※この作品はR-18です。

オリジナルエロ話   作:歩輪気

4 / 25
数年前に書いて放置していたR17.9の話を改造したものです。
異種姦、精液ボテ、アナルセックス、精液逆流・嘔吐・排泄の要素があります。ご注意ください。


蜥蜴と淑女?

 ◇◇◇◇◇◇◇◇

 

「ふう、今日はケチられずに済んだな」

 

 その日、仕事を終えた俺はいつものように(縄張り)までの帰路を歩いていた。辺りはすっかり日の入り前の薄暗さに包まれてやがる。

 いつものことだが、疲れていると背負った大斧が何倍にも重く感じてしまう、ていうか前の奴より重くなってねえか? まあいい、今度、武器屋の親父に文句の1つでも言って良い奴を安く売って貰うとしよう。

 クレーマー? このくらい許してくれ、ギルドの怖い受付に何かと理由をつけられては報酬をケチられてるせいでこちとら金欠なんだ。全く、相手が壊した家屋の弁償をこっちがやらんといかんだなんて。同じ蜥蜴(リザード)族としては少しはサービスして欲しいぜ。今回はセーフだったけどな。

 

 と、そう言えぼ名前を言ってなかったな。

 

 俺の名はレオン。このだだっ広い世界で暮らす蜥蜴族の1人だ。

 蜥蜴族と聞いて分かる通り、俺は人間じゃない。簡単に言えば二足歩行するトカゲ野郎だ。といっても、この世界には人間や俺以外にも、虎族(タイガー)犬族(ケルベロス)みたいな獣族、鳥族、俺と同じ系統ならゲッコー族なんてのもいる。だからそんなに珍しいものじゃない。

 そして俺の仕事は所謂モンスター退治ってやつで、この世界に蔓延るおどろおどろしい野郎どもを狩ることを生業にしている。他にも色々仕事はあると思うだろうが、何せ色んな種族がいる世界だ。種族間で面倒事があるなんて日常茶飯事。

 

 対してこのモンスター退治には種族なんてもんはない。実力があればどんな奴とでも仲良くなれる、なんとも都合のいい職業だ。一部ヤベー奴もいるが、大体の奴はマシな思考をしている。

 たく、にしても、化け物どもを狩っても狩っても沸いてでるのはどういうこった。まあ、そのおかげでこの職業がなくならずに済んでるんだが。

 

 ……と、あれこれ言ってる間に我が家が見えてきた。俺の家は街から少し離れた場所にある森の中に建てられている。もともとは別の種族が暮らしていたのを1回の報酬数回分で買いとった物件なんだが、これがまた使い勝手が良い。

 

 周りの森林には当然ながらモンスターはいるものの、俺からしてみればどいつもこいつも片手で潰せるほど弱い。仮にこの家の敷地内に入ったとしても、前の住人がおまけでつけてくれたトラップで全員八つ裂きだ。知らなかったとはいえ、俺も1回消されかけた身なので、その恐ろしさは十分に理しているつもりだ。

 

 …………あと、俺の家には今、頼れる警備員が住みついている。別に変な意味じゃない。

 

「帰ったぞ」

 

 とりあえず軽く木製階段を上がって玄関を開けた。

 

「あっ、おかえりなさい!」

 

 開けるやいなや、明かりの着いた部屋の奥から、我が家の警備員がトタトタと床を鳴らしながら出迎えてくれた。

 やや伸ばしたショートカットの青髪と、少しぶかぶかなサイズのタンクトップ、それと裾を解れさせたデザインの短パン、その上から纏ったエプロンが何とも……子どもっぽい。別に変な意味じゃない。

 

「お風呂にする? 夕食にする? それとも……」

「あー、とりあえず休ませてくれ。仕事でクタクタなんだ」

「……はーい」

 

 何故かぶっきらぼうな表情でソファに座る自宅警備員。俺が視線を向けると、目を逸らしてそっぽを向く。

 

 紹介が遅れた。

 こいつの名前はカノン。さっきも言った通り、子どもと間違われても仕方がない容姿をしているが、とっくの昔に成人している人間だ。

 そしてこいつの本業は、俺たちのような異種族をターゲットにした、所謂異種族専門のハンターだ。簡単に言うと、俺たちの天敵で大型モンスターよりもタチが悪い奴らってことだ。

 

 そんな天敵の女が今となっては我が家の警備員になってやがる。いや、時々外に出ては金を稼いでくれるから、それとは少し違うか。

 毎度のように出迎えてはこうやって風呂か飯か脱皮かを聞いてくる、迎えてくれるのは嬉しいが、こういうのは少し面倒だ。特に脱皮を見られるなんて、俺達にとっては嫁に行けないと嘆くレベル。仲間によっては、死んだ方がマシと言い出すレベルだ。

 

「何ぼーっと突っ立ってるんですか? 休むならさっさと休んだらどうですか?」

「ん? ああ、そうだな」

 

 俺は大斧をいつもの場所に置いて、カノンの隣に深く腰を下ろし、背もたれに腕と頭を乗せる。俺の体格に合わせて上質な皮で造られたソファが深く沈み込み、疲れた腰骨を癒してくれる、この瞬間が堪らない。

 

「で、今日はどうだったんですか?」

「別に、いつも通りデカブツを片付けただけだ。安心しろ、報酬はきっちり貰ったからな」

「そうですか、またいつもみたいにギルドのトカゲお姉さんからケチられたと思ってたのに……残念」

「なんで残念なんだよ。

 そういうお前はどうなんだ? 今日は街の商店の手伝いしたんだろ?」

「しましたよ」

「稼ぎは?」

「ちゃんと貰いました」

「……おい、さっきからどうしたんだ? もしかして不貞腐れてるのか?」

「べっつにー。レオンさんには関係ありませんよー」

 

 あからさまに不貞腐れてるような態度でカノンは足を床にトントンと遊ばせながら口を尖らせる。どうやら、さっきの3択を遮ったのが気に食わなかったようだ。確か前も同じような場面で同じように遮ってこんな感じにぐずってたな。結局その日は俺が自分の分とこいつの分を作る羽目になったが……て、いやいやおかしいだろ。なんで俺が居候の分の飯まで作らないといけないんだ。

 

「…………」

「おい」

 

 声をかけるが、カノンは無視をキメた。お前は面倒臭い恋人か。

 

「……分かったよ、夕食にしてくれ」

「…………夕食、食べたいですか?」

「ああ、腹が減って死にそうだ。あー、早くお前の作った美味い飯が食いてーなー」

「……仕方ないですねー」

 

 カノンは不貞腐った顔からやれやれと言いたいような笑顔に切り替え、そのまま立ち上がって調理場に引っ込んだ。全く、これじゃあまるで恋人……というよりは思春期の娘を持った親……とにかく面倒な性格の人間に好かれちまったのは間違いないな。

 

「はぁ……なんであんなやつ、この家に連れてきたんだっけな」

 

 ルンルンとするカノンの背を見つめながら、俺はアイツとの出会いについては記憶を探る。

 

 

 確かアイツに出会ったのは……依頼で植物型のやべー奴の討伐をしに森の中に入ったあの日だ。

 あの森のことは今でも忘れねえ。入った瞬間に4階建ての家並みにデカいウツボカズラが出迎えたんだからな。よく分からねえ体液を吐き出すわ、やけにヌメヌメするわ、おまけにそれがものすごくくせえわで。アイツのせいで今まで何人もの退治仲間たちが犠牲になったらしい。

 

 まあ幸い、俺の時はマッチョな植物博士と除草士の免許を持ったプロの鳥族、そして回復担当のロン毛僧侶、音波みたいなもんを出せるエレキギターを掻き鳴らす活かしたニーチャンが着いてきてくれたから、それ相応の準備で挑むことが出来た。

 かなり苦戦はしたものの、俺たちの連携のおかげで無事に触手だらけの親玉を撃破、5等分とはいえそれ相応の報酬を貰ってハッピーエンド、帰りにスナックのボッキュッボンなリザードウーマンと遊んでその日は終わった。

 

 …………すまない、最後のは嘘だ。

 

