※この作品はR-18です。

紫煙燻る黒狐 Another   作:とろねぎ

84 / 122
求められる:上

 

 

 

 

 

 

独占欲高めウイと好意モロ出しタマヨ

 

ウイ、すまないがまた生えてくれ

タマちゃん、テメェ中と下で覚悟しとけよ

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

私には最近、困っていることがあります。

 

まあ主に人間関係ですが...

 

「...あの...離して、くれませんか...?」

 

「なんで?コーフンしちゃうから?」

 

私の腕にコアラみたいに抱き着いているタマヨちゃん...まるで私に欲情されるのが当たり前だと信じているような顔で、けろりと。

 

「さ...作業、できないので...」

 

「うーん...じゃあ、ちゅーしてくれたらやめてあげる。」

 

数日前からタマヨちゃんは、こうやって笑えない冗談を繰り返してくるんです。

 

そりゃ...嫌じゃ、無いですけど...むしろ、タマヨちゃんは好きですけど...

 

でも、11歳に手を出すほど落ちぶれてはいませんよ。

 

「だ、ダメですよ...そういうのは、もっとふさわしい相手と...」

 

「いいじゃん減るもんじゃないんだし。それに、『ふさわしい相手』に言ってるんだから、ダメじゃないでしょ?」

 

幼いながらも端正な顔立ちでくすくす笑って、人がいないことをいいことに私に抱きついてくる。

 

平坦ながらも柔らかい体を押し付けられて、少しだけ...反応してしまいそうになりました。

 

「うぅ〜...私がこんなにアピールしてるのに、ずーっと知らんぷり。もしかしてイタズラだと思ってるの?」

 

「それもありますけど、もっとこう...倫理的に...!年齢差考えてくださいよ...!?」

 

私にしては強い言葉で何度か拒否もしてみるのですが、全く懲りない様子で、それどころ尻尾を振り出す始末。

 

「...もう。仕方ないなぁ...じゃあ、頭撫でてくれたらいーよ。」

 

お手本なまでの、耳を倒しての撫で待ち...

 

「...そ...それぐらい、でしたら...」

 

「...んふ〜...♡」

 

噛み付いてくる訳でもないのに恐る恐るとした手つきでしたが、満足そうに息を吐いていました。

 

気持ち良さそうに目を細めて、耳をパタパタ。

 

しばらく撫でて、なんだか私もペットを撫でているような錯覚をし始めた頃、腕が軽くなりました。

 

ようやく終わりましたかと安堵する私に、タマヨちゃんはそっぽを向いたまま...

 

「...きょ、今日は、これぐらいにしてあげる。」

 

どこか上から目線なセリフを吐いて出て行ってしまいました。

 

ですが、その後ろ姿はどこか浮き足立っていて...尻尾が微かに左右に揺れていました。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

また数日後のある日。

 

「...んね、コーフンしてきた?」

 

「し、しませんよ...」

 

今日は作業の邪魔こそして来ませんでしたが、背中にピッタリ張り付いて、薄く柔らかい胸と小さくて少しだけ固い突起を押し付けてきていました。

 

......ん?突起???

 

「...あ、あの...これ、下着っ...」

 

「あ、気付いちゃった?ふふっ...ウイさん、私が本気だって、分かってくれる?」

 

背中に体重をかけていただけでしたが、私の耳元...ほぼ真横まで顔があって、囁かれるような...

 

「若い時特有の気の迷いとかじゃなくて...本気、なんだよ?ウイさんにならどんなことをされても、い...いい、んだよ?」

 

どこで覚えたのか...それとも本心からなのか。

拙い殺し文句を囁いて、下腹部をすりつけてくる。

 

「ね、下も履いてるか、確認してみる?なんて、冗談だよ。くすくす...♡」

 

なんだか妙にぷにぷにと、そして湿った感触を気の所為だと誤魔化して、治療(修繕)の子に目を落とす。

 

「我慢できなくなったら、いつでも言ってね...♡あ、でも、何も言わずに使ってくれてもいいよ...♡ だって私、ウイさんに求められたら...きっと、幸せでおバカさんになっちゃうからっ...♡」

 

「っ...そ、それも、冗談、ですよね...」

 

「さあどうでしょう...♡さて...」

 

一通りマーキングを終えたタマヨちゃんは、私の背中から離れる。

今度は何をしてくるんだろうと心の準備をし、軽く身構えます。

 

「...んっ。」

 

「...はい...?」

 

ただその身構えは意味がなかったようで、私の隣にしゃがんで、耳を倒した。

 

「あ、あの...」

 

「んっ。ん、んっ!」

 

な、なんですか?撫でればいいんですか?

