『魔法科高校の劣等生』世界
論文コンペを翌日に控え、一高代表と警備チームは午後から京都へ向かった。
本来であれば当日の朝に出発しても問題ないが、京都で開催される年は前日から現地入りするのが伝統になっていた。
「着きましたね、お兄様」
一番最初にバスから降りたのは、生徒会長である深雪だった。予定では今月いっぱい公欠のはずだったが、用事が早く片付いたとのことで雫とともに今日から復帰していた。その後ろを追うように、達也も地に足を付ける。
最後の泉美が忘れ物の有無を確認すると、チェックインを行っていたほのかから鍵が配布され、各々は割り当てられた部屋へ散っていった。
和室よりも安いツイン洋室で、達也は相部屋となった幹比古の前で出かける準備を始めた。幹比古と相部屋になったのはもちろん意図的で、これから達也が不在になるのも承知していた。
「幹比古、後は頼む」
「任せてよ。最後まで手伝えないのは残念だけど」
「俺の任務にそこまで巻き込まないし、情報開示の問題もある。それに……」
「それに?」
言い淀んだ達也に、幹比古が首を傾げる。
「……以前言っていた式神の件がある。何もないとは思うが、学校の皆を頼みたい」
「うん、それは分かってるよ」
達也が口にしなかったのは『お前に手伝ってもらった時、妙にチンポが痛かった』ということだった。言えるわけがない。そして戦闘機人を認識出来なくても、搾り取られれば減るものは減るのであって、痛くなるのは当然である。
「もしかしたら遅くなるかもしれない。その時は連絡する」
「分かったよ。皆には何とか言い訳しておく」
「頼んだ」
達也は愛用の拳銃形態CADをホルスターに差し、それをブルゾンで隠すと幹比古に軽く手を振って部屋を出て行った。
ホテルを抜け出した達也が向かったのは、先ほど居た所よりも一回り小さなホテルだ。そこは黒羽家が仕事の際に常用している――四葉家の息がかかっている――ホテルだった。
「お、お疲れ様です、達也兄さん」
「達也さん、お待ちして、おりました」
ロビーで待っていた文弥と亜夜子は、気のせいか少し顔が赤かった。
「……文弥」
「はい?」
「いくら姉弟とはいえ、女性の扱いは丁寧にな」
「いっ!? いいいい、一体いつから見てっ!」
「文弥っ!」
姉に止められ、ハッと我に返った文弥が達也の方を見る。そして『やっぱりか』という表情を見て、ようやく彼は自分がカマをかけられたと悟った。
「た、達也兄さん!」
「すまん。しかし俺が待たせてたのもあるが、ホテルのロビーで
「……///」
「もうっ、達也さんってば……!」
亜夜子が遮音フィールドを展開しているからと言って、少々揶揄い過ぎたと反省した達也は話を切り替えた。
「それで、準備の方は?」
「バイクは達也兄さんがお使いになっているものと同じ車種を、駐輪場に」
「スーツは防刃・防弾効果付きのものを。ブーツ、グローブ、ヘルメットも戦闘用のものを準備させてあります」
「至り尽くせり、だな」
そう言って達也が思わず笑いそうになったのは、予想を超えた力の入れようによるものか。それとも先ほどまで顔を真っ赤にしていた姉弟が、仕事の話になるなり真顔になったことに対してか。
「それでは、お部屋にご案内します」
亜夜子と文弥が席を立ち、達也も二人の後ろに付いて歩き出した。
用意されたスーツに着替え、ブーツとグローブのサイズを確かめる。スーツも含め気味が悪いほど体にフィットしていることに対して、達也は藪蛇になるかもしれないと質問しないことに決めた。
「どの程度まで絞り込めている?」
言うまでもなく、周公瑾の潜伏場所である。ここに来た本命はこちらであり、今着ている装備類はむしろおまけである。
達也が得た情報が葉山経由で伝えられてから昨日まで、黒羽は周公瑾を探し続けていた。
