クフーン&ウル ~二人の百合の冒険譚~ 作:ヨイヤサ・リングマスター
名作ゲーム「アザーライフアザードリームス」の使い魔では<サーベル>よりも進化前の<サスカッチ>の方が好きでした。何故なら可愛いから!
武器も盾も持たずに、魔物2~3匹さえいれば楽々クリアなのでローグライクゲームなのに装備が必要ない珍しいゲームでしたね。それで面白いのが素晴らしい♪
別に内容に関係ない前書き。
ウルside
「え? ヤファイさんって海賊なのに無理矢理女性を手ごめにしたりしないんですか?
襲った村に火を放ったりとかも?」
「あたちのことを何だと思ってたのよん!
これでもクフーンっちの友達なんだから、そこまで鬼畜じゃないわん♪
それに前回の最後の方で言ったじゃないのん」
ヤファイさんですが、話を聞いてみればちょっと体が大きくて魔法少女コスが好きなだけの可愛らしい女性でした。
まぁ、クフーンさんと親しいという時点で極悪非道な人な訳ないですよね♪
クフーンさんも何だか楽しそう……と言いますか、さっきまでの私の露出シーンを思い出してニマニマしているようですね。私くらいの百合になれば心だって読めます。
「ウルもヘルーガの言うことを鵜呑みにし過ぎなんだよ。
大体、ヘルーガが初めてを散らされたのも、昔は銃形態の頃だから自我があるってのを知らなかっただけなんだしな。
ヤファイは海賊を名乗ってはいても、別に指名手配されてるわけじゃないんだぜ?」
「それでもマスター。私はヤファイのことを許さないですよ」
「わぉ! ヘルーガっちったら過激なんだから♪」
ヘルーガさんは何食わぬ顔でヤファイさんに銃撃をするも、回避されています。
私との百合戦闘を終えたばかりなのにヤファイさんもなかなかに体力があるものですね。
そんな感じで楽しいピクニックは百合バトルを以て終了となりました。
◆ ◆ ◆
ピクニックの次の日。
クフーンさんのお友達だからか、異様に回復の早かったヤファイさんが素早く意識を正常に戻したことで、宴を開いた翌日です。
えぇ、普通にピクニックを終えて私たちは家に帰ってきたのですが、なんかヤファイさんが付いてきました。
「あ、ウルっち、あたちは魔法少女らしく朝は触手汁が飲みたいな~♪」
魔法少女=触手らしいので朝起きてすぐの触手汁タイム。私も一緒に飲むべく触手魔法でドロドロじゅるじゅると蠢いている触手汁を魔法で搾乳。
まぁ、ぶっちゃけ味はところてん入りの牛乳みたいなものですからね。朝いちばんの水分とタンパク質は筋肉に良いとかなんとか。
「(ンゴッキュ! ンゴッキュ!)ゲフー♪ この一杯のために生きてる~♪」
……おっさん臭い。
こういうの見ていると、ヤファイさんって本当に悪逆非道な強姦魔のような人にはまるで見えませんね。ノリとはいえ、なんで昨日はそんな風に思っていたのだか。
「海賊がそういうイメージを持たれないようにするためにも、あたちは正々堂々正義を胸に、正しい行いを心がけてるんだから!
ただまぁ、同意の上でならヤリ過ぎちゃうこともあるんだけどねん♪」
正しい行いを心がけている証拠として、ヤファイさんが提示してきたのは自身のお尻に刻まれた『正』の文字の数々。パッと見ただけでも百個以上書かれています。
何でも線一本が10人の計算らしく、その経験は流石クフーンさんの友人なだけありますね。
私でもそこまでの経験はないですよ。
「ウル様、たとえヤファイがアホだとしても、同意すらないのに犯された私はヤファイを悪認定してもいいんですよ。
マスターに貰ってほしかった私の初めての恨みは消えていないです。
今でもマスターに止められていなければ悪・即・斬しますですよ」
ヘルーガさんの恨みは深いようで。
「そ~んなに怒らないでよ~、ヘルーガっち~♪
あたちだって、あの頃のあなたにすでに自我があるだなんて思わなかったんだもん」
ヘルーガさんのヤファイさんへの怒りの感情はそのままのようですけど。
だいぶ打ち解けてきました。打ち解けているといいなぁ~、打ち解けているに違いない。うん。
「ところでさぁ~、今回クフーンっちに会いにきたのには理由があるのよん♪
ピクニックしているのを見かけて飛び入り参加しただけじゃないよ?」
「へー、あんたの行動に理由があるってのも珍しいねぇ。
でも、どうせウルを見に来たんだろ? あたしの弟子なら、さぞ可愛かろうって感じで。
そして、昨日は盛大に負けたんだもんな♪」
「それは否定しないけどねん♪
だけど、今回来たのはクフーンっちに耳よりな情報を伝えるためなのよん♪」
「耳寄りな情報?」