 仲間と別れたあと、俺は木の上に隠れていた奴を家まで誘き出し、前住人特製の網罠に嵌めて捕らえた。こいつは例の森に入る前からつけてきたやつで、初めは誰か他のやつなのかと思ったが、帰りの行動で俺に付きまとっていると確信した。

 

『てめぇ、何もんだ』

『わ……私の名はカノン。異種族ハンターのカノンよ』

 

 そう、そのへそとか太ももとか脇とかを出した、なんとも守れるとは思えない装備を身につけたストーカーってのがカノンだった。

 

『なんだ、なんで俺に付きまとうんだ』

『私の仕事は危険な異種族の討伐よ。だからあなたの命を貰うために追っていたの』

 

 あの時のカノン、強気に睨んで来たけど、足はガクガク震えていたな。

 

『危険? 俺が?』

『そ、そうよ。貴方は職業仲間の間ではやばい奴だって噂なんだから』

『いや、全然そんな話、聞いた事ないんだが』

 

 勘違いして欲しくないんだが、俺はなんにも悪いことはしていない。基本的にハンターのターゲットになるのは殺人やら支配やらをやらかすタチの悪い異種族であって、真面目にやってれば襲われることはない。たまに気に食わないとかで喧嘩を売ってくる奴もいるがな。

 

『けど、もうここまでね……さあ、いっその事殺しなさい。ハンターにとって殺させることなんて怖くない』

『分かった』

『え。ちょ、ちょっと待って、本気で殺す気?』

『ああ、いくら人間の女でも追ってきたのは変わんねえからな。やらせてもらうぜ』

『ま、待って! お願い待って!』

『許せよ、恨むんなら己を恨んでくれ』

『だから待って! 待ってよ!』

 

 あいつ、自分から殺してくれって言ったくせにやろうとしたら直ぐに駄々をこね始めやがった。

 

『こ、殺さないで! 私まだやり残したことが沢山あるの!』

『ダメだ』

『やめて!』

『ダメだ』

『やめろ!』

『ダメだ』

『ケチトカゲ!』

 

 と、段々よく分からない罵りあいが始まり、最終的に

 

『あーもう! 乙女としての魅力もなければハンターとしての腕も中途半端、どうせ私の人生なんか枯葉一直線よ!』

『…………あー、そ、そんな泣かなくても』

『うわーん! こんなところで死ぬぐらいならママの言う通りにしておけば良かったー! ママー!』

 

 と、ガキみたいに泣きわめき始めやがった。子どものウワンウワン泣くキンキン声でママだのマミーだの五月蝿いのなんの。

 で、こんなことされちまったら流石に俺も呆れて殺す気が失せるわけで、仕方ないから見逃そうとしたんだが……

 

 グぅぅぅ……

 

 突然止まったかと思えば今度は腹を鳴らしやがった。胃袋もこいつ同様に自己主張が激しいやつだ。

 

『……お、お腹……空いた』

『お前、こんな状況でよく腹が鳴るな……』

『み、3日間……水……しか……とれて、ない……』

『水だけ? 報酬は……あぁ、なるほどな』

 

 ハンターとしての腕が中途半端ってことはろくに稼げてないんだろう。なんせ俺たちと違って異種族ハンターは異種族をターゲットにした職業だ。単なる暴れるだけのモンスターと違って、理性を持った強いやつがうじゃうじゃいやがる。それが理由で、異種族ハンターの1回の報酬はバカ高い。その代わり、失敗すれば命か無駄金を落とす羽目になる。

 

 そんなもんだから、異種族ハンターには貧乏なやつが多い。大体は副業をやっていて、プロでもなければハンター業だけで食っていくなんて到底無理な話だ。引退するやつも多いんだとか。

 ん? なんで俺がこいつらの事情を知ってるか? そりゃあ一応、いつ命を狙ってくるか分からない殺し屋だからな。俺からすれば敵みたいなもんだ。その敵について色々と調べるのは当然だろ。それに、俺もモンスター退治を始めたばかりの頃はこんな感じに毎日腹を鳴らしていたからな。調査してて思わず泣きそうになっちまったぜ。

 

『……見てられんな』

 

 しかしハンターになったからにはこの世が弱肉強食で、如何なる時も自分自身で何とかしないといけないことを分かってなきゃならねぇ。

 

 ガシッ

 

『待っ……て』

 

 さっさとその場から去ろうとした瞬間、カノンが俺の足にしがみついてきやがった。

 

『お、おい離せ』

『ご飯……ご飯プリーズ』

『ダメだ、見逃してやるだけでも感謝しやがれ』

『飯、飯……ご飯!』

『うわっ!? てめぇ!』

 

 いきなり足にまとわりついてきたカノンを引き剥がそうと俺は暴れ回った。けどこれがまた凄い力で、木に抱きつくコアラみたいに手足で俺の足にがっしりしがみついてきやがった。どれだけ振り下ろそうとしても落ちやしない。

 

『離れろ!』

『やだっ! 食べるまで離れない!』

『このっ!』

『がるるるっ! がうっ!』

 

 がぶっ! 

 

『ぬわぁっ!』

 

 そんで殴り倒そうとしたが全部躱した上に、足に噛み付いてきやがった。

 あの時のカノン、ゴキブリみたいにカサカサと気持ち悪い動きしてやがったなぁ。腹減ってたとは思えねぇ動きだ。

 

『あーっ! 分かった分かった! 飯やるからとにかく離れろ!』

 

 で、あまりのしつこさにとうとう折れた俺は、そのままカノンを家に連れ帰って蜥蜴族のご当地名物、ミズガエルの丸焼きを食わせてやった。美味そうに食う姿に一瞬見蕩れたのは永遠の秘密だ。

 

 

 …………で、そんなことがあって早数ヶ月。カノンはすっかりこの家に居座っちまったってわけだ。今は恩返しだからとか言って、家事やら罠の点検をやってくれている。なんとも頼りがいのあるやつだ。

 

 ……いや、やっぱりおかしい。なんで家に住み着いてるんだ。

 

「なに独り言ぶつぶつ言ってるんですか? もう出来ましたよ」

「お、おお、そうか」

 

 俺は立ち上がり、テーブルとセットの椅子に座り直す。とりあえず今はこいつの飯を味わうか。

 

「はい、召し上がれ」

 

 そう言うと、カノンは目の前に大皿を置いた。皿の上では、真っ赤なソースに包まれた、でっぷりと太ったオオガエルの丸焼きがその身で明かりを反射して光っている。

 

「オオガエルの丸焼きか」

 

 数時間ぶりの食事に俺は唇を舌で舐めあげ、帰るの伸びた足を掴んで早速脇腹辺りから被り着いた。

 

 んー……美味い。

 見た目のグロさからは想像も出来ないほどの肉の柔らかさ、チキンのようで少し違う独特の風味、そして真っ赤なソースの塩っけさがカリカリっと焦げたカエル肉の味をさらに掻き立てる……俺の大好物な味だ。そしてこのソースのから後を追うように伝わってくる鉄分の風味。

 

「このソース、もしかしてヤマガエルのエキスか?」

「はい、前に外食した時にレオンさんが美味しそうに食べていたので」

「よく覚えてたな」

「へへ、それほどでも」

 

 嬉しかったのか、カノンは照れ隠しな笑みを浮かべた。

 こいつ、照れると可愛いんだよなぁ。おまけにこの通り飯は美味いし手先も起用だ。これだったらハンターじゃなくても別の職種でやって行けたんじゃねえかとも思う。

 

「ほらほら、冷めないうちに」

「おう」

 

 カノンに勧められるまま、俺は続けざまにカエル肉に食らいついた。噛めば噛むほど中に潜んでいたカエルの油がジュワッと口の中に溢れ出る。レアな部分を残さず、かつ焦げすぎない程度に焦がしたいい焼き加減、こんなに美味い手料理は生まれて初めてかもしれない。

 

 その後も、俺はカノンの手料理を骨まで砕くように食らいつき、皿のソースまで綺麗に平らげた。

 

「ふう、美味かったァ……」

「満足して貰えて良かったです」

「ああ……ふぁー、なんか眠くなってきたな」

 

