もしマリーと結婚した彼を、ずっと前から彼を好きだったシアがマリーのいない間に襲おうと考えたら?
「ふふふ……そう、マリーとは幸せなのね」
「ああ、おかげさまでね」
俺が大切な妻であるマリーと結婚してからもう早半年。一人の男から家庭を支える亭主となった俺は今、マリーの親友であり俺にとっても大切な友人であるシア・ドナースタークにお茶会に誘われて、彼女のお屋敷にお邪魔していた。
人生で一度もお目にかかったことのない、荘厳な屋敷は俺の平凡な人生観を震わせる内装に満ち満ちており、本物のメイド、本物の執事、本物のシャンデリアに純金の像と、これでもかと金持ちのイメージそのままであった。
そして俺の前に対面しているシアもまた、そんな万人が思い描くお嬢様のイメージからそのまま形にしたような、いやそれをさらに魅力的にした深窓の令嬢という言葉がよく似合う女性だ。
絹のように伸びる蜜色の髪を三つ編みにしてツインテールでまとめた容姿は実に愛らしく、その線の細い体つきもあって触れれば手折れてしまいそうな儚さを感じさせる。
実際彼女は少し前まで重い病を患っていて、それで生と死の合間を彷徨うことになった過去があった。
だがその病も今ではマリーのおかげで完治し、その幸薄気であった美貌は少しづつだが健康的な美女へと変わりつつある。
さて、ここで問題となるのが、なぜ妻がいる俺が友人とは言え、そんな美人な女性と二人きりで彼女の家でお茶をしているかだ。
普通なら浮気をしているのかと疑われそうな、そうでなくても最近その愛の深さを隠さなくなってきたマリーが嫉妬しそうな状況。
だがこれにはもちろん訳がある。
「それにしても、マリーがよくあなたと離れることになる遠方の仕事を承認したものね」
「最後までかなり抵抗してたよ。二ヶ月近い国外への滞在、だけど王室からの依頼だったからね。これを承服させるのは……はは、本当に大変だったよ」
マリーは今、ザールブルグを離れケントニスという遠方の街に出向いている。なんでも王室の方からそことの交友を結ぶために、向こうのケントニスアカデミーへとザールブルグアカデミーを卒業した優秀な錬金術師たちを派遣したいそうなのだ。
なぜ交友を結ぶのに国のトップではなく、アカデミーと親交を深めるのか最初は疑問に思ったが、なんでもケントニスはザールブルグよりも錬金術が盛んであり、錬金術師の腕=国での位の高さに直結するほどなのだそうだ。
そんな錬金術師至上主義の国に向かわせても、過不足ないと思われるほどの腕を持ったマリーを誇らしいと思うが、件の彼女は結婚したばかりの俺と一日でも離れたくないと駄々をこね。
王室騎士のエンデルクさんや、恩師のイングリドさんに散々説得された末に、俺がマリーに愛を囁く声を六時間分録音することでやっと折れたのだ。
そして旅立つマリーを見送ったのだが、その間店を任された俺はマリーの代わりに錬金術品を管理して売買することになった。
と言っても、元からマリーの作る品を売り込んでいたのは自分である。今回はそれに、マリーによる供給がない分、在庫品だけで顧客を満足させなければいけないという制約がついただけのこと。
まあ話を戻して、なぜ俺がシアとの二人きりのお茶会を受けたかと言うと、ビジネスの話をするためである。
「それで、今週の納入品はこれだけでよろしいですか?」
「そうね……これとこれは来週にまわしてもらえるかしら? 商会の方でまだ在庫が余ってるの。それ以外は---」
