翌日、乱れた服装をある程度整えて野営の痕を片付けた私達はいよいよ最深部……納骨堂が今の有り様となっている原因が眠っていると思わしき古代の遺跡に入っていく。
拡張工事の際に雇われた人足が崩したと思わしき壁の工事痕を潜ると、私達がある意味親しんでいると言えるだろう直線的な古典様式の冷たい石造りの集団墓地は湾曲を装飾に多用する古い、異教風の様式に様変わりしていた。
このような地の底にどうやって築いたのやら、この地に聖教の教えが布教される以前の、混沌とした古い時代の気配を感じる遺跡が闇の中へと何処までも続いている。
経験上、こういう場所には碌でもない何かが眠っている事が多く、自然と表情が固くなってしまう。
「今は信仰する者の絶えた古代の神々に縁のある遺跡です。注意して進んでください」
私の話を聞いているのかいないのか、アインは手を後ろ手に手をひらひらと振った後にゆっくりと扉を開けた途端漆黒の闇の中へアインへ足を踏み入れたアインが呻いて鼻口を手で覆う。
「うっ! なんじゃこりゃ……」
「なんなんですかこの臭いは……」
死体の臭いを嗅ぎ慣れている私でも驚くような息の詰まる酷いにおい。
そこは床一面に古い骨がうず高く積み上げられた、腐敗臭の漂う屍の塚とでもいうものが築かれていた。
アインあまりの光景に言葉を失う程に、この私も正直言って愕然とするほどに、ぬ荒れ果てた腐臭漂うこの区画には文字通り足の踏み場もないほどに何百何千という白骨化した人間の屍が積み重なっていたのだ!
「なんなんだよこの場所は……」
あまりの異様な光景に流石のアインもいつもの減らず口を叩く余裕は無いらしい。
硝石の結晶がこびりついた石の壁を触ると私でも見たことのない、非常に奇妙で緻密な浮き彫りが隙間なく掘られているのが分かる。どう考えても尋常な仕事ではない。
「……異教時代の墳墓、神殿のような場所なのだと思います。」
「昔の神様の神殿?じゃあ足元の奴らはそのカミサマに生贄にでもされちまったのか?」
ザクザクと、細かく崩れやすい白骨を踏み砕きながら油断なく足を進めるアインが零す。
「それはまだなんとも。ただ、道中の出来事とここの有り様から、祀られていた何かは死に関する権能を有するなにかだったんだじゃないか程度の推測はできるでしょう。」
恐らく今回の事件を引き起こした何かがこの骨の丘の頂上に居る筈だと感が告げる。
「うへぇ……。長居はしたくねぇなぁ……」
そう言いながら少し足早で進むアインとともにちょっとした丘程度の大きさがある屍の山の頂上に到着する。
そこは平らにならされており、中心部には祭壇のようにも見える黒曜石の塊が安置されており、その頂上には奇妙に歪んだ五芒星の形をした金属の塊が安置されていた。
「オレはここにゾンビ共を操ってるおっかねぇバケモンがふんぞり返っているもんだと思ってたが……あれだけか?」
油断なく剣を構えて周囲を探った後彼は拍子抜けしたような調子で呟いた。
「……みたいですね。護符の類に見えますが……一応霊視をしておきましょうか?」任せるぜと言う風に彼が手を降ったので意識を黒曜石の祭壇に集中して霊視を開始する。
……中央に奇妙な五芒星の護符が置かれた黒曜石の祭壇に、大量の骨の獣───山羊のものだろうか───が絡みついてこの骨の塚全体に黒い根を張っている光景を幻視。
儀式の生贄とされたか、あるいは祀神そのものか。
何にせよかなりヤバそうな代物だ。
。またそれとは別にうっすらと別の何かの存在が浮かび上がる。恐らくこの遺骨の山を作り上げた古代の神官かなにかだろうか?
