※この作品はR-18です。

紫煙燻る黒狐 Another   作:とろねぎ

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訪れる

 

 

「...ん...んんぅ、くあ〜っ...」

 

いつも通りの朝。

 

いつも通りの光景。

 

「......?」

 

そんないつも通りの中

 

「...体が、重い...?」

 

一つだけ、大きな違和感があった。

 

「いや...えっと......お腹が、熱くて...じんじんする...?」

 

10年とちょっと生きてきて初めての感覚。

 

「...あ、これ、だめ......かも...」

 

痛みとはまた違った感覚。

 

お腹の奥がふわふわして、上手く考えがまとまらない。

 

逆再生のように、どさりとベットに倒れる。

 

「なに、これ......つらい...苦しい...」

 

未知の感覚が恐ろしくてたまらない。

 

意味のわからない自分の体の変化に、思わずモモトークで一言、『たすけて』と送信してしまった。

 

即座に返ってくる動揺しつつも私を心配するメッセージの数々。

 

でも、ごめん。

 

今、返事してる余裕が...無いの...

 

身を守るように丸まっていると、不意にスマホが着信音を立てて騒ぎ始めた。

 

数秒、取って電話に出るだけなのに緩慢な動きを見せて、ようやく声を通じ合わせた。

 

「もしもし......?」

 

『いっ、今!今どこにいます!?』

 

珍しく声を粗げている声の主...ウイさんのあまりにも必死な形相で少し笑みがこぼれる。

 

「...いえぇ...」

 

でもそれはそれとして辛い。

 

『わかりました直ぐに向かいます。何かいりますか?』

 

「ウイ、さん...」

 

『え?それってどうい...』

 

体力の限界を迎えて通話を終える。

 

なんか凄いこと言った気がするけど、あんまり覚えていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

意識も朧気なものになってきた頃、がちゃっ!という玄関扉の動く音とインターホンが鳴った。

 

「...あ、鍵...開いてないっけ...」

 

なめくじみたいに這いずって、布団の中からゆっくりと出てからスローな動きで玄関までふらつきながら歩く。

 

「はぁい...?」

 

「大丈夫ですか!?」

 

「あ、ウイさん...ごめんねぇ...」

 

安心したせいか、体から力が抜けて、つんのめるように倒れる私をウイさんがキャッチした。

 

「顔...真っ赤ですよ?」

 

「い、一旦、ベッドに...お願い...」

 

「わ、わかりました。」

 

なんの躊躇も無く、小さな子供にするように抱っこして運んでくれるウイさん。

 

私も肩に手を掛けて、体を密着させる。それと同時に、ウイさんの匂いが次々と私の体内に入ってくる。

 

インクと紙の匂い、女の子らしい甘い匂い、それから...

 

「〜っ!?♡♡」

 

どうしてかお腹の奥が痛む、濃厚なウイさんの匂い。

 

「ど、どうしましたか?」

 

「い...やっ♡な、なんでも、ないぃっ...♡」

 

ビクビク震える私を抱えて、ベッド前に到着したウイさんは、そのまま私を寝かせると何も言わずに布団を掛けてお腹をさすってくれた。

 

「...痛むんですか?ここ...」

 

「ん...いや...どっちかと言うと...ぽわぽわするの...」

 

「ぽわぽわ?よくわかりませんが、毎月こうなんですか?それとも今回だけ酷い?」

 

「わかんない...こんなの、初めてだから...」

 

「はじっ」

 

「ウイ...さん...?」

 

「.........お赤飯ですね。」

 

なにか不味いことでも言ってしまったのかと思えば、次の瞬間には優しい顔つきに戻ってもっと優しくお腹を撫でてくれる。

 

「んえ...?」

 

「大人になったんですよ。」

 

...たぶん、なにか勘違いしてると思う...けど。

 

「ねえ...ウイさん...」

 

「はい。どうしっ...!?」

 

油断していたところを、私のベッドに引きずり込んで抱き枕のように足を絡めて抱きしめる。

 

「一体、何を...!?」

 

「そばに、いて...」

 

蚊の鳴くような声でも、お互いの顔が数センチしか離れてないこの状況なら、十分聞こえたみたいで

 

「...わかりました。大丈夫、良くなるまでそばに居ますから...」

 

優しく、抱き締め返してくれた。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

こすっこすっ...

 

「んっ...ふうぅっ...く、ふうっ...」

 

朦朧とする意識の中、私の耳に布擦れの音と、小さな声が入る。

 

ずりゅっずりゅっ

 

「ごめっ、なさ...いっ......♡」

 

なんの、音でしょうか...?

 

薄く瞼を開けて、目の前、音のするほうをちらりと覗く。

 

「ごめんなさっ...♡ごめんなさいっ......♡」

 

え?

 

タマヨちゃん?

 

なんで、私の手に...大事な所を...擦り付けているんですか...?

