※この作品はR-18です。

マイナーキャラ妄想短編集   作:ニンニク嫌い

132 / 164

 もしツツジに女の子の恋人がいたら?

 以前投稿したエリカ編で言っていた同じ主人公による別ジムリーダーの百合物です。

 主人公とツツジのイメージイラスト
 
【挿絵表示】



ポケットモンスター(ツツジ) 純愛 百合

 

 

 トレーナーズスクール。

 それは各地からポケモントレーナーを目指す将来有望な少年少女を集めて育成、経験を積ませる専門校。

 ポケモンが人間社会と深く密接し合った世界においてその需要は非常に高い。誰も彼もが自分お気に入りのポケモンを連れてポケモントレーナーを名乗れる世界において、強いポケモントレーナーとはそれだけで羨望と注目を浴びる存在なのだ。

 

 そしてジムリーダーやリーグ出場者と呼ばれる存在になれば、その価値はただのポケモントレーナーを飛び越えて社会的価値を得る。ただポケモンバトルが強いと言うだけで、知事や大企業の社長と同格の発言権を持つのだ。

 

 所詮、プロスポーツ選手のような扱いだ。だが一つ異なるのは、強いトレーナーは世間を震撼するインフルエンサーであると同時に有事の際は最前線で力を振るう戦士(ヒーロー)でもあると言う事。

 

 そんな存在に成りたいと憧れる者は数多い。だがポケモン協会によって選抜されるジムリーダーの数は一つの地区で八人のみ。ならばと願いをかけるポケモンリーグはジムリーダー八人をも倒した猛者たちが蠢く修羅の道。

 どちらもプロのスター選手や登録者100万人超えのインフルエンサーになるよりも難しい道だ。

 

 だからこそ、そんな道を進める可能性を極小とは言え上げてくれるトレーナーズスクールは多くのポケモントレーナーの卵にとって大きな意味を持つ。

 

 それこそ、ある地区ではアカデミーと呼ばれる過去最大級のポケモントレーナー教育機関が設立されるほどにその価値と需要は高まっている。

 

 そしてそれはここ、カナズミシティも同じであった。

 

 ホウエン地方西側に位置するホウエン屈指の大都市には、世界の最先端を直走るデボンコーポレーション本社が居を構え、シティ全域が整備された綺麗な石畳の道には絶えず街灯と手入れされた街路樹が立ち並んでいる。

 

 そこに建設されたホウエン唯一のトレーナーズスクールはデボンコーポレーションから寄付される最先端の技術と、ポケモン学会が発表する新しい論文をどこよりもいち早く入手できる事からホウエンのポケモントレーナー卵からは絶大な人気を誇っていた。

 

 そしてその期待に応えるように、スクールに将来の成功を夢見て入った少年少女たちは、まさしくプロのポケモントレーナーになるための最高の授業が提供された。

 

 普通校の子供たちが算数を学ぶ頃にポケモンの複雑なタイプ相性と、個々ポケモンが持つとくせいを全種類頭に入れさせられる。

 地理は経度や緯度、都市の名前を覚えるだけではなくそこに生息を確認されているポケモンの種類と分布図までセットで覚えなくてはならない。

 理科や生物ではよりポケモンの複雑怪奇な生態系への知識を求められ、オーキド博士を中心とした著名なポケモン学会が発表する論文を読み込み、それに関するディスカッションとエッセイを常に求められる。

 体育ではバスケやサッカーに行じる普通の中学生たちを尻目に、ポケモン同士のバトルに付いていけるようにアスリートレベルの特訓を課せられる。

 

 そんな普通の学生たちからしたら目を回すような、しかし本気でトップクラスのポケモントレーナーを目指す生徒にとっては天国のような授業の数々。

 そして事実、この授業カリキュラムは才能ある生徒たちの芽を早くも開花させた。それこそ、近い将来学校創立以来初めての在校生ジムリーダーなんて存在が生まれてしまうほどに。

 

 

 

 

 

 

「…………」

 

 ススッ、と食堂の片隅で一人食後の紅茶を啜る少女がいた。

 焦茶色の長髪をツインテールでまとめ、後頭部に大きなピンクのリボンを付けた彼女の容姿は非常に整っており、学校の指定制服のスカートから覗くカラータイツが彼女の優等生的な美しさをより際立たせている。

 

 そんな彼女こそ、このトレーナーズスクール始まって以来の天童であり、少し先の未来においてスクール初の在校生ジムリーダーと言う伝説を打ち立てる秀才、『ツツジ』であった。

 

 片手に今朝発表されたばかりのオダマキ博士による、【ポケモンの化石と古代ポケモンの関連性】と言う論文を聡明な顔立ちで読み込むツツジの姿はまさしく優等生。食堂の窓から降り注ぐ木漏れ日に当てられた彼女の容姿は、多くの彼女に憧れる生徒たちを魅了することであろう。

 

 しかし学校でもトップクラスの容姿とトレーナーとしての才能を持つツツジに話しかけようとする生徒は驚くほど少ない。それどころか、お昼時と言う食堂が一番騒ぎ立つ時間帯にあって、生徒たちはのほとんどはスクール一の天才少女の存在に注目していなかった。

 

 その理由は彼女が今いる位置と、彼女の性格にこそある。ツツジが座る席は天井を支える柱のすぐ近く。つまり、食堂の端と言うただでさえ注目され難い位置に座る彼女の姿はこの柱によってより隠れるようになっている。

 