薄い霧のようなものなのではっきりとは分からないが剣を手に何かに祈りを捧げているようにも見える。
刀身に黒い靄のようなものをまとわりつかせたそれを手に一心不乱になにか呪文のような物を唱え続けているその男は剣の切っ先を自分の首に向けて……。私がそれに気がついたのは、生暖かい何かの飛沫が顔に掛かり、酷い鉄錆の臭いを嗅いだ時だった。
「………えっ?」
あまりにも強烈な祭壇から漂う魔力の放射に気を取られていた私が視界を現実世界に戻すとそこには「あー……?」骸骨剣士からの戦利品である直剣の刃を掴み、自分の喉を剣で串刺しにしたアインの姿があった。
「アイン!」彼の剣を握る手を引き離そうと腕を掴むと、彼は虚ろな目でこちらを見た後、口からゴボッと大量の血を吐いてそのまま崩れ落ちる。
ありえない、ありえない、ありえない、なんで、どうして、私は呆然としたままその場に立ち尽くし、広がる血溜まりの真ん中で、痙攣するアインの亡骸をただ見つめる事しか出来なかった。
彼との過ごした濃密な数日の思い出が走馬灯のように駆け巡る。
フラフラとアインの血を吸って赤みを帯びた骨片を踏み砕きながら私はアインの喉に突き刺さった直剣を霊視で検める。
「あっ……あぁっ……ひっ!」
途端、ぼうっと黒いオーラを放射する剣の柄飾りからは白骨となった何本もの腕が突き出て私の腕をつかみ、腰に巻き付いて胸を揉んで秘所に潜り込もうとして来たたため、悲鳴を上げ尻もちを付いた衝撃で運良く霊視は中断、白骨の腕も消える。
得体のしれないものに霊体とは言え胸や尻を揉みしだかれた衝撃にパニック寸前の過呼吸を何とか抑えて息を整えた私はふらふらと立ち上がる事が出来た。
どうして、なんでこんな事に、今の今まで気づかなかったんだ?あの骸骨騎士が有していた剣は、幻視の中で見た古代の神官と同じ、生贄をあるべき所へ捧げる為のものであったのだ。
呪いも祝も紙一重、影響が微弱に見えても死に縁がある品という時点で疑ってかかるべきだったのに……!彼が死んだのは私のせいだ。
……こみ上げてくる激情を無理やり飲み込んで涙と鼻水を拭く。
これが神に供物を捧げる儀式だとすれば……再度周囲を霊視すると、不気味なほど静かであった骨の塚のアストラル界に祭壇を中心に渦巻くようなどす黒い魔力の塊が形成されつつあるのを見て目が離せない。
ダラダラと目や鼻から血が流れ出てくる。長く見続けると精神が汚染される!
「ぐぅ!」
おぼつかない手で鞘から短剣を引き抜くと、手のひらを突き刺しその痛みで無理やり霊視を中断。
ぜぇぜぇと息をしながら崩折れて、口の中に溜まっていた血を吐き出す。
ナイフを手のひらから引き抜いて私は祭壇に近づき奇妙に歪んだ五芒星の護符を手に握る。
「このままには出来ない……!」アインの血が捧げられた事でこの場所で執り行われている儀式のようなものの段階が一段階進んでしまった気配がする。
絶対に良くない何かがこの場所で始まってしまう前に、一刻も早くこの護符を依頼人に見せて何らかの対策を講じなければ!
そう駆け出そうとして、血溜まりの中で横たわるアインの死体の前で立ち止まる。
ごめんなさい、事が収まったら必ず地上に還してあげるからどうかそれまでそこに居て。
そしてそのまま来た道を駆け戻ろうとして……ふと嫌な予感を感じて振り返ると死んだはずのアインの姿が消えている。
「これはっ!? 」
瞬間的にまずいと思った次の瞬間、ぎゅっと、あの逞しい腕に手を掴まれ、凄まじい力に地面に引き倒されてしまう。
「そん、な……!」
アインは確かに事切れていた筈だ。そんな、もう死霊化がはじまったのか!?
