ブルーリフレクション(白井 日菜子) 純愛?の続き。
日菜子に拒絶されたヤンデレ男の娘が彼女の周りの人間を堕として行く。
カラオケボックスにはパーティ部屋って物がある。都会にあるそこそこ大きなカラオケ店だとよく見かけると思うけど、広いところはそれこそ大学の中規模サークルのメンバーならみんな入れちゃうぐらい広い。
それは僕の住まう町にある、とあるカラオケ店も一緒だ。
テレビはとっても巨大で、ソファは物によっては二人ほど重なり合って寝転べるぐらいと、どうぞ疲れたらここで寝てもいいですよと言わんばかりだし、テーブルの大きさは言わずもがな。何度か新しい高校のクラスメイトたちを全員操り人形に……おっと、友達になるために使ったけど居心地は結構良い。
大人数で騒ぐ事を目的とした部屋だから防音も他の個室よりも分厚いし、何よりの魅力はこの部屋だけ階層が違うと言うこと。
ビルの設計の問題なんだろうけど、このカラオケ店のパーティ部屋は最上階に一つだけ。
広くて防音が完璧で、誰かに見られる心配がない部屋。こんなの、秘密の間違いを起こしちゃってくださいって言ってるような物だよね。必然、外でちょっとした火遊びをしたくなる男女には隠れた人気スポットとして有名だ。
そして僕も、ここをそう言う場所としてちょうど今使っている。
「あっ、あっ♡ 気持ち、イイッ♡ 私の奥まで、入って、ああっ♡ イッ、イクぅぅっ!」
僕の真下で、ソファに仰向けで寝転んだ一人の女の子が濡れた膣口を僕の性器に貫かれて喘いでいる。瞳を蕩けさせ、口をだらしなくアヘらせた悦楽の笑みを浮かべる姿は、とっても淫靡で魅力的。
絶頂の快感で結合部から潮まで吹いちゃった彼女は、心を読まなくても僕とのセックスを喜んでいるのが伝わってくる。
「僕も気持ちいいよ。君のおまんこと僕のおちんちん、相性抜群だね」
「ふああっ……!? んぃぃィィーーーーッッ♡♡
その想いに応えてあげるために、僕は亀頭で彼女の奥をぐりぐりと円を描くように押し込んであげる。そうすると彼女は僕の性器と繋がった部分を起点に体を仰け反らせて、一際強く鳴いた。
結構な深イキ、しちゃったみたいだね。しかもさっきの僕の言葉がよほど嬉しかったのか、鼻腔が膨らんで口元がニヤけている。そこに絶頂のイキ顔が加わって、標準の女子高生より上ぐらいな彼女の顔が大変な事になっている。
それを彼女自身もわかっているのだろう。両手で顔を隠すように覆い僕の視線から逃げようとする。それが好きな人に自分のブサイクなイキ顔を見られたくない乙女心によるものだと、僕の“目”には全て映っている。
そして、その裏にちょっとした期待の色。きっと、僕がそんな彼女も優しく受け入れてくれるんじゃないか、なんて願望を抱いているんだろう。
と言っても、そこまで隠すほどひどい顔ではなかったけどね。僕に愛されてだらしなく笑う彼女の顔は結構男心をくすぐるし、これで魅力が無いと思うならそれはその人の見る目が無いだけだ。
でも、彼女が僕に向けるその期待には、答えてあげないとね。
「隠さないで。“梨佳”の可愛い顔、もっと恋人の僕に見せて欲しいな」
「ひうっ……! や、だって……は、恥ずかしい……! 私、いま、んいっ♡ へ、変な顔、してる、からぁっ♡」
「そんなことないよ。梨佳はとっても素敵な人だもの。どんな顔も“特別”に可愛くて……そんな君が浮かべる顔を、僕が嫌うわけないでしょ?」
「――――ッッ♡♡ ほ、ほんとう……?」
耳をくすぐるように、優しく囁く。これが彼女の好きな少女漫画のシチュエーションだと前に教えてもらったからだ。ついでに、彼女にとっての魔法の言葉も付け加えてあげると、一気に羞恥心が歓喜と僕への恋心に塗り潰されたのが見えた。
同時に、僕の性器を包む膣肉の締まりが増す。ぎゅぅぅっと、亀頭から根元まで愛おしそうに僕の分身を咥え込んで、襞が表面に絡みついて来た。
そのチョロさに、彼女の理想の恋人を演じる仮面の下で、少し心配になってしまう。
僕に徹底的な堕とされ、僕に依存し、僕に言葉をかけられるのが自分の幸せとなった操り人形さんはみんな今の彼女のようにチョロくはなるが、彼女の場合堕とされる前からそうだったのだ。
あまりのチョロさに、化け物である僕でさえ少し罪悪感が湧いたほどだから、ある種彼女の魅力ではあるのだろうが。
「うん、梨佳は僕にとって“普通”の友達とは違う、“特別”な人だもの」
「〜〜〜〜っっ♡♡ あ、あああああっ♡♡」
ぶるりと彼女の膣が震えて、愛液が僕の性器を濡らす。あーあ、さっきイッたばかりなのに、また強烈なオーガズムを決めちゃったみたいだね。
特定のワードだけで感じて絶頂するなんて、元からかなり淫乱になる素質はあったみたい。もちろん僕に依存させすぎたからって言うのもあるだろうけど、それでもここまでの反応を見せるのはなかなか珍しい。
「んぁぁっ♡ 私も、君の特別にぃっ……恋人になれへ、嬉しい……♡ あっ、あっああっ……♡」
「ふふ、よしよし。そのまま、僕に溺れていいんだよ梨佳」
僕の言う通りに腕を退けて、快楽に染まった最高に可愛くて無様なアヘ顔を見せてくれた彼女の頭を撫でてあげる。それだけで嬉しそうに鳴く彼女を、僕は正常位の体勢から抱き上げて対面座位へと持っていく。それは性器がより強く彼女の膣奥、子宮口を抉る体勢。ぴったりと彼女の臀部が僕の太ももに乗っかったのを確認して、僕は勢いよく腰を動かした。
「はああああーーっっ♡♡」
程よく筋肉が付いた彼女の健康的な太腿を掴み、その肌の感触を味わいながら持ち上げて落とす。重力も合わせた僕のピストンが、すっかり処女穴からトロトロの淫乱まんこに変わった梨佳ちゃんの膣道を犯して、漏れる愛液の量を増やして行く。
「んあっ、あひっ、イッ! また、イッちゃう……!これ、すごすぎて……イクイクイク、イクッ!!」
何度もセックスして調べ尽くした彼女の敏感な部分を亀頭で叩き、絶え間ない連続絶頂による幸せを脳へと送ってあげる。そうすれば彼女は僕の肩に顔を埋めて、ただ与えられる快楽に溺れる雌となる事を選ぶ。
「梨佳を幸せにしてあげられるのは僕だけ。梨佳の全てを受け入れてくれるのは僕だけ。だから梨佳は、僕の言いなりになって生きるのが正しいんだよ」
そして彼女の耳元で、洗脳するように言葉を囁く。いや、実際洗脳しているんだ。彼女を、従順な僕の操り人形の一人にするために。
芳村梨佳。星ノ宮高校の一年生。陸上部所属で、その成績は極めて平均的。容姿やスタイルは、今時の女子高生と言うのを頭に思い浮かべて出てくる女の子と言った感じで、それが本人にとってのコンプレックスにも繋がっている。趣味は走る事と、ネットの流行を追いかける事。『普通』と言う言葉にコンプレックスを持っており、周りからそう呼ばれる事を嫌っているが、それも思春期にありがちな悩み。
調べれば調べるほど、普通の女の子って言葉が当てはまるぐらい目立った特徴がない没個性の彼女と、僕がカラオケボックスでセックスしている理由。
それは全て、彼女が日菜子ちゃんの友達だからに他ならない。
僕が完全に虜にした日菜子ちゃんを、昔のような強い日菜子ちゃんに戻した原因の一人。
僕から日菜子ちゃんを奪った泥棒猫。
「おほっ゛!!? まっ、おぎゅっ、子宮こわれちゃ、んお゛ッ!!」
「!? ご、ごめん! ちょっと強くしすぎちゃったね」
しまった。何をやってるんだ僕は。日菜子ちゃんを盗られた事を思い出して、彼女に当たるなんて初歩的なミスを犯すなんて。これで彼女が僕を嫌う事は絶対無いが、それはそれとして痛めつけていい理由にはならない。
僕が与えるのは、あくまで快楽だ。暴力で言う事を聞かせるなんて、そんな父親のような事をする気はない。
「だ、大丈夫♡ ちょっとびっくりしたけど、それだけ君が私を求めてくれてるって思えば、すごく嬉しいからっ、ああ゛っ♡ んんっ、あっああ♡♡」
「ありがとう、梨佳ちゃんは優しいね。ちゅっ」
