今日のターゲットは街中で見かけたカップルの片割れである。娯楽溢れる都会に足を運べば当然とも言えるくらいにはすれ違う男女のペア。こちとら独り身だというのに、目の前で楽しそうに過ごされると何とも言えない負の感情が湧いてくる。
傍から見れば輝いているように見える其れ等を見るのは精神的に辛いのだ。普通ならば思うところはあれども記憶から無かった事にしてやり切るのが良い。
だが自分には普通の人間とは違う少々特殊な術がある。だから今回もこの術を使い、このもやもやを晴らさせて貰うことにした。
「……はい」
先ずはカップル片割れの女性が一旦その場を離れた隙に彼氏に近寄る。様子を見るにトイレに行ったのだろうから、少しは時間に余裕がある。この辺のトイレは混むからな。そしてサクッと目を合わせて催眠を掛けると、その場から少し離れた人目に付きにくい場へと2人仲良く移動。女性を連れて行く時に比べて、同性の時は周りの人々にも変な視線を受けないから助かる。
「…住所は──」
必要なのは彼女が何処に住んでいるかだ。最終的に行き着く場所さえ押さえておけば、わざわざストーカーの真似事をしないでも充分。彼氏らしく彼女の家にはお邪魔した事があるのかスラスラと話してくれた。偶に彼女の家を知らない彼氏も居るがこの男は違ったようだ。
「…分かりました。今日は早目に帰ります…」
女性の男性遍歴には余り興味はないが、これからホテルに行かれても困るので、適当に理由を付けて家に早く帰るように仕込んでおく。自分は今日この日に彼女を抱きたいのだ。明日以降だと気分が変わってしまう。
「お待たせ〜!」
「……あ、お帰り」
「どうしたの?ボーっとしてたけど」
何でもないと帰ってきた彼女に返し、再びデートの続きを始める2人を見送ると、先回りをする為にその場を後にした。
駐車場に停めてある中古のマイカーを起こすとメモった住所に近い所の施設をカーナビでマッピング。アクセルを踏むと、その後はカーナビ先生の指示に従いながらその場を目指す。
「ありがとうございました〜」
途中目に付いた店に入ると小腹を満たす為の軽い食事と、確認してみると切れていた避妊具の補充を行う。どうやら昨日で使い切ってしまったらしい。我ながら歳の割に元気だなと思いながらも充分な数を更に追加しておく。少し多めに買ったから店員には変な目で見られたが、これからの楽しみを思えば流せる範疇だ。
目的地に到着すると車を近くの駐車場に停めて、車外へと出る。マンションの前でウロウロしているのもアレなので散歩がてら商店街の方へと足を向ける。
商店街に入ると買い物帰りの主婦に会い、一瞬心が惹かれそうにもなったが、今日の気分はあの彼女だと思い返し踏んどまる。そうして色欲に振り回されそうになりながら時間を潰していると、日が落ち始めてきた。時間的にも丁度いいだろうと判断すると、彼女が居るであろうマンションまで戻る。
確認した部屋には明かりが付いていた。予定通り早目に切り上げて来たようだ。これからの楽しみに少し胸を躍らせつつ、彼女が住む部屋へと歩を進め、到着すると呼び鈴を鳴らした。
「…誰ですか?」
インターホン越しに警戒した声色が聞こえる。知らない相手に対する警戒心は良いことだ。だが自分と会話が出来る状態では意味のないこと。音を通して掛けた催眠は自分は貴方の知り合いだという催眠。部屋の中に入るのならばこれだけで良いだろう。
「……あ~…もしかして──さん?」
