第一高校の冬休みが明けて数日後、師族会議の会場となった箱根の高級ホテルの貸し会議室に、十師族の当主達が勢揃いしていた。しかしその中で、潤視点で存在価値がある人物は少ない。
一条将輝の父親であり現当主の剛毅は、息子とともに戦闘機人によって連日精気を搾り取られ、もはや見る影もない。
二木、三矢、五輪、八代の4家は現状関わりがないため、潤の眼中にない。三矢家と五輪家には年頃の娘がいるため、今後の流れによっては彼女達が肉便器になる可能性もあり得るが。
七草、九島、十文字の3家についても、水波は達也が、真由美や双子、アリサは潤が手に入れたため、今後の出番はない。
故に、ワインレッドのフォーマルなワンピースを纏った四葉真夜と、栗色のストレートショートヘアでパンツスーツ姿のグラマーな六塚温子。この2人だけが存在価値がある人物と言えた。
当主全員が円卓に付き、ドアが閉まる。ドアをロックしたのはこの中で最年少であり、十文字家当主とともに参加している克人。
「四葉殿、遅ればせながら、ご出産おめでとうございます」
会議の前口上は、真夜の出産祝いから始まった。
真夜に憧れを懐いているところがある温子の祝言に、他の当主達も口々に祝いの言葉を口にする。かつて許嫁だった七草弘一も、複雑な心境を立場で抑えつけながらそれに倣った。
「あらあら、ありがとうございます。ところで十文字殿は、お加減はもうよろしいのですか?」
祝福の言葉に満更でもない真夜だったが、話の流れを十文字家当主である和樹に向ける。
「それについて、皆様にご報告したいことがあります」
座ったままの発言がスタンダードである師族会議で和樹が立ち上がったことで、何か重大な発表があるのだと他のメンバーは予感した。
「突然ですが、私、十文字和樹はこの場を以て十文字家当主の座を息子の克人に譲ります。ついては皆様に、その立会人になっていただきたい」
「それはまた、随分と急なお申し出だ」
九島真言の発言に、各当主も一様に頷く。
「以前から考えていたことです」
そう言って、和樹は当主継承の理由を説明した。
3年前から魔法力低下の病に罹っていたこと。前々から実戦に堪えられなくなっていたこと。ついに数か月前、魔法技能を失ってしまったこと。この病は十文字家固有のものであることなど。
途中、弘一がその病について詳細を追求しようとしたが、真夜にやんわりと窘められて引き下がる場面もあった。
「それで、皆様。十文字継承の件、如何でしょうか?」
「私どもの立ち合いなどなくとも、十文字家のことは十文字家でお決めになればよろしいかと存じますが……私は構いません」
「私も構わない」
一番に声を上げた真夜に、温子もすぐに追従する。
「私も、他家の家督継承にとやかく物言いをつけるつもりはありません。克人殿の当主就任、祝福させていただきます」
弘一も支持を表明したことで、残る当主達も次々と克人に祝辞を述べた。
「では克人殿。新たな十文字家当主として、その席へ座られよ」
和樹は退室し、真言に促された克人が十文字家当主の椅子に着く。そうして、十文字家の当主交代は認知された。
その後は、例年通りに師族会議が始まった。
各家が担当している地域の動向に関する定時報告も一段落し、そこで真夜が周公瑾やパラサイドールに関する爆弾を炸裂……させなかった。
(ここで七草殿や九島殿を追い立てても意味がないですし)
先日バランス大佐から知らされたヘイグの件も、真夜は口にしなかった。
こうして原作では失脚した九島家は続投し、七宝家は師補十八家に留め置かれることが確定した。
「それでは、本日の会議はこれにて。明日は選定会議――」
最年長の二木が今日の会議を締めようとした直後、激しい音と振動が会議室を襲った。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
というわけで、ヘイグによる死体を使った自爆テロ現場からこんにちは、ってな。
