※この作品はR-18です。

マイナーキャラ妄想短編集   作:ニンニク嫌い

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シャザム!(メアリー) 後編

 

 

 2019年のクリスマス。

 それは多くの人にとってはいつも通りの、そしてフィラデルフィアの人たちにとっては決して忘れられない新ヒーローたち誕生の日。

 

 郊外に居を構える中規模の遊園地で起こった、異形の怪物たちと六人のスーパーヒーローたちの戦いは数週間経った今もフィラデルフィア中の人たちの記憶に残っている。

 

 空をスーパーマンのように縦横無尽に飛び、フラッシュのような超高速移動で逃げ遅れた人々を救助し、アクアマンのような怪力で怪物を吹き飛ばし、サイボーグのように手から光線を放って、ワンダーウーマンのような美しさと気高さを見せつけた彼ら彼女ら。

 

 地元から生まれたスーパーヒーローチームを歓迎しない人々はおらず、恐ろしいヴィラン達から街を守った彼らを誰もが持て囃して噂した。

 

『あのヒーローたちの正体は誰なんだろう?』

 

『スーパーマンやバットマンにスカウトされたって噂』

 

『男はめちゃくちゃイケてるし、女は顔もスタイルも完璧。是非ともお付き合いしたい』

 

 そんな会話はフィラデルフィア中でクリスマス以来続いていて、それは謎のスーパーヒーローたちの正体が通う学校でも同じだ。

 特に彼らのデビュー戦たる遊園地の戦いで、彼らのうちの一人である黒髪白人の美女ヒーローに助けられたブレット・プライヤーはその時のことを堂々と自慢していた。

 

「観覧車が落ちそうになった時、俺と弟を空から飛んできて救ってくれたのさ。俺は赤いヒーロースーツ着た女の方に、弟は青いスーツ着た男の方にな。その時、その女ヒーローのおっぱいの感触をスーツ越しに感じてよ。めっちゃ大きくて柔らかかったぜ」

 

 助けられておきながらそんな卑猥な感想しか出ないんなんて、相変わらず最低最悪な男だが、誰もがテレビを見て美人だと感じた赤いヒーロースーツの美女に抱きしめられて体の感触を味わったブレットは学校では羨望の的だ。

 その美人なスーパーヒロインの正体が同じ学校にいて、その体の隅々まで知り尽くした性奴隷のメアリー・ブロムフィールドだとは、彼は欠片も想像できないだろう。

 

 そう、街を救った謎のヒーローチームの一人の正体はメアリーなのだ。

 

 あのクリスマスの日、新しく家族に加わったビリー・バットソンがスーパーヒーローで、その力を狙うとんでもない力を持ったスーパーヴィランから義兄弟共々人質にされると言う経験をした彼女。

 

 その後助けに来たビリーの機転によって、彼のスーパーパワーを六等分する事で義兄弟全員がスーパーヒーローになったのだ。

 

 SーーWisdom of Solomon(ソロモンの知恵)

 HーーStrength of Hercules(ヘラクレスの強さ)

 AーーStamina of Atlas(アトラスの体力)

 ZーーPower of Zeus(ゼウスの能力)

 AーーCourage of Achilles(アキレウスの勇気)

 MーーSpeed of Mercury(マーキュリーのスピード)

 

 故にShazam(シャザム)。変身のための魔法の言葉と共に彼ら彼女らに6等分された力は、大元であったビリーを起点にそれぞれの性格に沿って五人に流れ込んだ。

 

 結果、五人は大まかな能力は同じながらそれぞれ秀でた能力を持つに至った。

 

 例えば、妹のダーラはマーキュリーのスピードの力を色濃く開花させたらしく、チーム随一の超スピードの持ち主だ。

 ペドロは彼の願望があったのか、ヘラクレスの強さが明確に表れている。

 他にもユージーンはゼウスの能力を備えた事で雷を操る力に長けているし、フレディは元の障害の残る体を気にしてかアトラスの体力を得て一切疲れ知らずの存在になった。

 

 そしてメアリーが強く受け継いだのは、ソロモンの知恵。彼女の元から優秀な頭脳を何十倍にも冴え渡らせ、戦闘中でも亜光速の状況判断能力や並列思考、未知の言語や現象への段階をすっ飛ばした理解を得る力を与えた。

 

 そしてその力を得た瞬間、メアリーが思いを巡らせたのは誰あらん、自分の人生を支配して縛りつけるブレット・プライヤーであった。

 

 彼女が手に入れたソロモンの知恵は、今からでもブレットの付けた首輪を引きちぎって逃れる方法を100通りも提示してみせた。

 それこそ、あの遊園地の事件で観覧車に取り残された彼の姿を見つけた時は、このまま見殺しにするのが一番の最適解であるとソロモンが告げていた。

 

 だが、なのに、しかし。

 

 気づいたらメアリーはブレットを救っていた。頭で考えるよりも早く、彼女の中の正義感がたとえ最低な男でも死なすわけにはいかないと燃え上がるよりも早く、彼女の中の女が主人の危機を救おうと奔走していたのだ。

 

(違う……あれは何かの間違い……!)

