※この作品はR-18です。

無名戦士たち~ファンタジー世界senkaSS集   作:火風水

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ハーフエルフの銃士メリッサ:戦後処理★

長いようで短かった楽しい夜が終わると、依頼人が言っていた通り指揮官であった女騎士を初めとした砦の守備隊の処刑が始まった。腕を縄で繋がれて、処刑台へと女騎士とその部下達が歩かされて行く。どうでもいいような雑兵達は既にまとめて木に吊るして処刑するか、そうでなければ武器を奪って開放しているので、こうやって形式張った方法で処刑するのはある程度の身分がある士官たちだ。指揮官である女騎士を筆頭に守備隊上層部は全員女性だったらしく、彼女たちの中には昨日の天幕で見たことのある顔すらあった。これらの捕囚はアタシ達を含めた傭兵たちは邪魔だからと処刑台の周りで見物をさせられて、刑の執行は依頼主……この辺を治めている帝国派の貴族の私兵達が執り行う。

 

兵士たちに追い立てられてゆっくりと進む囚人の列の先頭を歩く女騎士は昨日の夜と殆ど変わらない全裸に近い格好のままで、その豊かな乳房や顔、カールしたツインテールは乾いた精液がこびりついており、その顔は最初にあった時の面影すら感じられないほどに憔悴しきっていた。依頼人が派遣してきた偉そうな役人が女騎士へ「何か言い残すことはあるか?」と尋ねてみるが、彼女は虚ろな表情でただ首を横に振るだけだった。アタシ達傭兵が死に向かって捕囚たちを遠巻きにする中、処刑台に登った彼女たちは、処刑前に身体検査という名目で観衆の前で服をめくりあげられると、足をがに股に広げさせられて大股開きというな格好で体を弄られるという辱めを受けて、皆一様に、その惨めな扱いと姿に歯噛みし、涙を流す者も少なくなかったがここまで来るともう今更どうすることも出来なさそうな様子だ。そんな中でも一番恥辱を受けているのは指揮官の女騎士だろう。このツインテールの騎士様はアタシ達の後も兵士達によって散々に凌辱され弄ばれていたようで、胸や尻穴はもとより、陰部を覆う貞操帯までもが体液でカピカピになった肌の上から白濁液でドロドロとなっており、アナルから流れ出した精液が内腿を伝って貞操帯の隙間から漏れた愛液とともに歩を進める度に滴っている有り様だ。昨日までのまだ気丈な態度を取る余裕がありそうなあの女騎士なら、やかましい声で恨み言だの辞世の句を叫ぶぐらいの事はできそうなものだが、今の彼女にそんな余裕は無いようで虚ろな眼差しでぼんやりと虚空を眺めているだけだった。

 

そして処刑台の上に立った貴族の処刑人たちが絞首刑用の縄を持って処刑台にかけると、もう逃げることが出来ないことを悟った女騎士たちは死への恐怖に怯えるように歯嚙みし始める。役人が命令すると数人の兵士によって女騎士たちの首に縄がかけられて、暴れられないように足を縄で縛られる。そして従軍司祭サマのお祈りが終わって執行役の士官が合図すると、処刑台の床が開いて女騎士の首が宙吊りになる。彼女の白い喉に縄が食い込み、その体は足の先をピンと伸ばしながらビクビクと痙攣する。そんな金髪ツインテール女無惨な姿を見た傭兵たちが笑いながら囃したてる中、他の士官達の処刑も始まり彼女たちもまた女騎士のように首を吊られていく。体の重みに処刑台がギシギシと鳴って縄が揺れる度に、女騎士たちは体を激しく震わせてくぐもった声をあげる。命を振り絞って必死にもがく彼女たちの滑稽な姿を笑いながら貴族の私兵達は囃し立てており、アタシはそんな彼らを横目に見ながら「いい趣味してるねぇ」と思わず呟いてしまう。そうしてしばらく処刑を眺めていた私兵達だったが、やがて処刑を待つ捕虜達の列も途切れ、全員が処刑台の上で縄に吊られて動かなくなると、アタシ達を含めた見物人たち全員に、少し気まずい沈黙が訪れたのだった。

 

何人かの兵士達はは変わらず完全に動かなくなった彼女たちを囃し立てていたが、いつまでもこうしている訳にも行かないらしく、処刑台を警護していた斧槍を持つ下士官達が観衆達を怒鳴って追い散らしだす。首を荒縄で吊られたまま、白濁液に汚れた体をさらしている女騎士達の死体を横目に見た後、アタシもそろそろ傭兵団の野営地に戻るべく歩き出す。あー今日のご飯は何かなぁ。何か、塩と油と香辛料をたっぷり使って味が濃い、ボリュームがたっぷりな肉が食いたい。暖かかったらじゃがいもも悪い食い物じゃないけれど、やっぱり肉には叶わないもんな。