テキパキと仕事の確認を済ませていく、シア。いや、次期ドナースターク商会を背負って立つことになる夫人は実に見事な手際で必要なことを簡潔にまとめてくれる。
未だに調合の予定も決められない自分の妻との違いに、思わず苦笑いになる俺の前であっという間に打ち合わせは終わってしまった。
「はい、これが来週分のリストよ。そちらの在庫状況も鑑みて作ったから、問題ないと思うわ」
「どれどれ…………ふむ。これなら心配ありません。これからもマリーの工房をよろしくお願いします」
「ふふ……それじゃあここからは友人同士の会話に戻りましょうか」
仕事の話が済めば、そこからはまた気のおけない友人の会話だ。新しく運ばれてきた紅茶を口にしながら、俺は気になっていた話題を振ってみることにした。
「そういえば……婚約が決まったんだって?」
ピクリと俺がその話題を出した瞬間に、シアの笑みが固まった気がした。
だがそれも一瞬で、すぐにいつもの花が咲くような笑みを浮かべて見せる。
「ええ、そうなの。お父様がお決めになって、来年には籍を入れて結婚式を挙げるつもりよ」
「へぇ、そうなのか。はは、なんか俺とマリーと言い、結婚ラッシュが続く感じになるのか。相手は、どんな人なんだい?」
「誠実な人よ。真面目で、社交性もあって、女性である私にもしっかり礼儀を持って接してくれるわ」
「それは良かった。もし嫌な奴だったら俺とマリーで結婚式に殴り込みに行くところだよ」
なんてね、と笑う俺に対してシアもまた笑顔を見せてくれる。
だがなぜだろう……笑っているはずのシアの瞳が、いつかの俺を見るマリーの瞳にそっくりな気がしたのは。
「…………ところで」
だが俺の疑問を遮るように、急に声のトーンを変えたシアがその瞳に妖しい光を灯しながら、口を開いた。
「ダイガクセイ……って言葉、聞いたことあるかしら」
そう、目を細めて……何かを確認するように問いかけられた質問に、俺は---
「ダイガクセイ? なんだ、それ? 新しくドナースタークで扱う商品かい?」
今まで一度も聞いたことのない未知の単語に首を傾げたのだ。
「---フフ。いいえ、知らないならいいの。ううん、むしろ知らなくてイイの。今の話は忘れてちょうだい」
「お、おう。わかったよ」
変なことを言うシアだが、まあ彼女は天然だしそう言うこともあるだろう。
ザールブルグで生まれ育った俺が、故郷から越してきた彼女と知り合ってから、たまにこうして変な質問をしては俺やマリーを困惑させるのだから。
「そうそう! 話を戻すのだけど、私の婚約についての話。あれはね……あくまで政略結婚なの。 対外的に両家の仲の良さをアピールするための、いわゆる偽装結婚よ」
「えっ……シア、急に何を……ッ!?」
不意に強い目眩に襲われて、飲んでいた紅茶のカップを落としてしまう。
ガシャンと音を立てて割れたカップに、すぐ謝ろうと立ち上がろうとするのだが、まるで自分の体が自分じゃないみたいに、膝を上げた瞬間に俺は地面に倒れ込んでしまった。
「だからね、私は婚約者と夫婦らしいことをする義理はないの。そして、させる気もないわ。だってこの体も……子宮も……すでに捧げる相手は決まっているんですもの」
シアの言葉が頭に入ってこない。急激に頭を支配する強烈な眠気が、俺から思考力を奪って行って。
最後に見えたのは、こちらを見つめるシアの……獲物を捕らえた猫のように細めらる彼女の妖しい眼差しだった。
じゅぶ、じゅずず、じゅるる…………!
