月が導く異世界道中(巴、澪)前編
この街一番の市場の大通りは、比較的静かな朝を迎えていた。朝焼けに包まれたまだ冷たい空気が残る通りだが、朝の買い物客を逃さないためにと仕事が早い所は店をすでに開けて、商品の売り込みをしていた。まだ日が昇ったばかりのこの街一番の市場通りは昼の頃のような活気や人通りはないため、この時間帯にここを訪れるのは近所に住む人込みを嫌う主婦や依頼帰りの冒険者たちがほとんどであった。
それでも今日はいつにもまして人通りが少ないのは、休日明けで物が必要な者たちはほとんど前日に買い物を済ませたか、財産を飲みに使ってしまっていたからだろう。
だがそれはある意味市場にいた者にとって幸運だった。なぜなら、もし昼のように大衆で賑わっていたら、今目の前で通りを歩く誰もが振り返ってしまうほどの色気と美貌を持った、二人の美女を満足に目にすることなど出来なかっただろう。
市場にいた者は皆ほぼ無意識にそのただ観光しているだけの二人の美女に道を開け、二人が歩いてきた後にはまるで大名行列でも通った後かのように人が端に避けていた。
彼らの中の本能が、この二人の美女の邪魔をしてはけないと、それどころか、今すぐこの場から逃げなくてはならないと警告している。ただ歩いているだけでこれほどの恐怖と畏敬を醸し出す二人の正体を知る者はこの場にいない。それを知るのは彼女たちの主である少年だけであるために。
だが、それは知らなくて幸せだっただろう。もし彼女たちの正体を知れば、この市場は一瞬にして悲鳴と怒号が飛び交う混乱の坩堝と化していたのだから。
「なんだ、この街の市場は。市場と言うくせにずいぶんと静かなものじゃな。儂はもっと騒々しいのを想像していたのだがのう」
美女の一人、腰まである綺麗な青い髪と赤い爬虫類のような目をした女性が、その静けさの一因が自分にあることも知らずに口を開く。
肩と胸の上部を露出した大胆な緑色の着物を着たその美女は、世の男全てが魅了されるようなその豊満な胸を歩く度に揺らし、彼女への恐怖で身が竦む男たちでさえ、思わず畏怖を忘れて視線を無意識に釘付けにさせてしまう。
それだけでも男を刺激するには十分な恰好だというのに、本来なら着物をきっちり巻くことで一切の露出を無くす下半身の部分を大きく開き、前面の部分を布一枚だけで隠しているだけで、その美しい白い太股を大衆に見せつけていた。恐ろしきは、それが男を誘うための衣装ではなく、彼女にとっての普段着であり、本人からしたら一切そういった意味を含んでいるつもりはないことか。
だがそれも彼女の正体を考えれば仕方ない事。彼女は「巴」と仲間内からは呼ばれているが、かつての名を「無敵の蜃」
太古の昔から世界に存在する竜の一柱であり、その中でも二番目の実力を持つ、文字通り人間とは隔絶した力を持つ存在である。
それほどの存在からしてみれば、この男を誘っているとしか思えない恰好も、動きやすい服装以外の他意はないのだろう。
「まだ明け方ですもの、静かで当然ですわ。喧噪を感じたいなら、またお昼時に来るのがよろしいかと」
そんな彼女の独り言に応えたのは、黒い髪を肩口で揃えた、奥ゆかしい雰囲気を持ったまさしく大和撫子の見本のような女性だった。隣を歩く巴と真逆に、黒と赤の着物を見本誌のようにきちんと着こなした姿からは、顔以外の一切の素肌を見る事はできない。
しかし、その美貌は巴と言う美女と比べても欠損なく、むしろ幻想的な雰囲気を纏うその立ち姿が、巴とはまた違った魅力を男たちに与えていた。歩くだけで月夜の美しさを見る者に与える彼女の雰囲気は、男だけでなく女でさえもその心を奪い去る。所作と美貌でもって万人に彼女こそ女性の理想像の一つであると納得させるその美女を何という。
彼女の仲間内での名を「澪」
元の名を「災害の黒蜘蛛」
あらゆる場所に現れ、あらゆる生き物を食い殺した正真正銘の怪物。
彼女が今の人間体に姿を変えたのは最近の事であり、各地では未だに「災害の黒蜘蛛」の名は絶望の代表として知られ、その到来を恐れられている。だがそんなことは露知らず、澪は自身を支配していた飢餓から解放され、以前のような暴食が必要ない存在へと変わりその苦しみから解放してくれた少年に忠誠を誓っている。
誰もがその二人の美しさと色気に目を奪われ、しかし誰もがその存在に近づくことを恐れていた。近づけば太陽に魅入られて蝋の羽を溶かしたイカロスの如くその命を落とす事を本能で感じ取っていたが故に。
美女と見れば恐れ知らずにナンパするような勇敢と蛮勇を勘違いした愚かな三流冒険者やチンピラでさえ、その二人を前にそんな馬鹿な行為をしようとは思えなかった。
彼女たちは人の形を持った太陽なのだと誰もが無意識かに理解した。誰をも魅了する存在で、遠くから眺める分には安全で美しいが、少しでも近づけばそれこそイカロスのように──────