 この席はツツジにとってお気に入りの席であった。なぜなら彼女は騒々しいのを好まないし、人との世間話よりも勉強や化石調査を優先する優等生の見本のような少女なのだ。他人と関わるよりも勉強勉強。食事の席でもそれは変わらないほどに、彼女は自分の知識を広げる事を好んでいた。

 

 そしてそんな彼女は、コミュニケーションにおいてもその優等生と博識ぶりを無自覚に周りへと放出する。

 スクールでも有名なガリ勉生徒であるツツジは、口を開けば長々と聞いてもいない講釈を述べてくるし、他人のバトルの悪い点をずけずけと指摘するのだ。そんなお節介で真面目な委員長タイプの彼女の横に座りたいと思う生徒はまずほとんどいない。

 

 つまり将来のカナズミジムリーダーであり、トレーナーズスクール一の才女ツツジは、所謂ボッチであった。

 

「今日の講演は素晴らしかったわね。さすがは天文学会の第一人者たるソライシ博士ね」

「ーーーー!」

 

 論文を読んでいたツツジの目が、聞こえてきた透き通るように美しい少女の声にぴたりと固まる。途端、ガヤガヤと煩わしい騒音が行き交っていた食堂が一瞬の静けさに囚われた。その理由を、食堂に足を踏み入れただけで否応なく周りの口を止めさせて視線を集めてしまう存在へと、ツツジはそっと目線だけを目的の相手へと向けた。

 

「ふふっ、今日はどんな物を頂こうかしら」

 

 その目線の先にいたのは、勉強尽くしで他人の容姿に頓着しないツツジをしても美しい、綺麗だと思わず口から溢してしまうほど整った容姿をした西洋美人。

 

 このトレーナーズスクールでおそらく一番の有名人。

 トレーナーズスクールミスコン一位。

 トレーナーズスクールコンテスト一位。

 彼女にしたい女子生徒一位。

 土下座したら筆下ろししてくれそうな女子生徒一位。

 

 そんな数々の称号を持つ少女、フローラの笑顔をツツジは目に焼き付けたのだ。

 

「ありがとうございます。今日も美味しくいただきますね」

 

 黄金色の髪を腰まで伸ばして指定制服の上から黒の上着を羽織った、異国のお嬢様のようなフローラが食堂のおばちゃんから料理を受け取る。それだけの誰もがやる行為なのに、フローラがすると言うだけでまるで貴族の晩餐会のような雰囲気を感じさせるのは彼女の優れた容姿と作法が故か。それとも、彼女の周りを囲む多くの友人たちが取り巻きのように彼女の存在を際立たせているからか。

 

 学校一の美少女は、ツツジと違って当然のようにスクールカースト最上位の地位に君臨している。それはつまり、大勢の友人を持っている事とイコールだ。フローラはただでさえ人並み外れた可憐な容姿を持っているのに、話した相手を魅了する蠱惑的なコミュニケーション力を備えていた。

 

「…………っ」

 

 だから彼女の周りには常に人が集まる。バトルとテストで常に学校トップを独占している自分と違って。

 そう、内心で思ったツツジは知れず持っていた論文を潰していた。大勢の視線と人気を集める彼女にムカムカとした怒りが込み上げるのが止まらなかった。

 

 柱に隠れたツツジの視線の先で、その怒りの対象たる少女が何かを探すように周りに視線を巡らせている。だが見つからなかったのか、彼女を待つ友人に声をかけられて集団の輪の中心へと入って行き、花が咲くような可愛らしい笑みを浮かべて話すフローラ。

 

 その姿に、ツツジは黒い感情を心に灯して……そっと、スカートのポケットの中に忍ばせていた物の電源を入れた。

 

「んっ!?」

 

 その瞬間、視線の先でフローラが目に見えて肩をピクリと跳ね上げた。顔を真っ赤にして、艶やかな声を口から溢して。

 

「ーーーーふふふ」

 

 その姿に、ツツジは暗い笑みが口に浮かぶのを抑える事が出来なかった。スクールカースト上位の面子だけが集った輪の中で一際強く輝く彼女が慌てたように周りに再び視線を巡らせる。その視界に入らないように柱へとより身を隠しながら、ツツジはポケットの中の物をカチカチと操作した。

 

「んんっ……! ぁっ、ふあっ……!!」

 

 フローラが口に手を当てて必死に甘い悲鳴を隠そうとする。それでも刺激が強すぎるのか、抑えきれない甘い艶声がこぼれ落ちる。その姿に、彼女の周りにいた男たちが顔を真っ赤にして股間を押さえ、女子生徒たちが心配したように、ついでに無粋な男たちの視線から彼女を隠すように近づいて行く。

 

「ご、ごめん、なさい……んっ、ちょっ、ちょっと具合が、わ、悪い……んいっ! み、みたいなの……」

 

 カチカチとポケットの中の装置を弄る。そうするだけで視界の先の学校一の美少女は面白いように頬を上気させ、体を震わせる。

 

 それでも周りを安心させるような微笑みを浮かべて、みんなが憧れて魅了されたフローラ像を必死に全うしようとする彼女に、ツツジの強烈な嫉妬心が刺激された。

 

「――――イキなさい」

 

 ポケット中のリモコンの設定を最大に上げた。

 

「ーーーーっ!! 〜〜〜〜ッッ♡♡♡」

 

 声にならない嬌声を口で必死に押さえながら、みんなの憧れの美少女が食堂の中心で腰を震わせる。それが絶頂だと、気づく者はどれだけいるか。いたとしても、まさかあり得ないとその考えを否定するだろう。

 

 それを起こした、ツツジを除いて。

 

