※この作品はR-18です。

オリジナルエロ放り投げ場   作:ニンカタ

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ふんわりとした昔の話。結構人外要素強いです。


化性のお嫁さん

 

 斧を持って森に入る。火は人類文明の証、無くて困る事はあれど、あって困る事はそう無い。調理用風呂用と使用例を挙げれば幾ら薪があっても足らないのだ。

 先日父が亡くなり、消費量が減ったが集める手も減ったからトントンといった所。悲しむ暇もなく、日々を生きるために行動をしなければいけないのは世知辛さを感じる。

 

 とある夫婦の間に産まれて十数年。山奥にひっそりと暮らす両親と共に、貴方は成長していった。2度目の人生がまさかこんなにも遠い昔になるとは。体が現代人のままタイムスリップでもしたら耐えられなかっただろう。

 だから丈夫な体に産んでくれた母には感謝している。その恩返し先が無いのは非常に残念だが、仕方のない事だと割り切った。ある程度シビアにならないとやってけないからな。

 

 「こんだけあれば充分か」

 

 チェーンソーなんて便利な物は無いから時間も体力も使う。一本の木を切って加工するだけでも一苦労だ。これだけやっても2、3日したら枯渇するのだから忙しない。

 

 (暗くなる前に終わらせないとなぁ)

 

 何とか持てる量を背中に担ぎ、家と薙ぎ倒した木を行き来する。明かりが無いと本当に夜は何も見えない。なのに獣は夜目が利くから危ないのは此方だけ。狩り用に銃はあるが、直ぐには撃てないし、相当近くじゃないと夜間に当てるのは無理。基本は逃げるのが得策である。

 

 (これからどうすっかな)

 

 日々の日課を熟す最中、考えるのは最近こればかり。

 両親が生きている間は手伝いをしようと出て行く事はしなかったが。2人が居なくなり独り身だと目的が無い。

 とは言え、山から降りて一旗挙げるというのもこれまた違う。商売、戦。その何方もがピンと来ない。使える知識なんて学生の頃に教わってそれ以降だし。殆ど自前の能力だけで殴り込むしか無いんだよなぁ。

 

 (このまま生きて、何時かぽっくり死ぬのかね)

 

 目的も無いし特別な才能も無い。結局現状維持しか結論は出ないのだが、他に考える事も無いから1日に何回も考えてしまう。こういう時に娯楽が無いと不便だと実感するよ。

 

 (……マジかぁ)

 

 考え事をしながら往復を続ける。最後の往復だと気分転換に道を変えたのが良くなかった。歩いている時も妙に動物と会わないなとは思ったが、その理由も直に分かる。

 

 『…しゅるる…』

 (蛇?…いやいやデカすぎんだろ。熊よりサイズあるぞ)

 

 ふと視線を感じてそちらを向いたら居(・)た(・)。未来での話だが現存していたどの蛇よりもデカい。昔の日本ってこんなのいたの?と何処か冷静な思考が頭を過ぎる。

 

 (背中見せたらアウトかな…)

 『……』

 

 チロチロとサイズに見合った大きく長い舌を出し入れしている。人間一匹丸呑み出来そうな体格。熊は目を合わせたまま後退りだが、果たして目の前の大蛇にも通用してくれるか。

 

 (うお、走馬灯…)

 

 蛇に睨まれた蛙。蛙の身になった貴方は冷や汗を垂らしながら、蛇と目を合わせ続けた。逸らしたら不味い。そんな本能的な叫びに従い。命の危機はやがてこれまでの人生を振り返らせる。縁起でも無いから辞めてくれ、走馬灯を見た直後の感想はそれだけだった。

 

 (…ん?怪我してないかこいつ)

 『……』

 (…あー、妖怪的な感じか?だから退治されそうになったとか…)

 

 長く見つめ合っていたからか蛇も身じろぎをする。すると見えたのは矢の刺さった胴体。他にも裂傷、剥がれた鱗等普通ではない状態が伺える。全身真っ黒な胴体だからか、怪我から溢れる血の赤はよく見える。武士とでも戦ったのかね。

 

 (うーむ、どうすっかな…)

 

 未だに襲いかからず、ただ出方を見ている様に思える蛇。

 逃げたらそのまま見逃してくれそうな雰囲気もある。妖怪だと思えば、何処となく瞳からは知性も感じる気がするし。

 

 「…怪我してるのか?」

 『……』

 

 取り敢えず質問してみた。返事はなく、肯定も否定もされない。けれど少し反応は見せたから言葉分かってるぽいな。

 

