冬休みが終わり、今日から三学期。今日からA組に留学生が来るという話で教室中は持ち切りになっていた。そんな中、達也は他人事のようにいつも通り端末で論文を読んでいた。
とはいえ、達也のような超然としたスタンスの奴は少数派。エリカを始めとした物見高い連中は、さっそく休み時間に教室を抜け出すと情報を仕入れて戻って来た。
「キレ―な金髪の美少女だったわぁ」
「ホントに見に行ったのかよ」
「まぁね~。人だかりがすごくって、遠目からだけど」
「オメーでも遠慮ってモンを知ってたんだな」
レオの揶揄いにキチンと反応するエリカ。と思えば次の瞬間、カエルの鳴き声のような音を発して、喉を押さえたレオが前のめりに倒れ込んで悶絶した。エリカ、丸めたノートが得物でも突きは酷いと思うぞ。
「転校生すら想定していない魔法科高校だからな。そこに留学生が来るとなれば好奇心も湧くだろう」
「そうかもね。でも今回はそれだけじゃないみたいだ」
そこで話の輪に入って来たのは、、ちょうど幾何準備室から戻って来た幹比古だった。
「一高だけじゃなく、大学の方にも共同研究名目で何人か来てるらしいって、ウチの門人が話してたよ」
「大学ねぇ。去年の横浜の件で飛行魔法が使われたって話もあるし、その辺りの探りを入れて来たんじゃないか?」
「その可能性もあるね」
俺の適当な意見に幹比古が肯定すると、達也達も無言で頷いた。
「そうなると、A組に来た留学生も……」
「レオ、それ以上は言うなよ」
悶絶から復活したレオが何か言おうとしたところを、達也が止めた。その続きは『留学生もスパイってことか?』辺りだろう。それは思ってても言っちゃあダメだろ。
「レオ、僕達も同級生として付き合って行かなきゃいけないんだから……」
「付き合うって、そいつA組だろ? 接点無いんじゃねーの?」
「あのねぇ……A組には深雪がいるでしょ。いと珍しい留学生と生徒会副会長よ。留学生が学校に慣れるまで、生徒会役員の深雪が面倒見ることになるのは確定。そうなったらあたし達も無関係じゃ済まないわよ」
幹比古から指摘されたレオが何とか反論しようと試みたが、エリカに一刀両断されてしまった。そしてぐうの音も出ないレオの横で、達也も『そうだろうなぁ』という顔をしながらため息をついていた。
そしてその『関わり』とやらは、予定通り早くやって来た。
「ご同席させてもらっていいかしら」
待ち合わせをしていた学食で、やって来たのは深雪、ほのか、雫の三人……ではなくもう一人、金髪碧眼の少女も一緒だった。その姿を見て、俺は心の中でニヤッと笑った。
(やっと来たか……アンジェリーナ・クドウ・シールズ)
彼女こそ、達也のことを探りに来たスターズの総隊長、そして俺が雌奴隷にしようと目を付けていた女だ。
流暢――ややアクセントがあれだが、それでもキチンと通じるレベル――な日本語で尋ねると、一瞬達也が『おやっ?』みたいな顔をしたが、すぐにいつもの顔に戻って
「もちろん、どうぞ」
と、ざっくばらんに応えた。
シルヴィのところへ行った時に説明したように、彼女は達也達が初詣に行った日枝神社に赴いている。その時に見掛けたんだろう。
「リーナ、まずはお皿を取ってきましょう」
「お皿……ああ、食べ物、という意味ね」
深雪に促され、A組メンバーは配膳のカウンターへ。その先でもざわめきが起こっていた。
「あの二人が並ぶと迫力あるわねぇ~」
「エリカの言った通り、美少女だったな」
「でしょ~? あっ、潤ってば色目使おうとした? だ~めなんだ~」
そう言って俺をおちょくってきたエリカが、流れで俺に耳打ちする。
「(あの子が次のターゲット?)」
「(ああ。深雪と一緒に堕とすつもりだ)」
「(へぇ、とうとう深雪も堕とすんだぁ。楽しみ~♪)」
そして顔を離すと、お互いニヤッと口角を上げた。その後エリカが美月に耳打ちすると、ニッコリ笑顔が返って来た。反対なんてしないだろうが、美月も大歓迎ってことなんだろう。
「お待たせしました、お兄様」
「ご紹介しますね」
トレイを持って戻って来た4人が座ると、ほのかが少女の方を向いてそう言った。
「アンジェリーナ・クドウ・シールズさん。もうお聞きとは思いますけど、今日からA組のクラスメイトになった留学生の方です」
「リーナと呼んで下さいね」
金髪を軽やかに揺らして座ったまま一礼すると、リーナは目を細めて華やかな笑みを浮かべた。