自分の名前はそうではないが、そうだと返事をする。適当な知り合いの顔に自分の顔を重ね合わせたのだろう、インターホン越しの彼女は一人で納得するとインターホンを切り、ドアの前へと走ってきた。ドタドタと忙しげな足音が聞こえる。
「失礼しました!」
扉を開くと同時に詫びの言葉を添える彼女。赤茶色の髪のショートヘア。綺麗系というよりも可愛い系の若い顔立ち。服は部屋着だからか、紺色のパーカーとブラウンのショートパンツを着ている。走ってきたせいか少し息を荒げて、頬を赤くしている彼女の表情はこれからの事を思うと欲情を掻き立てるには充分の色気があった。
「それにしても、どうしたんですか急に?」
あれから少しの会話を終えると立ち話も何なのでと部屋の中へと案内される。しっかりとした性格なのか、リビングの清掃は行き届いており、来客を迎えるには充分以上の清潔さであった。
温かい紅茶とお茶請けを差し出すと、そもそもの疑問であったのか、その問いを投げかけてきた。出されたお茶を一口飲むと、自分は彼女の瞳へと目を向ける。
「え?あ…はい…付き合ってる人は居ますけど…何で?」
藪から棒に交際しているのかと聞くと、不審に思いながらも今日一緒に居た彼氏の事に付いて言及する。何でそのような事を聞くのかと聞かれる前に暗示を込めながら言葉を放つ。
「え?恋人…?いやそれは他に……あれ…?」
自分は君の恋人だろう?と問いかけると最初は何を言っているんだという表情を浮かべる。しかし彼氏の姿を思い浮かべるとその表情も変わる。今彼女は彼氏君の姿や顔を思い起こそうとしている筈だ。しかしその度に出て来るのは自分の姿だ。違う筈だと彼氏の事を思い起こす度にその記憶が自分のものへと変換されていく。
「私の彼氏は…──さん?いや、じゃあ、あの人…誰…?」
本来ならば一笑に付す虚構が真実を塗り替えていく。見も知らぬ他人が恋人に。長い年月を過ごした恋人が見も知らぬ他人に。立ち位置が入れ替わっていくのだ。そうして少しの時間が経つと。
「──さん!来てくれたんですね!」
再び見せられた彼女の表情は恐らく彼氏にだけ見せるような満面の笑みだった。座っている自分の腕に腕を絡めて来るのも恋人が故か。
「…ん…ちゅるる…れろれろ…」
恋人となればやる事は一つだ。恋人とは言え急に何しに来たのかと甘えて来ながら訪ねてくる
「……エッチ♡」
唇を尖らせながらも強く否定の言葉や感情を表さない辺り、梨里も相当な好き者だ。肉棒を握らせながら唇を求めると、無言で唇を重ねてきた。舌を入れるとその舌に梨里の舌を絡ませてきて、熱烈なキスを交わす。
「…ベッド行こ…んっ…」
変な体勢ではあるが、梨里に肉棒をもみもみと揉まれながら、彼女と唇を重ねながら彼女の寝室へと向かった。途中梨里の尻を鷲掴んでやると、きゃん♡と可愛らしい悲鳴を上げる。そのお返しかキスの勢いが増した。そうしてイチャつきながら梨里の寝室へと辿り着く。
「んっ……今日は何からするの?」
ベッドに腰掛けると、唇を離して此方に向き直る梨里。パーカーにショートパンツ。上から愛撫はしたが未だに直に触ってはいない彼女の肉体。何方からにしようかと迷いはしたが、矢張り此処は男らしく胸から行くことにした。
「あんっ…♡んっ……おっぱい好きだね…♡」
パーカー越しに主張をしている梨里のおっぱいを両手で掴む。好きな人に触られるとそれだけで感じるのか、梨里から艶のある声が時折漏れる。もみ、もみ、と自分の思うがままに彼女のおっぱいを弄ぶ。手だけの行為だが、何故だか病みつきになるのが乳揉みだ。
「ひゃんっ!」
