8月に入り、いよいよ九校戦へ出発する日になった。と言いつつ、実は大会前々日という結構ギリギリな日程だったりする。それというのも、北海道の八高や熊本の九高のような遠方の学校が先に現地入りをするという不文律があるかららしい。実際本番の会場も競技当日まで立ち入り禁止で、わざわざ近場の一高が急ぐ必要もないと。
「という話を、渡辺先輩がしていたと」
「ああ」
「司波君も、暑い中ご苦労様」
太陽が照り付ける中、点呼のためにこの炎天下の中立たされていた達也に、俺と
今俺達が乗っているのは、選手たちが乗っている大型バスとは別の、エンジニア用の車両だ。
「それにしても、達也も真由美先輩が来るまでずっと1時間以上も立ちっぱだったんだろ? よくやるよ」
「別に、この程度の暑さなら問題ない」
「すごいね司波君……」
「それに、七草先輩も寝坊とかではなく家の用事だそうですから」
俺も五十里先輩も外の暑さを知ってるから、達也の何ともない顔が余計に変に見える。
今回九校戦の会場に向かうのは、選手40人、作戦スタッフ4人、そして俺達技術スタッフ8人だ。他にも会場外のアシスト要員がいるらしいが、その人達は別ルートで現地入りするらしい。
で、新人戦に参加する選手を除けば、正規スタッフで一年生は俺と達也だけだ。そして摩利先輩と同じ風紀委員だからというよく分からん理由で、達也は点呼係をやらされてたわけだ。ホント、よくやるよ。
「それにしても五十里先輩、こっちの作業車に乗ってよかったんですか? 別に俺と達也だけでもよかったのに」
「いいんだよ。そもそも僕だって技術スタッフなんだから、花音の我が侭でバスの方に乗るわけにもいかないよ」
五十里先輩の口から出てきた花音というのは、2年生の
今頃、五十里先輩と一緒じゃなくてイライラしてるんだろうなぁ。むしろ、達也と一緒じゃない深雪の方がイライラしてるか。
と、そろそろかな?
――キキィィィィィッ!!
「な、何!?」
突然急ブレーキを踏んだから、車内の機材が倒れそうになる。それを押さえながら窓から外を見ると、対向車線を走っていたオフロード車が横転、そのままガード壁にぶつかった拍子に宙返りをしながらこっちに向かって――正確にはバスに向かって炎を上げながら滑って来た。
それぐらいなら、魔法を使えばなんとなかなる。だけど――
「まずい! 相克を起こしてる!」
そう、バスの中にいた連中がそれぞれバラバラに魔法を使って車を止めようとした結果、魔法式がぐっちゃになってまともに発動しなくなっていたのだ。このままでは何の魔法も発動しないまま、車はバスに激突してしまう。……なんてね、俺はそんなこと微塵も心配しちゃいない。なぜなら原作通り
無秩序に発動していた魔法式が、一瞬で全てかき消されたからだ。
そこからは早かった。車から出ていた炎が瞬時に消火され、バスに激突する寸前で防壁の魔法によって止められた。結構な勢いだったのか、止めるというより壁にぶつかって潰れちゃったけど。
「よかったぁ……」
「五十里先輩、俺と達也は車を降りて救助活動をしてきます。いいよな、達也?」
「ああ、無論だ」
「分かった。僕は現場記録のためのビデオカメラを用意しておくよ」
「お願いします」
とはいえ、あの状態でドライバーが生きてるとは、誰も思っちゃいないだろうけどね。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
というわけで、行きからゴタゴタがあったものの、第一高校御一行は警察の事情聴取等で30分遅れ――真由美先輩の遅れを含めて、昼過ぎに宿舎に到着しましたよっと。
この宿舎っていうのがかなりいいホテルなんだよな。なんでも軍が保有する施設で、視察に来た他国の高級士官用が宿泊するためのものらしい。まあ軍の施設だから、ドアマンなんかは望むべくもないけど。だから俺達技術スタッフは、作業車から降ろした荷物を自分達で運ばなきゃいけないんだよな。こうしてる今も、機材をカートに乗せて押してるわけだし。
「では、先程のあれは――」
「ああ――」
俺の前を歩いている司波兄妹の話し声がかすかに聞こえて来る。たぶん、さっきの事故車について話しているんだろう。
