ヴォルデモートによって陵辱されたハーマイオニーは微睡みの中でハリーたちの声を聞いて、僅かに理性を取り戻すが
本当はいつも通り18時に投稿できるはずだったんですが、fgoのアーキタイプ後編来ちゃってそっちをクリアしてたら遅くなりました。
配布? もちろん"彼女"を選びました。
『ハーマイオニー、僕たちで例のあの人を倒すんだ』
この声は…………ハリー?
『おったまげー、さすがハーマイオニーだぜ』
それにこの声は…………ロン?
『ハーマイオニーは強いからね、頼りにしてる』
『ハーマイオニーで何とかならなかったら、俺たちに何とかできるわけないよ』
二人の声が聞こえる。私を信頼する、心からの親愛のこもった声。
その声を聞くと、どんな状況でも私の心には誇らしさと勇気が湧いてくる。二人の期待に応えれるハーマイオニー・グレンジャーであろうと、前向きな気持ちで身を引き締められるから。
『負けるな、ハーマイオニー』
『君なら大丈夫さ、ハーマイオニー』
最後に、そんな激励の言葉を投げかけられて、私は微睡みから目を覚ました。
目を覚ました時、そこは眠りについた時と同じ闇の帝王の膝上であった。
枕代わりの硬い膝からは、もう温もりや安心感は感じない。それは私の心持ちが、たとえ私が作り出した幻と言えど、ハリーとロンの言葉を受けて持ち直したから。
ハリーたちの友人としての私を取り戻したから。
「…………っ!」
「ほう、どうしたのかな? ハーマイオニーよ」
闇の帝王の膝から飛び起き、彼から距離を取るように離れる。まだ視界は目隠しで閉ざされていて、その姿を見る事は叶わないが、声から彼が私のことを完全に侮っている事は読み取れる。
悔しいけど、それもそうだろう。
つい少し前まで、私の心は闇の帝王に屈していた。何か魔法を使われたわけではなく、ただ言葉と雰囲気だけで飲み込まれてしまっていた。
そんな小娘なんて警戒に値しない。腹立たしいし、屈辱的で、でも否定できないからこそ、私はもうお前には負けないと強い意志を込める。
「私をどうするつもりなの!?」
言葉にした声には、もう恐れや惑いはない。だけど私の反抗的な態度を見ても、闇の帝王はただクツクツと笑うだけ。
「ハーマイオニーよ、もう忘れたのか? 俺様を呼ぶ時はご主人様と呼ぶのだ。主人への忠誠の心を言葉として紡ぐのだ」
「あなたは私の主人ではないわ!!」
胸に湧いた火をさらに激しく燃え上がらせるように叫ぶ。たとえ杖がなくても、服を着ていなくても、私はハリー・ポッターの仲間ハーマイオニー・グレンジャーなのだと目前の悪の親玉へと宣言する。
「あっ、ぐぅ!?」
だがその突如、私の体は空中に磔にされた。両手は大きく左右に広げられ、足は開脚して股を大きく曝け出す。自分の体の全てを見せつけるような格好を強制されたのは、間違いなく闇の帝王による許されざる呪文によるものだ。
それが磔の呪文だと気づいたのは、今まで何度もその実例を見て来たが故だったが、初めて受けたその呪文のあまりの強大さに私はなぜこの魔法が禁じられたのか身を持って知った。
そしてそのまま、体が引き寄せられる感覚。空中を自分の意思とは無関係に浮遊させられ、柔らかな風が恥部を撫でる感触が何とも言えない気持ち悪さを生んで、その僅かな空中浮遊の末に、私の体は闇の帝王の目前へと差し出されるように縫い止められた。
「ああ、愚かな穢れた血よ。俺様があれほど骨を折って可愛がってやったと言うのに。ホグワーツの優等生にあるまじき物覚えの悪さだ」
「っ……ぁ……!」
骨ばった手が、私の背中を上から下へと撫でて、下半身へと伸びてくる。その手つきの気持ち悪さといやらしさを、闇の帝王への反抗心を取り戻した私はようやく理解する事が出来た。
こんなものに、少し前の私は気持ちよさと安心感を覚えていたと言たなんて。だけどその恥辱的な行為に反抗する事はおろか、指一本さえ動かせない。だから私はせめて目だけはと、黒布に覆われた視界の中で強い意志を込めて闇の帝王を睨みつける。
「ほう」と、まるで目隠しの後ろの私の眼差しが見えているかのように、人を狂わす低音が感心したような音を発した。
「ここまでされて、まだ叛骨心を心に飼えるとは…………ダンブルドアも優秀な魔女をハリーポッターの側に置いたらしい」
闇の帝王が、私を穢れた血と蔑んだ先ほどとは打って変わって、褒め称えるような言葉を私に投げかける。その突然の変わりようを、私は理解できない。
「俺様は優秀な魔法使いには敬意を払う。それは穢れた血を持つマグルでも同じだ」
闇の帝王の持つ雰囲気が、殊更にその重みを増した気がした。お互いの吐息さえかかるような至近距離で、史上最悪の悪の魔法使いが私に対してその闇の一端を解放して、飲み込もうとしているように。