 

ぐりぐりと頭を押し付けてくるタマヨちゃんに目を白黒させながら、その黒くてサラサラな頭に手を置いてみる。

 

「んっ...♡」

 

すると、艶っぽい声と一緒に一瞬身体を震わせたかと思えば、大人しくなった。

 

どうやら合っていたようで、尻尾がぶんぶんと振り回され始めました。

 

「ん、ふうっ...んんっ...♡」

 

...至って健全なコミュニケーションです。

 

至って健全なコミュニケーションなんです...!

 

け、決してやましい事ではありませんし、そんな気持ちは微塵も...!

 

あ、頭を撫でるぐらい、年頃の女子ならやるもの、ですよね...!!?

 

心の中で自己弁護を必死にしながらも頭を撫で、耳の根元を軽く掻いてみる。

 

「...んゃっ?あ、ま、まって、そこは...こゃんっ!?♡」

 

「な、なんです!?」

 

「...」

 

「た、タマヨちゃん...?」

 

「も、もういいっ...今日は、これでおしまいっ...!♡♡」

 

見られたくないのか顔を伏せたまま私から離れると、逃げ出すように背を向けるタマヨちゃん。

 

「えっ、あ、あの...!?」

 

引き止めてみても全く聞く耳を持たず、その小さな後ろ姿は見えなくなっていきました。

 

「...もしかして、痛かったんでしょうか...?そ、それに...」

 

気のせいでしょうか。

タマヨちゃんの顔、なんだかとても...真っ赤になっていた気がします。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

「おかえり。今日はどうだった?」

 

「...ん。」

 

「...ダメだったみたいね。」

 

「ん...」

 

逃げるように家に帰ってきて、今日の成果を楽しみに聞くお姉ちゃんに生返事。

それから自分の部屋に閉じこもり、ベッドに倒れ込む。

 

変な声が出ちゃったのが恥ずかしくって逃げてきちゃったけど...バレてないよね?

 

「...はあぁ......」

 

ウイさん、信じてくれてないのかな。

それともやっぱり、私みたいなちんちくりんはそういう目で見れない?

 

...ううん。

私のやり方が悪いんだよね。

 

こういうのには、『駆け引き』?って言うのが必要って言うのに、私はそういうのが分からないから、全身を使って求愛するしかない。

 

でもちょっとぐらい相手にしてくれてもいいんじゃない?

 

私との触れ合いでドキッとしたりとかもさ、あっていいんじゃない?

 

「...私は、全部本心で話してるのに...」

 

自分のこの感情を理解しちゃった時から、こうやってアプローチしてるけど成果はゼロ...

 

仲良くおしゃべりでも出来たらいいんだけど、それも出来ず一人でもんもんとする時間だけが増えていく。

 

...でも...今日も、頭撫でてもらっちゃった...♡

 

そんな地味な幸せを噛み締めるために、私はいそいそと服を脱ぎ始める。

下着を介さず直におまんこに触れてた部位は、つうと細い糸を引いちゃってた。

 

結局空いた時間は、こうやって自慰に溶けていくんだ。

 

「っ...♡うい、さんっ...♡ウイさんっ...♡」

 

とろとろになっちゃってるおまんこを、今日の出来事を思い返しながら適当にくにくにいじっていく。

 

正直、気持ちいいとかそういうのは全く無いんだけど...ウイさんの手のひらの形とか、声とか体温とか...そういうのを思い出しながら触ってると、なんだかドキドキしてくる。

 

気持ち良くなくても、そういうことをする時のためにほぐしておかないと。

 

ウイさんが興奮できるように、可愛く声を出す練習もしないと。

 

「ん...んっ...♡ウイさんっ♡気持ちいいよっ...♡あ、あんっ♡ん、きもちいいっ...♡♡」

 

こんなのでいいのかな?なんて冷めきった思考のままいじり続けていたら、いつもみたいにビリビリってきた。

 

「んっ...!♡」

 

頭の中で小さな火花が弾けるような感覚。

その後に指を抜くと、決まってさっきよりも太い糸が引かれちゃう。

 

もしかして、これがイくってやつなのかな?

