俗物な転生者が天竜人になるようです 作:ロースカツ提督
残業三昧で気力が消耗したり、シナリオをどうしようか、エロをどう書こうと色々考えてるうちに時間が溶けました…
次回はエロ回にするつもりです。なるべく更新は速くしたいと思いますが、期待せずにお待ち頂けると幸いです。
前々から欲しかった奴隷をついに購入することにした。
チャルロス聖にどこで買ったらいい?と尋ねたら、シャボンティ諸島の
詳しく訊けば俺の親戚のおっさん(まだ41歳ではない)が経営している店じゃないか!
あいつもう人身売買に手を出していたのか。まあ、スマイルが出来上がるのはまだまだ先だろうし、今の裏稼業は人身売買と武器の密貿易か。
本来、この世界では人身売買は禁じられているし、白ひげは自分の縄張りで人身売買に手を出した者は殺すという掟を課しているくらいだ。
だがシャボンティ諸島では人身売買が海軍にも見て見ぬふりをされている、この世の掃き溜めだ。
まあ、その掃き溜めにこれから行くと言うことになって、ミョスガルドのおやっさんに怒られた。
ごめんて……。だけど奴隷はちゃんと優しく扱うから許して……。
「人間屋のオークションまではまだまだ時間があるから、折角だし俺達もぶらぶら回るか、ステューシー」
「ええ、お供します。護衛たちにも準備させます」
「いいよ、お忍びで行こう」
「……え?」
◇◆◇
「じゃあ、シャボンティ諸島には本当に護衛なしで行くんですかい?」
「そうだよ。君も待機でいい。……あ、海軍のお蕎麦美味しい」
「ええ、本当ね」
お忍び用の船がメンテナンス中だったので俺とステューシーは青雉に戦艦を出してもらってシャボンティ諸島まで送ってもらっていた。
「そうですか……。はあ、なんで俺がこんなことを」
「フッフッフッフ、言うじゃないか青雉君。お前のそういうところ凄くいいと思うよ」
青雉は既に俺に対してだらけ切った顔を見せ始めていた。
「だって海軍本部にいたら暇そうにしていたじゃないか。それにガープ中将にお前を借りていいかと聞いたら快諾してくれたぞ」
白ひげやおでんみたいなすごくイヤそうな顔をする青雉の肩に腕を回して、通りすがりのガープに頼んだら彼は考える間もなく了承してくれた。
「おかしいなぁ、俺のほうが階級上なんだけどねぇ!」
嘆息している青雉を無視して蕎麦を啜るステューシーは図太いと思う。
「シャボンティ諸島は私もはじめて行きますね。遊園地も興味はありましたけど、機会がありませんでしたから」
「そうか、じゃあまず観覧車のあたりを行ってみるか」
「え、いいえ、そんな」
「気にしないでいいよ。遊園地は俺も行ったことなくて興味があったし、オークションまでも時間が余裕あるし」
「ありがとうございます……」
「───ッ!」
照れたように微笑むステューシー。
なんだこれかわいいなおい。
「ちょっと誰か! コーヒーを持ってきてちょうだい!」
青雉がやけっぱちになった声をあげていた。
◇◆◇
訓練生と混じっていたダンテだった頃の服装に着替え、刀を持ち、同じく私服に着替えたステューシーとともにシャボンティ諸島にやってきた。
今更、人攫い程度に後れを取る俺ではないし、ステューシーも元CP0なので充分に対抗できる。まあ、俺は主としてステューシーをちゃんと守るけどな!
そして約束の通りシャボンディパークに来た俺たちは観覧車に乗った。
「まあ、素敵な景色ね」
「これが噂には聞いていたシャボンディパークか。俺もくるのは初めてだ」
人がゴミのようだ!と言いたくなったが、天竜人の俺が言うとステューシーにドン引きされそうなのでやめておく。
「ん? あれは……」
観覧車からでも地上の様子が見えたからこそ、どこかで見たことのある顔を見つけた。
知り合いではないはずだが……あ、思い出した!