「がぁあ!」「離して!……アイン!お願いっ!やめてっ!」
暴れてその胴体を足で蹴り上げる私も意に介せず、さっきまでアインだったソレは咆哮を上げながら私にのしかかり、覆い被さろうとする。
いつの間にかその体からはあの祭壇を霊視した時に見たあの黒い根のような触手が生え始めていた。
覆い被さってきたソレの口や首の傷口から這い出し、皮膚を突き破りながら大量の触手が彼の中から現れる冒涜的な光景に私は悲鳴を上げて、拘束から逃れようと暴れまわるが、異形と化しつつあるアインはいよいよもって万力のような力で私を抑え込んで離さない。
生きている時ですら無理であったのに、もう完全に死者と成り果ててしまっている彼の力に勝てるはずもなく、完全に組み伏せられてしまう。
「アインッ!……お願いだから、はなしてっ……!」
もがく私の必死の呼びかけにも答えず、興奮したように生臭い息を吹きかけながら彼の顔だった部分までが半分ほど黒く溶け崩れて触手とも肉塊ともつかないのたうつなにかに変かえたソレは体から生えた触手をゆっくりとこちらに近づけてくる。
「ひっ嫌ッ!やめて、離してッ!」
黒くドロドロした、悍ましい墓場の匂いに満ちたそれは半狂乱で暴れる私も意に介さず、破り捨てるには些か丈夫過ぎるローブと魔術師の装束を裂いて、肌着、下着の下を這い回る。
「あっ!やめっ触らないで……」
その醜悪な見た目に反して、体に巻き付いた肉の触手は柔らかで生暖かく、私を傷つけること無しに胸や尻をいやらしく愛撫するかのように蠢動する。
「ぐっ……うっ……!」
触手の細かい凹凸の付いた肉襞はまるで淫らな玩具のような優しい手触りで、巻き付いた触手がうごめく度に、愛撫された陰核や乳首が固く立ち上がって、コリコリと刺激されてしまうのを感じ身を捩らせながら思わず甘い声を上げた途端「むぐっ!? んんんッ!!!」
太い肉棒の如き一際大きな触手が口内にねじ込まれ、逃れられないようにか細い触手が喉に巻き付き固定されると、激しく抽挿を繰り返し始める。
「んぶっ!むぐぅぅうっ!!」
ジュポジュポッ!私の細い首をギリギリと締め上げながら、アインから生えた触手は私の喉の締まりを楽しむように酷い臭気と味のソレは酸欠と喉を犯される異物感によって体を痙攣させているのもお構いなく、水音を立てて乱暴に抽送を繰り返した末に大量の黒い粘液を吹き出す。
「むぐっ……!ごっ……んぅうううぅっ!」
触手にぎりぎりと首を締められて、意識を手放す寸前だった私の胃に直接液を注がれ、お腹の中に生ぬるい液体で膨れ上がったかと思うとそのまま喉を逆流、口内の隙間や鼻から青臭いが黒い粘液が吹き出し、その異物感と衝撃で意識を強制的に取り戻してしまった私に休みを与える暇も無い。
「おごっ!?」
今度はお尻の穴に触手がねじ込まれ、ずるっと直腸から侵入した触手が私のお腹を内側から押し広げ、腸内をグリグリと刺激しながら乱暴に動き始める衝撃に体を限界まで仰け反らせて絶叫。
胸や女陰という性感帯は優しく弄らているに留められているにもかかわらず、愛もないただ犠牲者を嬲り犯すためだけの如く行われる激しい二穴攻めと臓腑に注がれた黒い粘液のせいか、触れなくてもわかる程に熱く充血した女陰からは壊れたようにダラダラと愛液が垂れ流しになって、乳首も陰核は限界まで固くなって上向きに持ち上がっている。
「おっおおぉおぉおぉぉ!? 」
グリグリと腸内で膨らんだ触手に奥の奥まで内蔵を犯されて絶叫を上げた瞬間。どぷっという音とともに今度は下から例の粘液を胃の中へ、腸の中へと注がれ体内で爆発があったかのように腹が膨れてその衝撃だけで絶頂、情けなく毛の生えた陰部をさらしたままびゅーっと水を吹き出すオモチャのように大きな音を立てて潮を吹いてしまう。
「おごぉおおっ!!んっ、ぶぐぅぅっ!」
私は四肢と胴体に巻き付き抑え込まれたまま、上下の穴に挿入している触手にその粘液を注ぎ終わるまで腹の中で膨らむ液体に腹部が圧迫されて苦しみもがくいた後ようやく口から触手が引き抜かれ、満足に空気を吸う機会が与えられて
「げほっ、ごぼぉっ!……かはっ、はぁーっ!はぁっ……!」
咳き込みながら初めて周囲の様子を伺うだけの余裕を得られた。
古代の墳墓はいつの間にか黒い泥のような液体の間を白い骨の浮島が揺蕩う海の如き有り様となっており、這い回る無数の触手が液体の水面に揺れる腐乱死体に群がりその体を好きなように食いちぎったかと思うとそのまま黒い粘液のスープに溶けていく悍ましい光景が延々と続いている。
そして私の肉体を好き放題に嬲っていた触手達の苗床と化した彼、アインもまた萎び、腐り果てたうごめく何かへ変わっていた。
「あっ……あぁっ!」
私は絶望した。あの祭壇の下で眠っていた神の如き何者かが微睡む外界へと引きずり込まれてしまった事に、そしてアインが死んだ後もこのような場所に捕らえられて魂すら取り込まれていこうとしているのに、ここで犯されていることしか出来ないなんて!
