※この作品はR-18です。

マイナーキャラ妄想短編集   作:ニンニク嫌い

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 りせと双葉は二人揃って体罰セクハラ体育教師の虜になって、自分の全てを捧げ合う。


ペルソナシリーズ(佐倉双葉、久慈川りせ) 中編

 

 

 コンサートが終わる頃には、りせの手配したスタッフが「先ほどの件を直接謝りたいそうです」と双葉を呼びに来た。

 

 暁も同行しようとしたものの、関係者以外は入れないと別のスタッフに足止めされてしまった。

 だがそれでも、双葉自身、りせの様子に感じた違和感を確かめたい気持ちがあったのだろう。警戒を露わにしながらも、ひとりで誘いに応じてしまったのだ。

 

 そしてその少し前、鴨志田はりせから渡されていた関係者用のカードを見せ、誰にも止められることなく会場の奥へ入っていた。

 

 長い関係者通路を抜け、最上級の出演者にだけ用意された広いプライベートラウンジへ向かう。

 

 扉を開けた先で彼を待っていたのは、日本中の視線を集めるスーパーアイドルと、かつてメジエドの名で世間を騒がせた天才ハッカー――今夜、鴨志田が狙いを定めた二人の女だった。

 

 鴨志田の姿を見るなり、りせの瞳はステージに立っていたとき以上に華やかに輝いた。

 頬を喜びに染め、待ちきれないとばかりに駆け寄ると、その逞しい腕へ自分からしなだれかかる。

 

 一方の双葉はソファの傍らで身を強張らせ、眼鏡越しに鴨志田を睨みつけていた。先ほどの口づけを思い出したのか、その頬にはまだ薄い朱色が残っている。

 

「ご主人さま! 待ってたよ、来てくれてうれしい!」

 

「……わたしは、り、りせちーに話があるって言われたから、来ただけだ。お、お前に……会いに来たわけじゃない」

 

 りせが鴨志田の胸へ頬を寄せる傍らで、双葉は逃げ道を確かめるように扉へ一度だけ視線を走らせた。

 

 しかし、すぐに唇を引き結び、踏みとどまることを選んだ。逃げれば、りせの身に何が起きているのか確かめられない。そんな責任感が、この場から立ち去ろうとする足を押さえつけているのだろう。

 

 傍目には、りせと双葉ほど対照的な二人もいないように思える。りせは明るく人懐っこく、何万人もの観客を前にしても臆することなく笑顔を振りまく、生まれながらのスター。

 

 対して双葉は他人との距離に敏感で、信頼した相手以外には滅多に心の内を見せない引きこもりのゲーマー。

 

 だが鴨志田は、自分だけが女の本質を理解していると信じていた。

 

 どれほど気丈に振る舞おうと、どれほど厚い殻に閉じこもろうと、最後には自分を求め、自分に認められるためなら何もかも差し出すようになる――りせがそうなったように、双葉もいずれ必ずそうなると確信していた。

 

 りせを手に入れられたのは、例の“女王”のおかげだった。彼女の助けがなければ、失職した元教師にすぎない鴨志田が、国民的アイドルへ近づく機会など得られなかっただろう。

 

 しかし、今やりせは彼の一言に目を輝かせ、その機嫌を取るためなら名声も財産も惜しまない。双葉との出会いは予想外の余禄だったが、鴨志田にとってはむしろ、抗う女を一から自分好みに作り替えられる絶好の機会だった。

 

「ねえ、双葉ちゃん。そんな怖い顔しないでよ。せっかくご主人さまが来てくれたんだから、一緒に楽しもう?」

 

「楽しむって……何をするつもりだ。そもそも、その『ご主人さま』って何なんだよ。一体こいつに何をされたんだ、りせちー?」

 

 問い詰める双葉に、りせは怒るどころか、うっとりと目を細めた。鴨志田の腕を自分の豊かな胸元へ抱き寄せ、そこに頬をすり寄せながら、秘密を打ち明ける少女のように微笑んだ。

 

「何かをされたんじゃないよ。教えてもらったの。本当の私が誰のものなのか、ご主人さまを喜ばせることがどれだけ幸せなのか……双葉ちゃんにも、きっとすぐ分かるから」

 

「……そんなもの、分かりたくない」

 

 双葉の返答は短く、声には明確な拒絶があった。それでも鴨志田は気分を害さず、むしろ楽しげに口元を歪める。

 怯えながら従う女も悪くはないが、こうして睨み返してくる女を屈服させる瞬間には、また別の味わいがある。

 

 鴨志田はりせの腰を抱いたまま、空いた手をポケットへ差し入れ、いかにも余裕ありげに肩をすくめた。

 

「いいねぇ。だったら、まずは聞かせてもらおうか。お前らが俺に何をしてくれるのかをな」

 

「ちょっと待て。わたしはそんな話に乗るなんて、一言も――」

 

「うん、まだ言ってないよね。でも双葉ちゃん、知りたくない? どうして私がこんなに幸せなのか。ご主人さまに認めてもらえたら、きっと分かるよ」

 

 そう言うりせにとって、これからするこの種の“ご奉仕”はもう一か月以上も続いている彼女の新しい日常だった。

 彼女は毎週のように新しい贈り物や特別な趣向を考えて、鴨志田を喜ばせようとしてきた。

 

 一般人には決して入れない舞台裏への招待、有名人ばかりが集まる秘密のパーティー、最高級ホテルのスイートルーム。

 金だけでは手に入らない、スーパーアイドルの地位があってこそ用意できるものばかりを。

 

 そして今夜、りせが用意した何よりの贈り物が双葉だった。もちろん、双葉本人は自分が贈り物にされたなどとは思っていない。

 

 険しい表情でりせと鴨志田を交互に見つめ、二人の間で何が起きているのかを必死に見極めようとしている。

 だが鴨志田からすれば、その警戒心も拒絶も、いずれは自分への欲望へ塗り替わる一時的な抵抗にすぎない。

 

 今夜の遊びは単純だ。二人がそれぞれ、自分にしか差し出せないものを鴨志田へ示す。

 

 そして鴨志田が、より気に入ったほうを選ぶ。選ばれた女は彼からたっぷりと寵愛を受け、選ばれなかった女はそれを傍で見ながら、次こそは認めてもらえるよう努力する。

 

 普段はりせと、この場にはいない『女王』の二人で鴨志田相手によくやっているゲームだ。

 

 もっとも、双葉はまだその規則に同意してすらいなかったが、鴨志田にもりせにも、彼女の意思を尊重して遊びを中止するつもりなどなかった。

 

 唇を艶めかしく舐めたのは、当然ながら、すでにやる気に満ちたりせのほうだった。

 双葉へ得意げな眼差しを向けてから、鴨志田の胸へいっそう深く身を寄せ、褒めてもらう瞬間を待ちきれない少女のように瞳を輝かせる。

 

「ご主人さま、今週の私からはね……ハワイへの旅行をプレゼント♡ 旅費はぜーんぶ私持ちで、海辺の一番いいプライベート・ヴィラも、もう押さえてあるんだよ?」

 

 りせは鴨志田の反応を待ちながら、ステージ衣装の脇へ指をかけた。次の瞬間には華やかなドレスを勢いよく脱ぎ捨て、その下に隠していた大胆なビキニ姿を晒してみせる。

 

 ハワイ旅行を意識して用意したらしいそれは、細い紐と小さな布地を組み合わせただけのような代物で、豊かな胸の膨らみを隠すどころか、むしろ露骨に強調していた。

 特に下半身を隠す水着に至っては、ほとんどTバックに近くて、彼女の鼠蹊部を完全に露出させている。

 