 

 大切な宝物を扱うようにブレットを安全な場所に避難させてから戦闘に戻っても。

 ビリーがヴィランを倒して、大勢の人々から拍手と共に迎え入れられながらも。

 あれから何週間と経って元の日常が戻り始めても。

 

 メアリーは幾度もあの日の自分の選択を後悔し続けていた。否定し続けていた。

 

 だからそれを証明しようと、今彼女は魔法の言葉を唱えてスーパーヒロインの姿となった状態で、人気のない夜の公園に呼び出したブレットを空中から見下ろしているのだ。

 

(大丈夫。やることは簡単。この姿で彼の元に現れて、二度と女性に酷いことができないように懲らしめるだけ)

 

 スーパーパワーを得たメアリーが計画したのは、この力で彼をぶっ飛ばせば自分の心を苛むこの呪縛から解放されるのではと言う考えだった。

 

 新しく手に入れたパーソナリティで自分を縛る鎖を断ち切る。

 それはとてもヒーロー的なオリジンとして相応しく、メアリーが見事ブレットの魔の手から解放されて自由になれば、彼女はワンダーウーマンに次ぐ、強さと優しさを兼ね合わせた理想の女性ヒーローとなれるだろう。

 

「あなたね、女性を脅してる卑劣なクソ野郎ってのは」

 

「……!!」

 

 すたりと、メアリーはブレットの目前へと両腕を組んだままゆっくりと空中から下降して行く。

 彼女の魅惑的な太腿を大胆に露出したミニスカートのヒーロースーツが風にはためき、しかし如何なる魔法か絶妙に鼠蹊部から上が見ることができない。それが雄欲をくすぐるチラリズムとなって、テレビで彼女の姿を捉えた映像を見る男達は股間の熱を滾らせている事を、メアリーは果たして知っているのか。

 

 そんな彼女を前にして、自身を陵辱して消えない痕跡を体に刻み込んだ憎き男は驚き、生で見る美女ヒーローの肉付きの良い下半身の絶景に欲情した目を送り、しかし彼女の言葉の意味を理解すると顔を露骨に顰めてみせた。

 

「な、なんのことだよ……!?」

 

 あまりにわかりやすすぎる態度。しらばっくれる事さえまともにできないこの男に、メアリーは

 

「誤魔化しても無駄よ。あなたがやったことは全部わかっているのよ」

 

「……っ! メアリー……俺に逆らいやがったのか!?」

 

「ーーーーんっ」

 

 スーパーヒーローが自身の悪事を知っている理由、それが被害者からの直接のSOSしかあり得ないと踏んだブレットの逆恨みに近い怒りに、その怒りを向けられた対象たるメアリーは思わず全身を恐怖で震わせてしまった。

 

 それは魂にまで染み付いたブレットへの服従の日々の記憶。彼に付けられた乳首ピアスと股間のタトゥーが熱を持ったようにジンジンと主張し始めて、メアリーの体を火照らせる。

 半ば無意識に露出した太ももを擦り合わせた。

 

「さあ、今すぐあなたが持っている女性への脅迫写真や動画を全部消しなさい。でないと、タダじゃ済まさないわよ」

 

「…………くっ、くくく」

 

 それでも必死に絞り出した威圧のこもった言葉。だけどそれは、不気味な含み笑いを響かせたブレットによって打ち消された。

 メアリーの思考に、突如笑い出した彼へのクエスチョンマークと、背筋を震わす悪寒が同居した。

 

「あいつが俺を呼び出すなんて珍しいと思ったんだ。だから念のために用意していて正解だったな」

 

「用意……?」

 

 メアリーの持つソロモンの知恵が警報を鳴らしている。あらかじめ可能性として提示されていたのに、無意識にわざと見ないようにしていた彼が打つだろう手の一つ。

 ブレットがポケットからスマホを取り出し、それを見せびらかすようにこちらに向けた。

 

「もし俺になんかしてみろ。三十分おきに俺がスマホにパスワードを入力しなかったら、自動的に家のパソコンから今までのメアリーの痴態がネットに流れるようになってんだよ」

 

 それは現代社会では力が強いだけのスーパーヒーローにはどうする事もできない、テクノロジースキル。そして実際、メアリーが持つ力ではここからそれを解決する事は不可能だった。

 もしここにサイボーグがいれば、ブレットのスマホからネットの中に直接ダイブしてその仕掛けを解除するどころか、全ての脅迫データ、すでに流出した乳首ピアス貫通シーンを個人のスマホに保存された映像含めて全て削除すると言う、現代では不可能なデジタルタトゥーの完全消去をやって見せただろう。

 

 だが彼はここにおらず、メアリーは誰にも自分自身の事を相談せずにここに来た。

 それが全てで、そして彼女がスーパーヒーローになるはずだった未来が永久に閉ざされた瞬間だった。

 

「それをされたくなかったら……俺の命令に従いな」

 

