今回は以下の状況が含まれます
・ウイタマぴゅあぴゅあお付き合い時空
・女先生
・しっとり百合生理ネタ
・おもしれー女お姉ちゃん
・生えてる(断固)
話が多くなるにつれて、最初に提示すべき条件が増えてくの面白いなぁ...(他人事)
目が覚めた。
「.........くあぁ...」
やっぱり朝は嫌いだな。
起きれない訳じゃないんだけど、心地好い眠りから離れないといけないわけだから。
「......だる...」
体も重いし、眠たいし...
「...なんか...しんどい...?」
体がべちゃべちゃする。寝汗かな?
でも、嫌な感じがするの、背中じゃなくて...
「...ひっ...!?」
すぐお姉ちゃんに連絡したよね。
『お姉ちゃん助けて血がめっちゃ出てる』なんて、事件の匂いしかない文章をモモトークで送り付けた。
キヴォトス某所にある、某大手スーパーマーケットにて...
「当番の子用のお菓子も買ったし、後は...私の食べるものか。」
食べるものと言いつつ、インスタント麺を大量にカゴへ放り込んでいく先生。
一週間インスタント食品で過ごすつもりなのでしょうか?
「......まさか、普段からそのような食生活なのですか?」
遠巻きに見ているだけのつもりだったのに、つい声をかけてしまいました。
「ん?...あ、ワカ...やあ、奇遇だね。」
「...お気遣いはありがたいのですが、せっかくですしちゃんと名前でお呼びください♡」
「そう?じゃあ改めて、こんな所で会うなんて奇遇だね、ワカモ。どうかしたの?」
「大したことではございません♡ですがその...さすがに全てカップラーメンというのは、大人としてどうかと思うのですが...」
「失礼な。ちゃんと焼きそばも、うどんもバランスよく入れてるよ。」
「いえそういう話ではなく。」
思わず手を小さく振って否定しますと、先生が面白そうに笑いました。
「ふふ、冗談だよ。良くないとは思っていても、楽でねぇ...その点ワカモは偉いよね。私と違って。カゴに入っているの、食材ばかり。」
「はい、今日は妹に料理を振る舞いますので♡」
「おー、タマヨが羨ましいなぁ。」
何ら他意のない、純粋な羨望だと理解しているのですが、この発言、そして今の状況...
...こ、これは!もしやチャンスでは...!?
「よ、よろしければ...ま、またの機会に、そちらに伺っても、よろしい、でしょうか...?」
「...?構わないけど...なんで?」
な、なんて言いましょう!?
「あなた様に私の手料理を食べて頂きたいのです」...?い、いえいえ!まるでそんな...か、通い妻のような...!!
でしたら、「その食生活...直して差し上げます」!?ど、どうしてそのような、上から物事を見た言い方が出来ましょう!?
「???」
あ、あぁっ!私に視線が!あなた様の熱い視線が注がれております!♡♡
かくなる上は...
「つ...」
「つ?」
「作り過ぎて...しまいまして...」
何を!?
しかも何も作り過ぎておりませんのよ!
「本当?余り物でも嬉しいよ。」
あぁ!そう素直に喜んでいただけて幸いですがなけなしの良心が悲鳴を上げております!!やはり素直に言うべき...
「ワカモの料理...楽しみだなぁ。」
「誠心誠意愛情込めて作らせていただきますッ!!」
「余ってるんじゃなかったの!?」
「うぅ...申し訳ございません...少し、取り乱してしまいました...」
「全然気にしてないよ。それより、タマヨには何を作ってあげるの?何かいい事あった?」
「いい事、というのは...?」
「あ、違った?カゴの中に小豆ともち米、それからゴマが入っているのが見えたから、てっきりお赤飯でも作るのかなって。」
「...あぁ、そういう...えぇ、ございました。ついに、妹に紅い花が咲きましたの。」
「......紅い花?あっ...大丈夫だった?」
やはり、あなた様ほどになれば理解もあるのですね。
「寒気がする、体が重いと言って震えてはおりましたが、それ以外はけろりとしてましたわ。」
「だからそんな...レバーに小松菜やらひじきやらが詰まった珍妙な買い物カゴなんだね...」
「珍妙...ふふっ、確かにそうですね。どれも鉄分を非常に多く含んでいて...」
「えっと、楽しそうなところ悪いんだけど...あんまり一人にしないであげてね?あの子も幼いんだし、初めての事で内心パニックになってるかもしれないから。」
...一人にしている訳では無いのですが...
