超絶肥満(クソデブ)ニートの俺、ダイエット途中に女魔王に召還されて生贄にされそうになったけど、パワー系ラリアットかまして魔王を性奴隷にしたので異世界の覇者を目指すことにした 作:無能薬野菜
激闘の末、俺は魔王を封印してラーシェラを取り戻しディアラもゲットしついでに国もぶっ壊した。
しかし王都での戦いが終結した時点で、王国も魔王国も戦闘を継続するだけの余力は無かった。
王制維持と他一部を条件に味方を纏めた俺は、ディアラを担いでいた連中を一掃し魔王国を解体。
軽い抵抗は続いたが、元々利権狙いで群がってる奴等に結束は無かったので案外スムーズに魔王国は崩れた。
こうして王国内での内紛を終結させた俺。
俺と交わした契りをダシに漁夫の利を狙い軍を進めていた大国の帝国や共和国も、自分達が想像していたより物事が上手くいかず内輪揉めでなんかグダり始めているようだ。
どれだけ建前で隠しても本音として帝国は完全な王国の無血開城による属国化を狙っていたし、共和国は共和国で王国を完全な植民地にしたかった訳だしな。
一方で邪悪な国賊悪徳貴族の一掃と民衆正義を建前に軍を進めた魔王国の主力は魔族だし、その魔族や悪魔共とつるんだ連中は自分達が利権を食える間は楽しく可笑しく暴利を貪ってきた…………それこそ邪悪な国賊と悪徳貴族の集団でしか無かった。
一先ずはこうした企みは破談に終わり、大量の犠牲を払いながらも王国は国体を維持することに成功した。
(そんなことは割とどうでもいい……)
そう、一介の異世界人であり王国の人間でもない俺からすれば、これが良かったか悪かったかって聞かれると正直どうでもいいしよくわからなくて良いのだ。
Z 世 代 だ し
(それに代償は沢山あるしな……)
主犯達が何もお咎め無しとはいかないだろう。
国内の戦犯は一通り処罰された。
やっぱり正義(あく)は裁かれなきゃダメでん。
(但し俺は利用されていただけなのでセーフ!)
俺は魔王国初代国王ディアラシネイルの処刑と魔王国の首脳部をクーデターで駆逐した功績でマジの土壇場で王国側に寝返る事に成功。
汚れた過去も死んだ貴族連中に大体擦り付けたので解決した。
どういう形であれ共和国と帝国という二つの大国に媚びていたし、これからも多少は媚びる予定なのでパトロンや囲っていた女達も特に裁かれなかった。なんでこれからもよろしくな!!!
( い や ぁ ~ 俺 色 々 や っ ち ゃ い ま し た ぁ ~ )
俺はこの戦いの末、超力(パワー)を失った。
だから以前の様な無理(ごりおし)はもう出来ない。
本当にただの人間族になってしまった。
代わりに地属性と火属性の魔術属性を得たらしいが、魔術知識なんてゼロだ。
試しに魔導書読んだが面倒臭くて三日で捨てた。
糞高い癖に精液拭き取るティッシュ代わりにもならないゴミが!!
糞糞糞!!!
(その辺のモブ連中同様に割り振られてるだけの力といっていいだろうな…………)
もうここは俺にとっての異世界ではない。
無駄に大きくなった肩書きと、元の世界据え置きの性能(スペック)で未来へ進んでいかないといけない。
(力を失ったのは惜しいが、俺が欲しかったモノ、守りたかったモノは一通り守れたからな…………)
そう考えると、俺は超力(パワー)より欲しかったモノを手に入れられたんだろうか?
本当に全部では無いが今は………………それで良いよな。
「で、これを書物として世に出す訳ですか?」
「後で皆に確認して貰って駄目な部分は消しゴムで消したり墨で黒塗りするぜ。素晴らしき俺の半生を記録した大変貴重な代物だしな。本人直筆で出さなきゃ後々俺を嫌う歴史家に修正されそうだしよ。どうだ?暇そうで羨ましいだろ?」
「空元気も程々にしてくださいよ。貴方も以前のように無理は出来ないのですから」
「へへっ、悪いな……」
俺はとある用事で軍に邪魔していた。
既に用は終わったので元部下と二人っきりで個室で執筆中の自伝に手を加えていた所だ。
「これからが正念場ですね、旧王制派を一掃したと言っても彼らは全滅した訳では無い。それに落ち着けば共和国も帝国も再び我が国の内で暗躍を始めるでしょう」
「まぁいいじゃんそういうの。そっちもきつくなったら逃げられるように天下りポスト用意しとくからさ」
「全く、貴方ときたら・・・ですが本当に将軍職を降りて良かったのですか?アモン・ユーシさん?」
「俺が将軍止めちまえば俺が勝手に交わした約束とかも全部有耶無耶に出来るしな。俺字は汚いし大体の重要書類は魔導裁断機(シュレッダー)かけさせたから平気平気」
「そんな簡単な話では……ねぇ、私も一応女の子なんですよ?」
「ヤバくなったら元帥の俺が絶対守ってやる、お前だけはな」
「……………………………………ありがとう」
俺は将軍職を辞し、自分の元部下に最高指揮権を委ね自らは更に上の階級である元帥になった。
ただの名誉職だが。
軍全体への直接指揮権は無くなったが、少将以上の奴等のやることに多少は水をさせるので便利になったかも知れない。
そう決めたのは、超力(パワー)を無くした今、このまま将軍職を続けてもロクな結果にならないと俺の勘が告げていたからだ。
何より時間が欲しくなったしな。
「ではアモンしょ・・・いえ、アモン元帥。これからもよろしくお願いします。魔王国‥‥いえ、新生王国の為に」
「まぁいいじゃんそういうの」
ばっ
抱き寄せたのは何もヤりたいからだけじゃない。
