※この作品はR-18です。

クフーン&ウル ~二人の百合の冒険譚~   作:ヨイヤサ・リングマスター

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 バクフーンにはスカーフよりも眼鏡。そして晴れ下での追い風噴火! 強い!!

 いやまぁ、晴れパでバクフーン入れていたら、相手だってそんな悠長なこと出来るポケモン出してこないですよ。でも、ロマンです。

 スカーフの方が汎用性もあるし、スカーフを巻いたバクフーンを想像したら可愛いのですがね♪

 つまりは、そういうお話。


第33話:強くなりたいです

 クフーンside

 

 

「では、ここでクエスチョンです。

 百合が百合力を生成し、蓄える臓器を『百合臓』と言いますが、魔法使いが『魔力』を溜めるのはどこでしょう?」

 

「あたしの記憶が確かなら、答えは『全身どこでも』だ!」

 

「グッド! 流石はクフーンさんですね」

 

 クイッと眼鏡を手で持ち上げ、知的な雰囲気の女教師コスのウル。胸がパツパツなのでおっぱいの大きさが露出が少なくとも分かるのが実に素晴らしい♪

 

 そう、百合冒険者であるあたし、クフーンはただいまウルと勉強ごっこをしている!!

 

「は~い、それじゃ優秀なクフーンさんには、ご褒美としてウル先生のおっぱいをしゃぶらせてあげます♪」

 

「おぉ、これぞ美人でボインな女教師とのプレイでは定番のお約束の定石である常識♪」

 

 そしてウルがシャツをはだけて堂々と露出したおっぱいに吸い付きながら現状説明。

 

 

 眼鏡をかけることで頭が良くなるなんてことはない。それは誰だって分かる。

 

 けど、頭がよくなった「気がする」だろ?

 

 その答えが眼鏡クフーン&眼鏡ウル! つまり今のあたし達だ!!

 

 いやな、ウルとデートで市場を歩いていて見つけたカッチョイイ伊達眼鏡を見つけたんだよ。

 

 で、購入したから、「ちょっとクイズ合戦しようぜ?」で、ウルが「じゃあ女教師コスします!」なノリの会話劇とでも思ってくれ。

 

 

「そんじゃ今度はあたしが行くぜ!

 作麼生(そもさん)! あたしの誕生日はいつだ!?」

 

「説破(せっぱ)! 三月三日です」

 

 ちぃっ、簡単すぎたか。ウルの奴、あたしの個人情報はスリーサイズは勿論、銀行の口座番号から風呂で何処を最初に洗うかまで網羅してるからな。

 

 

「次は私ですね。

 問題:今日の晩御飯はなんでしょう?

 そして次にクフーンさんは『ウルにケチャップで大好きと書かれたオムライスが食べたいぜ』と言う」

 

「ウルにケチャップで大好きと書かれたオムライスが食べたいぜ……ハッ!」

 

「ふっふっふっ、そして今日のご飯当番はクフーンさんです。

 オムライス、ちゃんと作ってくださいよ♪」

 

「なんだってぇ~!?」

 

 や、やられたぁ~~~!

 

 ついウルの口車に乗せられてオムライスを作るだなんて言っちまった!

 

 チキンライスを作った後に卵まで焼かないといけない面倒くさい料理を希望してしまったぁぁぁ~!

 

 しかも、あたしもウルも上にかける卵は、薄焼きの卵ではなく、卵を三個は使った半熟とろ~りの、とろけるオムライスが好みだ!

 

 卵は確か切らしていたし、材料の買い出しにも行かなきゃならん。

 

 ……面倒くせぇ。伊達眼鏡を買ったときに卵も買ってくれば良かった!

 

 

「んふふっ♪ クフーンさんもそんなに面倒がらないでくださいよ。

 クフーンさんが作ったオムライスには私が『大好き』と書いてあげますから♪」

 

「うぅ~、じゃあ頑張って作るか……」

 

 

 とほほ、オムライスかぁ~。

 

 ウルに「大好き」って書いてもらえるのは嬉しいけど、本当に面倒なんだよなぁ~。

 

 まぁ、デミグラスソースを希望されなかっただけマシだと思うべきか。

 

 そして諦めと期待に満ちて買い物に出かけようとした訳だが、あたしの哀愁漂う背中に声を掛ける我が家のもう一人のカワイコちゃんが登場。

 

 

「マスター・クフーン。

 もしや私の存在を忘れたのではないですか?」

 

「……そういえば、あたしん家には家事万能のメイドさんがいたんだっけな」

 

 声の主はヘルーガ。

 

 ショットガンの九十九神にしてウル以上に長い付き合いのパートナー。

 