しなを作ってお色気ムンムンのヤファイさん。
服装はともかく、そういう仕草が本当によく似合う美人さんなんですよね。服装はともかく。
まぁ、そのヤファイさんですが、どうでもいい前置きで海賊の在り方を織り交ぜてきて説明が長いのでカットします。
早い話が最近、『辺境の森の奥にて新しくダンジョンを見つけたそうで、攻略してみない?』ってことみたいです。
「そのダンジョンは見かけによらず、きびちートラップがたっくさんあって~。
あたちの海賊として百合行為で鍛え抜いた身体能力を使っても攻略が出来なかったのよ~ん♪
そう! まさに難攻不落の仕事一筋で結婚適齢期を過ぎようとしているのに、微塵も焦りの欠片もない未経験でもへっちゃらな女の子を落とそうとしている時に近いものがあるんだけど、あたちの能力じゃ、やっぱりきびちーものがあって……うんたらかんたら♪」
カット! おっぱい大きくて背が高くて年のわりに肌艶が良くて、とにかくエッチなところ以外は本当に残念な人ですね。
で、ヤファイさんも入ってみたところ、モンスターが強すぎて奥までたどり着けなかったから、攻略を私たちに任せようって話に。
この人、もう少し簡潔明瞭な話し方をしてくれればいいのに面倒ったらないですね。
フリフリの魔女っ子衣装が抜群のスタイルでパッツンパッツンになっているのは思わず目を引きますけど、お尻に『正』の文字が刻まれた魔法少女(?)……エロいですね。
本当に大きくてエロいです。私はともかく、クフーンさんよりも大きな爆乳だなんて初めて見ましたよ。
「……自分で処理出来ない問題を持ってくるなですよ」
ジト目のヘルーガさんは心底嫌そうな顔をしています。
なんだか普段の毅然とした態度と違って、子どもっぽいのが可愛いですね♪
「そんな釣れないこといわないでよ、ヘルーガちゃん。
あたちはこれでも反省してあんたと仲良くしたいんだからさ~。
クフーンっちとは友達だし、ウルちゃんとあたちだって、もう友達だよね?
たぶんあたち達の関係って長く続くよん?」
「私は百合的な意味で仲良くするのは大歓迎ですよ♪
ヤファイさんとは、すでにお互いの熱を感じる距離で愛し合った仲ですし」
指先に今も残る熱。ヤファイさんの膣圧の強さと興奮。
ぶつかり合う百合力の奔流は最高のバトルでしたからね。
昨日の敵は今日の百合友!
「いやはや、ウルとヤファイが仲良くなって何よりだねぇ。
まぁ、それはさておき、新しいダンジョンに関しては了解したよ。
あたしらが潜ってやるさ」
ん? クフーンさんにしてはえらく積極的ですね。
てっきり新しいダンジョンの捜索だなんて、面倒がってしないものかと思っていたので意外です。
「これでも冒険者だからねぇ。
どの道、ヤファイが攻略できないようなダンジョンなら、ギルドの方からあたしらに依頼として回ってくるさ。依頼の先取りってところだな。
ぶっちゃけ新規依頼って、ギルドの掲示板に張り出すまでの手続きとかも面倒だし、レシィの仕事を減らしてやろうと思ってさ♪」
「それで空いた時間を利用してレシィさんと行為に耽るというわけですね。分かります。
結果的には余計に疲れさせて、余計にギルドの仕事を増やすことになりそうですけど、私も百合なので良しとしましょう♪」
レシィさんって百合力が増えても体力がそこまである方じゃありませんからね。
冒険者である私たちとの行為では、少なくとも翌日の業務に支障が出たりしますが、同意の上ですから大丈夫でしょう。
ギルドではよくあることですし。
「さて、それじゃ話もまとまったことですし行ってみましょうか。
ここ最近は昨日のピクニック以外にも休みを取ることも多かったですし、そろそろ真面目に働くべきですよね」
「おう! 冒険者は冒険をするから冒険者なのさ!
愛する弟子と従者を連れて、新ダンジョンに潜って即日制覇しようぜ♪」
「私はマスターの側にいるだけです。
そして愛してもらうだけです♪」
冒険者なんですから、まだ見ぬダンジョンへの挑戦には百合魂を刺激されます!
暗いダンジョン、薄い空気で喘ぐ私たち。
どちらからともなく不安を覚えて繋ぐ手、どちらからともなく下半身をまさぐり合う手、どちらからともなく舌に感じる相手の舌の感触。
特に歯茎を舐める時と、差し込んだ手を肉襞がグニュグニュ締め付ける感触はダンジョンだからこそ味わえるものだと思います。
冒険者じゃなくても堪能できるだろう、というツッコミは無しですので。
クフーンさんも乗り気ですし、いっちょやってみますか!
◆ ◆ ◆
「ってことで来たぜ着いたぜ新・ダンジョン!
