※この作品はR-18です。

女装して入学することになった暗殺者によるIS学園生活   作:灰崎 快人

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第37.5話「つまみ食い」

浅瀬で海の冷たさを感じながらシャルロットとボーデヴィッヒと戯れる。2人の笑顔は太陽に負けず、まるで太陽の子……RX?ブラック?知らないな。

海風が心地よく、活気盛んな二人を照らす夏の太陽。ラッシュガードが熱くなってくる。

「千春さんは上半身海に入れたら流石に不味いよね?」

「少しなら大丈夫だと思うけど、長時間は流石に不味いかな」

「なら浅瀬で楽しむとしよう、なに時間はたっぷりある」

昼過ぎの海。周囲に女子の数は少なく、織斑先生などの教師陣がつかの間の自由時間を楽しんでいた。千冬に関してはこちらを見ているようで、少し不安そうな表情を浮かべていた。

流石に海水は身体にしみるからな、無理も無いだろう。それに彼女は俺この二人に男である事がバレていることを知らない。

「千春さん千春さん」

「こっちだ」

二人が近くの岩礁から手招きをする。そこは丁度教師陣のいる砂浜からは死角になる岩礁だった。

手招きされたので向かってみると、そこには綺麗な石が沢山落ちており海面が色とりどりになっていた。

「これは……天然石?こんな所に沢山あるのは初めて見るよ」

「この赤い石綺麗だよね」

そう言ってシャルロットが手に取った物をよく観察してみる。小さいが綺麗な赤いその石はガーネットと呼ばれる天然石だった。

ガーネットは柘榴石としても知られる赤い宝石であり、日本では比較的発見しやすい鉱物。宝石クラスではないものの、日本全国で見つかるため身近な宝石とも言える。特に彼女の手に持っているガーネットは赤みの濃い「アルマンディン」と呼ばれる物で、これを使ったハンドメイドのジュエリーがよく販売されている。

「こっちの石も綺麗だぞ、ピンク色で透き通っている」

「それは──ローズクォーツかな」

ローズクォーツは渋いピンク色の可愛らしい色をしている。たしか恋愛運に効果が高いと言われており、女性に人気なパワーストーンだったはずだ。日本では別名「紅水晶」や「紅石英」とも呼ばれている。日本でも比較的に見つかりやすい鉱物である。

ラウラが持っている物とは違うがディープローズクォーツという名の石もある。ローズクォーツの中でも濃いピンク色のものがそう呼ばれているらしい。

ガーネットは絆の証、情熱の石、実りの象徴という石言葉を持っているのに対し、ローズクォーツは真実の愛、真実の美、愛の告白、美と健康など様々な石言葉を持っている。ディープになると石言葉も変わってくるので面白い物だ。

ちなみにガーネットには「束縛」という石言葉がある、これは気にしない方が良いだろう。

「日本でも比較的見かける宝石が揃って見つかる……不思議な海だね」

「千春、この石はなんだ?」

そういってラウラが渡してきたのは透明で透き通っている石――水晶だった。水晶!?

「水晶も取れるの……」

「えっ!水晶!?」

水晶。かつて日本の国石の候補に名前が挙げられたことがある宝石。ちなみに水晶を国石としているのはスイスである。

水晶は氷のように透き通っている石であり、氷河の側でよく見つかることから氷の一種だと思われていた過去がある。

水晶は石英と呼ばれる鉱物の中でも無色透明なものがそう呼ばれている。

水晶には純粋、無垢、完全とネガティブな気やマイナスなエネルギーを深く浄化してくれる力を持っていると言われている。

「それは海に戻そう。バチが当たりそうで怖い」

「そ、そうだね」

「う、うむ……そうしよう」

水晶を海に戻すとまるで消えてしまったかのように存在感が無くなる。そもそも良くこの中で水晶を見つけることが出来たな……ボーデヴィッヒの観察眼がどれだけ優れているのかを知る良いきっかけになった。

「……少し探してみようかな」

これだけ見つかると珍しい石もあるかもしれない。水晶も見つかるからな。

「千春さん見て見て!」

「私のも見てくれ!」

探そうとしたら二人から石を渡される。えっと……シャルロットのはマカライトでボーデヴィッヒのはイエロージルコンだな。

いやマカライトはまだ分かる、イエロージルコンは日本で取れないだろこれ。なんであるんだよ。

マカライト。昔は日本でもよく採れていた鉱石で、日本名はクジャク石と言う。日本のマカライトは鉱脈が尽きてしまったと聞いていたが、まさか海で採れるとは思わなかった。

イエロージルコン。ジルコンと呼ばれる鉱物であり地球上で最も古い鉱物と言われている。ダイヤモンドの代わりとしても人気がある。イエロージルコンはジルコンの中で黄色い鉱物に名付けられる。退魔や癒やしの効果を持っている。