俺が改変能力・隠密で誰にも気付かれずに現場に着くと、原作通り自力でホテルを脱出した十師族の当主達が、警察からの事情聴取を終えた直後だったようだ。
「そんじゃ、失礼しま~す」
聴取を終えたタイミングで、各家の車が近付いてきては当主達が後部座席に乗り込んでいく。その中の1台に、俺も便乗させてもらう。そう、六塚家の車にな。
「はぁ……」
テロの現場から脱出して力が抜けたのか、温子の口から吐息が漏れる。
うっはー、これで29歳とか嘘だろ。はっきり言ってエロ過ぎ。
最初は達也にあげようと思ったけど、昨日師族会議の面子を確認したら考えが変わった。だからこうして……
【温子は触られた瞬間潤の存在に気付くが、そのまま行為を受け入れる】
――ムニュッ❤
「えっ、貴方一体……んんっ」
突然おっぱいを揉まれた温子が俺の存在に気付く。が、助けを呼ぶことも無ければ、俺の手を払い除けることも出来ない。
「どうだ温子、気持ちいいだろう? よいしょっと」
「ちょっ、あんっ❤」
もっとエロいことしやすいように、温子を持ち上げて俺の膝の上に。そんでパンツの上からマンコを愛撫してやると、深雪達にも引けを取らない甘い声が漏れる。
「んん~っ! おっぱい揉みながら、おマンコこしゅこしゅするなぁ……」
「【正直になれ」。俺に体中触られて、感じてるんだろ?」
「と、年下の少年に言い様にされてるのに、感じるなんてぇ……んほぉ!❤」
「言え、気持いいって」
「うぅ……」
強情だなぁ。仕方ない、パンツの中に手ぇ突っ込んで、直接マンコの中に指を……
――クチュッ❤
「んひぃぃぃぃ!❤ き、気持ちいい! 年下の男の子に犯されて、感じるぅ!❤」
「くくくっ、いいぞぉ。ほら、ご褒美だ」
――グチュグチュグチュッ❤
「お、お゛お゛お゛お゛っ!?❤」
手マンしていた指の動きを激しくしてやると、温子の尻が俺のチンポに当たる当たる。これだけ美人だと、アラサーマンコも犯し甲斐があるな。
「お゛お゛お゛っ! イグッ、あひっ❤」
元々抵抗出来ないようにはしてたが、軽くイったと同時に脱力した温子の上半身が、俺の方に倒れ込む。
「ダメぇ……見ず知らずの少年に、イかされたぁ……子宮が、忠誠を誓えって、ザーメン欲しがってるぅ……❤」
「欲しいか? 俺のザーメン」
「んぉぉ❤ 欲しいぃ」
「俺のセックスペットになるなら、中出しセックスしてやるぞ」
「なるぅっ! だからお願いだっ、おチンポ、君のおチンポで私のおマンコ犯してぇ!」
我慢の限界なのか、さらに尻肉を俺のチンポに擦りつけてくる。それに応えるように、俺もズボンのチャックを開けて肉棒を取り出す。
「ひっ! こ、こんなに熱いのが、私の膣内に……」
「今更止めますなんて言わせねぇぞ。それ」
――ビリィッ!
――クチュンッ❤
「おっ、こぉ……!❤ ふ、太くてかた、いぃ! 子宮にぃ、キスされてりゅぅぅうぅ!❤」
「おぉっ、これはいいマンコだ!」
初物じゃないのは少し残念だが、なかなかに締りのいいマンコだ。ヒダもいい感じに竿に絡むし、突いたり抜いたりすると可愛らしい喘ぎ声を上げるのも高評価。
突き上げるたびに、乳房が大きく上下に揺れる。挿入のために破いたパンツの穴から、噎せ返るほど雌の匂いが香り立つ。
「は、ああんっ……んんっ、あんっ! ……こんなに感じるなんて、初めて……ひゃんっ!❤」
「温子、もう一度聞く。お前は俺のセックスペットになるんだよな?」
「あうぅ❤ なるぅ……いや、私を君のセックスペットにしてくれ❤」
「その言葉が聞きたかった。おぉっ?」
宣言とともに、温子のマン圧が強くなった。こいつ、自分の言葉で感じてるな? そういうエッチな大人もいいもんだな。
「は、ふぁっ! も、だめ……イキそう……んんんっ!」
「俺も、そろそろ出したい……」
「きてぇ……私の中に、いっぱい、出してくれぇ……君の熱いので、いっぱいにしてぇ……おほぉぉぉ!❤」
ぐんっ、と奥を突き上げ、ぞくぞくとした快感のまま亀頭を子宮口に押し付ける。
――ビュルッ、ビュルルルルルルッ!