しかし本当にいい体だぜ。
最近はコイツはコイツで可愛げも出て来たし。
「げ、元帥・・・」
「同意の仕方これくらいしか分からんからな、俺」
「そこは・・・全く変わらないんですね、げん……いえ将軍」
物事を表面的にしか捉えられない奴じゃないなら、俺がどういった対話(コミュニケーション)を取りたいか分かるだろう。
「ですがこの部屋では流石に・・・色んなトコでされたいお気持ちは分かりますが」
「失礼だなオイ。宿手配してるから平気だぞ。それに今日帰らんから」
「・・・・・・・奥さんたち、大丈夫なんですか?」
「なんかよ・・・・ガキ出来てから・・・・皆冷たい」
「・・・・・・・・・・・あの、私も最近・・・出来て」
「・・・・・・まぁいいじゃんそういうの」
「本当に・・・バカな男」
超力(パワー)を失ったが、代わりに二属性の魔術を得た俺。
一般的に改宗などをしない限り魔術の属性は一つとされるこの異世界で、俺がはじめから二属性魔術を使えるのは謎だ。
しかし二属性持ちはそれぞれの素質が単体持ちの半分というデメリットを抱えていた。
単体持ちなら100使えるのに対し、複数属性持ちは力を50しか出せない。
高難易度魔術や高威力広範囲の攻撃魔術などではその差は大きく、複数属性持ちはそうした術を知識として覚えても使えなかったり単体持ちの半分の力でしか使えないのだ。
(この辺り魔導書の序文で読んだがよ・・・・・)
識者の見立てでは俺の魔術素養は良くも悪くも王都のモブ連中と大差ないレベルらしい。
なら学ぶだけ無駄だよな、もう終わるんだし。
「だが何で地属性と火属性なんだ俺?」
「そりゃアンタ、ジメジメして暑苦しいからでしょ」
「あ?なんだと?」
相変わらず鼻につく言い方をするツインテエルフだ。
「てかリーフ、その髪型で議員続けてるのか?」
「ち、違うに決まってるしょ!今日はたまたまよ!」
「この娘は勇志殿と会いに行く時だけわざわざ髪を二つに纏めるぞよ」
「え、マジかよルナール」
「ちっ、違うわ!別にアンタに忖度してるんじゃなくて…………そう、緊張感よ!アンタに無理矢理ヤられない為の!髪が背後に回ったアンタを探知するんだから!」
「は?」
だからなんだそのレーダーみたいな機能……
リーフとルナールは王国議会の議員として活躍していた。
王制を維持した王国だが、今回の動乱を契機に魔王国で導入されていた法制度や仕組みが大きく流入した。
てか魔王国潰したと言っても、王国も王都戦で癌だった奴等が一通り居なくなっている。
文官中心に元魔王国の奴等が結果的に主軸になった。
人手不足や戦後の安定の為に、今まで以上に異種族や非貴族階級に妥協と譲歩を行う必要があったからな。
まぁこの辺り俺も頑張ったからなんだけどさ……なぁ周りの感謝全然足りねぇんだが??
「それで勇志殿、子ども達の事ぞよが……」
「まだ皆よちよちだぞ?当分は大丈夫だろ」
「常に親身に相手を出来ない事が心残りぞよ、愛情不足になるのではないかと妾いつもいつも心配で……うぅ」
「今のやり方がダメなら他の奴が暇な日にそいつに面倒見させりゃいい」
「それはダメぞよ勇志殿!妾の家は妾の家。他所の仕来たりを流す訳にはいけないぞよ、それは他の者達もきっと同じぞよ」
「あ、あぁ、た、確かに……それはそうだな」
全員関係を認めつつも自分のガキが他の相手に面倒を見られる事を嫌った。
じゃあそれに俺が異を唱えられるかと言うと……無い。
「母乳も中々あげられないぞよ。何より子が求めるは父がいて母がいて家系に富み仕来たりを重んじる家ぞよ」
「無理だろ、お互い親戚もいねぇんだし」
「うっ、ぞよよ…………」
特殊な出自に一夫多妻である以上、調教された奴隷の思い浮かべそうな普通の家庭の様には残念ながらいかなかった俺達。
まだガキをガキ扱いしない段階でコレだから、成長したら色々考えモンだな。
必死に考えないようにはしてるけどよ……。
「考えるだけ馬鹿馬鹿しいわ。だって本当に分からないじゃない、アタシ達が肩を並べて働いて……あとコイツを下僕にするなんて最初考えてなかったし」
「は?いつ下僕になったよ俺?」
「確かに、勇志殿を従属させ異種族が日々を謳歌する……何よりそなたが言うと説得力がちがうぞよ」
「それ嫌味?ルナールお姉ちゃん?」
「全く、可愛げのない妹ぞよ……こういう時はいつもの勇志殿を使った競い事で……」
ヤバい、今日無駄に性的消費するわけには……
「落ち着けよ、二人とも良い歳なんだからよ」
「何か言ったぞよ?」
「何か聞こえたけど?」
「嫌………………何でもない」
超力(パワー)無しの今、迂闊な事は言えん。
「生意気な瓢箪下僕には再調教が必要ね。最近出来た新しい友達に新しい技も教えて貰ったし、早速試してみようかしら」
「勇志殿、例え壊れても妾がしっかり治すぞよ、永遠に・・・ぞよ、フフッ」
「こっ、ころせよ…………」
ガキ産んでからはセックスも向こうの承認制だ。
超力(パワー)もないから俺も何も言えない。
確かに、先の事は色々分からないモンだ…………。
「では佐藤様、くれぐれも皆さんに無理をさせ過ぎないように。特に……」
「俺がいつ無理をさせたよ?俺は優先してるんだが……色々よ」
「はいはいそうですね」
「あぁ、気を付けてな……ん?」
チュッ
割と健全なキスだな。
はじめてかも知れん。
「私からちゃんとしたの…………あまり無かった気がしますから」
「そうか?忘れてるだけじゃね?」