マカライトには危険な愛情という石言葉があり、イエロージルコンには産みの悲しみという石言葉がある。

……なんでそんなヤバい石言葉をつけたのか問い詰めたい。

なんか怖い石言葉のやつ見つけるの多いね?わざとなのか聞きたくなってきたんだけど……

(お?これは――)

海面に一際輝いている石を見つけてゆっくりと手を伸ばす。赤黒いその宝石の名前は「スファレライト」

「oh……」

思わず声を発してしまう。スファレライトは幻惑という意味の石言葉を持っている石。名前の由来はギリシャ語で「嘘つき・裏切り者・まぎらわしい」という意味を持つ「sphaleros」から来ている。

その為石言葉も自然と幻惑、嘘つき、裏切り者といった物がつけられている。

性別を偽っている俺にピッタリ?ウンソウダネ。

ここはなんだ?盗まれた宝石を隠すための場所か?それにしては雑過ぎる、水晶はもうどこに落ちているのか検討もつかない。いったいなんたんだ……


「この石言葉は……俺にピッタリだな」

なんともいえない感情が頭の中で巡っている。どうしても今の生活には後ろめたさがある、任務とはいえいつまでもこの状態で居るのは限度があるかもしれない。

いっその事、シャルロットのように性別を明かした方が、今後のことを考えると楽になるかもしれない。

俺は……俺でいられるのか、時々自分を見失いそうになる。

「千春さんは千春さんだよ」

「そうだ、例え性別を偽っていたとしてもその存在は変わらない。特に私達は本当のお前を知っているからな」

そうかもしれないな。バレてしまったとはいえ、本来の自分を知ってくれている2人、そして千冬の存在は、俺の中ではとても大きく大事なものかもしれないな。

俺の事を知ってくれている二人の言葉に感謝しつつも、今後どうするかを考えておかないと……

そう思っているとシャルロットとボーデヴイッヒで何か話したあと、じりじりとこちらに距離を詰めてくる二人の表情はどこか少し怖かった。背には岩礁がある為逃げることは出来なかった。

「千春にも事情があって性別を偽り、そのような格好をしているのもな」

「僕たちにも話せないくらい重要なんだよね。信頼してくれてるけど……」

じりじりと詰められ気がつけば密着して抱きつかれていた、海の香りと混ざって二人の匂いが伝わってくる。

それに妙に手つきがいやらしい。何をするつもりなんだ?

「気分が落ち込んでいる異性にはこれが一番良いとクラリッサから教えて貰った」

「ラウラから教えて貰ったんだけど……違ったのかな」

2人から抱きしめられる。嬉しいには嬉しいが……あまりにも突然過ぎて理解が追いつかない。抱きしめられながらお腹を触ったりしているのは指摘した方が良いのか?

そもそもクラリッサって誰なんだ?脚の付け根辺りをずっと触ってるボーデヴイッヒは一体何がしたいんだ?

「ふ、ふたりとも。ちょっと触りすぎ……!」

「静かにさせないと皆に聞こえちゃうね」

「ふむ。確かうるさい口はキスで塞ぐのだったな?」

ちょっと待て?何をどうしたらそんな考えが出てくるんだ?そのクラリッサってやつと小一時間話させてほしい。内心焦りながらもなんとか二人を止めるために思考を巡らせる。

そもそも突然すぎる。何故このタイミングで距離を詰めてくるのか……何度考えても分からない。

「お、おい!流石に「んっ……」っ!?!?」

言葉を遮るようにシャルロットが唇を重ねる。まさか本当にするとは思わず驚きのあまり固まってしまう。

それにシャルロットとと唇を重ねるのは今回が初めてだ、シャルロットのキスの経験などは分からないが……もし初めてであった場合、色々面倒なことに……

引き剥がそうとなんとか動かせる右腕で対抗しようとするも、既に腕はしっかりと彼女に捕まれており抵抗など最初からさせないという意志を感じた。

「先を越されたか……なら私はこっちだな」

そういうとラウラは水着に手を忍ばせ、サポーターの中にも手を忍ばせてくる。それ以上は――!