座っている梨里の後ろに回ると、衣服の隙間から直接おっぱいへと。ブラは器用に外し、直に出て来た2つの突起を抓んで、撫で擦る。思うままに揉みしだくのと違い、明らかに快感を味わわせようとする自分の手付きに梨里の喘ぎ声も変化し始める。
「イクッ…イッちゃう!!」
乳首を刺激していると一度目の絶頂へと近づき始めたのか、腰が何回も浮きかける。素直にこのまま快楽の海の沈めてあげようと責めを重点的に、それでいて早く行う。すると梨里は酷く噛みこらえた声を上げながら絶頂を迎えるのだった。
「ハァ…ハァ…んんっ…」
自分の胸板へと寄りかかり、未だ余韻を残す快楽にボーっとする。何処か焦点の合わない瞳も可愛らしいというもの。そんな彼女の背中にグリグリと硬くなっている肉棒の先端を押し当てる。
「……しよっか」
自分の方へとチラリと目を向けると、ボソリと呟く。梨里もそろそろこの肉棒が欲しくなってきたらしい。もじもじとしながら今か今かと自分のモノを求めていてる雰囲気が出ている。
「あ、ゴムありがとね」
梨里を横にすると、鞄の中から避妊具を取り出す。いきなり来たので用意が無かったらしく、純粋に自分の厚意に感謝している。まあ、単純に後腐れなく遊びたいから用意しただけなのだが、感謝される分には気分が良いので流しておこ
う。
ブラウンのショートパンツを下にズラすと薄いピンク色のショーツが現れる。これから行う行為が行為なので、ここで恥ずかしがるのも変な感じだが、彼女からしたらそれはそれでこれはこれなのだろう。現に耳が真っ赤である。
「来て……」
身を守る服はパーカーだけ、此方に向ける女陰は丸見えだ。ぱっくりと門が開いているのは、彼女が手で開いたから。その姿に興奮が更に煽られるのを感じた。
「あ、あれ…?」
望み通りに外へと自分の剛直をさらけ出す。すると梨里は自分の剛直を見て固まった様子。自慢ではないが自分の剛直は人のよりも倍大きいと自負している。梨里の彼氏がどれくらい大きなモノを持っているかは知らないが、それよりもデカいというのは確実だろう。
「そ、そんな大きかったっけ…?」
自分のイチモツの大きさに戸惑っている梨里だが、その瞳には期待の色が表れているのがはっきりと見える。ゴムを付け終えると、先端を梨里の中へと押し当てる。
(…入る?入るのかな!?…で、でも入ったら凄く気持ち良さそう…♡)
表情をコロコロと変える梨里を無視して、一声掛けるとそのまま勢いよく捻り込む。ちょっと待った、と言う声が聞こえた気がしたが気の所為だろう。
「────おぐっ゙!??」
野太い声が聞こえたかと思うと、梨里は一突きされただけで体を仰け反らせる。彼女の腰を掴むとそのままガツンガツンとピストンを行う。
ばちゅんばちゅん、と腰を振るたびに胸が揺れる。ピストンからの快感か、女とは思えない野太い喘ぎ声が聞こえる。自分のチンポに狂う女の声はどんな声でも気分が良くなるBGMだ。梨里の声に合わせて更に激しくピストンをしてやると、梨里は枕にしがみつきながら獣のように狂った悲鳴を上げる。
「──チンポォ゙ォ゙♡♡♡このチンポぎぼちいぃ゙ぃ゙♡♡♡」
何度も何度も自分の肉棒はどうだ、何時もよりも気持ち良いのかと問いかけながら腰を振る。自分が何を求めているのか分かったのか、梨里は何とか言葉を紡ぎながら自分への返答を行う。その言葉を聞く度に自分の背筋にはゾクリゾクリとした快感が迸るのだ。
ご褒美に梨里の弱い所を突いてやると、梨里は歓喜の悲鳴を言葉にならない声で表したのだ。
「ふぅーーっ゙♡♡♡ふぅーーっ゙♡♡♡」
一度目の行為を終えると、梨里は仰向けにされた蛙のように四肢を投げ出して天を仰いだ。
「…んじゅる♡じゅるる…ぐぽっ…ぐぽっ…♡」