クフーン&ウル&ヘルーガの三人組での攻略開始だぜ♪」
「あれ? さっきまで自宅で妄想に耽っていたのに、いつの間にダンジョンに来たのでしょう?
上の『◆ ◆ ◆』で区切る間に10秒も経っていないはずですけど?」
「転位魔法だ」
「そうですか」
過程を重要視するあまり、逆に結果を蔑ろにするクフーンさんには珍しく、いきなりのダンジョンへの転移。
「ウル様、マスターが転移魔法を使用したのは、今回は私もいるので移動のための交通費節約が目的かと思いますです」
そういえば最近はバス代も上がっているので三人で往復だと馬鹿になりませんからね。
「でもヘルーガさんまで一緒に冒険に来るだなんて珍しいですね?」
「マスターが無意識の内にでしょうが、私に差し込んできた手を引き抜くのが嫌だったからでしょう……んぅ♪」
どこに? と聞くのは野暮でしょう。おめこです。
ぐにぐにとヘルーガさんの感触を思いっきり堪能しまくってエロエロmodeのクフーンさんです。
見ればクフーンさんの左手はしっかりとヘルーガさんの秘境に差し込まれています。流石は冒険者、草の根を分けてでもお宝を探そうという意思を感じます♪
ちなみに右手はヘルーガさんの口に入れられています。舌を指先で弄って遊んでいます♪
「んっん~、やっぱ三人分の転移魔法で疲れた魔力回復はコレに限るねぇ~♪
百合力を魔力に変換するのが一番手っ取り早いからな♪」
右手をヘルーガさんの口から引き抜くと、そのままディープなキスで体液交換。
火薬の香りのヘルーガさんとのキスって、めっちゃ興奮しますもんね。分かります♪
「んちゅ、はぁ……♪ 流石はマスター。私の敬愛すべき御方です♪
私の体も心もマスターのものですのでお好きにどうぞ♪
それと、出来れば胸を揉む時は両手でしっかりとお願いします♪」
「あぁ、悪い。
やっぱ片手じゃ失礼だよな。ムード的にも」
濡れそぼったヘルーガさんのおめこから糸を引きながら、引き抜かれた左手を愛しそうに舐めるクフーンさん。
今度は両手でお胸のマッサージ。
塗れた手で揉むものだから、ヘルーガさんのメイド服がびしょびしょになっちゃってますけど。
「次にウルは『美女がびじょびじょっていいですよね♪』と言う」
「美女がびじょびじょっていいですよね♪……ハッ!」
「ふふふ、これでもあんたの師匠だからねぇ。
従者の胸を揉みしだきながらも、弟子の考えを読めないようじゃ師匠を名乗れないさ」
「流石は師匠ですね。
ところで早く先に進みませんか?」
「そうだな」
えっちのための時間は実際大事。ちょっとヘルーガさんが何度か絶頂して白目をむいちゃっていますが、そういうこともありますよね♪
「……(あへぇ~♪)」
スタート地点で早速アヘっているヘルーガさんは腰砕けになっているようなので、クフーンさんが背負うことになりました。
この流れだと、私が戦うことになりそうですね。
いざ、気合いを入れてダンジョンの奥へと行きましょうか!!
先に進むとエッチな三人組を襲う数多くの罠に、襲い来る凶悪なモンスター達。
だが所詮は知能のない魔物に大昔の罠。
クフーン、ウル、ヘルーガの三人は、持ち前のチームワークと愛と百合力でダンジョンの最奥まで到達することが出来た!
しかし、ダンジョンの最奥にあったのは……<台座>!? しかも複数!?
「せっかくだから、あたしはこの赤の台座を選ぶぜ!」
行動力のクフーンによる機転で万事解決。
なんとその台座、一人が手をついた状態、または腰を掛けた状態で百合行為(百合限定)に及ぶと心の中の欲の全てが性欲へと変換される台座だったのだから、さぁ大変!
食欲も睡眠欲も、物欲から何まで全ての欲が自分と相手の快楽のみを求めることになるのだった!!
三人は喜んでその台座を活用し、ひとしきり楽しんだ後は台座をお持ち帰りして家でもしばらくお世話になるのだった。
そしてその間、彼女たちに回されるはずだった高難度依頼は特S級男性冒険者ゲミカルをはじめとした僅かにいる男性冒険者らに回されることになって男は苦労する日々が続くのだった。
ちなみに噂を聞いたリザのために再度ダンジョンに潜って持ち帰った他の台座を市場に流したため、他の女性冒険者たちまで仕事に出なくなったため、男性冒険者は仕事が増えまくるのが当たり前の生活となったりします。
この出来事は、歴史上最強にして最高の百合冒険者、クフーンの晩年の著書『百合記』にもそう書かれている。
と言う訳で、後書きで結果を書き終えたので次話はまた別の話となります。