 食い終わるや否や、俺は睡魔に襲われた。

 

「相当お疲れですね。それに食後は消化で胃に血が集中して眠くなるらしいですから、今日はこのまま寝てください」

「ああ、そうする……たく、思うように体が動かねぇ」

「危ないですよ」

「悪いな」

「今日はベッドで寝てください」

「お前はいいのか?」

「私は床で十分です」

 

 俺は眠気に襲われながらも、ふらつく体をカノンに支えられながらベッドに向かう。にしてもこんな睡魔は初めてだ。

 

「はい、おやすみなさい」

「あぁ……おやす……み…………グガァァァ……」

 

 

 ◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

「……あ、なんだ?」

 

 俺は、謎の粘着音に目を覚ました。部屋の中は真っ暗で外から空の星光が入り込んでいる。どうやら飯の後にそのまま寝ちまったようだ。

 

「……何やってんだお前」

 

 そして俺は目の前で何やら怪しげな行動をする物体……いや、なんか変なものを俺に塗りたくってるカノンに目を向けた。

 

「あ……起きちゃった?」

 

 暗闇の中、何処か色気の混ざった声でカノンはそう返してきた。両手は透明なものでヌメヌメと光を反射している。おまけにこいつ、何にも着てねえ真っ裸、ちっさな体が丸見えだ。

 

「だから何やってんだって」

「こ、これはですね……マッサージオイルってやつです。しかも蜥蜴族の人の肌にあったウナギのエキスで作られてるんですよ」

「……で、なんで今やってんだ?」

「いやー、今日のレオンさん、相当疲れてると思ったので、マッサージの1つでもと……」

 

 カノンは笑って誤魔化そうとするが、俺はその目を睨み続けた。なぜなら、俺たち蜥蜴族のマッサージで使われるのは基本的に『ナメクジ』のエキスだ。ウナギのエキスってのは……まあ、そっち系の店とかで使われている。

 つまりこいつがやってることは……そういうことだ。

 

「……なんでこんなアホなことをしやがった」

「……すみません」

 

 顔を伏せて落ち込むカノン、だが俺は睨みを辞めなかった。

 

「あのカエルの丸焼き……あれになにか入れたのか?」

「えーっと、正確にはソースの方に兎のJ〇hnnyとオディビル草で作った秘薬を混ぜました」

「ほう、オディビル草と……兎?」

 

 カノンの爆弾発言に思わずこいつの顔を二度見した。

 今のどこが爆弾発言かと言うと、まずオディビル草ってのは眠気を誘う、睡眠薬にも使われている薬草で少量なら心地よい眠気に誘ってくれる。通りで食ったことあると思ったぜ。

 で、問題は兎のJ〇hnnyの方だ。確かにオディビル草は単体で使えば睡眠薬になる。が、このオディビル草、兎のJ〇hnnyと混ぜると非常に厄介な薬になりやがる。薬に耐性がない人間とかなら丸1日、俺らのような奴でも半日は興奮状態が続いちまう、なんとも厄介なブツだ。

 

 ……ておい、

 

「何の真似だ」

「……これは、私なりの猛アタックです」

「猛アタック?」

「……だってレオンさん、いくら誘っても全く反応してくれないんだもん」

「誘う……?」

「毎日出迎えても塩対応だし、ベッドに潜り込んでも私がベッドで寝たいって勘違いするし、この前なんて勇気を振り絞ってエプロンだけを着たのに『アホなことすんな』でアホな子呼ばわりするし……普通なら興奮するんですよ?」

「あれが?」

「あれで」

 

 どうやらこの前のあれはこいつなりのアピールだったようだ。だいいち人間が素の状態でエプロンだけ纏うなんておかしな話だな、俺はてっきりこいつが巫山戯ただけかと思ったがな。

 なんで裸にエプロンで興奮しないか? そもそも俺たち蜥蜴族は人間みたいにがっちり服着るような種族じゃねえからな。衣装を着るのは祭りごとか洒落たいときぐらいだ……女子の脱皮はなかなか……いける。

 

「……私じゃ興奮しませんか?」

「そう言われてもな……」

 

 ハッキリ言って、俺は人間の裸体じゃ興奮しない。仲間の中には異種族に興奮する奴もいるし、何ならそのまま結婚した奴もいる。友達のカメレオンのメレおもそうだった。

 だが、少なくとも俺はそうじゃない。確かにカノンは性格もなかなか良いし、献身的なところが魅力的だとは思う。しかし、俺にはそっちな目でこいつを見ることはできない。

 

「そうですか……ダメですか」

「悪いな。俺とお前はそういう関係に……いつまで塗ってんだ?」

「全部塗り終えるまでです、勿体ないんで」

「いや、だからもう必要は……あっ?」

 

 言い切る前に、身体に謎の感覚が走った。まるで体の中から何かが震えて振動しているような、微弱な電気が流されているような、ジワーッとした熱いものが、オイルを塗られた部分から上半身、足先、全身にかけて広がっていった。

 

「お前……これ」

「……ごめんなさい」

 

 痺れるような体で必死にカノンに目を向けるが、カノンは罪悪感と不気味さが混ざった表情で俺を見ていた。

 どうやらオイルのお力、そして秘薬の効果が今更効いてきたようで、体の内側から興奮し始めたらしい。今も目の前にいるカノンを、俺は1人の女として認識している。そして疼き始める俺の心と〇ョニー……言ってて恥ずかしいが、本当にそんな感覚に襲われている。

 

「……レオンさん」

「お、おい……は、離れてろ。マジでこいつは抑えることが……外に」

「いや、私はこのままいたい……です」

 

 じわりじわりと体が熱で苦しみ出す中、カノンは俺の体に抱きついてきやがった。効果が強いのか、抱きつかれた箇所が俺の触覚に激しく反応する。これじゃあ少し触れられただけでも吹っ飛んじまうかもしれない。

 こんな感覚、村時代にいい所まで行ったけど結局ダメだった元カノのヤモリのヤモちゃん以来……いや、それ以上かもしれねぇ。

 

「……カノン、お前……」

「……レオンさんとなら……OKだよ?」

 

 甘え声なその言葉を聞いた瞬間、俺の理性は四方八方に吹き飛び、カノンの体を抱えたまま、強引に体を回転させて、こいつに覆い被さる体勢に切り替えた。

 

 口から無意識に涎が溢れる、手足にも、指の先まで、全身に力が入る、蜥蜴の目玉が瞳を潤ませるカノンから目を離さない。小さな胸と小ぶりな乳首、ツルツルなあそこが美味そうに見える。ついでに俺の下の首もこいつの下唇を求めて震えている。

 

 ひとつ言っておくが、俺は蜥蜴族は基本的に玉も竿も体の中に引っ込んでいる。やる時にだけ2本の竿のうち、1本だけがにょきにょきと生えてくる。が、今は興奮状態になっているせいで、2本ともビンビンに立っちまってる。のくせに、蛇みたいに畝りやがる。

 

「…………言っておくが……蜥蜴族のはかなりハードだ。怪我するかもしれねえぞ」

「……覚悟は、できてるから」

「……この大バカ野郎が」

 

 覚悟したこいつの言葉に俺のリミッターが完全に解除され、そのまま食らいついた。

 

 尖った上顎と下顎がカノンの肩に噛み付く。血が出ない程度に優しく、だが歯型が着く程度に力を加減して甘噛みをする。カノンは噛まれた痛みに苦しむような声をあげそうになるが、必死に堪えた。

 可哀想だが、俺達のような異種族とやんならこれくらいのことは覚悟してもらわなくちゃ困る。出ないとこの先はもっと地獄だ。

 

「れ、レオンさん……痛い……」

「……もう少し待ってろ、あとちょっとでマシになるはずだ」

「うん、わかってるけど……あっ」

 

 俺は顎を離し、右手でカノンの口元を挟んで唇を尖らせるようさせる。そして口を大きく開き、長い舌をこいつの口内に伸ばした。俺らの舌は人間よりも圧倒的に長い、そのうえ厚みもある。カノンの小さな舌を巻くのは容易なことだ。