「だからこそ、お前は俺様のお眼鏡に叶ったわけだ。その才能、意志の強さ、魔法への貪欲性。何よりも、この美しい相貌と体付き」
全身の肌を蛇が這い回るように撫でられる。顔のパーツ全ての形を確かめるように闇の帝王の指が目隠しされた私の目を覗いた、耳、鼻、頬、唇へと触れる。
胸を掬い上げるように揉まれ、先端の突起をピン、ピンと弾かれてから弾力を確かめるように摘まれ、そして軽く伸ばされて乳房を丸から三角形へと変えられる。
お腹周りを優しく擦られ、そのまま下に伸びて来た手が私の太ももと鼠蹊部を愛撫し、ぺちんと音の張りを確認する。
最後に伸ばされた陰毛に包まれた股は、くちゅくちゅと指で陰裂をかき混ぜられてから何度か収縮する肉襞の締め付け具合を測られる。
まるで私の女としての価値を確かめられているような感覚に、激しい怒りが湧き上がって、でもそれを解放できずにただ闇の帝王に弄ばれるしかない体がぶりると震えた。
「お前は俺様に相応しい女だ、ハーマイオニー・グレンジャー。たとえ私からすれば蟻のように簡単に踏みつぶせるものであっても、その力は……見どころがある」
それはやはり、不思議な響きを持って私の心に根付くように染み渡っていく。額から流れた汗が頬を伝い、私の少しコンプレックスな小ぶりな胸に落ちてその中心で起立している乳首を濡らす。
その瞬間、ぱさりと私の視界を隠していた黒布が剥ぎ取られた。
「……っ!」
久方ぶりに感じた光に、目が眩まされる。最初の数秒間は輪郭が覚束なくて、目の前の光景さえぼやけていた。
だが視界のピントが合って来て初めて目にした闇の帝王の相貌を見た時、私は目隠しをされたままが良かったと心底思った。
ハリーから闇の帝王が復活した時の姿は聞いていた。化け物だとか、トロールよりも醜い悍ましい顔だとか。
正直、死の恐怖と慕っていたセドリック・ディゴリーを殺されたショックによる大袈裟な誇張だと思っていた。
全て真実だった。復活した闇の帝王は生理的嫌悪を掻き立てずにはいられないほどの、グロテスクな容貌をしていたのだから。
それは醜いトカゲのような頭をした不気味な男だった。肌の色があり得ないほど青白く染まり、それは病的と言うよりも死を連想させる。体は肉が全て削げ落ちているのではと思うほどに骨格を浮き彫りにし、顔に至っては……頭蓋骨に最低限の皮を貼り付けただけのミイラにしか見えなかった。
「っ……ひっ……っあ……」
許されざる呪文で動くことも出来ないはずの私の喉が、あまりの恐怖に嗚咽を漏らした。一対の切れ長の赤い目が私を捉えた瞬間、私の心のうちの火は瞬く間に掻き消されてしまう。
私は先ほどまで声だけで完全に屈服させられていた。言葉だけで、この人には敵わないと魂まで理解させられていた。
それでも必死に仲間との絆を頼りに立ち上がった私は、ついに目にした闇の帝王の真なる全貌に心砕かれてしまった。
これが、闇の帝王。これがトム・リドル。これが、ヴォルデモート。
(----ああ、勝てない)
もう、無理だ。私は、ハリーたちと共に生きて来たハーマイオニー・グレンジャーはここで終わる。その確信があった。
「お前のその勇敢さに免じて、特別にお前の質問に答えてやろう」
何も身に纏っていない事で冷えているはずのお腹が不自然に熱を帯びた様な気がして、太股をこすり合わせる。まるで、次に闇の帝王が言う言葉が何か自分を変えてしまうような気がして。
「お前は、私のために存在していたのだ。私の……偉大なるヴォルデモート卿の子孫を産む花嫁としてな」
「――――――――」
驚愕と恐怖が体に広がった。闇の帝王が発した言葉に、全身の血が引くような寒気を覚え、だがそれに反比例するように視線が彼の目に釘付けになり、お腹の子宮にあたる部分が熱を持ち始めている。
間違いなく、何かしらの魔法を使われている。それがこの首輪にかけられた物なのか、はたまた闇の帝王の魔法によるものかは分からないが、少なくとも魔法局の法を数十は破るような危険な魔法だと言う事は理解出来た。
だが理解出来ただけで、それに抵抗する術が欠片もないの。
「素晴らしい、今の自身の状況をしっかりと認識している。代を重ねた純血の一族の者でさえ気づくことなく俺様の言葉の虜になると言うのに。その優秀な頭脳は親からの贈り物だ」
闇の帝王の手が直立して身動きの取れない私の髪をかき分け、顔を両手で包み込む。お互いの鼻が触れ合うような距離で目線を合わせられて、自身の体がどんどん熱を持っていくのを感じていた。口からこぼれる吐息が恐れから興奮による物に変わって行くのをまだ私の冷静な部分が危険だと警報を鳴らしている。
「何が分かる? 答えてみるがいい、聡明な魔女よ」