 

だとしたら、やっぱり練習しないと。

 

ウイさんを射止めて、いざシちゃうよって言う時に反応が薄いと、もしかしたら不安がっちゃうかもしれないから。

さ、最悪、フラれちゃうんじゃ...!?

 

「そんなの、絶対やだっ...!んんむ〜〜〜...!!」

 

嫌な想像を振り払うように足をジタバタと暴れさせて、満足がいったところでお姉ちゃんのいるリビングに戻った。

 

「...あれ、いない...」

 

でもさっきまでソファにいたはずのお姉ちゃんは、そこにはいなくて...

いつもなら隣に座った私の、愚痴みたいな反省を聞いてくれるのに。

 

あ、ちょっと暖かい。

じゃあついさっき出ていったのかな。

 

別にお姉ちゃんが何をしても勝手だし私が止める権利もないけど...ちょっとだけ、寂しいかも。

 

ソファに体を沈ませて、明日はどうしようかななんて考えること数時間。

 

玄関が開く音がして、お姉ちゃんが帰ってきた。

 

お姉ちゃんは手から小さな袋を下げて、ソファに沈む私を見て驚いたように一瞬目を開いた。

 

「あ...おかえり。どこ行ってたの?あ、別に言わなくてもいいけど...」

 

「山海経。」

 

「山海経?えっと...どうしてか聞いていい?」

 

「もうあなたの話を聞くのにも疲れてきたから、山海経のネズミを脅は...お願いしてきたの。」

 

一瞬不穏な単語が聞こえた気がするけど、まあ大丈夫だよね。

 

「何をお願いしたの?それにその袋、何?」

 

「もうね、盛っちゃいなさい。」

 

「盛るって?身長?」

 

お姉ちゃんの反応的に身長じゃないことは確かみたい...

 

「どうぜ向こうも嫌じゃないんだし、口実さえ作れば簡単よ。」

 

そう自信満々に答えたお姉ちゃんは中身を取り出して、使い方と、使ったらどうなるかを、教えてくれた。

 

「...ということで、もう明日実行しなさい。明日は一日居ないから。」

 

「......」

 

顔を林檎のように真っ赤にして耳をぴこぴこさせる私に、お姉ちゃんは呆れたように声をかける。

 

「分かった?」

 

「はっ!?!は、はひゃいっ!!」

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

「お邪魔、します...」

 

「う、うん。いらっしゃい。えと、あのっ......か、カフェオレでいい?スティックの、安いやつだけど。」

 

私を迎え入れて二人がけのソファに座らせたタマヨちゃんは、いそいそと台所へ歩いていった。

 

電気ケトルに水を入れて戻ってきた彼女は、ごく自然な流れで私の隣に腰掛けた。

 

「...い、いきなりだったのに、来てくれてありがとう。嬉しい。ほら、嫌われてる訳じゃないんだって、ちょっと思えたから。」

 

早朝に送られてきたモモトーク。

 

そこには、『お昼頃、うちに来て欲しい』という簡潔な要件と『ちゃんとお話したい』というまたも簡潔な理由。

 

最近のタマヨちゃんは目に余るものがあったので、それを解決できるのではないかと考えて、ここまで来てしまった。

 

「あ...警戒してる?そうだよね、ごめんね、気持ち悪かったよね...こういうことしか知らないから...」

 

「...じやまあ言わせてもらいますけど、もっと自分を大事にしてくださいよ...あんな...」

 

「...まだ私の心配してくれるんだ。嫌だったんでしょ?そんなこと言ってくれるなんて思わなかったな。」

 

頬を緩めて嬉しそうに揺れる尻尾がぴしぴしと背中に当たる。

 

確かに作業の邪魔になるのは嫌でしたが、彼女そのものを嫌うことはできませんでした。

 

一応、友達ですし...