 

「あっ、んれっ♥れろっ♥んれぇっ♥」

 

 赤い色の長舌が蛇のように畝り、カノンの肉舌に巻き付き揺さぶる。口いっぱいに暴れる俺の蛇に対して、カノンは必死に舌をチロチロとさせていた。

 

「れるっ、れろっ♥ぅぁ♥ぇ♥」

 

 興奮に任せて、俺は赤蛇をカノンの口内で暴れさせた。健康的な歯も歯茎も、奥から前まで俺の唾液を塗りたくるように愛撫した。

 

「れぇっ♥」

 

 カノンの舌に螺旋を描くように赤蛇を巻き付け、外へと引っ張り出す。口の中に収まっていたこいつの舌は、ツンと突き出すように外に出た。引っ張る度に、苦しむような嗚咽を吐いてやがる。

 根本ら辺から舌先にかけて絞るように赤蛇を引っ込める。高粘着な蜥蜴の唾液がカノンの舌と恋糸を引きながら、口の中へと落ちていく。

 

「……おい、気分はどうだ」

「……なんか、すごく体がポカポカする……頭もボーっとして……レオンさんったら、私になにかしました?」

「いいか、興奮状態の蜥蜴族の唾液はな、異種族に対してかなりやばい薬になるんだ。お前が塗りたくった秘薬と似たような効果があるんだ」

「ほぇ?」

「……まあ、簡単に言うと、お前も俺みたいになってるってことだ」

 

 説明を終えても、カノンは蕩けきった顔のまま変な声を出すだけだった。完全に頭の中の回路が回んなくなってやがる。

 

「カノン、少しじっとしてろ」

「……うん」

 

 俺は這いずるようにカノンの股の間に移動する。手で細い脚を開かせて、ちょうど目の前にこいつの小さな縦唇が来るようにしゃがんだ。本当に青い陰毛が1本も生えてねえ、見事なまでにツルツルとしてやがる、俗に言うパイパンってやつだ。

 

「レオンさん、なに? …………あっ♥」

 

 そして、今度はカノンの陰部に赤蛇を伸ばした。まずは陰唇をひと舐めしこいつが濡れているかを確かめる。まだ口の中を貪っただけなのだが、既にトロトロな蜜が滴っている。

 ケツの穴から陰唇までを撫でるように舌先を上下に往復させて、溢れる蜜を舐める。酸っぱい味が俺の舌を包み、口奥から追加の唾液を溢れさせた。

 

「あっ、んんっ……」

 

 カノンは手を口に当てて嬌声を堪える。舌がレロレロと往復する度に、カノンは腰を跳ね上がらせた。

 

 …………ずぷっ♡♡

 

「あっ♥」

 

 たっぷりと堪能したところで、俺はカノンの蜜穴に赤蛇を潜らせた。小柄な体格なカノンの肉穴は見た目通りの狭さだが、赤蛇が入るには苦労はしない広さを持っている。

 

「やっ、だめっ♥なか、んんっ♥」

 

 赤蛇が体の表面で肉の凹凸を感じ取る。そして舌先を伸ばして奥の弱点を探り、表面に染み込ませた唾液を中へと残す。

 

「ふぁ、なんか、変な気持ち……んぉ♥」

 

 蜜穴から抜いて早々、俺は休む間もなく今度はケツの穴に赤蛇を突っ込んだ。カノンには悪いが、こうでもしないとこの先は耐えられない。

 

「我慢してくれ。ここにも入れとかないと最悪死ぬんだ」

「あっ、し、死ぬって、おしりの穴を探られてる時点で……恥ずかしくて死にたい……んんっ♥」

 

 カノンの喘ぎを横に、俺は直腸の奥までたっぷりと唾液を流し込んだ。どうやら今日は出すもんは出したか、まだ奥で溜まってるかしてるのか、あれの味はしなかった。

 

「……よし、出来たな」

「お、終わったの? …………あっ」

 

 カノンがこっちに目を向けたと同時に、俺は下半身の2つの巨体を振るった。こいつがやらかしてくれたおかげで、禍々しい俺の相棒は2本とも元気になっちまった。自分でも気持ち悪いと思うほどに蛇みたいに畝ってやがる。

 

「カノン、今からお前は死ぬかもしれねえ。もう一度聞く、覚悟はあるか?」

 

 俺の質問に、カノンは巨根に目を奪われながらこくりと頷いた。目が完全にハートになってやがる。

 俺はカノンの下半身を抱えて、片方のペニスをぷりっと膨らんだ唇にキスさせた。

 

 ずっぶぅっ♡♡

 

「おっ、あぁっ♥がっ♥」

 

 肉丘は左右に裂けて、蜜穴に亀頭……いや、蜥蜴頭がねじ込まれて行く。ブチブチとこいつの大事なもんが破ける音が生々しく響いた。まだ入れてないが、カノンは目をぎゅっとさせながら痛みに耐えてやがる。

 

「うぉ…………ふんっ!」

 

 ぶちぶちぶちぶちぶちぃ♡♡

 

「くぁ…………ぁぁぁぁ…………!!」

 

 ある程度入ったところで、俺はカノンの腰を引かせて一気に突っ込ませた。膜が完全に破れると同時に、カノンの腹部が大きく盛り上がった。やはりこいつに俺の相棒はデカすぎたようだ、腹に蜥蜴頭の歪な形がくっきりと盛り上がってやがる。唾液を流し込まなきゃ、今頃痛みのショックで死んでたかもしれねえ。

 

「が、ぐぅっ♥」

「くっ、こいつは、キツすぎる……!」

 

 小さい肉筒にデカい一物をぶち込んだせいか、俺の相棒は予想以上に締め付けられる。下手すりゃこのまま潰れちまうかもしれねえ。だが、俺以上にカノンは地獄のような痛みを味わってる。なんせ腹が盛り上がるんだ、体が裂けてもおかしくねえ。

 

「が、がらだが……裂ける……ん゛ぉぉ♥」

 

 休む暇も与えず、俺は腰を動かす。ペニスがカノンの小さな肉筒を出入りし、狭い穴を無理やり広げようと暴れる。奥へいくとカノンの腹がボコっと内側から膨れ、抜けば禍々しい凹凸が肉壁の襞を引っつけてずるりと抉る。

 

 ぼこっ♡♡ぼこっ♡♡ぼこっ♡♡ぼこっ♡♡ぼこっ♡ぼこっ♡ぼこっ♡♡

 

「あっ、あがっ♥ぐがっ♥」

 

 肉穴どころか子宮まで壊しちまいそうな勢いで蜥蜴が奥を突き上げる。カノンは今にも気絶しそうに目を見開いて唸っていた。

 

「カノン、大丈夫か?」

「す、すっごく痛い……がっ、お腹の中がぐちゃぐちゃになる…………でも、気持ちいい♥」

 

 普通の人間なら地獄の痛みで気絶してそうだが、どうやら唾液の効果が聞いているようだ。

 

 ぶちゅっ♡♡ぶちゅっ♡♡ボコッ♡♡ぶぢゅっ♡ぶぢゅっ♡ぶちゅぅっ♡♡

 

「がっ♥ぐっ♥ぐがっ♥あがっ♥」

 

 体を畝らせてカノンはキツい声で喘ぐ。だが、俺は違和感に気づいた。

 

「おいお前、まさか声抑えてねえか?」

「へ? そ、そんなこと……」

「いいか、下手に我慢するとこれからきついぞ」

「で、でも……いくらなんでもレオンさんに汚い声なんて」

「……仕方ねえ」

 

 俺は改めてカノンの腰を持ち上げ、息を整えた。

 

「ふんっ!」

 

 ずぶぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡♡♡♡

 

「んほぉぉっ!? ♥」

 

 深くまで突き刺し、子宮口を突き上げる。すると汚ぇ喘ぎ声がカノンの喉奥から響いた。やっぱり抑えてやがったか。

 

「ふんっ! ふんっ!」

 

 みぢっ♡♡ずちゅっ♡♡ずちゅっ♡♡ずぢゅっ♡♡

 

