※この作品はR-18です。

クフーン&ウル ~二人の百合の冒険譚~   作:ヨイヤサ・リングマスター

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 ちょっと加筆が多くなってしまいましたが、まぁ、そういうこともあらぁな。というお話。



第27話:ピシガシグッグッ

 クフーンside

 

 

 ちょいとばかり寄り道をしていたら帰りが遅くなるものだ。

 

 ギルドでのよく分からない依頼を乗りで引き受けた帰りの道すがら、あたしとウルはちょいとばかり野外プレイをしていた。

 

 

「なぁ、ウル。もうすぐ日も暮れるし、早く帰らねぇとヘルーガが腹を立ててるんじゃないか?」

 

「いやでも、クフーンさん。

 さっきの依頼主の女の子を見て、ちょっとムラっとしちゃったでしょう?

 それを発散させるためにも、私とクフーンさんはえっちしなければいけないんですよ!」

 

 ストレスの発散も兼ねて、と言うウル。そっちが本命だろうけど、あたしとのえっちも大事なんだろうな。

 

 

「そんじゃま、少しだけ付き合うさ。

 どうせ夜にはベッドでするってのに、ウルもあたしの弟子になってからスケベ度が増してないか?」

 

「鍛えてますからね♪

 ほら、クフーンさん。すっぽんぽんになって、お股を開いて見せてください♪」

 

 一応、ひょいと道を外れた人気のない草むらに隠れてはいるが、それでも近くを通る人がいれば気づくだろう場所での行為だ。

 

 十分に気を付けねば。

 

 だが、こういう時のウルは積極的であり、容赦なくあたしを快楽責めにしていく。どこまで堕ちても必ずサルベージして生かさず殺さずな連続絶頂が続くから、けっこう大変なんだよな~♪ そこがいいけど♪

 

 そして言われるがままに服を脱ぎ捨て、生まれたままの姿をウルに見せつける。

 

 M字開脚をすればウルは鼻息が振れるほどに顔を近づけて来た。

 

 

「はい、クフーンさんの子宮にみっちりと侵入させてもらいました♪(ずにゅり)」

 

「んっ、い、いきなりじゃないか。

そんなに、がっつかなくてもあたしは逃げも隠れもしないって、ん♪」

 

 ウルの腕が手首まで一気に突き入れられる。

 

 おめこの肉がみちみちと悲鳴をあげているが、そこは鍛えたあたしの身体だ。すぐに受け入れて子宮でウルの手をしっかりと包み込む。

 

「んふふ~♪ クフーンさんも、流石にこの程度じゃ参りませんよねぇ~?」

 

「い、いやキツくないわけじゃねぇぞ?

 今も腹が内側から圧迫されている感覚に嘔吐感があるけどさ、ウルの手だと思うと温かくなるし」

 

「それは重畳。流石はクフーンさんですね♪」

 

 ナカに突っ込んだ手を好き放題に動かしては肉の感触を楽しむウル。

 

 あまり反応するとウルは調子に乗るから声は極力抑えているが、流石にこの状況が長く続くなら堪えきれなくなるかもな。

 

「あ、そうか。片手だから大したことないんですよね?」

 

 ウルは両手をおめこに突き入れた。

 

 

「んぎぃぃぃ……んぃ……!」

 

 思わず咳き込んでしまうほどに、それは強力だった。

 

 元々、片手一本でキツキツだった膣肉が、ウルの両手を銜え込んだことで裂けそうなほどに拡がっているのだ。

 

 

「おぉ、クフーンさん! おしっこ漏らすほどに気持ちいいんですか♪

 やって良かった両手でのプレイ♪

 お腹もワタシの両手で膨らんで、まるで妊娠したみたいですね♪」

 

 はしゃいでいるウルに返事は出来なかったが、それでもウルは楽しそうであった。

 

 あまりの衝撃に漏らしてしまった小便を顔で受けながら、終始笑顔を絶やさずにプレイ続行はあたしの弟子だけはある。

 

 似たような経験が、あたしにもあるが……、そうだよな。この状況ならもっとするよな♪ というかもっとして欲しい♪

 

 

「クリトリス、刺激が欲しそうですよね?

 お尻の穴も寂しいですよね?