「どう、ご主人さま? ハワイでは毎日これでそばにいるよ。海でもヴィラでも、好きなだけ私を見て、触ってね?」

 

 鴨志田は下卑た笑みを浮かべ、遠慮なく両手を伸ばした。小さな布に包まれた胸を鷲掴みにし、指を深く沈ませながら、白い柔肌を思う存分揉みしだく。

 

 それをりせは嫌がるどころか嬉しそうに身を反らし、胸をもっと触りやすいよう自分から突き出した。

 

「んっ……あぁ、ご主人さま♡ そこ、もっと……♡ ちゃんと私のこと見ててね?」

 

「りせちー! 何してるんだ、服を着ろ! そ、そして、そいつから離れろ!」

 

 双葉が思わず声を荒らげても、りせは鴨志田しか見ていなかった。

 

 鴨志田の脳裏には、人目のない南国の砂浜でこの身体を好きなだけ弄び、例の“女王”も加えて何日も楽しむ光景が浮かぶ。

 

 確かに魅力的な申し出だ。これだけのものを用意した褒美として、鴨志田はりせの顎を持ち上げると、その艶やかな唇へ自分の口を重ねた。

 

「んむっ……んっ、ちゅ……ご主人、さま……♡」

 

 突き入れられた舌を、りせは従順に迎え入れた。頬を染めながら嬉々として吸いつき、自分の舌を絡ませて鴨志田の口づけへ応える。

 身体を密着させ、揉まれている胸を押しつけるようにしながら、もっと深く繋がろうと爪先立ちになった。

 

 それを目の前で見せつけられる双葉の胸には、怒りと焦りが渦巻いていた。りせが自分の意思で鴨志田を受け入れているようにしか見えないことが、何より恐ろしい。

 

 だが同時に、観客席で自分も同じ男に唇を奪われ、その腕の中で抗いきれないほど身体を震わせてしまった記憶が蘇る。

 

(違う。わたしはりせとは違う。あんな奴を欲しいなんて、絶対に思ってない)

 

 やがて鴨志田は名残を惜しむりせの唇を離した。二人の舌の間に伸びた細い唾液の糸を眺めて満足そうに笑うりせを残して、鴨志田が今度は双葉へ視線を向ける。

 

「さて。りせはこれだけのものを用意したぞ。お前は俺に何を差し出すんだ、双葉?」

 

「……わたしは、あんたに贈り物をするために来たんじゃない」

 

 双葉はそう言いながら、上着の内ポケットから小さな記録媒体を取り出した。指先ほどの大きさしかないそれを、鴨志田にも見えるよう顔の前へ掲げる。

 

 妖艶な仕草で胸元から小切手を取り出すような真似はしない。双葉の武器は身体でも金でもなく、自らの頭脳と技術だった。

 

「この中には、あんたの事件を揉み消すために動いた連中の記録が入ってる。学校、警察、マスコミ……誰が何をしたのか、全部だ。わたしが公開すれば、今度こそ逃げられない」

 

「へぇ……大したもんじゃねぇか」

 

「りせちーを解放して、二度とわたしたちに近づかないと約束するなら、公開はしない。これが私から出せる条件だ」

 

 鴨志田は感心したように頷いたものの、双葉の条件を受け入れる様子はなかった。むしろ唇を歪め、その小さな記録媒体ごと双葉を値踏みするように眺める。

 

「なるほどな。そいつは金なんかよりよっぽど使い道がありそうだ。だが、お前自身を俺のものにしちまえば、その頭も技術も、持ってる情報も全部俺のものになる。わざわざ取引する必要なんかねぇだろ?」

 

「ふ、ふざけんな! 誰がお前のものになんか――」

 

「もう、双葉ちゃん。解放だなんて言わないでよ。私はご主人さまと一緒にいられて、こ〜んなに幸せなのに♡」

 

 りせは不満そうに頬を膨らませながらも、鴨志田の腕へ甘えるように頬を寄せていた。

 彼女にとってはハワイ旅行が愛情の贈り物であり、双葉の記録媒体もまた、いずれ鴨志田の役に立つための献上品にしか見えていないらしい。

 

 二人から一応の“申し出”を聞き終えた鴨志田は、わざとらしく唸りながら考える素振りを見せた。

 

 しかし、どちらを選ぶかなど最初から真剣に悩んではいない。ハワイへの豪華旅行と、政財界や警察まで巻き込んだ秘密の記録。

 

 その価値を比べれば後者が上かもしれないが、鴨志田にとって重要なのは贈り物の価値ではなく、自分の一言で二人がどこまで従うかだった。

 

「うーん、こいつは難しいな。だったら、二人とも俺のモノをしゃぶってみろ。どっちが上手く俺を気持ちよくできるか、それで勝者を決めてやる。さっさと始めな」

 

 その命令を聞いた瞬間、二人の動きが同時に止まった。ただし、理由は正反対だった。

 りせは待ち望んでいた褒美をようやく許された喜びに瞳を輝かせ、双葉はあまりにも露骨な要求への嫌悪と動揺から息を呑んでいた。

 

「やったっ♡ ご主人さま、ちゃんと見ててね? 一番上手なのは私で、あの女王さまにも負けないんだって、すぐ分からせてあげるから!♡」

 

「は……? 誰がそんなことするか! わたしは絶対に――」

 

 双葉が拒みきるより早く、りせが動いた。隣にいる彼女を肩で押し退けると、鴨志田の足元へ勢いよく膝をつく。

 そして慣れた手つきで彼のズボンを緩め、中から屹立した肉棒を取り出した瞬間、嬉しそうに頬を染めて先端へ唇を寄せた。

 

「ご主人さまの、すごく硬くなってる……私の水着、そんなに気に入ってくれたんだね。うれしい……んむっ♡」

 

 りせは舌先で先端を一周舐めてから、紅を引いた唇を大きく開いた。そのまま太い肉棒を口内へ迎え入れ、躊躇なく深く呑み込んでいく。

 喉の奥へ押し込まれるたびに目尻へ薄く涙を浮かべながらも、彼女の瞳にあるのは苦痛ではなく、鴨志田に奉仕できる喜びだけだった。

 

「んぐっ、じゅるっ……ぢゅるるっ♡」

 

 りせの唇が上下するたび、肉棒には桃色の口紅が輪になって刻まれていく。

 鴨志田は彼女の頭へ手を置き、喉奥へ深く押しつけるように腰を突き出した。それにりせは嬉しそうに喉を鳴らし、自分から顔を前後させて彼の動きを受け止める。

 

「りせちー、やめろ! そんな奴の言うことを聞くな!」

 

 耐えきれなくなった双葉は、りせの肩を掴んで引き離そうとした。しかし、りせは肉棒から唇を離そうとせず、縋りつくように鴨志田の腿を抱えている。

 双葉がさらに強く彼女の肩を引いたことで、ようやく濡れた音とともに唇が先端から外れた。

 

「ぷはっ……な、何するの、双葉ちゃん!? 今、ご主人さまに気持ちよくなってもらってたのに……」

 

「目を覚ませ! こんなの、お前が本当にしたいことじゃ――」

 

 言い終わる前に、鴨志田の大きな手が双葉の後頭部を掴んだ。りせを引き離した勢いのまま前へ傾いていた身体が引き寄せられ、目の前へ濡れた肉棒が突きつけられる。

 

「……っ!」

 

 双葉は顔を背けようとしたが、鼻先へまとわりつく雄の匂いと、客席で交わした口づけの感触が重なった瞬間、背筋を熱い震えが駆け抜けた。

 

「や、やめろ……わたしは、こんなの……」

 

「だったら口を閉じてみろよ」

 