「……っ! 効能は、アモルテンシア(魅了万能薬)に近い、あれは薬を嗅いだ人が一番好きな臭いがしてその匂いを出す対象に強烈な執着心を抱かせるわ。でも私はあなたの「ご主人様だと言っただろう?」……ご主人様の匂いを嗅いでも、それに執着もしていない。これはアモルテンシアの効能を匂いではなく、目線と声に乗せていると推測できるわ。そのために、インプの目玉、セイレーンの喉ぼとけ、東洋の天竺に実る仙桃、他にもいくつかわからない材料を混ぜてケルト、カバラ、東洋の呪術を重ねて……んっ!?」
闇の帝王の望むままに、早口に今自身にかけられている魔法の仕組みを解説していた私の口が、彼の口によって無理やり塞がれた。
「ん……ふ、んんっ! ふぅ、ん……!」
最初は必死に侵入してくる舌を拒もうとした。だけど闇の帝王に頬裏を舌でなぞられる度に、舌と舌を絡ませられる度に、私の抵抗力と、嫌悪感が凪いでいく。
陶酔に向かっていく思考が、裸の女と黒ローブの男のキスなんて、まるで悪魔に誑かされた生娘ね、場所が場所なだけに絵画として飾れそうなんて、現実逃避な考えを巡らせる。
「さすがだ、グレンジャー家が生んだ魔女よ。そこまで分かるとは素晴らしい勤勉さだ。そして、この俺様好みな体もな」
「――――――!!」
口を離した闇の帝王の手が、私の全身を舐めるように撫でまわす。蜘蛛のように這いまわる指の動きに、本来なら忌避感を抱くべきはずの体は、微睡みに浸かる前の私のように触れられた部位から火が灯るかのように熱を帯び始める。
頬が高揚し、潤んだ瞳を浮かべる私の姿は……ああ、きっと誰が見ても男との逢瀬を楽しむ少女のようになってしまっているのだろう。
「あっ……!!」
長い逃亡生活でも決して手入れを欠かさなかった私の胸の中心で、その存在を主張している桜色の突起を闇の帝王がクリクリと摘まむ。
感度が高まっていた私は、それだけであられもない声をあげてしまい、それが抑えていた防波堤を崩してしまったのか堰を切ったように口から艶声がこぼれ出す。
「はあ、あっ! んあっ! んん……!!」
胸の形と弾力を確かめるように揉みしだく彼の愛撫に、私はただ成すがままにその快感を甘受し、悪い魔法使いが望むようなか弱い乙女の反応を見せるしかない。
屈辱なのは、この気持ちよさが魔法による物だとわかったからこそわかる、ヴォルデモートの愛撫が特別上手い訳ではないのにここまで感じさせられてしまっている事だ。そしてその屈辱感も消えていく現状がただただ不気味で、まるで自分が消えていくような恐怖を感じてしまう。
そして私にとっては数十分、実際には一分と経っていない時間で、私の体はすっかり眠りにつく前と同じぐらい発情したように熱を持たせられてしまった。
「良い解答をした褒美に、これからのお前の未来を教えてやろう」
闇の帝王が耳元で囁くように、私の心に自身の声を刻みつけるように言葉を発する。すでにその声色にさえ胸の鼓動が高まるようになってしまった私に、その悪魔の囁きを拒否する選択肢など存在せず、むしろその一言一句を聞き逃さないと聴覚が活性化してしまう。
「お前はこれからこの魅了の魔法がなくとも、俺様の隣に、俺様の足元に喜んで跪くようになるのだ。何をされるのか、先ほどのようにその素晴らしい知識を持って答えてみると言い」
その言葉を、私は自身の持てる精神力を振り絞って、振り払うように首を横に振る事でその解答を拒否する意志を見せる。
この質問の答えを考えてしまえば、その瞬間に自分の心が一気に浸食されると理解していたから。ただでさえ今の時点で私の下半身は度重なる性的な刺激によって太股へと興奮による液体を垂れ流している。
最早自分は崖の端にまで追い込まれているのだと、ユニコーンの涙よりも僅かな冷静な部分が無意味な警告を発していた。
「見事、それが正解だグレンジャー家の娘。だが……私のペットとしては失格だ小娘!」
突如、私の体が再び宙に舞い、かと思うと強い力で後ろに引っ張られそのままテーブルの上へと背中から叩きつけられた。
「かはっ……!」
衝撃に口から酸素がこぼれ、鈍い痛みに顔を顰める。体はまるでテーブルに縫い付けられたように身動きが取れなくなっていた。
自由の利かなくなった体が自分の意志とは無関係に動き始める。両足が勝手に持ち上がり、その秘部を闇の帝王の側に晒すようにM字に開き始める。それはまるで男を誘惑しているようで、その陰部がすでに水気を帯びてヒクヒクと震えているのが男を求めているようで私の羞恥心を刺激する。
テーブルの上に載せられた料理のようになった私の下に闇の帝王が辿り着く。開いた両足の太腿にその骨まで見えるほどに細い手を乗せて、悍ましい相貌の悪魔は身を乗り出して怯える哀れな子羊のような私の顔を正面から見つめてくる。