 なぜなら、一転して完全な有利を得た最低なクソ男たるブレットが魅惑の女性スーパーヒーローを目前にして何をするかなんて決まりきっているのだから。

 

「スカートを捲れよ、スーパーヒーローさん」

 

「……くっ! そんなふざけた事……!」

 

「いいのかよ? パスワード、押してやらないぜ?」

 

 その言葉で、メアリーはかつてと同じように一切の反抗を封じられた。それは彼女にとって何度目ともなる過去の再現。彼の鬼畜な要求を拒もうとして、だけど有無を言わさぬ脅迫材料に屈して従ってしまう自分。

 

 結局、何も変わらなかった。

 どれだけすごい力を手に入れても、メアリーはメアリーで。一度堕ちるところまで堕ちた彼女は、二度と彼に歯向かうことなんてできるはずなかったのだ。

 

「…………わかった、わ」

 

 メアリーは要求に従い、ゆっくりと自身のスカートに手をかけた。そして裾を持ち上げ、その下に隠されていた赤のショーツを露わにする。

 

「へぇ……これが、スーパーヒーローの下着はのかよ……すげぇ……!」

 

「……っ」

 

 それは、面白みのない普通の赤の下着だ。柄も何もない、股を守るためのフルバックショーツ。だけどそれが、街をヴィランから救った美人スーパーヒーローが履いている下着とあらば、その評価は一変する。

 大物美人ハリウッド女優が履いていると言うだけで、無名のブランド下着がバカ売れするのと同じだ。下着は履く者の容姿と、社会ステータスの高さで色気も上品さも変わる。

 

 そして今のヒーロー姿のメアリーは、その容姿も社会での知名度もトップクラス。そんな彼女が顔を赤らめながら露わにした下着が、色っぽくないわけがないのだ。

 

「スーパーヒーローの下着……すげぇ、さらさらで……これが筋か? はは、俺今スーパーヒーローの筋マン触ってるぜ」

 

「あっ……んんっ……!」

 

 その下着に釣られるように、ブレットの指がメアリーのクロッチ部分に触れた。指先がすりすりと彼女の筋辺りを上下し、ぎゅっと入り口に布を押し込むように力を入れてくる。

 それだけでメアリーの体は甘い快楽を感じて震えてしまう。口から、艶のこもった熱を隠すことなく漏らしてしまうのだ。

 

「おいおい、まさかこれだけで感じてんのかよ?」

 

「そ、そんなわけ、なっ、ぁっ、ああっ……!」

 

「マンコ敏感すぎんだろ。誰かに開発でもされてたのか? 正義のスーパーヒロインが実はセックス好きの淫乱だったとか、最高なネタだな!」

 

「あっ、くぅぅーーっっ!!」

 

 言い返そうとしたメアリーの言葉は、全てブレットが指で下着越しに筋を擦るだけで喘ぎ声に変えられた。そしてぶるぶると震える両足と、真っ赤に染まった彼女の顔が何よりも雄弁にメアリーがブレットの責めで感じている事を証明している。

 

 そして次第に、下着が濡れてメアリーの肌へと吸い付き始めた。そうすればぷっくりと膨れた恥丘の形、ヒクヒクと揺れる割れ目まではっきりと見えるようになっていく。

 

「これがフィラデルフィアの英雄のマンコかよ。めちゃくちゃ柔らけぇな」

 

「んぁっ、あぁ〜っ!!」

 

 正義のヒロインのマン肉。そんな世界中の全男子が望む光景を見て触る初めての男になれたブレットが、興奮のままに爪先を大陰唇に沿って引っ掻く。

 その責めに、さらに下着を内側から濡らす愛液の量が増して、数分経った頃にはブレットの指先は粘ついた雌汁で糸を引いていた。

 

 フィラデルフィアを七つの大罪から救ったヒーローの一人のマン汁。それは、強い淫臭を纏っていて、鼻腔を近づけて匂いを嗅いだブレットが思わず強烈さに顔を離すほどだ。

 

「女性ヒーローは性欲が強いって噂だったけど、この臭いを嗅ぐ限りじゃ本当みたいだな」

 

「違う….…! 私はーーはぁぅっ!?」

 

 メアリーのぐちゅぐちゅに濡れたクロッチ部分がずらされ、露わになった愛液を垂らし続ける卑猥は膣穴へとブレットの指先が直接挿入される。

 

「さっきから否定ばっかりしようとしやがって、一回イカせて素直にさせてやるよ!」

 

「や、やめ……ぁ、ぉあっ! んあっ、ああっ、指くちゅくちゅ、中で、回さないで……!!」

 

 肉棒ではない、細い指先の微かな愛撫。

 それはブレットの剛直を膣全体で咥えるのが日常であったメアリーにとって、決して満足できない淡い快感。だが、今のメアリーにはその物足りないはずの快楽さえも頭にスパークを走らせて絶頂へと導くには十分な刺激となった。

 

「んイッーーッッ! イクッ、イクイクイクッ!! んぁああああッッ!!!」

 

