女装して入学することになった暗殺者によるIS学園生活 作:灰崎 快人
織斑先生から自室で待機しておくように命令され、大人しく待機している現状。やることがなく暇になってしまう。
千冬が来るまで掃除でもするべきだろうか?色々考えはしたが結局行動に移すことはしなかった。下手に部屋の中を漁ったら何言われるか……
個人でISの訓練をしてみたが、やはり誰かと合同でやった方が技術は上がるだろう。今の所センスで何とかなっていると言った方がいい。
そうそうに切り上げはしたが、流石に汗はかいてしまった。慣れないことはするもんじゃないな。
疲労が溜まっていた俺はベッドで少し眠ってしまった。
久しぶりの一人でゆったりとした睡眠、眠りにつくのに適している柔らかい布団。眠るのにそう時間はかからなかった。
「………春」
眠っていると何処からか声が聞こえ、ゆっくりと目を開ける。
瞳に映ったのは優しい表情でこちらを見ている千冬の姿だった、頭に何か当たっていると思い触れてみると、優しく頭を撫でていた。
なぜ撫でられていたのか分からない。だが心地よいものであったことは確かだろう。少し嬉しかった。
「んっ……」
撫でるのを辞めようとした千冬の手を掴む、なぜ掴んだのか俺本人も分からなかった。だけど多分撫でて欲しかったのかもしれない。
驚いたような表情をした後、また優しく頭を撫でてくれた。嬉しかった。
「へへ……」
「────」
何か言っていたが聞き取れなかった。
千冬に撫でられながら、俺はまた意識を手放しゆっくりと眠りについた。
部屋に戻ると千春がベッドで眠っていた。
普段はその辺で立って寝ているため、眠りについたのを確認したらベッドに移動させている。
朝起きると千春が驚く表情が見れて面白いという理由もあるが、基本的にはしっかりとした眠りについて欲しいという思いからだった。
眠っている千春の表情はとても安らかで、寝息を立てれるほど幸せそうであった。
それが愛おしく感じてしまい、つい頭を撫でてしまった。
「……千春」
自然と名前を呟いていた。IS学園に入学させるのに女装させるのにはいくつか理由があった。
まず男性操縦者という事を隠す必要があった。千春は織斑と違い後ろ盾が存在しない、つまり狙われやすい存在となる。この事がバレてしまえば間違いなく研究所送り。それだけは避けたかった。
その次、織斑一夏の安全確保。これはそのままの意味だ、織斑はIS学園に入学したのは良い。しかし、もしこの学園に侵入者が来た場合などに備え、実力のある彼を守りとして配置したかった。
この2つの点を成功させるには千春を女装させ、織斑と同じくクラスに入れることと結論付けた。
本人には絶対言わないが、女装が似合う。滅茶苦茶似合う。
女装している千春は基本的に女性として振る舞うのだが、可愛い顔をして少しあざとい動きをするのは反則だろう。
たまに男性としての接し方が出てしまい、距離感がおかしくなってしまうこともある、それがどうやら人気らしい。
真面目で成績優秀、ISの技能でも候補生に引けを取らない実力を持っている。人気にならないわけが無いだろう。
そんなことを考えていると千春がうっすらと目を開けた。まだ状況が理解出来ていないようで私の手にぺたぺたと触れてきた。
撫でられているのが嫌かもしれないと思い、辞めようと手を引こうとしたら、千春の方から腕を掴み頭に戻してきた。
少しの間をあけて再び彼の頭を撫でると、彼は幸せそうな表情になった。
「へへ……」
「今はゆっくり休め」
2週間という時間は千春にとって短いのか長いのか分からない。だがベッドでここまで深い眠りについたのを見るにかなり疲労したようだった。
初IS操縦という状態で2試合善戦、疲労は限界状態だったろう。
幸せそうな寝顔。可愛すぎたので写真を撮って記録に残した。
後で見せたらどんな反応をするだろうか?顔を真っ赤にして怒るだろうか?それともドン引きだろうか?
おそらく前者だろう。
本当に可愛いやつだ。食べたくなるだろ。
マシュマロのように柔らかい頬を優しく撫でる。そのまま口元に近づけて彼の唇に触れると、指先を少しだけはむっ、と咥えて少しだけ舌でなめていた。
(くぅ……可愛いことをっ!)