 

■■■

 

報酬の受取りと略奪品の分配が終わればこんな山奥には用は無いので陣幕を畳んですぐ出発することになった。ダラダラとした隊列を組んで処刑台の前を通れば、何処かの物好きがやったのか、処刑された女士官たちの死体が白濁液に汚れていた。女旱というわけでもあるまいに、度胸試し感覚で夜中に隠れて死体を犯しに行ったのか?そっと周囲を見ると、処刑台の方を見ながらいやにニヤニヤしているヤツが何人か居たのでまぁそんな所なんだろう。「あァ~やだねぇ。しばらく嫌な夢でも見ちゃいそう」そんな訳ならやはりと言うべきか、例の女騎士は乳がデカくて顔も整っており、あまつさえ生前は(多分)貴族だった事もあって、死んだ後も随分人気者として扱われていたらしい。晒し者にされている彼女の死体はあの胸やアナルはもちろん使用済みで、さらには貞操を死ぬまで守っていた股間の貞操帯までもがどうやったのか知らないが無理矢理こじ開けられて、髪の毛と同じ金色の陰毛がちょっとかわいらしいヴァギナが外気に晒されて膣からは、ほかほか湯気が出るほど真新しい、溢れんばかりの精液をぼたぼたと垂れ流していた。「無残なもんだねぇ。……そういや結局、この女騎士サマってどういうヤツだったの?」酷い姿になった金髪ツインテールの死体を見ながらそう呟くと、隣の傭兵が「北の方の貴族のお嬢様で傲慢だが剣の腕は一級品だったみたいだぞ」と教えてくれたので、貴族嫌いのアタシは思わず鼻で笑ってしまう。

 

「こんな東の田舎にはるばるご苦労サマって感じ、信仰だの家名だの御大層な目的があってやって来たんだろうけど」「こんな死に方しちゃったら貴族も何も無いよねぇ」吊られて揺れる女騎士の、まだまだ新鮮な亡骸の、太ももを伝って地面にぽたぽたと落ちてゆく粘っこい精液に交じる赤い色は、彼女が正真正銘の処女であり、無惨な死を迎えた後にようやく、死体を犯すような下衆を相手に女になった証だろう。馬鹿なヤツ。北の、それも貴族サマならこんな地獄みたいな場所に来ること無しに、何処かの家に嫁いでいれば良かったんだ。剣の腕に夢なんか見ずに自分の幸せを見つけていればずっと平穏で幸せな日々を、きっと過ごせていた筈なのに。ちげぇねぇやとけらけら笑う同僚たちの声を背に、報酬の金貨と銀貨で重い財布が歩く度にたてるチャリンという音に耳を傾けながらアタシは歩き続ける。金は良い、その重みと存在感は使わなくてもあるだけでいつもアタシを安心させてくれる。こうやって金を貯金していけばアタシのような母の顔すら知らない孤児でも一端の人物になったような気分にしてくれるのがとてもよい。こうやって貯金を続けていれば今よりもずっと良いことがあると思えてくるのだ。どんな方法であっても、生きていれば、金さえ貯めていればきっと良いことがある、多分幸せになれるのだ。

 

■■■

 

それから山を降りて早くも一ヶ月が経った。街道の側に作った野営地で休憩中、久しぶりに団長と二人っきりになれる時間が取れたので、アタシ達は団長の陣屋でちょっとばかしシケ込む事が出来た。全裸の体をベッドに横たえながら行為の余韻に浸っているアタシに、団長は「結構良かったよメリッサ」と言って笑いかけてくれる。「報酬も弾んでもらえたし言うこと無しだねぇ♪」金と快感……たったそれだけがアタシ達の幸せでそれ以外の全てはどうでもよかった。そんな身勝手極まりない生き方を許してくれてこうして誉めてくれるのは、アタシにとってこの団長ただ1人だけだ。

 

その後もしばらく抱き合ってお互いの存在を堪能した後に、ふと気になっていた事が口に出る。「……ところでさ、団長は傭兵隊長になる前は何やってたの?」

なんか傭兵団のチンピラと違って品もあるし、何処かのいい学校に行ってたり……もしかして貴族様だったりするの?と尋ねると団長は苦笑して「まーそんな所だな」とアタシの頭をくしゃくしゃに撫でる。あからさまに誤魔化された。ムッとした顔をするアタシに団長は「わりいわりぃ」「でもまぁ他人に話したってあんまり面白い話でもねぇよ」と両手を上げて降参のポーズをとる。

 