 スカートの裾を持ち上げ続ける力もなくし、メアリーが全身を痙攣させながら果てる。その際にしっかりと絶頂宣言をしたのは、彼女に染み付いたブレットの女としての反射行為。

 

 彼女の脚が力を失い、その場に膝を突いてから尻餅をつくように倒れる。七つの大罪にさえ出来なかったメアリーのノックアウトを、ただの金持ちのボンボンが指一本で成し遂げたのだ。その功績を祝福するように、露出された彼女の陰唇からプシュッ♡と雌汁が吹き出して公園の茂みを汚した。

 

「ヒーローのくせに野外で潮噴いちゃうとか……恥ずかしくないのかよ?」

 

「ぁっ……ぁぁ……それは……それはぁ……!」

 

 絶頂の余韻で荒くなった吐息を整えようとしながら、メアリーは決して否定できない自身の無様な姿に二の句を告げれなかった。イカされ、膝を折ってしまった時点で、もう自分はブレットに勝てないと認めてしまったような物なのだから。

 

 そんな完全に自分への反抗の意思を無くした彼女へと、ブレットはより邪悪な笑みを浮かべて彼女へと近づいて来る。

 

「そんなダメなヒーローにはお仕置きが必要だよな?」

 

「ひっ……あっ……んぉおおーーーーッ!!?」

 

 怯えて、尻餅をついた状態で後ろに下がろうとしたメアリーの股間にブレットの振り下ろした足裏が突き刺さった。

 

 瞬間、メアリーのソロモンの知恵を授かった頭は、全ての並列思考を真っ白に染め上げるほどの快楽を感じて弾け飛んだ。

 

「一度、やってみたかったんだ! 美人なスーパーヒーローの股間を足蹴にして、屈服させるってのをよ!!」

 

「あああ……ッ! あぎっ、あぐっ、んいぃぃい……!!」

 

 あまりの衝撃に、体をくの字に仰け反らせたメアリーの伸ばされた長い脚を掴んだブレットが、そのまま彼女の股間に振り下ろした靴底をより強く恥骨に突き刺す。

 それは、電気あんまの態勢だった。メアリーの美しいモデル体型の長脚を引っ張って、彼女の赤のヒーロースーツ下着に包まれた股座を踏み躙る、最高に最低で下劣な、女の尊厳をズタボロにする遊び。

 

「あっ、あっ、あっ……! 股間、なんで……ぁああ……気持ちいい……! いや、こんなので……あきゅうっ! 感じたく、ないぃ……おお゛、イッーー!!」

 

 だがそんな行為に、フィラデルフィアを救ったスーパーヒーローチームの一人であるメアリーは痛みでも屈辱でもなく、性的快感を感じていた。女性にとって何よりも大切な部位を、足蹴にされると言うマゾヒズムをくすぐる扱いに、未だかつてない興奮と熱を感じて絶頂した。

 

 それは、今のメアリーが魔法によって変身した姿である事が原因だった。

 

 メアリーたちが「シャザム!」と魔法の言葉を唱える事で変身する自分は、スーパーパワーを得た姿であると同時に、自分が思い描く理想の自分自身への変身でもあるのだ。

 フレディが女性からモテそうなタイプのイケメンな大人になったのも、ペドロが体格のがっしりとした男らしい大人になったのも、全て彼らがそんな自分になりたいと望んだからだ。

 

 ならばメアリーがなった理想の自分とは何なのか。

 

 それは今、ブレットに股間を足蹴にされてアクメ潮を噴いた彼女の姿が物語っていた。

 

「ぉおお゛ッ! んぉおお゛!! ぉっ、ぉっ、おお゛ぉ゛ッッ!! やめ、もうおまんこ、蹴らないれ、お゛ぐぅっ! グリグリ、やめて、くださいぃ……、イッ、イグーーっ!!」

 

「は! 何がフィラデルフィアのヒーローだよ! ただの淫乱なビッチじゃねぇかよ! おら! ヒーローのくせに善良な一般市民を脅しやがって!」

 

 メアリーの理想の自分とはーーブレットに開発され尽くした彼の雌、メアリー・プライヤーに他ならない。

 

「おお゛お゛ーーッ!!? イグっ、イったのに、またイク! ぉお……ごめ、ごめんなさい……! 親なしの、容姿だけが取り柄のメアリー・ブロムフィールドを、性処理女として使ってくれてたブレット様は、とっても優しい素晴らしい慈善家です! あっ、ああーーッ、ああああ゛あ゛ーーーーッッ!!」

 

 この変身した彼女は確かに力も知恵も普段のメアリーの数十倍すごいのだろう。だが同時に、ブレットから与えられる快楽には普段の数十倍喜びと幸せを感じて謝罪しながらの喜ションをしてしまうのだ。

 

「やっば……フィラデルフィアを救ったヒーローが電気あんまされて絶頂しながら失禁するとか……ククッ! 無様すぎんだろ。最高のネタ写真になるぜ」

 

 カシャリ、カシャリ

 

 夜の公園にフラッシュが瞬き、仰向けになりながら腰をヘコヘコと上下に揺らして尿を股座から噴き出すスーパーヒロインの痴態をメモリーに納めて行く。

 