 「これも何かの縁か…」

 『……?』

 (薬草って効くんかな)

 『……!?』

 

 いつの間にか恐怖は薄れ、怪我してるなら手当てするかと動いていた。予想通りに蛇は口を開けて襲っては来ない。

 敵意がないというのも伝わっているのか、矢を引っこ抜く作業を邪魔はしなかった。

 

 「どうだ?少しはマシになったか?」

 『……』

 「そうかい、それなら良かった。それじゃあなー」

 『……』

 

 手持ちの薬草全部と引っこ抜き作業を終える。改めて見た蛇は心做しか元気になった様に見える。まあ気の所為かもだが、そう思っていた方が気分が良い。

 じーっと此方を見つめる蛇に手を振り、暗くなった夜道を歩いて行った。

 

 「ありゃ、居ないな」

 

 次の日。余った肉を持って来たのだが、その時には昨日大蛇が居た場所には何も残ってはいなかった。妖怪じゃなくて幽霊だったのかね。そんな益体もない事を大蛇の場所が居た地面を見て考えた。

 

 

 

 

 「もし、もし…」

 (…誰だ?)

 

 蛇会ってから7度程、日が昇り落ちた頃。トントンと夕刻を過ぎた時刻に戸を叩く音が鳴った。偶に人里に物々交換をする以外に貴方は人と会う事はない。山中の家の中ならばほぼ0である。警戒しながら一応戸は開けてやると…

 

 「無礼は重々承知、どうか今晩だけでも…」

 (あ、こいつあの蛇だな)

 

 顔だけが見える露出の少ない服装。見える容姿は整い過ぎており、人の物ではない美しさに達している気がする。

 黒髪に紅い瞳。殆ど直感ではあったが、貴方はそう確信した。

 

 「あの…?」

 「…ああ、いいよいいよ。1人暮らしだから狭いけどね。それでも良かったら」

 「いえいえ、泊めてくださるだけで有り難く思いまする…」

 

 指摘しようかは迷ったが、昔話だとこういうのは語らない方が良いのが通説。その教えに従い取り敢えずは来客者として扱う事にした。

 

 「そうなのですか、それで一人でこの山に…」

 「どうにも出る気がしなくてな」

 「亡きお二人の家を守っているのです。立派な事かと」

 「そんな大層な理由ではないけど、ありがと」

 

 人間に化けた妖怪?とは言え久し振りの話し相手は良い。

 1人でいるのが長いと自然と口数も減り、考え事をする機会が増えてしまう。何より見た目は麗しい美女なのだ。お酌をされて悪い気はしない。

 

 「…貴方様は蛇はお好きでしょうか?」

 (自我出してきたな…)

 「いや、好きではないですね」

 「!?そ、そうなのですか…」

 

 嫌いとまでは言わないが好きでもない。正体に当たりはついてるからおべっかを使うべきなのかもだが。何かそれも不誠実だなと正直に言っておいた。あからさまにショックを受けて、器を落としそうになったのはちょっと面白かった。

 

 「そう…そうですか…」

 (めっちゃショック受けるじゃん…)

 「…まあ近場の話ですけど黒蛇は悪くないかなーって思う様にはなりました」

 「!そ、そうですか!」

 

 凄い分かりやすいなこいつ。酌を勧める時の顔めっちゃ綻んでるぞ。

 

 「あ…お湯は苦手ですので…布を1枚お貸し戴ければそれで」

 (そこら辺は蛇なんだな)

 「分かった。じゃあ終わったら言ってください」

 「はい、お心遣い感謝致します…」

 

 こうして蛇の彼女が来てから一夜が経った。みさという名前は恐らく偽名だろう。偶に反応遅れるし。布団は亡き母の物を貸して、狭い家だから直ぐ横で寝る形になった。

 

 「け、怪我を実はしておりまして…」

 (もう少し居る気だなこいつ)

 「まあ手伝いをしてくれれば何時まででも構わないけど…」

 「真ですか!?」

 

 朝方足を抑えているから何かと思えばそういう事らしい。

 怪我をしていたのは強ち嘘でも無いわな。そう言えば怪我は大丈夫だったのだろうか、顔以外は見せてくれないから分かんないんだよな。

 

 「貴方様、お帰りなさいませ」

 「ただいま。怪我の方は順調か?」

 「え、ええ…少しづつですが」

 「なら良かった」

 

 あれから1週間程経ち、未だに蛇は此処に居着いている。

 恩返し系列の童話。その話みたいに何かお礼でもしに来たのかと思っていたが、特に機を織るとかはしていない。普通に暮らしてこうして出迎えるという流れを繰り返している。

 