「………………………………今度はいつ、貴方と会えるでしょうか?」
「気が向いたらすぐ行く、感動の別れをガッカリさせるくらいによ、ちゃんと洗える日は身体洗っとけよ」
「もう!バカ!」
第一今生の別れって訳じゃないんだからな。
「それにいずれは家にぶちこんでる。それで一生専業主婦の刑にしてやるからな、覚悟しとけよクリスティナ」
「………………その頃にはお互いおじいちゃんおばあちゃんかも知れませんね」
「あれ、外見年取らないんじゃないのか?」
「エリエルさんの見立てでは貴方の超力(パワー)が無くなった時点で、元来の人間族のモノに戻ったらしいんです。私の身体、確かに最近肩が変にこって……」
「でも顔そのままじゃん、まさかご都合か?」
「傷跡みたいなモノですから……力を失っても貴方のこれまでが無くならなかったように」
「傷跡…………」
なんか失礼な気もするが、別に凄いけなしてる感じでもないし…………
「ってもジジババならお互い様だろ、その頃には俺も多分丸くなって……」
「今も丸くありません?なんと言うか…………凄く」
「あ?」
「クスッ、最近更にぷにぷに感増えましたね」
「め、メシが旨すぎるんだよ!」
だから気をつけて結構頑張ってるんだが、最近ガチでダイエットを………………。
「…………では行ってきますね、あなた」
バサッ
バサッ
(…………行ってしまったな)
渡した指輪を輝かせながら白竜と共にクリスティナは行ってしまった。
まだ俺が軍や国に絡む立場である以上、聖職者にして宗教者である自身が傍に居ることで遺恨や争乱のキッカケになりかねないことを危惧したのだ。
実際、王国と魔王国の戦いが旧神教徒と新神教徒の戦いとしての側面も持っていたのは確かだろう。
だがそれはクリスティナに限った話じゃない。
そうは言っても聞かなかったがよ……
まぁアイツなりに目的や正義感もあるだろうし、決めたら割と意固地な奴だしどうしようもないだろうな。
とはいえクリスティナなら大丈夫だろう…………
(あえて俺もまだ…………渡していないしな、アレ)
約束事を果たす口実はちゃんと取っておいてある……
「おーい!!デブおじさん!!ボールそっちいったよー!!」
「あふぃ?こうか?」
ぼこんっ
「おいなにやってんだよおっさん!!かえって手間かかるじゃん!!!」
「運動になるだろ、ちゃんと食べて動いて寝るのが重要なんだからな。お前らそれをずっと忘れるな」
「「「はーい!!!」」」
(別に可愛くない訳じゃないが・・・・)
「アモン卿、手伝ってくれてたんだ」
魔王国時代に築いた新都市にある孤児院に来ていた俺。
「手伝うというか視察だな、俺も結構カネ出してるし」
「施設の名前つけたのアモン卿だもんね」
「リェスフレンズアカデミ…………緑豊かなこの国に必要な和だ」
高卒の語学力フル勃起させて名付けたから、割とガチだぜ。
「パパも皆も喜んでるよ、勿論私も」
「ならいいが…………それよりちゃんと使ってるよな?」
「それ私達がちゃんと事業に予算使ってないって事?ひどーい。アモン卿じゃないんだからちゃんと使ってるわ、それこそ凄い盛大にね。お陰様で今やただの孤児院に留まらないんだから、ここなんか」
「ふん…………」
ガキの環境を個々の家庭に押し付けるのが前提の中世土人国家の環境改善の一貫で、共和国や連合国などにあった保育所や寄宿学校の機能なども備えていた。
ジア達の場合は他にもボコボコ教育施設作ってたりアレだが、対抗して別の商人や事業家だったりも色々始めたり、王国も教育に多少本腰いれてるみたいだからまぁいいだろう。
いい意味で競争になるだろからな。
施設のガキどもの衣類はマトモだし健康状態は痩せすぎず太すぎずのバランス型なのをみる限り、確かにちゃんと慈善事業やってはいるみたいだしな。
「ずっと夢だったんだ、私」
「夢?」
「世界を旅して、悲惨な人達を沢山見てきた……私達も必死だった。けどいつも上手くいかないの…………でもこれからは」
「まだ上手くいくとは決まってないぞ?」
「大丈夫……………………私達、ならね」
「そうだな二人三脚で行こうぜ…………これからも」
俺は大体の事業をジアに任せた。
商人の娘だしその辺上手いだろうと思ったのもある。
実際上手くいった。
親父のツテに冒険者時代の人脈もあるからポッと出異世界人の俺より有利だろうしな。
俺は堂々ヒモすりゃいい。
だが…………
「だから小遣い増やしてくれ、ジア……さん」
「えーまた?先月もそう言って無かった?」
財布の紐を握られてしまった。
まぁこの辺りは一番最初に結婚したのもデカいが………
「ダーメ!アモン卿無駄遣い酷いんだもん。他の子達だって無一文の貴方が相手となったら今の関係続かないかもよ?」
「ぐっ…………」
呼び方こそ敬称だが、割と慣れてきたからか容赦無くなってきたぞオイ。
「それに子どもはここにいる子達だけじゃないし、私達だって歳はとる訳なんだから」
「それは分かるが、多分先に死ぬの俺だぞ?」
ダークエルフとか長命の奴等に比べたら人間族の寿命は一瞬だ。
属性二つ貰った俺だが、寿命に関しては全く特例貰えなかった。
「勿論、その為の貯蓄もしなきゃ……介護ってお金かかるものね」
「まさかジア、俺を養老院にぶちこんで……」
「さぁどうかしら?アモン卿次第だと思うわよ、その辺りは……」
「ぐっ……」
こりゃもう毎日九九連呼してボケ防止するしかないか?