 挑発する声とともに肉棒の先端が唇へ触れる。拒絶しなければならないのに、双葉の唇は震えながら薄く開いてしまった。

 

 そしてぬるりとした先端が口内へ入り込み、舌の上へ重く乗せられる。思考では嫌悪しているはずなのに、身体には先ほどの口づけで刻み込まれた熱が蘇り、舌がその硬さを確かめるように動いてしまう。

 

「んっ……んちゅ……ち、ちはう……これは、わたしがしたいんじゃ……んぐっ!」

 

 鴨志田が腰を押し出すと、双葉の言葉は肉棒によって塞がれた。初めての感触に咳き込み、目尻へ涙を浮かべながらも、唇は離れない。

 先ほどまでりせの口内にあった熱と唾液の味まで感じ取ってしまい、双葉は羞恥に頬を真っ赤に染めた。

 

 その様子を見ていたりせは、最初こそ嬉しそうに微笑んでいた。双葉も自分と同じ幸福を知り始めたのだと思ったのだろう。

 しかし、鴨志田が双葉の不慣れな舌遣いに満足そうな声を漏らすと、たちまち嫉妬に唇を尖らせた。

 

「もう、双葉ちゃんばっかりずるい。ご主人さまを一番気持ちよくするのは私なんだから!」

 

 りせは双葉の髪を掴んで後ろへ引き、肉棒から強引に引き離した。双葉が激しく咳き込みながら唇の端から唾液を垂らす傍らで、りせはすぐさまその場所を奪い返し、再び深々と咥え込む。

 

「んぢゅっ、んふっ……ご主人さま、私を見て……双葉ちゃんより、私のほうが上手でしょ? ちゅっ、ちゅぅぅっ♡」

 

「りせちー、離れろって言ってるだろ……!」

 

 双葉は息を整えながら、再びりせを引き剥がそうと手を伸ばした。だが今度は、純粋に彼女を救うためだけなのか、自分でも分からなくなり始めていた。

 

 濡れて艶めく肉棒がりせの唇へ沈む光景を見るたび、胸の奥に苛立ちとは異なる熱が疼く。りせを後ろへ引き倒し、空いた場所へ自分の顔が近づいた瞬間、双葉の唇はまたしても肉棒を求めるように開いてしまった。

 

「はむっ、ちゅぷっ……ぢゅっ、じゅずずっ……んあっ!?」

 

「ちょっと、何すんのよ! ご主人さまのオチンポを先に咥えてたのは私なんだから! ちゅっ♡ ちゅぱっ、れろっ♡ ちゅぷぅっ♡」

 

「この……! こんなこと、アイドルにさせられるか! わ、わたしが舐めるんだ! じゅぷっ♡ れろっ、ねちょ♡ ぬちゅぅぅ♡」

 

 双葉が震える舌で先端を舐めれば、りせはすぐに彼女を押し退けて奪い返す。双葉もまた、りせを止めるためだと自分へ言い聞かせながら髪や肩を引き、再び鴨志田の前へ顔を寄せてしまう。

 

「ご主人さまのオチンポは、私の! じゅるるる♡ きゃっ!?」

 

「違う! これはわたしがお世話するんだ! ぬちゅっ、にゅぶっ♡ んあっ!?」

 

 二人は押し合い、引き合い、濡れた肉棒を挟んで唇と舌を重ね、ときには互いの頬をぶつけた醜いキャットファイトを行いながら、鴨志田へ奉仕し続けた。

 

 それは傍目には二人の女が男の肉棒を奪い合い、どちらがより深く咥えられるか、どちらがより上手く舌を使えるかを競っているようにしか見えない。

 その光景に昂ぶりながら、鴨志田は二人の頭へ手を置き、愉悦に満ちた声で煽り立てた。

 

「そうだ、雌犬ども。俺のモノがどれだけ欲しいか、もっと見せてみろ。奪い合え」

 

 その言葉に後押しされるように、二人の争いはしばらく続いた。お互いの髪の毛を引っ張りあい、足を掴んで転ばせ、倒れた体を踏みつけ合い、ついにはりせがマイクロビキニ姿であるのを利用した双葉が、彼女の股間にカンチョーをするまでに発展した。

 

「あびょっ゛っ゛!?!?」

 

 そんな間抜けな声をあげてお尻を高く掲げた姿勢で床に倒れたりせを尻目に、鴨志田の肉棒に嬉々としてしゃぶりつく双葉の姿はもう完全に目的と手段が逆転している。

 

 だがそんな喜劇のようなキャットファイトも、カンチョーの衝撃から立ち直ったりせが、勢いよく双葉の髪を引いて鴨志田の肉棒から引き離そうとした拍子に、奉仕に慣れていない彼女の歯がその表面を掠めたことで終わりを告げた。

 

「チッ……!」

 

 鋭い痛みに息を漏らした鴨志田が、双葉の髪を掴んで即座に引き離す。

 

 大変なことをしてしまったと、激しく咳き込みながら床へ手をつく双葉を横目に、りせは鴨志田の不機嫌そうな顔を見た途端、怯えたように表情を曇らせ、その場で即座に土下座をしてみせた。

 

「ご、ごめんなさい、ご主人さま。私、双葉ちゃんに取られたくなくて……」

 

 国民的アイドルの脊髄にまで刻まれたその反射的な謝罪の仕方に幾分か怒りを抑えながらも、鴨志田はお互いの絶対的立場をわからせるように、土下座したりせの後頭部に足を載せた。

 

「……んっ♡」

 

 ぷしゅっ♡

 

 それだけで、Tバックに包まれた股間部から愛液を垂らしてしまうのだから、佐倉双葉がしようとしているりせちーの救出は絶対に不可能だろう。

 

「勝手に奪い合うのは終わりだ。今度は二人で息を合わせろ。一緒に咥えて、舐めて、俺を気持ちよくするんだ。それから胸も使え。二人分まとめて俺のモノへ擦りつけろ」

 

「はい、ご主人さま! 双葉ちゃん、一緒に頑張ろ?」

 

「な、何が『一緒に』だ。わ、わたしは……やるなんて――」

 

 りせの無様で従順な姿を見て、先ほどの自分の行動の恥ずかしさを自覚した双葉が拒絶しようとする。

 だがそれよりも早くりせは彼女の手を取ると、鴨志田の股間前へ引き寄せた。

 

 甘え声ながら他人を思いやる言葉遣いも、男を魅了するにこやかな笑顔も、双葉が画面の中に見ていたりせと何ひとつ変わらない。

 それなのに、彼女の意識は鴨志田を喜ばせることだけに塗り潰されている。

 

「大丈夫だよ。私が教えてあげる。ほら、ご主人さまを怒らせちゃったんだから、今度は二人でちゃんと気持ちよくしてあげなくちゃ」

 

「そ、そ、そんな義理、わたしには……な、い……」

 

 拒絶の意思を伝えようとした口は、だんだんと尻すぼみになってしまう。

 それどころか、りせに手を引かれるまま鴨志田の前へ膝を揃え、再び目の前に突きつけられた肉棒を見た瞬間、視線が逸らせなくなった。

 

 先ほど自分の舌で確かめてしまった熱と硬さが、口内に生々しく想起される。吐き気とかは感じなかった。ただ、舌が無意識に口から伸びていた。

 

 鴨志田はラウンジに備えられた背の高い革張りの椅子へ深々と腰を下ろし、まるで玉座に座る王のように脚を開き、その間へ二人を跪かせる。

 

 りせは嬉々としてビキニの小さな布をずらし、愛らしい美乳を露わにした。双葉にも同じことをさせようと上着へ手を伸ばすが、双葉は反射的にその手を払いのける。

 

「じ、自分でやる。だから、勝手に触るな……」

 

