広いお部屋にお引越し(エイミィ、美月、ほのか)
西暦2095年7月。第一高校では1学期の定期試験が先日終わり、生徒達の意識は夏の九校戦に向かっていた。
前回から出てきていた九校戦というのは、日本各地に存在する第一から第九までの魔法科高校が集まって、魔法勝負を繰り広げる競技大会っていう認識でいいと思う。正式名称は覚えてない。そしてこの競技大会には本戦と、一年生のみが参加可能な『新人戦』なるものがあり、第一高校では定期試験の成績上位者が選手として選ばれるようになっている。
そうすると、定期試験の結果が気になるところだが、これがまた一波乱あったわけだ。成績優秀者は学内ネットで氏名を公表されてるから、誰でも見れるし。
■総合成績(理論・実技)
一位、A組、司波深雪
二位、A組、光井ほのか
三位、A組、北山雫
それ以降も一科生が上位を独占していた。そりゃそうだ、ここ魔法科高校なんだし。ただこれが、理論だけになると話が変わって来る。
■理論成績
一位、E組、司波達也
二位、A組、司波深雪
三位、E組、吉田幹比古
我らがお兄様、達也が二位の深雪を10点以上引き離してダントツ一位だったのだ。これには教師陣も頭を抱えた。普通は実技が出来なければ、理論も十分理解できないはずなのに、達也の結果はその常識に真っ向から喧嘩を売っているんだから。一応俺も上位二十位内には入ってはいるが、それでも達也のインパクトが大きいのか、吉田共々話題には上っていない。
「達也」
「レオか。それにどうしたんだ、みんな揃って」
俺を含めたE組面子が生徒指導室の前で待っていると、教師陣から解放された達也が驚いた顔をしていた。
「そりゃこっちのセリフだぜ。突然生徒指導室に呼ばれるなんて、何があったんだよ?」
「もしかして、この前のテストの結果についてか?」
「テスト?」
「ほら、達也の成績、理論がめちゃくちゃ高かっただろ? だから先生達、達也が実技で手を抜いたんじゃないかって疑ってるんだろうよ」
「ああ、潤の言う通りだ。実技試験のことで訊問を受けていた」
達也が肯定すると、レオもエリカも不機嫌そうに目を細めた。先生達も、なんでわざわざ手を抜くなんて考えに行きつくんだか。むしろ理論の方でカンニングを疑うのが普通じゃねぇのか?
「それで結局、誤解は解けたのか?」
「一応な。その代わり、魔法工学に力を入れている第四高校への転校を勧められたが」
「転校、ですか?」
「なにそれっ、つまり自分達の手に負えないから、達也君に出て行けって言ってるようなもんじゃない!」
「どうどう、エリカ。で、達也。もちろん転校する気はないんだろ?」
「ああ。もちろん断った」
でしょうね。達也が深雪を放って転校するとは思えんし。まあ今後どうなるかは分かりませんが?(ニチャァ
そうして教師陣への愚痴を口にしながら教室に戻っていると、レオが思い出したかのように言った。
「そういや、もうすぐ九校戦の時期じゃね?」
「前に深雪さんがぼやいていましたよね。作業車とか工具とかユニフォームとか、準備するものが多いって」
ブランシュ事件からこっち、昼食を深雪、ほのか、雫の三人と一緒に食べることが多くなったが、そのたびにぼやいてた気がするな。
「それで深雪自身も出場するんでしょ? 大変ねぇ」
「深雪なら新人戦でも楽勝っぽいけどな。その辺どう思ってるんだ、"お兄様"?」
「お兄様はやめろ。ただそうだな、深雪が全力を出して勝てない相手はいないだろう」
「うわっ、言い切ったよ」
「さっすが達也君、深雪第一なところは相変わらずね」