「うおぉっ!」
「ああっ!! は、あっ、ああああああああんんっ!!❤」
吐き出された精液が、余すことなく温子の子宮内に収められていく。
射精の律動に合わせて、温子の腰もビクビクと震え出す。
「はぁっ、は、はっ、はぁぁん……まだ、でてくるぅ……お腹が、熱いぃ……」
恍惚の笑みを浮かべながら腹部に手を添える温子の顔を引き寄せ、唇を重ねるとともに舌を伸ばし入れる。
「んん……❤ ちゅぱっ、んふぅ……❤ こんなセックスを知ってしまったら、もう他の男となんて出来ない。それなら、ご主人様である君を想ってオナニーした方がマシだ」
「当たり前だ。俺以外のチンポを挿入れるなんて許さない。お前は未来永劫、俺だけの雌マンコだ」
「ああ、分かってるよ……❤」
温子のマンコに挿入したまま、車の運転手は意識改変によって六塚家には向かわず、俺の拠点へ進路を変更した。
彼女には別荘世界で、セックスペットとしての勉強をしてもらわないとなw
「それにしても、熟れマンコもこれだけのポテンシャルがあるんだな……食わず嫌いは良くないって、今回は勉強になったよ」
そう思うと、今まで達也に納品してたマンコ達が惜しくなってきたな。失敗失敗。まあ、気が向いたら平行世界でも探して、別世界の同一マンコを拉致ってくればいいか。
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潤が温子をセックスペットにしていた頃、達也は何をしていたかと言うと
「お、おのれ……どうして、私の居場所が……」
自爆テロの現場から9kmほど離れた小田原のとある一軒家。拘束された白髪の黒い肌の老人とともに、達也の姿があった。
「恨むなら、七賢人を恨むんだな。ジード・ヘイグ。いや、
「そこまで……!」
バランス大佐から真夜へ送られた情報は、当然達也にも共有されていた。その時点で、今回のテロの首謀者についてはほとんどが知られていた。
しかし、達也達がヘイグの居場所を知ったのは、会議前日に追加情報が齎されたからであった。
『ヘイグは死体操作魔法『
すぐに黒羽家を始め捜索が開始されたが、会場を中心に10kmは広すぎた。そのため、ヘイグの居場所を突き止めた時には、テロは実行された後だった。
それでも『テロを前に魔法師が我先に逃げ出した』という汚名は避けられた。少なくともテロの実行犯を捕まえたことで、『魔法師としての責任を果たした』と言い訳が立つ。
そして言うまでもなく、追加情報を達也達に送り付けたのは、七賢人ことレイモンドではない。七賢人を騙った、潤の仕業である。
「達也殿」
「葉山さん」
拘束されたヘイグを外に引き摺り出すと、そこには黒羽家の配下を連れた、四葉家の筆頭執事が立っていた。
「この男が?」
「ええ、先ほど発生したテロの首謀者です」
「そうですか……捕縛の任、お疲れ様でした」
「いえ、自分はやるべきことをやっただけですから」
ある種他人行儀なやり取りの後、達也は葉山が連れてきた黒服達にヘイグを引き渡した。
用意してあった護送車にヘイグが押し込められ黒服達も乗り込むと、葉山も後に続くと思いきや、達也にそっと耳打ちした。
「達也殿、奥様との
「は、葉山さん……」
まさかあの筆頭執事からそんな言葉が出てくるとは想像の埒外で、達也は思わず動揺した声を漏らした。
「ふふ、私も奥様に仕えてから長いですから……。老婆心とでも言いましょうか、あの方には幸せになっていただきたいのですよ」
「そうですか……」
「それでは、今後も四葉家のためによろしくお願いします」
最後に自ら越えた一線を引き直し、葉山達が乗った車は達也の前から走り去っていった。
(まったく、葉山さんがあんな人だったとは……。ああ、早く真夜と
警察からの事情聴取を終えて戻って来るであろう最愛の女性と、小春や景子達が子守りをしているであろう最愛の娘。2人の顔を思い浮かべながら、達也も撤収準備にかかった。
一夜明け、ニュース番組はテロ事件の報道一色に染まっていた。
その中には当然、テロに対して人命を優先しなかった魔法師について糾弾する報道もあった。しかしそれはごく少数であり、大部分は『魔法師達はテロの首謀者を捕まえることで、自分達の責任を果たした』と論じた。
実際に実行犯のジード・ヘイグは逮捕され、現在は魔法師専用の特殊拘置所で拘束中という、国防軍からの発表も行われた。その際、ヘイグは大漢出身であり、テロに使用された爆弾も
『これでまた貸し一つ、ですね』
国防軍にヘイグを引き渡す際、USNAの関与を揉み消したという真夜からの連絡を受けて、バランス大佐は『またあの四葉に弱みを……』と胃がシクシクと痛む日々を過ごしたのだった。
凄まじくあっさりですが、これにて師族会議編終了です。
いやだって、原作では上中下3部作ですけど、達也と一条含めた野郎しか出番ないじゃないですか。要らん要らん!
サブタイ回収。
当初、六塚温子は達也に食わせる気でした。ですが、コミック版の彼女を見て気が変わりました。だってエリカや摩利っぽい匂いがしたんだもんw
次回からまた異世界編ということで、転スラネタをやろうと思っています。
もしかしたらその後、もう1本異世界ネタを単発でやるかもしれません。