「フィラデルフィアのヒーローの敗北失禁アクメ顔。裏サイトで取り引きしたらいくらで売れるかな」

 

「ふぎぃ……!」

 

 靴裏にメアリーのおしっこが付着した足で、ブレットが彼女の顔を踏み付ける。それで潰れたカエルのような声を漏らす彼女の姿も動画として撮影しながら、彼はニヤニヤとこの数分の間で手に入れた画の価値に満足し、そしてしっかりと彼女の顔を観察したからこそ、そこに映るアヘ顔と自身がいつも見ていた女のアヘ顔が重なった。

 

「お前……まさか、メアリーか?」

 

「……ッッ!」

 

 そしてついに、メアリーにとって最も恐れていた真実にブレットは気づいてしまった。顔を踏みつけられたメアリーの体が図星を突かれて震えてしまう。それが、どうしようもなく肯定の返事になってしまった。

 

「は……はは……マジかよ。こんなことってあるのかよ……? 俺の言いなり奴隷のメアリーが、フィラデルフィアの英雄? 乳首ピアスや俺の名前入りタトゥーを股間に刻んでる女が、スーパーヒーロー? ハハッ……ハハハハッッ!!」

 

 事実は小説より奇なり。

 学校一の美少女の万引き姿を写真に収めて、自身の奴隷にした日々も十分出来すぎた物語のようだったが、その美少女が実はスーパーヒーローだったと言うのはいくら何でも荒唐無稽で都合が良すぎて…………だからこそ、それが現実として自分の目の前に起こった幸運に、ブレットは高笑いした。

 

 学校中の男子生徒が一度は必ず目で追った美少女が自分の女であると言う事実。

 フィラデルフィア中の男の新しいオナペットになったスーパー美女ヒーローが、とっくに自分の女であったと言う事実。

 

 どんな創作でもあり得ないような展開に、ブレットは心からの笑みを浮かべながらメアリーを見下ろした。

 

「まさか、メアリーがスーパーパワーを持ってこんなエロい服を着てたなんてなぁ。ああ、でも感謝しろよ。しばらくお前のこの姿は俺だけの物にしてやるよ」

 

「うぶっ……んぉぉ……」

 

 メアリーの美貌を踏みつけ、彼女の顔を歪ませながら増上慢にブレットは告げる。彼は言葉通り、メアリーがフィラデルフィアを救ったヒーローだった事を誰かに教えるつもりはなかった。

 それは誰も知らないヒーローの正体を自分だけが知っているという優越感を味わいたいのと、情欲を向ける存在としてフィラデルフィア内でワンダーウーマンと人気を二分する事になった彼女が、すでに身も心も自分が調教済みだと何も知らない連中を見て嘲笑いたいからだ。

 

「ありがとうございます、はどうした?」

 

「んぃぃ……っ、あり、ありはとう、ひょざいまひゅ……!」

 

 傲慢なブレットの要求に、メアリーが必死に媚び声を響かせながら感謝を伝える。それは数分前まで彼の呪縛から逃れようとしていた女性と同じとは到底思えない姿。

 それは、彼女がもう二度とブレットの魔の手から逃れる事ができないことを示していた。最後に残っていたプライドさえもヒーロー姿での電気あんま失禁アクメで粉砕され、メアリーの中には心から彼に従属する喜びが目覚めてしまった。

 

「ならこっからは主人に逆らおうとしたお仕置きとして、その姿でマンコを使ってやるよ」

 

「ぉぉ……あんっ……♡」

 

 ブレットが失禁アクメの余韻に浸かるメアリーの両脚を開くと、その股座に自身の露出させた逸物を押し当てた。膣口から感じた主人たる男の魔羅の熱に、彼女の体が反射的に悦びの声を漏らす。それはとても、主人の帰りを喜ぶペットの姿によく似ていた。

 

 そんな彼女の反応に下卑た笑いを浮かべながら、ブレットは当然のように自身の逸物を蜜壺に突き刺した。

 

「あああ……! 来たぁ……久しぶりの、おチンポぉ……!!」

 

「んおっ!? なんだ、これ!!」

 

 直後に感じる、今まで感じたことのないような媚肉の締まり。ブレット・プライヤーの肉棒を最も気持ちよくさせるために成長した、メアリーが思い描く理想の自分の膣襞。

 それがブレットの肉竿の敏感な部分を的確に締め付け、刺激しては射精を願って胎動する。本来の自分の体以上に彼にフィットした雌穴となった変身後の姿に、メアリーが歓喜と共に嬌声をあげる。

 

 その艶姿を、股間を圧迫する史上の快感に激しく腰を振って浸かりながらも、ブレットはカメラを向けて撮影していた。

 

「良い画が撮れてるぜ……! スーパーヒーロー様が、俺のチンポ受け入れて喜んでるアヘ顔シーンがよ!」

 

「ぉおっ! ぉぉんっ! おっ! ぉっ! んぁあああ゛っっ!!」

 