その瞬間、再び私の中の恐怖が霧散していく。そして安心感と性的興奮が反比例するように全身に広がり始めたのだ。
「ぁ……っ、んんっ……!」
そして私の唇に突然熱い何かが重ねられる。それが、闇の帝王の唇だと気づいた時には、私の口は貪られるような荒々しいキスに支配されていた。
「はっ……あむ! んあっ! じゅぱ、んちゅ……ちゅるる……!」
魔法によって体の自由を奪われた私は、口内に入ってきた舌を押し戻す事も出来ずに、ただあるがままに受け入れ、侵食されるしかない。
私の舌が絡め取られて、闇の帝王の舌の感触を先端から中腹まで余す事なく味わされてしまう。頬裏をべちょりと舐められ、男の唾液を塗りたくられる。
「っ……ふぅ……! んんっ、んふぅ……っ!」
さらに開かれた臀部に伸ばされた、闇の帝王の手が私の体を愛撫してくる。胸への愛撫より肉欲を増したような手つきが、私の尻肌を掴み、捏ねくり回すように揉んでから開かれた割れ目へと指を抜き差ししてくる。
ちゅぱ、ちゅる。ぐちゅ、ぐじゅ。
上の口と下の口両方から淫らな水音を上げさせられて、私は再び闇の帝王の手の平で喘ぐおもちゃへと変えられた。
「はぁ……あっ、ああっ……!」
繋がり合った口の間から、出したくもない甘い声が漏れてしまう。それは先ほど闇の帝王に愛撫されて敏感になってしまった陰核をクリッと擦られたせい。初めて覚えさせられた快楽の熱、微睡みを得て冷えたと思っていたそれが再燃して私の決意の意志を上書きしようとしてくる。
「じゅるぅ……! ん、んんあっ……!」
じゅぽっ、と闇の帝王の指が今まで入った事がないほど陰裂の奥深くへと侵入して来た。その刺激に、肉襞が細長い指を強く締め付けてしまって、それがより一層擦られる面積を増やしているとわかっているのに、私の性器は初めて女の幸せを教えてくれた主人を喜ばせようとしてしまう。
「ふぅ--っ! ふぅ--っっ!」
いつしか私の鼻は荒い興奮熱をキスをする相手の顔に吹きかけ初めて、これは陵辱だと言い聞かせていた頭は、そんな事よりこの快楽に身を委ねるべきだと告げてくる。
まるで何らかの魔法や魔法薬を使われたとしか思えないほどに私の性感を刺激し、思考を蕩けさせていくその快感に、振り払ったはずの闇の帝王への安心感や陶酔感が再び体へとまとわりついてくるのを感じる。
(ハリー、ロン……!!)
「んんんぅ……!!」
頭の中で何度も二人の名前を呼んでその抗いがたい誘惑を払い除けようとして、でもその度に股間を弄る指によって二人への友情を塗り潰す快楽を与えられてしまう。
そしてその末に訪れるのは、私に女の幸せとは何かを魂にまで刻みつけたあの感覚。
「んあっ……あっ、あっ、あっ……っ、イッ----!!?」
ぶるりと体が震えて、全身をあの幸福感と病みつきになるような倦怠感が包み込む。締まりの悪くなった陰部から、とろとろと恥ずかしい液体が溢れてしまう。
闇の帝王の顔へと、イッた喜びを伝えるように鼻腔を膨らませながら熱い鼻息を発情した犬のように漏らして、私は再び微睡みに落ちて----
「ふ、うううッ!?」
そんな私は、陰核を潰す闇の帝王の指が叩き起こされた。眠りに着こうとしていた私の思考が、頭を突き刺すような強い快楽の刺激に強制的に覚醒して嬌声を響かせる。
混乱する私の事情なんて知らないとばかりに、闇の帝王の指はイッたばかりで敏感な私の陰裂を奥へ奥へと進み、本来ならキツく閉まっていたはずの道を悠々とほじくり開けていく。
「んっ、んっ……! んううッ! んうううッ!!」
私の体は、その与えられる感じたことのないような悦楽にただ興奮の淫液を流して震えるしかない。重なり合った唇の下で喘ぎ、もう許して、気持ち良くしないでと闇の帝王に、ご主人様に懇願する。
だがそんな願いを、偉大なる魔法使いが聞き届けるはずがなく、私はそのまま叛骨心が全て砕けて灰となるまでイカされ続けた。
「んっ、ぁあ……」
長く続けられたキスと陰裂への愛撫。それが終わって私の口が解放された時、私の顔はだらしないほどに快楽に崩れて、口内はご主人様の唾液で全て印付けされてしまった。もう二度と、ここが誰の所有物なのか忘れる事がないように入念と。
「お前はこれから、俺様の子供を産むためだけの存在となるのだ。俺様の子供をこの股から生み落とし、それを俺様のために愛情を込めて育て、その子をこの世で最も強い魔法使いへとするのだ」
どくんっと心が高鳴った。
「あっ……♡」
脳が、その未来を思い描き大量のエンドルフィンを放出し始める。思わず漏れた声が明らかに期待するような響きを持っていた事が、私の恐れていた事態になってしまった事を伝えていた。