「そうか、あれは人攫い屋!」
名前を忘れたけどケイミーを攫ったピーターパンみたいな奴! どうやら手下と一緒にまた人攫いをしようとしているみたいだな。
狙っているのはあの魚人の男かな? あいつの変装も下手くそ過ぎるだろ……ガス彦レベルじゃねぇか。
「───ッ、失せろ」
イメージするのは黒い稲妻が緑牛を貫く姿! ピーターパンもどきに緑牛の姿を重ねて覇王色の覇気を放つ。
色々試したけれどシャンクスのスーパー失せろの練習にはこれがしっくりくるんだよね。
いつかはシャンクスやレイリーみたいに特定の相手を気絶させる覇気の拡散をしたいものだ。
「おっ、成功したぞ」
人事不省のピーターパンもどきに手下たちは慌てている。その調子でさらに部下たちにもスーパー失せろをしていく。
魚人の男も流石に異変に気付いたらしくて逃げ出した。
「あら、人攫いさんたちが倒れてしまったわね。病気かしら」
「それはまあ気味の良い話だ」
俺の隣に座るステューシーが口元に微かな笑みを浮かべている。……バレてる。
観覧車から降りてみると人攫い屋たちは倒れたままだった。誰も介抱してやらなかったのか……。まあ、みんな人相悪くて堅気じゃ無さそうだからな。君子危うきに近寄らずを実践したのだろう。
「こいつらはどこかそこら辺の
「まあ、怖い」
「こいつらがいつもやっていることさ。ま、あくどい商売しているんだから、あくどいことされても自業自得だよね」
ドフラミンゴの店とは違う別の店で人攫い屋は売り払った。オークションまで時間があり、臨時収入も得たので俺たちは35番街の繁華街にある洋服店に入った。
「お似合いですよ、旦那様」
「ありがとう、ステューシー」
俺の買い物にステューシーからアドバイスを貰い、俺も彼女の買い物に付き合った。
「この下着は、少し派手ではないですか?」
「そんなことはないよ」
その後に食事を終えた後に、いよいよオークションへ行くことになった。
シャボンティ諸島1番グローブ。
俺は天竜人らしい服装に着替えて、ステューシーも礼装へ着替えている。俺たちが店に近づくと、慌てた店員が近づくと土下座をする。
「これはエンピレオ聖! 奥方様もいらっしゃいませ!」
最大限の媚びた笑顔で店員は出迎えた。相変わらずこういう態度をされることには慣れないな……。
自分が本当に偉くなったように錯覚してしまいそうになる。
「会場ではひざつき等の作法は無礼講に願います」
「いいよ」
「ありがとうございます。では、VIP席へご案内いたします! ……それで、お連れ方は?」
「いいや、俺たち二人だけだ」
実際、軍艦に乗り込んだのも俺とステューシーだけだ。兵士たちは弱すぎるので本当に危険なときは邪魔なんだよね。調練するつもりもないし、船には乗せなかった。
「敵がいれば俺一人でどうにでもなる」
そういうと店員の視線が俺の刀に移る。きっと天竜人が飾りで持っていると思っていたのだろうな。
ディスコが司会のオークションが開始する。海賊や世界政府非加盟国の軍人などが舞台上に立たされて競売にかけられていく。
そしてエントリーNo.12に絶世の美女奴隷が紹介された!
「ご覧下さい! この奇跡のプロポーションを! 20歳の踊り子アマーリエです」
ついに来たぞ! これはと思う美女だ。パッチリした二重瞼と少しつり気味の目は左右で美しく均衡している。スラリとした鼻筋からの鼻梁は高い。長く真っ直ぐに伸びた艶やかな赤髪も印象的だ。
俄然やる気が出て来て俺は身を乗り出した。これは競り落とさないといけない。
風俗へ行けば安い金で色々な女が抱ける。だが一人の女をつま先から頭のてっぺん、髪の毛の一本に至るまでを己の物にする征服感は何物にも代えがたい快楽だ。だからどうしても手に入れなければ!
……うーん、やっぱり俺ってば、天竜人メンタルよりなんだね。
俺はアマーリエを6000万ベリーで落札した。アラバスタ編後のゾロの懸賞金と同じだな。
60万からスタートして1ゾロになるのは破格な高額での落札であるとして会場がざわめいた。俺もオークションなんて前世でも経験がなかったので勝手が分からなくてどれくらい金額を出せばいいかわからないので予習をすればよかったと後悔していた。
ステューシーからも横でいきなり金額を吹っかけるとは阿呆め、と言うような冷たい視線を感じる!
ごめんて……。絶対負けるわけにはいかなかったんだよ。
今回の目玉であった巨人族はスルーしてオークションは終了。金を渡して無事にアマーリエとの対面となった。
「エンピレオ聖がお望みのアマーリエでございます」
「よろしくお願いします」
美しい踊り子は従順に引き渡しされていた。
「元々大人しい気性なこともありますが、しっかり躾けてありますのでこの通り」
「拷問でもしたのか?」
「ご安心ください。痕が残るようなことはしておりませぬ」
だろうな。露出の多い衣装からも痣とか傷は見えないからな。従順に躾けられているのは困ることではないからいいけどさ。
「お買い上げありがとうございます!」
アマーリエ
人間屋のオークションに売られていた踊り子の美女。ONE PIECEの美女らしく素晴らしいプロポーション。
60万からスタート6000万で落札されたが、これはシャボンティ諸島編でオークションにかけられていた踊り子のパシアが80万からスタートして720万で落札。その金額が高額ということなのでアマーリエの落札価格がどれだけ凄いかという話。