「ご、ごめんなさい! 私、ちょっとお手洗いに、行かせてもらうね……!!」

 

 さすがに異常を感じた友人の女子生徒たちが介抱しようと手を伸ばし、それを優しく振り払ったフローラが足早に食堂を後にして行く。震える足、その下で微かに垂れた透明な液体の存在に気づいたのはツツジだけ。

 

 去って行く彼女を見て、その友人たちの誰もが顔を赤らめ、それどころか近くでフローラのあられもない声を聞いてしまった生徒たちも唖然と固まり、そして真っ先に再起動した女子生徒たちが男子生徒を注意して回る。

 

「フフッ……」

 

 美少女が悶える様を見て顔を赤らめるななんて無茶すぎる言葉を吐くフローラの友人たちを視界の隅に捉えながら、ツツジは優雅ささえ感じられる所作で食器を片付けた。

 

 そしてそのまま、誰に見咎められる事もなくスタスタと食堂を後にする。

 そのポケットの裏で、今も変わらずカチカチと音を鳴らしながら。

 

 

 

 

 

 

 

 トレナーズスクールは未来のポケモントレーナーたちの卵を育成する施設の最先端であるために、当然のことながら最新鋭の設備が揃っている。

 それは電子工学技術のトップを直走るデボンコーポレーションから寄付されるテスト販売品、所詮市場に提供する前に実際のトレーナーの意見を聞くために配られる物の恩恵でもある。

 

 特に有名な物なら、デボンコーポレーションが開発したポケナビ。近い将来、ホウエン地方のトレーナーの必須アイテムとなるこの機器を、学園で優秀な成績を収めている者には無料で贈呈される事になっている。

 

 ならば当然、カナズミシティトレーナーズスクール最優秀生徒とまで謳われているツツジがそれを持たないはずがない。

 

 彼女は自身の腕に付けられたポケナビのマップ機能を見つめながら、ある一点で瞬く青点に向けて歩みを進めていた。

 それは『トレーナーアイ』と呼ばれるポケナビに備わった機能の一つ。本来は登録したトレーナーが再戦を希望している場合に、青い光点を発してその意思と現在位置をポケナビ所有者に教えてくれると言う優れ物なのだが……ツツジはかなり違ったやり方でこの機能を使っていた。

 

「…………ここ、ですね。ふふ、こんな所まで逃げ込んでいるなんて」

 

 ツツジが足を止めたのは別校舎の女子トイレ前。ランチタイムとあって食堂から大きく離れたこのトイレは、今の時間利用する者はほとんど皆無と言っていい。

 だが彼女の持つポケナビに輝く光点は、まさにその女子トイレの中を指し示している。

 

「わざわざ人気のないところなんて……襲ってくださいと言ってると解釈していいんですよね?」

 

 ツツジの表情に加虐的な笑みが浮かぶ。それは彼女を知る者からすれば想像も出来ないような悪辣で、どこか情欲を宿した顔。

 彼女はそのまま逸る足で女子トイレに踏み込むと、そこで唯一閉められた扉をノックした。

 

「ーーーーッ!? は、入ってます……!」

 

 聞こえてきたのは美しい声をした少女の驚くような声。そこからありありと焦りと緊張の感情が伝わって来て、ツツジは頬の吊りを増してしまう。

 

「私ですよ、フローラ」

 

「……っ!? つ、ツツジなの……!」

 

 バタンッと音がして、トイレの中の少女が跳ね上がったのが扉越しでもツツジにはわかった。余程行為に夢中だったみたいですね、と内心でその慌てように嗤ってしまう。

 

「ええ、ですから扉を開けてください。あなたの恋人に、今のあなたの姿を見せてください」

 

「ーーーーっ!!?」

 

 だからこのプラスチックの扉一枚隔てた先にいるフローラの、愛しい愛しい恋人の艶姿を見たいとツツジは彼女へと告げる。先程からずっとオンにしている彼女の秘部に挿入したローターのリモコンを弄びながら。

 

 そう、トレーナーズスクール一の秀才ツツジと、スクール一のアイドル的存在であるフローラは恋人同士なのだ。どちらも学校中の男子生徒の視線を釘付けにするような美貌の持ち主で、どちらも女性であると言う事を除けばお似合いのカップルと呼べるような二人。

 

 だがその恋人関係が、学校帰りに手を繋いだりお昼を共にするだけのようなプラトニックな関係かと言われれば……学友が大勢いるお昼の食堂でフローラをローターでイカせたツツジの姿から否と言える。

 

「つ、ツツジ……も、もう、あんなみんなが見ている前でなんてーー」

 

「ーーフローラ」

 

 ツツジとフローラ。二人の恋人関係は決して対等な物ではない。それを証明するように、ツツジは扉を開ける事を渋って反抗的な事を言おうとした恋人に冷笑と共に言葉を突きつける。

 

「私は、命令しているんです」

 

「ーーーーんッッ!」

 

 効果は絶大だった。

 

 ガチャリとロックが外され、扉が開かれる。そのまま自動で開いて中の様子が明らかになって行く。果たして、ツツジの視界に映ったのは――――スカートをたくし上げ、自身の貞操帯に覆われた股間を晒す金髪美少女の姿だった。

 

「あなたは何ですか?」

 

「わ、私は……ツツジの恋人です♡」

 

 学校のトイレで淫らな痴態を晒すフローラに、ツツジがニンマリと満面の笑みを浮かべながら手を貞操帯に覆われた陰部に伸ばす。そこで微細に振動を続けるローターと、ぐちゅぐちゅに濡れているであろう蜜壺を感じるだけで、興奮の息が止まらなくなる。