ご主人様の告げた恐るべき自身の未来を、肯定している自分がいる。そしてその自分が加速度的に大きくなっている。高まる欲求に数分前までの思考が塗りつぶされる。そして代わりに思考を埋め尽くすのは、ご主人様への愛情。
「どうやら……お前の心はそれを望んでいるようだな」
「――――――っ!!」
その完全に発情した私の姿に満足したのか、ご主人様の口が何かの呪文を紡ぐ。その瞬間、彼の身を包んでいた闇のように黒いローブが消え去り、その下から青白いと言う言葉でも足りないほど病的に白いご主人様の素肌が私の目前に晒さられた。
視線が、その露わとなったご主人様の男性器の部分へと釘付けになる。固く、太く勃起したそのペニスを見た瞬間、私の中で燻っていた恐怖が再燃した。
もし、あれを入れられてしまえばどうなるか。自分がずっと守って来た純潔をあれに奪われたが最後、もう引き返せなくなるのではないか。
だけどそんな心に渦巻く本能による恐怖と相反するように、体は歓喜し、その肉棒を咥え込みたいとあさましく膣口を震わせていて。
それどころか、理性までもがご主人様と繋がる事を肯定し始めている。闇の帝王に処女を散らされる事が、まるで子供の頃からの夢が叶うかのように嬉しくなり、彼に子宮を征服してもらう瞬間を想像するだけで、学年試験で一位を取った時の何倍もの幸福感を感じてしまう。
「あ……あぁ……っ」
ご主人様のペニスの先端が、膣口を擦った。それだけで私の心は、とてつもないほどの興奮と切なさを味わわされていた。
恐怖を感じていた本能が、押し流される。動かないはずの体を、逃げるためではなくご主人様と繋がるために動かしたくなる。
もう私は、なぜ自分がご主人様を拒絶しようとしていたのかさえも分からなくなるほど、その意志を偽りの情欲と愛情に支配されていた。
「あっ、あああ……んあ……はぁぁ……っ」
割れ目の浅い部分にご主人様が取り出した生殖器の先端が挿入って来る。すでに充分以上の量の愛液を分泌していた陰裂は、この世で最も偉大な邪悪な帝王の亀頭の愛撫を喜んで歓迎していく。
肉壁を押し開くように刺激する亀頭の感覚を、私は動けぬ身ながらそれでもより深く感じたいと神経を集中する。
「ぁあ……んっ、あ……はぁぁ……!」
口から止めどなく淫らな艶声を漏らし、焦らすような動きに比例してさらに愛液を増量する今の私を見て、ハリーたちはどう思うだろうか。
敵対する敵の首領に股を性器で触れられるだけで頬は赤らめ、肌を興奮による汗を滴らせて、体をより淫らな献上品へと喜んで仕上げていく私の姿は、きっとこれ以上とない裏切りだろう。
そうわかっているのに、ご主人様を見つめる目に、潤いが帯びて行くのを止められない。これが魔法による効果のせいだと解明したのに、偉大なる闇の帝王へと女としての情欲を抱くのを止められない。
だからこそ、ご主人様の手にいつの間にか握られたイチイの杖の存在を、私はその瞬間まで認識することが出来なかった。
トンっ、と杖の先端が臍下、子宮のある位置へと触れる。勝利を確信した笑みを浮かべるご主人様の表情が、これから彼がすることが今までの私の未来にとって決して良くない事だと物語っていた。
「――――それでは、穢れた血を持って生まれてしまった我が愛しき雌猫、ハーマイオニー・グレンジャーよ。お前は俺様に服従すると誓うか?俺様に生涯仕える事を望むか? 俺様の…………子供を産みたいと願うか?」
その声は驚くほど素直に、快感に浸かっていたはずの私の心に浸透した。
そして理解する。ここが自分の人生の岐路なのだと。この選択が、自分の未来を決定づける人生最大の山場であり、今までの自分を変えてしまう境目なのだと。
心は澄んだように落ち着いていた。先ほどの興奮が嘘のように感じられない。精神は、重要な自身の分岐点を前に走馬灯のように今までの自分の人生を想起させていた。
一年生の賢者の石事件。二年生の秘密の部屋。三年生のアズカバンからの脱獄囚。四年生の炎のゴブレット。五年生の神秘部での戦い。六年生でのダンブルドアの死、そして戦いの始まり。
すべてが昨日の事のように思い出せた。
楽しかった、悲しかった、幸せだった、大変だった。
全てが、ハーマイオニー・グレンジャーの人生を彩る素敵な時間だった。
自分が今正しい判断を下せば、ハーマイオニー・グレンジャーが過ごして来た全てに報い、私は最後まで光の道を進んだ正しい人間だと、英雄であったと、友に、家族に証明することが出来る。
それはきっと素晴らしい事で、本の中の物語ならば間違いなくそう綴られるはずだ。
でも、本当にそれが正しい事なの?
下腹部に触れる杖が、怪しく輝いた。
よく考えてみなさい、その正しさは一体誰の正しさ?
