※この作品はR-18です。

紫煙燻る黒狐 Another   作:とろねぎ

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看病する

 

当たり前のようにタマちゃんとワカモが同棲してます。

 

そういう世界線だと思ってください(投げやり)

 

 

 

 


 

 

 

 

「ふわぁ......」

 

あくびをしながらリビングへ訪れる。

 

「おは、ようっ...タマヨ...ご飯、出来てるよ...」

 

お姉ちゃんが挨拶してくれる、いつもの朝。

 

ただ一つ、いつも通りじゃない所があるとすれば

 

「...お姉ちゃん、顔赤いよ?」

 

どことなく紅潮した頬を指摘すると、びくりと体を震わせて目を逸らしながら言った。

 

「はあ...はあ......わ、私は...大丈夫...少し寝てれば、良くなるから......!」

 

そう言って、そそくさと逃げるように自分の部屋に戻っていっちゃった。

 

「?」

 

変なの、なんて思いながらも両手を合わせて、テーブルの上に乗った朝ごはんを頂いた。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「...お姉ちゃん、大丈夫かな...」

 

来ている依頼の整理をしながら、ふとそんなことを思った。

 

でも、少し寝れば良くなるって言ってたし...

 

......うん、心配だな。

 

顔も赤いし、息も荒かったし、少しふらついていたし。

 

...もうお昼前だし。

 

もし何かの病気だったりしたらどうしよう。

 

ネガティブな考えが一度現れてしまえば、そこからとめどなく嫌な予想が掘り出される。

 

「っお姉ちゃん...!」

 

 

 

気付けば、部屋の前まで来ていた。

 

 

 

 

こんこん、こんこん

 

「お姉ちゃん?大丈夫?」

 

「.........」

 

こんこん、こんこん

 

どれだけ扉を叩いても、返事が返ってこない。

 

「...寝ている...のかな。」

 

朝から、今まで。全く少しじゃないと思いながら扉の前に立ち尽くす。

 

寝ているのだったら邪魔しちゃいけないんだけど、もし何かの病気で、苦しんでいるんだったら助けてあげたい。

 

「......少し、中を覗いてみよう。」

 

少しの音も立てないように、そーっと扉を開けて中を覗き込む。

 

「...はあ、はあ...」

 

「!」

 

ベッドの中...苦しそうに呼吸しているお姉ちゃん。さっきよりも、もっと顔が赤くなっていて...

 

「お姉ちゃん、大丈夫...?」

 

つい、声を出してしまった。

 

「た、タマヨ...?私、は...大丈夫って......」

 

嘘。

 

明らかに無理をしている。

 

「お姉ちゃん...少しぐらい、私を頼ってよ...ちょっとまってて。」

 

「いや...いらない、から...」

 

見た限り、熱がありそうだし...とりあえず、バケツに水と氷を入れて、あとタオルも沈めて。

 

それから念の為にマスクを耳にかける...のは無理だから、後ろで結んで...

 

「おまたせ。典型的な看病セット持ってきたよ。あ、ネギでも持ってきた方が良かった?」

 

「...くす。なにそれ...」

 

「......やっと、笑ったね。ふふっ。」

 

今日で初めて見たお姉ちゃんの笑顔が嬉しくって私も少しだけ元気が出てきた。

 

「今日はもうゆっくり休んで。なにかして欲しいことがあったら言ってね?何でもするから。」

 

「なんでも......」

 

「え?うん。なんでも。いつも色んなことをしてくれているから、そのお礼。」

 

「そ、そう...」

 

?

 

心なしか、顔がまた赤くなった気がする...まさか、熱が上がってきた!?

 

タオルをバケツの中から取り上げて、絞る。

 

「ひっ、ちべたいっ...!」

 

あまりの冷たさに、尻尾と耳をピーンと釣り上げて跳ねる私を見て、またお姉ちゃんの口角が少し上がる。

 

それを見て、「また笑った!」と内心はしゃぎながら、努めて冷静に、絞った冷たいタオルをお姉ちゃんの額に乗せる。

 

明らかに穏やかな顔になりつつあるお姉ちゃんを確認して、椅子をお姉ちゃんの傍に持ってきて腰掛ける。

 

そのまま心配そうな顔で眺めていると、お姉ちゃんからぽつり、ぽつりと言葉が零れる。

 

「そう...心配、しないで...少し、無理が祟っただけ、だから...」

 

...無理させちゃってたなら、余計に今日は私が頑張らないと...!

 

「お姉ちゃん、いつもありがとうね。今日は私が全部やるから、ゆっくり休んでて。」

 

...あ、そうだ。

 

「ちょこちょこ見に来るけど、何かあったらすぐに連絡してね?」と付け加えて、部屋を出た。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

一時間おきくらいにタオルを取替えながら、なんとか残っている家事を片付けることが出来た。

 

...本当に何とか。

 

あとは...

 

「......あっ。」

 

お風呂、どうしよう。

 

今のお姉ちゃんをお風呂に入れてもいいものなのか...それとも...

 

「お姉ちゃん。」

 

「...んん...?どう、したの...?」

 

「体、汗でべたべただよね?その...体拭こうか?」

 

謎にドギマギしながらの提案。

 

そのせいか、一瞬呆けたような顔で私の顔を見つめていたお姉ちゃんだったけど、軽く笑って...