「お゛♥お゛っ♥らめっ♥こ、壊れりゃう♥激ししゅぎて、わひゃひ♥お゛ぉ♥♥」

 

 いつもの活発なガキみたいな姿とは打って変わって、白目を向け、口から舌を突き出しながら、カノンは漸く腹の奥に溜め込んでいたものを吐き出した。もし我慢していたら、それこそ血管が切れて死んじまうかもしれねえからな。

 

 ずんっ♡ぶちゅっ♡ぶちゅっ♡ぶちゅっ♡ごりゅっ♡

 

「お゛ぐっ♥♥お゛ぉ゛♥♥ふごぉっ♥♥おぉ゛♥♥」

 

 ペニスが何度も子宮口を押し付き、ボコっと腹の中から腹部にボコっと現れる。カノンはそれに合わせて背中を仰け反らせて跳ね上がり、抜けるとベットに沈む。その繰り返しによりベッドがスプリングを刻み、部屋を軋めかせる。

 

「んぉ゛♥レオンさんっ♥♥おちんぽ、太しゅぎ♥♥わらひ、もうレオンひゃんのぉ♥」

 

 答えを言わせる前に、俺は猛攻をかける。自分でも溢れる興奮を抑えることができない。

 

「くっ、カノン……俺」

 

 巨体を締め付ける小さな蜜筒の圧に耐えられず、俺は今日1番目のものを出そうと腰を加速させる。加速すると揺れは大きくなり、カノンの喘ぎもより高いものになっていく。

 

「カノン……カノンっ……!」

 

 ボチュボチュボチュボチュボチュボチュっぶっちゅうぅぅぅっ♡♡

 

「ふぐぅぅぅぅ♥♥」

 

 俺はカノンの下半身を持ち上げて立ち上がり、肉まんこの奥深くまで思い切りペニスをぶっ刺した。蜥蜴先と子宮口が濃厚なキスを交わし、子宮が巨体によってぶちゅりと潰れる。

 

 ぶちゅっ♡ぶちゅ♡ぶちゅ♡ぶちゅっ♡ぶちゅっ♡ぶちゅっ♡ぶちゅっ♡ぶちゅっ♡

 

「お゛っ♥おごっ♥ぐふっ♥お゛ぉっ♥」

 

 真上からぶっ刺すように俺は腰を上下に動かし、ベッドを壊す勢いで軋ませる。蜥蜴はカノンの腹の中で暴れ狂い、小さな腹部の表面に禍々しい形を浮き上がらせている。

 

「れ、レオンざっ♥お゛ごぉっ♥お゛ぉぉ゛お♥」

 

 痛みと快楽に頭の中を真っ白に弾けさせながら、カノンは獣の雌声を上げる。そんなこいつの顔面に、熱を放出するために開いた唇から唾液がべっとりと滴り落ちた。透明なそれは無数の糸を引いてカノンの口や鼻にぶっかかった。口に入った分を、こいつは美味そうに飲んだ。

 

「し、しきゅう♥キスっ、釣られる♥ふぅぅんっ♥」

 

 俺のペニスは何度も子宮口にキスをする。だが、こいつの秘口はやり足りねえのか、蜥蜴頭にぶちゅっとキスをしたまま俺のペニスにくっついてきやがる。

 

「カノン……出すぞ……くうぅ!」

「へぁ、はへぇ♥ほぇ♥」

 

 獣の欲が最大まで上がり切り、ペニスが膨張してみっちりと肉の中に引っ付く。こっから先はカノンの忍耐次第だ。やばかったら直ぐに医者に駆けつけよう。幸い知り合いに死ななきゃなんでも治せる僧侶がいるんだ。

 

 どちゅっ♡どちゅっどちゅっどちゅっどちゅっどちゅっどちゅっどちゅっどちゅっ……ずぶんっ! 

 

 ビュルルルルゥゥゥっ♡

 びゅるるるるるぅぅぅぅっ♡

 びゅぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♡びゅるるるるるるるるっ♡

 

「お゛ぉぉぉぉぉ♥♥♥」

 

 冠が最奥まで届いた刹那、俺の爬虫類ペニスから種塊が吐き出された。

 

 ビュルルルルルルルっ♡ボコボコボコボコボコボコボコぉぉぉっ♡びゅぐるるぅぅぅ♡

 

「おご♥お、お腹がぁぁ♥お腹がはれちゅしちゃうぅ♥」

 

 黄ばんだ濃厚なザーメンがボコボコと音を立てながら、カノンの子宮内へと注がれる。その量は人間の1回の射精量とは比べ物にならねえほどで、一瞬にしてこいつの腹を丸々と膨張させた。

 

 どぴゅうぅぅ♡♡♡どぴゅっ♡♡♡びゅるるるっ♡♡♡ぼびゅう~~♡♡♡

 

「あ、あぁ♥やら、死んじゃう♥こんなのぉぉ♥」

 

 どびゅ〜♡どびゅるる♡どびゅっ♡びゅぐるるるっ♡

 

「せ、せーえきで潰れりゅっ♥私の、中…………」

 

 びゅうぅぅぅっ♡びゅうぅ~~~♡

 

「お…………ぉ…………♥」

 

 流石にこんなもんは味わったことがなかったんだろう、カノンは白目を向きながら呻き声をあげて、激しい痙攣を起こしていた。

 だが、そんな状況でも射精は容赦なく続く。

 ペニス自体が複雑な構造をしているせいで、肉穴からザーメンは一滴も流れず、全部狭い子宮内に注がれる。そのせいで、カノンの腹は妊婦以上のデカさにまで膨れていた。興奮が収まるまでは、俺も自力では引き抜けねえ。

 

「げふっ…………へへ、お腹、レオンさんのでパンパン……♥」

「おい、下手に話すなよ。とりあえず出し切るまでは抜けねえから……うぉ」

 

 腰が震える中、突然俺のもう1匹の相棒がビクンと跳ねる。気がつけば、カノンの手が寂しそうに自分の夜露で濡れていたペニスの蜥蜴冠を撫でていた。

 

「へへ、レオンさんったら……我慢しちゃって」

「我慢? なんの事だ」

「素直じゃないですねぇ…………本当はおしりの穴にも入れたいって」

「そんなことしたらお前、死ぬぞ」

「もう、初めはやるつもりだったからおしりの穴も舐めてたくせに」

 

 確かに、こいつの言う通りだ。俺は始め、2本の蜥蜴を落ち着かせるために、念の為に尻の穴にも唾液を送っていた。だが、こんな姿になっちまったのを見ると、流石に辞めておいた方が良さそうだと判断した。あとは、カノンに舐めて貰うかして出した方が良さそうだ。

 

「よわむし〜、いくじなし〜」

 

 蕩けた顔をしながら、何やら訳の分からない煽りを始めた。

 ダメだな、完全に思考が吹っ飛んじまってる。

 これは今日はやめにして物置に隠しておいた『大人(蜥蜴族専用)のおもちゃ』で残りの分を出し切るしか……

 

「ざ〜こ、ざ〜こ、よわとかげ〜」

 

 …………その瞬間、俺の脳の何かがぶつんと切れた。

 

 気がつくと、俺は膝立ち状態でボテ腹なカノンの両手を持って、ペニスで持ち上げる形で宙に浮かせていた。

 寂しそうにしていた相棒がぶるりと身を震わせ、ぶっとい冠でカノンの尻の隙間を撫でた。

 そしてケツの穴を見つけた、その時。

 

 ずどんっ♡♡

 

「ぁぇ…………お゛゛゛ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!? ♥♥」

 

 穴の中へ自身の巨根をねじ込んだ。前触れもなく前戯もなく、カノンの尻穴がペニスによってとんでもない範囲まで広がっちまった。

 カノンはあまりの衝撃に一瞬の間を置き、汚い咆哮をあげながら背中を仰け反らせた。

 

「お、おお゛おひりがぁぁぁぁ♥おひりが焼けちゃうぅぅ♥抜いへぇぇ♥」

「うるせえ、煽ったのはお前だろ…………がっ!」

「おぐぉぉぉ♥」

 