達也の即答にレオとエリカが揶揄う構図は、E組の教室に戻るまで続いた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
突然だが、ブランシュ事件から今日までの間、変わったことが2つある。
1つ目はマンションの部屋について。元々雌奴隷達をお持ち帰りする想定で3LDKの部屋を使ってたんだが、俺を含めて6人もいるとわりと手狭に感じてきたのだ。そして今後も人数が増えることを考えると、ここらで引っ越しをしようと決意したわけだ。
「あ、おかえりー」
マンションのエレベーターのドアが開くと、その目の前でエイミィが出迎えてくれた。
俺は前の部屋を引き払うと、金と改変能力を使いまくって同じマンションの最上階と直下の2フロアを丸々拠点に仕立て上げた。エレベーターからは専用の鍵を挿し込まないとボタンが反応せず、最上階に至ってはエレベーターからは行けず、直下の階から階段を使わないと辿り着かないようになっている。とはいえ、現状直下階だけで6人生活が出来ていて、最上階は魔法の訓練場みたいになっている。魔法用の射撃スペースは雫監修で、なんでも九校戦の種目にもある『スピード・シューティング』に近いものにしたんだとか。
2つ目の変更点は、雌奴隷にする人数についてだ。最初俺は、一高の生徒だけをお持ち帰りしようと考えていた。けれど前回の異世界渡りで別荘世界を見つけたことで、もっと雌奴隷を増やせる算段が付いた。それなら取捨選択なんかせず、チンポの赴くままにテイクアウトするべきだと思い直したのだ。詳しく言えば、遥ちゃんを始めとした、一高の生徒外の女達だ。これからはそういった女達も積極的にお持ち帰りしようと思う。この広い部屋に、マンコがズラっと並ぶ光景を今から想像して、股ぐらがいきり立つのを抑えられん。
「あっ、ご主人様ってば元気だね♪ はむっ……ぢゅるっ、ぢゅるる、じゅぱっ、ぢゅるうっ❤」
俺が妄想で勃起したのを見つけたエイミィが、玄関前だっていうのにさっそくチンポを咥え込む。口の中に溜めていた唾液を舌を使って丁寧に絡めながら、いやらしい音を立てて口をすぼめて前後に扱き上げる。
「ぢゅるっ、ぢゅっるるっ❤ はぁ……ご主人様のおチンポ、さいこうだよぉぉ❤」
「そうかそうか。ならエイミィ、最後まで頼むな?」
「うんっ! あむっ……ぢゅるるるっ、ぢゅぼっ、ぢゅぼっ❤」
うぉぉっ! エイミィめ、最初の頃からどんどん舌使いが上達してやがる!
「エイミィ、出るッ! 飲んで!」
「うんっ! ひっはいひょうはいっ!」
咥えたまま返事をした際の舌の動きですら気持ちよく、俺はエイミィの頭を軽く押さえた状態で射精した。
「んんっ! んっ……(ごくっ、ごくっ)ぷは~っ❤ ご主人様のザーメン、やっぱりしゅきぃぃ……❤」
亀頭と唇の間に唾液と精液の混ざりあったブリッチを作りながら、エイミィは満足気な笑顔を浮かべていた。
部屋を大きくしたと言ったが、当然他も広くなっている。例えばそう、寝室とか風呂場とか。特に寝室は、キングサイズを3つ並べたような特注のものを用意した。これなら6Pも問題なくすることが出来る。前にやった時は、結構スペースがカツカツだったからな。で、風呂場を大きくした恩恵として――
「どう、ですか?」
「私達のおっぱい、気持ちいですか?」
「ああ、すごくいい」
風呂というより銭湯に近いサイズの湯船に、俺は美月とほのかの三人で入っている。実際には湯船の縁に腰かけた俺のチンポを、美月とほのかがWパイズリしてる状態なんだけど。片方だけでも俺のチンポを包み込むのに十分なボリュームなのに、それをダブルでとか贅沢の極みだ。今もチンポが二人のおっぱいで擦られて、快感で背筋がぞくっとしてるし。