「見たときも大きかったが、こうして実際に触ってみるとかなり大きいな……」

彼女の小さい手が俺のペニスを優しく触っていた。

慣れない手つきでゆっくりと握ったり触ったりを繰り返される。シャルロットからはずっとキスをされ続ける。

十代女子二人にもてあそばれる二十代男性……こんな無様な姿を見せてしまう自分が情けなくなってくる。

完全に抵抗する気力は失せ、為す術なく二人に食べられていく。

(くそっ、くそぉ、俺はなんでこんなに無力なんだ……)

 


シャルロットside

 

「千春さん可愛いよ……本当に食べちゃいたいくらいね……」

完全に抵抗を諦めた千春さんは涙目になりながら、僕のキスをしっかりと受け入れる。初めてのキスだったけど、相手が千春さんということもあり躊躇いは一切なかった。

千春さん、押しに弱いんだね……これは良い事知れたかも。

「つまみ食いなら大丈夫だろう」

そう言ってラウラはパンツを勢いよく脱がす。そこにはあの時シャワールームで見たときよりも大きいおちんちんが立っていた。これが男性特有の性的興奮状態なのだとまじまじとそれを見る。

「ぁ……ダメだ、それ以上はっ……」

顔を真っ赤にして弱々しく嘆く千春さん、その姿がより一層僕たちの衝動を駆り立てた。

少し触れただけでもビクッ、と反応する彼のおちんちん。もう僕たちは我慢の限界だった。

「「ふふふふふ……」」

ラウラと顔を見合わせた後、千春さんに視線を向ける。止めてくれると思って少し安堵した彼の瞬間を狙い、黒咲さんに笑顔で――

「「いただきま~す♡」」

そう言うと同時に、彼のおちんちんに優しくキスをしたあと弄ぶ。必死に声を抑えようと口を防ぐ彼を見ながら彼のを優しく丁寧に扱う。

時刻は午後1時。臨海学校はまだ始まったばかりだ。




「ほ、本当にこれ大丈夫なの!?」
「く、クラリッサがこれが一番効果が出るって言ってたもん!ラウラ悪くないもん!」
気絶してしまった黒咲を見て慌てふためく二人、彼の身体に海水が触れないよう支える。
「や、やり過ぎたのかもしれんな……」
「そ、そうだね……」
彼の精液を飲み込んだ二人は、気絶してしまった千春をどうしたものかとアワアワしはじめる。
「と、とりあえず体調不良で倒れちゃったことにしよう!」
「そ、そうだな!」
二人はこの件を隠蔽し、彼の水着を元に戻した後急いで千冬の元へと運ぶのであった。


同時刻。ドイツにて。
「今頃隊長はお伝えしたことを実行成されているだろうか?」
彼女の名はクラリッサ・ハルフォーフ。ドイツ軍IS配備特殊部隊「シュヴァルツェ・ハーゼ」通称「黒ウサギ隊」の副隊長を務めている。簡単に言えばラウラ・ボーデヴィッヒの部下だ。
「隊長から好きな男と確実に距離を縮めるにはどうすれば良いのか聞かれた際には、かなり驚いたが……日本と言うのは興味深いものだな」
三日前。緊急会議を黒ウサギ隊で開き、調査や意見を徹底的に考えた結果。日本製美少女漫画、日本製同人誌を参考にラウラ・ボーデヴィッヒのイメージアップ作戦を決行することとなった。
その結果、黒ウサギ隊が出した結論はこれだ。
「調査の結果、告白などの前には軽度の肉体接触があると上手くいきやすいようです。大胆にキスなど仕掛けてみてはどうでしょう?それ以外では相手を落とすために強制的に関係を持つ事などが重要だと私達は考えます」
「な、なるほど。強制的にとは実際どのようなものがある?」
「そうですね、異性を人気の無い場所に誘い込み、肉体関係を持つことが多いようです」
「!人気の無いところ……わかった!」ブツンッ!
「ですがこれは相手に悪影響を及ばす可能性があるため、まず最初はキスから……切れてしまった、大丈夫だろうか……?」
そんなことを思い出しながら、クラリッサは日本製美少女漫画を片手にMAXコーヒーを楽しむのだった

次の番外編

  • おねショタ(無効票)
  • 1シャル&ラウラと千春(受け)
  • 2シャル&ラウラと千春(攻め)
  • メス堕ち(無効票)(千春総受け)
  • 束と千春
  • 千冬と千春
  • シャル&ラウラと千春
  • 一夏と千春
  • オマケ(無効票)
  • 千春&箒「これは練習だから浮気じゃない」
  • 千春&セシリア&鈴「IS3分クッキング」
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