別にそこまで聞きたかった訳じゃ無いし、団長も言いにくそうにしてるので「なら聞かないけど」と話を切り上げると、団長は少し意外そうな表情を浮かべた後で「すまねぇな」と言って笑うとアタシを抱き寄せた。「んっ……」彼の筋肉質な腕がまた胸に当たって、下腹部と陰部を熱い手のひらが撫ぜられて小さな声が出てしまう。

手つきが段々といやらしくなっていくのを感じて、行為を続けようとする団長の手を取ると「今度はアタシがしてあげたい」そう言ってそのまま体勢を逆転し、彼の上に跨って精液でヌルヌルになった膣にペニスを迎え入れる。

 

「ふっ……あァッっ!んくぅッ……♡」

彼の固い腹筋に手を付いて腰をくねらせると、その度に胸が揺れてそれだけでも興奮してしまう。「やっぱおっぱい大きいよねぇ。団長、アタシの乳、そんなにでっかくないのに揉むの好きだよね」

そういうと彼は照れくさそうに頭をかいた後で、下から腰を突き上げてくれるのでそれに合わせてアタシの小ぶりな胸が揺れる。激しくなる腰の動きにお互いの限界が近づいてきたのか団長は「あぁもっかい出すぞっ!!」と言って一際強く子宮口を押し上げて精液を注ぎ込んでくる。ドクンドクンという脈動と共に熱い液体がお腹の奥に広がっていく感覚を感じると同時に絶頂へと達し、絶頂を迎えたばかりの脱力感に包まれたままアタシは彼の身体の上に倒れこんでしまう。

 

しばらくそのまま二人で抱き合ったままでいると、団長が耳元で「なぁ……どうせ誰も聞いてねぇんだし、二人で居る時はそろそろ名前で呼んでくれよ」と囁いてくるので驚いて彼を見返すと、少し恥ずかしそうにしている彼が目の前にいた。そんな事にも気付かずにこの人に気を使わせていたのか?そう思うと申し訳無さと愛しさがこみ上げてきて彼にぎゅっと抱きつくと唇を奪った。ひとしきり深い口付けを楽しんだ後で名前を呼ぶと彼は満足げに微笑んでからまた優しく抱きしめてくれたので、幸福感に包まれたアタシはついこんな事を言ってしまった「いつか戦争が終わったら、本当の夫婦になりたいな……」その言葉を聞いた団長は愛おしそうにアタシの汗に濡れた背中を掻き抱くき「戦争は終わらねぇさ、俺達が終わらせない。」とゾッとするような冷たい声でそう静かにつぶやいた。

 

■■■

 

そんな事が有った次の日、アタシ達は話があると団長に野営地の中央に集められた。次の仕事が決まったんだろうか?それにしてもちょっと早いなと思いながら仲間たちと広場で待っていると珍しく少し興奮状態の団長が現れる。どうしたんだろ?「諸君!この前は城攻めご苦労!まだ少し休み足りない所を済まないが次の仕事が来た!!」団長によると、王国の方で政変があったらしく、王国内の帝国派大貴族が軒並み処刑されたり、追放されたり、とにかく政治の中枢から追い出されたのだという。反帝国のタカ派が王国の政治を掌握したことにより、帝国は本格的に王国への侵攻を開始したのだという。「新たな国王陛下は、帝国の侵攻を撃退し、帝国領に逆侵攻を行うための大規模な軍を編成している最中」「以前の行い、素行も問わずに傭兵を片っ端から集めてやがるのさ」団長がそんな事を早口でまくし立てると、周りの傭兵たちもにわかに活気づく。この手の仕事は長期に渡る給料支払いが保証されている上に、侵略を行うとなれば道中の略奪は非常に期待できるものになるからだ。

 

「特に今回の戦は新国王陛下が直々に指揮をお取りするらしい!手柄を立てりゃこのグラファト兄弟団が召し抱えられるような事もあるかもしれねぇ!」こっちの方はあんまりウケは良くなさそうだった。正直アタシも話が壮大過ぎてどう受け止めたものか掴みかねる。「そういや団長、どっかの貴族の庶子だったな」隣のやつがそんな事をぼそっと呟いた。それは知らなかった。

 

へぇという納得とともに、一瞬薄暗い思いが胸を過るのを無言で抑え込んだアタシに気づいた様子はなさそうな団長は、佩刀を抜き放って伊達風に構えると、広げられていた地図を指し示す。「ここが部隊の集結地点だ、一旦王国内で部隊を集結させてから……」団長が剣をスライドさせる。「……ここ、白山に構築されている陣地にて侵攻してくる帝国軍を打ち破り、勢いそのまま帝国領内に攻め入る」

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