幸い、僕の子宮口を潰すほどの荒々しい突き上げを、梨佳ちゃんは僕が興奮しすぎての物だと勘違いしてくれたらしい。心良く許してくれた彼女に、お礼として唇にキスをすれば向こうもまた嬉しそうに舌を絡ませて来た。
「ちゅっ、んふっ、んあっ♡」
僕の首に両手を巻き付けて、熱烈なキスをしてくる梨佳ちゃんを僕がターゲットにしたのは、日菜子ちゃんに拒絶されてから一週間後だ。
あの日、あの時。
日菜子ちゃんを変えた原因を探るために、僕は自分が通う高校で支配したコネクションをフルに使って星ノ宮高校と日菜子ちゃんの友人関係を調べ上げた。
そして見つけた、14人の女子生徒の存在。復学したばかりの日菜子ちゃんと親密な関係を築いていて、おそらく日菜子ちゃんの強さを支えている存在。
その名前を、僕は一人一人全部頭の中に叩き込んだ。そしてその全員を、日菜子ちゃんを今度こそ完全に堕とすために僕の奴隷にする事を決めた。日菜子ちゃんの前に、彼女を立ち直らせた友達みんなの堕ちた姿を並べるために。
「ひうっ!? 君のが、膨らんで……! あ゛っ、ああッ、ああ゛あ゛っ♡」
梨佳ちゃんの膣奥深くに突き刺した性器が媚肉の締め付けと感触に興奮して、射精を訴えて震える。それを我慢する気は僕にはないし、予兆を感じて膣の締め付けを強くした梨佳ちゃんも、僕にそうして欲しくはないようだ。
「射精するよ、梨佳。僕の愛を受け止めてくれる?」
「……ッ♡ う、うん! 欲しい! 君の、彼氏の精子、私の膣中に射精して欲しい!」
「嬉しい。大好きだよ……ちゅっ」
すっかり僕にメロメロとなった彼女の手を恋人繋ぎで結んで、快楽に染まった顔にもう一度キスをする。普通の女子高生らしい彼女が夢見ていた、彼氏とのイチャラブセックスでしたい事を叶えてあげる。
それだけで梨佳ちゃんの中で僕への好感度は高まるし、彼女はより強く僕に依存し、僕無しでは生きていけない奴隷へと堕ちて行く。いや、もう堕ちているんだ。
「私も、愛してる……っ!」
僕の体に両手両足を巻き付けて大好きホールドをして来る彼女からは、今まで僕が虜にして来た人たちの何倍とも言える好意が、胸焼けしそうなほどのピンク色となって伝わって来る。
梨佳ちゃんを僕の虜にするのは簡単だった。彼女は普通の女の子。今まで僕が操り人形にして来た有象無象と大差なくて、いつも通りの感情を読んで好感度アップする受け答えと仕草をするだけのイージーゲーム。
偶然を装って僕の高校の女子陸上部と合同練習をしに来た彼女と接触し、他校のイケメン男子と連絡先を交換するなんて普通の女子高生が喜びそうなイベントを与えてあげる。
後はちょくちょく電話をして、デートを重ね、その度に彼女の好感度を上げて僕という存在を深く強く根付かせる。
本気で好きな異性相手には奥手の彼女の感情を読んで、水族館デートの夢を叶えてあげたり、部活で疲れている彼女に手作りのお菓子を届けてもあげた。…………初めてで失敗しちゃったけど。
彼女のコンプレックスを解消し、彼女の望む以上の理想の異性を演じて見せた。そして――――少しずつ価値観を、僕を至上主義とする物に変えて行く。
その結果、今では梨佳ちゃんは僕を喜ばせるのが生き甲斐の、数多くいる僕の手駒の一人。他と違うのは、処女を奪って定期的にセックスする仲になっている事。身も心も、完全に堕ちてしまっている事だ。
これを消す事なんて、もう不可能だ。日菜子ちゃんの大切な友達の一人は、化け物である僕の魔の手に落ちた。それを知った時の日菜子ちゃんの顔を想像するだけで、背筋をゾクゾクとした興奮と、ほんの少しの痛みが駆け抜けて、僕の壊れた欲望が彼女の膣中で解放される。
「あっ、ああ゛ぁああ゛ああっっ♡♡♡」
繋がったままの梨佳ちゃんが、ドクドクと注がれる熱を感じてカラオケボックス中に響く悦楽の歌声を上げた。同時に微かに触れ合う子宮口が僕の子種を求めて吸い付いて来る。
最初の時はとっても初々しかったのに、今ではすっかり雄の精子を貪欲に強請る淫乱な雌になってしまって。普通の女の子が性に溺れる姿は、なかなか僕の男としての欲を満たしてくれる。
でもごめんね。僕の精子を日菜子ちゃんより先に受精させてあげるわけにはいかないんだ。
「あっ……!」
僕は梨佳ちゃんの膣から射精し終わってパンパンに膨れ上がったコンドームに包まれた性器を引き抜く。切なげな彼女の声が耳を震わし、だからその代わりにと、僕は彼女をソファに優しく下ろしてから、顔前に精液の風船を作るゴムを突きつけた。
途端に、梨佳ちゃんの表情が恍惚と蕩ける。僕の精液から香る臭いに欲情して、口から舌を伸ばして触れようとして来る。
「欲しい?」
「うん……♡ 欲しい、です……♡」
「じゃあ、いつものように僕に誓って」
そんな梨佳ちゃんの舌上ギリギリで精液ゴム風船を揺らして、彼女に命令するような口調でお願いする。その言葉に、彼女は一瞬だけ瞳に逡巡の感情を見せて――しかしすぐに僕への愛情で打ち消した。
「私、芳村梨佳は……あなたの恋人兼、奴隷です♡ 私を普通の女子高生じゃない、特別なあなたの女にしてくれたお礼に、日菜子ちゃんを追い詰める計画に喜んで協力します♡」
「ふふ、よくできました」
あーあ、可哀想な日菜子ちゃん。君の大切な友達の一人は、君のことを精液欲しさに裏切ったみたい。でも安心して、すぐに日菜子ちゃんも彼女みたいに僕に愛されるためなら何だって裏切って捨てちゃう雌にしてあげるから。
「あむっ、んじゅずずっ♡」
僕の性器にぶら下がるコンドームを口に咥えた梨佳ちゃんが、まるで飴玉を舐めるように口内で転がして味わう。舌でゴム越しに伝わる精子の熱を感じ、陶酔する彼女を僕は犬猫にするように頭を撫でた。そうすると梨佳ちゃんは嬉しそうに目を細めて、コンドームを吸う音を大きくしてくれる。
ああ、早くこの友人の姿を日菜子ちゃんに見せてあげたい。
そう思ってると、ガチャリとカラオケボックスの扉が開いた。突然の音にびっくりして口からコンドームを離そうとした梨佳ちゃんを安心させるように、頭を撫でて「大丈夫、二人が帰って来ただけだよ」と言ってあげる。
すると梨佳ちゃんは「じゃあ問題じゃん!」と顔を真っ赤にして僕から離れた。その際にちゃっかりコンドームを僕の性器から取り外して、後ろ手に隠すところが実に可愛いらしい。
だけどそれはそれとして、僕は入って来た二人の訪問者に顔を向けると、人好きのする笑顔で大切な
「おかえり、香織、史緒。新しいコンドーム、買ってきてくれたんだね。ありがとう」
「おかげで店員にめちゃくちゃ下衆な視線向けられたけどね。あれ絶対、これからセックスするって思われたし。…………その通りだけどさ」
「私にコンドームを買いに行かせて別の女とセックスしてるなんてすごく納得いかないけど……でも、彼の一番のお嫁さんになるためには広い心で許してあげないとね!」
カラオケボックスに入って来た、まさしくギャルと言う見た目の金髪の少女と、透明感のある小柄な茶髪の少女。
三井香織と多谷史緒。日菜子ちゃんの大切な友達で、梨佳ちゃんと同じくとっくに僕へと堕ちている奴隷の女の子。それは、制服姿でコンドームを買いに行って欲しいと言う僕のお願いを忠実に守ってくれたのが何よりの証明。
香織ちゃんも言ってるけど、明らかに未成年ですって格好しながらコンドームを買う女子高生は目立つからね。それも二人で。相当注目されるだろうし、そんな頼み事なんて余程の馬鹿な女じゃなきゃ聞き入れないはずだ。
そして香織ちゃんと史緒ちゃんはそんな馬鹿な女の子じゃない。
香織ちゃんは見た目がすごくギャルだけど、とっても良識ある女の子で弟思いのお姉ちゃん。過去に梨佳ちゃんと同じ陸上部で頑張っていた事もあるんだってね。
史緒ちゃんはなんと有名なアーティストを父に持つお嬢様……思った事を全て口に出して喋ってしまうと言う、ちょっと変わったところはあるけれど、それでも恥じらいや最低限の常識がある子だ。…………あるよね?