 低い声でそう告げた双葉は、震える指で衣服を緩めた。拒絶の意思を示すために自分で選んだ行動のはずなのに、胸元を晒した途端、鴨志田の視線が肌へ突き刺さり、恥ずかしさとともに身体の奥が熱を帯びる。

 

「それじゃ、ご主人さま……私と双葉ちゃんのダブルパイズリ、たっぷり味わってね♡」

 

「んっ、熱っ……! なん、こんなに……あっ、ぁぁっ……!」

 

 りせの美乳と双葉の小ぶりな乳房が、左右から肉棒を挟み込んむ。

 大きさも柔らかさも異なる二人の胸が互いに押しつけられ、その中央を鴨志田の熱い肉がゆっくりと滑っていく。

 

「ちゅっ、ちろっ……ふふっ♡ ご主人さまのオチンポ、私たちの胸に包まれて、ビクビクって可愛らしい♡」

 

 りせは自分の胸を弾ませながら楽しそうに先端へ口づけ、尿口をわざと音を鳴らして吸い付いた。その間も手慣れたように胸を動かし、勃起した乳首でカリ首などを刺激する。

 

「ほら、双葉ちゃんも。ご主人さまのここに、優しくキスしてあげて」

 

「……指図するな」

 

 そう言い返したはずの双葉の唇は、言葉とは裏腹にりせとは反対側から肉棒の先端へ従順に触れていた。

 

 二人の口づけが同時に落とされ、濡れた舌先が亀頭の上でぶつかり合う。りせは楽しそうに双葉の舌へ自分の舌を絡ませ、互いの唾液を糸のように引きながら鴨志田の先端を舐め回していく。

 

「んっ、ちゅ……双葉ちゃん、もっと舌を出して。そう、そのまま……れろっ、ちゅぅ……♡」

 

「ん……ぬちゅっ……私は、こんなの……ちゅっ、んちゅっ……したく、ない……じゅるるっ♡」

 

 双葉の否定は、りせの唇と肉棒に挟まれて弱々しく掠れた。顔を離せばいいだけなのに、身体は鴨志田の命令に合わせて胸を擦り、舌はりせの唾液を追うように動いてしまう。

 

(違う。これは、りせちーを元に戻すためだ。だから、仕方ないんだ。りせちーひとりに、こんな美味しい役目を背負わせないように……♡)

 

 必死にそう言い訳を続ける双葉だが、すでにその内心まで鴨志田の肉棒を求め始めていることに気づいているのかどうか。

 

 そしてそんな彼女とは対照的に、りせは心から楽しそうに肉棒へと奉仕していた。

 

 鴨志田の肉棒へ胸を押しつけるたびに甘い吐息を漏らし、先端から滲む先走り汁を双葉の舌と奪い合う。

 ときおり顔を上げて鴨志田の反応を確かめ、満足そうな表情が返ってくるたび、ステージで観客の歓声を浴びたとき以上の笑顔を浮かべた。

 

「ご主人さま、気持ちいい? 私たち、ちゃんと上手にできてる?」

 

「ああ、さっきよりずっといいぜ。二人とも、俺のモノが欲しくてたまらない顔をしてやがる」

 

「わ、わたしは、そんな顔なんか……んむっ!」

 

 鴨志田が肉棒を突き上げ、未だ生意思な口を聞こうとする双葉の抗議を塞いだ。

 そして亀頭部分を唇で全て受け止めた彼女の横から、りせの舌が伸びてくる。双葉の口元についた雫を舐め取り、そのまま唇を重ねるようにしながら彼女の口内に入りきらなかったカリ裏や包皮へ吸いついていく。

 

「んちゅ♡ ちゅっ、ちゅぱっ、れろっ♡ ご主人さまのカリ裏、いっぱいチンカス溜まってる……私が全部舐め取って綺麗にしてあげるね♡」

 

「ふぅっ♡ ふぅっ♡ じゅるるっ♡ ぬぼぉっ♡ んっふぅぅっ♡ ひんぽぉ……♡ ひんぽぉ……っ♡♡」

 

 鴨志田は椅子の背へ身体を預け、両手を頭の後ろで組んだ。眼下では国民的アイドルと天才ハッカーが、自分の肉棒を胸で挟み、先端を一緒に舐めている。

 

 例の“女王”が用意した女たちの中でも、この二人には特別な価値があった。りせには莫大な財産と芸能界への影響力があり、双葉には金では買えない技術と情報がある。

 

 片方はすでに完全な所有物となり、もう片方も口で拒みながら身体は少しずつ鴨志田へ馴染み始めていた。

 

(こいつらを好きに使えるなら、金なんていくらでも搾り出せるな)

 

 そう考えた鴨志田は、二人の胸の間で肉棒を脈打たせながら、試すように問いかけた。

 

「お前ら、俺のモノが欲しくて必死じゃねぇか。これを好きなだけその淫乱マンコに突き刺してもらいたかったら、何を俺に差し出せばいいか……わかってるよな?」

 

 その言葉に、肉棒の先端から唇を離したりせが、誰よりも先に答えた。

 

 濡れた口元を舌で舐め、自身の唾液に塗れた男根に頬擦りして、その美貌を男の陰毛の中に半ば埋めながら、国民的アイドル久慈川りせは、鴨志田を上目遣いに見つめる。

 

「私は……貯金も、これから稼ぐお金も、全部ご主人さまにあげる! 事務所との契約も、スポンサーも、私の名前だって好きに使っていいよ。りせちーの全部、ご主人さまのものにしてほしいの!」

 

 鴨志田の足元で、りせは心からの忠誠を示すように叫んでいた。その瞳にはステージで数万人の視線を集めていたときと同じ輝きが宿っていたが、今はたったひとりの男だけを映し出していて。

 

 それは、彼女にとってファンの前で歌う時よりも、鴨志田に自分の全てを捧げると誓った今の自分の方が輝いていると思っている証だった。

 

「クッ、ククク……よく言った。お前はどうだ、双葉?」

 

 突然答えを求められ、双葉は肩を震わせた。胸の間に肉棒を挟んだまま、上目遣いで鴨志田を見上げる。

 

 その表情には未だ迷いがあった。だが、肉棒が胸に当たるたびに感じてしまう甘い痺れと、客席で交わした口づけの記憶、そして眼前で鴨志田へ奉仕するりせの姿が、彼女の理性を少しずつ削ぎ取っていた。

 

「わたしは……あ、あんたの奴隷なんて、絶対に……」

 

「でもさ、双葉ちゃん」

 

 言い淀む双葉へ、りせは穏やかに語りかけた。胸の上で肉棒を優しく捏ねながら、鴨志田を独占しようと先端へ唇を寄せる。

 

「ご主人さまのオチンポ、こんなに気持ちいいのに……ほんとはもっと欲しいんじゃない? 双葉ちゃんの顔、もう舐めて胸を押し当てるだけじゃ我慢できないって顔してる♡」

 

 りせの指摘は的を射ていた。

 

 双葉の体は、もうこうしてパイズリして奉仕するだけじゃ熱がまったく引かなくなっている。鴨志田の肉棒を舐めれば舐めるほど、下腹部が疼いて先ほど指でめちゃくちゃにされた場所にこれを挿れてほしいと訴えてくる。

 

 そんな双葉の頭へ、鴨志田は優しく手を置いて、指で髪を梳くように弄んだ。今までの彼の扱いからは考えられないほど、穏やかで暖かい対応だった。

 

「どうだ、双葉。お前の頭なら、俺の命令ひとつで金も情報も、好きなだけ集められるだろ。俺の役に立ちたいなら、それを証明してみせろ」

 