 胸も、寂しいんじゃないですか?」

 

 両手が塞がっているウルは当然のように触手魔法で追加のプレイを始める。

 

 胸に伸びた触手は針を伸ばして媚薬を乳首に注入し、アナルには一本、二本と、細い触手が少しずつ挿入されていく。

 

 口にも触手が挿入されて声が出なくなる。そしてクリを甘噛みされて快楽に身もだえしてしまう。

 

 しかし、それすらも許されない。ウルの伸ばした触手が四肢に絡みついて離さないのだ。

 

 

「さぁ、時間はあまりないので数時間分のプレイを10分以内にまとめて攻めあげます!

 何度絶頂しても、心が壊れても治癒は任せてください。愛していますよ、クフーンさん♪」

 

 あぁ、あたしも愛してるさ、ウル。

 

 その返事すら出来ない連続絶頂によってあたしの意識が快楽に沈むまで、何度も何度も執拗に穴という穴を攻め立てられるのだった。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

「え? 長期の依頼ですか?」

 

「おう、そう言う訳で家の留守は任せたぜ、ヘルーガ♪」

 

「やっぱりヘルーガさんが居ると安心して出掛けられますね♪

 仕事先は温泉で有名な場所らしいのでお土産は温泉卵でいいですか?」

 

 プレイの後、ウルの回復マッサージのおかげで全身の痙攣も収まって来たあたしらは寄り道を終えてすぐに帰宅した。

 

 少し帰宅が遅れたことと、全身にプレイの余韻を残したことで「仲間外れです!」とヘルーガには怒られたものの、ひたすら頭を下げつつ、おめこにマッサージをしてあげたら機嫌は直ったのだった。

 

 そんで、食事をしながらギルドであった今日の出来事――依頼でしばらく帰って来れないことをヘルーガに伝えたのだった。

 

 ギルドで会った僕っ子ツンデレ少女の依頼だが、どうにも結構遠くへの出張になりそうなんだわ。

 

 まぁ、行ったことがある場所だし、転移魔法を使えば一発なんだが、面白そうだからって理由で馬車で行くことになったんだわな♪

 

 

「私は!? 私はお留守番ですか!?」

 

「いや、それはいつものことだろ?

 魔法使いとして冒険に出掛けるようになってからは銃(ヘルーガ)を仕事に持っていくこと無かったし」

 

「酷い! せっかくマスターの仕事に同行するために妖怪になって人化出来るようになったのにです!!」

 

 うーん、大切にしていた「物」と会話できるのは面白嬉しい体験なのかもしれないが、これはこれで大変だ。

 

 こいつってば、こんなにもあたしに依存してたんだな。顔も綺麗だし、おっぱいも形が綺麗で感度も滅茶苦茶イイんだけどなぁ~。

 

 小言がもう少し少なければ……、いや怒られることを、いやあたしがしなきゃいいんだがよ。

 

 ウルはウルで面白そうに眺めているだけで助け舟を出す気はないんだろうなぁ~。

 

 我が弟子ながら、頭の中には性欲と好奇心しか詰まっていないのでは? と思ってしまうくらいだ。

 

 

「でもさ、ヘルーガ。

 あたしん家って広いし金あるし、泥棒が入ってきたら困るだろ?」

 

 泥棒への防犯意識を理由に諦めさせる作戦。

 

 

「泥棒の心配だなんて、それこそ今更ですけどね。

 この家ではヘルーガさんが人化する前も、何日か留守にすることありましたよ♪」

 

 おい、ウルぅ~……。

 

「そうですよ! マスター・クフーンは豪快過ぎるために普段から窓も玄関も全開で防犯意識が皆無じゃないですか!?

 マスターの留守中に泥棒が入ろうとしたことも何度かあるんですよ!

 私が壁の銃掛けから飛び降りて天井落としの罠を発動させなければ何度盗まれていたことですか!」

 

 残念、ウルの前例を持ちだす反論によりあえなく撃沈。

 

 そしてヘルーガよ。何気にショットガンの姿の頃から防犯はしてくれていたみたいだな。

 

 

「そりゃ私はマスター・クフーンに出会ってすぐに自我に目覚めていましたですからね。

 人化が出来なかった頃から、サイコキネシスで自分や周囲の物を動かすくらいはできますですよ」

 

「軽いホラーだな」

 

「私にしてみればむしろメルヘンですね。

 ヘルーガさんは可愛らしいですし、銃の妖精さんってところでしょうか♪」

 

「その妖精さんが天井を落として泥棒を圧死させようと考えるところがホラーだと思うがな。

 まぁ、ともかくなんだ。今回は留守番頼む」

 