 抜けと喚くカノンの言葉を遮り、俺は容赦なく2本のペニスを突き刺した。

 蜥蜴先はカノンの直腸を加減なく拡張させ、肉まんこに突き刺さった分も腹の中に溜まる精液をかき混ぜた。

 

 ぼちゅっ♡ぼちゅっ♡ぼちゅっ♡ぼちゅっ♡ぼちゅっ♡ぼちゅっ♡

 

「あがっ♥おほぉ゛っ♥れ、レオンさんの蜥蜴おちんぽ、大きすぎて、体が裂けちゃうぅぅぅっ♥」

 

 ぐちゅり、ぐちゅりとカノンの2つの肉穴わ擦る淫猥な音色が響く。2頭が抜けると、蜜壺とケツ穴から透明な愛液が雫になって宙に飛び散り、シーツや俺達の皮膚に付着する。

 

 ごりゅっ♡ごりゅっ♡ごりゅっ♡ごりゅっ♡ごりゅっ♡

 

「おぉぉっ♥おくぅ♥おなかぁ抉られてりゅうっ♥♥おまんこ飛び出りゅぅぅ♥トカゲのおちんぽ、クセになるのぉ♥♥」

 

 痛みと快感に頭ん中を溶かしたカノンは、見たこともねえアヘ顔を晒して叫んだ。

 俺の前後運動に合わせて、カノンの体も前後し、腹ボテの奥から更にボコっと突き出た。

 

「ふぇっ♥ほえ、ふぐぅ……んぉぉ♥あへぇ♥へぁっ♥」

 

 背中を反り返えらせ、抗う力すら忘れ、ただ穿つようなペニスの猛攻に、カノンは雌声を上げた。

 

 ……ちゅるん♡

 

「んあっ♥」

 

 お留守な口元が疼いてきたので、俺は舌先を伸ばして、こいつの固くなった乳首をひと舐めした。母乳すら出ていねえはずなのに、コイツの乳首はほんのりとしたミルクの味がしやがる。孕んだら栄養満点な母乳を吹き出しそうだ。

 

 言い忘れてたが、この世界だと異種族同時でも子どもを作ることが出来る。中には相性とかで出来ない奴らもいるが、蜥蜴族の場合は人間との子どもを作ることが可能だ。なんでかは知らねえし、その場合、赤子で出るか卵で出るかは分からねえがな。

 

「ひえっ♥お゛ほっ♥れ、レオン♥やらぁぁ♥乳首とれりゅ♥」

 

 俺は赤蛇を器用に操り、カノンの乳頭を舐める。上から下へ、右から左へ、時に塒を巻いて突起を持ち上げる。

 激しい体のぶつかり合いに加えて、性感帯へのアプローチに、カノンの目はいっちまった。

 

「ぐぉ、やべえ。でるっ……! カノン……でる!」

 

 気づけば、俺の頭の中まで蕩けてやがる。片言な言葉しか出せねえ。

 

 ごりゅっ! ごりゅっ! ごりゅっ! ごりゅっ! ごりゅっごりゅっごりゅっごりゅっごりゅっ! 

 

「らひぇ♥あぢゅあぢゅのら~へん♥ちょ~らいぃ♥れおんひゃんのおちんぽミルク、ぴゅっぴゅしへ~♥♥♥」

 

 ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんっ────ぱん♡

 

 ブビュウウウゥゥゥゥゥゥ〜~~っ!!! 

 

「い……ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♥♥♥♥」

 

 腰を叩きつけて2頭を最奥までぶっ刺し、俺は今夜1番の大絶頂を迎えた。蜥蜴頭からは、さっきのとは比にならない量のザーメンが雪崩を起こして飛び出し、子宮と腹の中を黄ばんだもので染めた。蜜壺もそうだが、直腸の奥でギチギチに固まったペニスは、ケツ穴からザーメンを零すことは無い。そのため、全部大腸の中に吐き出される。

 

 ボコボコボコボコボコボコボコっ!!! 

 

「い、ぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃ♥」

 

 そんなんだから、こいつの腹はさっきの分も合わせて、臍の穴がぽっこり飛び出るくらいに丸々とデカくなっている。ギチギチと張り裂けそうな音が腹から聞こえてくる。普通のやつならもう少し入りそうだが、こいつの体型だと中は狭すぎだ。

 

 歯を食いしばり、目をイかせて、しかし笑みを零すカノンの顔は、どっかの変態が見れば芸術とか言いそうなくらいにやばかった。

 

 びゅるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♡♡!! 

 

「で、でてりゅのぉ♥まだでてりゅのぉ♥レオンしゃんのへんたいザーメン、わたひのたまご、つついてはらませようとしてりゅ♥あちゅあちゅのザーメン、気持ちいいのぉぉ♥あ、らめ、でちゃ、やらっ、あぁぁぁぁ♥♥」

 

 ぷしゅうぅぅぅぅっ♡

 

 刺激に耐えきれなかったようで、今度は排尿口からお漏らしをした。潮くせえ噴水が辺りに飛び散り、俺の顔にもつけてきた。ひと舐めしたが、潮臭かった。

 

「あ、あぁ…………うぷっ…………おほ゛ぉ♥」

 

 腸の中に注がれ続けるザーメンが、逃げるようにカノンの口から吐き出された。ケツの穴から口ん中まで、生臭い新鮮な爬虫類ザーメンによって汚されたようだ。

 

「げぼっ♥げぶっ♥おぼぉ♥」

 

 ザーメンが逆流してかなり苦しいはずだが、カノンは笑いながら吐いた。ついでに尿口から黄色いもんをちょろちょろと垂れ流してる。

 

 ……ずず……ずりゅんっ♡

 

「ぉふ…………♥」

 

 中の肉を引きずり出すように、俺は歪な2つのペニスをこいつの穴から引き抜いた。禍々しい肉竿は、こいつのバージンを奪った証である赤い血と愛液でべっとりと濡れて、微かな光にその身を白く光らせていた。

 

 ブリュッ…………ブリュリュリュッ♡♡ぶびゅっ♡♡ぶびゅっ♡♡ぶびゅっ♡♡

 

 カノンの小さい体がベッドに沈んだ瞬間、ぽっかりとガバガバに開いた蜜穴とケツ穴から、収まりきらなかったぷりぷりとしたザーメンが濁流のように汚ぇ音を立てながら溢れ出した。ボコボコと吐き出される子種の塊がカノンの股下に流れ落ち、シーツの上に白濁の水溜まりが出来上がった。

 

「ごほっ、ごほっ……へ、えへへ♥レオンさんの、おなか、レオンさんのでいっぱい……♥」

 

 身体を痙攣させながら、涎を垂らしたカノンはうっとりとした表情でボテっとした腹部を愛おしそうに見つめた。赤子が中にいるかのように、両手で撫で始めた。

 初めての快感に浸ってるところで悪いが、そういうわけにはいかねえ。

 

「カノン、俺たちの交尾はまだ終わらねえぞ」

「はぇ? ……おごっ!? ♥」

 

 俺は膨らんだボテ腹に手の平を添えて、そのまま潰すように、だが力は入れずに押した。

 

「れ、レオンざっ♥だめっ、そんなことしたら、中身でちゃう♥う゛ぉ!? お゛ぉぉ゛!? ♥♥♥」

 

 身を悶えさせながら叫ぶカノン、だが、悲鳴には絶頂した時の甘い嬌声が混じっている。俺はゆっくりと腹を押し続けた。

 

 ぶりゅりゅりゅっ!! ぶびゅびゅっ!! ……ぶりゅんっ♡♡ぶびゅびゅっびゅびゅびゅびゅっ♡♡♡

 

「ひぎっ♥ひやぁぁ♥♥あ、あ゛ぁぁぁ゛♥おほぉ゛ぉぉ!? おなかがぁぁ♥♥中身でりゅうぅ♥肉まんこ飛び出ちゃうぅぅ♥♥」

 

 ぎゅるると腹が鳴る音と、子宮から外へ白塊が搾り出されるような生々しい音が合わさる。カノンの穴からはザーメンが汚物音を立てながら吐き出され続ける。だが、運良くケツ穴からは『臭いあれ』が混ざって出てくる様子はなかった。

 

「ぎっ♥ぎぃぃいい♥おひょぉ♥お゛ぉぉぉ♥……げぼぉおぉっ♥♥♥」

 

 腹を押し続けるうちに、逆流した分のザーメンがカノンの口から勢いよく飛び出した。仰向けの状態から滝のように真上を向いて吐き出す。

 

 ぶびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅ~~~♡♡♡

 

「おぼぼお゛お゛おぉぉぉぉぉぉぉ♥♥♥♥♥」

 

 ぷしゅうぅぅぅぅぅぅっ!!! 