「ほぼ特定できました」
「さすがは黒羽だな。それで?」
達也の質問に、文弥は少しだけ躊躇した。
「信じがたいことですが……」
「国防陸軍宇治第二補給基地。そこに匿われているとみて、ほぼ間違いありません」
言いにくそうにしている文弥に代わり、亜夜子が答えを口にする。
「なるほど。中々見つからないわけだ」
「っ!」
「た、達也さん?」
ぞっとするような声色に変わった達也に、姉弟の顔が引き攣る。その声が、達也の感情が限界レベルに達した証拠であると、二人とも知っていたから。
「計画は?」
「に、日没と同時に、基地内に進入します」
「そうか……」
そこで言葉を区切り、大きく息を吸って、吐く。そうして、達也の感情が通常に戻ったのを感じたのか、姉弟も浅く息を吐きだした。
「侵入経路は?」
「複数のゲートから堂々と。フェンス越えなどはいたしませんわ」
「もちろん中から逃げ出された場合に備えて、外にも人を配置しておきます」
亜夜子と文弥の説明を聞き、
(人数が心許ないか……)
これ以上巻き込めないと言った舌の根も乾かぬ内だが、幹比古に応援を頼もうか悩んだ達也は立ち上がった。
「文弥、亜夜子、俺は少し戦力を調達してくる。現地で落ち合う余裕は無いかもしれない」
「分かりました。通信は繋がりませんので、時間になったら達也兄さんの判断で突入してください」
「達也さん、お気をつけて」
二人の返事に頷いて、達也はバイクが用意された駐輪場に向かった。
駐輪場には確かに文弥の言った通り、達也がいつも乗っているものと同種のバイクが停まっていた。
「やっほ~、達也君」
だが、そこにいた人間については予想外であった。
「エリカ? どうしてお前がここに?」
そこにいたのは、深雪達と一緒に公欠していたエリカだった。しかも彼女は一高代表でも無ければ生徒会メンバーでもなく、警備チームですらない。そんな彼女が、どうしてここにいるのか。
「達也君知ってる? ウチって、警察や軍の話が色々聞こえてくる家なんだよね~」
「……それで?」
「大陸の方術師、捕まえに行くんでしょ?」
「……はぁ」
ニカッと笑うエリカに対し、達也は額に手を当てため息をつくしかなかった。どう見ても、一枚嚙もうとしていることは明白だった。
もちろん周公瑾の情報について、千葉家は全くの無関係である。別荘世界に戻ってきた際、潤から『俺が戻るまでの暇潰しにどうだ?』と教えられ、面白そうだからと乗っただけだったりする。
「国防陸軍宇治第二補給基地だっけ?」
「そこまで知って……それでも付いて来るのか?」
「もちろん! 最近腕が鈍ってそうだから、ちょうどいいわ♪」
そう返されて、達也は早々に説得を諦めた。そして伝統派から入手した情報を響子に、延いては国防軍にも伝えたのは失敗だったと反省した。そして図らずも、情報の裏付けが取れたのだった。
「さあ、早く行きましょ!」
「……エリカ、バイクの運転は出来るのか?」
「心配ご無用よ!」
そこまで言うならと達也はバイクに跨ると、
(あの服装で乗るのか?)
ブラウスにショートパンツ姿のエリカをちらりと一瞥だけして、目的地に向かって走らせた。
そして、運転するには不向きであろう服装で自分と同じサイズのバイクに乗って後ろを追うエリカの姿を見て、達也は心の中で首を傾げるのだった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
『八男って、それはないでしょう!』世界
平凡な商社マンだった一宮信吾が目を覚ますと、異世界のヴェンデリン・バウマイスター(通称ヴェル)という少年に転生していた。
貴族の家に生まれた……と思いきや、実は辺境の貧乏騎士爵家の八男。何もなければ人生詰みが確定、そんな中で魔法という唯一の才能を頼りに独立を目指す!