「そう...ですね。あまり長話をする訳にもいきません、私はこれで。ではまた後ほど、お会い致しましょう...♡」
「ううぅ...寒いぃ...体が重いぃ...」
「何かもう一枚、要りますか...?」
「お願いぃぃ......」
毛布を被ってベッドに寝たきりになっている私につきっきりのウイさん。
私のお腹に手を置いて、さすってくれている。
もうお昼は過ぎたぐらいなのに、まだこんな所にいていいのかな...?
あ、どうしてここにいるかと言うと、あの後助けを求めるメッセージで駆けつけたお姉ちゃんが...
血の塊とかで悲惨なことになった下着を見て、どことなく嬉しそうな雰囲気で私をベッドに寝かせて、毛布を被せて買い物に行ってしまったけど、そのすぐ後...
「だっ、大丈夫ですか!?」なんてウイさんが血相を変えて飛び込んできたんだ。
理由を聞いたら、お姉ちゃんに来るよう言われたんだって。私がベッドで苦しんでるとか何とか。
いつの間にアドレス交換したんだろうとかは思ったけど、その時はとにかく嬉しかった。
...そういえば、今この状況...お姉ちゃんが言うには、私の体が子供を作れるようになった...とかなんとか。
いくらか年齢を重ねた女の子に、必ずあるんだって。
それも、これからは毎月。
これが...毎月かぁ......
「...ね...いい...?」
「は、はいっ何でしょう。」
あわあわと忙しそうなウイさんを呼び止める。
いつもの、制服に厚い上着の格好。
「...上着...欲しい...ダメ...?寒い...?」
「こ、こんなのがいいんですか...?」
珍しく弱っている私のお願いを突っぱねることなく、むしろ聞いてすぐに脱いで渡してくれた。
「...えへへぇ、あったかぁい...」
「.........心配して損した。」
「ひぇえあっ!」
「あ、お姉ちゃん...おかえり〜...」
いきなり現れては呆れた様子で見下ろすお姉ちゃんに、ウイさんが少し悲鳴をあげたのがちょっと面白かった。
「それで?愛しの彼女に看病して貰って、少しは良くなった?」
「う......かなりよくなったけど...あの...その言い方...恥ずかしいから、やめて...」
「事実でしょ?それじゃあ、私は夕飯の準備に取り掛かりますので...あなた、妹をお願いするわね???」
「は、はひっ」
「威圧...しないでよ...そんな、姑...みたい、なさ...」
「...考えておくわ。」
なんか、やたらとウイさんに当たりの強いお姉ちゃんだけど、外に居る時の...あの上品な話し方じゃなくて、普段私と話すみたいな、くだけた言葉遣いで接している。
だから、認めてくれてはいる...のかな。
「あなた...何をぽけーっと座ってるの?」
「へっ?」
「伝染るものじゃないんだから、もっと近くに居てあげなさい 。ほら...同衾とか...」
「どっ!?」
どうきん?
言葉の意味は分からないけど、何をそんなに焦っているんだろう。
「心配じゃないの?私は何も見ないし聞かないから。」
「た、確かに心配ですし、お姉さんにそう言われてしまうと「誰がお義姉さんですって?」
「なんでもありません!しっかりお世話させていただきます!」
満足したみたいで、お姉ちゃん、行っちゃった。
「......あははっ、凄い汗。」
「し、死ぬかと思いました...!」
「さすがのお姉ちゃんでもそんな事しないよ〜。」
...しないよね?
「あ...それで、お姉ちゃんが言ってた...どうきん?って、何...?」
「一緒の布団で寝ることです。」
「...それだけ?それだけなのにあんなに焦っ「それだけです。」
「それだけですから...本当に...!」
「.........」
怪しい。
すごく怪しい。
すっごく怪しいんだけど...