 

 口とケツ穴、そしてまんこからザーメンが飛び出る。さらに尿口からは噴水のように勢いよく潮が吹き出ていた。

 

 びゅるるるるるるる………………どぽっ♡

 

「ぉぐ…………♥」

 

 全部を吐き終えたカノンの体がビクンビクンと痙攣する。真ん丸だった腹は凹んでいた。

 ベッドの上は、黄ばんだ子種と潮と涎と涙でぐちゃぐちゃになっちまった。こりゃあ買い替えねえといけねえな。

 

「カノン、どうだ?」

「し、死ぬかと思った…………でも、気持ちよかったでふ」

「そうか。よし、続きをやるぞ」

「へぁ? 待って、少し休ませてからおほ゛ぉぉぉぉ♡」

 

 俺はカノンの身体をうつ伏せにして、2頭の肉竿を容赦なく二穴にぶち込んだ。何度も言うようだが、俺の性欲はこいつの盛った薬のおかげで倍以上になっている。相棒はまだまだビンビンで収まる様子はねえ。

 

「だからいっただろ、ハードだって……なぁ!」

「んほ゛ぉぉぉぉぉ♥」

 

 喘ぐカノンに、俺は問答無用で腰を振り続けた。確か、倉庫の中に癒薬が残ってたはずだ。2発目が終わったら飲ませるか。

 

 今日はまだまだ長いからな。

 

 

 ◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 あの日、あの場所で、私はあの人と出会った。

 

 私が生まれる前にパパは異種族に殺されて、私はママとずっと2人で暮らしていた。

 あの日は暇を潰すために森の中へ探検に出かけた。ママからは行くのを禁じられていたけど、私は中へと進んだ。半分は興味本位で、もう半分は異種族を見つけ出して懲らしめてやろうという無謀な決意だった。

 

 それで案の定、森を縄張りにしていたモンスターの群れに襲われて、怪我して……もうダメかなって思った時に、あの人が現れて、私を襲ってきた群れを殴り潰すように切り裂いていった。

 

『何やってんだお前、死にたいのか』

 

 その人はモンスター潰すやいなや、黒い縦線が入った鋭い目付きで私を睨みつけてきた。人とは違う、黒っぽくて硬そうな皮膚……その人は私とは違う、父さんを殺した奴らと同じ異種族だった。

 

『あ、ああ……』

『たく、ガキがこんな所に来んじゃねえよ』

 

 そう言うとその人は怯える私を抱えて、比較的モンスターがいないエリアまで走った。そこで私はその人に怪我した所を治療してもらった。

 

『ほら、とりあえずはこのまんまにしてろ』

『……』

『なんだ? 物騒な顔しやがって』

『……なんで、助けたの?』

『は?』

『だって、異種族って他の種族を殺すんでしょ? 私のパパも、殺されたもん』

『……何言ってんだ、お前』

『?』

『人間だろうが異種族だろうが、殺す時は殺すし、殺される時は殺される。そんな殺す殺さないに種族なんざ関係ねえよ』

 

 その人は鋭い目付きで私を睨みつけながらそう言った。

 

『……まあ、あれだ。なんも知らねえけど、俺からすればお前の親父は運が悪かったとしか言えねぇ。それがこの世界ってやつだ』

『………………じゃあ、私を助けたのは?』

『……単に目の前でガキが殺されると俺の気分が悪くなる、そんだけだ』

『…………』

『じゃあな、ここを真っ直ぐ突っきれば外に出る。あばよ』

『……あ、あの……名前……』

『あ? …………レオンだ。じゃあな』

 

 それだけ言い残すと、レオンさんはどっしりとした足を踏みしめながら去っていった。

 気づくと、私は去っていく彼の背中をただ黙って見つめていた。

 

 あの時の葉っぱの樹液が傷に染み込んだ痛みは、今でも忘れてない。

 

 それから私はなんの変わり様もなく成長していって、学校も恋愛も失恋も一通り経験して、ある日異種族ハンターになろうと思って、お嫁に行きなさいっていうママの反対も押し切ってハンターになった。あの人からはああ言われたけど、やっぱり悪い異種族のせいで悲しむ人が出るのは許せない。

 それに、レオンさんみたいな良い異種族まで悪い奴と同じ扱いになるのは見てられない、だから私はハンターになって、悪どい異種族をバッシバッシとなぎ倒そうと思った。

 

 

 

 …………で、その結果が今の三流ハンターってこと。

 

 異種族ハンターと言ってもモンスターみたいに弱いやつから強いやつまで選り好みできるわけがじゃない。凶悪犯とかやばいサイコ野郎とか、知能を持つ生き物が相手だから正直モンスターよりも厄介な奴らばっかだった。

 オマケに異種族を狩らないと報酬は貰えない。異種族ハンターが報酬を貰えないのは任務に失敗して逃げた時か死ぬ時だ。

 私は常に前者だった。いっつも相手に返り討ちに会うか罠に引っかかって逃げられるか、どちらにしろ死ななかったのは奇跡に近いかもしれない。

 けど、命があってもお金がなきゃ生きていけない。だから基本は町に出て商店の手伝いで食いつないでる。理想と現実のギャップに差がありすぎて何度泣いたことか。

 

 そんな時かな、酒場でやばい蜥蜴族の話を聞いたのは。何でもそいつは蜥蜴族の中でもかなり腕が良いモンスター退治の専門家だそうで、おかしなことに命を狙われるようなことは全くしていないらしく、そこが逆に怪しいと睨んでる仲間が大勢いた。ただ何もやってないのに命を奪う訳にもいかないから、みんな狙おうとはしなかった。それどころか事実確認をしようとしなかった。本音は下手に関わって殺されるのを恐れてるのだろう。

 

 ……けど、その話を聞いた私の頭の中にはあの人の姿が過ぎっていた。名前が同じな上に、種族も蜥蜴族だという。もしかしたらそうかもしれないと思った。

 だから私は3日間水しか飲めていないのを我慢しながら、彼の調査に向かった。

 

 正直に言うと、昔のことで記憶が曖昧だったから、初めは本当にあの人かは分からなかった。ただ、森の中であのでかい植物モンスター達とやり合っていたあの姿……あの時、助けてくれた時と同じように、豪快に叩き潰すように相手を切り裂いていた。

 

 それで確信したの、あの人があの時のレオンさんだって。

 

 だから気になってこっそり後をつけた。そしたらバレて罠で叩き落とされて、格好つけて殺せって台詞を吐いたら本当に殺されかけて、自暴自棄になってお腹が鳴って無我夢中になって噛み付いて…………ママが見たら絶対泣いちゃうような過程を経て、レオンさんの家に転がり込んだ。

 

 それからは、一宿一飯以上の義ってことでレオンさんの身の回りのことをしつつ、町に出てお金を稼ぎながらあの人のことを知ろうと色々と探りを入れた。

 町の人の話によると、あの人はモンスター退治の中ではかなり真面目な方らしく、武器屋のクレーム以外は何も問題を起こしていないらしい。ただ仕事でお金が入ったあとは、必ずスナックに行ってリザードお姉さんに鼻の中の皮を脱皮させてるとか。エッチ。

 

 で、私はと云うと、レオンさんのことを知っていくうちに段々あの人のことが……その、簡単に言うと……心がキュンってなった。あんな恥ずかしい言葉、そんなストレートに言えるわけがない。

 

 それから、私はレオンさんに色んなアタックを仕掛けた。

 