とにかく、そんな二人が自身の中の羞恥心を抑えてまで、僕のためにコンドームを買って来てくれた。それってつまり、それだけ僕の事が好きだという事。自分の今までの価値観より、僕に「ありがとう」って褒めてもらう事を優先したんだ。
今だって口から文句を言っているが、僕の目には褒められて嬉しがっている二人の心と、僕の性器を直前まで咥えていた梨佳ちゃんへの嫉妬の感情が透けて見えているんだから。
「ふふ、ごめんね。でも待っている間に、梨佳と最後のコンドームを使っちゃったからちょうど良かったよ。香織と史緒のおかげで、今日はこのままお開きにならずにすんだ。大好き。前から好きだけど、もっと二人のこと好きになったよ」
「うっ♡ そ、それは……あんたの彼女として、当然だし……♡」
「そんな褒め言葉で私を誤魔化せると思ってるなんて、私の彼氏ながら本当単純です……ま、まあ私は優しいからそれで全部許してあげますが……♡」
二人の好感度がさらに高まるのが僕の目に映る。ゲームで言えば、ただでさえ100でMAXになっている好感度パラメータに、さらにハートマークが付いていくようなものかな?
すっかり僕の虜になっちゃったからか、二人はどんな事を言われても僕への好感度を上げるようになっている。そうなるように心を僕に依存させて、体を快楽で躾けてあげたのだから当然とは言え、少しやり過ぎた気がしないでもないかな。
だって彼女たちの目には、もう僕しか映っていない。僕以外の異性なんて、この先恋愛対象として見ることさえ出来ないだろう。
「ありがとう、二人とも。お詫びに、買って来たコンドームを使ってこれから愛してあげる」
「「――――ッ♡」」
まあ、その責任はこれからたっぷりと愛してあげることで取ればいい。
僕の言葉に、香織ちゃんと史緒ちゃんの目の色が色欲に染まる。そして早速と言うように、手に持っていたビニール袋からコンドームの箱を取り出し始める二人に少し笑ってしまう。
目に映る二人の感情は僕に愛される期待感でいっぱいだし、これはカラオケルームの使用時間前に終わらなそうかも。
「もう、そんなにがっつかなくても僕は逃げないよ。そんなに僕とするのが楽しみだった?」
「当然、でしょ……♡ 今日は、ずっとあんたとセックスするのを楽しみにしてたんだから……!」
「ふぅっ、ふぅっ……♡ この、わかっている癖にそうやって惚けるところ性格が悪すぎます……! こっちは、授業中ずっとあなたの事で頭がいっぱいだったのに……!」
「――――ふふ、そ、そっか……へぇ……」
まずい。揶揄うつもりだったのに、直球で返されて一瞬仮面を剥がされてしまった。頬が緩んで笑みを形作りそうになったのを慌てて止める。化け物の僕が操り人形に求められて喜んじゃうなんて、あるわけないんだから。
だからその勘違いの心の揺れを正そうと、僕は人の心を弄ぶ化け物らしいお願いを二人へと送る。
「ならどのくらい興奮してるか……僕に見せて欲しいなぁ」
「「――――!」」
僕の言葉に、二人が目を丸めて動きを止める。そしてジトって軽く睨んでくるけど、そこに悪感情がないのが僕の目には丸わかりだ。だって今の二人は、このぐらいのお願いなら何とも思わないどころか、従って喜んじゃうぐらい僕に堕ちているもの。
「い、いいけど……その、すごい濡れてるから、あんま引かないでほしいかも……」
「ううっ、実は学校で彼を想って三回もオナニーしたのがバレちゃう……! でも、恋人の頼みを断る彼女にはなりたくない……!」
そして僕の頼みに従って、まるで示し合わせたように二人が自身のスカートをたくし上げる。赤らんだ頬で恥ずかしそうに、カラオケボックスでパンツを異性に見せる女子。フェチズムをくすぐる光景に、僕の中の勘違いは薄れて下衆な興奮が高まってくれる。
香織ちゃんの前から股下何センチぐらいしかなかった際どいスカートが捲られ、その下のピンクの可愛い下着が露わになる。正直見た目からもっと攻めた物を付けるタイプかと思っていたけど、意外と乙女な下着趣味を持っていた事を最初は少しびっくりしたっけ。
その後は僕の好みに合わせた下着を買うから教えて欲しいと言って来た献身的な彼女に、そのままの君が好きだよと言ってあげたら顔を真っ赤にして喜んでたっけ。
そして隣の史緒ちゃんは、校則通りの膝下まであるスカートを捲り上げて、見た目通りの純白のショーツを見せてくれる。自分が考えている事をそのまま口にしちゃう史緒ちゃんは体の反応も正直で、下着のスリット部分がびちょびちょに濡れて大きなシミが出来ている。
一度熱中すると満足するまでトリップしちゃう子だから、セックスの悦びを教えたら予想以上にどハマりして敏感な女の子になっちゃったんだよね。
日菜子ちゃん程じゃないけどかなりの美少女の二人。そんな彼女たちが愛液で濡れた下着を見せてくれていて、その陰部から香る雌の匂いに、僕の性器が再び硬さを取り戻して行く。
「あはっ♡ すごくセクシーだよ、二人とも。香織のピンクの下着、やっぱり似合ってる。脚が細くてスタイルが良いから、本当メロメロになっちゃうなぁ」
「んあっ……♡」
近寄って香織ちゃんの曝け出された生脚を摩り、ピンク色の下着を指腹で擦る。ぐちゅりと大量の水を吸った音が響いて、粘ついた液体が指に着いた。彼女が言った通り、下着はびっしょりと愛液で濡れている。
「史緒も清楚な白い下着が可愛い。そんな見た目に反してとってもエッチなのも、好きだよ」
「ああっ……♡」
当然隣の史緒ちゃんの下半身にも手を這わす。太腿を撫でてから、彼女の下着に手を触れればこちらも負けず劣らずの湿気が感じられた。三回もオナニーしたって言ってたけど、もしかして下着を脱がずにヤッたのかな?
