俗物な転生者が天竜人になるようです 作:ロースカツ提督
アマーリエは言われるがままに俺の眼前で開脚ポーズをさらけ出しているので、俺は彼女の前に移動する。
「それじゃあ入れるぞ……んっ!」
「あっ……うううううっ!」
興奮でギンギンに勃つ俺のペニスをアマーリエの中はあっさりと飲み込み、俺のチンポを奥まで受け入れる。絶頂で柔らかくなった膣肉は肉幹に悦び、うねり、絡みつく。
「くおっ、アマーリエの中も俺のチンポを悦んでいるな。可愛いな」
「ふぐうっ、ああっ、あああっ!」
アマーリエは処女とはいえ、既に興奮で濡れて快感にすべてを流れているのか、喘ぎしか漏れてない。
これはもう腰を振っても良さそうだなと思った俺は弓のように身体をしならせた。
「ひうっ、うっ、ああっ、あああっ、あぐうっ!」
見聞色の覇気でアマーリエの身体から声を聞きながら、気持ちいいと声が聞こえるポイントを狙ってピストンをぶつける。アマーリエはそれに耐えられるはずもなく、抽挿をするたびにだらしない顔で喘ぎをあげる。
「ふううううっ、ああっ、あんっ、んんっ!」
俺の肉幹にアマーリエの膣肉は甘え、ねだり、舐めしゃぶってくる。そしてその中を俺は容赦なく遠慮なく、味わい尽くす。
「ふうっ……んっ」
「あっ……くっ……」
とぷとぷと、最後の一滴まで注ぎ込む。その感覚に、アマーリエの目尻から涙がこぼれ落ちる。恍惚で緩んだ口元が笑みを浮かべていた。
「んっ……うっ……」
肉幹を引き抜き、両端で俺とアマーリエの痴態を眺めている二人に肉幹を向ける。
「それじゃあ……二人にもご褒美をあげないとな」
俺の言葉に、二人の瞳は妖しく濡れた。
◇◆◇
俺はいつ頃カリファを迎えようかと考えた。鍛え続けて今ならば新世界に通用するだけの実力はある。目標としてはもっと強くなっておきたいのでまだまだ研鑽する必要がある。だけど、想定していたタスクの消化を考える余裕は出て来たと思う。
今は原作新世界編の6年前。カリファはCP9に既に所属しているが今はルッチ、カク、ブルーノとプルトンの設計図を求めてウォーターセブンでの潜伏任務中だ。
そこから引く抜くこともできるけれど、原作から大きく逸脱しそうなことはしたくないとも思っている。
せめて、ルフィたちがCP9を倒してロビンを助けて逃亡成功したエニエスロビー編が終わってから動き出そう。CP0になった頃であっても天竜人の権威があれば問題はない。
カリファを迎えるまでは世界を放浪して実力を上げつつ、これはと思った美人をハーレムに加えてみようと思い行動することにした。
俺のお忍び用の船でマリージョアを出航して、俺の別荘がある島に停泊する。そこには役人たちにも秘密裏に作った船が停泊してあった。これを知っているのはごくわずかな人間しかいない。
この船はただの帆船ではない。青海では貴重な
貝を動力としても船体が壊れない特殊な作りにする設計図、特別頑丈な材料を用意して職人たちの手配なども苦労して人件費込みで10億ベリー以上もかかってしまったが良い船を手に入れた。
その費用のため、どれだけの賞金首の海賊を狩ったことか……。
船に乗って旅をして、マリージョアに戻るのを数回繰り返した。
そうして航海中にふと思ってしまった。
「……やっぱり、ルフィの最初の仲間がゾロってヤバいな。ルフィとゾロの二人旅が一味最大の危機じゃないか」
ゼファー先生の指導を受けながら航海術を学び、それ以外にも医療や料理なども勉強していた俺は、航海術もないルフィの最初の仲間が極度の方向音痴であるゾロであることに胆が冷えた。
偶然鳥に喰われて攫われたことでナミに出会わなかったらどうなっていたことか……。おそらくルフィがゾロに出会った日とナミに出会った日は同じ日だったことで致命的な状況に陥ることがなかったのだろう。なんて豪運なんだろう。
「あ、だけど……」
航海士不在で新世界まで進出できたバルトロメオたちもいるんだよね。なんだろうね、あいつら。
もう俺は考えることをやめた。
新世界の航路を旅していたその日、物資の補給をしようと思い近場の島がないかと探していた。
この海域は無数の島と複雑な海岸線で構成された航海の難所として知られている。
慎重に航海していた時である。
「あれは海賊船か! だがどういうことだ? 船員が全滅しているぞ。というか船が燃えているじゃないか!」
海賊船は全部で五隻。うち停泊している二隻は損傷があるが、島から離れて航行中だったと思われる三隻は大破、そして燃えている。どの船にも生命の気配はなかった。
海賊船を避けつつ、島に停泊して街を探していた俺は、
「あ、あれは!」
燃やされた村を見た。血や建物が焼ける臭いに思わず顔をしかめる。
「これは……酷いな…」
焼け落ちた家、倒壊した家。いたるところに遺体が倒れて伏している。老若男女問わず子供まで亡くなっていた。
徹底的にこの街に住む者たちを根絶やしにするという襲撃者の意思を感じられる凄惨な光景だ。
犯人は島の近くで大破していた船に乗る海賊たちか? よく見れば死体の中には海賊らしきならず者の遺体もある。襲撃に来た海賊に対して胆の据わった村人たちが徹底抗戦して相討ちとなったことで村人も海賊も生き残ることなく全滅した……?