「はむ……っ、んっ、んぅぅ……ちゅっ、ちゅぱっ❤」
「ああっ! 美月ってばズルーい! 私もぉ! んっ……れろっ❤」
フライングで亀頭を舐め始めた美月を非難しながらも、ほのかも鈴口に舌先を這わせる。そこから二人は交互にチンポにしゃぶりつき、じゅぷじゅぷといやらしい水音が浴室内に反響する。
「ん……っ、ちゅるっ、んんっ、じゅる……っ、じゅるるるっ❤」
「ちゅ……っ、んぅぅ……っ、ちゅぱ……ちゅっ❤」
「おぉっ、二人とも、すっごい気持ちいい」
「んふ❤ そうですか? なら嬉しいです❤」
「ご主人様、遠慮せず、出して、くださいね?❤」
ほのかに言われるまでもなく、そろそろ限界が近い。
「で、出る……っ!」
腰を突き出すように動かして、込み上げって来た精を二人の顔に解き放つ。
「ひゃぁぁぁぁんっ! あっつぅい……❤」
「しゅごいですぅ……ザーメンの臭いで、私、イッちゃいそう……❤」
自分の顔にかかった精液を掬い取って舐める二人の姿に再勃起した俺は、浴槽の壁に二人の手を付けさせて、背後からチンポを突き立てた。所謂立ちバックだ。
「お、おぉぉぉっ!❤ ご主人様のおチンポっ、まだこんなにぃぃ❤」
「カッチカチで、おマンコのヒダヒダ、削られちゃうぅぅぅぅ❤」
その後二人に膣内射精した俺は、逆上せて目を回す二人を寝室まで運ぶのだった。
「ご主人様、お風呂でセックスは当面禁止。いいわね?」
「おう……」
まさか、エリカに叱られる日が来ようとは……。
「ところでご主人様。今後はどれぐらい雌奴隷が増えるの?」
「そうだなぁ。とりあえず一高生だけで二人は決めてる」
ベッドの上で横になっているほのかと美月。その隣に座る俺の膝の上に乗ったエリカの胸を揉みながら、俺はそう答えた。
「あんっ❤ もしかして、出場選手?」
「ああ。真由美先輩と摩利先輩だ」
「げっ」
摩利の名前を出した途端、エリカがすごい嫌そうな顔をした。ああそっか、お前と摩利には因縁があったんだったな。
「確か摩利先輩の婚約者である修次さんって、エリカの兄貴だったか」
「そうよ、2番目のね。あたしが千葉家で浮いてたのは知ってると思うけど、それでも次兄上だけは普通に接してくれた。剣の腕もあたし以上で『千葉の麒麟児』なんて言われてるわ。けど、あいつと付き合い始めてから、次兄上は変わってしまった……」
エリカとしては、仲が良かった兄貴を取られただけでなく、尊敬していた人物が女に入れ揚げるように見えるわけか。けどそれなら問題無しだな。
「なら余計に俺が雌奴隷にしなきゃだな。そうすれば摩利先輩と修次さんとの婚約は破談、修次さんは元の麒麟児に戻るわけだ」
「そっか……そうね! よしっ、ならあたしも頑張ってご主人様に協力するわ!」
「おう、その時は頼むな」
エリカも元気になったし、俺も九校戦のスケジュールとか確認しながら計画を練らないとな。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
その日の夜、九重八雲が住職を務める九重寺に、司波兄妹の姿があった。しかし今夜の主役は、達也ではなく深雪。
今年の九校戦で出場が内定している深雪。そして彼女が出場するであろう競技『ミラージ・バット』は『空中に浮かぶ立体映像の光球をバトンで叩き割る』というものであり、この九重寺でトレーニングを行うのが目的なのだ。実際ついさっきまで境内に張られた簡易結界の中で、八雲が操る幻術『鬼火』を深雪が跳躍魔法で飛び上がり叩き割るという動作を繰り返していた。
