神室真澄推しの俺がなぜ坂柳有栖の双子の兄に 作:筋骨隆々竹輪マン
どうも、前代未聞の2000万PPtでクラス移動を一か月で成し遂げた人生2週目+原作知識アリの坂柳累栖だ。今はユキと共に職員室に向かっている。職員室に向かう理由としては、正式にクラス移動をするためだ。
「失礼します。1年Aクラスの坂柳累栖です。真嶋先生と星之宮先生はいらっしゃいますでしょうか」
念のため、ユキには外で待機してもらっている。呼んだら職員室に入るよう言っておいた。
「坂柳か。例の件か?」
「ええ、そうです。一先ず星之宮先生も呼んでくださいませんか?」
「全く、どこでこの情報を入手したんだか…」
この情報、とはクラス移動の条件のことだろう。予め説明しておいた真嶋先生は職員室の奥に行き、星之宮先生を呼んできた。
「おはよう、坂柳くん。もしかしてBクラスに来たくなったのかしら?」
…冗談も程々にしてくれ。
「いえ、そうではなく。俺がお二方を呼んだのはBクラスの姫野ユキをAクラスに移動させたいなと思いまして。」
そう言いながら端末でPPtを見せる。星之宮先生は絶句している。
「ひ、姫野さんの同意は?」
星之宮先生が恐る恐る聞いてくる。
「ユキ! 入ってきてくれ」
そう言うとユキは少し気怠げに職員室に入ってきた。
「先生、私はAクラスに行きます」
「……本気なのね?」
「はい」
そんなやり取りとした後、本人無しでできるところまで手続きを進めていたためすぐに手続きを済ませ、本日付けで姫野ユキはAクラスに移動してきた。
「…累栖くん」
「ん、なんだ?」
「その…あ、ありがと///」
なんだこいつ可愛いな。なんて思っているとユキは俺の目を見てこう言った。
「…2000万PPt分なら、私のこと好きにしていいから///」
なんだその同人誌でしか聞かないようなセリフは。原作にそんなセリフあったらユキの同人誌がとんでもなく刷られたんだろうな。
そしてユキがAクラスで紹介された。
「諸君、これからAクラスの一員となった姫野ユキだ。詳しいことは自分で頼む」
「……姫野ユキ。累栖くんにBクラスから引き抜かれて来た。あんたらが私を信用しないなんて分かってるし仲良くしようなんて思ってないから」
なんか原作より敵を作るようになってないか?
「ユキには中立派にきてもらって俺の補佐をしてもらう。後ユキに無理矢理距離を詰めようとすると嫌われるから、正義は気をつけろよ」
「名指し!?」
こんなやり取りをすると少し強張っていた空気が解れ始める。正義はこういう時に使えるな…。
「姫野さん、質問があります」
有栖が手をあげながら微笑む。
「…なに?」
「累栖とはどのような関係なのでしょうか」
「……/// 別になにもないし…だる…///」
ユキ、なぜお前は頬を染めながら言うんだ。そして有栖、ユキに対してそんな顔するな。般若みたいになってるぞ。
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今日は一日完全オフの日だ。基本有栖に付きっ切りの俺がなぜオフをもらえたかというと、それは真澄が仕事をほとんど覚えたからだ。そして食事も作り置きし、杖のメンテナンスも終えたため今日一日は完全にオフなのである。
なので今日は一先ず身体が自然と起きるまで寝る。やはり睡眠は大事だ。
俺の予想だと昼まで寝るかなと思っていたんだが…部屋のチャイムが鳴り、完全に目が覚めてしまった。しょうがないかと思い、ドアを開ける。
「あ、累栖く…ってなんて恰好してんの///」
来客者はユキだった。
「なんて恰好って、別にいつもこれだが?」
「は、はぁ?/// ばかじゃないの?///」
顔を隠しながらチラチラとこちらを見てくるとなんの説得力もないな。
「寝るときにパンツだけなんてありふれた話じゃないか?」
「それはそう…かもだけどさ、他の人がやるのとあんたがやるのじゃ話が違わない?」
どういうことだよ。
「はぁ、よくわからんが何しにきたんだ?」
「いや、その…さ。ケヤキモールに新しくできたカフェ…行かない? 奢るし…」
え? ユキってそんなキャラだったか?