「ひうっ……! あっ、あっ……そこ、やばっ……んっ♡」
「んいっ、ぁっ、ああっ……♡ クリトリスに、当たって……あへっ、いひっ……♡」
くちゅくちゅって、しばらく二人の下着から卑猥な水音を鳴らして攻め立てる。陰裂を布越しになぞるように触れて陰核がある部分を擦れば、二人はビクビクって体をくの字に変えて悶えてくれる。
それでもスカートを摘む手は下ろさずに、両足を開いて僕が愛撫しやすいようにしてくれる香織ちゃんと史緒ちゃんは、本当可愛らしい。
なら、とりあえず一回イカせてあげようかな。
「ぁあああっ!」
「んんん゛っ!」
下着をずらし、直接陰裂に人差し指を挿入する。もうすっかりびしょ濡れになってる二人の膣はあっさりと僕の指を根本まで咥え込んで、きゅぅぅっと力強く締め付けてくる。その圧迫感に負けじと、僕も指を膣襞に沿って円を描くように動かす。膣穴のコリをほぐすように、指腹でマッサージしてあげる。
「あんっ♡ ぁっ、それ、すごっ♡ んっ、んっ♡ あたしの敏感なとこ、めっちゃ擦って……ッ♡」
「んっ、んんっ、ぁっ♡ さすが、私の彼氏ね、んひっ♡ 私の敏感なところ、おっ、全部わかってる……! んぃっ、気持ちいい……ッ♡」
あはは、二人ともすごい顔してる。顔真っ赤で口元蕩けさせちゃって、これならもう簡単にイッちゃえるかな?
じゃあ最後の一押しに、たっぷりと甘く蕩ける、二人が大好きな声で真っ白にしてあげよう。
「――――イケ」
「「――――ッッ♡♡♡」」
ぶしゅ、ぶしゃっ♡
耳元でわざと強い命令口調で囁く。そうすると、度重なる陰部への刺激と僕に植え付けられた被虐欲求を持つ二人はあっさりと絶頂した。
股から潮まで吹いちゃって……あは、本当に可愛いらしい。
「よく出来ました。僕の言う事を守れて、香織も史緒も本当に良い子だね」
そして絶頂の余韻に浸かる二人の緩んだ心内に、僕の言葉を麻薬のように染み込ませる。僕の命令に従う事が快感なんだと、彼女たちの無意識に刻み込んでおく。これを繰り返す事で、二人の倫理観や良識を狂わせる。僕のためなら、何だってするような奴隷に仕立て上げる。
それこそ、友達の日菜子ちゃんを裏切っちゃう悪い悪い女の子になるように。
「このぐらい……別に……♡ 恋人なんだし、当然じゃん……♡」
「そんなに私を、甘やかして……やっぱり、彼は私にメロメロなんですね……♡ しょうがないから、彼の奥さんとして期待に応えてあげましょう。……ありがとう、あなた♡」
幸せ一色に染まった感情でこちらを見る彼女たち(史緒ちゃんは見なくても内心がダダ漏れだけど)を、僕はそっと抱き寄せてカラオケボックスのシートに座らせる。
「はい、どうぞ。コンドーム、準備しといたよ」
「うん、ありがとう梨佳」
そして優しい事に梨佳ちゃんが二人が持ってきたコンドームの箱をいつのまにか開けて、中のゴムを僕に渡してくれた。僕がすぐに二人とセックス出来るようにって言う、彼女の気遣いなのだろう。
本当、普通に良く出来た子だ。これは言ったら嫌がられるだろうけど。
「じゃあ、まずは香織と愛し合おうかな。史緒は少しだけ待っててね。大丈夫、後でたっぷり史緒の好きなやり方でセックスしてあげるから」
「やった!」
「そんな……!」
ということで、もらったコンドームを性器に付けて次の相手を指名する。名前を呼ばれた香織ちゃんは普段の脱力系なキャラからは考えられないぐらい瞳を輝かせて、逆に史緒ちゃんは見るからに落ち込んでしまった。
どうせ二人とも愛してあげるのに大袈裟な、と言う考えは厳禁だ。女の子にとって、好きな人から他より先に選ばれるのは重要な事だ。こういう何気ない重ね合わせが、女の子同たちの間で嫉妬や憎悪を生む原因にもなる。
それを感情を読み取れる故によく知る僕は、そこらへんの好感度調整も怠らないようにしている。香織ちゃんから教えてもらったハーレム美少女アニメと違い、現実でハーレムを作るには細やかな気配りが必須なんだ。
なので史緒ちゃんには色々フォローの言葉を加えたけど、これで足りないならもう少し優遇だと思われないぐらいのご褒美は必要かな?
「はっ、これはまさか照れ隠し!? 私のことが好きすぎて、いきなりヤるのは恥ずかしいから香織さんを一回挟もうとしてる? 意外とヘタレなのかしら……でも、そんなところも好き♡」
うん……なんか勝手に勘違いして勝手に納得してくれたから放置しておこうかな。史緒ちゃん、ああやって変な妄想をして他人を馬鹿にする腹黒なところがあるのが困り所だ。まぁ、それを全部口にしちゃうのが可愛いんだけど。
「それで、香織はどんな風に僕とセックスしたい?」
後ろで妄想の中のヘタレな僕とイチャイチャし始めた史緒ちゃんを置き去りにして、僕は目の前で制服を脱ぎ捨て下着姿になった香織ちゃんに質問する。史緒ちゃんにはああ言ったけど、あの調子なら別に僕が香織ちゃんの望むプレイをしても不機嫌にはならないだろう。
「……その……この前やったゲームの同人誌で、気になる体位があって……それをやりたいって、いうか……」
僕の質問に、香織ちゃんが少しだけ恥ずかしそうに髪のカールを弄りながら答える。
そうか、香織ちゃんはギャルな見た目に反してすごいゲーム好きなんだよね。それも、美少女がいっぱい出てくる、いわゆる草食系のオタクが好きそうなジャンルのゲームが。
しかもただプレイするだけじゃなくて、キャラクターの服を作って着ちゃう……つまり、コスプレまでしちゃうかなりガチな方のゲームファン、それが三井香織なんだ。
「それって、この前僕と一緒に行ったコスプレイベントで着てたゲームの?」
「そうそう、その時買った同人誌に載ってたのが、あの時あんたに着てもらってたキャラが主役のやつで……」
彼女を堕とすために、僕も色々とそこらへんを勉強した。そもそも香織ちゃんはギャルだけど、貞操観念とかそう言うのは結構しっかりしたタイプのギャルで、下心ある相手への警戒心もしっかり持ち合わせている。
だけどそう言った人間も、僕は何人も虜にして来た。それこそ、警戒心のあるギャルを手籠にする事も、ゲームオタクを手籠にする事もすでに経験済み。今回はその複合パターンと言うだけだ。
なのでそんな彼女に近づくために使ったのが、彼女が好きなソシャゲのイベントだったりする。当時、弟と一緒に着ていた彼女へと、彼女が一番好きなキャラ……推しキャラって言うんだっけ? そのキャラのコスプレをして友達になった。