 

「それだけですか? 何度も教えてあげたはずでしょう? 問題の答えには、短縮せずにしっかり記入しないと不正解だと。さあ、もう一度」

 

 口から漏れる熱い吐息を抑えながら、ツツジは本来なら自分よりも才能豊かで、もしかしたら未来のリーグチャンピオンにまでなったかもしれない彼女に問いかける。その口から、ツツジが最も喜ぶ答えを引き出そうと乳房を弄るのだ。

 

「――――私は、ツツジに絶対服従のマゾ雌恋人……です♡」

 

「よろしい……ちゅっ♡」

 

 そして彼女の口から発せられた言葉に、ツツジはよくできましたと答案にハンコを押すように、彼女の唇を奪うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 私とフローラが恋人同士になったのは、本当に偶然によるものでした。私はアカデミー最優秀の生徒だけど化石オタクのボッチで、彼女は留学して来た深窓の令嬢として学園一の人気者。唯一の接点はどちらもポケモンバトルが強いという物だったけど、それでも私たちが繋がりを持つには弱かった。

 

『ねぇ、そのねっこの化石って……もしかして古代に生きていたと言われるウミユリポケモンのリリーラの物かしら?』

 

 だからそれは、私にとっては運命のような出来事で……でもきっと彼女からしたらなんて事のない学校生活の一部。アカデミーの理科室を借りてフィールドワーク中に見つけた奇妙な化石を調べていた私の元に、先生の手伝いで実験器具を運んでいたフローラが訪れて、なんと彼女は私が調べていた化石がどんなポケモンの一部だったのかを知っていたのだ。

 

『……! し、知っているんですか!?』

 

『ええ、昔お父様に連れて行ってもらった古代史博物館で現物を見た事があるの。一部とは言えこんなに精巧な形で現存してるなんて、とても珍しいわ』

 

 興味深げに私が持つ化石を眺める彼女を見た時、私は図らずも同士を見つけたような気持ちになりました。だってポケモンの化石なんて、自分でも結構マニアックな趣味だと自覚していましたから。特に私のような女の子が興味を持つジャンルではない事は、アカデミー内に一人として存在しない化石ファンから察してもいました。

 

 遠い地方には化石探検を積極的に行っているジムリーダーや、最近ではこのホウエン地方でも化石発掘を主目的にするダイゴなる凄腕のポケモントレーナーが話題になるが、それらはどちらも男性。やはり、女性の化石愛好家はいませんでした。

 

 それに加えて私は少々コミュニケーションに難のある性格だと自分でも理解しているので、化石の魅力についてお話しできる相手は当分は現れないと諦めていました。

 

 でも、あの日初めて。私は自分の趣味を赤裸々に話せる友人に出会ったのです。

 

『フローラ、今朝のニュースは見ましたか? 最近カントー地方で新しいポケモンの化石が見つかったとか』

『ええ、そのニュースならもちろん見たわ。チラリと画像が映ったけれど、形状や骨の並び的にあれは翼じゃないかと思うのだけど、ツツジはどう思う?』

 

 朝見たニュースを話し合う。クラスの友達同士が当たり前のようにやっていたやり取りを、私はフローラのおかげで初めてする事が出来た。

 

『も、もしよろしければ、今度の週末……そ、その……一緒に化石発掘のフィールドワークに行きません? なんでも、あの化石ハンターダイゴが指揮する発掘チームがボランティアを募っているらしいのです』

 

『もちろん良いわ! 化石を自分の手で見つけるなんてとてもロマンがあるし……それに、ツツジからの初めてのお誘いだもの。断るわけないでしょ?」

 

『〜〜〜〜!! か、揶揄わないでください!』

 

 休日は友人と共にお出かけする。いつも家にこもって勉強するか、一人で趣味の化石探しをする私にとって初めてのお誘い。それを心良く快諾してくれたフローラが色っぽい仕草で私の手を取ってくるものだから、同性なのに顔の赤みを覚えてしまった。

 

『ポケモンには種族ごとの隠された特性と言う物があるのですが、実は最近そこに個体毎にも性格による能力の違いが出る事が確認されています。おそらく、今回の期末試験では最後の記述問題としてそこから何らかのエッセイ形式の問題が出ると思います』

 

『可能性は高そうね。それならアカデミー側に最近発表されたポケモンの性格に関する論文を見せてもらいましょう。有名どころのオーキド博士にオダマキ博士、それと可能ならポケモンのタマゴについて研究しているウツギ博士のも欲しいわね』

 

 試験を前に教科書を並べて出題される問題の予測を立て合う。今まで私の頭脳について来られる人がいなかった中で、フローラは見識の広さと飲み込みの早さで打てば響くように私が欲しい言葉を返してくれる。

 

 だから私が、フローラの事を生涯最高の親友で、彼女さえいれば他に誰もいらないと思うようになるのに時間はかからず。そしてきっとフローラも、私のことをそう思ってくれているとこの時の私は勝手に期待していたんだ。

 

『うん、それなら他のみんなにもこの論文に目を通すように教えてあげないとね』

 

『え? ふ、フローラ? これは私とあなたが見つけ出した試験範囲ですよ? それを、どうして他の人に教えてあげるなんて……』

 

『あら、おかしいかしら? だって同じクラスメイトで、友達じゃない。助けるのは当然でしょ?』

 

『――――――――』

 

 あの日、あの時。私は自分だけがフローラの特別ではないと当たり前の事実を痛感した。彼女にとって、私は数多くいる友人の一人。私だけに向けられていると思っていた彼女の優しさと笑顔は、なんて事なく他の人にも与えられている。

