もしリナが兄の取り巻き連中の一人に盗撮され、脅迫までされてしまったら?
一体何人の人が知っているかわからないアメコミ界の巨匠スタン・リーが原作を務めた日本制作のオリジナルアメコミアニメ。私もスパロボで知りました。
原作を知らない方へのリナの画像
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「いくよー、みんな! それ、Give me “V”♡ Give me “I”♡ Give me “CTORY”♡ VICTORY☆」
弾む掛け声とともに、リナ・デイヴィスは青緑と白のチアユニフォームを翻した。細くしなやかな脚を高く掲げ、短いスカートの下からアンダースコートと引き締まった臀部を覗かせる。眩しい笑顔を振りまく彼女は、誰もが認める学校一の美少女だった。
入学直後から実力と愛嬌でチアリーディング部のセンターを勝ち取り、今では練習のたびに男子生徒の視線を独占している。彼女に心を奪われた者は数えきれない。
物陰から練習を覗くブレット・カーターも、その一人だった。
もっとも、彼の目に宿るものは素朴な憧れなどではない。跳躍するたびに弾む胸元、汗に濡れた白いうなじ、スカートから伸びる脚へ、舐め回すような視線を這わせている。リナが仲間へ笑いかけるだけでも、それを自分以外の誰かに与えたことが許せず、胸の奥にどす黒い苛立ちが積もった。
ブレットは彼女の兄、ウィリアム・デイヴィスの取り巻きだった。その立場を利用してリナへ近づき、好みや行動予定まで探ってきた。自分はほかの男とは違う。誰よりも彼女を見て、誰よりも彼女を知っている――そう思い込んでいた。
やがて練習が終わると、リナは汗を拭いながら体育館の出口へ向かった。そこには紙袋と保温容器を抱えたジョーイが立っている。彼を見つけた瞬間、リナの顔に、先ほどまでの営業めいた笑顔とは異なる柔らかな喜びが浮かんだ。
「ジョーイ、来てくれたんだ。ねえ、お昼……デントン先生のラボで一緒に食べない?」
周囲を窺いながら声を潜め、彼の袖をそっと引く。その親密な仕草を見た瞬間、ブレットの指が物陰で強く握り締められた。
どうして、あんな冴えない男にあの笑顔を向ける。どうして自分には警戒した目しか見せない女が、ジョーイの前では頬を染めるのか。
二人は肩を並べ、科学教室の並ぶ校舎の一角へ歩き出した。リナが兄に見つからないよう何度も振り返り、そのたびジョーイと顔を見合わせて笑っている。ブレットは一定の距離を保ったまま、その背中を追った。
やがて二人がデントンが実験室兼研究拠点として使っているラボへ入っていく。閉じた扉を見つめながら、ブレットはポケットからスマートフォンを取り出した。
画面には、カーテンの隙間から密かに撮影された一本の動画が保存されていた。チア部の更衣室で一人きりになり、誰にも見せないはずの姿を晒しているリナ。その映像を前にすれば、強気な彼女も同じ顔ではいられない。
「ジョーイと二人きりで昼飯か。ずいぶん楽しそうじゃないか、リナ」
ブレットは扉の向こうへ聞こえない声で呟いた。嫉妬に歪んでいた口元が、スマートフォンの中にある彼女の弱みを意識した途端、粘つくような嗤いへ変わった。
――――――――
チアリーディングの午前練習を終えたリナは、デントンのラボに備えつけられた小さなテーブルへ、二人分の食器を並べていた。
科学教材や用途の分からない機械が所狭しと積まれた室内の一角には、流し台と電熱式のコンロ、それに古びた冷蔵庫を押し込んだ簡易キッチンがある。実験の合間にコーヒーや軽食を作るため、デントンが勝手に設備を持ち込んだものらしい。
そこでリナが以前、ジョーイのアルバイト先で彼が作っている料理を一度食べてみたいと口にしたところ、ジョーイは少し迷った末、昼休みに作ってあげると約束してくれたのだ。
鍋からは温かな香りが立ち昇り、ジョーイはその隣でサンドイッチを皿へ盛りつけている。そのとき、廊下に面した扉を控えめに叩く音がした。
昼休みのデントンは職員室へ呼び出されており、ラボを訪ねてくる者がいるとは聞いていない。ほかの生徒や兄のウィルに知られず、ジョーイと二人きりで昼食を楽しめると思っていただけに、リナは不思議そうに入口へ顔を向けた。
「リナ、出てもらえる?」
簡易キッチンに立つジョーイが、鍋の中をかき混ぜながら声をかける。