 

「...」

 

「...」

 

尻尾が震えて、私の腕に巻きつこうとして、やめる。

話しを切り出されるまでその光景を眺めていました。

 

そんなふうに気まずい時間をやり過ごしていると、ケトルがカチッと音を出し、湯気を出しました。

 

それから間もなく、二人分のカップを持ってきて、また座る。

 

熱いものが苦手なのか、両腕でしっかり掴んでふー、ふーと息を吹きかけるタマヨちゃんを横目に、私も一口。

 

インスタント特有の何の変哲もない苦味が少しだけ落ち着かせてくれる。

 

「...話していい?」

 

両手で小動物のようにくぴくぴ飲んでいたタマヨちゃんは中身の残ったコップを置いて、私をじっと見つめる。

 

「私ね、ウイさんが好きだよ。ウイさんが欲しいし、ウイさんのモノになりたい。そういうことたって全然したいし、ウイさんにだったらどんな風に使われても構わないの。」

 

年齢に似つかわしくないどろどろとした重い感情。

 

「でもウイさんからしたら迷惑なのは分かってるつもり。だからもうあんなことはしないって約束するよ。でも、その...」

 

私としては嬉しい約束の後、口ごもったそれを待つ。

 

「う...ウイさんのこと、好きでいていい?振り向かせようって努力して、いい?」

 

耳をへにゃらせて涙目で聞いてくるその姿に、心臓が跳ねたような気がする。

 

「...べ、別に、私の許可なんて、いらないんじゃ...?」

 

「いいってこと?」

 

「え、まあ...はい...?」

 

「...やった...♡」

 

きゃっきゃとはしゃぐ年相応の姿から、目が離せない。

 

「っ...?」

 

「ん?どうかしたの?渋い顔しちゃって。」

 

「なんでも...ただ少し、頭痛が...」

 

「へ、へえそうなんだ。寝不足とか?まあ、辛かったら言ってね?」

 

軽く原因を考えるタマヨちゃんですが、言えるわけないじゃないですか。

 

目の前のあなたに、『そういう考え』が湧いてしまったなんて。

 

「疲れちゃってるのかもね。ほら、暖かいの飲んで、リラックスしよ?」

 

「...そう...ですね...」

 

言われるがまま容器の中の液体を口に運ぶ私を、タマヨちゃんも飲みながらも、どこか嬉しそうというか...熱のある視線で見つめていました。

 

「どうかしましたか?」と聞いても、「見てただけだよ〜。」なんて答えながら寄りかかってくる。

 

今度は幸せそうに私の体を尻尾でくすぐりながら。

 

「わあ...そんなに喉乾いてた?それとも気に入った?」

 

そうですね...緊張が解けて、喉の乾きがはっきりしたのかもしれません。

 

やけに美味しそうに飲む私を、タマヨちゃんはくすくすと見ながらも私に合わせるように飲んでいました。

 

数分間かけて空になった容器を、それはもう嬉しそうに見つめて...

 

「わあ...あっという間に無くなっちゃったねぇ...♡って大丈夫?顔赤いけど?」

 

「あぇ...?ぁ...はい...?」

 

不自然なまでに突然やってきた頭痛や身体の熱さ。

 

私を心配するように彼女は私の膝の上に座って、胸に耳を当ててきました。

 

すぐそこから、甘い花のような匂いが漂ってくる。

 

「わっ、ウイさんの胸、すごくドキドキいってる...それに...」

 

「あうっ...!?」

 

「コッチも、どくんどくんって、脈打ってるっ...♡」

 

おもむろに私の下腹部をまさぐり、これまた不自然なまでに固く剛直してしまっているそれを軽く握ったり、かりかり引っ掻いたりしていました。

 

ただでさえ頭痛で頭が働かないのに、下半身に血が集まって余計頭が回らなくなってくる。

 

この状況で考えられるのは、ただ...この熱を沈めることだけ。

 

「ふふっ...♡ンフーッ...♡♡ウイさんの発情しちゃった匂い、ぷんぷんしてくるっ...♡♡だ、大丈夫っ...♡私が、収めてあげるからっ...♡♡」

 

ぼんやりとした頭にタマヨちゃん(メス)の甲高い声が響く。

 

「ここじゃ匂いが着いちゃうし、わ、私の部屋...行こっか...♡」

 

状況をまるで把握出来ていない私は、タマヨちゃん(メス)に手を引かれて、歩かされる。

 

小さくて柔らかい、子供体温の...メスの手。

 

「い、今、助けてあげるからねっ...♡♡♡♡」

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

あとがき

 

今度タマちゃん総受けのぐちゃいちゃシチュまとめ書いてみようと思うんですけどどうですかね

 

1シーン500文字とか1000文字とかでひたすらタマちゃんが抱き潰されてハメ潰されるまとめ回

 

 

 

 

 

 

 

 

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