そして休憩が終わり、トレーニングを再開しようとしたところで
「誰だ」
張り巡らせていた認識ネットワークに引っ掛かった存在へ向けて、達也が暗闇の奥に誰何を発した。するとどこからとも無く、人の気配が浮かび上がって来た。
「おや、遥クン」
八雲が気安く声を掛けた通り、現れたのは一高のカウンセラー、小野遥だった。そして怪しむ兄妹に向けて、八雲が色々と説明を口にする。
「彼女も僕の教え子でね。さらに、公安の捜査官でもある」
「つまり、カウンセラーに偽装した公安の潜入スパイということですか」
「逆よ。元々カウンセラーを目指してた私に、今の上司が接触してきたの。それで第一高校の配属になった後、公安の秘密捜査官になったのよ」
「……なるほど」
私の身分についてはオフレコでお願いね、と達也に頼み込む遥。達也としては、どうせ十師族にはバレてるだろうと思っていたが、そんな考えはおくびにも出さずに頷いておく。
「分かりました。他言はしません。その代わりと言っては何ですが、ブランシュの時のようなことがあった場合は、早めに情報をもらえませんか」
「……分かったわ。ギブアンドテイクで行きましょう」
そうして交渉が成立したところで、八雲が別の話題を振る。
「ところで、遥クンもいるから聞いておきたいんだけど、達也くんのクラスに『橘潤』って子がいるだろう」
「潤ですか? 確かに俺と同じE組にいますが」
「先生、橘君がどうかしたんですか?」
八雲以外の三人が首を傾げる。彼がニンジャマスター、九重八雲が気にするような人物だっただろうかと。
「どうも彼、普通とは違う感じがしてねぇ。僕の気のせいならいいんだけど」
「どうでしょう。俺が知る限り、特に目立つ言動はしていませんが」
「そうですね。私もカウンセラーとして偶に彼と話をしますが、大体司波君を始めとしたE組での話題が多いですね」
「あいつ、そんなことをしてたんですか……」
自分が知らぬ間に話のネタにされていることを知って、達也は何とも言えない顔になった。
「私も特に……いえ、そういえば一つだけ」
そう言って深雪は、以前ほのか達が暴漢に襲われた時のことを話した。
「そんなことがあったのか」
「僕もてっきり、あれは深雪君がやったのかと思ってたんだけど」
「私が駆けつけた時には、すでに暴漢達は地に伏した後でした」
「橘君、そんなに強かったんだ……」
それを聞いた八雲は飄々とした顔は崩さぬものの、目だけは鋭くして顎を掻いた。
「どうやら僕の気のせいってわけじゃなさそうだ。達也君も深雪君も、少し注意した方がよさそうだね」
この時、達也も八雲も気付かなかった。いや、当の遥と深雪も含めその場にいた全員が、潤があらかじめ放っていた広域の改変能力によって『おかしい』と認識出来なかったのだ。
潤の名前が出た途端、遥と深雪の股の割れ目から愛液が溢れ出し、二人が着ていた暗色のツナギの中をしっとりと濡らしていたことを。そして深雪のトレーニングが再開した際、彼女が動くたびにくちゅくちゅと淫猥な水音が境内に響いていたことも。
書いててて思った「3LDKって、6人が住むには狭すぎね?」を解消するため、マネーパワーを存分に使いました。2フロア丸々あれば、今後増えても大丈夫……なはず。
本作を書き始めてから、エイミィがお気に入りになってる件。今回のほのかと美月のように、出来る限りみんな公平に(腹心役のエリカは贔屓)しますが、今後も出番が偏ったら許してヒヤシンス。
八雲さん、惜しい! ニンジャマスターでも、改変能力には敵わなかったよ。そして淫乱の証が体に刻み込まれていく二人。前回のさーやも含め、今後にご期待ください。