 

「じゃあ、お願いするね。」

 

...受け入れた。

 

そう言って、体を起こし、するすると服を脱ぎ出したお姉ちゃんからつい目を逸らして「み、水、変えてくるねっ!」と誤魔化すように部屋を出た。

 

初めて感じるようなお姉ちゃんのなんというか...雰囲気?にあてられたせいか、少し胸がドキドキする。

 

冷たい水が、何となく落ち着かせてくれるけど、本当に気休め程度で決して治まるような鼓動じゃなかった。

 

 

 

 

 

 

 

そうして、痛いほどにドキドキと存在を主張する心臓に手を焼きながら部屋まで戻った。

 

そうすると、線の細い、真っ白な背中を剥き出しにしているお姉ちゃんがいて、これもまた私の心臓を跳ね上げることとなった。

 

「...来たね。じゃあ......お願い、出来る...?」

 

「...ぁっ、う、うん。」

 

絹のような黒髪をかきあげて、背中に冷たい濡れタオルを...

 

「ひゃんっ!♡」

 

「!?」

 

「ご、ごめん。ちょっと、ビックリしちゃった。」

 

「そ、そう、なんだ...」

 

驚いたにしては、かなり、艶っぽい声だったな...

 

またもやドキドキさせられながら、背中を拭く。

 

じっとりと汗のついた背中から、湿り気が抜けたのを見て、声をかける。

 

「えっと...背中は終わったよ?前、どうする...?」

 

ぴくり、耳が確かな反応を示すと、次の瞬間には私の方を向き直していた。

 

「じゃあ...お願いしてもいい...?」

 

「っ!」

 

それと同時にこちらを向いて隠すように抱いていた腕を離すと、ハリのある、二つの大きな果実がぷるんとこぼれ落ちた。

 

綺麗なピンク色をした輪っか。恥ずかしがり屋のようにちゅぷんと埋まっている乳頭。

 

「タマヨ?」

 

「...んぁっ、な、なんでもない。ちょっと、ぼーっとしちゃっただけ。」

 

今日の私、なんかちょっぴりおかしい...?一緒にお風呂入った時なんかは、お姉ちゃんが裸でも気にならなかったのに。

 

些細な、部屋の中に充満した匂いでも、少しだけ、頭がぽーっとする。

 

...熱が移っちゃったのかな。

 

「汗が...よく溜まる場所が多いの。お願いね。」

 

「う、うんっ...」

 

とりあえずは、全体的にさっと拭って、不快な汗を拭き取る。

 

あとはその、『汗がよく溜まるところ』だけだけど...

 

「ちょ、ちょっと、持ち上げるね?」

 

「んっ...♡お、お願い、ねっ...♡」

 

遠慮がちに、膨らみの下に手を入れて、少し上にあげる。

 

ずしりとした確かな重量感。

 

「こんなのがあると大変そうだな。」とか、「私はこのままでも...いいかな。」なんてくだらないことを考えて、なんとか意識しないように努力する。

 

「ぁうっ......♡そ、そう、そこっ...♡」

 

「...」

 

そんな声出すのやめて欲しい...

 

そうして、胸の下に張り付くように付着していた汗を取った時、お姉ちゃんがまた話し始めた。

 

「下、だけじゃなくて...こちらの...乳頭も、拭いてくれる...?♡ほら、恥ずかしいことに隠れちゃってるから...そこも、汗が溜まるの......♡」

 

「え?う、うん。でも、どうすれば...?」

 

「優しく触って、ほじくり出して...♡」

 

私の手を取って、乳輪をさわさわ、くぼんでいるところをくりくり...

 

「くっ...♡ふうっ...っ♡そ、そうっ...♡そう、やって...♡」

 

なにか、すごく良くないことをされている気がする。

 

でも、それがなんなのか分からないし、私に胸を触らせて気持ち良さそうにしているお姉ちゃんを見ていると、抵抗する気が失せていく。

 

ぷくぅっ...♡

 

「え、あ、で、出てき...た...」

 

「ふーっ...♡ふーっ......♡じゃあ、お願い......♡」

 

艶のある、『お願い』という言葉にドキリとしながら、タオルで拭う。

 

「......んー...?そこまで汚れているようには感じないんだけど...?」

 

「いや...汚れてるよ。ほら、こことか...」

 

「どこ?」

 

「もっと近付いて。」

 

「?」

 

一体、何を見せようと...?

 

 

 

 

 

 

 

「ふふ、捕まえた...♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

「んぇっ......きゃあっ!?」

 

手を掴まれて、ベッドに引き倒される。

 

「え、お、お姉、ちゃん...?」

 

混乱する頭で、裸で私に覆い被さっている人を呼ぶ。

 

喧嘩で押し倒してしまったみたいに力を込めて私の手を掴んでいるけど、その顔はどちらかと言うと...イタズラに成功した子供のような。

 

「えっと...私、な、なにか、しちゃった...?」

 

「......♡」

 

私の問いに答えることはなく、ただ目をとろんと垂らして、布団を掴んで、覆い被さった。

 

「え、や、く、暗いっ...!しかも、なにこの......っ...♡」

 

「どう?ベッドの中に充満した発情臭。」

 

「...?わ、わかんない...よ......♡なんにもっ...♡」

 

「...もう我慢出来ないっ♡」

 

ちゅ...むちゅうぅぅっ!♡♡

 

「ん、んむううぅぅっ!??」

 

ちゅ、ちゅるっ♡ちゅぷ、ちゅうっ♡♡

 

「んー!!♡♡ん、んんぅーっ!?」

 

ちゅっ♡ちゅぷんっ♡ぢゅるるるっ!♡♡

 

「ん...!♡♡んんんっ......♡」

 

 

 

 

 

それからしばらくして、艶かしい水音のするベッドの中から、僅かに湿気を帯びた衣服が乱雑に吐き出されることとなった。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

あとがき

 

 

 

YES発情期

YESぐちゃどろ

 

制作中

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