 

そう問い詰めようと思ったのですが、声を出すことが出来ませんでした。

 

...出しませんでした。

 

タマヨちゃんが落ち着くまで待ってあげるべきだと自分に言い聞かせて再び目を閉じてしまったんです。

 

それにしても...

 

「こん、なのっ♡こんなの絶対ダメなのにぃっ...♡こ、腰っ♡勝手に動いちゃうっ...♡」

 

へこへこ、かくかく。動物のマウンティングみたいに、腰を動かしているタマヨちゃん。

 

寝間着越しでもわかる、ぷにぷにとした柔らかい肉の感触、たまに指が触れて若干沈み込むようなワレメの感触...

 

二の腕も抱き込んで胸に密着させているせいで、どくん、どくんという小さな、それでいて力強い鼓動が伝わる。

 

本人もどうしてこんなことをしているのか分からないみたいで、その艶のある声と感触が、目を閉じている私の想像力を膨らませるんです。

 

ごめんなさい、ごめんなさいと必死に謝りながらも、大事な所に私の手を擦り付けてその刺激を甘受している。

 

こんな時の感想では無いのは分かっているのですが、それがどうしても...可愛く思えて...

 

...最初はタマヨちゃんに、少し遅めの...月のものが来たと思っていました。

 

でも痛いのではなく、ぽわぽわしていると。そう言っていたので、きっとこれは違うものなのでしょうね。

 

聞いたことだけはあります。

 

獣の神秘を持っている生徒には、このような...俗に言う、『発情期』がある、ということを少しだけ。

 

これが、そうなんでしょうか...?

 

何せ実際に見たのも、今回がはじ「んんうっ...んきゅうっ...!♡♡」

 

私の思考は、タマヨちゃんが私の手をぎゅっと太ももで挟み込んで、ぐっと大事な所に押し当てることで中断させられました。

 

布越しに、私の手が僅かに湿り気を帯びるのが分かります。

 

「〜っぐ...♡う、うぐっ......♡」

 

太ももに挟んで、手を大事な所に密着させたまま、足をピンと伸ばして精一杯に気持ち良くなろうとしているのも、私にはいささか...刺激が強すぎます。

 

「な、に...今、のぉ...♡」

 

どうやら初めて絶頂したみたいで、困惑混じりの艶のある声が鼓膜を打ち付ける。

 

「す、すご、かったぁ...♡...も、もうっ...もう一回だけっ......」

 

もうこれ以上は、私の心臓が耐えられないと思い、決死の覚悟で呼びかけることにした。

 

「...た、タマヨちゃん...なにを、しているんですか...?」

 

「んえっ...!?」

 

日焼けのしていない、白い綺麗な肌が見る見るうちに真っ赤に染っていく...

 

「え、な...どうっ、なんで、起きてっ...!?」

 

「そりゃ起きますよ。こんなふうに、体を自慰の道具にされてたんですから。」

 

「ご、ごめっ...ごめんなさいごめんなさいっ...!」

 

...かと思えば、顔を真っ青にして今にも泣き出しそうな顔で平謝りするタマヨちゃん。

 

それを見ていると...その、あまり良くない感情がふつふつと湧いて出てくるんです。

 

そんな自分を一喝して、優しい、落ち着きのある声を出すように務めました。

 

「怒ってませんよ。タマヨちゃんは、悪くありませんから...大丈夫、大丈夫ですよ。」

 

困惑を押し殺すように、タマヨちゃんを抱きしめて密着させる。

 

耳がぴこぴこ、ぱたぱた忙しなく動いたと思ったら、後ろに畳んで震えだしてしまった。

 

「んいっ...♡...うぐぅあっ......!♡」

 

何か間違えてしまったのかと焦っていると、タマヨちゃんが再び、へこへこと腰を振り出したんです。

 

「お、落ち着いてください...!」

 

「な、なんでかウイさんの匂い嗅ぐと、へ、ヘンな気持ちになってっ♡お腹きゅん、きゅんってするっ♡♡腰がっ、かっ、勝手に動いて、お股擦りつけちゃうのっ♡」

 

幼い、可愛らしい少女の顔立ちが昔の記憶だったかのような淫らな姿に、僅かにですが興奮を覚えている自分がいることに気づきました。

 

「わたっ、私っおかしくなっちゃった...!♡やだっこわい、こわいっ...!」

 

とろんと柔らかくなった黄色い目で、自分の体が新しい何かに上書きされているような感覚。

 

それを必死に否定して助けを求めるタマヨちゃん。

 

発情期...対処は確か...

 

「...わ、私が...なんとか、します。だから、落ち着いて、私の言うことを聞いていただけますか...?」

 

これからすることは、言わば医療行為...そう、タマヨちゃんを助けるためのことなんです。だから...

 

「う...んっ...わかっ、たぁ...っ♡」

 

そんなに、嬉しそうな顔をしないでください...