もちろん、美少女キャラのソシャゲに出るキャラだから当然女の子のキャラだけど、僕は中性的な美少年で、女装すれば僕の高校の女子でも上澄みレベルの美少女になれるので問題ない。
それで計算通り、香織ちゃんの警戒心を潜り抜けてコスプレ仲間として彼女と接点を持つ事が出来た。その後は僕が自分がコスプレしたキャラをよく知らないから教えてほしいと言って、好きな作品を布教させたいと言うファン心理を利用し、彼女と距離を縮めた。…………まあ、お勧めされた作品は全部面白かったし、香織ちゃんを堕とした今もやってるけど。
上映していたソシャゲのアニメ映画版を一緒に観に行き、カフェで一緒にイベントストーリーとやらを見て、その感想を語り合う。そうやってただのファン友達として接して、少しずつ彼女に僕へと好意を持つような言葉や仕草で誘惑した。
そして今では、こうして香織ちゃんは僕の従順な奴隷だ。恋人が複数いるなんて明らかにおかしい事を、価値観を壊された彼女は受け入れてしまっている。
『まさか、あたしがハーレムヒロインの一人みたいになるなんて、想像もしてなかったし』
そう言って全裸に首輪を付けた状態で僕の奴隷の一人になった香織ちゃんの姿は、なかなか征服欲を満たしてくれたっけ。
「いいよ。香織の頼みなら何でも聞いてあげるし、僕も香織が好きなゲームで出て来たプレイは気になるからね」
「えっ、今なんでもって……?」
あれ、おかしいな。香織ちゃんの目が今妖しく輝いたような? 言葉のチョイスを間違えた? なんでこんなに嬉しそうな顔してるんだろう。
「じゃ、じゃあ……た、種付けプレスしてほしい……!」
「――――」
うん。えっと……さすがに、少し予想外だったかなぁ。種付けプレスって、えっとその……あれ……だよね? 仰向けになった女の子にのしかかって、性器を叩きつけるってやつ……。
まさかあの香織ちゃんがそんなプレイを頼んでくるなんて。出来るとは思うけど、やった事ないから上手く気持ち良くさせてあげれるかな。
「……あ、あはは。なんて、ね。冗談だよ、あたしがそんな変態プレイ頼むわけないじゃん!」
とと、考えてる間に香織ちゃんを不安にさせちゃったみたいだ。なので慌てて自分が言った事を訂正しようとする彼女の腰に手を回して、僕の胸へと抱き寄せながら、彼女の好きなキャラクターの口調を真似て言葉を紡ぐ。
「いいですよ。あなたが望むなら……めちゃくちゃにしてあげます」
「〜〜〜〜ッ♡♡」
僕の言葉に香織ちゃんの顔が耳まで真っ赤に染まり、それを隠すように彼女が僕の胸板へと顔を押し付ける。
ふふ、香織ちゃんの推しキャラって言うから今度コスプレした時のために声マネの練習しておいたけど、正解だったみたいだね。
外面は良いけど実は腹黒で、何を考えているのか悟らせない、なのに好きな相手には独占欲強めに迫るキャラクター。結構、様になってると思うな。
「やっば……破壊力強すぎでしょ……彼氏にこんなの言われたら、ちょっとマジでエグすぎるんですけど…………好き」
予想通り、香織ちゃんの好みにドストライクだったようだ。頬を真っ赤にして僕の胸元に顔を埋めた彼女の髪を優しく撫でながら、僕はそっと彼女を押し倒す。セックスを……香織ちゃんが望む種付けプレスをするための体勢へと彼女を持って行く。
「じゃあ、挿れるよ?」
「うん、あたしを愛して……ご主人様♡」
香織ちゃんの表情が淫欲に染まり、僕を普段とは違う呼び方で呼ぶ。それが、このシチュエーションでの種付けプレスをするキャラへヒロインがする呼称なのだろう。香織ちゃん……もしかして結構エグいの読んでたりする?
「あっ……ああっ……!」
お互いの息がかかるほど間近で見つめ合いながら、腰を下ろして触れ合わせた先端を中へと沈めて行く。ズブズブと奥まで入って行く僕の性器。それが香織ちゃんの膣襞を押し広げながら彼女の最奥まで達した時、僕と彼女の体は完全に接着した。
同時に、僕の背中と腰に回される香織ちゃんの両手と両脚。それがガッチリと僕の体を抱きしめて、彼女の体へと固定する。
「はぁ、はぁ……♡ もう、離さないから♡」
何事にもあまり熱中しすぎない、冷めた感性の香織ちゃんの独占欲たっぷりの熱い吐息が耳をくすぐる。それだけで彼女を虜にしたのだと言う支配欲が煽られて、僕は彼女の求めるままに腰を引き上げて、勢いよく押し込んだ。
「んっあ゛あ゛ぁぁ〜〜っ♡♡」
それだけで香織ちゃんの口から溢れる、快楽に染まった喘ぎ声。性器に絡み付く肉襞がより強く締め付けて来て、僕の体を掴む彼女の指にぎゅっと力が増す。
本当、こんないかにも遊んでますなんて見た目して、とっても乙女なんだから。
「あはぁ……最っ高……♡」
法悦の表情で深く自分と繋がった僕を見る香織ちゃん。そのままゆっくりと僕の性器を出入りさせれば、その顔はより悦楽に染まって、淫乱な感情を僕の目に映してくれる。
「あ゛っ♡ あ゛っ♡ イイッ! 気持ちいいよ……! もっと、もっと激しくして……! 乱暴に突いて!」
強請るような香織ちゃんの言葉に、僕は喜んで腰を振る速度を上げる。カラオケボックスを肉肌がぶつかり合う淫靡な音と、シートが軋む音が満たして行く。肉欲に耽る男女の熱が閉じられた密室に広がり、僕と香織ちゃんのセックスを見ている梨佳ちゃんと史緒ちゃんが興奮して自慰を始めている。
「はぁ♡ はぁ♡ 好き、大好き! だからお願い、あんたの一番じゃなくても良いから、あたしをずっと側にいさせて……!」
何度も性器を膣奥へと突き刺していると、香織ちゃんが縋るように僕へと懇願して来た。それはいつもの彼女らしからぬ必死な声色で、思わず腰振りを止めた僕の目に映ったのは快楽の中に不安の色を混ぜた彼女の顔。
おそらく、僕と理想通りのイチャラブセックスをしていた事でタガが外れて、つい本音が漏れてしまったのだろう。それが、少し意外だった。まさか、香織ちゃんがこんなに強く僕へと愛情表現をしてくるなんて。
でも、それはむしろ好都合だと。
香織ちゃんの直向きな好意に、僕はなぜか嬉しさで熱くなってしまった心へと、慌ててそんな仮初の殻を被せる。
「大丈夫、僕は香織を捨てないよ。一番はどうしても日菜子ちゃんだけど、彼女を堕としたら香織ちゃんが望む限りずっと愛してあげる」
ーーだから、一緒に日菜子ちゃんを堕とそうね?