「よお、そこの美しいお嬢さん方。もしお暇なら俺と一緒にお茶でもしないかい?」
ただでさえ沈黙に支配されていた市場から呼吸音さえもが消えた。
市場に居た誰もが
男たちから見たその少年は如何にも軽薄そうな、下半身で物を考える男特有の雰囲気を醸し出していた。市場にいた子持ちの父親たちが即座に間違っても娘に近づけさせたくないと思えるほどにその少年の纏う空気は最悪であった。
だが一方、その少年を目にした女たちはまるで雷が落ちたように彼に釘付けになり、今すぐ少年を助けなくてはいけないと言う気持ちと二人の美女への恐怖心に板挟みとなっていた。それでも女たちが少年に向ける瞳に負の感情は一つも混じっておらず、それどころか頬を赤らめるその姿は……。
だが二人の美女、巴と澪が声をかけた少年に振り向いた瞬間、そんな各々の思考は一瞬にして消え去った。
【無】
巴と澪が少年に向けた瞳には、話しかけられたことに対する不快感も怒りもまして喜びの感情さえも見る事が出来なかった。先ほどまで二人で談笑していた雰囲気が嘘のように、一切の感情が感じ取れない、およそ人に向けるべきものではないほどに無感動な、まるで少年を路傍の石か死にかけの虫を見るような目で見やったのだ。
それだけで、市場にいた者は皆少年が血を噴いて倒れる様を幻視した。それほどまでの圧が、その瞳に含まれていた。指一本でも動かせばその光景が現実になるのではないかと、誰もが固唾を飲むことさえ出来ず戦々恐々と成り行きを見守ることしか出来なかった。
実際にはまだ五秒と経っていないのに市場にいた件の三人以外の者は何時間もこの場に釘付けになっているような感覚を味わっていた。そして部外者にとっては長く、当事者にとっては10秒にも満たない沈黙を破ってようやく鴉の濡羽色の如き美しく艶を持った髪をした美女、澪が不快そうに鼻を鳴らして首を横に振った。
「私へのその下卑た視線……端的に言って不愉快で気色が悪いですわ。これ以上その醜い顔と声を私の前に晒すようなら、その身の保証は致しません」
それは聴くもの全てに死神の声とはきっとこのような声なのだろうと思わせるほどに冷徹で一切の慈悲が感じられない声色であった。
心臓の弱い者ならそれだけで心停止しそうなほどに恐ろしい威圧を纏う澪の隣で同じほどの圧をその身から迸らせる澄んだ水のような青い髪をした美女、巴もまたその赤い爬虫類のような目を細めた。
「その通りじゃぞ、小僧。そういった目を向けて来る輩には覚えがある。こやつの言葉に従い、今すぐ消えると言うのなら見逃してやろう」
そうしなければどうするか。言外に含まれた意味は誰の耳にも明らかであった。誰もが少年に今すぐ逃げることを願った。それは少年の身を案ずると言うよりも、あの二人の怒りの余波がこちらにまで届くことを恐れての物だった。
だが、銀髪の少年は逃げる事も恐怖に蹲ることもしなかった。常人なら当に気絶してもおかしくないほどの殺気をその身に受けて、ただニヤニヤと人を見下すような笑みを浮かべていた。
「おいおい、そう邪険に扱うことはないだろう。俺はただ、君たちのような魅力的な顔と体をした女性と仲良くなりたいってだけさ。君たちもあんなクソ陰キャより俺の方と仲良くなった方が幸せだよ」
瞬間、巴と澪の体からあれほど迸っていた圧が消えた。
そして次瞬、ビシリッと空間にヒビが入るような音を確かにこの場にいる者たちは聞いた。
そして見た、無感情に少年を見定めていた視線に、憤怒と憎悪の感情が灯っていくのを。
加速度的に、二人の纏う存在としての質量が増していく。殺意が可視化できるほどに高まり、数分前まで早朝特有の静けさとささやかな喧噪に包まれていた市場を地獄の如き異世界へと変貌させていく。
その威圧に、まず小動物たちが意識を失った。恐怖に身が竦み逃げ遅れていた僅かな鼠が地に倒れ、鳥たちが空から転落する。次に気の弱い一般人たちが気を失った。買い物に来ていた年配の主婦や店売りの店員たちが泡を吹いて倒れていく。不幸中の幸いだったのは、この場に心臓の弱い老人や幼い子供たちがいなかったことだろう。
未だ気絶せずにいられたのは二人の怪物から多少離れた所にいた冒険者たちだけであり、それもこれ以上この状況が続けば容易く意識を刈り取られるだろう。
その中で今も下卑た笑みを浮かべる少年の異常さに気づける者はこの場にいない。残った誰もが意識を保つのに精一杯であった。
そしてついに、殺気だけでこの場を支配した恐ろしき美鬼がその手を上げた。同時に少年もゆっくりと二人へと腕を広げて近づいて行く。
市場に血の雨が流れるのは誰の目にも明らかであった。
-x-X-x-