「お金も、情報も……?」

 

 双葉は小さく呟き、胸の中で脈打つ肉棒を見つめた。りせが嬉しそうに舐め回すたび、胸の奥に鈍い疼きが広がっていく。

 

(わたしにできるのは、ハッキングと情報収集だけだ。あいつに逆らっても意味がないのは、もう分かってる。だったら……)

 

 双葉は深く息を吐き出し、震える指で肉棒を掴んだ。

 先端へ唇を寄せ、恐る恐る舌を伸ばす。りせと交代するように亀頭へ口づけ、鴨志田の目をまっすぐ見上げた。

 

「わたしも……りせちーほどじゃないけど、お金を集めることはできる。ハッキングと情報操作で、必要なものをいくらでも用意してやる……だから――」

 

「だから、何だ?」

 

 双葉は肉棒を握ったまま、ぎゅっと目を閉じた。頬が熱くなり、心臓が激しく鼓動している。だが、最後には唇を開き、震える声で告げた。

 

「だから……お、お、おチンポを……わたしの穴へ、い、い、入れてくれ……♡♡」

 

 言い切った瞬間、双葉は顔を上げることができなかった。床を見つめたまま、肉棒を挟む胸をぎゅっと押し込んだ。

 

「いいぜ……お前ら二人とも、最高の金づるだ!」

 

 言葉と同時に、鴨志田の腰が大きく跳ね、先端から白濁した精液が勢いよく噴き出した。

 

 最初の一筋はりせの髪へ降りかかり、次は双葉の眼鏡と頬を汚す。さらに二人の鼻先や唇、胸元へ次々と熱い飛沫が浴びせられ、柔肌の上を粘ついた筋となって流れ落ちていった。

 

「んっ……あぁ、ご主人さまの……いっぱい……♡」

 

「あっ……顔に、熱いのが……!♡」

 

 りせは恍惚と目を細め、自分の頬についた精液を指で掬って嬉しそうに舐め取った。対する双葉は顔を咄嗟に背けようとしたものの、すぐに思い直したのか、最後の一滴まで唇の上へ受け止めていく。

 

 びゅるっ、びゅぅぅっ、と満足げな呻きを漏らしながらすべてを出し切った鴨志田は、精液まみれになった二人を見下ろして嗤った。

 

 そしてようやく屈服した新しい奴隷の顎を鴨志田は掴むと、顔を強引に持ち上げた。

 白濁液に染まった双葉の目の前に、満足そうに嗤う鴨志田の邪悪な顔がいっぱいに広がる。

 

「これからは俺のためだけに働け、双葉。お前が用意した報酬への対価は、こいつでたっぷり味わわせてやる。お前が俺を満足させ続ける限り、一生な」

 

 その言葉に、双葉の瞳が揺れた。抗いたいという気持ちはまだ残っている。だが、胸の奥で燻る欲望が、鴨志田の言葉へ縋りついていた。

 

「わ、わかった……♡」

 

 双葉は、ついにりせのような笑みを浮かべ、鴨志田の唇へ自分からキスをした。

 

 先ほどまで嫌悪していたはずの行為なのに、今度は柔らかな舌が絡み、その感触が双葉自身のものなのか鴨志田のものなのかわからないほどに深く繋がっていく。

 

「ふあっ♡ んっ、ちゅっ♡ お、お願いします……おチンポ、わたしの膣中へください……♡ そ、その代わりに、わたしにできるだけの報酬はあげるから……♡」

 

 鴨志田は双葉の尻を叩き、自分へ献身的に舌を動かすその表情を満足そうに見つめている。双葉自身、もう自分がどんな顔をしているのかも自覚できない。

 

「ククッ……よく言った。俺はお前みたいな素直な雌犬が大好きなんだ。さっさと立ちな。お前の処女マンコ、一から教育してやるよ。りせもだ。お前も手伝え」

 

「はいっ! もう、今日は負けちゃったけど、初めてだから特別に許してあげる♡ これから私と双葉ちゃんの共同作業で、ご主人さまをしっかり喜ばせてあげようね♡」

 

 りせは嬉々として立ち上がり、双葉の手を取った。二人の顔には、それぞれ鴨志田に対する忠誠と、これからされることへの期待に満ちた笑みが浮かんでいて。

 

 そしてその到来を少しでも早めようと、双葉は暁とのデート用に着ていた服を引き裂くように脱ぎ去っていく。

 彼のために用意したシャツも、お気に入りだったけどすでに自身のおしっこでびしょびしょのショートパンツも、彼を想って買った下着も、全てが床へ落ちるたびに鴨志田の目を楽しませた。

 

「双葉、もっとよく見せろ。お前の全てを」

 

 鴨志田は椅子から立ち上がり、全裸になった双葉の顎を掴んだ。彼女を正面から見据え、唇の端に残った精液を親指で拭い取る。

 

「これからは、俺の役に立つ道具として可愛がってやる。お前がどんな情報を集めても、どんな金を稼いでも、結局は俺のコレが欲しくて仕方ないんだろ?」

 

「……♡」

 

 否定できなかった。いや、もう否定する必要すら感じなくなっていた。鴨志田の言葉通り、双葉の身体はすでに彼に屈服し、その肉棒を求めている。

 

 鴨志田は双葉の尻を両手で掴み、そのまま彼女をソファの上へ押し倒した。天板へ仰向けになった双葉の足を左右に割り開き、無防備になった秘所へ視線を落とす。

 

「ひゃっ♡ ま、待って♡ こ、こんな感じに、初めてを捧げるなんて、流石に……あ゛っ゛♡♡」

 

 処女特有のきつさを持つ肉穴へ、指を突き入れられただけで、双葉は身体を仰け反らせて嬌声をあげてしまう。

彼女が抗おうとするほど、肉壁が指へ強く絡みつき、愛液の量を増していった。

 

「おいおい、何言ってやがる。ここなら、お前の可愛い声が響いてよく聞こえるんだ。ちょうどいいじゃねぇか」

 

「わ、わかった……♡ でも、その……優しくして……♡」

 

「ああ、安心しろ。りせが見てる前で、じっくり犯してやる」

 

 鴨志田は双葉の腰を抱え、自分の膝の上へ跨らせた。肉棒の先端を秘所へ押し当てると、ゆっくりとと体重をかけて挿入していく。

 

「はっ、ぁぁ……! んっ、そんな……少しずつ、なんて……ぁっ、ああっ……!!♡」

 

 ぬちゅ、ぐちゅっ、と。わざと焦らすように、ゆっくりと。

 処女膜を破らない程度に膣中をかき混ぜて、双葉が懇願するような瞳でこちらを見上げてから、ゆっくりと奥まで突き入れてやる。

 

「あ゛っ゛っ゛♡♡ ぃやぁっ゛っ゛♡♡ ふか、ふかひぃぃっ♡♡」

 

 鴨志田の巨根が狭い肉穴を押し拡げながら奥へ進むたび、双葉はソファの上で背中を仰け反らせた。

 初めての性行為で、しかも自分が崇拝するアイドルの目の前で犯されているという状況に、羞恥と快感が入り混じった声が自然と溢れ出す。

 

「双葉ちゃん、すっごく気持ちよさそう♡ 私も手伝ってあげるね」

 

 りせはソファの横へしゃがみ込み、双葉の乳房へ手を伸ばした。鴨志田の腰の動きに合わせて双葉の胸を揉みしだきながら、乳首を指先で転がして可愛がる。

 

「んっ、ああっ♡ りせちー、何を……!?」

 

「ほら、こっちも気持ちよくしてあげる。ご主人さまを喜ばせるなら、一緒に頑張るのが当たり前でしょ?」

 