了承を取るように、僕を抱きしめる香織ちゃんの体を抱きしめ返して彼女の程良い大きさの胸を胸板で潰す。そして止まっていた腰を再び動かして、性器を根元まで膣内へと挿入させる。
そうすれば、香織ちゃんの不安の色が掻き消えて、僕への感謝と愛情が全身を染め上げるのが見えた。
「うん……堕とすよ、日菜子のこと。だから、射精(愛)して♡」
「いいよ」
僕の望む可愛らしい答えをくれた香織ちゃんへと、ご褒美を上げるように腰を精一杯強く叩きつける。尻たぶが波打ち、先端が子宮口とキスをして、奥まで挿入した僕の分身を逃がさないとばかりに締め付けて来る香織ちゃんの膣。それを無理矢理擦り上げながら腰を上げて、目一杯高い位置からまた押し込む。
「んああ゛ッ♡ あんっ♡ あッ♡ あきゅぅっ♡」
何度もそれを繰り返す。一突き毎に香織ちゃんの雄欲を刺激する艶声が耳元で響いて、僕の腰振りが彼女を気持ちよく出来ているんだと嬉しくなる。…………種付けピストンとか始めてだったけど上手く出来てるみたいでよかった。
「イクッ……! あっ、あっ、ああ゛っ♡ イク、から……! だから、一緒にイッて……ラブラブ種付け射精して……!!」
「うん、射精するよ!」
香織ちゃんの抱きつく腕と脚の力が増す。絶対に僕に膣中出しさせるって言う彼女の意思表明。残念ながらコンドームがあるからそれは叶えられないけど、せめて熱だけは感じさせてあげようと、僕は子宮口近くまで先端を沈み込ませて……射精した。
「んあっ、熱い……ああっ、精液……あたしの、彼氏の熱……♡」
放出された僕のスペルマは全てゴムに受け止められて、それでも深く密着し合った膣襞はその感触を香織ちゃんに届けてくれたようだ。幸せ一色で染まる彼女は、それはもう見てる僕の方まで蕩けた笑みを浮かべてしまいそうになるぐらい素敵だ。
そのまま彼女が満足するまで深く重なり合う……と言いたいところだけど、僕を抱き締める香織ちゃんの腕と脚はいつまでたっても離れる気配がない。それどころか僕の耳に舌を入れて来て、「もっと愛して♡」と懇願までしてくる。今日が香織ちゃんと二人きりの時間だったら喜んで叶えてあげだけど、今は僕たちのセックスを見ながらオナニーして待ち続けている子がいるからそれは出来ない。
「んあっ……ぁぁっ……!」
僕が彼女の脚を優しく振り解きながら性器を引き抜くと、切ない声を上げて来る。それに少し申し訳なさを感じるが、代わりに僕の精液をたっぷりと吸ったコンドームを外して香織ちゃんの胸に置いてあげた。
そうしたら一転して嬉しそうに顔を綻ばせるのだから、本当に香織ちゃんのクールな性格は僕のせいで跡形もなくなってしまったんだろう。
「お待たせ、史緒」
香織ちゃんとのセックスは一度終わり、次は残されたもう一人の恋人だ。振り返った僕の目に映るのは、いつのまにかカラオケボックスの机に座って胸と膣を弄りまくって大量の淫液を流している史緒ちゃんの姿だ。
「んあっ、ぁっ♡ ひうっ、んっ♡ 恋人の目の前で、あんなに激しいセックスをするなんて、はぁ、はぁ、彼って鬼畜男かも……。くぅっ♡ でも、そんな鬼畜な彼の性癖を受け止められるのは、恋人の私だけだから♡ …………ま、待ってないわ♡」
相変わらず心の声がダダ漏れで、でも今回は僕の評価には何の間違いもない。女の子を目的のためにいっぱい手籠にしている男なんて、最低の鬼畜男以外の何者でもないだろう。本当、化け物の僕に相応しい評価だ。
「こんなにたっぷり濡らして……テーブルもびしゃびしゃ。メニュー表にまで史緒の愛液染み付いちゃってる。そんなに僕のコレが欲しかった?」
だから化け物らしく嘲るように、僕は史緒ちゃんの粗相を指で掬って彼女の顔に塗りたくる。そして愛液と汗で淫靡に輝く彼女の可愛らしい顔を間近で鑑賞しながら、自分の性器でペチペチとアソコを叩けば……追加のラブジュースが噴き出してきちゃう。
「う、うん……♡ で、でもそれだけじゃないの! あ、あなたと繋がり合うのが、好きだから……だって、私の初めての彼氏でしょ? 愛し合う瞬間は、全部大切で……。はっ! 私ったら何を言ってるのかしら!? これじゃまるで私の方が彼を好きで好きで好きで好きすぎるみたいじゃない。確かに彼の事は大好きだし、そのうち籍を入れて子供を産みたいとは思ってるけど、恋愛は勝負なのよ。私の方が彼に依存気味の重い女だと思われたら、どんな破廉恥な命令やプレイをされるかわからないわ! …………いえ、破廉恥な事はいっぱいされたいけど」
「あはは……」
どうしよう、また史緒ちゃんの長い心の声(ダダ漏れ)が聞こえてしまった。それだけならいつもの事なのに、目に映る彼女の強すぎる僕への好意の色と至近距離で交わる事で、ちょっと心臓に悪い。なぜかドキドキと胸が高鳴ってしまう。こういうところがあるから、史緒ちゃんと話す時は細心の注意が必要なんだ。下手に言葉を投げかけると、彼女の無自覚なカウンターが返ってくるのだから。
そもそも史緒ちゃんを堕とすのは、この三人の中だと一番大変だった。彼女は有名な音楽家の娘で、本人もとっても音楽に夢中な女の子だ。それも親譲りの才能を持った努力家。彼女と接触するために訪れたピアノコンクールで初めて演奏を聴いた時は、正直とっても感動した。悔しいけど……初めて日菜子ちゃんのバレエを観た時のような気分にされた。
それから公演後の史緒ちゃんにファンを装って話しかけて、ついでに彼女に興味を持たれるために頑張って勉強した音楽家や楽譜の知識、彼女の父親の曲に関する感想を述べた。
その際にも、史緒ちゃんの感情の色を探って彼女が好む音楽観を語って好感度を稼いでいたら…………いつのまにか僕は彼女のアシスタントとして楽曲作りを手伝う事になっていた。
うん、あの時は初めて頭がハテナマークで埋め尽くされたし、会話して史緒ちゃんがかなり独特な感性の持ち主……いわゆる凡人とはかけ離れた思考を持った天才だと知った。それは僕がこの力を積極的に使うようになってから会ったこともないようなタイプの人間で、しばらく僕は振り回された。
彼女の思ったことをそのまま口にする性格。それで僕の能力はほとんど不必要となったのは驚いたけど、好感度上げ自体は楽に進んだ。彼女は僕をすぐに恋人と呼べる位置にまで上げてくれたのだけど、そこからその好意を依存と呼べるまで堕落させるのが大変だった。
なぜなら史緒ちゃんは、すでに音楽に取り憑かれているから。彼女のピアノに対する情熱は並々ならぬ物で、それに付き合わされた僕は正直下手なピアニストよりもピアノ楽曲や知識に詳しくなった自信がある。
それでも根気強く彼女と向き合い、史緒ちゃんの中で僕の存在がピアノと同じくらい必要不可欠となって……体の関係を向こうから求めるようにさせた。
たっぷりと快楽を教え込んで、ピアノより僕を大切にするように調教する。今のところ、半分は上手くいっていると思う。僕が呼べばコンクールが近いとかじゃない限り、ピアノの練習を放り出して駆け付けてくれるから。でも僕といない時の基本はやっぱりピアノで、そしてとある彼女の癖が、僕にとって非常に悩ましい問題だったりする。
それを、僕は巧妙にメイクで隠された史緒ちゃんの目の下の隈を見て察した。
「史緒ちゃん? またデスマしたの?」
「ふえっ!? デスマしたのがバレてる……! やっぱり彼は私の心が覗ける? 愛し合う男女は相手の考えが読めるようになるって言うけど本当だったのね」
いや、全部口に出して言ってるからね。まあ、僕が心を読めるのは当たっているけど。でも正直、史緒ちゃんにこの力使った事ほとんどないんだけど。
いや、今はそれよりも重要な事がある。史緒ちゃんが口にしたデスマ。それはデスマーチの略で、史緒ちゃんにとってその意味は不眠不休に飲まず食わずでピアノの作曲を行う事を指す。しかも彼女の場合、それを何度も行って本当に倒れてしまうまで続けるのだ。梨佳ちゃんや香織ちゃんの証言から、保健室に担ぎ込まれた回数は一度や二度では足りないらしい。
「ねぇ、デスマは体に悪いから止めてって前に言ったよね? 史緒は僕の約束は守れないダメな彼女なのかな?」
「あっ、ちちち、違うの! あ、あれはただちょっとスランプで良い旋律が浮かんで来なくて、14時間ほどピアノの前に張り付いてただ――んおおっ!!?」
怒った声で詰め寄ると、史緒ちゃんが顔を真っ青にして慌てて言い訳をし始めたので、僕は性器を陰裂に勢いよく突き刺す事で強制的に黙らせた。まさか、14時間もあんな危ないことをしてたなんて……!