「んじゅる……じゅる……れろっ……んむっ……」
「はむっ……んぐっ……はじゅる……じゅ、ずる……」
数分後、石橋智樹は自身を見上げる赤と黄色の瞳を見ながら最高の気分を味わっていた。智樹の新しい妻に選ばれた二人は、彼の足元でその勃起した肉棒を両側から交互に咥え献身的に奉仕していた。
そんな二人のサファイアと黒曜石のように美しくきめ細やかな髪に手を這わせながら、智樹はこの二人の美女を自分の物とした征服感に酔っていた。
先ほどの市場で巴と澪がその手を振り上げた瞬間、未だ意識を残した誰もが智樹が死ぬ光景を確信した。数瞬後、巴か澪のどちらか、はたまた二人同時に目前の愚かな男を血祭に上げることになると。
だが、現実は彼らの想像を大きく裏切ることになった。
最初に、智樹が未だ生きていることに驚き、次の瞬間、彼らが見てきた中でも最も美しく最も恐ろしい二人の美女が、近づいて来た智樹の腕の中にあっさりと抱き寄せられ、それどころかまるで恋人のように彼に寄り添うと、そのまま智樹に連れられて行く光景に、彼らは文字通り茫然自失するしかなかった。
そして智樹はそんな彼らの目が届かない裏路地まで巴と澪の二人を連れて来ると、溢れる欲望を我慢しきれずに即座に二人に「俺のチンポを舐めろ」と命令した。
本来の彼女たちが聞けば瞬く間にその発言者を炭も残さずに消し飛ばすであろう言葉。ましてや発言者は二人にとって大切な主人であり想いを寄せる少年を目前で馬鹿にした相手だ。巴にとってはかつてのことを含めて二度目、またその時のことを知らない澪でさえ、智樹と言う少年が放つ女を自身の装飾品としてしか考えていない人間特有のオーラに殺意を解き放つ事を躊躇しなかっただろう。
だが、先と同じく彼女たちが智樹に対して何か害をすることはなかった。それどころか智樹の命令に迷わず従い、路地裏の汚い地面に四つん這いになり智樹のズボンへと手を掛けた二人は、その中のすでに勃起した肉棒を取り出すと、嫌な顔一つせずにその異臭を放つ肉棒を両側から舐め始めたのだ。
これこそが、智樹の持つ
女であれば種族、強さ関係なく智樹の目を見た者全てを魅了し、想い人への想いさえ消え去るほどの強い恋慕を抱かせるこの力こそ、智樹が異世界召喚された際に女神から勇者の力として与えられたチートスキル「チャーム」であった。
もちろん、智樹がこの力を何のために使ってきたかなど、今している行為を見れば明らかだろう。ただスキルを使いたいと思い、その対象と目を合わせるだけで思うままに相手の思考も感情も操れるのだ。彼が召喚された国の見目の良い女たちを侍らすのにそう時間はかからなかった。
だがもちろん、このチートスキルも最初は万能だったわけではない。今智樹の目前で彼のチンポをしゃぶる絶世の美女の内の一人である巴と最初に出会った時、智樹のチャームの力は一切発揮されず結果かなりの大恥をかかされることとなった。
それどころか、その後の巴の主人と名乗った三隅真との解釈は智樹の心に大きなトラウマを残した。
そしてその後も智樹は彼らに敵うことなく、勇者として召喚された智樹は三隅真と言う少年の物語の踏み台兼体のいいやられ役として終わる。チートスキルが無ければ何も出来ない勘違いした三下。それが本来の石橋智樹と言う人間の辿った末路だったはずだ。
だが、その未来がとある女神の気紛れによって一変した。本来の歴史において女神は智樹と言う勇者に一切の関心どころか、その名前さえ覚えていなかったし、それはこの世界線においても同様だった。
起こったのはただの気紛れ、いつもはしないけどたまたまパンくずが余っていて処理するのも面倒だからこっちを見ていた鳩にあげるかぐらいの気軽さと軽率さで、女神は智樹のチャームの力を伝説の竜にさえ効くほどにまで強化したのである。
ただそれだけで、多くの者の未来が歪ませられた。真と共に多くの冒険を通じて想いを通わせていっただろう巴と澪の運命は、その瞬間に大きく変わったのだ。
たとえ「無敵の蜃」と呼ばれるほどの伝説の竜であろうと、たとえ「災害の黒蜘蛛」と呼ばれるほどの怪異であっても、この女神の箱庭に生まれた存在である限り、女神の気紛れ一つでその全てを弄ばれるしかない矮小な存在でしかなかったのだ。
スキルを強化された智樹にとって、真と巴への復讐は最優先事項だった。市場で巴とその隣を歩く美女を見つけた時から、智樹は二人を自分の女にすると決めていた。それはもちろん巴と澪の二人が智樹の人生の中で見て来た美女美少女の中でもトップクラスの美貌を持っていたからでもあるが、それ以上に自身に恥をかかせた真の女を奪い取りたいという憎しみがあったからだ。
巴と澪を自分の両隣に侍らせながら、かつての仲間に裏切れて地べたを這いつくばる真の姿を夢想するだけで智樹は笑わずにはいられなかった。