というのが『八男って、それはないでしょう!』のあらすじだ。
今回はこの世界で、寝取り托卵プレイをしていこうと思う。原作でもヒロイン達が主人公との子供を産むシーンがあるからね。そこを俺が横取りしようってわけ。
「と言いつつ、まずは前菜からいただいていこうか」
最初に訪れたのは、本丸のバウマイスターの館だ。
「ここをバウマイスター騎士爵様のお屋敷と知って――」
「そういうのいいから、【当主様に会わせて】」
「はい……」
門前で使用人に催眠術紛いの改変をかけて、あっという間に現当主、つまり主人公ヴェルの父親であるアルトゥル氏とご対面。
「何用――」
「四の五の言わないで、【俺の言うことに従ってくれ】、な?」
「ああ、分かった……」
そしてその日の夕食時に、アルトゥル氏からバウマイスター家の面々に紹介された俺は
「【俺の言動には疑問を持たず、必ず従うこと】、いいね?」
「はい……」
「分かりました……」
「お前に従う……」
原作では無能な『お山の大将』である長男のクルトを始め、全員が俺の意識改変によって都合のいい駒となった。もちろん、主人公のヴェルもだ。
さて、どうしてこんな初手から、ヒロイン達が登場する前から意識改変をしたのか。それはだねぇ……
「クルトよ、お前の妻になる者が決まった。マインバッハ騎士爵家の次女アマーリエだ」
アルトゥル氏が宣言した通り、来週にアマーリエ・フォン・マインバッハが嫁入りにやって来るのだ。つまり、彼女が寝取り托卵第一号というわけだ。アニメ版の彼女すごく好みだったから、是非とも孕ませたい。
それからあっさり1週間。長い山脈越え(バウマイスター領って、マジで辺境というか陸の孤島なんだよね)の後、ようやく到着したアマーリエとその護衛一行が到着し、教会の老神父が取り仕切る結婚式が行われる。
アマーリエの年齢は18歳だったか。実家から豪華なドレスを誂えてもらったみたいだが、あんなゴミ屑へ嫁に行くとは可哀そうに……俺が寝取ってあげなきゃ(使命感)
「それでは、誓いのキスを……」
老神父がそう言ったところで
【誓いのキスは、橘潤と新婦が行う】
残念でした~! クルト君にはおマンコどころか、唇すらあげませ~ん! というわけで
「アマーリエ、舌を出して」
「はい……❤ えろぉ……んん……❤」
純白のドレスに身を包んだアマーリエに舌を出させ、自分のものと絡めるように唇を奪う。ついでに抱き締めるフリをして尻を揉みしだくが、誰も指摘どころか不審にも思わない。だって俺の言動は全て正しいって刷り込まれてるから。
「んっ……くちゅっ、ぷはぁ❤」
「ふぅ、ごちそうさま♪」
時間としては20秒近く。これからセックスでもするかのような濃厚キスを終え、アマーリエとの間に唾液の糸を引きつつ神父に式を進めるよう視線を送る。
「か、神の祝福があらんことを……」
「……」
クルト君は特に何も感じてないようですね~。ヴェル君は……ははっ、前屈みになってやんのw 前世の一宮信吾君はモテなかったらしいから、ちょっと刺激が強過ぎたかな?w
その後は粛々と式が終わり、新郎新婦は初夜を過ごすために寝室へ……ところがぎっちょん!
「クルト、【お前はアマーリエと初夜を過ごした気になって寝ろ】」
「ああ、分かった……」
「アマーリエは【俺と中出しセックスして、子供を孕め】」
「承知しました」
二つあるベッドの内の一つに寝転がると、クルトはあっさり寝付いた。そうそう、そのまま翌朝まで起きちゃダメだよ~。
「それじゃあアマーリエ、これからお前に無責任種付けセックスするからな」
「はい、よろしくお願いします❤」
披露宴で向けていたのと同じ笑顔のまま、着ていたネグリジェを脱いでベッドの脇にかける。残っているのはドレス用の手袋とガーターベルトに吊られたソックスだけ。ショーツもブラもしていないほぼ裸体が目の前に立っていた。
そんな彼女をじっくり観察していく。乳首と乳輪が少し汗ばんでるのは緊張からかな? マンコは綺麗な色をしている、当然の新品だ。けど、あんまり濡れてないな。これまでの雌奴隷達みたいに、最初から濡れ濡れとはいかないか。
「よし、まずはマンコを濡らそうか」
「あ……あぁんっ!」
アマーリエを後ろから抱き締めると、左手で乳首をイジメつつ右手の指で割れ目の何度も往復させる。
「あんっ、あぁぁっ!」
「気持ちいいか?」
「分か、りません……でも、貴方の指が動くたびに、腰に、甘い痺れが、くるんですぅ……」
「それが気持ちいいってことだ。もっとそこに意識を集中させろ。声を我慢するな」
「は、はいぃ……んあぁっ! あぁぁぁぁんっ!❤」
正真正銘の処女であるアマーリエ。経験皆無で初めて味わう感覚に、彼女の足がガクガクと震える。崩れ落ちそうになるのをベッドに手を伸ばして支えながら、腰、というより尻を俺の肉棒に擦りつけてくる。いい塩梅に感じてるな?
「アマーリエ、俺のチンポ欲しいか?」
「欲しいぃ……欲しいですぅ……私のおマンコに、子種をいっぱいください❤ 貴方の子供、孕ませてぇ❤」
「いいぞ、そのためにここまで来たんだからな」
「きゃっ!」
空いているベッドにアマーリエを寝かせ、足を持ち上げる。まんぐり返しでヒクヒクと物欲しそうにしているマンコに向かって、覆いかぶさるように肉棒を挿入していった。
――グチュゥゥ!