「史緒ちゃん……? また約束を破ったんだね……お仕置きだよ」
「おお゛ッ!? んほぉぉっ!!」
史緒ちゃんの腰を掴み、まるでオナホを使うように荒々しく彼女の膣へと性器を出入りさせる。わざとゴリゴリって膣襞をカサの部分が抉るように抜き差しして、子宮口を掻き回すように押し込む。
「オ゛ッ♡ オ゛ッ♡ オ゛お゛ッ♡ おお゛お゛オ゛ッッ♡」
史緒ちゃんの口から人間をやめたようなオホ声が鳴り響くけど、決して腰を振るのを止めはしない。悪い事をした子供を厳しく躾ける親のような気持ちで、僕は心を鬼にして彼女の膣を蹂躙する。
なぜなら、これだけは日菜子ちゃんを堕とすためだとかそう言うのを抜きにしても、絶対に矯正しなきゃいけない悪癖だからだ。
もしこの先、史緒ちゃんが僕よりも音楽家としての道を選んだ時に、こんなデスマ作曲を続けていたらどうなるかわからない。それこそ、最悪の事が起きるかもしれない。だからたとえ日菜子ちゃんを堕とすための奴隷とは言え、彼女と関係を結んだ身としてそんな未来が起こる可能性は絶対に摘んでおく。
「また! 僕との約束を! 裏切って! ひどい、ひどいよ史緒! 信じてたのに! もう、デスマはしないって!」
「んお゛ッ♡ おっ、おぅ、おぐぅっ♡ ご、ごめんなひゃい、んおっ、ごめんなしゃい♡ わ、わたひが、バカでした♡ んあっ、あひぃっ♡ 許して、嫌いにならないで……♡」
本当に傷ついたような声色を意識して、史緒ちゃんを責め立てる。そうすれば彼女は快楽に全身を震わせながらも、許しを乞うて来た。瞳を潤ませ、必死に僕を見上げる顔からは強い後悔の色が映る。だけどそれをわかっていながらも、僕はわざとそれを無視して強く腰を叩きつける。
「本当に? どうせまた嘘なんでしょ。史緒ちゃんは、またそうやってその場だけ取り繕って僕を裏切るんでしょ?」
「んあっ、あっ♡ う、うそじゃ、ない! ほ、本当に、もう、デスマしない、からぁっ! んおっ、おっ、イッ、イクッ!!」
繋がりあった部位から潮が吹いて出る。こんな荒々しいセックスでも感じちゃうように開発した史緒ちゃんの体は、僕に責められながらも感じてしまう。許しを乞いながら絶頂してしまうなんて、とっても情けないマゾ女の子になってしまった。
「へぇ、そうなの? ――――じゃあ、証明してよ。史緒ちゃんがもうデスマしないって僕を納得させるために、それ相応の物を差し出してよ」
「あ゛っ♡ あっああ♡ わ、わかった! わかりまひた♡ 証明、しますから……♡ 私の大切なもの捨て、るわ……♡」
その被虐心をより刺激するように、上から目線で命令すれば、史緒ちゃんは目を情欲で蕩けさせながら何度も頷いて自分の今までを捨てる事を選んでくれる。
そう、自分の全てを。
「私――――もうピアノやめる……♡ ピアノやめて、あなたにおまんこ突かれて、喘ぐだけの便女になります……♡」
僕に許されたい。
ただそれだけのために、天才ピアニスト多谷史緒は、ピアノを捨てた。
他にも何人も彼女がいる恋人と、人生を捧げて来た相棒を天秤にかけて、前者を選んだ。
それに、強烈な征服欲を煽られるのは仕方なくて。僕は史緒ちゃんの頬を掴むと、彼女に強く口付けした。
「んっ、んんっ! んちゅ、ちゅっ、ぢゅるる♡」
舌を入れて、彼女の舌を絡めとる。最初は驚いた史緒ちゃんも、すぐに僕の求めに応えるように舌を動かして来て。
僕たちは、しばらく愛情いっぱいのディープキスを交わした。もちろん、腰を振る動きはやめない。史緒ちゃんの膣を何度も僕の性器で突き上げて、彼女に軽い絶頂を送ってあげる。それが、僕を選んでくれた彼女へのご褒美だ。
でも、変態な史緒ちゃんにはこれだけでは足りない。僕は片手を彼女の臀部へと持ってくると、そこの張りを確かめるように何度か軽く撫でて。それから力一杯手の平で叩いた。
バチンッ
「んふぅ!? んんああッ♡」
衝撃で僕の口から離れた史緒ちゃんが、興奮した声を放つ。それは間違いなく、彼女が尻を叩かれるという行為を喜んでの物で、僕はそのまま何度も彼女へと手の平を振り下ろした。
「いい、史緒? 君は自分を音楽家だと思ってたみたいだけど、それは僕との関係を得て間違いだったと気づいたよね?」
「あっ、あっ! はっ、はい! はぃぃッッ♡」
パチンッ、ペチンッと彼女の尻肌をスパンキングしながら、優しく耳元に語りかける。彼女が大好きな音の周波で。僕が囁くだけで快感を覚えてイケるように調教した声色で。絶対音感を持つ彼女の耳を、犯す。
「じゃあ自分から口にして。自分が本当は何なのか、ちゃんと理解してるってところ、僕に証明して」
「ああ……っ♡ わ、わかりましたぁっ♡」
ペチペチと、今度は優しく彼女の赤くなったお尻を撫でるように叩く。激しくいじめてから優しくすることで、彼女の精神を甘く蕩かすのだ。そしてそうすれば、情欲で染まった彼女は僕の思うがままの言葉を口にする。
「わ、私は……私はっ……♡ ――――あなたのオナホ楽器! ケツ太鼓です!!」
高らかに、力強く、多谷史緒は自分の今までの人生を否定した。代わりに掲げるのは、僕の性楽器としての自分自身。人間でさえない、物としての生き方。
それを、心から嬉しそうに宣言する彼女は、もう二度と純粋無垢な天才ピアニストの肩書きは名乗れまい。まあ、さすがに史緒ちゃんから本気でピアノを取り上げる事はしないけど。
「よく言えました。そうやってちゃんと正しい自分と向き合える史緒のこと、愛してるよ」
「はぁぁ♡ 嬉しい♡ 幸せすぎてイッちゃう♡ 私も、愛してる! あなたの事、本気で愛してる! お父さんよりも、ピアノよりも、大好きーーッッ!!」
はは、嬉しい事を言ってくれるなぁ史緒ちゃん。うん、でもいいよ。それだけ僕の事を愛してくれる史緒ちゃんの事は、ちゃんと責任取って幸せにしてあげる。
ううん、史緒に限らず、日菜子ちゃんを物にするために堕とした彼女たちはしっかりとその後の面倒を見るつもり。ヤルだけやってヤリ捨てるような事はしない。
だってそれは、僕を化け物と呼んで暴力を振るった父親と一緒になってしまう。浮気して、浮気相手孕ませて、それを隠すために縁を切ろうとしてお母さんにバレた最低な人。
僕は化け物だけど、あの人みたいにだけはなりたくないからね。
日菜子ちゃんの次にって言う形容詞はどうしても付いちゃうけど、全員愛してあげるつもりだ。もちろん、成長して僕との関係を切りたいと言うなら逃してあげるし、僕の子供が欲しいなら日菜子ちゃんの次に産ませてあげる。
それが、化け物なりの愛し方ってやつだからね。
「あっ♡ あっ♡ あああっ♡ イクイクイクッ、イクッ――――♡♡」
史緒ちゃんの体が絶頂で痙攣する。瞬間的に締まった膣穴が、僕の性器を先端から根本までガッシリと咥え込む。その貪欲的な求愛行動に応えるように、僕もまた下半身の力を抜いて睾丸から作り出された液体を解き放った。
「あ、ぁぁっ……♡ どくどくって、流れて来てるわ……♡ 私の、奥底まで……恋人の精子が波打ってるの。……妊娠したらどうしようかしら? 堕胎はいやだし、やっぱり産むしかないわよね。そしたら彼には責任取って学生結婚してもらわないと♡」
僕の真下で絶頂の余韻を感じる史緒ちゃんが、射精の熱を受け止めて陶酔したように喘いでいる。コンドーム付けてるから妊娠はしないと思うんだけど、すっかりトリップしてる彼女には言っても聞こえなさそうだ。
