※この作品はR-18です。

異世界 寝取り放浪記   作:シシカバブP

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オリ主不在回


オリ主が居ぬ間の

 USNAテキサス州ダラス郊外・国立加速器研究所。全長30kmに及ぶ長大な線形加速器を備えたこの施設内では、朝から秘密実験の準備が進められていた。

 

 余剰次元理論に基づくマイクロブラックホール生成・蒸発実験。一昨年12月に行われた前回の実験と同じく、目的は質量エネルギー変換魔法の手掛かりを得ること――達也のマテリアル・バーストへの対抗手段の模索。

 1年半以上も凍結していたこの実験の再開が許可されたのも、ひとえに日本に送り込んだ惑星級を主力とする工作部隊の壊滅の報が、軍や政府上層部を焦らせた結果だった。

 再実験の機会を無駄にせぬよう張り切る科学者達が研究所内を忙しなく動き回る中、施設内をモニターできる警備センターにはスターズ第三隊隊長のアークトゥルス大尉が詰めていた。彼以外にも第三隊の隊員達が施設内に散らばり、侵入者を逃すまいと目を光らせている。

 

「ジャック、異常はないか」

『異常ありません、隊長』

 

 加速器のそばで警戒している第三隊の一等星級隊員、ジェイコブ・レグルス中尉からの応答も問題なかった。

 

「そうか。監視を続行せよ」

『了解』

 

 通信機から口を離したアークトゥルスは、モニターから目を話すことなく、今回の任務に思考を巡らせた。

 

(今回我々スターズが出動したのは他国の工作員、特に日本を警戒してのことだろう)

 

 スターズの部隊長とはいえ、一軍人でしかないアークトゥルスに知らされている情報は多くない。しかし前回の実験が行われた経緯から、今回も日本の『グレート・ボム』絡みだろうと推測することは出来た。しかも正規隊員ではない惑星級以下とはいえ、同じスターズ隊員が日本で任務中行方不明(MIA)となった件は、彼の耳にも届いていた。

 

(もしかしたら上層部は、工作員を誘い出す為に再実験にGOサインを出したのかもしれんな)

 

 こちら(USNA)が工作員を送ったのだから、あちら(日本)が送っていても不思議ではない。そしてもし工作員が実際に潜り込んでいるなら、今回の実験で炙り出し、捕縛する。そう考えれば、自分達スターズが警備として駆り出されたのにも納得がいく。

 

「隊長、そろそろ実験の予定時刻です」

「そうか」

 

 同じく警備センターに詰めていた隊員の声に意識を戻すと、再び通信機に口を近付けた

 

「実験開始時刻が迫っている。各員、実験終了まで警戒を厳とせよ」

『了解』

『了解です』

 

 隊員全員からの応答を聞いてすぐに、モニターの時計が午前11時を示していた。

 

 

 通信機を下ろしたレグルスのそばで、線形加速器が稼働を始める。

 加速器両端に陽子ビームを注入し、正反対方向へ衝突軌道で加速させる。本来であれば、望まれているデータが得られるまで何度も繰り返すのだが、実験は一瞬で終了した。

 トラブルがあったのではない。1回で実験が成功したからだ。

 それと同時に、レグルスの視界が闇に覆われる。停電か、と疑問を覚えたのは一瞬だけ。次の瞬間、激痛と圧迫感が彼に襲い掛かる。

 

(なに、が)

 

 物理的な肉体への痛みでも無ければ、訓練で受けた精神干渉攻撃とも違う。未知の存在が浸食してくる感覚、"何か"と自分が混ざり合っていく恐怖に、しかし悲鳴を上げることも出来ない。

 

(まさかこれは、パラサイト!?)

 

 その結論に達したのを最後に、ジェイコブ・レグルスの自我は消え失せた。

 

(私は、ジェイコブ・レグルス……と()()()()()())

(私は/私達は、この世界の人間から『パラサイト』と呼ばれている)

 

 

 一方、警備センターのアークトゥルスにもパラサイトの浸食が始まっていた。

 

(精霊?)