あの事故車なんだが、実際は事故じゃない。香港系シンジケート『無頭竜』が第一高校を妨害するために使った自爆攻撃なのだ。どうして無頭竜が一高の妨害をするのか。それは連中が九校戦を使った賭博を開催していたんだが、みんなが一高に賭けるもんだから賭けにならなかった。だから自腹を切って対抗馬である三高に賭け、一高が優勝出来ないように妨害して来たと。連中としては、何としても一高の優勝を阻止したいだろう。なにせ、賭けた金額が一億ドルを超えるらしいからね。下手しなくても組織から消される損失だ。
今後も連中の妨害があるんだが、俺はあんまり手出しはしないつもりだ。これもまた、達也が解決するべきものだからね。あっ、でも摩利先輩が怪我するシーンは改変する気だから。俺は女の子に"だけ"は優しいからね。
「あっ、潤! やっほー」
「エリカか」
「あれ、驚かないんだ?」
「昨日色々話してただろ」
「そうだったっけ」
ホテルのロビーに置かれたソファーに、どうして選手でもないエリカが座っているのか。
「それで、部屋も確保出来たと?」
「もち! そのためにコネを使ったからね。あ、そうそう、懇親会にも出るから。給仕役として」
それも知ってる。ここは軍の施設で、エリカの実家である千葉家は警察や国防陸軍を始めとした実戦部門との繋がりが強い。だから部屋を用意してもらえたり、給仕役とはいえ懇親会に潜り込むことも出来たんだろう。
「美月とレオとミキ、それにさーやも巻き込んでおいたわ」
「紗耶香先輩も?」
これは原作にはなかった展開だ。紗耶香は二科生で学年も違うから、てっきりお留守番になると思ってたんだが。しかもエリカのやつ、紗耶香のことあだ名呼びなのな。
「というわけで、懇親会をお楽しみに~♪」
「分かった。それじゃあ、また会場で」
エリカと別れて荷物運びを再開すると、後ろから「エリカちゃ~ん」と呼ぶ美月の声が聞こえた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
その日の夕方、エリカとも話していた懇親会という名の立食パーティが開催されていた。
これから勝負をする他高との交流というよりはプレ開会式の性格が強いようで、和やかさなんてものは無くみんな緊張感丸出しだ。
「だから本当は出たくないのよね、これ……」
そんな真由美先輩の放言を、俺と達也は敢えて聞かなかったことにした。裏方の技術スタッフとはいえ正規メンバーであることに変わりは無く、パーティには強制参加となった。俺はともかく、達也は顔に出てないものの内心嫌がってそうだ。
その後は深雪が登場していつもの兄妹劇場を繰り広げたり、ドレス風味の制服を着たエリカと美月、それに顔が真っ赤な紗耶香と再会したり、ボーイ姿の幹比古を揶揄ったり。
『ここで魔法協会理事、九島烈様より激励のお言葉は賜りたいと思います』
司会進行役の言葉に、全員が食事の手を止め、談笑を中断して壇上の方を向く。
そしてライトの下に現れたのは……
「あれ……?」
「どういうこと……」
周りがざわめき始める。現れたのは、パーティドレスを着た金髪の若い女性。どこからどう見ても、九十近いご老体には見えない。そんな中、俺は偶然ではなく必然で――原作知識があるから――達也と同じ方を見ていた。女性の背後に立つ、ニヤリと笑っている老人を。その老人が囁くと、女性はスッと脇へどいた。そこから突然現れた老師を見て、会場にどよめきが起こる。あのご老公、上機嫌そうに笑ってんなぁ。
「まずは、悪ふざけに付き合わせたことを謝罪する。今のは魔法というより手品の類だ。だが、その手品に気付いた者は、私の見たところ6人だけだ」
つまり自分がもしテロリストで、ここに毒ガスなり爆弾なりを仕掛けたとしても、それを止めようと行動を起こせたのは6人だけだと言い出す。その後もあれこれ言って壇上から降りた時の拍手は一斉にとはいかなかった。みんな、ご老公の話で動揺してたからな。
その後はまた、ゆったりとしたパーティの雰囲気に戻っていた。そして閉会――というところで改変能力を使った。
【懇親会終了後、女子だけが会場に残る】
男子メンバーや司会進行役、ボーイをしていた幹比古達も会場を後にする中、女子の選手やスタッフ、そしてエリカ達だけがそのまま会場に残り続けた。
「潤、もしかしてこれから面白いことするのかな~?」
「俺としては、面白いと思うことをな。それでだな――」
「……へぇ、潤のスケベ心が炸裂してるわね♪ 分かったわ、美月とさーやにも手伝ってもらうから」
エリカ達に準備を頼むと、壇上に向かって歩き出す。途中でほのか達と目が合うと、俺が何をするのか期待するような視線を送って来た。その期待には応えよう。エッチな方面でな!
