとも、迷子かしら?」

 

「えと…あの…ぼ、僕は…僕には…家はありません」

 

「どういうことかしら?」

 

「僕の家は…家族は…亡くなりました」

 

「どうして?」

 

女性はその子に優しく問いかけるが、答えられない。その子も都の軍隊が突然攻め込んで来たので、上手く女性に言えなかった。そんなその子を様子を見て女性は察した。

 

「そう。わかったわ。この先で野宿をしてるの。そこで一休みをしてから近くの村に行きましょう」

 

「は、はい…!」

 

女性はその子と離れ離れにならない様に手を繋ぐ。その子は女性の柔らかく温かい手を繋いでドキドキしている。

 

「そういえば名前を聞いていなかったわね。私の名はジーン。色んな村や街で紋章屋を営んでいる紋章師よ。坊やの名前は?」

 

「僕の名前は……………アクト。9歳です……」

 

その子と女性、アクトとジーンは其々名前を名乗りあった。尤もアクトの方は不安なのかもじもじと名乗っていた。アクトとジーン…この出会いが運命の日となった。そして、この出会いから始まったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この物語はこのアクトと呼ばれる少年が、後に淫帝皇となるまでの物語である!




まずは始まりから。エロシーンは次話からです。初回なので誤字も多いかもしれませんが、何卒よろしくお願いします!
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