「アインッ!離せっ離せよぉ!んんんッ~~~~~~!」
触手に体を組み伏せられたまま、激情に駆られて叫ぶ私に反応したのか、周囲の触手が私の体に殺到し、今度は耳や鼻に乳房や臍のような小さな穴にまで群がり、ドクドクと脈つ触手からは粘ついた液体を注入してくる。
「んぶっ!?おごぉっ!!」
精液とも血ともつかない不気味な冷たい液体を、直接胃へと流し込まれていくおぞましい感覚に鳥肌が立つ。
さらに耳から入った触手は鼓膜を突き破りさらに奥へ奥へと進んで、頭の中に勢いよく液体を注がれた私は脳を犯されるという未知の感覚に最初は恐怖と苦痛の入り混じった悲鳴を上げていたが、、触手から分泌された液体が耳の中から脳へと流し込まれるようになると今までの恐怖と苦痛が消えて心地よい快楽に変わって行くのを全身で感じるようになっていった。
「おっ!ぎもぢっ♡頭の中っおっぱいもっイグっ♡イちゃいますッ♡♡♡」
同じく粘液を流し込まれていた乳房もいつの間にか大きくなっており、ぷっくりと膨れた乳首からは心地よい痺れとともに母乳が音を立てて吹き出る。
いつの間に妊娠していたのだろうか?でも気持ちいいからどうでもいいか。
痛いほどに張った胸に巻き付いた触手がギュウギュウと乳房と乳首を締め上げて、男が射精するように、濃いドロリとした母乳が吹き出て群がる触手達に片っ端から飲み干されていく。
「やっ♡気持ちいッ!気持ちイィよぉッ!」
仲間の無惨な死体の前だと言うのに、悍ましい異形に群がられているのに、発狂ものの異常体験を現在進行系で経験しながら、アナルを触手にほじられながら、母乳を絞られ飲まれて私は甘い声で叫ぶ。
もうずっと前に正気などすり減らし尽くしてしまったのかもしれない。やがて自分からも刺激を求めて、菊門を犯す異形の動きに合わせて腰を振り、母乳を求めて殺到する触手達に乳房を押し付け私は嬌声を上げ始めてしまう。
何処までも広がる黒く底の見えない大海からは無数の触手がワラワラと押し寄せては、私の体に巻き付き、犯し嬲って蕩けて消える。
「あ゛ぁあっ!だめっ!そこはぁっ!」
やがて四方から伸びた触手は私の秘所にまで侵入しようと迫ってくる。その太さと長さはアインの物とは比べ物にならず、お腹を突き破られるのではないかと言うほどの圧迫感に思わず腰が引けてしまう。
触手はそんな私の反応を楽しむようにわざとゆっくりと進み、体の周りでうごめく触手達は性欲を煽るように、ザラザラと体の表面を愛撫し、既に赤黒く膨れた陰核をゴシゴシと扱き、私の体を限界まで刺激する。
「ッー!ッー!」
アレだけの行為の後だと言うのに、興奮に私の汗と体液に濡れた肉体───心做しか肌は青白く、痛みも疲れも悲嘆も感じなくなってきたように感じる───は絶頂の寸前のまま留め置かれており、パクパクと、物欲しげに動く膣口はその瞬間を求めているかのようだ。
もう魔術師としての夢も、希望も、アインの事もどうでもいい。眼の前の固くて太いものが欲しくてたまらない。
「来てぇ……早く入れてぇ……♡♡♡」
自然、悩ましげに腰をくねらせて、場末の娼婦のような卑猥な誘い文句が洪水のように口から溢れる。