そんな彼女を置いて性器を抜き取り、コンドームを外す。そうすると妄想から戻って来た史緒ちゃんが熱い眼差しで僕を、というよりコンドームに漂う僕の精液を見つめてくる。
言いたい事はわかるし、他の二人にもあげたから渡してもいいんどけど……それじゃお仕置きにならないよね。
「はい、梨佳。これ好きに使っていいよ」
「やった!」
「なっ!? どどど、どうして!?」
まさかの目の前で自分の膣で射精させた精液を他人に渡されるとは思わなかったのだろう。史緒ちゃんが驚愕と絶望したような顔をする。
「だって、史緒ちゃんは僕を裏切ったでしょ? だから今日は精液はお預けかなって」
「で、でででも! ピアノ捨てて、あなたのケツ太鼓になるから許してくれたんじゃないの!?」
「うーん、考えたんだけど……僕は別に史緒にピアノを捨てて欲しくはないんだよね。だって、僕は僕を好きな史緒も大好きだけど、ピアノを一生懸命してる史緒も大好きだからね」
これは僕の本心だ。あの初めてのコンクールの場で、僕に壊れた心に確かな感動を与えてくれた史緒ちゃんの演奏を、僕は無くしたくはない。彼女には、これまで通り天才ピアニストとして僕のような化け物ではなく、多くの人にあの音色を届けて欲しいと思ってる。
まあ、デスマは絶対許さないけど。
「――――♡ そ、そうなの。そ、そんな事を言われたら……♡ まさか彼がそんなに私がピアノを弾いているところが好きだったなんて。はっ! そういえば初めて会ったのも私がピアノコンクールに出た日! ということは、彼は私のピアノを弾く姿を見て一目惚れをしちゃったということかしら。だとしたら、私も罪作りだったわね。責任取って、彼を一生幸せにしないと」
…………あは、ちょっとだけイラッと来たかな。その通りだとは言え、あの史緒ちゃんに心を見透かされたのと、上から目線で僕を幸せにしてみせると言われたらさすがの僕も、史緒ちゃん調子に乗りすぎだよと思わずにはいられない。
だから、僕はつい返す言葉に仮面を被せるのも忘れて、本音のままに答えてしまった。
「うんうん、そうだね。じゃあそんな僕を裏切った責任を取って、今日は精液無しだからね。ふんっ」
「そ、そんなぁ!!」
「あはは、まあ彼を裏切っちゃったんじゃしょうがないよ史緒」
「そうそう、嫌ならデスマしなければ良かったんでしょ? ハーレムメンバーなのに聞き分けの悪い子は好感度下がっちゃうよ?」
「そうそう、史緒ちゃんも少しは――――んんっ! そんな事ないよ、僕が史緒を嫌うわけないでしょ?」
危ない。さすが日菜子ちゃんの友達たちだ。油断すると、僕の素を引っ張り出されそうになるのが心臓に悪い。もっと気をつけないと。
涙を浮かべて僕の腰にしがみついてくる史緒ちゃんと、そんな彼女を少し優越感の混じった目で見る梨佳ちゃんと香織ちゃん。
その全員が裸で、陰部から粘着性の高そうな本気汁を溢している。それもカラオケボックスで。
その異常な、だけどもう僕や彼女たちにとっては日常と化した光景を楽しむ僕のスマホがメッセージ通知音を鳴らした。香織ちゃんからおすすめされたゲームの曲が流れて、画面に表情された送り主の名前を見て僕はほくそ笑む。
『森川更紗』、『蜷川麻央』、『斎木有理』
日菜子ちゃんを堕とすための、最重要ピースであり最難関と思しき少女たち。そんな彼女たちからの、次はいつ会えるか?なんてデートのお誘いに、僕は虜にした三人の恋人の生肌を味わいながら返信を返すのだ。
「待っててね、日菜子ちゃん。君の友達もライバルも、み〜んな堕落させてあげるから」
自然と溢れた嗤い声。それを見惚れたように見つめてくる史緒ちゃんたちに、僕は新しいコンドームを性器に付けながらその期待に答えてあげた。
男の娘小悪魔系主人公
日菜子ちゃんを絶対堕とす病み病み邪悪(笑)主人公。ヒロインたちを堕として都合のいい奴隷とするために、細かな努力とスキルアップを欠かさない。彼女たちの好みを把握して、デート前のプランニングと身嗜みは完璧に、趣味やニッチなプレイにも理解を示せるように興味のなかった界隈への勉強も万全。恋人たちの趣味趣向は全部知ってるし、相談事も誰よりも親身に受けてあげる。そんなクズで最低な鬼畜男(主人公談)。
「ふふ、日菜子ちゃんがみんなを見て絶望する姿が楽しみだなぁ♡ 僕みたいな化け物に友達を汚されたと知っても、まだ僕を無視して拒絶できるのかな? ふふ、たっぷりと壊して……誰よりも愛してあげる」
芳村梨佳
普通を嫌う、普通の女子高生。主人公に堕とされたのは二番目の女の子。自分を特別扱いしてくれる、特別な彼氏である主人公の事が大好き。日菜子ちゃんを堕とすための奴隷になった女の子の中では、良くも悪くも普通の依存度を誇る。彼のためなら友達を裏切るくらいはするけど、恥じらいや常識までは捨てられない、そんな普通の女の子。
「梨佳ちゃんは、変に奇を衒ったりしない普通のデートプランが大好きだからなぁ。それにたまに女子に人気の恋愛漫画をなぞったシチュエーションをしてあげるだけで、すごい嬉しがってくれるからわかりやすいよ。壁ドン耳囁きとか……家で練習した甲斐があったなぁ」
三井香織
美少女ゲー好きの脱力系ギャル。主人公に堕とされたのは五番目の女の子。人生で初めて本気で好きになった主人公への依存度は高いが、あくまでハーレムの一人というの立場を美少女ゲームオタクの感性で受け入れている。コスプレエッチやシチュエーションエッチにどハマりしてしまい、主人公と二人で会う時は自作したコス(美少女キャラ)を主人公に着させてセックスしている。最近はFF15のシドニーコスをした自分をアラネアコスの主人公に犯してもらうのが好み。
「ん?香織ちゃんからフリスペにメッセージ来てる。へぇ、この前僕にコスプレさせたキャラ主役の新アニメが決定したんだ。推しキャラだって言ってたし……よかったね、香織ちゃん。えっ、記念にまた僕にコスプレエッチして欲しい…? それも全スキン分で? …………う、うん……頑張るよ……!」
多谷史緒
絶対音感を持つ天才ピアニスト。主人公に堕とされた七番目の女の子。デスマを主人公に禁止されてからは、溜まった欲求の発散の場をセックスで解消している。のだが、最近はデスマオナニーなる物にハマっているとか。またそのうち主人公とデスマセックスをしようと画策している。なのにピアノの腕は愛情と淫欲を知ってメキメキと上達している変態天才女の子。依存度では地味に上位で、主人公と添い遂げる事を誓ってこっそり結婚指輪を用意している。
「もし万が一デスマをしたくなったら僕を呼んでね。無理をしすぎないように監視しといてあげるから。え?夜中にデスマをしたくなったら?その時は、僕に電話をかけてよ。史緒がデスマを忘れて眠れるまで、ずっと囁いていてあげるから。え、耳レイプ? デスマオナニーが捗る? ちょっと待って、何を言ってるの!?」
ここまでお読みいただきありがとうございます。
一年ほど前に書いたブルリフの久しぶりの続編。ヒロインたちは、私がゲームプレイしてサブキャラの中でも特にお気に入りだった香織と史緒のエロを書きたくて出しました。梨佳は『普通』に書きやすかったので…。岸田メルさんの書く女の子はサブキャラもメインヒロイン張れるビジュの子ばっかですごい。
もしFFのエロをやるならどのナンバリングが見たい?*FF7は意図的に外しています
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