「うっ……あっ……何が?」
霧に包まれたように思考がおぼつかない俺を起こしたのは、すぐ近くから響く何か水を啜るような音と、下半身から感じる生暖かい感触だった。
気怠い思考に鞭を打って、俺は起きあがろうと上半身を上げようとし---ガシャッと言う音ともに、上半身とベッドを繋ぐ黒い革によって止められた。
「はっ……?」
それが一般に拘束具であることに気づくのと、同時に自分の四肢がそれぞれベッドの端に紐で括り付けられているのに気づくのは同時だった。
そして、先ほどから自分の下半身の上で揺れる見覚えのある蜜色の髪をした女性の姿を目で捉えるのもまた、ほとんど同時で。
「じゅっ……じゅるる……んあっ、はぁ……ようやく起きましたか? ごめんなさい、あなたのちんぽがあまりに魅力的だったから、先に初めてしまったわ」
その女性、友人であるシア・ドナースタークは、その上品な口元から粘ついた白液を溢しながら、優雅に、しかしあまりに淫らな欲望に染まった言葉を吐き出したのだ。
「…………え、あ……なんで……? ど、どう言うことだ、シア!?」
「どうって……私があなたのことをお慕いしていて、あなたとセックスして結ばれたいだけのことよ?」
「-----ッ!??」
何を当たり前のことをと、まるで息を吐くようにシアは、俺にとって衝撃的な真実を告げたのだ。
「何言ってるんだ……!? 俺のことが好きって……シアには婚約者がいるんだろ!?」
「ああ、気絶する前のことは覚えていないのね。あれは貴族向けのアピールよ。彼の方は知らないけど、私はあんな優しいだけの人と本当に愛し合う気はないわ」
その顔を歪め、普段のシアなら絶対にしないような顔と声で、件の婚約者たる男を酷評する。
その姿からは彼女が本当に相手の男のことをなんとも思っていない、むしろ嫌悪していることをありありと伝えている。
「優しい……だけって……。どうして……ッ! 待て、気絶する前って……そうだ、俺はシアとお茶をしてたら倒れて……まさか!?」
「はい。メイドに頼んで、あなたの飲むカップに睡眠薬を入れさせたの。ただ効き目が強すぎたのね……この部屋に運んで拘束して、裸にしても起きなかったんですもの」
矢継ぎ早に明らかになる事実に、俺の脳はもう限界だった。あのシアが自分に睡眠薬をもったという事も、彼女のような心優しい女性が婚約者の男性を優しいだけと侮蔑した事、何より親友の夫である俺を拘束して逆レイプしようとしている事実。
「-----っ、そうだ! マリーは! 俺はマリーの夫だぞ! こんなことをして、マリーがどれだけ悲しむかっ!!」
マリーとシアは俺が二人と知り合う前からの、固い絆で結ばれた親友同士だった。時には俺でさえ干渉できないような仲の良さを見せる幼馴染の二人を見てきた身として、こんなことでその友情を壊したくない。
何より、マリーはかつてシアの命を救ったことがあり、シアはその件について一生の恩が出来たと言っているのだ。
だから、マリーの件を持ち出せば、今は気の迷いでこんな暴挙に出たシアも止まってくれると信じていた。
だから-----
「ああ、マリーにならもう許可を取ってるわ」
「…………………………えっ?」
そんな何気なく返された……あまりに予想外すぎる答えに、俺は素っ頓狂な声を上げるしかなかった。
「マリーは私があなたのことを好きなのずっと知ってたもの。でも私はマリーに返しきれない恩があったでしょ? だから正妻は譲ることにしたの。その代わり、結婚からしばらく経ったらあなたを共有しても良いって約束してたの」
俺の意識は完全にフリーズしていた。自分の妻とその親友の間で結ばれていた約束は、普通の感性を持つ俺の理解を拒むのには十分すぎるほど異常なもので。
男を共有するなんて、そんなの---