「もちろんいいんだが、ユキってそういうの誘ってくれるやつなんだな。少し驚いたぞ」
「うっさい、別に誘ってもいいでしょ?」
お、いつものユキだ。
「あぁ、嬉しいぞ。じゃあ用意するから中で待っててもらっていいか?」
さすがに女の子を部屋の外で放置するわけにはいかん。
俺が今日着るのは、白を基調として紫のラインが入ったナイロン生地でオーバーサイズのパーカーに、黒のワイドカーゴパンツだ。普段あまり着ないくらいカジュアルだが、ユキの服装もカジュアル色が強いものだったので寧ろ良いだろう。
「準備終わったぞ、ユキ」
俺がユキに声をかけると、こちらを振り向き、ユキは固まってしまった。
「………かっこいい…///」
「ユキ?」
少し頬を染めて固まってるがどうしたんだ、こいつは。
「///…はっ、なんでもない。じゃあ行こ」
急に我に返ったように動き出したが…ほんとに大丈夫か?
その後、何事もなくケヤキモールに着き、今は例の新しくできたカフェでまったりしているところだ。
「新しくできたと聞いたからもっとガヤガヤしてるのかと思っていたが、存外落ち着けるな」
「うん、ケーキも美味しいし…ってうわ、ちょっと累栖くんあれ見て」
そう言われ、身体の向きを変えるとそこには一之瀬とその取り巻きたちがいた。しかも向こうもこちらに気づいたみたいだ。
「どうする、ユキが嫌なら店を出るか?」
「嫌。あんなののためになんで私たちが動かなきゃいけない訳?」
強気だなぁ。確か原作だとここまで表面的に出てなかった気がするんだが、もしかして俺がやってしまったのか?
なんて思ってると、一之瀬がこちらに向かってきてるではないか。なんでくるんだよ。お互い気まずいんだしそっとしとこうぜ?
「ねぇ、坂柳くんにユキちゃん。ちょっと来てくれないかな…?」
まぁ危害を及ぼすようならすぐに無力化して店をでるだけだし、かまわないか。
「ユキ、どうする?」
「累栖くんがいいならいいよ。でも鬱陶しかったらすぐ店出るから」
ユキがそう言ったため、俺とユキは一之瀬に付いていく。と言っても数十メートルなのだが。
「んで、なにが話したいんだ?」
俺は少し強めに聞く。
「うん、それはね…」
俺は次の瞬間、少し驚いた。何故なら一之瀬とその取り巻きが平謝りしてきたからである。
「ちょ、ちょっとやめてよ。こんなところで」
それはそうだな。
「いやでも、私たち今までユキちゃんに嫌な思いさせてたのかなって思ってさ…」
一之瀬帆波という人間は、自分にかなり厳しい。はっきり言ってかなりの善人だが、彼女の過去がそれを許さないらしく、贖罪のように善行をしている。そんな彼女だからこそ、こんな状況で謝れるのだろう。
「もう前のことはいいから。それに私がAクラスに行ったことを後悔させるくらいに、追いついてみせてよ。あんた達は結束力が売りのBクラスなんだから」
ユキはそう言うと、じゃあねと言って俺と共にカフェを後にした。
「最初会った時に比べて、大分前向きになれたんじゃないか? 薄々思っていたがさっきの一之瀬との会話で確信した」
「確かにそう、かも。…っていうかなんでそんな親みたいな目線なの? キモい」
毒舌ェ…。
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「勉強会…か」
唐突だが、俺は勉強会を開くことになった。事の経緯はこうだ。
5月1日、CPtの存在の発表と小テストの点数開示があった。俺の結果は、クラスで2位。全教科99点を取り、有栖は全教科100点を取っていた。
そしてリーダー争いを特別試験までに終わらせておきたかった俺は、数日後にある提案をする。それは『派閥内で勉強会を開き、中間テストでの平均点が高かった派閥の代表がリーダーを選べる』というものだ。
勘のいい人はもう察したかもしれないが、俺は中立派のトップとして、リーダー争いに参加させられていた。
ほんとになんで?