 

 精霊を召喚する古式魔法にも精通していた彼は、精神に侵入してきたものへ対処手段を持っていた。

 しかし彼の誤算は、『パラサイトが個であり全である』こと、つまり個別の自我を有していない点にあった。

 対処しようにも個別の自我、意思を持たないパラサイトを、自分自身と選り分けることが出来ない。ならばと精霊を召喚してその身に宿し、浸食してくるパラサイトを追い出そうともしたが、その時には既に彼の精神はパラサイトと同化し始めていた。

 

(精霊の召喚では、得られ、なかった、真の一体感……これが、真の合、一……)

 

 アークトゥルス()()の思考は、これが最後だった。

 

(私は、アレクサンダー・アークトゥルス……と()()()()()())

(私は/私達は、この世界の人間から『パラサイト』と呼ばれている)

 

 こうしてレグルスに続き、アークトゥルスもパラサイトとなった。

 彼等だけではない。同じく施設内にいた第三隊、そして施設外で待機していた第六隊の隊員達もパラサイトと化していた。

 

 

 

 目に見えないところで大惨事が起こっている国立加速器研究所。その2ブロック隣には、ある特殊な施設がある。その施設の中、鉄格子の奥で1人の男が、粗末なベッドの上で悶えていた。

 

「ぐぞぉぉぉ……! どうじでなんだぁ……!」

 

 目は血走り頬はこけ、まともに手入れされていないであろう金髪はボサボサ。この男がレイモンド・クラークだと、すぐには分からないほど人相すら変わっていた。

 『フリズスキャルヴの不正利用』でUSNA軍の憲兵に身柄を拘束されてからずっと、彼はこの犯罪魔法師用抑留施設に閉じ込められていた。本来なら軍事機密を私物化していた罪で即極刑もあり得たが、レイモンドは未成年で魔法師の素質があり、しかもエドワード・クラークの息子である。故に処分に困り、この施設へ抑留するとともに処分を保留にしていた。

 しかし考えてみてほしい。この施設は抑留施設、犯罪者を留め置く施設である。当然中は犯罪者しかおらず、ご多分に漏れず荒くれ者も多い。そんな中に、魔法師とはいえ線の細い、見目麗しい少年が入れられたらどうなるか――

 

「どうじでぼぐが、ごんなめにぃぃ……! あぐっ」

 

 ベッドの上で呪詛を吐きながら、両手は尻を押さえたまま動けない。レイモンド・クラークは、プライドも肛門もズタズタにされてしまっていた。

 

「タツヤさえ、タツヤさえ僕の狙い通りに動いていれば、僕はこんな目に遭わずに済んだのに……!」

 

 自分が受けた屈辱、屈強な男達に襲われ、翌日は股間からの出血が止まらなかった記憶が蘇り、涙が溢れる。

 そんな負の感情を拾うものがいるとは、彼も予想していなかっただろう。

 

 

(それが彼の/私達の望み)

(司波達也を倒し、同じように排泄の穴をズタズタにすることを、彼/私達は望む)

 

 レイモンドの凄まじい恨みの念は、パラサイト達に歪んだ望みを植え付けた。原作では自身もパラサイト化することで行われたことを考えれば、尻穴を掘られた彼の恐怖と屈辱が窺える。

 パラサイト化したスターズ隊員達は実験終了後、誰にもそれと覚られることなくニューメキシコのスターズ本部基地へ帰還した。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 新人戦が無い上に男子競技もない今年の九校戦は、すでに中盤戦に突入していた。

 潤とリーナがまだ戻って来ない(東京で達也とやり取りした関係で、ゲートですぐに戻ると辻褄が合わなくなる)ため、選手どころか在校生でもない真由美はのんびりと朝食を摂っていた。

 

「ふぁ~……」

「ずいぶんと気が抜けてるじゃないか、真由美」

「おはよう摩利~」

 

 トーストを齧りながら欠伸をしたところを摩利に見咎めた真由美だったが、本人はさほど気にしていない。

 

「選手と本部要員を兼任してた一昨年に比べたらねぇ。何より潤くんがいないし」

「それもそうか。私も潤君がいたら、真っ先におマンコ触ってもらうところだ」

「でしょ?」

 