頭を掴むと休憩がてら梨里の口を使う。口の中に挿れた肉棒を意識してかしないでかは知らないが、梨里は舌を絡めて舐め取ってくる。命令しなくても自然と奉仕するのだからこの女は久しぶりの
「んぐっ゙♡んぐっ゙!??」
警告もなく射精したせいか目を見開いて梨里は動揺する。だがそれでも精液を零さずに飲み干した辺り相当な淫乱女だ。
「おぐっ゙!!??」
休憩を終えてまた元気になった。再び梨里の上に覆い被さると剛直を突き入れる。2回目のオマンコだが締め付けは未だキツイ。腰を動かす度に剛直に絡みついて来る膣壁は気持ち良いの一言。相も変わらず獣のような声を上げているが、それも悪くない。こうして今日出会ったばかりの彼女との密事は過ぎていく。
「さ、撮影するの…?……ほ、他の人には見せないでね…?」
持ってきたカメラを起動すると部屋の隅に置く。そして録画をスタート。最初は自己紹介から始めて、体のありとあらゆる所を撮影した。頭から足まで、口の中からお尻の穴までだ。
「彼氏君〜♡私♡おじさんのチンポにメロメロで〜す♡♡♡」
今の彼女にとっては、自分が彼氏であり恋人だからこの言葉もよく分かっていないだろうが、言われるがままに自分の言葉を喋ってくれた。後ろにいる男に何回も突かれ、時折喘ぎ声に邪魔されながらも、どれだけ自分のチンポが気持ちいいかをカメラの前で話してくれる。
「う、うん♡あ、安全日だから大丈夫…だよね♡」
何回もセックスをするとゴムが切れ始めてくる。まだヤリ足りないから生で続きをする事にした。安全日でも100%安全ではないが、その時はその時。いざという時には彼氏に罪を擦り付けてしまえば良いだろう。
「出してっ゙♡おじさんの生ハメザーメンッ゙♡♡♡」
横に大の字になり、カメラを片手に腰振る梨里の痴態を撮影。お尻を此方に向けて上下に激しく腰を振る様は実にチンポに来る。誰の精液かも分からないのに、今日顔を合わせたばかりの男のザーメンを欲しがる女。それが元々は他人の物だというのだから堪らない。こうして他人の女を好きにしている時が一番気持ち良い。
「あっ゙♡あ~〜っ゙♡♡で、出たぁぁ……♡♡♡」
お望み通り奥深くへと種付けをしてやると、梨里は体をブルブルと震わせて天井を見上げる。挿入する瞬間から、中出しするまでの一本撮りだ。
「んじゅる…じゅるる…んむっ…あーむ……もう朝だね…」
あれから夜通しで梨里とは体を重ねた。片方が寝たらもう片方が犯して起こす。トイレ以外の時は常に梨里と繋がっていただろう。そのせいか梨里の体には精液が付いていない所を探すのが無理なくらいに汚れていた。
「ふぁ〜……眠い…あれ?もう行っちゃうの?」
朝という事で2人でシャワーを浴びる。その時にもう1戦やったが割愛。汚れも落としてさっぱりしたのでこの日はお暇する事にした。梨里は残念そうにしていたが、余り長居すると面倒事に巻き込まれるのでだ。
「あ……うん。分かった」
自分との行為の痕跡を消すまで部屋に誰も入れない事を暗示で命令しておく。片付けは面倒なので彼女に任せる。自分がやりたいのは楽しい事だけだ。
駐車場に向かうと自分の愛車へと乗り込んだ。眠いが近くのホテルまでは頑張って運転しよう。ホテルに着いたらそのまま寝て、睡眠を取る。梨里との夜を時たま思い起こしながら、今日の宿を探すのだった。
ダラダラしてたらいつの間にか結構経ってた。取り敢えず何かしら投稿しとくかと書いた逸品です。今更ですが初投稿作品から既に1年経っているんですよね。お気に入りや感想くれた人ありがとうございます。