 メアリーのムチムチの太ももを掴み、彼女の股がより強く自分の腰に密着するように引き寄せながらブレットが乱雑な腰振りをお見舞いする。そうすれば彼女の口から溢れる卑猥なオホ声はより激しさを増し、乱れに乱れまくった頬の緩みは元の美貌を台無しにするほど無様になって行く。

 

「これからはこのヒーロー姿でもたっぷりと遊んでやるよ。ワンダーウーマンを知った時、もし彼女を俺の女にしたらやってみたいプレイがいっぱいあったんだよ」

 

 それはブレットに限らず、多くの男が夢想したもしワンダーウーマンを恋人、妻にできたら何がしたいと言う、万国共通のサガ。あの魅惑的な極上の女体を、好き放題貪れる権利を得て、前の穴も後ろの穴も使い放題。それどころか、彼女自身に愛情深く奉仕させる。

 そんな、叶わない夢。

 

 ただブレットの場合は、その叶わない夢の内容がより鬼畜で、最低なビジョンを伴っていた。

 

「マンコとアナルにディルドぶち込んだまま事件現場に向かわせたり、ワンダーウーマンの全力おしっこで物に穴が空くのか試してみたり、四つん這いにさせた彼女に乗っかって髪を手綱代わりに馬みたいに歩かせてみたり」

 

 それはあまりに最低な、ヒーローの尊厳凌辱妄想。考えるだけなら個人の自由とは言え、人類の危機を何度も救ってくれた女性ヒーローに対して、そこまでの人を人とは思わないプレイを考えられるブレットはとことんまで腐り切ったクズなのだ。

 

 そして今、彼はその妄想を実現するためのワンダーウーマンの代わりを手に入れてしまった。

 

「全部一個ずつ、お前でワンダーウーマンにやりたかった事を消化してやるよ」

 

「ぁあああーーッ! ありがとうございます、ブレット様!!」

 

 荒々しく自身の膣穴を出入りする肉棒に、中に溜まった愛液を掻き回されながらメアリーはブレットの有難い言葉に感謝を伝えた。

 自分のような何の社会的ステータスも持たない雌を、ワンダーウーマンの代わりとして使ってやると言ってくれた。それが、メアリーの壊れた価値観の中では涙が出るほど嬉しくて、彼女はブレットへの愛情を胸に子宮口を貫いた亀頭を強く締め付けた。

 

「まず手始めに、ヒーローの屈服受精懇願だ。メアリー、カメラに向かって宣言しろよ。街を守るスーパーヒーロー様が、俺の子種が欲しくてヒーロー失格の射精懇願する様を見せてくれよ!」

 

 それはブレットの最低最悪な欲望を形にした欲求。

 強くて気丈な女性が自分のチンポ欲しさに何もかも投げ捨てて無様に懇願する雌豚になる様を見たいと言う下劣な本性。

 

 ブレットの中では、あのワンダーウーマンが全裸土下座しながら「あなたのチンポで私の雌穴を抉って、私の子供の父親に、私の夫になってくださいご主人様!」と宣言するのを夢見ていた。

 だが彼が実現したのは、そんな叶いもしない空想のワンダーウーマンと同じぐらい、いや現実であるが故にそれ以上の破壊力を持った新ヒーロー、メアリーによる大好きホールドしながらの膣中出し懇願。

 

「ぉひぃぃぃぃっ……! あっ、あっ……ブレット様の精子ぃ……私にください……! 街の平和も、人の命もどうでもいい……! これからはブレット様のためだけのオナホヒーローになるから! 呼ばれれば、犯罪も死にそうな人も放って駆けつけるから……! だから私の膣内に射精して……あなたの子種で、受精させて!」

 

「ははは……っ!」

 

 それは、あまりにチンポに悪すぎた。聡明で優しさを持ったメアリーが、これからの人生は困っている人よりも肉欲を優先して自分に尽くすと宣言しながらの膣中出し懇願。

 ブレットの肉棒が爆発的に膨らんで、一瞬で臨界点に突発した。

 

 びゅるるるるる!!

 

 強く子宮口に押し付けていた亀頭から、勢いよく飛び出した粘ついた精液が子宮の底に飛び散る。今までコンドームを付けていたために味わえなかった熱い白濁液の塊が、初めて赤ちゃんの部屋を白く染め上げた。

 

「ぁぁああ……。すごい、これが膣中出し……私の子宮に、ブレット様の熱くて重たい精子が、注がれてるのを感じる……。はぁぁ……♡ もう、この気持ちよさ知っちゃったら……コンドームなんて使えない……。妊娠してお腹が大きくなるまで……生でしか出来なくなっちゃった……♡」

 

 その感覚に、メアリーの膣がむぎゅっとチンポに絡みつき、亀頭を子宮口で挟み込みながら一滴も残さないように搾り取って行く。そして理想のブレット専用子袋を主人の精子で占領される幸福を言葉としてブレットに伝えながら、メアリーは彼の子供をお腹に宿した自分の未来を想像してイッた。

 

「ああ、最高だぜ……」

 

 そしてそんなメアリーの姿を眺めながら、ブレットもまた過去最高の愉悦に浸かる。自身のチンポ一つで、絶大な力を持ったスーパーヒーローが屈服している事実を彼女の幸福一色に染まった顔を見ながら堪能する。

 

(そういえば、メアリーもスーパーヒーローになったって事は、もしかしたらあのワンダーウーマンとも繋がりが出来るかもしれないってことか? そしたら、俺も彼女とお近づきになれたりするのか?)