最終的には、負け犬になったあいつの前で二人を犯しながら、徹底的に痛めつけて殺してやろう。勇者に歯向かった罰としてな。
最早誰も自分に逆らうことは出来ないのだ。チャームにかかって熱心に奉仕する新しく自分の妻となる二人の美女を見ながら、智樹はその考えが正しいものだと確信する。
「クク、君たち二人は本当に素晴らしいよ。なあ、そろそろおっぱいを見せてくれよ。恥ずかしがることはないだろ、だって俺たちは恋人で、夫婦になるんだから」
智樹のその言葉に逆らえる者はこの場にはいない。女神の加護を受けたチートスキルによって、巴も澪も今や智樹と言う勇者の
それを証明するように、裏路地とは言え太陽の光差す屋外で、かつて「無敵の蜃」と「災害の黒蜘蛛」と呼ばれた二人は、しゃがんでいた体勢から立ち上がると何の迷いもなく上着に手をかけて智樹の望み通り、その服の下に隠されたものを外気に晒した。
まず先にその胸を晒したのはやはり、巴の方であった。元より半分胸を露出しているような恰好だったのだ。胸元の着物の衿を少し下げて、その下のさらしを解くだけで彼女の豊満で形の整った世の男を魅了する乳房が露わとなった。染み一つない綺麗な肌艶に、その先端でぷっくらと主張する桜色の突起。かつて自分を見下していたあの巴の、何度も夢想した乳房をついにその目に映した喜びに、それも巴自身の手で露出させるというもし本人に元の意識があれば恥辱で国一つ焦土にしかねない屈辱を与えてやっているという興奮が、智樹のチンポの硬さを増していた。
そして遅れて、ようやくきちんと身に纏っていた着物の帯を緩めた澪もまた衿を広げて着物の上の部分をゆっくりと脱いでいく。まず肩が露出し、続いて白く一切の穢れがない脛骨、細くしなやかな二の腕、そしてついに巴と比べると小ぶりなしかし澪自身のスタイルと完璧にマッチした可愛らしい乳房が智樹の前へと露わとなった。
巴と同じように初々しく膨らむさくらんぼのような先端に、もちろん智樹は興奮したのだが、それ以上に智樹を高ぶらせたのは、澪の男の情欲をこれでもかと刺激する色っぽい着物の脱ぎ方であった。
澪自身は決して意識してはいないのだろうが、大和撫子と言うべき美貌と恰好をした澪自身が、ただ着物を脱いでいるというその姿だけで、どんな淫魔さえも凌駕する最上級の色気を放っていた。
目前に露わとなった大小二つの乳房とその持ち主の魅力を再確認して、智樹はこの二人の雌を自分の女にした事を誇っていた。
たとえそれが全てチートスキルのおかげで、智樹自身が成しえたことなど何一つないとしても、智樹は気にしないし、むしろそのチートスキルを自分が手に入れて当然の力だから、このチャームの力は全部自分の功績だと本気で思っていた。
「ク、ククク、最高だ。最高だよ二人とも! ああ、安心してくれ俺はおっぱいの大きさで女を判断したりしないからな。この雌牛みたいにデカい巨乳も、こっちの小ぶりな美乳もどっちもたっぷり愛してやるよ」
智樹は二人の胸に遠慮なく手を伸ばし、巴の豊満な乳房を形が変わるほど鷲掴み、澪の小ぶりな乳房の先端を指で掴むとクリクリと指の間で弄んだ。
「んっ……ああっ……」
「あっ……はぁっ……」
巴と澪は智樹からもたらされた刺激に、僅かに顔を赤らめながら口から熱い吐息を漏らした。赤く染まった表情が、はたして智樹の愛撫によるものだけだったのか、はたまた智樹の下品な物言いに彼女たちの中の僅かに残った理性が怒りを感じたことによるものだったのか。
それとも、彼女たちの中の雌が智樹の「愛してやる」と言う言葉に、喜びと愛情を感じてしまったからなのかは、女神にしか知りえないだろう。
そして巴と澪二人の胸の感触を楽しんだ智樹は、今度は顔を近づけると二人のどんな甘味よりも魅力的なピンク色の突起に舌を這わせた。
「んああ……!!」
「あっ、んんっ……!!」
二人の乳首を舌先で転がし、吸い付き、時に甘噛みする。その度に面白いほどに反応して艶声を路地裏に響かせる二人に智樹の下半身ははち切れそうになっていた。
巴の大きく張りのあるおっぱいに舌を這わせ彼女の真珠の如き美しさと光沢を持つ胸を自身の唾液でコーティングしていく。このデカパイの所有者が誰なのかを分からせるように徹底的にマーキングしてやるつもりで智樹は蹂躙した。
反対に澪の胸は一貫して乳首だけを責め立てた。澪の体からほのかに香るキンモクセイの香りのような心地良い匂いを堪能しながら、小ぶりな胸に似合う可愛らしい乳頭を貪り、いずれここから出る母乳は全て俺の物だと澪へと刻みつけていく。
「んぐっ、ちゅぱっ……ふぅ、やべぇ。まじ旨すぎんだろこのオナホ共」