 

 それを自覚すると、私の知らないフローラの姿が次々と目に映るようになった。

 

 学年でもトップのポケモンバトルの成績を持つ少年と切羽琢磨し合うフローラ。

 ポケモンコンテストに情熱を注ぐルチアなる少女とポロック作りに勤しむフローラ。

 ゴーストマニアなんて、化石マニアよりもマニアックな趣味を持つ少女と怪談話に花を咲かせるフローラ。

 

 知らない。知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない。

 

 こんなフローラ知らなかった。私が知るフローラは化石趣味を理解してくれる私と同じくらい頭の良い彼女だけ。他にもこんなにたくさんの知識や情熱を持っているなんて知らなくて、それを私以外の誰かに見せているなんて知らなくて。

 

 許せなくて。

 

『フローラは朝起きた時、紅茶かコーヒーを飲むかをその日の天気で決めている。フローラはポケモンバトル中、ポケモンから常に左側の位置にいるよう無意識に行動する。フローラはポロックを作る時に鼻歌を口ずさむ癖がある。フローラは昔父親の家で本物の幽霊に会った事がある』

 

 いつも持ち歩いているメモ帳に、私が知らなかったフローラの一面を記入して行く。アカデミーで過ごす彼女の後ろを尾行して、彼女の友人を名乗る誰かさん達と彼女の会話を一言一句記憶して必要なフローラの情報をまとめ上げる。

 

 それが一冊、二冊……二十冊目を迎えた頃にその事件は起きた。

 

『や、やめて……! 誰か、助けて……!』

 

 カナズミシティ近郊にあるトウカの森。そこにフィールドワークに行ったフローラをいつものように尾行した私が見たのは、赤いバンダナを頭に巻いた男に覆い被される彼女の姿。

 服がはだけて、いつもは見えないその真珠のように綺麗な白肌が空気に晒されていた。そんな彼女の胸元に、男の分厚い無骨な手がナメクジのように這い回って――――

 

 その時のことは、もう思い出したくもない。ただ私は、フローラを襲っていたその男をポケモンで半殺しにして彼女を救ったと言うこと。そして助けた彼女が、男が使ったと思しき怪しい薬によって発情していたことだ。

 

『ごめ、なさい、ツツジ……ッ、私の体、今……おかしくて……! 誰か、お医者さんを、連れて来て……!』

 

 赤らんだ瞳と顔で、ビリビリに破れた服でそう私に懇願するフローラ。私たちがいる場所はトウカの森の奥地で、周りには人の気配が全くなくて。さらには、彼女のポケモンは皆あの強姦魔とのポケモンバトルで眠り状態にされている。

 

 つまり、私とフローラ以外、ここで何かあっても誰もわからないと言うこと。

 

 ええ、認めましょう。あの頃の私はどうかしていました。フローラを独占したいあまり、おかしな思考をしていたのは事実。

 でも、それがあったから今の私とフローラは正しい関係に戻れたのです。私はフローラの物で、フローラは私の物。そんな理想の関係へと。

 

『この事をバラされなくなかったら……私の命令には絶対服従する事。わかりましたか、フローラ?』

 

 まあ、そのために少々はしたない手を使いましたが。それもご愛嬌でしょう。

 

 

 

 

 

「ちゅっ、じゅぱっ、んあっ…… ツツジ、そこ、気持ち良い……っ! あっ、あっ、あっ……ダメ、もう……来ちゃう……イッ、イッちゃう……!」

 

「ええ、私ももうイッてしまいそうですフローラ! 一緒に、んじゅっ、一緒にイキましょう……!」

 

 アカデミーの個室トイレに鍵を閉め、こう言う時のために用意したシーツを床に広げて、私とフローラはシックスナインの体勢でお互いの秘部に舌を這わせていた。

 

「ぢゅずずっ、むじゅるるぅ……!」

 

 貞操帯で堰き止められていた彼女の陰裂は、強烈な本気汁の臭いが染み付いていて、それはまるでフローラと言う雌の魅力を凝縮したよう。それがどんな知識や化石よりも私を虜にしてしまうから、彼女の膣内に突き刺した舌を激しく動かす口を止められない。

 

「んいっ、イクッ……! ツツジの舌で、膣襞舐められて……ツツジの愛液で顔をびちゃびちゃにされて、私、わたしっ……イッーーーー!!」

 

「ああっ……! フローラの熱い吐息が、私のクリトリスを揺らして……私もイキます、フローラ! 私のお汁、全部飲んでください……! 私も、あなたの汁全部飲みますから! あっああああーーーーっっ!!!」

 

 ぶしゅううううっっ!!