「冗談よ冗談!大切な旦那様だもの。最後までお互い素敵でいたいでしょ?」
「ジア…………」
「なのでお小遣いは変えません」
「…………………………はい」
商人相手の交渉は失敗に終わった。
(やっぱり超力(パワー)がある頃が恋しいぜ)
「佐藤勇志」
「お、エリエルか」
施設を後にすると私服姿のエリエルに出くわす。
「まさか育児放棄か?」
「保育所に預けているから迎えに来たのだ。甲斐性なしの貴様と一緒にするな」
「そう…………」
「なんだ貴様、偉く大人しくなったな」
「元々陰キャだからな……本当は温厚で大人しいんだぜ、俺」
「ふん、よくいう奴だ。ベットではあれだけ私を・・・」
完全に俺への嫁入りを果たした元中級天使エリエル。
色んな兼ね合いもあり、新都に住ませている。
相変わらず毒があるが………………なんか慣れてしまったな。
他の奴等よりコイツの毒は致命傷が少ないってのもあるが。
「そういや羽とリングどうした?」
「忘れたのか貴様?羽は隠せる、リングの方はなくなったがな。これで私も平凡な有翼族の一人に過ぎない…………と言いたい所なんだが」
「腑に落ちないのか?まぁセックス大好きな位で天使やめろは確かに不憫だが……」
「違うに決まってるだろ、光の方だ」
「光?まさか魔術の話か?」
「あぁ…………」
光属性は天界の天族にしか与えられないという魔術属性の事だ。
「有翼族になった時点で私も失う筈なんだが、依然として使えてしまう。それどころか貴様との間に産まれたあの子達は……」
「あー分かったよ、アイツらも光属性持ちって事なんだな」
前例にないって事か。
「だから今まで以上に密かに生活する必要があるかも知れない、もし我が子達が……目をつけられてしまったら……」
グイッ
俺はエリエルを抱き寄せる。
「佐藤勇志…………私達は架け橋になれと言う主の示しなのだろうか?」
「知らん。だが俺がいる、安心しろ」
こういう場合、変な誤魔化しは要らないと俺は戦いの中で学んだ。
「そうした事も加味して敢えてパーフェクトな治安で安心安全の大都市に住ませてる訳だしな」
「人里離れた田舎の方が身を隠すにはうってつけと私が最近読んだ本には書いてあったが……」
「んなの田舎者(かっぺ)の嘘だゾ。田舎者(かっぺ)は陰湿で陰口ばかりして息をするように裏切るゾ…………アイツらの人間性は処女膜より薄い。それに引っ越し費用出したくねぇよ」
「そ、そうか…………ならこれからも私は……あの子達と一緒に」
「あぁ、そうしろ」
とりあえず説得した。
人が多すぎるとやっぱり不安なんだろうなエリエル。
今まで自在に姿消したり自在に飛び回れた訳だし。
「第一田舎に保育所無いからな?働きながら育児なんて無理だ。それこそ若いジジババに孫育児させながら外人奴隷させてる土人しかいない」
「なっ??それは困る!!」
「ここがナガスか…………」
「寂れた町だね、坂は沢山あるし道は狭くてカーブばかり。海の方は風が強いから塩害にも気を付けないと大変そう」
「あちこちに飛砂害……どこから飛んでくるんでしょうか?佐藤さん、本当にここに別荘を作るんですか?」
俺はスピカとドーラを連れて、とある港町にやって来た。
別荘造りとは言ったが実際はただのダブルデートみたいになりつつある。
「あくまで候補だがな、とりあえず腹減ったし海市場でも行くぞ」
「「はーい!!」」
なんやかんやでコイツらまだ妊娠してないし、純粋な生娘らしさを残した貴重な嫁達だ。
アイツら妬かせてやる位、今日は可愛がるぜ…………
「市場となるとお魚ですか?私大好きです!」
「意外だなドーラ、俺はてっきり肉派かと思ったんだが……」
ジロジロっ
「もっ、もう佐藤さん!今は自重してくださいっ」
(はぁ、心地よいぜ……)
今夜の中出しが楽しみだなぁぁぁぁ!!!
「ゆ、勇志くん、ボク生臭いのはちょっと…………」
「俺のは平気なのにか?」
「あ、あっ、うん!!そ、それは…………もう、勇志くんのイジワル」
(はぁ~たまらんなぁ~)
こんな変態やっても幻滅しない純朴さ。
で、そんな感じに海産物を堪能することにした俺達。
「うーん美味しいー!!ドワーフ族の国には海が無かったので本当に新鮮です」
「魚嫌いのボクがちゃんと食べれる……凄いよ勇志くん!」
「いやスピカ、作ったの俺じゃないぞ」
入った飯屋は中々美味かった。
(このクラスを王都で食うとなると高い上に小皿にちょいだからな。海の無い新都ならぼったくられるだろう)
「お気に召して頂けましたかな?」
「あ、あぁ…………あんたは?」
なんだこのおっさん??
…………って思ったがよく見たら料理人か。
「此方こそ食事中に失礼しました。ただ少しばかり貴方が昔の教え子に似ていたモノでつい……」
「教え子?弟子じゃなくてか?」
「以前魔術教師をやっていたのです。それで食えなくなりましてね。今は料理人をやっております」
(魔術教師の方が稼げそうな気もするが…………)
いまいちよくわからんな。
「見ての通りここは寂れた町です。海が近いので多少異国を感じるだけの……」
窓の外を眺めながらそう語る料理人。
「その割には大層な奴等が沢山いたよな。ここ」
ナガスは旧王制を支持する有力な貴族達を排出した地域であり、末端の連中は魔王国時代に王国に与して俺達と戦った。
俺達に寝返って暗躍してたような奴もいる。
俺からすれば仇敵達の地だった。
「故郷(ふるさと)とは親のようなもの。皆(みな)大志を親に語りそれを胸に外へ旅立つ。時流れ遠くから届く子達の名を聞く度、その無事を親は喜び涙するのです」
「で、帰ってこないんだよな。どれだけ老い朽ちようが。老いたら最後は皆死ぬんだぞ?」
「それでも親は喜ぶのでしょう、愛する我が子がいてくれたのならば……」
「…………俺は認めたくないな、そんなのは」
「勇志くん!この魚も美味しいよ、はい、あーん」
「お、ありがてぇ」
パクパクっ
「マジでうめえなオイ、なぁアンタこんな町じゃなく…………って料理人?」
料理人はどっかに消えていた………………。
ガチャン
「ただいま、ディアラ」
「帰ってきたようじゃな勇志」
相変わらずのふてくされ顔だなオイ
「あぁ、悪いか?」
「別に…………ただ愛憎(にく)いのじゃ」
「相変わらずか…………って、ん!」
ジュブジュルッ
俺に強引に唇を重ねるディアラ。
本当に愛憎入り交じってて、濃厚だぜ…………。
「明日の休みはお主で発散するのじゃからな。覚悟するのじゃぞ」
(素直じゃないな……まぁ仕方ないが)
俺の裏切りを以て、魔王国は解体された。
魔王国初代国王ディアラシネイルは処刑された。
まぁそれは表向きで、実際はただの半魔の娘ディアラとして第二の人生を歩ませてる訳だが。
結果的に好きだった男に裏切られた事実は彼女の傷になったようだ。
魔王に操られていたとはいえ、ある程度自我はあっただろうしな。
最大の屈辱であり遺恨だろう。