「だから、これは浮気じゃないし。あなたもマリーを裏切ったことにはならないわ。むしろ、可愛い奥さんとその親友のお嬢様二人をものにできるなんて男の幸福、それを堪能してちょうだい」
そう言うが否や、シアはその薄くリップが塗られた唇を俺の逸物に強く押し付けた。
「あっ!」と俺がその綺麗なものを汚してしまうような行為に声を上げた時には、彼女はさらに不潔な肉の槍をその口で咥えてしまっていた。
「んじゅ……じゅぽ……じゅる……!」
「あぐ……や、止めるんだ、シア!!」
静止を訴える俺の声に耳を貸さず、シアの口は棒アイスを舐めるように熱心に俺の逸物を口淫する。
それは箱入り娘の口使いとは思えないほど巧みで、舌を器用に使って亀頭やカリ裏を刺激してくる。
「じゅずず……んちゅ……どうですか? 毎日あなたを想ってあなたの張り型で練習した私のフェラチオは?」
逸物を口から離したシアは、そのピンク色の舌で今度は舐め回しながら、マリーに負けず劣らずなフェラテクニックを持つ淫猥な理由を告げた。
「は、張り型って……!? どうやって!?」
「あなたがまだマリーと付き合う前に、一度二人が私の屋敷に泊まりに来た際、メイドに頼んで眠るあなたの物を勃起させて測らせたんです。形さえわかればドナースタークの交友関係から、そう言う物を作ってくれる人を探すのは簡単だったわ」
ドナースターク家の権力の最も最低で無駄な使い方ではないだろうか。あまりのバカバカしさに、自分が寝ている間にそんなことをメイドにさせてた事も含めて呆れてしまう。
「最初ははしたないと思ってたのよ。でも、あなたが私に優しくしてくれるたびに、私が欲しい言葉をかけてくれるたびに、箱入りで男を知らなかった私に理想のかっこいい男を見せてくれるたびに! 私、あなたへの想いを止められなくなっていたわ……!」
頬を赤らめ、目をとろんと潤ませ、想い人を好きになった過程を語る姿は恋する乙女そのものだ。その内容の深い意味と、口にしている当人が舌で男の玉袋をペロペロと舐めていることに目を瞑ればだが。
「特に……私が死にかけていた時……あなたがマリーと一緒にエリキシル剤を作るための材料を必死に探してくれたことを知った時……私はもうこの恋を、愛を止められないと思ったの」
シアから語られた彼女がここまで愛に狂うことになった最後のきっかけ。
それは、病気になったシアを救う唯一の手段としてマリーが見つけた幻の万病薬を作るまでの過程。
一切が謎に包まれた製法の、その材料に繋がるヒントを、少ない文献や、ほとんどメモ書きに近い推察のメモ帳、王室に伝わる言い伝えをマリーと共にかき集めたのだ。
そして導き出したヒントから、俺はドンケルハイトと言う幻の花がその材料だと当たりをつけた。
その時の俺は、なぜか月の暦こそが花が咲く周期を割り出す唯一の方法だと思い当たり、連日徹夜してその日付を特定すると、その際別の材料を探しに行っていたマリーの帰りを待つことなく、目撃例があった森を捜索。
そして崖の付近にその花を見つけた俺は、手に取る際に崖から落ちるというアクシンデントに見舞われながらもなんとかドンケルハイトを持ち帰ることに成功したのだ。
その後、帰ってきたマリーと知らせを聞いたシアや友人たちから死ぬほど怒られ、心配されたのだが、その甲斐あって見事エリキシル剤を完成させる材料は揃ったのだ。
「好きな男の子が、あんなになってまで私の命を救ってくれたのよ。そんな素敵なあなたを、諦められるわけがないでしょ? だからあの時決めたの。ドナースタークの血筋に、絶対あなたの血を入れるって。商会を継ぐ私の子供は、あなたの子供以外にありえないって」
彼女の口調に熱がこもる。それはだんだんと狂気的な色合いを持ち始め、シアの美しい瞳を暗く澱んだ物へと変えていく。