突然登壇した俺を見て女子生徒達がざわめくが、当然のように受け入れるように意識改変を行ってから、俺はマイクに向かって話し始めた。
「第一高校1年の橘です。これから事前にお話ししていた通り、みなさんの
「記念撮影?……ああ、そうだったわね」
「それじゃあ準備しなきゃ」
一高はおろか、他校にもそんなことは伝えていないがそこは万能改変能力。事前に通達されていたと認識させて、各々撮影の準備をしてもらう。ちなみに、ほのか達雌奴隷には改変は掛かっていないが、彼女達が俺の指示に背くなんてことはあり得ない。他の子達と同じように撮影準備に入っている。
「潤~、これでいいのよね?」
「ああ、それそれ」
エリカ達が持って来たのは、高解像度・大容量なのに片手で撮れるのが売りのビデオカメラだ。それをエリカ、美月、紗耶香の三人と俺の4台用意してある。なにせ選手だけでも40人で、女子が半分として20人。それが一高から九校までだから180人はいる計算だ。だから手分けして撮影を行おうというわけだ。
「橘君、こちらの準備が出来ました」
「了解。それじゃあ深雪から始めていいかな?」
「はい」
用意したカメラを深雪の方に向ける。
「えっと、これでいいですか?」
笑顔で確認する深雪は実にエロいものだった。制服はワンピースは脱いで上着と羽織のみのため、おっぱいが乳首ごと丸見え。下はブーツを履いているものの、タイツは膝の辺りまで降ろされている。そして何よりも、穿いているはずのショーツがそこになく、綺麗な割れ目をこちらに晒している。
その状態で股を開き、少しだけ前傾姿勢でおっぱいを見せるような恰好になる。そして最後に――
「深雪のマン汁でぐちょぐちょになったショーツ、見てください❤」
クロッチに付いた愛液を見せつけるように、ショーツを差し出した。
【記念撮影では、愛液の付いたショーツを見せながら撮る】
「んあぁぁ❤ もっと、もっといじらないとぉ❤」
「あぁんっ❤ やっと愛液でてきたぁ❤」
今や会場は、愛液を付けるためにオナニーを始めた女の子達で溢れかえっていた。
そんな中、深雪は一番早く撮影に漕ぎつけたわけか。もしや、俺が改変するまえから濡らしてたのでは? エロい子だなぁ。
「それじゃあ深雪、次に行こうか」
「分かりました❤」
さっきまで自分が穿いていたショーツを笑顔で見せる姿をバッチリ録画したら、次のポーズをしてもらう。とその前に、そのショーツはもらっていくね。
次は後ろを向いて、尻をこちらに突き出してもらって――
「おマンコとアナルも、しっかり目に焼き付けてくださいね❤」
またも笑顔で振り向きつつ、両手でマンコとアナルがよく見えるように広げてもらう。全身が映るようにしながらも、高解像度のカメラは深雪の尻穴がヒクヒクと動いているところまではっきりと映し出している。これはいい記念写真だ。
「よし、撮影完了したよ。あとは集合写真まで待っててね」
「はい❤」
深雪の撮影が終わると、俺は次の被写体へ向かう。周りを見れば、エリカ達もオナニーが終わった子達を順番に撮影していた。
「はーい、綺麗なおマンコしてるわね~♪」
「は、はずかしいですぅぅ……❤」
「はい、撮れましたよ」
「あ、ありがとうございます……❤」
「中条さん、綺麗よ」
「や、やめてくださいよぉ……❤」
「潤さん、私達も撮ってください❤」
「お願い❤」
「しま~す❤」
少女探偵団、ではなく少女ご奉仕団の三人に頼まれて、俺はまずは一人ずつ前姿と後ろ姿を撮影していく。
「ほのかの愛液すごい。クロッチとおマンコの間で糸引いてる」
「し、雫ぅ! 恥ずかしいから言わないでぇ❤」
「そういう雫だって、アナルからお汁があふれてるじゃん♪」
「エ、エイミィ……❤」
最後に三人仲良く撮影すると、次は三高の――
「それでは、お願いしますわ❤」
そう言って黒のショーツを差し出して来たのは、『魔法科高校の優等生』で登場した金髪美少女、『
「愛梨のぬちょぬちょショーツ、ぜひご堪能くださいませ❤」
彼女の言う通り、差し出されたショーツはクロッチ以外の場所もしっとりと濡れていて、如何に彼女が激しくオナッたかが想像できる。
「ほら、栞と沓子も」
愛梨が手招きをすると、彼女と同じ三高の、冷静沈着参謀・
「二人も一緒に」
「わ、分かった……」
「わ、わしもか!?」
「し、栞のねっとりショーツ、確認をお願いします❤」