 鴨志田は双葉の腰を掴み、さらに深く肉棒を突き入れた。処女膜を貫通した痛みと破瓜の血が入り混じった感触が伝わるが、双葉の嬌声はすぐにそれを上書きしていく。

 

「はっ、ぁっ♡ んっ、あっ、ああっ♡♡」

 

「双葉ちゃん、初めてなのに、すっごく気持ちよさそう♡ 私も、後でまた一緒にしてもらおうね?」

 

 りせはそう言って双葉の頬へキスをし、彼女の耳元で鴨志田の動きに合わせて甘い声を囁いた。

 

「ご主人さまのオチンポずんずんって奥突いて気持ちいいね♡ 子宮きゅんきゅんしちゃってる♡ 自分の身体がご主人さま専用チンポケースに変えられて幸せだね♡」

 

 国民的アイドルの囁きがまるで催眠音波のように脳に響くたび、双葉の膣内はますます締まり、鴨志田の肉棒を強く包み込む。

 

「おいおい、随分締め付けてくれるな。もう俺の形を覚えちまったのか、この雌犬が!」

 

「うあっ♡ ち、ちが……♡ そんなんじゃ……! んひぃっ!!♡」

 

 口では否定しても、双葉の身体は正直だった。鴨志田の腰が動くたびに肉壁は肉棒へ絡みつき、愛液を滲ませる。そしてだんだん痛みより快感が勝り始めていた。

 

「そら、どうだ。これが本物のセックスだ。お前の処女穴が俺のために開かれていく感覚を、しっかり味わえよ」

 

「あっ、ぁぁ……♡ はぁ〜〜ッ♡」

 

 鴨志田は双葉の両脚を抱え、さらに腰を打ち付けた。結合部から卑猥な水音が響き、双葉の腰が快楽に合わせて自然に動くようになっていく。

 

「んあっ、あんっ♡ あ゛っ、んんああ゛っ♡」

 

「双葉ちゃん、可愛い♡ 私もそろそろ我慢できなくなってきちゃったな♡」

 

 りせはソファに仰向けになって激しく突かれる双葉の顔の上へと跨がった。そしてそのまま、双葉の口元へ自分の股間を押し付けるように腰を下ろす。

 

「ふぎゅっ゛♡ り、りせちー!? な、何を……んちゅ!?♡ ん゛あ゛っ゛!♡ にゅっ、ちゅっ!!♡ じゅぶっ♡♡」

 

「あぁんっ♡ 双葉ちゃん、上手……♡ ご主人さまのオチンポで気持ちよくなってるところ、私のマンコでも気持ちよくなってね?♡」

 

 目の前にはりせの秘所がある。汗と愛液に塗れた女性器を目の前に、双葉はわけもわからず自身の舌で無意識に舐め回していた。

 

「ぢゅっ♡ じゅるるっ♡ んぼっ♡ れろぉっ♡」

 

「んっ、ぁぁっ♡ 双葉ちゃん、すっごく気持ちいいよぉ……♡♡」

 

(やだ……これ、やばい……♡ 舌が、勝手に動いちゃう……♡ りせちーのアソコ、舐めるの……すごい……♡)

 

 双葉は舌先で秘所の縁をなぞり、時折りせのクリトリスを吸い上げるように唇で刺激した。その間も鴨志田の腰は止まらず、双葉の膣内を何度も往復する。

 

「んあっ、ご主人さま♡ キスして♡ また、ご主人さまとキスしたいの♡」

 

「ハハッ、ずいぶんと良い牝に育ったじゃねぇかりせ。ファンの女の子を尻に敷いて、自分は男とキスするってか?」

 

「だ、だって〜♡ 私にとって大切で、大好きなのは、ファンの子よりもご主人さまなんだもん♡ ねぇ、いいでしょ?♡ 双葉ちゃんの顔オナニーも気持ちいいけど、ご主人さまのキスが欲しいの♡」

 

「しょうがねぇなぁ……」

 

 鴨志田は双葉の腰を掴んで固定すると、彼女の顔の上に跨がっているりせへ顔を近づけた。

 

「ほら、りせ。キスしてやるよ」

 

「やったぁ♡」

 

 りせは嬉しそうに微笑みながら、鴨志田の唇へ自ら吸いついた。舌が深く入り込み、唾液を交換する濃厚な口づけが続く。りせの唇から甘い吐息が漏れるたびに、彼女の太腿が痙攣し、双葉の口元へ押し付ける秘所から滴る愛液の量が増えた。

 

(うあ゛っ゛♡ すごっ、くふっ♡ これ、頭がおかしくなる……! りせちーのおマンコ、鴨志田とキスした瞬間に、すごい濃厚な雌の臭いが……♡ やばっ……これ、強烈すぎ……♡♡)

 

 双葉はその匂いを肺いっぱいに吸い込み、興奮のあまり自分からりせの秘所へ鼻を押し付けた。

 そしてその間も、鴨志田の肉棒は休みなく双葉の膣内を突き続けている。

 

「あ゛っ♡ あ゛あ゛ぁっ゛!!♡ んぎぃぃぃ゛ぃ゛っ゛♡♡♡」

 

(やばい、やばいっ♡ りせちーのマンコ嗅ぎながら鴨志田にレイプされてる……っ♡ こんな、こんなの……!♡ りせちーの臭いが染み付いて、頭がクラクラする……っ♡)

 

「んぢゅっ♡ ちゅぷっ♡ ご主人さまの唾液美味しい♡ ねえ、私も双葉ちゃんみたいに、ご主人さまのオチンポでぐちゅぐちゅにされたいよぉ♡」

 

「んぁ゛っ゛♡ ん゛ん゛〜〜〜〜〜っ゛っ゛!!♡ ぢゅぷっ、ぢゅうぅぅっっ♡♡ ぶぽっ、ぶぼぉぉ゛っ゛♡♡」

 

 鴨志田とキスをしながらも、りせは双葉の頭を押さえつけて秘所を強く押し付けていく。もはや息を吸う隙間さえ無くした双葉が苦悶と喘ぎ声が混じった無様な呻めき声をあげながらも、舌を止めることはできない。

 

(あぁぁっ、苦しいのに……気持ちいい……♡ これ、ダメなのに……やめられない……っ♡♡)

 

「そろそろイッちまいそうだな、双葉」

 

「ん゛っ!?♡ んぐっ、んん゛っ゛!?♡♡♡」

 

 鴨志田は双葉の腰をさらに強く引き寄せ、一気に肉棒を奥まで突き入れた。その瞬間、双葉の膣内が強く締まり、痙攣するように鴨志田の肉棒を締め上げる。

 

「〜〜〜〜〜〜ッッ!!!♡♡♡」

 

 鴨志田は双葉の腰を固定し、最後の突き上げで奥深くへ肉棒を突き入れた。先端が子宮口へ強く押し当たった瞬間、双葉の全身が激しく震え、絶頂の波が彼女を襲う。

 

「あ゛っ、あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁぁッッゥゥ!!♡♡♡」

 

「ん゛ぁっ、やばっ、私もイくっ♡ 双葉ちゃんの舌、気持ち良すぎるよぉっ♡♡♡」

 

 双葉の絶頂に合わせて、りせも背中を仰け反らせて絶頂を迎えた。鴨志田の肉棒が双葉の膣内で脈打ち、熱い精液が注ぎ込まれる。

 

「ん゛ん゛っ!!♡ ごぼっ、ぶほぉぉっ♡♡」

 

(あ゛っ!♡ 熱いの出てるっ♡ 処女マンコに、熱い精液注がれてるっ♡ あぁ、やばっ、気持ちいいっ……!!♡)

 