 勿論、彼女は料理など家事全般がパーフェクトな瀟洒なメイド。今回の彼女はあたしらに合わせて伊達眼鏡をかけている。

 

 

「もしかして、ヘルーガが代わりに晩御飯作ってくれるのか?(期待♪)」

 

「いいえ、マスター。

 私はデミグラスソースのオムライスを希望するので、そちらの材料も買い忘れないように声を掛けただけです(私が代わりに作ると思いましたですか?www)」

 

「ぐはぁ! ま、まさか面倒臭さ倍増のデミグラスソースを希望されるとは……」

 

 そして、そんなあたしの心を知ってか知らずか楽しそうなウル。

 

「まぁ、オムライスって、ケチャップライスにケチャップを掛けるようなもんですからね。

 ヘルーガさんの言うように、本来はデミグラスソースが正しいのかもしれませんよ?」

 

 いやまぁ、それはそうなんだろうけどさ。再放送でそういうドラマを最近観たばかりだけどさ。なんかな~。

 

 

「でも私はクフーンさんにも私のオムライスに『大好き』って、書いてほしいのでケチャップでお願いします♪」

 

 流石はウル。可愛いこと言ってくれるじゃないか♪ そしてそして、こっちも流石だよヘルーガ。主に対しても容赦ないことを平然と言ってのけるぜ。

 

 だが、一般家庭でわざわざデミグラスソースを作る家なんて、そうそう無いってことを理解してほしいもんだ。

 

 

「あ、それとマスター。

 一応言っておきますけど、『デミグラスソースの元』を缶詰で買ってきて楽をしようとか考えては駄目ですよ?

 お店で作るみたいに全て手作りのうえ、時間魔法を使って一瞬でじっくり煮込んだデミグラスソースを希望します」

 

「え~、時間操作の魔法ってミスしたら世界を歪めるから神経使うんだよな~」

 

 時間操作の魔法を使えるのがあたしら三人くらいってのもあるけど、失敗した日にゃ世界が滅びかねない魔法だったりする。

 

 この世界はすでに二順目の世界だったり……は、しないけど。

 

 

「そこは私がやりますですよ、マスター・クフーン。

 マスターは安心して卵とデミグラスソースの材料を買ってきてください」

 

 

「……おぉ~。面倒で仕方ねぇけど、可愛いお前らのためもんな。

 ちょっと気合い入れたオムライス作ってやっから待ってろよ」

 

 面倒なのは事実だが、オムライスが食べたいというのもまた事実。

 

 だってウルが「大好き」って書いてくれるんだぜ?

 

 適当に作ったオムライスに書いてもらうのは悪いからな。

 

 

 

 ヘルーガside

 

 

 さて、こう言ってはなんですが、邪魔だったマスターが買い物に行ったことで家に居るのは私とウル様だけです。

 

 ちょっとこの状況を作りたい事情もあったんですよね。

 

 

「クフーンさんのことですから、買い物ついでにレシィさんあたりとファイト一発して帰りが遅くなるでしょうね。

 ヘルーガさん、お茶でも飲みますか? 私、淹れますけど」

 

「えぇ、お願いしますウル様。

 ですがその前に……」

 

「なんですか?」

 

 緑茶と紅茶のどちらにしようか並んでいるウル様。

 

 むむむ、いざ口にしようとすると恥ずかしいですが、それ以上に恥ずかしい行為を望んでいるんです

よね。

 

 

「ウル様、……私にマスターを満足させる技術をご教授願えないでしょうか?」

 

 

「『クフーンさんを』ってことは主に性的な意味でですよね?

 肉便器性奴隷メイドにでもジョブチェンジですか?」

 

 

 私の返答は首肯を一つ。いえ、肉便器奴隷メイドというのは心惹かれますが、出来ればラブラブえっちな恋人として愛されたいのです。

 

 真剣な目で私を見返してくるウル様に真剣に見つめます。

 

 

「……分かりました。詳しい話はベッドの上で聞きましょう。

 まずは私の部屋へどうぞ」

 

「失礼しますです」

 

 さて、ウル様なら悪い結果にはならないでしょうが、マスターが帰ってくるまでの間にどれだけの事が出来るか。

 

 私自身の修行と行きましょうか。

 




 メガネヘルーガ……、天気が晴れだと日焼けダメージと引き換えに火力倍増。ただし治癒魔法の付与されたメイド服を着ているために毎秒、体力の八分の一を回復していく。

 今回は、主であるクフーンを骨の髄まで満足させるために、従者ヘルーガの修行編的な話ですね。
 勿論、性的な意味でですけど♪

 そんな次話に続く。



 
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