考えながら散策していたところ人がいる気配を感じ取った。海賊の生き残りか遮那王の鯉口を切り、いつでも抜刀できるように身構える。
「君は……」
艶やかな褐色肌と、美しい銀髪の女性がいた。非常にグラマラスな肉体とそれを惜しげも無く晒している露出度の高い衣装にも目が惹かれるけれども、俺がもっと驚いたのは女の背中にある黒い翼と噴出する炎!
「驚いたな。まさかルナーリア族に出会えるとは。君は、何をしているんだい?」
「見ての通りだよ。建物についた火を消して、皆の遺体を集めて、土を掘っているのよ。生き残ったのはあたしだけだから。そういうあなたはなに?」
「冒険家だよ。ここには補給をしたいと思って来たんだ」
この冒険家というのは俺が前もって考えて、準備していた偽装身分だ。
「そう、それは残念だったね。ここにあったものは殆ど燃えちゃって。残っているのは間抜けなあたし一人だけだよ」
「間抜け?」
「うん、山奥へ入っていてみんなが海賊に襲われていることに気づけなくて、駆け付けたときには遅かった。……全部、遅かった。怒りに任せて海賊たちを全滅させてもみんなは戻ってこないのにね」
一人で新世界の海賊を全滅させるとは、流石はルナーリア族だな。種族の特性だけでなく、彼女本人の技量もまた高そうだ。
「海賊たちが大挙しておしかけて、村を荒らして村人を徹底的に殺すとは海賊の略奪にしても異常だ。海賊たちにそこまでさせる理由とはなんだい?」
「あいつらは四皇ビッグマム海賊団の傘下たちらしいよ。どうしてなのかあたしを捕まえてビッグマムへ差し出そうと思っていたらしい。それをあたしがいないと言って隠し通して殺されちゃった」
それで俺は何故この村がそんな悲惨なことになったのか、理由がよくわかった。
「そういうことか、ビッグマムへ差し出すならばルナーリア族は最高だろう」
村人たちは最後まで口を割らなかったのか、ミンク族のように仲間思いな人たちだったのだろう。生きているうちに会いたかった。
「ああ、埋葬なら俺も手伝おう」
「あたしを責めないの?」
ルナーリア族の少女が不思議そうに俺を見ていた。俺のほうが不思議だ。
「なんで?」
「いや、どうして間に合わなかったのかとか、せめて村人を避難させることもできなかったのかとか、そういうことを言われると思っていたよ」
「責めて欲しいのかい?」
「……ううん、責められて逆に言い負かしたかったのかも。言い返してさ、『仕方がなかった』って言われて、そう思いたかったのかも」
憔悴している彼女は徐々にこみ上げて来たものがせり上がってきているようだ。
「そう……仕方がなかったんだよ。一緒に仕事をしていた自警団のみんなや苦手な料理を教えてくれた酒場の看板娘だった友達も……あたしに住む場所をくれた村長さん家族が殺されたことも全部仕方のないこと……で……」
「───」
「ねえ───なんでなにも悪いことしてないのに、理不尽に奪われなきゃいけないの?」
「それは、ただ運がなかったからだよ」
「……それってとっても理不尽で、どうしようもないね」
そう呟いて、ルナーリア族の少女は力なく微笑んだ。
「海賊たちはまだあたしを諦めてなくて、電伝虫で仲間と連絡とっていたみたいでね、仲間を呼んだって、あいつらから聞き出したんだ。どうしてそこまでしてあたしを狙うのかな」
ビッグマム傘下の海賊がルナーリア族の少女を狙う理由には容易に想像がついた。
「四皇ビッグマムは彼女の縄張りにしている
三種?と、ルナーリア族の少女は胡乱げに首をかしげる。俺は指折りして彼女に説明する。
「一つは巨人族。これはビッグマム本人の因縁で巨人族と仲が険悪だからだ。もう一つはバッカニア族。これは絶滅種と言われているけど実は……まあ、いいや。そして三つめの種族が君のルナーリア族だ」
正直、ここでルナーリア族に出会えるとは思ってもみなかった。見た目には俺は平静かもしれないが、内心はめっちゃワクワクしている!