 双葉は口でりせのラブジュースを、膣口で鴨志田の精液を受け止めながら、絶頂の余韻に浸っていた。身体が弛緩し、腰が完全に脱力する。

 

 そんな無様な彼女の姿を見て、りせが鴨志田の口元から唇を離すと、双葉の口に押さえつけていた陰裂をようやく離した。

 

「う゛っ♡ ぉ、ごぉっ゛……♡ けほっ、けほっ……♡」

 

 ぬちゃぁぁ♡ もわぁぁ♡ と、濃い愛液の粘ついた音と、淫臭が漂う空気が解放される。双葉はそれらを全てを吸い込んでしまい、さらなる絶頂感に身体を震わせた。

 

 だがりせはそんな双葉の様子など欠片も興味ないというように、ソファの上で四つん這いになり、双葉の口元へ自分の秘所を押し付けていた体勢から反転。鴨志田に、自身のびしょびしょに濡れた陰裂を見せつけた。

 

「はぁ、はぁ……ご主人さまの精液、すっごく濃い……♡ ねぇ、次は私にも入れて……♡ 私のおマンコも、ご主人さまのオチンポでいっぱいにして欲しい……♡」

 

 りせは鴨志田の方へ尻を向け、双葉に負けず劣らず濡れそぼった膣口を指で拡げた。そして双葉との性行為で吐精された白濁液が溢れている鴨志田の陰茎へ、自身の割れ目を擦りつける。

 

「ククッ……いいぜ、りせ。お前もたっぷり可愛がってやる」

 

 鴨志田は双葉の膣内から肉棒を引き抜くと、りせの尻を掴んで一気に挿入した。熱く潤んだ膣内は、双葉よりも数段柔らかく、優しく彼の肉棒を包み込む。

 

「んああっ♡ ご主人さまのオチンポ、やっぱりすっごく気持ちいいっ♡♡」

 

 りせは甘い嬌声を上げながら、鴨志田の動きに合わせて腰を振った。背中を反らせ、ソファの上で乱れるその姿は、まるで快楽に溺れる雌犬そのもの。

 

「りせ、お前もほんと淫乱になったな。国民的アイドルが俺のチンポに夢中になってやがる。最高だぜ!」

 

「あっ、ああっ♡ ご主人さまが私をこんな風にしてくれたんだよ?♡ 私はもう、ご主人さま無しじゃ生きていけないんだからぁっ♡♡」

 

「そうだな。お前はもう、俺のものだ。これからもずっとな」

 

 鴨志田はりせの腰を掴み、激しく腰を打ち付けた。その動きに合わせてりせの甘い喘ぎ声が響き、二人の肉体がぶつかり合う音が重なる。

 

「あぁぁぁっ♡ すごっ、いいっ♡ もっと、もっとちょうだいっ♡♡」

 

 鴨志田の肉棒がりせの奥深くを突くたびに、彼女の身体が激しく反応する。双葉との行為を終えてもなお昂ぶったままの鴨志田は、りせの膣内を何度も往復しながら、その柔らかな胸を掴んで揉みしだいた。

 

「んんっ♡ ご主人さまの手、大きくて気持ちいい……♡ もっと、強くして……♡ 私のことも、双葉ちゃんみたいに壊していいからっ♡♡」

 

「あぁ……壊してやるよ。お前も、双葉も、俺のものにするためにな」

 

 鴨志田はりせの愛らしい丸尻を、勢いよく平手打ちする。バチンッ♡ という強烈な破裂音が鳴り響き、同時にりせの口から痛みによるものではない悦楽の悲鳴が響いた。

 

「ひゃうぅん゛♡♡ それっ、あっ♡ それ好きっ♡♡ もっとぶってぇっ♡♡」

 

「ククッ、いいぜ……最高の、マゾ雌だよお前は」

 

 鴨志田はさらに力を込めて、りせの尻を叩く。そのたびに彼女は喘ぎ声を上げ、身体を震わせて結合部から歓喜のラブジュースをぷしゅっ♡ ぷしゅっ♡ と噴射する。

 

 その光景を、双葉は目の前で見つめていた。

 

 日本中にファンを持ち、何百、何千万もの人を魅了したあの人気アイドル久慈川りせが、男にスパンキングされてアヘ顔浮かべて喘いでる姿を、双葉は目も離せず魅入っていた。

 

「やっ、ぁぁ……りせちー……♡♡」

 

「ご主人さまっ♡ イクッ♡ もうイっちゃうのぉっ♡♡」

 

 りせの喘ぎ声が一段と高まり、その快楽の爆発を求めるように自分からも強く鴨志田の腰振りに合わせてお尻を肉棒に叩きつける。

 

 それは1日や2日ではできないほど様になっていて、それだけ彼女が鴨志田と交わった日々を思い知らされる。

 

「いや、まだだ。俺様がいいと言うまでイクんじゃねぇぞ」

 

「……ッ!? そ、そんなっ♡ ご主人さま、こんなに、イキそっ、なのに……ッ!♡♡」

 

 りせは懇願するように鴨志田を見上げた。しかし、その目は既に限界を迎え、瞳に涙を浮かべながら快楽に震えている。

 だがそれを見る鴨志田はさらにその加虐心に満ちた表情を強めると再びりせのお尻に力強いスパンキングを加えた。

 

「ダメだ、イくな。俺様の許可が出るまで、その浅ましいメス穴でチンポ擦り続けるんだよ」

 

「ひぎっ♡ あ゛、ぁぁあ゛っ♡♡ やっ、だめっ……♡ これ、無理ぃぃっ♡♡♡」

 

 バチンッ♡ バチンッ♡ ベチンッ♡

 

 それから何度も叩きつけられる鴨志田の容赦のないスパンキングに、りせの喘ぎ声がさらに高まっていく。同時に彼女の膣内が激しく収縮し、鴨志田の肉棒を強く締め付けた。

 

「ククッ、ほらどうした。俺様を喜ばせるんだろ? ならもっと頑張ってケツ振れよ。イかせて欲しければな」

 

「はっ、はっ……♡ は、はいぃぃっ♡ 喜んでぇ! ご主人さまぁ♡♡♡」

 

 りせは限界を超えながらも、鴨志田の命令に従い尻を振るのを止めない。それは自身の幸せよりもご主人さまである鴨志田の幸せこそが大切だと思っているからこそなのだろう、

 その健気な姿が、逆に双葉の心に嫉妬に似た情念を燃やして、自身の上に覆い被さる彼女の乳首を摘み上げた。

 

「あ゛っ、んん゛っ♡ なっ、双葉ちゃん、何を、おっ、おお゛っ゛♡ やめ、今そんな強く引っ張っちゃ、んイグッ♡ イッ、イッ♡ うおっ、おお゛お゛ッッ♡」

 

「ハハッ! なんて不細工な顔で我慢してやがんだ! いいぞ、双葉。その調子でそいつをもっと無様にブサイクに喘がせな」

 

「はい♡」

 

 鴨志田の命令に、双葉は小さく頷いた。

 そしてりせの両乳首をさらに強く捻り上げたり、いつも自分がキーパッドを叩く要領でクリクリと弾いたりして責め立てる。

 

「いぎっ!? あ゛っ、ああ゛っ♡♡ やっ、それダメっ♡ 乳首クリクリっ、イっちゃうからっ♡♡ あぁぁっ♡♡♡」

 

 りせは身体を仰け反らせ、涙を流しながら快楽に耐える。もうその美貌は涙と鼻水でぐちゃぐちゃで、白目を剥いて鼻腔を大きくして喘ぐ姿はアイドル失格のブサ顔だ。

 