俺は一生恨まれるに違いない。
それ含めて俺は背負うしか無いだろうが……
「ルナールやリーフは相変わらず好き勝手してるようじゃな」
「そりゃ当たり前だ、アイツらにすり寄る相手は多いからな」
純粋に議員として派閥まで持ち始めた二人に取り入る連中は多いからな。
「フン、聞くだけ虚しくなるのじゃ。それより勇志、お主を待っていたら肩が凝ったのじゃ」
「はいはい分かったよ魔王様」
「ちゃんと揉むのじゃぞ」
「ほーい」
「…………胸揉んだら殺すのじゃ」
「ほーい…………」
いつもこんなだが今日はとりわけ機嫌が悪いなコイツ。
その時だった。
「ダメですよ魔王様、国の英雄をそんなぞんざいに扱っては」
「なっ、ラーシェラじゃないか」
王都での戦いから早くももうじき二年だからな・・・
「おぎゃあっ!おぎゃあぁぁぁ!!」
「よしよし、もう少しだから辛抱してくださいね~」
赤子を抱えたラーシェラ。
ガキの大泣きっぷりはきっと母親譲りだろうな……。
「今日来るって聞いてないぞ?忙しいんじゃ無かったのか?」
「サボッちゃいました~」
「おっ、オイ!!流石に今はまだマズいだろ、旧王制派が色々粗探ししてんだからよ……」
「冗談ですよ~今日も役目はキチンとしましたし。新しい将軍さんの手際が良くてスムーズにこちらまで来れちゃいました」
「………………それは良かったぜ、女王陛下、殿」
殿いるんだっけ?あ、まぁ高卒だし気にしなくていいな。
「その呼ばれ方・・・・ずっと慣れないかもしれません、私」
魔王国を解体する際、味方をつける上で確約したのが王国の国体維持。
だが王族でも戦犯格は殺処分されたり、各地に散り散りに離散した状態となり王制維持に問題が生じた。
それで王都戦直後にして魔王国解体のどさくさに立てたのがラーシェラだ。
先代国王ソアン13世の娘で王国第二王妃リムシャナ。
その娘にして血を引くのがラーシェラだ。
この騒乱の結果、ラーシェラの継承権は第一位となっていた。
「慣らすしかないな」
「そうかもですけど、やっぱり私はゆ…」
「ぎゃああああ!!!!おぎゃあああ!!!!!」
「よ、よしよし、いい子でちゅね~‥‥はぁ、相変わらず私だけだと直ぐ泣いてしまって…」
「‥‥お主達、今宵は二人きりでいたいじゃろ?」
「あ、おう・・・そうだな、なら頼む」
「早く渡すのじゃ、ラーシェラよ」
「はい…………魔王様」
そう言ってディアラはラーシェラからガキを預かった。
こうしてラーシェラと二人きりになった俺。
ばたんっ
「勇志様、これで良かったのでしょうか?」
「・・・男に出来る事なんて本当に無いからな。あるとしたら一生女に恨まれ続ける事位だ」
「勇志様・・・・・」
ドアを少し開いて隙間からリビングの様子を伺う。
「本当、あやつに似てスケベそうな子じゃな。将来が心配じゃ」
「うう・・・・むう!」
「もう遅いのじゃから早く寝るじゃぞ。お主が健康に育つことだけが我の・・・・ううっ」
(ディアラ・・・・・)
魔王国時代のラーシェラは裏方仕事メインだった事もあり表舞台に知られておらず、出自の悲劇を利用しつつ創作をでっち上げるのは容易だった。
「悪逆の王ソアン14世に不当に追放された悲劇の姫君リムシャナ、彼女は一人娘を生んで直ぐ亡くなった。その娘は直ぐに魔王国に参加した元大物貴族に保護され、そいつが強引に決めた婚約者との間に子どもを身籠る。だが戦争中にそいつと婚約者は亡くなった」
「お腹の子と一緒に魔王国でクーデターを起こした勇志様に保護された・・・・それが私(いま)」
「中々骨が折れる話だったぜ」
「けどそのせいで魔王様の・・・」
「そうだな・・・」
俺最大の結果にして功罪だ。
存在をほぼ抹消されながらもソアン14世とルルシャナ妃の悪行に反比例するように、妹リムシャナの逸話は民衆の間で悲劇的伝承としてとらえられていた。
民への慈愛に満ち、今の王家の在り方に愁いを持つが故にリムシャナは謀殺されたという伝説まで作られていた程だ。
そんな状況と荒廃した王都にリムシャナ似の美貌と面影をそのまま継いだラーシェラが波乱に満ちた脚色と共に民衆の前に登場する。
失墜していた王室の信用に大きな歯止めをかけたのは事実だ。
その設定を作るには、身籠っていないラーシェラだけでは足りなかった。
(俺はそのために・・・・生まれたばかりのディアラの子をラーシェラの子として偽った)
最早この脚色は俺とラーシェラだけのエゴでしかない。
その結果として、母親であるディアラは実子との生活が叶わず、ラーシェラは血のつながらない我が子を育てる形となったのだ。
属性魔術の関係上、半魔であり闇属性のラーシェラがこの先俺との間にガキを作っても闇属性しか生まれない。
半魔であり闇属性であることも公に伏せている以上、今後ひっそりラーシェラが俺との子を身籠っても、この関係性だけは維持しないといけない可能性が高い。
なぜなら‥‥
「勇志様、魔族の国を作るって話・・・覚えてますか?」
「うる覚えだ、長くなりすぎたからな・・・色々」
「そうですね・・・・私も、今はそう思います」
王国内のヒト族同士の確執こそ多少解決したが、ディアラ達と掲げた魔族との共存という建前は何一つ果たせなかったどころか悪化した。
確かにこの戦いで王国内でも魔族の最低限の生活や市民権は保証されたが、本当にそれだけだった。
魔王国が解体された事から分かるように多勢の魔族そのものの目線は全く改善されていない。
それどころか悪化の兆しさえあった。
魔族の方も、せっかくの魔王国を解体した俺に対する殺意は常軌を逸し始めている。
「私達の嘘・・・・いつまで持つでしょうか?」
「世の中は勝ったもんが正義だからな。この先負けたら全て無だ。全て消えてゆく、だから本当の正義なんて勝ちはしない」
「そんなの・・・あんまりです」
奴等からすれば裏切り者に他ならないからだ。
王国に残った魔族はほんの一握りだ。
再び敵対する魔族達が殆どだった。
それこそ冒険者と魔との戦いにあるようなヒトと魔の敵対構図・・・実に異世界らしい日常へと戻り始めていた。
その状況が皮肉にも王国の在り方への批判や不満をそらす要素の一つになっている。
この歪は、今度は本気で考えなくちゃいけない宿命になってしまったのだ。
「私達・・・悪かったんでしょうか?」
「それは・・・・そうかもな」
「けど・・・それを悔いて謝れば私達、許されるんでしょうか?」
「・・・・・お互い、気はまぎれるかもな」
「私の母・・・リムシャナは常に民を慈しみ、姫として多くの力ある者達に訴えていたと聞きます。そして幼い私にも常に謝り続けました‥‥なのに結果は勇志様の知ってる通りです」
「分かってる」
嘘で嘘を交える役目を背負い続ける咎(とが)。
俺達の企てに加担したある文官はそう皮肉った。
その時視線を向けながらも子どもの事を指さなかったのは、奴等なりの配慮なんだろうか?