あらかた二人の胸を手と口で堪能した智樹がようやく行為を止めた時、もはや興奮で言葉を取り繕う気もないのか、素の口調で独り言を漏らすと、もはや限界に近い昂りを発散するために二人へと次なる命令を叩きつけた。
「それじゃ、もう一回その口で俺のチンポを奉仕しな。ああもちろん、その胸も使ってな」
その命令に、巴も澪もすぐに従った。再び智樹の肉棒の両側に跪いた二人は、智樹による愛撫とも言えない欲望に任せた責めによって充血した胸を、巴はその大きな膨らみで包むように、澪はボリュームがないので、先の蹂躙で大きく勃起した乳首を智樹の肉棒に擦り付けながら、かつて人に恐れられ崇められた二人は、路地裏でたった一人の男の肉棒の先端に精一杯舌を這わせて奉仕する、そんな娼婦以下の雌犬、いや雌蜥蜴と雌蜘蛛となっていた。
今の巴と澪に、この行為がどれほど屈辱的で恥ずかしい行いか理解できる思考はない。今の二人は智樹の強化されたチャームによって、彼の言葉に従う以外の思考の自由を奪われていた。
だが、それはむしろそれだけで済んでいるのがこのチャームの強制力を知る者からすれば驚きだろう。
智樹の持つ「チャーム」のスキルは、女性であればその相手にどんな想い人、恋人がいようと関係なく、智樹へと強い愛情を抱かせる文字通りの人を狂わせる魔眼なのだ。
しかも今智樹が持つ「チャーム」はそれをさらに強化した、この女神の世界に住まう全ての生命に効果を及ぼせるようになった言わば最強の精神系スキルなのだ。それこそ、智樹の魅了にかかったフリをしていたグリトニア帝国の第二皇女でさえ、瞬く間に彼に愛を囁き喜んで処女も未来も捧げる、智樹を全肯定する都合の良い雌になってしまったほどだ。
それに対し、巴と澪はチャームを掛けられても智樹を愛するようになったわけでも、彼を賞賛し持ち上げるだけの都合の良い雌になったわけでもなかった。催眠をかけられた人間のように感情や意識を無くし、智樹の命令を忠実にこなすだけのロボットのような状態になっただけだったのだ。
これは間違いなく二人の強大な力と意志による賜物だった。女神の加護を受けた「チャーム」を受けてなお、二人は感情や意識を無くしてまで智樹へと愛情を抱く事を、真への想いを裏切る事を拒んだのだ。
そして二人がチャームに抗っていることはもちろん智樹も気づいていた。最初はただ人形のように固まるだけだった二人に疑問を持ったが、こちらの命令に全て従順に従うのを見てとりあえずは安心していた。
チャームの力の前に無駄に抗う二人をどうやって彼女ら自身の意志で自分を求めて来る雌に変えるかという課題を、智樹はとりあえず二人の体を思う存分犯してから考えるかと速攻で思考を放棄したのだ。
重要な事柄を面倒だからと先延ばしにするあたり、石橋智樹という少年の異世界転移前のお里が知れると言うものである。
だが今回はそれがある意味功を奏していた。
智樹は先ほど巴と澪の胸を弄んでいた時、確かに二人が智樹へ向ける視線が無機質な物から僅かとは言え意思のある、それも憎しみや怒りではない眼差しを感じたのだ。そしてそれは間違いなく、自分のハーレムの女たちが自分へ向ける物と似通っていた。
ここから、智樹はある仮説を思いついたのだ。それは二人に性的な快感を与えれば与えるほど、チャームへの抵抗が弱まり、彼女たちを他の女共と同じ、正真正銘身も心も自分の物にすることが出来ると。
「んっ……はむっ、んじゅ……ちゅる……」
「れろっ……ちゅぱ……じゅる……ふむぅ……」
今はまだ無機質なれど熱心に奉仕する巴と澪。智樹はそんな二人の内、巴の青い髪をまるで犬を褒めるように乱雑に撫でると、唐突にその表情を暴力的な笑みへと変えた。
「そうそう、この前はお前とあのキモオタに随分と恥をかかせられたよなぁ、ええ? このクソアマが……!!」
「……ふぐぅ!?」
巴の髪に滑らせていた手でそのまま彼女の髪の束を掴んだ智樹は、ちょうど亀頭を口に含んでいた巴を肉棒の根本まで一息に押し込んだ。何の予告もなく喉奥まで肉槍に貫かれた巴は苦しさに悶えながらも、チャームで奉仕以外の事を行えない今、その僅かに潤んだ赤い瞳で智樹を無表情に見上げるしかできなかった。
あの生意気な巴がこれほど手荒に扱われても、抵抗どころか、文句一つ言わない現状に、智樹はますます自分の力に酔っていた。
「ああ、安心しろ。俺は優しいからなぁ。妻の過去の間違いぐらい許してやるよ…………だが、その前に。夫に歯向かった償いはしてもらわないとなぁ!!」
「んごぉっ! おおっ! おぶぅ! んおお!!」
もはやそれは女に対する扱いではなかった。巴を完全に自身の鬱憤をぶつけるだけの道具としか思っていない荒々しい扱いだった。
巴が人間でない伝説の竜だからこそ彼女は意識を保ちこれほどの陵辱にも耐えられているが、そんな彼女であっても気をぬけば意識を失ってしまいそうなほど智樹の彼女の口を使ったオナニーは激しかった。