いつのまにか口淫を止めていた彼女が、俺の縛られた体に覆い被さるように伸し掛かってくる。
「だから、私はあなたの子供を産むの。あなたは私を孕ませるの。それはもう決定してるわ」
スラリッと、俺の上でシアが自身の服に手をかけて脱ぎ捨てる。元々上品な出自の割に、簡素な衣服を身に纏っていた彼女は腰ダメの布を解いて服をたくし上げるだけで、簡単にその厚手の布に守られていた白く透き通る素肌を晒してみせた。
ピンクのセクシーな下着が俺の前に露わになる。控えめな性格のシアには似合わないような大胆で露出度の高いブラジャーとショーツ。しかし、それが今の淫魔のような雰囲気を漂わせるシアに驚くほどマッチしている。
そしてその布も邪魔だと、シアは何の躊躇もなく脱ぎ捨てる。そうなれば何も遮る物が無くなった彼女の胸が、秘部が、全て全て赤裸々に明かされて。
「どうかしら? あなたを想うだけで、こんなに興奮してる私の体は?」
陶器のように整ったシアの胸は、マリーのよりは劣る。だが、マリーと違い一切日の光を浴びたことのない白い肌はまるで聖域のような美しさを保ち、その中心でツンと立つ固く勃起した乳首が、何とも言えぬ背徳感を醸し出す。
わずかに茶色の毛を生やすシアの秘所は、すでに愛液でびしょびしょに濡れており、その陰毛から水滴を俺のお腹に垂らしてくる。
その陰毛の間に見える筋は、男を、俺を求めて陰口を開き、その中の誰にも汚されたことのないサーモンピンクの膣襞を震わせている。
そんな極上の女体を見てしまった俺の体は、理性がどれだけ駄目だと叫んでも、本能がこの雌の体を求めてしまう。
腰の上の逸物が大きくそり返り、その中に大量の子種を生成し始める。そしてそうなれば、俺の思考は性欲と獣欲に押し流され始めて。
目の前のシアを、自分の女にしたくて仕方なくなる。
「ええ、たっぷり愛し合いましょうね。あなた♡」
シアがまるで夫を呼ぶ貞淑な妻のように俺に囁いた瞬間、腰を下ろした彼女の膣の俺の逸物が突き立った。
「あっ、あああぁぁぁぁッ-----♡♡!!」
一息で感じた何かの壁を突き破る感覚。
叫びを上げたシアの声は、処女膜が破られたことの痛みの悲鳴か、それともその痛みを上書きするほどの快楽と幸福の艶声か。
その陶酔に染まった表情を見れば、どちらかなど明らかであった。
「あ、はぁ♡ やっと、やっとやっとやっと! あなたと繋がりあえた……! 嬉しいわ……今までの人生でこんなに素晴らしい気持ちははじめて……!!」
彼女の膣がまるでその喜びを表すようにがっしりと俺の逸物を締め付ける。それはまだ処女を失ったばかりの狭い膣穴であるのはもちろん、彼女の意思が俺を逃さないと下腹部に働きかけているようだ。
「う、あ……シア……!」
「んっ……♡ ごめんなさいね、すぐに動くわ♡」
妻の親友の処女を奪ってしまったことの後悔の声を、シアは俺が早くピストンしてほしいと思っていると勘違いしたらしい。
彼女はまだ挿入したばかりの逸物の上でその華奢な体を激しく上下させ始める。
「あっ、あぁ、ああッ♡ すごい! あなたのに私の体が貫かれてるみたい♡ あくぅ……!!♡♡」
シアの未成熟だった膣内が、男の味を知って一突きごとに完熟した女の穴へと変わって行く。
少しずつ広がって……俺の逸物の形に最適化されて行く膣の感触を逸物越しに感じて、俺の意識は否応なく彼女を汚してしまっていると自覚してしまう。
「ずるいわ、こんな素敵なこと、んっ、あなたとマリーは毎日してたんなんて! あぁぁ……私も、私だって……あなたのこと愛してるのに……あああッ♡」
スイッチが入ったように、普段の彼女とは考えられないほど荒々しい動きで俺の上で腰を振るシア。