だが俺は・・・・
「勇志様、どうしてですか?どうして王室に来てくれなかったんですか?」
「武功を立てて婿入りじゃ結局ソアン14世と同じだ。何より皆を守れない、分かるだろラーシェラ」
「そうですけど、そうですけどぉ・・・・うぅ・・・」
ばっ
(泣きつく姿か、魔王国時代は殆ど見た事が無かったぜ)
異世界人であるソアン14世の末路を知っていた俺からすれば王位なんて地獄以外の何物でもない。
仮に王室入りすれば今の様な柔軟な動きは見込めない。
復活を目論む旧王制派。
野心豊かな大国たち。
悪意と殺意、俺への明確な報復と復讐の大義を得た魔族達・・・超力(パワー)を失った俺はそれらと向き合っていかないといけない。
この先少しでも誤ればソアン14世より悲惨な末路だって有り得る。
確かに創作の脚色を強めて此方側の大義と正統性を高める事は、奴等のこれまでの所業もあって容易だ。
魔薬(リエイト)の様に中毒性を持ち続ける諸刃の剣でもあったが…………。
今に不満を持つ旧王制派の団結は日に日に高まっている。
まだ国が落ち着かないから奴等も大人しいが、微かな安寧と猶予の副菜が切れた瞬間、奴等はたちまち牙を向くだろう。
それこそ今度は・・・・・かつての俺達が敵になるわけだ。
そうなる前には・・・・・
「会える時だって限られてる!!!私耐えられません!!こんなの!!!こんなっ!!!!!」
こんなに俺の事を想ってくれてたんだな、ラーシェラ。
「角だって毎日隠しながら!!!皆に見られながらずっと後ろめたさを感じなきゃいけないんです!!!私一人だけじゃダメなの!!!!ダメなのよぉぉぉ!!!!」
「すまなかった」
俺に泣きつくラーシェラ。
日々重圧重圧重圧だからな。
元々裏方でコソコソやってた期間が長い。
それが全て一変だ。
今までラーシェラが落ち着いていられたのもそうした陰であり続けていた事が大きいかもな。
幾ら陰キャが叫ぼうが裏方やるより表側に立つ方が人生しんどいのは・・・・事実だ。
「勇志様!!!私とずっと一緒にいてください!!!」
気持ちは分かる。
だがよ、俺も耐えてるんだ。
だからよ…………
「いつか必ず嫁にする、それこそ本当に王国がダメになったら・・・」
「じゃあ今すぐ私と一緒に来てください勇志様!!!!幾らでも奥さん作っていいですから!!」
「周りの奴らはどうすんだ?」
「そんなの知りません!!!全滅でいいじゃないですか!!!」
かつての冷静沈着さは全くない。
この辺りは・・・やっぱアレ似だな。
「たとえ超力(パワー)があったとしても・・・・それだけは出来ない」
まだ耐えられる。
「ううぅ・・・・もう我慢できません、わ、私ぃ」
「ラーシェラ?」
「すうううううううううううううううう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すましてばかりじゃなくて助けて下さいチビデブハゲェェェェェェ!!!!!!!!!!!!」
「・・・・・・・・・・・あふっ!?」
ぷつんっ
タカ派の俺、何かタカ外れた。
はぁぁぁぁちぃぃぃぃぃ………………
「アフィガァァァァァ!!!」
「え?」
「性交性交性交性交性交性交性交性交性交性交性交性交性交性交性交性交性交射精射精射精射精射精射精射精射精射精性交性交性交性交性交性交性交性交性交性交性交性交性交性交性交性交!!!!!」
「ゆ、勇志さまんっ、んぶっ!!!!んんっ!!!!」
ジュルジュブジュブジュルっ
いい加減にしろやこのクソ女(アマ)共がぁ!!!