 

 ブレットの頭の中に、自分の股に傅いてチンポを左右から舐めるメアリーとワンダーウーマンの顔が浮かんだ。どちらも彼女たちのヒーロー衣装に身を包み、普段は敵と戦う勇ましい顔を肉欲に蕩けさせた顔に変えて自分の子種を求める姿。

 

 そして一度思い描き、それが現実になる可能性が1%でもあるのなら欲望を掻き立てられてしまうのが男だ。

 

「ああっ……♡ また大きくなってる……! ブレット様のチンポ……射精したばかりなのに、私の子宮に精液注ぎながら固くなってる……! ぁっ、はぁ……ッ!!」

 

 繋がりあったままのメアリーの膣内で、再び肉棒を滾らせながらブレットは現実になるかもわからない、美人女性ヒーロー二人を自分の女にして侍らせる未来を夢想して、その隣にいる事が確定している自分の雌妻のマンコに腰を振り下ろすのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 数ヶ月後のフィラデルフィアの路上。春も後半になり、夜でも暖かくなり始めた午後10時を回った時間帯に、二人の人影が言い合いをしていた。

 

 片方はブレット・プライヤー。いつものように夜遊びをしに彼女を呼び出して街へと繰り出し、少し息抜きに路上で一服していた少年だ。

 そしてもう一人は、フィラデルフィア警察の仕事服を纏った新人の警官。彼はここいら一体の権力者であるプライヤーの警察権力にさえ融通を効かせる力と、その馬鹿息子であるブレットの顔をまだ知らない熱い正義感に燃える男であった。

 

「ちょっと君、今隠した物をポケットから出しなさい。未成年のうちからそんな非合法な薬物に手を出していたら、人生ダメになるぞ」

 

「チッ……めんどくせぇ」

 

 彼はブレットが吸っていた葉巻の匂いから、それがフィラデルフィアでは合法として所持が許されていて、今では若者の間でタバコ感覚で吸われるようになった大麻ではない、全米で厳しく取り締まられている類のそれだと気づいたのだ。

 

 だから彼はブレットを違法薬物所持の疑いで逮捕しようと声をかけ、しかし相手がまだ未成年である事から、大人しく所有している薬を渡したら親への連絡だけで今回は逮捕は見逃してやると譲歩したのだ。

 

 違法薬物の所持、使用は犯罪だが、未成年が遊び感覚でそれらに手を出してしまう所詮若気の至りも理解している彼は、犯罪を取り締まる警察官としては褒められたものではないが、青少年たちを正しい方向に戻るチャンスを与える大人としては立派な人間だった。

 

 だがその優しさを向ける相手が、性根まで腐り切ったブレットだったのが彼の不運で、そしてその後の人生を狂わせる決定的な物であった。

 

「勝手に俺にさわんじゃねぇよ。せっかく人が気持ちよくなってたのに、邪魔しやがって」

 

「その一瞬の快楽が君の人生を駄目にするかもしれないんだ。今なら学校には連絡せずに、親御さんへの報告だけで済ませてやる。わかったらーー」

 

「ああ、マジうぜえ。やっちまえ、メアリー」

 

「はい、ブレット様」

 

 バキリッと先ほどまで警察官が立っていた場所から鈍い音が響くと同時に、そこにいたはずの警察官が消えた。

 その代わりに、ブレットの目の前に立っていたのは胸に大きく掲げられた雷のシンボルが目立つ、コスプレのような赤いヒーロースーツを纏った美女、メアリーだ。

 

 カールした黒髪を肩下まで靡かせ、股下数センチまで露出した極ミニスカートから肉付きの良い太ももを晒した彼女は、和かな笑みを浮かべながら足元で踏み潰した警官の体から飛び降りた。

 

「ギリギリ死なない程度に、でも一生後遺症が残るぐらいの力で踏み潰したけど、これでよかったかしら?」

 

「よくやった。スカッとしたぜ、メアリー。やっぱり持つべきものはスーパーパワーを持った恋人だな」

 

「ふふ、ありがとう♡」

 

 地面にめり込むほどに、高所から彼の体目掛けての蹴りを行ったメアリーは、辛うじて生きているだけのオブジェクトとなった正義感の強い警官に目もくれず、愛しの彼氏の腕の中へと飛び込み、そのまま熱いディープキスを行う。

 

「んちゅ、じゅるる、ちゅぱっ……♡」

 

 夜の路上で、仲睦まじく唇を重ねる男女。次第にヒートアップしていき、男の手が女性のスカートの下から下着の履いていない生尻を揉み込み、女の手が男の股間を愛撫し始める様は、フィラデルフィアの夜ではあまり珍しくない光景。