「一緒に...寝てくれるの?それってとっても、嬉しい...な。」
なんだろう、考えがまとまらない。
ふわふわとした頭の中、ウイさんの手を掴んで、ベッドの真ん中から少しだけズレる時の勢いを利用して、そのまま引き込んだ。
どれだけ体が悪くても、これぐらいわけない。
状況の理解に手間取っているウイさんに背中を合わせては、脚に尻尾を巻き付ける。
「...ね、抱き締めて...?まだ少し、少しだけ寒いの...」
二の腕に触れて、ほんの少しだけ、お腹に誘導する。
「...はい。」
恐る恐る、貴重な陶芸品でも触るように指先から触れて...次第に、手のひらで、優しく。
「んっ...くふっ......」
「痛く...ないですか...?」って声をかけながら、ゆっくり、体温を染み込ませて塗り広げるみたいにお腹をさする。
「ん...だいじょう、ぶ...すごく...きもち、いいっ......」
元々、そんなに痛くはなかった。ちょっとじんじんするぐらい。
...私が痛みへの耐性を持っているだけかもしれないけど。
少しだけ漏れる声のせいで、苦しんでると思ったらしいウイさん。
...きゅう......♡
「...んぁ...?なん、か...?」
「や、やっぱり痛かったですか?すいません...」
「いや、いいの...やめないで...?」
離れようとした手を掴んで、また定位置に戻す。
...さっきのなんだったんだろう...?
痛いってわけじゃない。むしろ、熱いような切ないような...そんな感じ。
もっと...もっと欲しい...
「もっと、もっと...ぎゅってして...?」
もそもそ動いて、包まれるみたいに、腕の中にすっぽり入り込む。
ピッタリくっついて、においと体温を感じていると段々眠気がやってくる。
「...ん...ぅう......」
「...眠いんですか...?良いんですよ、我慢しなくて...」
静かで囁くような優しい声で...完全に...目を、閉じた。
次に目が覚めたのは、夕暮れ時だった。
食欲を誘う匂いに鼻をくすぐられて目を覚ました。
「...あ...起きました...?」
「......?」
頭の上から聞こえる大好きな人の声。
どういう状況なのか全く理解できなくて、間の抜けた声を上げる。
「ご飯、出来たらしいですよ。食べれますか?あ、気分が悪いとか...無いですか?」
「......ん...お腹、空いたかも。」
相変わらず体が重いけど、それでもかなりマシになった。
起きようと、もぞもぞ身動ぎしている丁度に
「......なんだ、つまらないわね。」
お姉ちゃんがこっちを覗き込んでいた。
「期待はずれ。」
「ぅぐっ」
「へたれ。」
「ぬぐっ」
お姉ちゃんが何か言う度に、どすどすと鋭いもので突き刺されているようにウイさんが少し跳ねる。
「同衾しろとは言ったけど、同衾するだけな人がおりますか。接吻の一つや二つくらい出来るでしょうって...」
...接吻?
キスの...ことだよね?
「き、キスは...ダメだよ...」
「あら?」
「へっ?」
「あ、い、嫌なわけじゃないよ?むしろその.........と、とにかくもうダメ!」
「えっと...どうして?」
「......ちゃう...」
「?」
「あ、赤ちゃん...できちゃうから......!」
「えっ?」
「はい?」
「な、何でそうなったのか聞いてもいい?」
珍しく困惑した様子で、引き攣った笑みを浮かべているお姉ちゃんに恥ずかしいけど説明する。
「だって、キスすると赤ちゃんできちゃうんでしょ?それで、私の体はその準備が整って...」
「ご、ごめんなさいタマヨちゃん!少しだけ、お姉さんと話してきてもいいですか!?」
「先に食べてていいからね!」
「え?あ、うん。」
二人に追い出されるみたいに私の部屋なのに追い出された。
「月のものについては教えたくせに、子供ができる過程については教えてないんですか!?」
「あんなの信じてるとは思わないでしょう!?」
なんか、騒がしい。
「...これ、どうします...?」
「どうするって...私が教えるしかないじゃない。こんな事で先生のお手を煩わせるわけにもいきませんし...」
「じゃあ...お願いしますね......お義姉さん...」
「はあ゙?」
「ごめんなさい」
...でもまあ、二人が仲良くなれたならいっか。
あとがき
「良いからとっとと発情させろ。へこらせろ。ウイを押し倒してそのままイチャラブ逆レキメてまえ。」と私の本能に囁かれて大変でした。