 

 私とフローラの膣から合図したように絶頂による熱い興奮液が迸る。それを私は彼女の陰裂とキスする事で、また私の陰裂をフローラの顔に押し付けて、お互いのエキスを交換し合う。

 口内に広がる彼女の愛液が甘く感じられるのは、恋は盲目からなのだろうか? その答えを知りたくて、より強くフローラの膣口に唇を押し付けてエキスを啜る。

 

「ひぐっ!? ま、待ってツツジ……っ、そんなに強く吸わない、で……! 汚い、からっ……ああぁぁああッ!!?」

 

 その際にフローラが震えて逃げようとするので、尻肉を強く掴んで固定する。そしてクリトリスを甘噛みすればビクンと腰が跳ねて大人しくなった。そのまま彼女の顔を太ももでサンドイッチにして、私の愛液を強制的に舐めさせる。

 

 フローラは本当に素敵な私の恋人になってくれました。最初は私に助けられた恩から渋々ながら体を許すだけだったのが、生来の淫乱の素質があったのかすっかり私との行為に夢中になっていった。

 そして私は彼女の性欲を満たす責めを調べては実践して、フローラにこんな淫乱なあなたと付き合える心優しい人間は私しかいないと刷り込んだ。

 

 そうなれば快楽に溺れたフローラは、私との関係を特別な物として誰よりも私を優先した。私の命令を、弱みなんて関係なく喜んで聞くようになった。

 そして、これ以上の関係は恋人にならないと出来ませんよと言えば……フローラは私に人生初の告白をしてくれた。その瞬間は一度として忘れません。フローラが、私だけのフローラになった人生最高の瞬間。勢い余って全身をキスマークで埋め尽くしてしばらく彼女を登校できなくさせてしまったほど嬉しかった。

 

 じゅぱっ、ぢゅるっと私の膣の浅いところをフローラの舌が舐めるのを感じて、絶頂したばかりで収まったはずの興奮が再び燃え上がる。フローラがこんな事をするのは私だけなのだと思うだけで、無限に幸福が広がって行く。

 

 私はお返しにとフローラの陰裂の上で勃起するクリトリスにキスを捧げながら彼女のとある勘違いを正すために言葉を紡ぐ。

 

「フローラの出す体液に汚い物なんてありませんよ。それは私が証明しています。証拠もないのに憶測で喋るのは、学生として失格ですよフローラ?」

 

「はい、じゅるるっ、ちゅぷっ……私が、間違っていたわ……むちゅうっ……」

 

「わかればよろしいです」

 

 本当、フローラらしくない先入観ですね。恋人の愛液は美味しい。それは毎日彼女と性行する事で見つけた事実だと言うのに、未だにフローラはその答えに疑問を持っている。

 まあそれも時間の問題だ。毎日私のフローラを想って垂れ流した淫液を飲んでいれば、彼女も恋人の体液の美味しさに気づくはずだ。

 

 ぢゅるるっ、くちゅくちゅ、じゅぱっ

 

 しばらく個室トイレの中に、私とフローラの淫液を啜る音だけがこだまする。筋をなぞり、膣の襞を舌先で撫で合い、クリトリスにキスをする。私がそうやって手本を見せれば、フローラもまた遠慮しながら私のアソコを同じように舌で愛撫してくれる。

 

「フローラ、そこをもう少し左を舌で舐めてください……んあっ! ええ、そこです……そこが私の性感帯ですから……よく覚えてくださいね。明日から、ちゃんと私へのクンニの仕方を覚えているかテストしますから」

 

「んんっ……! ひゃい、わかったわ」

 

 物覚えの早いフローラは私が教えた事をしっかりとマスターしてくれる。たまに恥ずかしさからやってくれない時があるが、その時は補修としてイキ果てるまで教育すれば次の日から実践してくれるようになる。

 今のシックスナインの仕方もそうやって教えたし、アカデミーでは常に貞操帯とローターを身につける事も教育してあげたのだ。フローラみたいな隙の多い女の子をわからせるには、こう言う教え方が一番効果的なのですから。

 

 ですが、そろそろ我慢の限界です。何度犯しても私以外の生徒と仲良さそうに話そうとする物分かりの悪い生徒は、ここらで一度徹底的に教育しなくてはいけません。

 

「フローラ、今日はあなたに贈り物があります」

 

「ふえ? 何ですか、ツツジ?」

 

 彼女の甘美な蜜壺を舐めるのをやめて、一旦立ち上がる。そして普段ならあと数十分は続く秘部の舐め合いが唐突に終わった事に戸惑うフローラに向けて、私は持って来た学生鞄から今日のために取り寄せた物体を取り出す。

 

 黒くて長い、男性器を模したそれを。

 

「ペニスバンド、と言う物です。これであなたの処女を破ってあげます」

 

「―――――――え?」

 

 間の抜けた声が、フローラの口から溢れる。まさか彼女も、私がこんなものを用意しているとは思いもしなかったのでしょう。いつものようにお互いの性器を手や口で愛撫し合うだけで終わり。

 それが恋人の愛し合い方だと教えたのは私ですが、それではやはり足りないでしょう。男女の睦み合いには、フローラと出会った時から興味関心がなくなりましたが、その愛し合い方は多いに参考になります。特に、性器同士でお互いに深くまで繋がり合うなんて、最高としか言いようがありません。

 

「さあ、フローラ。こちらにお尻を向けてください。あなたの初めて、私が奪ってあげます」

 

「ちょ、ちょっと待ってちょうだいツツジ。そ、そんな大きな物、私の中に入らないわ……! それに、私たちにそんな男の人の物なんて……!」

 

 ペニスバンドを腰に装着している間に、フローラが後退りながら必死に何か説得の言葉を喋って来る。正直聞く気はないし、フローラは最初どれだけ御託を並べても行為が始まればアヘって愛液を滝のように垂れ流す淫乱だと知っているので問題ない。

 

「黙ってお尻を向けなさいフローラ。これは、命令ですよ?」

 

「――――ッ!」

 

 その証拠に、装着した黒いペニスの張り型を顔前に突き出して強く言えば、あからさまに目を情欲で潤ませながら四つん這いになってくれる。本当、人を勘違いさせる言動ばかりして情緒を乱す癖に、本人は押されればあっさり屈服する心と体の持ち主とか、どこのエロ小説の人間なんですか。おかげで恋人である私が徹底的に管理調教しなくてはいけません。