 夫婦の醍醐味とかいうお出迎えをしたり、裸エプロンで攻めたり、ベッドに潜り込んだり……けど、全部躱された、というかスルーされた。レオンさんが鈍感すぎるのか、蜥蜴族と人間のそっち系の文化が違いすぎるのか分からないけど、なかなかショックだった。そりゃあ私は大人の女性って呼ぶには色々と足りないけど……。

 

 だから私は強硬手段に出た。

 

 道具屋のおじさんからレオンさんに内緒で入手したオディビル草と兎のJ〇hnnyを夜ご飯のソースに混ぜて、それをレオンさんに食べさせようと思った。あとついでにウナギのエキス入りのローションも手に入れた。蜥蜴族の間ではエッチなお店で頻繁に使われる物だ、この2つでレオンさんの心を完全に燃え上がらせてやる。

 

 で、もし本当に燃えたら……その時はその時の流れに流されればいい。レオンさんが私にその気になってくれたのなら、あとはなるようになるだけ。

 

 あの人との関係は、関係だけは……異種族ハンターという肩書きなしに結びたい。

 

 

 

 

 

 

 ま、待って! こんなにきついなんて知らなおほおぉぉぉ!? ♥♥いぐぅ♥いぐぅぅぅっ♥

 

 お、おしりの穴♥や、やだ♥そこ入れたら、もう閉まらなく……んおぉぉぉ!? ♥でちゃうぅぅ♥でちゃいけないものでりゅぅぅぅぅ♥ガバガバアナりゅになっちゃうぅぅぅぅっ♥♥♥♥

 

 あっ♥あちゅいぃ♥トカゲの精子、私の卵をつついて、受精してりゅぅぅ♥♥♥ママになっちゃうぅぅ♥♥♥

 

 や、やら♥お腹、また膨らむ♥子宮ダボダボになっちゃうっ♥♥♥

 

 れ、レオンしゃんの悪魔! 鬼! 蜥蜴失格! …………おほぉぉぉ♥ごめんなさぁぁぁぁ♥♥許しへぇぇぇ♥♥いぐぅぅぅぅぅぅぅっ♥♥♥

 

 

 

 

 …………死ぬかと思った。

 

 

 

 

 

 ◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 外にうっすい光が広がった早朝。

 ひと足早く目が覚めた俺は、ベッドの縁に腰をかけながら、窓の外でいちゃついてやがる小鳥の野郎共をボーッと眺めていた。

 

 俺の後ろでは、激しい戦闘ですっかり疲れちまったカノンが、生まれたての姿ですぅすぅと寝息を立てながらぐっすり眠っている。パンパンだった腹は、中のザーメンがベッドにドボドボと流れたおかげで凹んでいた。

 これはガキに間違われてもしゃあないぐらい可愛らしい……いや、可憐な表情だ。

 

「……ふー」

 

 目の前の窓辺で戯れる小鳥と後ろで眠るカノンの現状況に、俺は細く小さなため息を吐いた。

 運良くウナギと秘薬の効果は朝になる頃にはすっかりなくなっていた。もしあのまま本当に半日まで効果が続いていたらカノンの体が持たなかったかも知れねえ。最悪、腹が破裂していただろう。いや、その前にベッドがぶっ壊れてたか。

 

 しかし……だ。なんだろうな、この感情は。これが虚無感ってやつのか。いや、違うな。激しすぎたから、今度はゆっくり、ちゃんと抱いてやろうっていうか。冷静っていうか。ああ、あれだ、賢者タイムってやつだ。

 

「……んー……んんー」

 

 後ろから目覚めたような寝起き声が聞こえてきたので振り向くと、カノンが両腕を上に伸ばして背伸びしていた。

 何故だか、こいつを見てると昨日までなかったいやらしい感情が湧き上がってくる。俺は今、こいつのことを1人の女性として見ることができている。

 

「……あ、レオンさん。おはようございます」

「ああ、おはよう……体は無事か?」

「危うく死にかけましたけど……鍛えてるおかげで何とか」

「お前が、な」

「伊達にハンターやってませんよ。三流ですけど」

 

 ちょっとした自虐を挟んで、カノンは寝ぼけ顔で笑った。その顔は大人の女性に近づいてはいるが、どこか子どもっぽさが抜けてなかった。こいつらしいって言えばこいつらしいか。

 

「けどレオンさん、本当に獣みたいでびっくりしました」

「俺は爬虫類だ。それにあれは秘薬のせいだ」

「えへへ、そうでしたね……けど、レオンさんってホント優しいですね」

「なんだいきなり」

「だって、あんなにボコボコお腹を啄いても、お腹の中に沢山流し込んでも、死なないように加減してくれてたこと、分かりましたから」

「……知らねえな、そんなこと」

「もう、素直になれないですねー」

「うっせえ…………」

 

 真顔をキメる俺の右肩を、カノンは執拗くツンツンと啄いてきやがった。たく、蜥蜴族を揶揄うとはいい度胸してるぜ。もう1回ボテ腹にするぞコラ。

 

「とりあえず、念の為に僧侶んとこ行くぞ。あんだけやっちまったんだから、内臓のひとつでもやられてたらやべえだろ。あと、ベッドも新しいのに変えねえといけねえな。こんな精液の染み込んだやつなんて俺も使いたくねえよ」

「はーい…………レオンさん」

「あ?」

「不束者ですが、よろしくお願いします」

「…………」

「抱いた相手はどんな種族だろうと必ず番にする……て、レオンさんの村の掟ですよね?」

「……そんな古臭い掟、よく知ってんな」

「調べましたから」

「……この計画犯が」

「へへ、それほどでも」

「褒めてねえよ、たく」

 

 俺は無邪気な笑顔を溢れさせたカノンの髪をくしゃくしゃに撫でてやった。何はともあれ、こいつを抱いちまったのは事実だ。ここは掟に従って……いや、俺の意思に従って責任を取らなきゃならんな。

 

「にしても、なんで俺なんだ?」

「……一生のひみつ」

「けっ、めんどくさいやつだぜ。ほら」

 

 そう言って、俺は自分の膝に乗せる形でカノンを抱きかかた。別にやるわけじゃねえ、ただ終えたあとのしんみりとした余韻に2人で浸りたいだけだ。

 

 ……こうしてると、こいつと昔どっか出会ったような、懐かしい気分になれるのはなんだろうな。

 

 ま、気のせいか。

 

 

 

 その後、俺とカノンの関係を(教えてもねえのに)知った村のヤツらから戻ってこいと手紙を寄越された。戻ったら戻ったで宴をやられた。

 あと、初夜のことをカノンがペラペラと話したせいで、村の女性陣からヘッドロックとボディーブローと尻尾の締め上げその他諸々をかまされた。『嫁を殺す気かお前は』って怒られながらな。いや、なんか腑に落ちねえ。

 

 あと招待されてたカノンのお母様から殺されかけた。三途の川が見えた。母ちゃんの腹の上で腹上死した父ちゃんの幽霊に殴られて吹っ飛ばされて何とか目を覚ました。

 

 そして、終いにはカノンの爆弾発言のおかげで、偶然目の前に座っていたヤモリのヤモちゃんの顔面に酒を吹き出すことになるんだが、まあそこまでやらなくてもいいだろう。

 

 

 

「レ・オ・たん♥今度は男の子が欲しいな〜」

「(レオたんって…………)あ、おう。カノン、しばらくやるのは辞めておかないか? この前も搾り取ったばっかだろ」

「ダーメ。お義母さんが楽しみにしてるんだから、早く見せてあげよ? ママもなんのかんの言って次の孫の顔が見たいってウキウキしてるよ?」

「あ、あのな。俺もたまには休みたいんだ。今日だってこれから出かける用事が……」

「……リザードお姉さんのお店?」

「…………」

「…………また、鼻の皮、取ってもらうの?」

「……………………」

「…………いいよ、行ってきて」

「え? マジ?」

「……そのかわり、浮気したら……ね?」

「あ、はい」

 

 良い子のみんな、遊びとおせっせは程々にな。

 

 

 

 

 




お尻に注いだ精液を吐き出すのって、タグ的にはザーメン浣腸であってるのでしょうか・・・
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。