計らずも、智樹のチャームによる「智樹のチンポへの奉仕」と言う命令が巴の意識を繋ぎ止める鎖となっていた。
巴の口内の温かさと彼女の苦し気なうめき声を楽しんでいた智樹は、そこでもう一人の、巴がチンポを完全に咥えこんでしまったために「智樹へのチンポの奉仕」が出来ずに手持ち無沙汰になったまま座り込んでいた澪に目を向けた。
「あー、もちろんお前のことも忘れてないよ。えーと、たしか澪だったっけ? お前のことは良く知らないけど、その容姿、俺のハーレムの一員に相応しいからな。さあ呆けてないで、その舌で夫となる男のケツ穴を綺麗にしな」
好きでもない男の最も穢れた穴に舌を入れるという、正気ならば即座に自死を選んだだろう行為さえも、今の澪は黙々と従った。
智樹の後ろへ回ると彼のお尻の穴が良く見えるようにそのきめ細やかな両手で広げると、その最低最悪の陰部へとキスをするように唇を吸いつけた。
「んっ……! ぐふっ、んんぅ……! ちゅ、んじゅ……」
肛門の中に舌を入れた瞬間、全身に走った生理的嫌悪に、吐き気を感じた澪だが、チャームによって与えられた命令と人前でそのような醜態を見せるわけにはいかないという澪の潜在意識が喉元まで出かかっていたそれを押し戻す。
そして一度として味わったことのない男の尻の穴の味を舌の味覚全てを使って味わいながら、その排泄穴に溜まった汚れを舐めとっていく。
「くっ……あぁ! 良い、良いぜ澪。なかなか上手いじゃないか。クヒィ、いやにしても最高だなぁ。こんな絶世の美女二人にチンポとケツ穴を同時に奉仕して貰えるなんて、異世界転移様さまだぜ」
伝説に語られる竜の一柱であり、幻惑や精神系魔法の最上位と呼ぶべき存在で、世界でも上位から数えた方が早いであろう「無敵の蜃」
それどころか人間体は極上と言う言葉でさえ足りない理想のスタイルと肌艶。容姿もまさしく世の男どころか女さえ惑わす絶世のそれ。幻惑の魔法とはこの容姿を見た人が見惚れてしまうことを言うのではないかと言う考えさえ抱いてしまうほど。
それでいて古風な喋り方とアグレッシブな性格が彼女の品位を落とすどころかむしろギャップとなって彼女の魅力を高めている。異世界転移する前の智樹どころか、勇者として祭り上げられている今の智樹でさえ彼女と比べれば月とすっぽんだろう。
「んぼぉ! ふむぅ!! んんっ!!」
そんな「無敵の蜃」が、今では智樹のオナホールになっている。
そして彼女と共に行動していた、世界を震撼させた大災害。
辺境の村の子供でさえその存在を母親から恐怖と絶望の存在として教えられた化生。知名度と言う点では「無敵の蜃」をも凌ぐ暴食の王「災害の黒蜘蛛」
「無敵の蜃」ほどではないが街一つ容易く滅ぼすことの出来る力を持ち、勇者である智樹でさえも一瞬の内に肉の塊にしてしまえるであろう。
そして彼女も同じく持っている人間体は、巴に勝るとも劣らない傾国の美女だった。巴を陽の美とするなら、彼女は月の美。透き通るようでいて消えてしまいそうな儚さを合わせ持った月光美人。
彼女が歩くだけで、その場が一枚の名画となってしまうほどに、その容姿は完成されていた。それに加えて彼女のお淑やかな雰囲気と容姿、そして口調が、彼女を智樹に今は亡き大和撫子と言う存在を思い起こさせる。
「んじゅる……じゅず……んんっ……」
そんな「災害の黒蜘蛛」は、今では智樹のケツ穴を掃除するトイレットペーパー代わりとなっている。
今まで数多くの美女美少女たちを「チャーム」のスキルで手に入れて来た智樹であったが、この二人に関してはこれまでとは比べ物にならないほどのものがあった。
メイド、女兵士、貴族の娘、果ては王女までも味わいハーレムのメンバーとしてきた智樹にとっても、文字通り人間を超越した力を持った二人、それこそ正面から戦えば奇跡が起こっても勝てないような無敵と災害の名を持つ二人は恐ろしく、だからこそその二人を屈服させ跪かせた快感は何にも勝る喜びだった。
もはや巴と澪は智樹の物、いや初めからそうなる運命だったのだ。
「んごぉぉ!! んむぅぅ!!」
智樹のちんぽを喉奥まで何度も突き込まれていた巴も最早限界なのだろう、両目に涙を溜め、口の端から飲み込めずに溢れ出した唾液が零れ落ち、彼女の智樹に蹂躙された胸の上に落ち智樹の唾液と混ざり合っていく。だが半ば窒息しそうになって嗚咽を漏らす巴を見ても智樹は彼女を解放しようとは思わなかった。それどころか意識も覚束なくなっている巴の無様な表情を見て興奮してストロークの速度を上げながら、過去最高の幸福を甘受していた。
そして何より眼福なのが、肉棒を出し入れするたびに揺れる巴の豊満な胸の存在だ。智樹の唾液と巴自身の唾液によって妖しく輝く巨乳が、智樹を誘うように激しく上下に動いてその存在を主張しているのだ。