「あ、がっ!」
「アマーリエの処女膜、俺がもらった」
「はい……はい……!」
種付けプレスの体勢でアマーリエの顔を覗くと、最初に漏らしていた破瓜の痛みは無く、雌特有の快感漬けなトロ顔を晒していた。いやぁ、やっぱりエッチな子でしたねぇ。
「これからお前に、俺の子種を注ぎ込む」
「はい❤」
「以降は俺以外とのセックスを禁じる。体面上は夫のクルトともだ」
「もちろんです❤」
「……義弟であるヴェンデリンともだ。いいな?」
「承知しております❤ クルトはもちろん、もしヴェル君が近付いてきたら金玉蹴り飛ばします❤」
「よろしい♪」
原作では、クルトの死後に色々あってヴェルの愛人枠になるアマーリエだが、この世界では俺の独占だ。女性キャラに、原作主人公に対する罵倒や否定を言わせるのってた~のし~♪
――ズプッ、ズポッ、グッチュッ、ジュボッ
「あぁぁぁん! 気持ちいいです! 膣奥の子宮が疼いてるのぉ! 貴方の子種、ご主人様のザーメン欲しいってパクパクしてるのぉ!❤」
「アマーリエ! もっとマンコ締めろ!」
「はい! お゛お゛お゛っ!」
「いいぞ! その調子だ!」
アマーリエがオホ声を出すごとに、マンコの入口がキュッと締まる。そして締まっては緩んでを繰り返すもんだから、どんどん精液が亀頭の方に押し上げられる感覚に襲われる。何が言いたいかというと、すげぇ射精したくなってきた。
「アマーリエ出すぞ! しっかり孕んで托卵しろ!」
「はいっ! 孕みます! ご主人様との子供、クルトとの子供として産みますぅ! バウマイスターの血筋、ここで終わらせますぅ!❤」
無いとは思うが、逃げ出さないように足をガッチリと掴み、のしかかるように腰を彼女の尻に叩きつける。パンッパンッと小気味いい音が室内に響き、俺も彼女も限界に達した。
「出すぞぉ! おっ!」
「ああっ、熱いの出てるぅぅぅぅ!❤ んおっ、んあぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!❤ おぶぅ、んふぅぅぅ❤」
子宮と亀頭をキスさせての射精をしつつ、またもや彼女の口内を舌で蹂躙した。エロ技術やマンコの締りはエリカ達の方が圧倒的に上だけど、偶にはこういう『普通のエッチな娘』を犯すのも楽しいな。
「そうだそうだ、最後にこれをやっとかないとな」
【俺に中出しされたアマーリエは、100%俺の子を孕む】
元々かけてた【橘潤は射精時、任意で避妊・孕ませが出来る】っていう改変があるんだが、ここは万全を期して重ね掛けをっと。
「ご主人様ぁ……❤」
「いっぱい種付けしてやったからな。絶対孕めよ?」
「はいぃ……❤」
中出し(しかも多分初の孕ませ)をしてスッキリしたと思ってたら、そろそろ夜が明けそうだ。というかこの世界もだけど、中世風の世界って朝が早いんだよね。日の出=朝だから。
「そんじゃ、俺はお暇するよ。今腹にいるのが産まれたら、また相手してやるからな」
「はい、お待ちしております……❤」
夫ではない人間に孕まされてニッコリ微笑むエロ夫人に手を振って、俺は寝室を後にした。
確か原作開始時点で、クルトとアマーリエの間には二人子供がいたんだよな。ってことは、来年辺りまた来ればいいか。
翌月、アマーリエの妊娠が発覚。アルトゥル氏は後継ぎが生まれて安堵し、それによって予備として飼い殺しになっていた次男ヘルマンも、分家へ婿養子になることが決まった。
翌年、待望の長男が生まれた。さらにその翌月、2人目の妊娠も確認され、バウマイスター家は安泰であると喜ばれた。
「あぁぁんっ❤ ご主人様ぁ、もっと私のおマンコで気持ちよくなってくださいませぇ!❤」
「1人目を産んだのに、まだまだマンコは緩んでないな。いい扱き具合だ」
「ありがとうございますぅ❤ んはぁ! おマンコの入口、痺れるぅ!」
この世界の技術では、バウマイスターの血は一滴も入ってないことなんて、知りようもないのだから。
九島光宣も一条将輝も出番カットしたため、暇になったエリカに出てもらいました。
次回はエリカが歩兵をばっさばっさ峰打ちしつつ、達也に戦車を分解してもらいます。
周公瑾の死に方については……まだ考え中だったり。
托卵ネタは難しい。
最初にアマーリエを狙ったのは、CVがゆかな様だからですが何か?
とりあえず現状、エリーゼとイーナ、ルイーゼの三人は孕ませる予定です。ヴィルマ以降は……これも未定です。