織斑との試合について色々言いたいことはあったが、そんな事がどうでも良くなってしまうほどだった。
呟いた言葉は、静かな部屋に溶けて消えた。
ベッドで眠ってしまったことに気づき起き上がろうとした際に、千冬に抱きつかれ身動きが取れなくなっていた。
千冬がベットに入る際には基本的に部屋着に着替えているのだが、今日はスーツのまま眠っていた。
自身も制服のまま眠ってしまっていたので、お互いに疲れていたのだろうと解釈することにした。
ただこのまま寝てしまうと色々匂いなどが気になってくる。制服の下にISスーツを着ているのでそれを脱ぎたい。千冬が帰ってくる前に済ませる予定がまさかこんな形になるとは思わなかった。
とりあえず起こさないようにこの場を脱出できるだろうか?
ゆっくり動きながら千冬の手を離れていく、途中抱かれる力が強くなったりしたが、何とか脱することは出来た。
寝ている間にさっさと部屋着に着替えてしまおう。
制服のボタンを1つずつ外し、着替えを始めた。
夢でも見ているのだろうか?
今私の目の前ではゆっくりと千春が制服を脱いでいるのが見える。
少しなれない手つきで制服を脱いでいるのはまだいい、問題なのは体の向きだ。
なぜこちらに背を向けずに着替えているのだろう?普通なら見られないように背を向けるだろう。私が寝ているのを見て油断しているのか?いや制服の下にISスーツを着ているからまだ見られても問題ないと思ったのだろう。
本当に着替えるのであればシャワー室に駆け込んで着替えても良────
(ほう?その場で脱ぎ始めたか……誘っているのか?それとも素でやっているのか?)
────ゆっくりと脱がれていくISスーツを前に、目が離せない状態になっていた。
(良いのか?無防備に裸を晒して、幼馴染は居眠りをしてお前を見ているというのに。全く気づかないとは……本当に襲ってしまうぞ?)
そんなことを思いながらも、冷静に千春に気づかれないように気配を殺していた。
(何を興奮しているのだ私は……冷静になれ、小学生時代の一夏と同じだと思うんだ。そうすれば多少はマシになる。冷静に、冷静────)
「あつい……」
千春がISスーツのチャックをおへその辺りまで下げると同時にサポーターが床に脱ぎ捨てられる。むわっ…♡っとスーツ内にこもっていた匂いが一気に充満する。脱ぎ捨てられたサポーターに視線が移動し、再び千春の身体に視線を戻す。
先程までサポーターで隠されていた場所にはピンク色で小さな突起が見えていた。その突起からさらに下の方に視線を移動させると、うっすらと腹筋が割られていた。
暗殺を仕事にしていることもあり、身体はかなり鍛えられている。
下手に鍛えると女性としての体型ではなくなってしまうのを危惧しているのか、最低限に抑えられている。
(おへそエッチだ……)
「ここ毎回引っかかるよな……」
さらにその下に視線を動かすと、チャックを下げるのに手こずっている様子だった。
女性には無いものが男性には着いている。私達はあのスーツを簡単に着ることが出来るが、男性はそうもいかないらしい。
「よし、脱げた……」
完全に脱げたISスーツを椅子にかけ、下のサポーターも脱いでいく。完全に彼のが見えてしまっていた。
(デカっ!昔よりも凶暴な見た目に変化してるなっ……じゅるり♡)
アンダーヘアーは丁寧に処理されており、それが綺麗に見える。
(全部なくせ。いや私が剃ってやるか)
「……寝てるよな?」
そう言って千春はこちらをじっと見つめてくる。タヌキ寝入りがバレてしまえば何を言われるか分からないので、バレないように必死に寝たふりを続ける。
「大丈夫だな……」
シャワー室に入って行った。とんでもない場面を見てしまったな。
椅子にかけられたISスーツをじっと見る。先程まで着ていた……着ていたのだ。
気がついたら手に取り私は匂いを嗅いでいた。サポーターも嗅いでいた。
こんな姿千春には見せられない。少し匂いを楽しんだあと、自然に起きたように見せるためシャワー室に居る千春に話しかける。
「おい、椅子にISスーツをかけっぱなしにするな、サポーターも床に脱ぎ捨てるな」
「うぇ!?千冬起きたのか!?」
扉の向こうからかなり焦っている声が聞こえた、何をそんなに焦っているのかと思っていると、カゴに着替えが入っていなかった。忘れていたのか。
「着替えは出しといてやる、なんでもいいな?」
「あ、あぁ。なんでもいい!」
よし言質はしっかりととった。なんでもいいんだな?