もう半ば、私が私でないみたいだ。まるで自分の意識が、魂が噛み砕かれて飲み込まれて、別の何者かに上書きされていくような冷たい死の快楽が、触手に犯されている間中、ずっと体に走っている。
きっと、この触手を受け入れて、子宮でその熱く冷たい精液を受け止めたら私は……。
そしてついに女陰へ到達した肉棒は、先程までのゆっくりした動きは何処へやら、膣口を無理矢理に押し広げると、前戯は済んだとばかりに激しく前後に動き始め、その瞬間に膣道を無理やり張される痛みと刺激、子宮口を押し上げられる感覚に私は体を仰け反らせ絶頂を迎えてしまう。
「イグっ!イギまずぅっ!」
ビクビクと痙攣しながら潮を吹いた私を見て気をよくしたのか、更に加速する触手のピストン運動によって何度も何度もイカされ続けるうちにだんだんと頭がボーッとしてくるのを感じた。
「えへっ♡えへへっ♡♡♡えへへへへへへっ!」
自分が溶けて、大いなるなにかの一部へと組み込まれて変えられていくような、母の胸の中のような安心感、今までの不安や憎しみ怒りはすべて快楽へと変わり、いつの間にか私は膣へ触手を受け入れたまま、胸を揉みしだき、陰核を手のひらでグリグリと押しつぶして自慰を行っていた。
箒に遊びでまたがって、あそこをゴシゴシ擦る気持ちよさを初めて知った少女時代のように、でもあの時よりもより淫らに下品に大きくなった乳房を絞って固くなった乳首からを吹き出させて、摘んだ皮むけ陰核を上下に扱いて嬌声を上げる。
やがて限界を迎えそうになったのか膣の中で膨れ上がった触手は膨らんだかと思うと、今までで一番濃厚な粘つく精をビュルルルッっと勢いよく噴き出して、熱い液体が私の膣内を満たしていく感覚とともに、私も盛大に潮を吹きながら絶頂を迎える。
子宮に直接流し込まれるどす黒い精液私のお腹はまるで妊婦のように大きく膨れ上がり、その刺激だけで何度も達してしまいそうなほどの快感が全身を襲う。「あひっ、あへぇっ!しゅごいのぉ……おにゃかのなかぁ、いっぱいでぇ……んぉっ!イグッ!またイッグぅぅうう!!」
苦しい、痛い、辛い。私の人間としての魂が不可逆的に捻じ曲げられて快楽に上書きされると同時に、記憶や感情が、太古から続く恐るべきなにかに吸い上げられて溶け合わされて押し流されて消えていく恐怖に、残された私の中にある私の残骸が、瀕死の子鹿のように体を痙攣させる。
いつの間にか呼吸も止まり、死人のごとく青ざめた肌には死斑のようにの社の壁一面に刻まれている複雑怪奇な浮き彫りと同じ紋様が浮かび上がり始めている。
「あひっ、あへぇっ!しゅごいのぉ……おにゃかのなかぁ、いっぱいでぇ……んぉっ!イグッ!またイッグぅぅうう!!」
ああっおまたずりずり、きもちいよぉ。乳首をぐりぐりもっといっぱいいじって。もう私はは自分がなんという名前だったのか、故郷が何処だったのかすらも思い出せない。
もっといっぱい犯したい。犯されたい。セックスしたい。繁殖したい。この世界を穢して満ちて取り込んでもっともっともっと……おかあさん、おとうさん………アイン………。