 なら、もっと無様にしてやる。そう、心堕とされ自身の主人のような邪悪な考えに染まり出した双葉が、乳首を弄っていた方の手の一つでピースを作ると――――それを思いきりりせの開いた鼻穴に突っ込んだ。

 

「ぶっ゛、ぶごごッ!!?」

 

 国民的アイドル久慈川りせが、豚鼻を晒して豚のような悲鳴を上げた。

 

「いいぞ、双葉。もっとだ、もっとりせを壊してやれ!」

 

「うん……♡」

 

「お゛お゛っ、ぶごぉぉぉっ!!♡♡」

 

 りせの口から洩れる悲鳴とも嬌声ともつかない声を無視して、双葉は両乳首を摘み上げたまま鼻フックに使っている手で彼女の鼻腔を引っ張った。

 そうすればりせは、舌先を突き出した口元から大量の涎を溢れさせ、白目を剥いてアヘ顔を晒す。

 

(うっわ……りせちー、こんなブサイク顔でもこんなエロいなんて……♡♡)

 

「ぶほぉぉぉっ♡ んぶっ、ぶひっ♡ ぶほっ♡♡♡ おお゛っ゛ッ♡♡♡」

 

 りせの口からはもはや意味のある言葉が出てこず、獣のような叫び声だけが響く。それでもなお、双葉の責めは止まらない。

 そして限界を迎えた肉穴が痙攣するのを見て、ようやく鴨志田は双葉の頭を撫でながら、優しく微笑んだ。

 

「よし、イけ。イってもいいぞ、りせ」

 

 その言葉と同時に、双葉は鼻フックを外し、両乳首を思い切り強く捻り上げた。

 

「ん゛ほ゛っ゛ッ♡♡♡ お゛お゛おぉぉっ♡♡♡ ん゛お゛お゛お゛お゛おおおぉぉぉっっ♡♡♡♡♡」

 

 りせの身体が激しく痙攣し、絶叫と共に大量の潮が結合部から吹き上がる。双葉の胸にまで飛び散るほど激しいその放水に、りせはアヘ顔をさらに崩しながら、白目を剥いて失神した。

 

「ん゛、ほぉぉ……♡ お゛、ぁ……♡♡♡」

 

「へへっ、派手にイきやがったな。この光景を映像に残してネットにあげたら、りせちーのファンは目ん玉開けて飛び回んな」

 

 りせの失神に伴い、肉穴の圧迫が弱くなる。そのおかげで彼女の肉穴からペニスを容易に抜いた鴨志田が、そう嘲笑うように呟くと、半勃ち状態となった肉棒を二人の顔前へと持ってきた。

 

「あっ……♡」

 

「んっ……♡」

 

 その意味を、その無言の命令を気づかないほど鴨志田の忠実な雌犬になった二人は馬鹿じゃない。

 双葉とりせは、すぐに舌を伸ばすと同時に、鴨志田の肉棒へ舌を這わせて舐め始める。

 

「んちゅっ♡ ちゅぱっ♡ ぴちゃっ♡」

 

「れろっ♡ ちゅうぅっ♡ んっ、はぁっ♡」

 

「ははっ、いい子だ。ほら、もっと綺麗にしろよ」

 

 双葉とりせは交互に肉棒へ舌を這わせ、亀頭や竿を丁寧に舐め上げる。自分たちが漏らしたお互いの愛液を舐め取り、尿口に残っていた精液を取り合い、二人の唾液が混ざり合って淫靡な音を奏でていく。

 

 その姿を眺めているうちに、鴨志田の肉棒は早くも硬さを取り戻していく。二人の濡れた唇が離れ、唾液の糸を引いたところで、彼は指を鳴らして注意を自分へ戻させた。

 

「そら、雌犬ども。このまままた俺に抱いてほしかったら、いくら払えるか言ってみな」

 

「一千万円、ご主人さま!」

 

 りせは迷うことなく即答した。またご主人さまに犯してもらえるならそのぐらいの金額安いものだと、そう信じきっている目だ。

 

「……に、二千万」

 

 そしてそれに続くように、双葉もまた控えめながら自分の存在を主張するように宣言した。

 それは人気アイドルであるりせの提示した金額より大きくて、とてもではないが引きこもりニートの双葉が払えるような金額ではない。

 

 佐倉双葉が、世界トップクラスの天才ハッカー集団【メジエド】の創設者でなければ、だが。

 

「二千万だと? お前にそんな金があるのか?」

 

「今はない。でも……私の技術なら、それだけの価値がある仕事はできる。だから……」

 

「じゃあ私は三千万! それに、新曲の売り上げも全部ご主人さまにあげる!」

 

「なっ!? だ、だったら私は、五千万分の情報を集める。あんたが欲しがる相手の弱みも、金の流れも……全部だ!」

 

 そこから先は、互いに相手を上回ろうとする競り合いになった。りせは自分の出演料や印税、広告契約から得られる金を次々と差し出し、双葉はさらに価値のある情報や技術を口にする。

 

 提示される額は数千万円から一億円へ届き、なおも際限なく膨れ上がっていって、最終的に二人のどちらかが鴨志田からの膣中出し一発分のために差し出した対価は、人類の歴史上一番高いベット代だったと言えよう。

 

 国民的アイドルと天才ハッカー。

 分不相応な力を持った二人の女を足元へ跪かせ、支配するだけで莫大な金が転がり込んでくる未来を思い描きながら、鴨志田の肉棒は歓喜に脈打つのだった。

 

 

 

 

 

 翌朝、鴨志田はりせが用意した都内の高級ホテル、その最上階にあるスイートルームを後にしようとしていた。

 

 背後のベッドには、欲望を散々満たされ、全身を彼の精液で汚された二人の女が裸のまま残されている。りせは朝になっても熱が冷めないらしく、隣で力なく横たわる双葉を抱き寄せ、頬や唇についた白濁を舌で舐め取りながら濃厚な口づけを交わしていた。

 

「んっ、ちゅ……双葉ちゃん、ご主人さまの味、まだこんなに残ってるよ……」

 

「んむっ……りせ、やめろ……これは、わたしがご主人様から頂いたもの……」

 

 双葉の声にはもうライブ会場の時のような羞恥や反抗心は欠片も残っていなかった。

 鴨志田を自身のご主人様と認めて、彼からもらった精液を大切なものとして独占しようとする自分を、彼女は正しい生き方だと認めたのだろう。

 

 そんな二人を振り返りもせず、鴨志田は満足げに部屋を出た。りせからは早くも約束した金の一部が振り込まれ、双葉から取り上げた記録媒体にも、金へ換えられそうな情報が山ほど詰まっている。

 

 たった一晩で、鴨志田は失職した元教師とは思えないほどの財産と、さらに莫大な富を生み出す二人の女を手に入れていた。

 

 ホテルを出て朝の陽光を浴びたところで、スマートフォンが短く震えた。画面に表示された送り主を確認した鴨志田は、粘つくような笑みを浮かべる。

 

『真は出かけたわ。今なら二人きりよ。すぐに来て、ご主人様。――来る? Y/N』

 

 鴨志田はすぐには返事をしなかった。ほかに用事があるわけでも、忙しいわけでもない。自分を待ち焦がれている女を焦らし、いつ返事が来るのかと不安にさせることが好きなのだ。

 

 それは、彼のためにすべてを用意してきた“女王”が相手でも変わらない。

 

 数分ほど待たせてから、鴨志田はたった一文字だけを送り返した。

 

『Y』

 

 それだけで十分だった。スマートフォンをポケットへ戻すと、鴨志田は新島家のマンションがある都心へ向かって歩き始めた。

 

 

 

もしFFのエロをやるならどのナンバリングが見たい?*FF7は意図的に外しています

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