それに手を伸ばさない男などいないだろう。智樹は空いている方の手をその揺れる乳へと伸ばすとむんずと握りしめて思うがままに揉みしだいた。
「んぶぅ!……!! ふむぅ! ふぅぅ!!んぐぅぅぅ!!」
ただでさえ限界近かった巴は、さらに加えられた胸への激しい愛撫にたまらず悲鳴に近いうめき声を上げた。そしてまるで抗議するかのように唸る彼女へと智樹は嘲笑うように言葉を投げかける。
「なんだ? 文句でもあるのか!? お前は俺の妻で! 雌奴隷で!! オナホだろうが!! 俺のオナホをどう使おうが俺の自由だろうが! こうされてんのは全部てめぇの自業自得なんだよこの淫乱女が!!」
普段の智樹はここまで暴力的に女を扱うことはしない。だがこの巴だけは別だった。偉大な勇者である自分の物となることを断った女に、慈悲を与えてやるわけないだろうと、性根の腐った智樹は内心で暗い憎悪を燃やす。
だからこれは智樹にとっては正当な復讐なのだ。自身の妻になることを拒否し、あまつさえ見下し恥をかかせたことに対する罰なのだ。
真に見下されて無様を晒すべきなのはどちらか、今こうして証明してやったのだ。
「この、クソ女が!! てめぇはハメてハメてハメ倒して、俺のチンポなしじゃ生きてけない最低の雌豚にしてやるからなぁ!! うっ……! 出る……! 澪、ケツ舐めるのを止めて俺のチンポの前に並べ!!」
巴の口内を凌辱する肉棒が限界を迎えるのを感じ、智樹は後ろの澪に命令を下す。澪も即座に従うと、顔が涙と唾と肉棒から出た先走り汁でめちゃくちゃになっている巴の横へと跪いた。
「ああぁ出る!! おら二人とも口開いてありがたく俺の精液を受け止めやがれ! おおお、くううう……!!」
びゅるるるるる──―!!
巴の口から引き抜かれたチンポの先から大量の白濁液が口を開いた巴と澪の顔中に降り注いだ。二人のそれぞれ美しい青と黒の髪が白く染められ、大量に飛び散った精液は二人の口に留まらず、鼻穴にまで入り込み、顔にまで届かなかった残りが二人の大小豊かな胸へと零れ落ちて行く。
智樹の射精が終わった時、二人の美女の体は智樹の精液によって完全にコーティングされていた。
そしてその姿を見て、射精したばかりの肉棒が再び熱を持つのを感じ、同時に下卑た考えが智樹の頭を支配する。
「俺の精液を残さず飲み干せよ。床に飛び散った分は舐めとれ、いいな?」
自分が決して勝てないほど強い美女が恥も外聞もなく自分の精液を必死に舐めとる光景が見たいという下劣な欲望全開の命令。
もちろん巴も澪も一切の反発も不満も浮かべずにそれに従った。顔や髪に付いた白濁液を指で掬いちゅぱちゅぱと舐めとると、胸に垂れた残りを巴はその豊満な質量を活かし、胸の谷間に精液を集めるとそれをじゅずず、と下品な音を立てながら飲み込んで行く。逆に巴ほどの大きさのない澪は仕方なく一塊ずつ指で掬って舐めとっており、舐める指に智樹の精液の匂いがこびりつくほどその行為を繰り返すこととなる。
そしてある程度体に付いた精液を咀嚼し終えた二人はそのまま四つん這いになると、裏路地の決して綺麗とは言えない地面に落ちた精液をまるで犬猫のようにペロペロと舐めとっていく。
そしてその光景を見ながら、智樹は満足感と同時に二人の「チャーム」への抵抗が急速に弱まっていくのを感じていた。
度重なる羞恥と屈辱。それによって生まれる快感。それが巴と澪の心の抵抗を少しずつそぎ落とし、そして少しでも弱まればそこからさらに「チャーム」の効き目が増し、さらに強い快感を与えてそれがまた心の抵抗を弱めるという二人にとって一切の勝ち目のない悪循環を生んでいた。
今も地面の汚れを舐めとりながら、二人は本来感じるはずのない快感を「チャーム」の力によって無理やり感じさせられ、股下を濡らしていた。
「チャーム」の力を受けた相手は智樹の命令に従うことに、智樹を称えることに最高の快感を覚えるようになる。
生物は痛みには強く反発し抵抗することが出来ても、快感にはとことん弱いように出来ている。それは幸せを甘受する生き物にとって当然の機能で、だからこそたとえ伝説の竜と黒蜘蛛であろうと、それに抗う事は難しく、まして「チャーム」によってその快感を無防備な心に直接与えられていては跳ね除けることなど不可能だった。
地面に這いつくばり男の精液を無駄にしないよう必死に舐めとろうとしながら快感を得ているその無様な姿はマゾ雌以外の何者でもなく、その姿を見た智樹は早くも二回目の射精感を感じせずにはいられなかった。
しかしその二発目は次なる楽しみのためにとっておく。
そそくさと勃起していたチンポをなんとかパンツの中に収めると、智樹はようやく地面の染みの掃除を終えた二人の自分の新しい妻たちにそれでいいと言わんばかりに頷いた。