 ちょいと面倒そうな気もするし、ヘルーガはあたしへの愛情も忠誠心もずば抜けているから今回は置いといた方がよさそうだ。

 

 

「……分かりましたです。

 今更何を言ってもマスターの意思は変わらないでしょうし、今回はおとなしく家の留守を任されましょう」

 

 最後に、もしも泥棒が来たら八つ当たりしますが、と付け加えるところが今回置いていく理由でもあるんだがな。

 

 ウルよりも長い年月一緒に居るヘルーガのことだ。

 

 あたしの忠実な下僕を気取って今回の依頼人である僕っ子少女を殺しかねないからな。

 

 ヘルーガの一番面倒なところはあたし「だけ」を愛する優先度の高さだからな。

 

 ウルやレシィに対しては、あたしに好意を持っているからか仲が良いようだが。

 

 そんな感じで夜は置いていくヘルーガを慰める意図もあって三人でハッスルするのであった。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

「ちょわ~~~~~ですぅ~~~!」

 

 天を裂くような甲高い悲鳴を挙げてモンスターの群れが吹っ飛ぶ。

 

 今回の依頼は難病の治療のために使う素材――高ランクのモンスターを狩ってくるってのが内容だ。

 

 依頼者の僕っ子少女のニコレちゃんの高飛車な物言いはともかく、確かに他の冒険者じゃあ骨が折れたろう仕事だろうさ。(物理的に)

 

 あたしでさえ、少しばかり本気を出さなきゃいけない相手だったわけだが、実際にあたしやウルが戦っているわけじゃない。

 

 

「マスターのためならえんやこらぁぁぁぁぁぁですぅぅぅ~!!!」

 

 銃の九十九神だけあって、全身凶器のヘルーガは銃弾やらナイフやらハンマーやらを飛ばして敵を貫き切り裂きすり潰す。

 

 そう、今回の依頼の獲物を倒しているのはヘルーガであった。

 

 

「……なんでお前がここに居るんだよ。

 家で留守番してるように言ったじゃねぇか!」

 

「マスターが好きだからです♪」

 

 満面の笑顔で振り返られては起こりようがないな。やっぱこいつ可愛いわ♪

 

 ようするに、愛銃ヘルーガはあたしの命令よりも離れ離れになるのを嫌ったのだった。

 

 

「まぁまぁ、そんなに怒らなくてもいいじゃないですか。

 むしろこれは主人であるクフーンさんのために働く愛です!

 美しいと思いませんか?」

 

「美しいかどうかよりも、良いか悪いかで判断してほしいもんだな」

 

「じゃあ私は彼女の行動を『良い』と評価しましょう。

 そもそも最初から追ってくることは予想出来ていましたからね♪」

 

 ……ウルはとことん、ヘルーガに甘いんだな。

 

 あたしの銃だから気に入ったのか、はたまたあたしへの恋心を持つ同士のシンパシーでも感じているのか。

 

 

「私は女の子が好きです。

 でもクフーンさんの方がもっと大好きです♪」

 

「私はマスター・クフーンのことが世界で一番大好きです♪

 それ以外はどうでもいいです!」

 

 ピシガシグッグッ! 謎の行動で友情を確かめ合う二人。

 

 多少違いはあれど、ウルとヘルーガは奇妙な友情のようなものを感じているんだろうな。

 

 とにかく、討伐したモンスターの素材を持って帰るとすっか。

 

 よくよく考えると、温泉で有名な観光地とはいえ、依頼主が病気の治療が目的で出した依頼なんだから、ちょっぱやで帰らないとマズくね?

 

 転位魔法でびゅーんとしようかねぇ~。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

「おぉ! でかしたぞお前たち!

 これで母様の病気も治る!」

 

 依頼主のニコレちゃんは嬉しそうに飛び跳ねる。

 

 うむうむ、あたしとしても可愛らしい少女の年相応のはしゃぎっぷりは見ていて気持ちがいいな♪

 

 これで彼女とベッドイン出来れば全てハッピーな展開なんだろうけど、そうは問屋がおろしてくれないんだよなぁ~。

 

 具体的に、家で留守番してほしかったヘルーガと、恋人のウルがさ。

 

 

「そんじゃ、もう帰っていいよ、冒険者さん。

 御苦労さん。

 また依頼があったら雇ってやるさ」

 

 とまぁ、ニコレちゃんはこんなセリフで締めようとしたわけなんだよ。

 

 あたしはここから「それよりも今晩どうだ?」みたいなノリで夜の街に繰り出すのもいいんだけど、連れの二人はそうはいかない。

 

 だってあたしのことを物凄く愛し過ぎてるんだもんな。

 

 嬉しいやら間違ってるやら。

 

 

「マスターのことを軽んじるとは、万死に値するですよ!