それはあくまで世間が考える正しさで、私の正しさではないはずよ。
私にとって正しい事を選ぶのよ、そうすれば私がこの世で最も欲しい物を手に入れられるのよ。
私がずっと望んでいたもの。
絶対的な存在に従属し、支配される幸せ。
それに比べれば、あの楽しくて、悲しくて、幸せで、大変だった思い出は――――――――ゴミね。
結末はもう最初から決まっていた。
「――――私、ハーマイオニー・グレンジャーの永久の愛と忠誠、そしてこの子宮を捧げます。偉大なるご主人様♡」
「素晴らしい。これでお前は永遠に私のものだ。我が妻よ」
その瞬間、ご主人様の杖が触れていた箇所から身を焦がすような、甘い快感が全身に広がった。杖の先と私の肌に触れ合う場所から、黒い線が広がっていく。それは臍下と陰裂の間で蠢き、やがて人の頭蓋骨とその空洞から顔を出す蛇の刺青を形作る。
それは、まさしく闇の帝王のしもべとなった者の証であり、それを股上の位置に入れられた私は、自身の子宮をヴォルデモートに捧げた事を意味していた。この刺青は生涯消える事はない。私はその一生を闇の帝王に雌として屈服した証と共に生きて行かなければならないのだ。
その素晴らしさに、私はイッた。
「あ…はぁ! ありがとうございます、ご主人様!!」
歓喜の声に呼応するように、子宮に刻まれた蛇の刺青が脈動する。骸骨から這い出る蛇の頭が蠢き、臍の下を撫でるように動く。瞬間、私は自身の子宮が卵子を排出したのを感じた。
それは確信だ。今、もし中に男の精子を注がれれば、自分は間違いなく妊娠する。違う、絶対に妊娠するために、体が子宮を動かしたのだ。
それが、ご主人様の魔法による物であろうとなかろうと、今の私にはどうでもよかった。重要なのは、もう自分の準備は出来ているという事。
「ご主人様、どうか私の処女を奪い、ご主人様の偉大なる子種をお恵み下さい!」
「―――――承ろう、卑しい雌よ」
ずぶりと、ご主人様のペニスが私の19年物の処女膜を突き破り、その最奥、子宮口と亀頭がキスする深さまで押し込まれた。
「――――――――――!!」
その瞬間の私の表情を何と表現するべきだろう。痛み、幸福、感動、衝撃、それらの感情がごちゃ混ぜになった、ただ口をぱくぱくと陸に上がった魚のように開閉するしかない様。
だけど確かなのは、この初めてが私にとって一生の思い出に残る物であり、間違っても赤毛の無能な魔法使いとでは味わえなかった最高の物であったという事。
「お、お゛ぉおお……ッ!?」
ご主人様が突き込んだ時とは逆に、今度はゆっくりとしたペースで陰裂からペニスを引き抜く。その先端の方には私の処女を奪った時の血が付着していて、それがなおさら私の初めてを奪っていただいたのだと言う感動と感謝の念を抱かせてくれる。
「たっぷりと楽しませてもらうぞ、淫らな魔女め」
「あぁぁ……はいぃ……どうか、ご主人様の身心のま、ああ!!」
ペニスが何度も穢れを知らなかった私の膣内を往復する。固く、狭い膣穴はただそれだけで、気を狂わすほどの気持ちの良い刺激を私へと送っていく。
膣壁がペニスにこじ開けられ、その表面を擦られる度に、今まで感じた事のない電流が体を走り抜けて、私を幸福の頂点に叩きつけてくれる。
「気持ちいい! ご主人様のペニスが、私の中を抉って! あぁ、子宮コンコンされてる! こんな、すごいの、初めてで!あっ、あっ、イク、イキますッ、ああ゛ぁぁ―――――!!」
ご主人様のペニスを咥えながら、イク。愛しい、これから先死ぬまで咥え続けるだろう肉の槍を強く締め付けて、またイク。
イッて、イッて、それでもまだイキ足りないと、私の体は貪欲にご主人様を求める。
「ああ、あはぁ……! ご主人様、好きです! あっ、イクッ!! あ、愛してま、イグぅぅッ!! おっ、お゛っ、子宮キスされてまだイギゥッッ!!」
いつのまにか解かれていた磔の呪文のおかげで自由に動かせるようになった体で、ご主人様の細い体に抱きつく。両手と両足を背中に巻き付けて、お尻を上げ下げしてご主人様の腰振りに合わせる。
それだけで無限大の幸福と快感が私を支配して、この選択が間違いじゃなくて、私の人生で一番の最良の選択だったのだと教えてくれる。
「大好きぃぃ……愛してます、ご主人様ぁ……お゛ほぉ……ハーマイオニーは、永遠に、ご主人様の雌猫です……お、おひィィッッ!!」
強く子宮に叩きつけられた亀頭に、もう何度目とわからないイキっぷりをご主人様に見せつけて、顔面を無様な雌顔に変える。
繋がり合った結合部からは、もうびっくりするぐらい私の愛液が飛び散っていて、私たちの股を淫靡に塗装して。
何度も繰り返される愛しいペニスの挿入に、私の陰部はすっかりご主人様専用に開発されて、その滑りを良くして行く。
それが堪らなく嬉しい。私は、心だけでなく体も偉大なる闇の帝王の物になったのだと証明されるから。
不意に、下腹部に埋まったご主人様の性器が熱く膨らんだ気がした。自分の限界近くまでご主人様を感じようと締め付けていた肉襞が、押し上げられた感覚。それが意味する事を、私は優れた魔女としての直感で感じ取る。
「ご主人様、出して、くれるんですね!? ご主人様の、赤ちゃんの巣……! 私に出して、孕ませてくれるんですね!」
「ああ、喜んで受け取ると良い」
「〜〜〜〜! はい、ご主人様! 絶対に妊娠します! ご主人様の子供、私のお腹で育てます!」
訪れた受精のチャンスに、私の雌が全力で媚び声を響かせて子宮口を開いてその瞬間を渇望する。
そして興奮で高まった心のまま、ご主人様へとキスを懇願するように舌をだらしなく口から伸ばせば、お優しいご主人様は喜んで私の求めに答えてくれる。
「はむっ、じゅる! ちゅぱ、ちゅずずっ……!」
先ほどのご主人様からのキスとは違い、私からご主人様の口内へと舌を伸ばす。さっきは私の口内をマーキングしてくれてありがとうございます、と感謝の念と深い愛情を込めながら奉仕する。
上も下も繋がり合い、一つの生き物みたいに絡み合っての子作りセックス。その相手がまさか闇の帝王だったなんて、数日前の自分は思いもしなかったでしょうが、今となってはご主人様以外の子供なんて欲しくないと強く思う。
「んちゅ、ちゅぱ、ずちゅ、出して……いつでも出してください、ご主人様! 私の卵子は、ご主人様の子種だけを求めて、排卵準備を終えてますから!」
ご主人様の射精間近のペニスに股を振り上げて、偉大なるヴォルデモート卿の遺伝子を自分の遺伝子と結びつけて欲しいと懇願する。
両手両足でご主人様の体とペニスを私に深く密着させて、何の価値もない
「私を、ハーマイオニー・グレンジャーを偉大なる闇の帝王の子供を最初に孕った女にしてください!」
バチンッと今までで一番深く、私の膣穴と深く繋がり合ったご主人様の生殖器が強く膨張して、次の瞬間、その亀頭から熱い精子の塊を噴出した。
びゅるるるるるる!!