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「ね、ねえ...これ、恥ずかしいよぉ......」

 

ウイさんが言った通りに寝巻きも、下着も、文字通り全て脱いだあとは、寝転びながら脚を開いて、お股がはっきり見える体勢をとっていた。

 

「恥ずかしいところなんてありませんよ。」

 

「いやそうじゃなくて...うぅっ......♡」

 

「...もしかして、見られて興奮しているんですか?」

 

「や、そ、そんなにじっくりお股見たらっ...♡」

 

「一つ、お願いが...その、ここのことは、お、おまんこ...って、言ってくれませんか...?」

 

「おまんこ...?な、なんか、恥ずかしいね...」

 

変な言い方だけど、不思議としっくり来る。

 

おまんこ

 

口に出すと、おまんこがじゅくじゅくして、お腹の奥が熱くなる。すごく、下品な感じがする言葉なのに...

 

くに、ぷに、ぷに...

 

「ひゃんっ!♡な、なんでおまっ...んこ、触ってるのっ!?」

 

「必要なことですので...」

 

「そ、そう、なの......っ♡」

 

おまんこの、ぷにぷにしてる部分をつんつんってしたり、指でぺちっぺちって軽く叩いたり...触られる度にぴりぴりする。

 

べちっ!

 

「おひっ!?♡」

 

「あ、すいません...強かった、ですね...」

 

「う、ううんっ!強く触られると、びりびりって!おまんこふわふわしてくるっ♡♡もっと、もっとしてっ......♡」

 

「いいですかタマヨちゃん」と、私の目を真っ直ぐ...少し頬を紅潮させて見るウイさん。

 

「今から教えるのは...自分で性欲を発散する方法です。」

 

「なんて、言うのっ...?♡」

 

「お、オナニー...です。」

 

「おなにー?うんっ♡おなにー教えてっ♡♡」

 

「ひぇぇあぁ...声が大きい......!いいですか?くれぐれも人前でオナニーなんて言ってはダメですからね...!?」

 

「?...わ、わかった...?」

 

ダメなことをどうして教えるんだろうと思ったんだけど、お...おまんこをふにふに、優しくマッサージされるのがすごく...気持ち良くて...

 

手のひらで、ぺちぺち叩いたりぐりぐりしたり...

 

つぷ...

 

「んひっ、そ、そんなところに指入れちゃ、だめっ...♡」

 

おまんこに指をくぽくぽ出し入れ。

 

入ってすぐの所を、円を描くようにぞりぞり♡

 

「んふ......ま、また...またおっきいの、来ちゃうっ......♡」

 

「そのまま楽にして、おっきいの、たくさん感じてください。」

 

ちゅ、ちゅぽっ♡ちゅぽっ♡

 

おまんこがウイさんの指にキスしちゃってるっ♡

 

え、えっちな音立てて、大好きだよ♡ってアピールしちゃってるぅっ♡

 

「...ふうーっ♡」

 

「ひゃっ!♡い、いきなり、耳に息吹きかけないでっ♡変な感じしゅるからっ♡♡」

 

ぞわぞわ〜って感覚を嫌がったのに、ウイさんは変わらず私の耳にこしょこしょと話しかけ続ける。

 

「どうですか...?おまんこの内側、ぞりぞりされながら、ぼそぼそと囁かれるのは...?」

 

「せ、切ないぃっ...♡おまんこの奥、きゅんきゅんして切ないよぉっ...♡」

 

「頭撫でてあげますから...安心してイってください...♡」

 

「い、イク?イクってな...」

 

ぺち、ぺちぺちっ!♡♡

 

「にぃぃっっイぎゅっ!♡♡♡」

 

ぷしゃっ♡ぷちゃっ♡

 

「〜〜っっ♡♡♡♡」

 

「...とても、気持ち良さそう...」

 

「ふーっ♡ふひゅーっ♡♡」

 

さ、さっきウイさんの手でおなにーした時よりも、ずっと、ずっと胸があったかくて、幸せっ...♡

 

...

 

......

 

.........

 

「ん、んんうっ...♡...ウイ、さん...ありがとう...かなり、良くなった。」

 

息を整えて感謝すると同時に、ウイさんの手が濡れているのを見て血の気が引いた。

 

「ご、ごめんなさい...!私、おもらししちゃった!い、今拭くもの持って...」

 

「おしっこじゃないですよ。気持ち良くなると、おまんこから出てきちゃうものなので。」

 

「そ、そうなの...?」

 

「はい。ですので、そんなに気にしなくていいですよ。ハンカチならありますし。それよりも、これからは自分でシてくださいね?」

 

「...うん。」

 

「イクまで、おまんこを優しく撫でて、気持ちいいところを重点的に触ってあげてください。強くやると......」

 

「つ、強くすると...?」

 

「.........痛いですよ...」

 

嘘を言っているようには見えないし、とても大事なことなんだと思うけど...どこか、後悔のような実体験のような感情が混ざっていた...気がする。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

あとがき

 

獣耳っ娘が発情期で取り乱してるのって良いよね...

 

あと発情期で一心不乱に腰ヘコしてる様子はとても過酷。

(tntnに)ヨシ!

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