私が千春に着せたいランジェリーをカゴの中に入れておく。なんでも良いと言った彼が悪い。
数分後シャワー室の方から悲鳴が上がったが、そのさらに数分後にはしっかりとランジェリーを身につけた千春の姿があった。
「千冬っっっ!!!」
「どうした?」
「なんでこんなの渡すんだよ!」
「なんでもいいと言われたのでな、その通りに適当にとって渡しただけだ」
「それでこんなのって……」
恥ずかしそうに下を隠す千春、ベビードールの中でもかなり薄い生地出来ているので抑えていたとしても、大事なところ以外は透けているのでほとんど見えている。
涙目でこちらを睨む千春の姿を見て、私の中でなにかが弾けた。
具体的に表すのであれば、頭の中で種が割れたような気がした。
(そうだ。ここは私の部屋なのだ我慢などする必要ない、好きなことをしても何も問題ないはずだ)
そのまま千春をベッドに押し倒し身動きを取れなくさせる。
「千冬?へ?待って?」
突然のことに困惑していたが、その仕草も可愛らしく理性を破壊するのには十分だった。
「千冬!まって!んんっ──」
千春がなにか言おうとしていたが、すぐに口を塞ぎ唇を堪能する。
それで終わらせる気などこちらにはなく、もっと深い領域まで舌を進める。
私が最後に覚えている光景はベッドに押し倒され、顔を真っ赤にし涙目で舌を出しこちらを見ていた千春の姿だった。
「千冬……ダメッ……」
それ以降の記憶が曖昧になった。それでも1つ言えることがある。
私は千春をめちゃくちゃにするほど愛してしまった。
「んっ、んぁ……っ♡」
かれこれ十分以上はこうしているだろうか?
千冬によって身動きが取れない黒咲は為す術なく、ただひたすらベッドの上で熱いキスを受け続けていた。
最初は唇だけのキスだったのにも関わらず、いつの間にか舌まで絡め合うディープキスへと変化している。
「ふぅっ、んんっ...♡」
舌をあわせて何度も唾液を絡ませ続ける。逃げようとすれば攻めが激しくなり、絶対に逃がしてなるものかと両手両足まで拘束してくるようになる。
キスの時間が長くなるにつれ千春は抵抗力を失っていき、遂には千冬の好きなようにされてしまっていた。
「久しぶりの濃厚なキスはどうだ?久しぶりに思い出したか?」
「っ……」
「ふふっ、身体は素直だな?」
そう言って千冬は千春のパンツに張られたテントを優しく撫でる。愛しいものを扱うかのように、指で優しくそっとなぞっていく。
「んっ...♡」
「安心しろ、昔のように優しく愛してやる。千春♡」
そう言って千冬は千春の上に覆いかぶさり逃げられないようにする。
「時間はたっぷりある。お前の中で眠っているメスを呼び起こすには足りないだろうが……下準備は多い方がいいだろうな。くくくっ」
その笑顔を見た千春の顔は青ざめており、まるで化け物を見たかのように声を上げていた。
「苦しそうに脈打つお前の立派なモノ……これから味わえるのが楽しみだ♡」
「お、お前は教員だろうがっ!生徒に手を──」
「そうだな確かに不味いな?それがどうした?」
「っ!お、俺が織斑先生に教われたって言われたらどうなるか──」
「羨ましがられるんじゃないか?お前だって見ただろう?私のクラスだと分かった瞬間歓喜した彼女らを」
「っ……だけどっ!」
「ああもう面倒だ。さっさと食べてしまおう」
それ以上千春の言葉が続くことはなかった。正確には続けることは許されなかったが正しいだろう。
翌日の朝4時。千春は起きてそうそうため息をついていた。
理由は隣で眠っている千冬にあった。
隣にはベッドのシーツで体を隠して眠っている千冬。恐らくシーツの下は素肌だろう。
実際にしてしまった記憶は全くないのだが、千春も千冬も裸である事から、結果的にしてしまったのだろう。
(本当に犯されてしまった……のか?)
頭を悩ませながらひとまず身体を綺麗にしようと、千春はこっそりとシャワールームへと向かうのだった。
次の番外編
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おねショタ(無効票)
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1シャル&ラウラと千春(受け)
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2シャル&ラウラと千春(攻め)
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メス堕ち(無効票)(千春総受け)
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束と千春
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千冬と千春
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シャル&ラウラと千春
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一夏と千春
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オマケ(無効票)
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千春&箒「これは練習だから浮気じゃない」
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千春&セシリア&鈴「IS3分クッキング」