「一番我慢してんのは俺なんだよぉ!」
「勇ぅしんっ、んふぅっ……ぁ、ぁぁっ、んぅっ……ぁんぅっ、ぁっ、んっ!!!!」
薄暗い部屋で俺は強引にラーシェラをベットに押し倒す。
この暗闇・・・・・洞穴時代の懐かしい記憶が蘇ってくるぜ。
「んんぶっ、ああっぶっ、ぁ、ぁぁっ、んぅっ……ぁんぅっ、んんんっ!!!!!!」
獣の様にラーシェラの服を剥いで首筋から腹を舌で舐めながら、マンスジをなぞり舐める。
「ひっ、久しぶりです……勇志様の……おちんちん」
「他のオスのでも舐めたか?」
「そ、そんな事、高貴な私がする訳、んぶっ、んんっ、さ、最近はっ……自分で慰めるのだって……満足にはっ、っあん!!」
ジュブジュルルルッ
均整の取れた小麦色肌のマンスジ先にあるラーシェラのマンコ。
お互い横になって69。
俺が口をつけると膣口がバキュームの様に吸い付くようだ。
ジュブジュルルルッ
「んあっ! あっ、ああ! そ、そこ……ダメでっ、疼いてっ、あぁん!」
ラーシェラの美尻を掴み抱きながら陰唇に顔を埋め愛撫する。
ほぼ無臭で、生暖かさを感じながらも愛撫をするうちに湧くラーシェラの体液を舌で感じるのが不思議と切ない。
何より口や舌すら膣が逸物の様に様に締めてくる感じ。
「じゅるるるっ、じゅぱっ、ちゅう、ちゅぷっ…んちゅっ、ちゅんぶぅぅぅぅぅぅ……ぷはっ…はぁ…はぁ…勇志さまんっ、んんぶっ!」
ラーシェラも俺のチンコを根元まで吸い込む様にしゃぶりつく。
まるで自分を罰するかの様だ。
(悪い、出るっ)
ズビビュルッ
「……んんっ!?……ふぁいっ……ん、んぐ……ぐぷんっ、ちゅぶぶっ、んくぅ……ゆ、勇し、さまっ……」
「ラーシェラ……」
俺が射精すると同時にラーシェラの膣からもマン汁が潮を噴く。
「いま勇志様の…………沢山出たのに……私のナカに、入って……ないですぅ…………」
「なら口から消化してやれ」
「はぁい……んぐっ、ん……ふぅ……んあっ、んんっ、んれろっ」
ジュブジュルルルッ
「んちゅっ、ちゅぷっ、ぷちゅる、ぬぢゅ、んっちゅ、んんっ、ぬちゅ、んちゅるるっ!ぢゅぢゅ、ぢゅ、れろれろ、れりゅ、れりゅ、れりゅ、れりゅ……んんれぬぅっ!!!」
女王らしさの欠片もない深い唇重ねの中での舌の絡み合い。
(高貴(ロイヤル)感はこれから調教していくしかないだろうな)
団地上がり座敷牢出身者の俺がそう思うんだから間違いない。
ジュブジュルルルッ
「あっ、あん!!あぁ、はぁあああ!」
性器に密着させ過ぎてつけられたお互いの体液を舌で絡み付かせ、唾液で溶かしていく。
その間に俺は勃起したチンコでラーシェラのマンコ割れ目をなぞり触れながら片胸を揉み、王冠(ティアラ)を取り外す。
「ぁ、あん……頭の……私ぃ……」
「…………俺のモノだ」
勿論王冠の事ではない。
「あっ、ゆうしさっ……んんっ!」
ずぶぶっ
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンっ
「あん、あん、あん、あぁ!ああ!・・・だめ!・・勇志さまっ・・・らめぇ!・・・・・・だめなのぉ!!ああぁ・・・あっ、あ、あ・・・あああぁぁぁっっっ!!!」
強く乳房を揉みながらバックからのし掛かるようにラーシェラのマンコを突く。
乳房を揉む手の人差し指と親指でつねられたら痛いだろうなと思うくらい乳首をつねりながらマンコを突いた。
「あぁっ、ダメでっ、ああん、そこ痛いっ、痛いのにぃ、気持ちいいでっ、んああ!ああ!ああ!!あんっ、あああ!!!」
その反応が本当なのかどうかラーシェラじゃないから分からない。
だが…………
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンっ
「きゃぁぁうんっっ!!あっ!あぁっ、はげしっ、ひん!きゃんっ!あうっ!あぁっ、はあぁぁぁんっ!!!」
手の力を少し緩める代わりにマンコを突くチンコの勢いと下半身へ力を込めていくと、ラーシェラの膣肉のチンコへの密着度は増えていき、マンコがチンコを締めるって感じが俺の神経を彩ってゆく。
「壊してやる!二度と他の奴がヤりたくなくなる位によ!!!」
「ぁ、あぁん!勇志様ぁ!!」
ホラホラ聞いてるか聞いてないよなだが腐女子共身長180センチ台体重70キロ圏スリムマッチョ色白イケメンが言いそうなクソイケメン攻め台詞を身長168センチ体重88キロ元実家暮らし高卒無職黄ばみZ世代が言ってやったゾぉぉぉあぁぁあぁぁ!!!!!
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンっ
「あっあっあっあっあぁっ!ひくっ、あいぃっ!!!すごいっ!すごいのぉゆうしさまぁ!!!あぁぁっ!!!」
極太壺の太穴並みにガバガバにしてやる勢いでラーシェラのマンコを突きまくる。
もう全てのチンコ持ちがチンコ突っ込んでもスカスカ気持ち良くならねぇ位でいい!!!
マヂで誰かに取られる位なら二度と膣締まりしなくていい!!
俺は、俺はぁぁぁ!!
「愛してるぞ!ラーシェラぁ!!」
「勇志様っ、勇志様ぁっ!!あぁ、んっ!!」
ズビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルっ
「あぁぁぁぁっ!!きたのぉ!ゆうしさまのせいしさまぁっ、わたしのなかぁ、ああああぁぁっぁぁっぁぁぁぁ…………あぁ……んんっ……」
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
「んパッ、勇志さままだとまんなっ、いぃ、んんっ、あっ、あぁぁ!!」
(直ぐに回復して突いてやるからな……)
射精余韻に囚われそうな脳裏に囚われながらも、俺はラーシェラの膣からチンコを抜かないまま、ラーシェラの身体を対面にして腰を動かし精巣の液汁醸造を促す。
ずぼっ
「ぁ、あぁ…………勇志様の……抜けてぇ……」
だが俺は攻めの途中でいきなり引き抜いた。
勃起自体はカタカタのままだ。
今すぐにでもぶち込みたい。
ラーシェラの方も両手を後ろについてM字開脚し、此方に膣穴をもろ見せしながら既に射精済みの膣穴口から俺の精液をだらしなく垂らしている。
物惜そうなその表情、俺はそこに射精したばかりのチンコを近づける。
「分かってるな?」
「はい、勇志様……んちゅ、んぅ……」
ちゅぱっ
ラーシェラのそれは清純な和に溢れた少女が初恋相手と交わすような口付けだ。
勿論それは俺の唇ではなく、下半身で勃起した尿道穴にまだ精液を残した俺のチンコに対して行われる。
「勇志様……欲しいです……ください……」
「何をだ、ちゃんと場所を言わないと分からないぞ」
「おち……ん……こ……」
「子ども言葉じゃなくお子様言葉を使えよ高貴(ロイヤル)女」
「あ、あぁ……おち…………んっ」
膣入口の襞がヒクヒク動かしながらおねだりするラーシェラ。
「おちん…………ちん……ですっ……」
「どこに?最初から最後までしっかり言え」
「わ、私のっ……王国女王……サシャカルの……おまんこに……佐藤勇志様の……おちんちんっ、下さいっ!!勇志様ぁ!」
「いけない子だな王国女王サシャカル一世、躾も兼ねてきつくぶちこんでやる!」
ズブブブッ
惰性で続いたソアン14代を経て誕生した王国初代女王サシャカルへ、今日俺が愛をぶちこむ!!