長く、透き通るように手入れされていた綺麗な髪はすでに汗で乱れ、白い雪のようだった艶肌は高まる興奮でほんのり赤く染まっている。
かつて深窓の令嬢そのものだと思っていた彼女が、俺の逸物でここまで乱れ狂っている事実。それはダメだと思っても俺の射精感を高める悪魔のスパイスであり、現在進行形で締め上げられる逸物からの快楽と合わさり、俺の限界はもう近かった。
「ま……待て、シア! で、出る……! 出ちゃうから、だから一回抜いて!!」
俺の理性が中出しだけは避けろと、頭を支配する快楽を振り切ってシアへと言葉を送る。
彼女だって来年に婚約を控えているのだ、そんなこと望まないはずだ。この時期での妊娠なんて、たとえ婚約者との結婚が上部だけだとしても反感を持たれるに決まっている。
そう思っての俺の言葉は、俺をベッドに押さえつけるように体を密着させたシアの行動で、彼女がその事を気にしていないのだとわからされた。
「言ったでしょ。私はあなたの子供を産むって。そのための機会は一度だって逃す気はないの。大丈夫、妊娠した時のストーリーはちゃんと考えてあるし、あなたに迷惑はかけないわ♡」
「だから-----私の中でイッて♡」
「-----っあ、ああああ!!」
びゅるるるるるる!!
最後の理性を打ち壊すシアの囁きを耳に、限界を当に越していた俺の逸物は、そこに溜められたシアを孕ませるために生成された子種を、一つ残らず彼女の子宮に解き放った。
「------ッッッ!!!♡♡♡」
言葉にならない声を上げて、シアもまた俺の上で絶頂する。手を愛する夫婦のように俺の首に回して、その豊かなおっぱいを俺の胸に押し付け、俺たち二人は一つの影となりながら共に背徳的な幸福と快楽を貪りあった。
「これからはマリーと一緒によろしくね、私の旦那様♡」
射精後の倦怠感でうまく回らない頭に響いたシアの声を最後に、俺は自分がもう二度と後戻りできないことをしたと悟るのだった。
「…………………………」
「あら、おかえりなさいマリー。ケントニスのアカデミーはどうだった?」
「………………私に聞く前に他に言うことがあるんじゃないの?」
「なにかしら? 特に思い当たらないのだけど……」
「……ッ!! わ・た・しの、夫に手を出したでしょ!!」
「あら、それならもう許可をもらってたじゃない」
「誰も二ヶ月間ずっと屋敷に監禁して毎日セックスしていいなんて許可してないでしょ!?」
「あら、マリーはずっと前から彼と恋人になってイチャイチャしてたのだから、それぐらいのわがままは許してくれてもいいんじゃないかしら?」
「それとこれとは話が別!! 私は二ヶ月間、彼とエッチできなかったって言うのに!! 帰って来たら夫が干からびてて、親友が肌ツヤツヤになってた私の気持ちがわかる!?」
「ごめんなさい……でも毎日彼の精液を顔に浴びてたら自然とそうなっちゃったの」
「誰もツヤツヤになった肌を羨ましいなんて言ってないでしょうが!!!」
ここまでお読みいただきありがとうございます。
筆が乗ってそのままシア編まで一気に書き上げてしまいました。多分この続きを書くならミューとナタリエ編になるかな。
シアはマリーのアトリエとエリーのアトリエで誰?ってぐらい立ち絵が変わるので有名ですよね。まあ理由を考えるならエリキシル剤の副作用とかなんでしょうね。
アトリエシリーズってどうしてもサブヒロインたちのエロってほとんどないイメージ。最近のアプリ版アトリエシリーズでようやく旧作サブキャラたちに新規立ち絵追加されたんだし、もっと有名になってほしいです。
もしFFのエロをやるならどのナンバリングが見たい?*FF7は意図的に外しています
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