頭の両脇にリボンでまとめた波打つ金髪、ラノベの挿絵やアニメで見た通りだな。そして身体付きも深雪に負けず劣らずボンッキュッボンッで、セックスしてくださいと全身でシャウトしてるようだ。
そしてリーナの自己紹介に対して、こちらも達也が先陣を切って会釈を返した。
「E組の司波達也です。深雪と区別がつかないでしょうから『達也』でいいですよ」
「あたしは千葉エリカ。エリカでいいよ、リーナ」
「私は柴田美月です。美月と呼んで下さい」
「オレは西城レオンハルト。レオって呼んでくれ」
「吉田幹比古です。僕のことも『幹比古』でいいよ」
「橘潤です。俺も潤でいいかな」
「エリカ、ミヅキ、レオ、ミキヒコ、ジュンね。よろしく」
達也を筆頭にE組メンバーが自己紹介すると、聞き返すことも無く全員の名前を一度で覚えたようだ。
「ミキヒコって言い難いでしょ? ミキって呼んじゃっていいわよ」
「ちょっとエリカ!?」
幹比古の発音が怪しかったのを目ざとく見つけたエリカが提案すると、幹比古が慌てて止めようとした。が、時すでに遅し。
「あら、そう? じゃあお言葉に甘えて、ミキ、でいいかしら?」
『良かった』と言わんばかりにそう言われて、幹比古は否とは言えなかった。エリカもひっでぇことするなぁ。止める気もないけど。
その後は平穏に……とは言えないものの、特に大きな事件もなく昼休みは過ぎて行ったのだった。
(平穏で無かったのは、達也が『もしかして九島閣下のご血縁かい?』とか、『アンジェリーナの愛称は普通『アンジー』だと思うんだが、俺の記憶違いか?』など、ちょくちょくリーナに揺さぶりをかけていたからだが)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
昼食を食べ終わり、E組メンバーと別れたA組メンバーが教室に戻ろうとしたところ、リーナが歩みを止めた。
「ご、ごめんなさいミユキ、ちょっと……」
「どうしたの、リーナ?」
困ったような顔をするリーナに首を傾げていると、深雪に近付いて耳打ちした。
「パ、
「あ、ああ。ごめんなさい、案内するわね」
本来ならさりげなく前を通って教えるべきことを忘れていた深雪は、赤くなるリーナに謝りながら近場の手洗いに連れて行った。
「ここまででいいわ。帰り道は覚えたから」
「そう? それじゃあまた教室で」
「ええ」
深雪と別れるとすぐ、リーナは個室に入った。そしてスカートを捲り、タイツとショーツを下ろすと
「んんっ❤」
声が漏れないようにスカートの裾を咥え、秘所の周りを指で擦り始めた。最初は前後に動かしていただけの指が徐々に割れ目の中に入っていき、リーナの愛液が泡立つように音を立てる。
「んふぅぅぅ❤ ふぅぅぅぅぅっ!❤」
(どうしてワタシ、こんなことを……)
リーナがオナニーをするのはこれが初めてではない。むしろ1月に入ってからずっと、彼女は毎日オナニーをしているのである。補佐役である、シルヴィの指示によって。
『いいですかリーナ。今回の任務は長期戦になるかもしれません』
『それは分かってるわ』
『そしてリーナの潜入先は学校。何かあっても簡単には人の輪から抜けることは出来ません』
『確かにそうね』
シルヴィの話に納得して頷くリーナ。
『ですから、突然性欲が高まったとしてもそれを解消することが出来ないケースも起こり得ます』
『せ、性欲って……それに解消?』
『オナニーです』
『お、オナッ……!』
まさか補佐役からそんなセリフが出て来ると思っておらず固まるリーナに、シルヴィがさらに畳みかける。
『ですからリーナには今後、決まった時間にオナニーをしてもらいます。そうして定期的に性欲を解消することで、突発的な事態を発生しにくくします』
『な、なるほど……』
(が、学校でスるのが、こんなに気持ちいいなんて……!❤)
アブノーマルなシチュエーションで興奮したリーナはポケットから小瓶を取り出すと、中に入っていたローション(シルヴィが用意した物、媚薬入り)を指に絡めてさらに深く、膣の中ほどまで入れて掻き混ぜる。クチュクチュという音がトイレ中に広がり、もはや声を抑える必要性を感じなくなったのか、咥えていたスカートを離して甘い声を上げ始めた。
「気持ちいい……気持ちいいぃ❤」
一度タガが外れてしまえば、リーナの指が止まることはない。水音が段々と大きくなり、それに比例するように喘ぎ声も大きくなっていく。女子トイレに入らなくても、前を通りかかっただけで聞こえてしまいそうなほどに。