「ぁ、あぅ、勇志さ……まぅ……んっ!!」
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンっ
「あっ、あひいいいいっ!! き、来ましっ!! たぁ、お、おちんちんがぁっ!! あっ、あぁっ、いや、いやぁあああっっ!!あぁん!!!」
ブリッジ姿勢のラーシェラの太ももを抱えながら、ラーシェラの股に俺は下半身をぶつけるようにチンコをぶちこみ突きまくる。
「サシャカル!大好きだ!!」
「あっ、あっ、はぁ…私も!好き…!あんっ!はぁ…んん…!あっ…!」
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンっ
宙で激しく揺れる麦肌の乳房と熟れた桃みたいな色しながら硬く鋭利さを強める乳首。
あまりの激しさに身体を宙を浮かせるのに必死なラーシェラの華奢な腕もプルプル震え出した。
このまま肘をベッドにつかせてやる勢いで突いてやる!
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンっ
「あっ!あぐっ!あふぁ、ああうっ!も、もうやめ、だめっ!わたっ、あぁーーーーっ!あひっ!あっ!あっ!またきて!もうイっ、あぁぁっーーーー!!」
一瞬肘をつきそうになったラーシェラが、受け身を取るように強い膣締めと共に踏みとどまる。
ただ俺に気持ち良くなって貰いたい、そんな波動が膣肉から男根通じて俺の脳に来た。
「最後だ!楽にしてやる!」
「っ!勇志さまぁぁぁ!!」
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンっ
突く度に距離を感じた子宮口を近くに感じる。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あぁっ、もう駄目ぇっ、あっ、いっ、いくっ、あっ、いくっ!いくのっ!だめっ、あぁ、あぁっ、あっ、あっ、だめっ、きちゃっ、あぁぁぁぁ!!!」
尿意すら吹き飛ぶような射精前の強い衝動が来た!
ズビュルルルルルルルルルルルっ
「うあああああああぁぁぁぁぁぁ!あ、熱いぃ!!精液沢山入ってくるうぅぅ……」
「よく頑張ったな、ラーシェラ」
「ゆうしいぃぃ、さぃ…………ぅう」
俺の射精と同時に肘からベッドに堕ちようとしたラーシェラを持ち抱えるように抱き締めた。
温もりある膣内と細糸みたいな愛液粘度。
そこに入り交じるように俺の太糸引くような精液が乱入し、飽和していくのだ。
「ゆ、ゆうし…………」
「やっぱり一番好きだ、ラーシェラ」
「…………また、喧嘩したんですね……魔王様と」
「いつもだ……ここんところはずっと」
「………………羨ましいです、んう…………」
どこまでも続いていけるような気分だ。
いずれどこかで終わりが来ると分かっていても…………
「勇志様、私の角‥‥」
「最高に可愛いぜ」
角を撫でると、ラーシェラの肌の感触が更に雌としての反応を高めた。
「ありがとう‥‥ございます」
「だからきっと大丈夫だ」
「勇志・・・様?」
いつかは隠せずやれる日が来るだろう。
それこそ色んな可能性の塊だ。
「今夜は寝かさん」
「・・・・なら私、魔王様や皆の分も全部吸い取っちゃいますから、覚悟してくださいね」
「そっちこそ何度でも復活して二度と動けなくなるまで突いてやるからな、覚悟しろよ愛しのアフィカス」
「やーん、勇志さまぁ……んちゅっ、あっ、あんっ❤️」
こうして俺達はゆっくりとベッドに倒れながら、夜通しヤリ続けたのだった………………。
「皆の者よく聞け!私、サシャカルは一生の伴侶を得た!それこそ我が国なのだ!この国で生きる子達の未来の為、私自身、一生をかけ良き伴侶になるつもりだ!」
(ラーシェラ……)
こうしてサシャカル一世…………ラーシェラは王国と結婚した。
「つまりこれでクソオスはラーシェラに近付けない訳であります」
これからは会うたび高貴さを身に付けさせるための性教育だぜ。
(まぁ遂にあいつも身籠ったらしいからアレだけどよ…………)
「いやー酷いネーコレハァ……」
「全くだ、愚帝ですら嘲笑モノだろう」
「お、共和国と帝国の奴等。なんだ分断工作しに来たのか?」
「えー今夏休みなんダよ吾輩、ただのヴァカンスサー」
「我々は大国なのだ、こういう時は礼儀を通す」
「そうかそうか…………で、何でお前らお互い手を握ってるわけ?」
もうこの手つなぎは友愛のレベルじゃないよな……
「ち、違うヨ君!これはただの対話の一環なんダ!」
「勘違いするな!別に我々は禁忌を犯していない!」
(お前らが言ってもな…………)
大国ってお堅いモンだと思ったが、案外違うんだな。
(やば、早く家帰ってディアラに中出ししまくらないと俺までヤバくなりそうだ…………)
「き、貴様!まだ誤解しているのか!!ならば侵略するぞ!」
「わ、吾輩達本当にこの国干上がらせちゃうからナ!!」
ヤバいな、それは困る…………。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
「①そんな興奮しないで下さい(仲裁)」
「②まぁいいじゃんそういうの(緩和)」
「③いい加減な事ばかり
言うんじゃないよ(保守)」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
「だからチガァァァァウ!!!!!」
「禁禁禁禁禁禁忌だって言ってるだろぉぉ!!!」
さてこんな寒いノリはそろそろ終わりにしないとな。
「王国は多くの過ちを犯した、それを真摯に受け止め変わらねばならない!民よ、今一度我々に信をおいて欲しい!」
「「「「「「「おぉぉぉぉぉ!!!!!」」」」」」」
「凄い声援ダ、でもアレ元々ただの半魔ダロ?」
「一体どうやったら短期間にこれだけの求人力を得られると言うのだ……」
「さくら」
「「?」」
「みんなで見るからよ、だから怖くねぇのさ」
そう、これまでの積み重ねと買収と広報を駆使すれば国民はすぐ騙せる!
そして後で騙された事に…………心(シン)から喜びを感じさせてしまえばいい!!
「それこそ美しい国だ!!!」
今、真の一歩が始まるんだ!!
(エンディングへ続く)