 食堂に自分達しかいないからか、朝から卑猥なセリフに躊躇がなかった。だからと言うべきか、2人とも右手でトーストやスクランブルエッグを食べ、左手はノースリーブになっている制服の隙間から自身の胸を揉んでいる。

 

「今日はミラージ・バットだったな」

「ええ、そろそろ予選が始まるんじゃないかしら」

 

 遅い朝食だったからか、食堂の大型モニターにはミラージ・バット予選の様子が映し出されていた。

 新体操のようなレオタードを基調としたコスチュームを着た選手達が、舞台の上で開始の合図を待っている。

 

「今年はミラージ・バットもペアになったんだったな」

「そうよ。だからほら」

 

 摩利の質問に答えるように、朝食を食べ終え、下半身の割れ目に伸ばそうとしていた指をモニターに向ける。

 ちょうど競技開始のブザーが鳴り、選手達が一斉に飛び上がる。ただし、ペアの選手と()()に。摩利はモニターに映った試合の状況を見て、その理由に納得した。

 

『あぁんっ!❤ ちょっとぉ、そっち行ったらダメぇ!』

『抜けちゃう! 抜けちゃうよぉ!』

 

 選手達の下半身――尻から硬質ゴム製の紐が伸び、ペアの選手同士を繋いでいた。そして『抜ける』と叫んでいる選手の尻穴――皺の形まで見えるよう、綺麗に切り抜かれたショーツの穴から、ブポッ❤ と下品な音とともにゴルフボール大のビーズが飛び出す。選手達は、双頭のアナルビーズで繋がっているのだ。

 

「今年のミラージ・バットはああやって、アナルビーズでペア同士を繋いだ状態でホログラムを叩くのよ。どちらかのビーズが全部アナルから抜けちゃった時点で、そのピリオドでは得点が増えなくなるわ」

「なるほど。点が欲しければ他校より動き回らねばならないが、別々の目標を狙うとビーズが抜けてしまうのか」

「そういうこと。自分だけがケツマンコを締めて抜けないようにしても、今度はパートナーのビーズが抜けちゃうから」

「卑猥ながら、奥が深いルールだな」

「潤くんらしいわよね。あら、皆おはよう」

「おはようございます、真由美先輩」

 

 2人が新ルールについて談義する頃には、会場に行かなかったメンバー、美月や沓子も食堂に集まり始めていた。

 

「ほぉ、あれが新ルールのミラージ・バットか。見ているだけで、わしもケツマンコが疼いてしまうの❤」

「本当ですね。あっ❤」

「美月さん、アナル汁垂れちゃった?」

「はいぃ……///」

 

 途中、美月がショーツごと椅子をヌチョヌチョにしてしまうハプニングはあったが、会場の競技自体は順調に進み、15分のピリオドを3セット終え、一高のペアは無事本戦に出場が決定した。

 1試合で4組が出場する今回のミラージ・バット予選、中には途中でサイオン切れになってしまう選手も出た。そういう選手達は――

 

――プチュッ❤ ブポッ❤

 

「お゛お゛お゛っ! おじりしゅごいぃぃ!❤」

「わ、私っ、おマンコよりこっちの方が好きかもぉ!❤」

「すっげ! 現役JKのケツマンコ気持ちいい!」

「今日の試合、会場まで見に来てよかったぁ!」

 

 別競技で脱落した選手達同様、性交の様子を大画面で会場中に晒されることとなった。

 少し他と違うのは、肉棒が挿入(はい)る穴がケツマンコ限定であることと、竿役に観客(♂)も参加していること。抽選で選ばれた雄達は、前日に自分達の女を(百代ら武士娘達に)寝取られたことも忘れたように、目の前のレオタード娘達にズポズポと肉壷目掛けて腰を振っていた。

 

「今年の九校戦はイレギュラーもなく、順調に進んでるわね~お゛っ❤」

「んくぅっ❤ このままぁ、最後までいくと、イク、とぉ……イクッ❤」

「はふぅ……いつも橘君にアナルファックされてる雫さんの気持ちが分かったかも❤」

 

 いつの間にか集団アナルオナニー会場となっていた食堂は、雌奴隷達の喘ぎ声とアナル汁の匂いが充満して薄れることは無かった。

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