「立ち上がって身だしなみを整えろ。この続きは宿に行ってからだ。夫婦の初夜をこんなところで済ますわけにはいかないからな」
そう言ってこれからやることに妄想を膨らませていた智樹は、ふと思いついたように指を鳴らすと、巴を指さしながらささやかな復讐を行う。
「もちろん、宿代は巴、お前が払うんだ。以前に俺を馬鹿にしたツケとしてな。ああちゃんとその時には、夫婦で泊まるってことを強調してな」
それに無言で肯定する巴だが、智樹はそろそろその無感情さに飽き飽きしてきていた。
人形のように自分の言う事に従う二人を犯すのは楽しかったが、そろそろちゃんと反応を返す、自分に媚びを売る二人を見たいという思いが強くなってくる。
そして幸いなことに、二人の「チャーム」への抵抗力はこの時点で最初の時と比べると7割方も減少していた。つまり完全とは行かずともかなり自分に対して愛情を感じるようになってきているのだ。これでさらに二人に「チャーム」を重ね掛けすればどうなるか……。
「二人ともそう緊張せずに、いつものように俺に接してくれよ。俺のことが好きすぎるのは分かっているけど、もう夫婦なんだから」
「チャーム」の力を全開にしての智樹の言葉に、巴と澪の目に僅かに意識と呼べる光が戻って来る。そして同時にその頬が少しずつ赤く染まっていく。そして智樹へと明らかに今までとは変わった類の視線を向け始めた。それは未だ不自然で、明らかに「チャーム」によって人工的に生み出されたと分かるものであったが、確かに愛情に満ちた視線であった。
「あ、ああ。そう、だな? 儂ともあろう、ものが、
「え、ええ?申し訳ございません、旦那様。私、旦那様からの……ご求愛に、思わず嬉しさで、我を忘れて……いました」
口を開いた二人から出て来たのは、以前の二人ならば決して言わないであろう智樹への好意に溢れた言葉だった。だがまだそれはどこか不自然で所々詰まったりしている辺りまだ完全に「チャーム」に支配されたわけではないことが伺える。
だが、それでも先ほどまでのお人形状態に比べれば、智樹にとっては100倍マシであった。
先ほどまでは聞けなかったその容姿に見合った美しく透き通った声で浴びせられる自身への好意に耳を傾けながら、智樹は二人を両手で抱き寄せると、裏路地の出口へと向かって歩き出す。
「んんっ、主よ。相変わらず強引「ご主人様だ、巴」
突然抱き寄せられ隠しきれない雌の声を上げた巴が、形だけの抗議の声を上げた所を智樹は被せるように巴に対して命令した。
「俺のことを呼ぶときは、智樹様かご主人様、それか旦那様と呼べ。お前はこれから俺の女になるんだからな。澪を見習え、こいつはちゃんと自分の立場ってのを分かっているぞ」
そう言った智樹の巴とは反対側の手で抱きしめられていた澪はその言葉に誇らしそうな表情を巴へと向けると、智樹へとその胸を擦り付けるように強く抱き着く。
それを見た巴も少し悔しそうな表情を浮かべ、即座に智樹の命令に返答する。
「わかりました、ご主人様」
言った瞬間、巴の体に電流に似た快感が走り、その目の中に映る光がさらに強くなる。智樹の命令に従うだけで、簡単に至福の快楽を得られる今、二人が完全に智樹の雌へと堕ちるのにそう時間はかからないだろう。まして彼女たちがその快楽を得ることを拒む気がないのだから。
──―ああ、ご主人様、ご主人様、ご主人様♡ んんっ、主をご主人様と呼ぶだけで心が満たされて行くようだ♡
──―智樹様、旦那様、ご主人様♡ はっあぁぁ♡ 幸福が、快感が、止めどなく溢れてきますぅぅぅ♡
智樹に抱き寄せられながら、二人はどんどんドツボへと嵌っていく。その表情を誰が見ても発情していると分かるほどに蕩けさせた二人を見ながら、智樹は二人の腰に回した手をそのまま少し下に持ってくると、そのまま巴と澪の肉付きの良い美尻を衣類の上から揉みしだいた。
一瞬びくりと震えた美女二人だが、そのままさしたる抵抗もせずに智樹の好きなように揉ませたままにしながら、三人のカップルはそのままこの街一番の宿屋へと歩を進めたのだった。
100話達成記念で見たい陵辱系の後日談はどれ?
-
オクトパストラベラー
-
月が導く異世界道中
-
龍が如く
-
イリスのアトリエ
-
ジョジョの奇妙な冒険
-
異世界はスマートフォンと共に。
-
銀魂
-
仮面ライダーシリーズ
-
デビルメイクライ
-
ペルソナシリーズ
-
聖女の魔力は万能です
-
Fate/Samurai Remnant
-
百錬の覇王と聖約の戦乙女
-
SAO
-
名探偵コナン
-
ハズレ枠の状態異常スキル
-
魔法科高校の劣等生
-
ハリー・ポッター
-
悪役令嬢レベル99
-
忍の一時