といった経緯で俺は勉強会を開くことになった。
中立派は頭のいい生徒も多いため石田や、六角などを中心にし、教師役がいない科目は俺が全て引き受ければどうということはないだろう。しかも中立派には原作と違ってユキがいる。
そして中立派は10人程度しかいないため、これだけ教師役がいればなんの問題もなさそうだ。
今日は5月8日。中立派での勉強会第一回目がある日で中間試験の範囲が変更される日だ。そして原作では綾小路や堀北の勉強会が失敗する日で、櫛田の本性が綾小路にバレる日でもあり、堀北学が堀北鈴音に対して暴力を振るおうとする日でもある。
いや濃っ。
「累栖くん、もう授業終わったけど?」
どうやらまた思考に没頭していたようで、ユキに言われてはっとした。
一先ず今日は空き教室で勉強すると知らせてあるので必要なものだけ持ってさっさと行こう。
「ああ、ありがとうなユキ。それじゃあ早速向かうか」
「えっなにその紙の束」
俺が持っているのは学力調査のためのテスト問題だ。入学から今まで習った単元の参考書を引用し、数個難易度の高いものも選んでおいた。
「只のテスト問題だが?」
「……なに只のって…きも」
どうやら上から目線っぽく捉えられてしまったらしい。
「とりあえず空き教室に向かうぞ。皆を待たせてはいけない」
俺はそう言ってユキと共に空き教室へと向かった。
「すまん、少し遅れたが…全員揃っているようだな」
想定していた通りに誰も欠けることなく揃っており、予習をしている生徒までいる。なんと勤勉なことか。
「一先ず皆に配るものがある。前の人から後ろに回していってくれ」
そう声をかけながらテスト問題を配る。
「これは…?」
生徒の中の一人、矢野小春から声があげられる。
「今から皆の学力を調査するためにテストをしてもらう。レベルに応じて授業内容を変えたいからわからないところは素直に空けておいてくれ。まぐれで点数が上がっても辛いのは自分自身だからな」
そう言うと全員が頷いたのでタイマーをセットし、テストを始めさせる。
結果は、Aクラスなだけあって凡そ高得点が多い。だがやはり苦手科目があるのは致し方なしといったところか。
これからは各自ミスの確認、復習を義務付けて、そこからさらに要点をまとめた授業をすれば平均点はぐんぐん伸びていくだろう。
そのためにはまず俺が全員のミスのチェック、そして復習のためのプリントを用意して、後は数科目俺が授業をしないといけないからそれの準備か。
「累栖? また何か考え事をしているのですか?」
おっと…今は有栖との夕飯に集中しないとな。
「悪い、勉強会のことで少しな」
「別に累栖がそこまで全力を出す必要はないのでは?」
「そうは言ってもな。純粋に中間テストの点数を上げたいという奴も一定数いるし、なにより俺は万が一にも有栖が失策したときの予防線をだな…」
俺がそう言うと、有栖は話を遮るようにこう言ってきた。
「心配はありがたいですが、私なら大丈夫ですよ」
「だからこその万が一だ。有栖は俺の命よりも大切なんだから、これだけするのもわかってくれ」
「もっもう…/// あなたはすぐそうやって…///」
やだっうちの妹がかわいいっ。
そして夕食を食べ終え、有栖も俺もお風呂からあがった。あっ別に一緒に入ってたわけじゃないぞ。
「そろそろ寝ないと肌に悪い、寝るぞ」
「ええ、そうですね」
俺は有栖が呼んでいた本にしおりを挟んでテーブルに置き、枕元のテーブルに置かれたライトを消す。
そして俺はベッドに入り、有栖を抱き寄せる。
「ふふっ…この時間が一番幸せです」
「ああ、俺もとても癒されるぞ」
癒されるとは言ったが、月に1度ほど俺が寝てるのを確認してから有栖が一人で致している時があるのはとても困る。有栖が自慰行為をし始めた中学生の頃から、そういう運動はできるんですね…とよく思う。
「累栖、今なにか失礼なこと考えてませんか?」
「気のせいだ。きっと」
そんな会話をした後急激に睡魔が襲ってきたため、気絶するように寝た。
のだが…。
「んっ…♡ 累栖…♡ 累栖…♡♡」
有栖は俺に抱き着き、右手を下の方に伸ばしている。今日が丁度月に1回の日だったそうです。有栖はバレていないと思っているのだろうか…。
俺は有栖が一人で致す際、ガチガチに勃起してしまう。妹に欲情するのかと言う人もいると思うが、これを抑えろと言う方が無理な話だ。超美少女の有栖が俺の胸に顔を埋めて自慰をしているんだぞ。
「ふふ…累栖のここ、硬くなってますね♡♡ 私を意識してくれてるんでしょうか…♡♡」
あっちょっとサスサスしないで。
「まったく…累栖は一回寝ると全然起きないんですから♡♡ んちゅ♡」
んちゅ♡ じゃないが。俺は妹が淫乱になってしまって心配だ…。
まったく、しょうがない。こんな時は"あれ"をやるしかない。
「んん…有栖…愛してるぞ……」
そう、あれとは有栖を強く抱きしめ、耳元で寝言のようにボソッと呟くのだ。
「ッ~~~♡♡」
これをすると有栖は少し早めに絶頂するということが分かって以来、俺の我慢が限界になりそうな時はこれをしている。対症療法でしかないということはわかっているが、原因が原因なのだ。致し方ない。あ、致すのは致し方ないって別におやじギャグじゃないよ。
少しすると有栖は片付けてから寝始めたので、俺も安眠できる。
こうして慌ただしかった夜は更けていく。ていうかはよ更けろ。
ここだけの話、有栖ちゃんはバレてないと思っているそうです。
この作品、R-18に該当すると思いますか?
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