「沓子の染み付きショーツ、ロリマンコと一緒に見て欲しいのじゃ……❤」
少女ご奉仕団の三人も良かったが、この三高トリオも捨てがたい! 惜しむらくは、他校だから気軽にセックスしにいけないところか。でも決めた。この世界を去る時には、絶対この三人はお持ち帰りする。
その後も俺は一高を中心に撮影を行い、1時間近くかけてようやっと全員分を撮り終えた。
「それでは、各校ごとの撮影に入ります」
一高から順番に撮影していくんだが、そこでもエロくなるポーズをお願いする。
「そうそう、そんな感じで。垂れた汁で足を滑らせないように注意してね。一段目と三段目の人は立ち方が不安定だから」
そう指示を出しながら、背の順で三段に並んでもらう。
「これでいいかな?❤」
「わぁ、これ丸見えよぉ❤」
「ば、バランスを取るのが難しいわね……❤」
「しっかり隣の人の肩を持ってねぇ❤」
最前列の下段は、がに股でしゃがんでもらった。俗にいうエロ蹲踞である。おかげでマンコの形が良く見える。中段は普通に前屈みなんだけど、それだけじゃ面白くないから手で下からおっぱいを支えて強調してもらっている。そのために、ある程度背の順から逸脱して胸の大きい子を優先してある。最後に上段は、隣の人の肩を持って支えながら片足を上げてもらった。集団でI字バランスをしてマンコを曝け出す姿は、非常にチンポを勃起させてくれる。
「はーい、それじゃあ撮りますよ~」
まずは全体が入るように遠目から。そこからギリギリ上・中・下段の三人が映る距離まで近づき、興奮で上と下の口から粘り気のある液体を垂れ流す姿を堪能する。そうして全員の痴態を撮り終えたら、次の学校の女子生徒にも同じポーズを取ってもらい、その姿を永久保存していく。
「最後に、全校で同学年がまとまって撮影しま~す」
全九校の1年、2年、3年で集まってもらって、最後はみんなでオナニーをしながらの撮影とした。
「あぁぁぁぁっ❤ おマンコ、いつもよりすごいぃぃ!❤」
「んひぃぃぃぃぃっ!❤(プシュッ)」
「リンちゃん……❤ んっ……ちゅぱっ❤」
「か、会長……あぁぁんっ!❤」
オナニーだって言ってんのに、一部はレズプレイを始めちゃったよ。まあこれも乙なものだからいいか。特に1年生は他校の子とレズキスする場面もあって、いい感じに交流が出来てるのを見れてほっこりしちゃったね。
学年別の撮影も終わったし、そろそろ解散しようか。
「みなさん、お疲れ様でした。これで記念撮影は終了になります。制服に着替える際はブラジャーで愛液を拭き取ってから、出口の回収箱に入れてください」
ショーツだけもらっても嬉しいけど、どうせなら上も欲しいからね。そもそも、上だけ付けて帰っても微妙でしょ? それなら上下一式新しくした方がいいよね?
女の子達は指示された通り股の割れ目にブラジャーを擦り付けると、一度上着を脱いでからワンピースを着て、もう一度上着を着直す。そうすると、外見からはパーティが終わる前と変わらなくなる。その状態でブラジャーを回収箱に入れると、彼女達は今までエロ撮影が無かったかのように各自の部屋に戻っていった。
「いやぁ、満足満足♪」
雌奴隷達のマンコやアナルに不満なんかないけど、偶にはこういうイベントも欲しいと思っちゃうんだよね。わざわざビデオカメラを4台も買った甲斐があるってもんだ。
「ねぇねぇ潤。あたし達、結構頑張ったと思うのよね」
「出来れば私達、お駄賃が欲しいです」
「ダメ、かな?」
エリカ、美月、紗耶香がカメラを持ちつつ、股の間を空いた手で擦りながら近寄って来る。もちろん、ただ働きなんてさせる気はないよ。
「一人一
「「「交渉成立❤」」」
愛液とかで床がべちょべちょになっている会場を改変能力で元の状態に戻すと、一緒にエリカ達の部屋へ行って、今日の報酬&撮影中のムラムラを彼女達の膣内に払うのだった。
前回の後書きで書いた通り、飛行術式とか発足式とかはごっそりカットしました。
FLT社での話とか、予備のブレザーがきついとか、そんな話は見たくもないでしょうし。
ということで、懇親会で全員が集まってる画面でやってやりました!
こういう『普段やらないこと、言わないこと』を日常のようにさせるシュチュが好きですね。たぶん今後も似たようなことをやるだろうと思います。
次回は九校戦一日目、スピード・シューティング女子を予定しています。
達也と幹比古が侵入者を倒した場面? 当然カットで。