「ぉ、ぉお、おほぉぉぉおお----ッッ!!!」
子宮に、感じだ事がないほど熱くてドロドロした液体がこびりついて行く。体の内側が燃えるように熱くなり、でもその熱がご主人様の子供の素であると思うと、途端に温かな感情が胸と下腹部を締め付ける。
これが種付けなんだ。こんなに気持ちよくて、幸せで、私の身も心も支配されちゃった気にさせてくれるもの。
胎の奥まで射精したご主人様のペニスが、何度か出し残しがないのを確かめるように私の膣道を刺激する。幸福の微睡みに浸かる私の膣は、その動きを感じて無意識に蠕動運動を起こしてご主人様の望みをサポートしてしまう。それがまるで、魂までご主人様の雌として躾けられた感じがして、私の隷属心を満たしてくれる。
「ご主人様……あひぃっ!?」
「何を満足している? まさかたった一度の射精で終わると思っているのか?」
だがそんな私の後処理を行っていた膣に、再びご主人様が強い突きを放って来た。ぶちゅんと、子宮に注がれた精液がその衝撃で撹乱されて熱い粘液が胎を揺蕩う。
「ぁ、ぉあ……ぉおお……」
「お前は俺様のペットだ。主人が満足するまで、付き合うのが良いペットであろう?」
そう告げるご主人様の声を最後に、私はいつ終わるともしれない腰振りと射精に完全に雌猫としての立場を刻み込まされた。
「あぁ♡ あっ♡ あっ♡ ご主人様の逞しいペニス♡ ご主人様は、魔法界一の雄です♡ 私みたいな、顔と体しか魅力のないマグルの雌を飼ってくれる偉大なる闇の帝王様♡」
この時代最も聡明と謳われた魔女は、男を喜ばせる才能もまた優れていたのだろう。卑猥な喘ぎ声を口走り、支配者たる主人を喜ばせるセリフを見事に選び取るその姿に、ヴォルデモートはその不気味な相貌をニンマリと裂ける笑みを浮かばせながら堪能する。
その愛する主人の邪悪な笑みに、ハーマイオニーは無意識に下半身の筋肉を引き締めて、膣を蹂躙するご主人様のペニスをさらにきつく締め付ける。それがさらなる快感をヴォルデモートに与えるのだが、ハーマイオニーの天才たる所以は、決してピストンを邪魔しないようペニスにとってベストな力加減で締め付けている事だろう。
子宮までペニスが差し込まれた時は、決してそれを離さないときつく締め付けるのに、ひとたびヴォルデモートが引き抜こうとすると少し力を弱め、まるで切なそうにペニスの帰りを惜しむ。
これをほぼ本能でやっているのだ。名器と呼ぶに相応しいまんこと性の才能をハーマイオニーは持っていた。そしてその全てを、かつての仇敵を喜ばせる、ただそれだけのために捧げていたのだ。
「素晴らしい、素晴らしいぞハーマイオニー。 お前は、まさしくこの俺様の勝利を飾るに相応しい、最高の雌だ」
「ありがとう、ございます! んあっ、はぁ! 過分な評価に、私、またイク、イキます! ご主人様のペニスで、イっくうぅぅぅぅ――――――――!!♡♡♡」
ヴォルデモートの顔が、自身の計画の集大成と呼ぶべき瞬間を目前にして、至極の笑みを浮かべて見せる。彼の真下では、憎きハリー・ポッターの親友であった少女が自身のペニスの感触を味わい、陶酔した表情を見せながら絶頂をしているのだ。
この少女は生贄だ。
ダンブルドアの思惑を超え、永久に魔法界を支配するための切り札でしかない。
ダンブルドアはかつてヴォルデモートに言った。自分は過去を振り返る事を恐れていると。だが、過去を大事にしていた老いぼれは死に、過去を顧みなかった闇の帝王はこうして生きている。
だが一つだけ、ヴォルデモートはダンブルドアと、そしてハリー・ポッターから学んだことがある。
それは「愛」の魔法の強さ。死しても残り続ける忌々しい想いの力。
ヴォルデモートを幾度も苦しめて来たこの魔法に、かの闇の帝王が注目しないわけがなかった。
そして今、この時代最強の魔法使いとなった男の精液によって、この時代でも一、二を争う才能を持った魔女を孕ませる。彼女の持つ女としての全てをヴォルデモート専用へと作り替え、彼女の精神の全てをヴォルデモートにしか関心が向かないように支配する。
愛する主人の遺伝子をその身に宿した魔女は、お腹に宿った我が子へと毎日惜しみない愛情を注ぐだろう。それこそ、あのリリー・ポッターが我が子にかけた愛の力を上回るほどのものを。
そんな思惑など欠片も知らず、ただヴォルデモートへの愛情と与えられた快楽に浸かるハーマイオニーは絶頂することでその喜びを表現する。口から売女のような艶声を響かせ、自身と愛する男の結合部から愛液を垂れ流す。
その胎に、すでにヴォルデモートの子種を着床させてしまっていると彼女はわかっているのか否か。
ハーマイオニーの子宮があるであろう場所の股上に輝くヴォルデモートのしもべの証。それが鈍い光を発して、彼女の受精を知らしめる。
それに笑うこの世で最も邪悪な魔法使いは、ここにさらなる邪悪な企みを結実させようと杖を振るった。
ヴォルデモートの精子とは、すなわちヴォルデモートの遺伝子を載せた科学的には彼の分身とも言っていい物だ。
魔法世界とは違う科学の世界ではこの遺伝子を使う事で、本人にそっくりなクローンを作れる技術が将来確立されていく。もちろん、異なる成長過程を迎える彼らは母親の胎で育つ段階でその遺伝子の元となる人物とは別人となってしまう。
だがもし、受精した直後なら?