 「お前あの時の蛇だろ?」

 「!?けほっ!けほっ…!?な、何を急に仰るのです!」

 「いやだって、目が蛇のまんまだぞ?」

 「え!?……あ」

 

 そろそろ真意を聞きたいし、正体に触れるが仕方ないと切り出した。飲んでいた汁を詰まらせ、動揺しながら言葉を返すが。簡単な引っかけにまんまとかかり、蛇は観念したのか居住まいを正した。

 

 「怪我は治ったのか?」

 「え?あ、ああ…お主のお陰で何とか。感謝しとる…」

 「わざわざ人間に化けて来たのはお礼でも言いに来てくれたのか?」

 「も、勿論それもある」

 

 何から言えば良いか。その悩みが伝わったから貴方の方から話を振った。その甲斐もあり会話は少し途切れもするが続いていく。お礼をしに来たという予想は外れていなかったがそれだけでは無い様子。

 

 「…お、お主…あてが怖くないのか?」

 「怖い。ああ…人間ではないからか?」

 「!…そ、そうだ」

 

 蛇にとっては貴方は始めて会う人種であった。己の正体を知れば恐怖か嫌悪が向けられる。それが今までの普通だったから。あの時も紛れ込んでいた村の人間に正体がバレ、差し向けられた追手に深手を与えられた。正体を隠して情を繋ぐか、はたまた全てを曝け出して敵対するか。そんなのばかり。

 

 『動くなよ、折れたら面倒だ』

 

 だから逃げるでもなく、武器を構えるでもない。その対応には面食らった。最後まで手当てだけをして、寝首をかくような真似もしない。

 

 (少し顔を出すくらいなら…)

 

 礼の品でも置いていけばそれだけで事足りる。しかし胸の奥にある期待が、蛇の背を後押ししてあの日、戸を叩く選択をさせたのだ。

 

 「怖くはあったよ。デカかったし。だけどこうして触れ合ってたらそれも薄れてきたってだけだ」

 「じゃ、じゃあ…もう少し此処に居ても?」

 「別に構わないけど」

 「…くっ、くふふふっ…!そ、そうか…!」

 

 顔を両手で抑え、漏れた声から笑っているのだとは分かった。こんなにも喜ぶとは思わなかったが、変わり者だが話し相手が出来るのは悪くない。それに妖怪なら仕事も少し手伝って貰えるかな。そんな考えも出てきた。

 

 (…あの姿を見ても受け入れてくれるのかのう…!もし、もしそうなったら…あては…あては…!)

 

 下を向いているから見えはしなかった。口の端が裂けてニンマリと笑みを抑える蛇の表情が。感情の揺らぎのせいか変化が解けかけている。それを何とか今は抑えて、蛇は蹲っていた。

 

 

 

 

 「ふぅ…!ふぅ…♡」

 「舌当たってるんだけど」

 「おっと、すまぬな…♡可愛らしい顔であった故、つい…♡」

 (どうしたもんか…)

 

 夜。ふと目が覚めると重みを感じた。パチリと目が開くと紅い瞳が此方を覗いている。うおっ…と驚いたがそれが誰なのかが分かると落ち着きを取り戻す。

 しかしよくよく見れば蛇の様子が変だ。整っていた人間の容姿は口元が大きく裂け、口からは長い長い舌が伸びている。

 

 「お前様には隠し事をしとうなくてな…正体を知られたついでにもう一つ見てはくれまいか?」

 「何かまだあるの?」

 「あての…本当の姿だ…♡」

 (前に見た蛇の姿?いやでも見たしな…)

 

 ボコボコと顔以外を隠した服の下から盛り上がる。まるで中で何かが蠢いている様に、暫し膨らんでは縮んでを繰り返すと、やがてするりと蛇はその身を服から現した。

 

 「……」

 「…どうじゃ?これがあての本当の姿。中途半端であろう?」

 

 蛇が化性になった経緯は特殊である。長く生きた蛇が大蛇になる。元々が化外として産まれた蛇の化性とは違い、人間の娘っ子何人かと蛇が掛け合わされて産まれたという特異なケース。故に蛇は人間の要素と蛇の要素が混じり合った半端者だ。それはその見た目にも反映されている。

 体の下半分は蛇。上半身は腕の無い人間の娘の体。何より乳房が3対も付いているのが悍ましい。顔は人間寄りだが口元が裂け、舌が長く伸びて先っぽは二又。人間からも同じ化性からも好かれない見た目だ。

 