「あぁぁぁんっ❤ おマンコ……男の人のおチンポが入る場所、気持ちいい……❤」
そう口にした瞬間、リーナの脳裏にさっき会ったばかりの男性陣が思い浮かんだ。いや、正確にはその中の一人……
「ジュンの……ジュンのおチンポが欲しいのぉぉぉぉぉ!❤」
一際大きな声で望みを口にすると、リーナの脳内では潤が指で彼女の膣を愛撫して苛めてくる。初めて会ったはずの人間に犯されているはずなのに、それがとても気持ちがいい。
「どうしてぇ……ジュンのおチンポでジュポジュポされるの想像すると、いつもより気持ちよくなってるのぉぉぉ……!❤」
今彼女は、潤に正常位で犯される妄想に浸っていた。その妄想が指を動かし、それが快感になって妄想をより鮮明にするというスパイラルに陥っていた。そこから抜け出す方法は、一つしかない。
『リーナ、中に出すぞ』
「出してぇ! ジュンのおチンポ汁、
妄想内の潤に膣内射精されると同時に、現実のリーナも潮を吹きながら果てた。ガクガクとガニ股だった足が震え、ズルズルと便器の上に座り込む。
「はぁ……はぁ……❤」
息も絶え絶えなリーナが最初に思ったことは『スターズを辞めて、潤の女になりたい』だった。それを頭をブンブンと振ることで、リーナは甘い妄想を振り払う。
「何を考えてるのよ……。ワタシの任務は、日本の非公認戦略級魔法師の捜索。そのために、容疑者であるタツヤに近付いたんじゃない。今は任務に集中……」
自分に言い聞かせると、ローションと愛液でヌルヌルになった指と股間をトイレットペーパーで丹念に拭き取り、次の授業に遅れないよう急いでA組の教室に向かうのだった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
リーナが意識改変によって潤をオカズにオナっていた頃、深雪は別のトイレの個室にいた。
「んあぁぁぁぁっ!❤」
そして深雪もリーナと同じように、意識改変によってオナニーを強制されていた。ただしその指は前ではなく後ろ、つまりアナルをほじっていたが。
「橘君のおチンポで、深雪のケツマンコっ、ズポズポしてくださいぃぃぃぃぃ!❤」
遡ること半年前、九校戦のミラージ・バット決勝戦で愛梨と一緒に犯されたことを深雪は覚えていない。しかし体は今もしっかりと覚えており、今回の改変によってその記憶が蘇り、深雪は尻穴から下品な音を奏でながら腰をヘコヘコと振っていた。
「どうして、お兄様ではなく橘君が……んんっ!❤」
敬愛する兄よりも、ただのクラスメイトである
「お兄様、申し訳ありません❤ 深雪は淫らな女です。橘君のおチンポを想像しながらアナルオナニーをする、淫乱なメスなんですぅ❤ おほぉぉぉぉぉぉぉぉ!❤」
乳首を抓んでコリコリしていた指も下半身へ伸び、両手を使って下の穴を両方攻め立てる。ジュボジュボという水音と、ブポッブポッという放屁のような音の二重奏が響き渡る中、涎を垂れ流しながら恍惚な笑みを浮かべる深雪は、本人の申告通り淫乱なメスにしか見えないだろう。
「おマンコにもっ、ケツマンコにもっ、橘君のおチンポが欲しいですぅぅぅぅ!❤」
指の数が1本から2本へと増え、抽送されるたびに愛液と腸液の雫が便器の水面に落ちて波紋を立てる。
そして深雪も限界に達したのか、最後に両手の指を出来る限り奥に突き入れると
「おほぉぉぉぉぉぉぉ!❤ イグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!❤」
普段の清楚な声とはかけ離れた、牝豚のような声を上げると、深雪は弓なりに腰を反らして絶頂を迎えた。
そして奇しくもリーナと同じように『潤の女になれればどれほど……』と頭を過っていた。
「それは許されないわ……。私は四葉の人間、橘君を危険に晒すだけ……」
そこに、達也への想いが理由として含まれていない。兄妹という関係云々ではなく、すでに達也ではなく潤しか異性として見ていないのである。そのことに、深雪は気付いていない。
「急がなきゃ……次の授業が……んふぅ!❤」
2穴と指を丁寧に洗い、匂いが残っていないことを確認した深雪はA組の教室へ急ぐのだった。
来訪者編終わったら?(インフィニット・ストラトスは絶対やる。サブとして何やろう?)
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