その新しく宿った命を自分と仮定する事は可能なのではないか?
本来なら思いつきもしない聞くも悍ましい考え。それを、ヴォルデモートは本気で実行可能かを思案し、その実験を今ハーマイオニーの卵子に宿った自分の子供を使って成そうとしているのだ。
その子供を自身の新たな分霊箱として、切り離す自分の魂の代わりとして使う事はできないかと。
「----ぉ? ぉほおッ!?」
杖から出た光がハーマイオニーの臍を通り抜け、その奥にある子宮とそこにいる受精済み卵子に当たった瞬間、年若き美貌の魔女が白目を剥いてのたうった。
バタン、ビタンッとテーブルの上で痙攣をし、この世の物とは思えない悲鳴を漏らす。股から失禁による尿が飛び散り、異臭が部屋を包み込む。
その光景を、ヴォルデモートは興味深い物を見るように観察していた。今まさに異常事態に陥っている自身の子供を宿した女を、ただの実験動物の経過観察をするように眺めていた。
そして一分に渡る少女の痙攣が終わった時、ヴォルデモートは自身の魂に何か別の繋がりが出来た事を感覚で感じ取った。
「素晴らしい。ハーマイオニーよ、お前はなかなかどうして……本当に俺様のために生まれて来た女なのだな」
尿を撒き散らして気絶する、美貌を台無しにした魔女を『自分を愛するように』労る。その繋がりの先が、間違いなくこの少女の魂と結び合っている事を手で触れながら感じて、ヴォルデモートは自身の世紀の実験の成功を悟った。
つまり、ハーマイオニー・グレンジャーはこの瞬間にヴォルデモートの分霊箱と化したのだ。
二人の間に宿ったこの世に生まれたばかりの受精卵の中の子供の魂は、ヴォルデモートの分霊箱化の魔法によって取り出され、同時に遺伝子を半分同じにする存在であったハーマイオニーの魂へと吸い込まれるように吸い付いたのだ。
それは奇跡のようないくつもの極小の可能性が結び合った末に出来た、本来ならあり得ないはずの結果。もしヴォルデモートが再び同じような事をしても、母胎となった女性が分霊箱化する可能性はまずないだろう。
それほどの微細な運命の糸を手繰り寄せて、ハーマイオニーはヴォルデモートの分霊箱に、彼と生涯を一蓮托生する存在になった。なってしまったのだ。
ここに、ダンブルドアの計画は完全に崩れ去った。ヴォルデモートを殺すには、ハリーが死ぬだけでなく、ハーマイオニーも死ななくてはならなくなった。
だがその真実を知る者は、闇の帝王以外に誰もいない。僅かな運命の歯車の狂いによって訪れたハーマイオニーとヴォルデモートの介錯は、絶対的なハリーポッターたちの敗北の未来を決定づけたのだ。
「これで、俺様は永遠に不滅だ。そして当然、お前もな。我がハーマイオニーよ」
「----♡」
もう子供が居なくなってしまった胎を撫でるように、ヴォルデモートがハーマイオニーの下腹部と、そこに記されたしもべの証に手を這わせる。
それを気絶した身で、それでも認識したのか、ハーマイオニーは自身のご主人様であり、そして魂を共にする事になった文字通りの比翼連理たる男に、幸福の本気アクメを股から噴出するのだった。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ハーマイオニーが初恋だった名作ハリーポッターシリーズ。小説も映画も完結して何年も経つのに、未だに多くの二次創作が新しく出てくるの素直に凄すぎる。それだけあのファンタジー世界に魅了された人は数多いんでしょうね。
なのにR-18となると途端に数少なくなるのは何でなんだ。オブリビエイトにインペリオとか惚れ薬とか便利な小道具いっぱいあるのに……。
もしFFのエロをやるならどのナンバリングが見たい?*FF7は意図的に外しています
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