 ウルさんに言われてついてきて正解でした!」

 

「ね? だから私が言った通りでしょう?

 今回の依頼主は可愛らしい見た目でありながら、私たちのクフーンさんを軽んじているんですよ。

 ヘルーガさんに付いてきてもらって正解でした!」

 

 おいおい、あたしに何よりも忠実なヘルーガが命令無視して仕事に付いてきた理由はそれかよ。

 

 ったく、都合良く二人して結託するだなんて。

 

 

「な、なによ! 女同士でべたべたしてるこの街の連中を軽んじて何が悪いのよ!?

 百合とか同性愛だなんて変態のすることじゃない!」

 

 

 ニコレちゃんは気が動転して口走っちまっただけなんだろうな。

 

 そうに違いない。だけどその発言で場の空気が凍りつく。

 

 いや、正直あたしでさえ一瞬、思考が停止しちまったぜ。

 

 この子いまなんて言った?

 

 本気じゃないよな? ここ、百合の冒険者が街で最も多い冒険者ギルドだぜ?

 

 

「……いま言ったのって本気で思ってるわけ?」

 

「当たり前よ。僕は年収1000万円以上で背が高いイケメンと結婚するのが夢よ!

 あんたたちみたいな変態女は見ていて反吐が出るくらいよ」

 

 凍りついていた空気が熱気を帯びていく。

 

 彼女――ニコレちゃんは、あたしだけではなく、この百合の街の住人すべてを否定したことになるのだ。

 

 このまま放置していては、街の人口の9割9分以上の百合っ子(プラス百合紳士)たちに虐殺されてしまう。

 

 それを防ぐためにもあたしがするべきことは……、

 

 

「歯を食いしばれよニコレちゃん。

 あたしの百合(さいきょう)は脳天を貫くぜ?」

 

 体の中の百合力を拳に集中させ、ただ単純に天に向って突きあげた百合パンチは天井を突き破ってニコレちゃんを空の彼方に吹き飛ばす。

 

「百合は勝つ!」

 

 

 あたしは、ニコレちゃんを街の百合っ子たちの暴走から守るために吹っ飛ばした訳じゃない。

 

 決してあたしがセンチになったわけではない。

 

 そう、これはあたし自身の私情で殴った訳だ。

 

 女の子だろうと殴る時は殴る。

 

 ふっ、これが百合(あたし)だぜ!

 

 あ、勿論ダメージはないからな? 風圧で飛ばしただけだし、とんだ先でも風魔法で上手く着地も出来るだろうし。

 

 

「流石はクフーンさん♪

 どんなにかわいらしい女の子であっても、自分を馬鹿にされても平気でも、

 百合を馬鹿にされては黙っていられなかったんですね♪」

 

「マスターのそう言うところ、私は痺れて憧れるです♪

 まったくあの少女は、女に生まれて百合じゃないだなんて、恥ずかしくなかったんですかね?」

 

 うむうむ、二人の評価も良いようだ。

 

 そっから先は、宴の始まり。女だらけの淫らな一夜。

 

 宵に酔ったらやるこた一つ。みんな幸せあたしも幸せ、肌を重ねりゃ朝になるってね。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

 三人称side

 

 

 一方その頃……、

 

 

「ぐっ……、おのれ百合めぇぇぇぇ~!

 許さんぞ! 人間の屑共めぇぇぇぇ~!!!!!」

 

 

 瓦礫の山から這い出た少女、ニコレは百合とその筆頭である百合冒険者クフーンへの復讐の炎を燃やす。

 

 だがこれはまた別のお話。

 




 ヘルーガはクフーンを愛していますし、何よりもクフーンを一番に考えています。
 ですがウルのことを嫌っているわけではありません。

 同じクフーンを愛する者として仲間意識を持っていますが、クフーンを貶めようとするならば容赦なく自身の本来の用途を自分の意思で発動させる、ということでしょうか。

 よく、人を殺すのは武器ではなく人の意思だとか言いますけど、武器が意思を持っていた場合、悪さ二倍みたいなことになるんでしょうかね。

 向けられる悪意も殺意も全てが二倍。とても愛らしい♪
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