ルナーリア族最後の生き残りはアルベルだけだと思っていたが、こんな原作にも出ていない島で、原作にも登場していないルナーリア族に
俺という存在。それと以前のカチカチの実の能力者もそうだけど、やはりこの世界は原作と完全一致しているわけではないのかも。
「あたしの種族? あたしはさ、記憶が一部曖昧なの。いわゆる記憶喪失というやつ?」
「記憶喪失?」
うん、と相槌を打って、ルナーリア族の少女は身の上を話し出す。
この島は冬島で今の季節は春なので温暖なのだが、冬になるとかなり寒いらしく彼女はこの島の最奥で氷漬けとなっていたらしい。それを発見した村人たちによって氷の中から保護された。
氷の中で仮死状態だったのかな? それで生き延びているのは凄い。クマムシみたいな生存能力だ。
ルナーリア族はクイーン曰く『あらゆる環境下で生存できる怪物』とのことだが、マジでその通りだな。
「なんで氷漬けになっていたかも覚えてないのか?」
「うーん、突然海が爆発してずーっと空高く飛ばされたことは覚えているよ。海みたいな雲を突き抜けて、最初は飛びながらどうやって降りようか考えていたけど力尽きて落っこちゃったの。そしたら……」
「この島に墜ちたと。どのくらい眠っていたかも見当もつかない?」
「うん」
「マジか……」
高度10,000m上空にある空島───より正確には凝固した雲海まで彼女を突き上げたのはルフィたちを空島へ飛ばした巨大な噴水現象、
彼女が当時ジャヤ島近海にいたのか、偉大なる航路では類似した現象が他の海域でも起きるのかはわからないけど。
空島のある高さから落下して生きているとか、カイドウさん並に硬いなこの
ルナーリア族ってスゲー!
「ああ、でも、雲海にまで行っているなら空島があるはずだけど、翼は実は滑空しかできないとか?」
「いや、ちゃんと飛べるよ? それでもずっと飛ぶことはできないし、休める場所もなくて疲れて落ちちゃったんだよ」
彼女やカイドウさんみたいに自力で飛べても空島に辿りつけなかったら最後は墜落するのも仕方ないか。俺も飛べるから空島へ行ってみようと挑戦したけど辿り着くまで苦労したからなぁ……。
「目覚めたのも最近だし、それまで記憶にも曖昧なところが多いんだよね。それでさ、ルナーリア族ってそんなに珍しいの?」
「百獣海賊団にキングと名乗る男が一人いるだけで凄く珍しいね」
俺の原作知識ではキングがルナーリア族最後の生き残りだった。
「そっかあ。じゃあビッグマムにあたしを献上するまであいつらも諦めたくないわけだ」
「念のために言うけれど、同胞のよしみでキングを頼ろうとは思わないことだ。ろくでもない未来になることは目に見えているからな」
「……じゃあ、もうどうしようもないね。あたしはやって来る海賊たち相手に暴れてできるだけ多く道連れにするか」
「君は死にたいのか?」
「そりゃ、死にたくないわよ。死んでいいなら海賊と戦うこともしないもの。でも、恩人たちの仇に従おうとは思わないわ。あなたは巻き込まれないうちに出航したほうがいいよ」
「出航するのは海賊たちを迎え撃ったあとだ」
「海賊を、迎え撃つ? どうして?」
「さっきの続きだけどね。たしかにこの世には理不尽な状況や天災というのもある。でも人間はそれに抗うことだってできるんだ。とりあえず俺はここの村人たちのような犠牲者を出さないよう海賊たちを迎え撃つことで理不尽に抗うことにするよ」
海賊たちにルナーリア族の少女が捕らえられ、ビッグマムに献上されたときの原作からの乖離、未来の改変がどうなるか計り知れない。俺の大切な武器でもある原作知識を損なわれることは嫌だ。
そして何より、傷心の彼女を見棄てることがどうしてもできなかった。
「なあ、君は死にたくないと思っていて、けど死ぬ覚悟はできているなら、一つその命を賭けてみる気はないか? 俺は強いぞ」
君はどうすると言われた彼女は───
「そうだね、かなり強そう。のったわ! その話!」
ルナーリア族の少女の笑みは、先ほどまでと違う活力を感じられた。
彼女の恩人や友人たちの死に責任を持つ海賊たちを打ち倒してこそ、彼女自身が、心理的な再出発をはたしえるはずだ。
ルナーリア族はフィジカルと種族特性を鍛えて、技量を研鑽すれば悪魔の実は戦力として不要なのでは?
ルナーリア族の少女の外見のイメージはどれがいい?
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