 

 だがそれも、近くに半死半生の潰された警官がいて、その淫らな行為をするのがフィラデルフィアのヒーローであるメアリーならば話は別だ。

 ヒーローであるはずの彼女が、善良な警察官を半殺しにして路上で不良少年とちちくりあっている。フィラデルフィアの住民が聞けば卒倒しそうな状況だが、もう正義のヒーローの堕落したこの姿はすでに二人の間では日常なのだ。

 

 ブレットはスーパーパワーを持ったメアリーを自身の最強のボディガードとして、その体を貪る以外に活用している。今回のように警察官に絡まれた時や、売人に薬をぼったくられた時、つまりブレットにとってイラッと来た時の暴力として、メアリーは彼に使われている。

 

 今回のように警察官を殴り飛ばし、売人を捕まえて稼いだ金を巻き上げ、そして時にはただブレットがむしゃくしゃしていたからと言う理由で駐車場に置いてあった車や周りの建物を破壊した事もある。

 

「んふっ、んっ……♡ ブレット様……そろそろこれを片付けないと……」

 

「んっ? ああ、そうだったな。じゃ、いつものように頼むわ。俺は先にクラブに行ってるから、処理したらいつもみたいに股濡らして来いよ」

 

「ええ、もちろん……♡」

 

 そしてそうやって行った事件のもみ消しをするのは、いつだってメアリーの仕事だ。

 彼女は自身のスーパーパワーたるソロモンの知恵を使って、幾度も完全犯罪を成立させていた。

 

 警察官を顔の形が変わるぐらい殴った罪は近くの薬中になすりつけ、半殺しにされ稼ぎを奪われた売人は自分の顔を見られていたので彼の商売仇に情報を流して始末させ、車や建物の破壊は巧妙に偽の証拠を残して過激派のエコテロリストが暴れた事にし、何の関係もない地方に隠れ潜んでいたそれっぽい一味を自分が捕まえて逆に名声を上げたりもした。

 

 メアリーは善き事をするために遥か古代から受け継がれてきたシャザムの力を、吐き気も催すような悪徳を隠すために使っているのだ。そしてそれを、悔やんだり心苦しく思うことはかけらもない。むしろブレットの役に立てる喜びを感じて、彼女は日々ソロモンの知恵を十全に活用していた。

 

 その姿をもし先代のシャザムが見たら……そうでなくとも彼女を信じて力を分けたビリーが見たらどう思うか。

 

「さてと、じゃあこれはとっとと麻薬中毒者の巣窟に捨てて来るとしましょう。あそこなら警官服の男が倒れてたら寄ってたかって殺そうとするだろうし、生き残ってもあそこの薬中共の仕業になるしね。はぁ、早くブレット様のチンポを咥えたいなぁ……」

 

 いそいそと自身が半殺しにした警察官を片手で持ち上げながら、メアリーが思い描くのはこれからのブレットとの愛瀬。

 堕ちた彼女は、もう彼から与えられる快楽以外何も要らなくなってしまったから。

 

 かつての勇敢で家族思いのメアリー・ブロムフィールドはもう死んでしまった。

 将来、蘇った三姉妹の女神たちとフィラデルフィアを守るために果敢に戦うはずだったシャザムファミリー、メアリーは存在しない。

 

「そうだ……そういえばワンダーウーマンを連れて来る約束、そろそろ叶いそうだって報告しなきゃ。やっと連絡先交換できるぐらい仲良くなったって。ふふ、ブレット様がワンダーウーマンを屈服させる姿……恋人として早く見てみたいな……♡」

 

 ここにいるのは、これから先ヒーローたちの中に長らく隠れ潜み、多くの悲劇的な事件とワンダーウーマン失踪事件を影で手引きした最悪の女ヴィランーーソロモンの魔女なのだから。

 

 

Villain origin: The Death of Shazam!(副題:ブレット・プライヤーの妻たち)

 

 





 ここまでお読みいただきありがとうございます。

 DC二作目はシャザム!からメアリーお姉ちゃん。このままDCUが始まる前にダイアナ姐さんとハーレイクインも書きたい。

 シャザム!は予告の子供が大人になってはっちゃけると言うポップコーン片手に見る緩いコメディヒーロー映画かなと思ってたら、結構本筋の設定や展開は非常にダークな、親に捨てられた子供の話でびっくりしました。
 ビリーが本当の母親を見つけてからの一連のシーンは、本当に悲しい。彼が信じていた優しいお母さんとの記憶は、幼少期の自分の装飾された思い出で、母親は自分の意思でビリーを捨て、現在は息子との思い出を忘れてDV男と付き合っていた……現実でもありそうな、この捨てられた子供と捨てた親の残酷な再会をしっかりと見せてくれた時点で、私の中でシャザム!はただのヒーロー映画に収まらない、思い出に残る良い映画になりました。

もしFFのエロをやるならどのナンバリングが見たい?*FF7は意図的に外しています

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