 

「さぁ、自分で秘部を広げて私にお強請りしてください」

 

「んいっ……ツツジ、どうかあなたの恋人の処女まんこを、もらってください……! 私の全て、ツツジに捧げます!」

 

「まあまあですね。六十点と言うところですが、初めてなので合格にしてあげます」

 

 両手で陰裂を左右に広げての恋人の挿入懇願。それに下腹部がムズムズと興奮して、男性は皆こんな形で好きな異性の処女を奪えるのかと思うと嫉妬してしまいそうになる。それこそ、もし私がフローラを救ってあげなければ、彼女はあの強姦魔に似たような事をさせられていた可能性さえあるのだ。

 

 それを思うと、やはり私がフローラと一緒になるのは正しい行いなのだと言う気持ちが湧いてくる。彼女のような完璧な美少女は、男になんか勿体無い。いや、フローラの全てを調べて記録する私以外に相応しい相手なんて存在しないのだ。

 

「ぉっ、んぉぉおおおおーーーーッッ!!?」

 

 その劣情のままに、私は押し当てた張り型の先端をフローラの膣に侵入させていた。彼女の肉襞がぐにぃぃっと広がりながら、ペニスバンドを奥へ奥へと咥え込んで行く。それは日頃から私が舌や指で開発していたのもあるだろうが、やはり普段のフローラの痴態を知る身としては、やっぱり男を受け入れる気満々の膣穴じゃないかこのメスガキめと言う怒りが昇ってくる。

 

 私と言う恋人がいながら、深層心理では男との交尾を求めていたなんてと、考えすぎの妄想だとはわかっていても一度点いた興奮の火は消えない。

 

「なんですか、この膣は! フローラ、私というものがありながら、ただのペニスバンドに膣襞を絡み付かせて……! 浮気者にはキツイお仕置きが必要ですね……っ!」

 

「お゛っぐぅ!? しょ、しょんな……ちが、わひゃし……そんなつもりは、んほぉっ!!」

 

 フローラのお尻を掴み、勢いよくペニスバンドを突き刺す。ぶちぶちぶち!!と何かを破る感覚が張り型越しに感じ取れて、それが彼女の処女膜を引き裂いた感触なのだと興奮に染まった思考の片隅で何とか理解する。

 

 だがそれだけだ。もうそこからは、私はフローラの膣に腰を打ち付けるのに夢中だった。

 

 どちゅっ! ぐちゅっ! ぐりぃ! ぐ、ちゅっ! ずにゅぅぅうっ!!

 

「ぁ゛、ぐ……! ぉ゛ぉ゛っ、おぐに、かたいの、刺さってる……っ、んい゛ッ! お腹、膨れてぇぇっ……子宮潰されてりゅぅっ……! ん、お゛お゛お゛お゛っっ! おまんこが、チンポの形にかわりゅ、変わってるから……っ、あ゛あ゛あ゛〜〜〜っっ!!」

 

「フローラ! フローラフローラフローラ! よくも私を惑わして! アカデミー最優秀生徒なのが自慢だった私を誘惑して、堕落させる気だったんですね! この不良生徒め、私が二度と他の生徒に同じことできないよう矯正してあげます!!」

 

「ん、ぎぃ゛う゛っ……! ち、違う……わたひは、そんにゃこと……んにィィっ!」

 

「違いません! あなたは悪い生徒です! だから、私がこんな風になったのはあなたが悪いんです! 責任を、取りなさい!!」

 

 自分でもめちゃくちゃな事を言っていると自覚しながらも、一度興奮と共に出た論理破綻した言葉は止まらない。むしろ否定の言葉を出そうとするフローラを性器を押し潰す事で無理矢理黙らせられる事が、私の心の奥底でずっと根を張っていた彼女への恨み辛みを消化させる快感に繋がって気持ちがいい。

 

 そうだ。私はずっとフローラに復讐したかった。孤高の秀才だった私をこんなに夢中にさせて、あなた無しではいられないってぐらい依存させておきながら、自分はわけ知らない顔で他人と歓談するあなたが憎かったんだ。

 だから堕とす。私と同じぐらいの気持ちを彼女に抱かせて、二度と私から離れられないお嫁さん(マゾ雌)にしてやる。

 

「んお゛お゛お゛〜〜ッッ! ぎもぢい゛い゛! これ、壊れちゃう……わたひが、壊れりゅっ……! 助けっ……ツツジ、もうやめへ……! こわれりゅのいやな、ぁ゛、イッ!!」

 

「ふぅぅっ!! ふぅぅっ!! うるさい、抵抗しないでくださいフローラ! いいえ、このマゾ雌! 人を誘惑して、レイプしてもらうのを待つ淫乱マゾ雌……ッ! 覚悟しなさい……もう二度と人間のフリなんて出来ないように徹底的に壊して、あなたは私としか幸せになれない雌なんだって理解させてあげます、から……!!」

 

 逃げようとする彼女の体を上から覆い被さるようにのしかかって押さえつける。抵抗する両手を掴んで引っ張り、彼女の膣奥により強くペニスバンドが叩くように利用する。

 ごちゅっ! ごりぃっ!と膣中を叩いているとは思えないような感覚が振動越しに伝わるが、犯されるフローラの顔は快楽一色だ。それを見て、何も遠慮する事なく私は腰を打ち付ける。

 

「か、は……ぁ゛っ! うで、おさえつけ……られてえ゛ッ! こんにゃ、子宮、パンパンされるだけの……オナホみたいな、扱いされて……ぉ゛お゛ッ! にゃのに、ぎもぢい゛い゛……イクッ、またイ゛、グッ……!!」

 

「やっと理解しましたか! あなたは虐められれば虐められるほど悦ぶ変態なんです! そして、それを知ってもあなたを受け入れられるのは私だけなんですから! わかったら、誓いなさない! 二度と、私以外の人間と親しくしないとッ! 私のお嫁さんとして、相応しい存在に生まれ変わるとッ!!」

 

 ゴリィッ!!