 (ああ…ああ…!見せてしまった!どうなる、どうなるのだ…)

 

 衝動的であった。この体を見せてももしかしたら、そんな熱に浮かされて擬態を解いた。けれど今更になって後悔が襲いかかる。先程までの関係だけでも充分だったのではないか。わざわざ避けられるような事を…

 

 「うわ…」

 「!」

 「おっぱいめっちゃある…エロ…」

 「!?」

 

 言葉の意味は分からない。けれどその目が色の混じったものだとは理解出来た。貴方自身、自分に驚いている。女日照りだからとおっぱいが並んでいる体を見ただけで勃起するとは。

 

 「ほう…!ほう…!お主も好き者だなぁ…♡♡」

 「ヤベ…収まんないし抜いてきても良い?」

 「駄目だ♡1滴残らず絞り取ってやる♡♡」

 

 

 

 

 「ずるるっ♡ずるっ♡ずろろろ…♡♡」

 「あー!ヤバいっ…出るっ…!」

 (むほほ…♡お前様の魔羅は汁も極上だの♡番を魅了する悪い棒だ♡)

 

 貴方を体が尻尾でぐるぐる巻きにされる。拘束して絶対に逃さない。そんな意思を感じる締め付け加減だ。勃起した魔羅だけを隙間から出し、長い舌で巻いてから口の中に入れる。既に2発も種汁を蛇に絞り取られ、腰がガクガクと震えていた。

 

 「ふぅ…♡一休み…♡」

 「ああ…!ちょっとタンマ…!」

 「ふふ、お前様のは元気だのー♡」

 

 休憩とは言ったが、舌は巻き付いたまま魔羅を上下に扱いている。貴方の快感によがる声をずっと聞いていたいと、蛇は舌の動きを止めはしない。

 抗おうにも体中が巻き付かれているのでどうしようもなかった。

 

 「くっ…!くっ…!」

 「胸に挟みたいとは♡変態♡お前様だから許してやるんだぞ♡♡」

 「あー…出そうだ…!もっと色々言ってくれ…!」

 「変態♡蛇女に欲情する傾奇者♡魔羅だけ立派なろくでなし♡♡」

 

 3対ある乳房の一番下。其処に魔羅を挿して入れ、腰を振る。一番上の乳房には吸い付き、しゃぶり続ける。自分の体に夢中になっている様は、蛇の心を満たしていく。

 

 「魔羅♡魔羅が来ておる♡♡あての中で暴れて…♡ああっ!!♡♡」

 「蛇!蛇!出すぞ!」

 「んおおおっ!!?♡♡♡♡」

 

 決して蛇は尻尾を貴方から解かない。1秒足りとも男の熱を感じない時があるのが嫌なのだ。この男は自分の物。絶対に離さないとぎゅっと締め続ける。尻尾を持たれながら蛇と女の体の間にある女陰へと魔羅を突き立てられる。

 この姿では始めての男。そしてこれからもこの男の魔羅だけを入れる場所。想像するだけでゾクゾクとした快感が全身に奔った。

 

 「ふぅ♡もう逃さぬぞ…♡お前様…♡」

 「疲れたからそろそろ寝かして…」

 「むう…仕方あるまい。まあ明日もあるしの…♡」

 (いきなり嫁が出来るとは…)

 

 蛇の交尾は長い。彼女からしたらまだ始まったばかり。明日の夜までしたくはあったが、やる事があるからと言われると弱い。まあ自分はもうこの男の番。離れるつもりない。ならば何時でもこの魔羅は味わえるだろう。そう自身を納得させて、蛇は魔羅を咥え込んだまま巻き付く。

 

 

 

 

 「よし、じゃあ行くぞ」

 『しゅるる…♡』

 

 首元には黒い蛇が巻き付く。外について来るのは良いが、元の姿だと万が一がある。ならばとただの黒蛇に変化し、紅(べに)は貴方の傍に居続ける。

 ルビーの様に紅い瞳から取って紅。シンプルな名前だが紅はこの名前を気に入っている。貴方から貰った名前だから。

 

 「ふー…♡」

 (動けない…)

 

 家に帰るとずーっと巻き付かれ、今日も1日は終わるのだった。

 

 

 




妖怪とか化け物への忌避感が無いからそういう子達に執着される話。今年は蛇年なんでトップバッターは蛇から。この後他の子も来てハーレム系になるか、それとも別々の世界観にするかは気分次第。
ケモノ短編の方に入れようかと思いましたが、獣と言われると違うよなと。なのでこっちに。複乳好きなんで着けときました。
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