 

「ヲ゛ッ、お……ひょッ……!」

 

 勢い任せに突き刺したペニバンが、何かの入り口を突き抜けるのを感じた。それが子宮口と呼ばれるもので、今フローラの胎奥深くまでペニスの先端が押し入ったのだと感覚で理解する。

 それを、グリグリと彼女の子宮壁に内側から擦り付けた。子供を宿すための彼女の神聖な場所を、偽物チンポで押さえつける。ここに、本物の雄棒が入る事は無いのだとしっかりとわからせてやるのだ。

 

「ぁ゛っ……お゛………………」

 

「ふぅぅ、ふぅぅっ!………………あれ? ふ、フローラ? え、あ、うそっ! だ、大丈夫ですかフローラ!?」

 

 そして彼女の子宮を虐める事に夢中になりすぎて、いつのまにか喘ぎ声が聞こえなくなっている事に気づくのが遅れてしまった。反応のない恋人の姿に、慌てて膣からペニスバンドを取り出し首に手を当てて生きている事を確認する。どうやらあまりに激しい快感に気絶してしまったようだ。

 

「ごめんなさい。さすがに、やりすぎました」

 

 完全に意識を失った心から愛するフローラをシーツに寝かせてやりながら、少し前の自分の行いを反省する。正直、フローラとペニスバンド越しとは言えセックスしていると言う快感に我を忘れすぎたと言わざるをえません。

 

 男性はこんな物をぶら下げながらよく女性を犯すのを耐えられる物だと、あまりにも馬鹿な感心までしてしまうほどに私は落ち着きを取り戻していた。

 

 そして落ち着いたら目を落としてしまうのが、未だ腰に装着されたままのフローラの愛液と破瓜の血が混じったペニスバンドだ。そこが愛しのフローラの、私でさえ触れた事のない蜜壺の奥の奥まで突き刺さっていた事を思い…………。

 

「んちゅっ、じゅぷっ……これが、フローラの処女膜の味……子宮の、味……」

 

 ええ、はい。わかっています。私も、もう二度とフローラを変態なんて呼べませんね。味? もちろん、最高に美味しいですよ。だって恋人の体液なんですから。

 

「…………もうちょっと、味わっても……フローラは許してくれますよね」

 

「んぅ……ぉ、あっ……!」

 

 なので追加の子宮液を求めて、気絶するフローラの股間にペニスバンドを突き刺して前後するのもしょうがない事なんです。

 ええ、全部彼女のせいです。優等生の私を誘惑するこの膣が悪いんですから。誰だってこのヒクヒク揺れる陰裂と柑橘のような味がする愛液を味わったら同じことをします。

 

 なので、私は悪くありません。

 

 証明終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こんな私だけど、ずっと側にいてくれてありがとうございます。

 

 大好き。愛してます、フローラ。

 

 

 

 

 





ツツジ
 最近の彼女のポケナビ検索履歴
『女性同士 結婚』 『女性同士 妊娠』 『小悪魔少女 わからせ』 『野外プレイ おすすめ』
 その後、カナズミシティジムリーダーに昇格。恋人のフローラを専属ジムトレーナーに指名して終始イチャイチャしてる。一年後、ホウエン全土を巻き込んだマグマ団とアクア団の企みを阻む際に活躍し、その報酬としてポケモン協会に特別に同性婚を認めさせた。
「こっちのウエディングドレスとか、フローラに似合ってると思いませんか? えっ? 私たちはまだ学生? ……??? それの何が問題ですか? 結婚するのに歳は関係ありません」


フローラ
 最近の彼女のポケナビ探索履歴
『セックス 逆転 やり方』『束縛系 愛し方』『結婚指輪 値段』『結婚指輪 内緒』
 カナズミシティジムの名物人気お姉さん。老若男女を魅了する美貌とバトルセンスで、今日も多くのトレーナーを勘違いさせる。そしてその度に恋人にお仕置きわからせプレイをされる。その魅力でとある未来のリーグチャンピオンとも打ち解けて、彼/彼女がホウエン地方を救う戦いの手助けをする事に。
「私にまた黙ってこんなに人間関係を広げて……っ! 余程わからされたいようですね。いいでしょう、あなたの伴侶が誰か……個人レッスンで一週間みっちり教えて差し上げます!!」


 ここまでお読みいただきありがとうございます。
 前回の百合が比較的病み要素がなかったので今回はヤンデレ要素も入れてみました。ルビサファには可愛い女ジムリーダーが多いですよね。アスナやナギにラン、四天王のフヨウ。特にフヨウがビジュ的にお気に入り。子供の頃はなんとも思わなかったけど、露出多めの褐色アロハ娘は任天堂さん攻めてるよなぁ。

もしFFのエロをやるならどのナンバリングが見たい?*FF7は意図的に外しています

  • FF1
  • FF2
  • FF3
  • FF4
  • FF5
  • FF6
  • FF8
  • FF9
  • FF10
  • FF11
  • FF12
  • FF13
  • FF14
  • FF15
  • FF外伝*零式やCC、タクティクスなど
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。