「うん、任せて」
せっかく自分のために料理を作ってくれているのだから、扉を開けるくらいでジョーイの手を止めさせたくない。そう考えたリナは、返事をしたときにはすでに入口へ向かっていた。
練習を終えたばかりの身体には、まだ心地よい疲労が残っていた。金色の髪の生え際とうなじには薄く汗が浮かび、青緑と白のチアユニフォームも火照った肌へわずかに張りついている。細い窓から外を確かめることもなく、リナは内側から鍵を外した。
しかし、扉の向こうに立っていた人物を見た途端、その動きがぴたりと止まった。
ブレット・カーター。
兄ウィルの周囲をいつもついて回っている男の一人だった。がっしりとした体格をチームジャケットに包み、人気のないラボの前で待ち構えていたブレットは、獲物を追い詰めた猫のような笑みをリナへ向けている。
その粘つく視線が、汗に濡れた首筋から胸元、短いスカートの裾へとゆっくり降りていく。肌を直接舐められたような不快感に襲われ、リナの背筋が強張った。
「あなた……ここで何をしてるの?」
ジョーイに聞こえないよう声を抑えながらも、露骨な警戒を隠さずブレットを睨みつける。
「おや、ずいぶんな挨拶だな。ウィルの仲間が、可愛い妹の様子を見に来たらいけないのか?」
「そんなわけないでしょ。お兄ちゃんは、私がここにいることなんて知らないんだから」
「そうだろうな。ジョーイと二人きりで昼飯を食べてるなんて知ったら、ウィルはどう思うだろうな?」
「……声を小さくして」
よりにもよって、この男に見つかるなんて最悪だった。ジョーイとの昼食を兄へ告げ口されれば、きっとまた彼が一方的に責められる。かといって、ブレットを扉前へ残したまま言い争えば、奥にいるジョーイにも気づかれてしまう。
リナは険しい表情のまま、自分だけラボの外へ出た。ブレットを中へ入れまいと、背後の扉を必要以上に強く閉め、その場で彼と向き合う。
だが、振り返った瞬間、リナは小さく息を呑んだ。
ブレットは待ち構えていたように距離を詰め、すぐ目の前に立っていた。がっしりとした胸板が触れそうなほど近く、その体温と香水の匂いが押し寄せてくる。思わず一歩退こうとしたが、背中にはすでに閉ざしたラボの扉があった。
「ちょっと……近いんだけど。そこをどいてよ」
「今日はジョーイよりも君に会いたくて来たんだ。少しくらい付き合ってくれるよな、リナ?」
「な、何を言ってるのよ。私たちはこれからお昼を――」
怒りに頬を染めたリナが言い返しかけた瞬間、ブレットの手が上がった。その手に握られていたのは、画面の点いたスマートフォンだった。
音声こそ消されているものの、画面の中では一本の動画が再生されている。そこに映っていた女性を見た途端、リナの声が途切れた。
「……うそ……」
見間違えるはずがなかった。映っているのは自分だった。それも、チアリーディング部の更衣室で一人きりになった放課後、昂ぶりを鎮められず、自らの身体へ触れていたときの姿だ。
扉の隙間から撮られたらしい映像には、乱れた金髪も、熱に潤んだ青い瞳も、めくれ上がったチア服の下で膨らむ白い胸も鮮明に残されていた。画面の中のリナは唇を噛み、恥ずかしそうに腰を震わせながら、自らの指がもたらす感覚へ身を委ねている。
普段は誰にも見せないはずの表情が、見知らぬ角度から余すところなく撮影されていた。
「こ、これ……どこから撮ったの……?」
震える声で尋ねながら、リナはスマートフォンを奪おうと手を伸ばした。しかし、ブレットは薄笑いを浮かべたまま、彼女の指が届かない高さへ持ち上げる。
「返して! そんなもの、今すぐ消してよ!」
「静かにしろよ。扉の向こうのジョーイに聞こえるぞ」
「っ……」
リナは反射的に口を閉ざした。薄い仕切りの向こうでは、ジョーイが何も知らずに昼食の準備を続けている。彼がこちらへ来れば映像を目にするかもしれず、ブレットなら兄や学校中へばら撒くこともためらわないだろう。
激しい怒りが消えたわけではない。それでも今は、秘密を覗き見られた恐怖と、裸同然の姿をこの男に見られていた羞恥が怒りを覆い隠していく。
リナの頬は耳まで赤く染まり、練習直後とは違う熱が身体の内側へ広がった。肩から力が抜け、扉へ預けた背中がわずかに沈む。先ほどまでブレットを射抜いていた青い瞳にも、隠しきれない怯えが浮かんでいた。
「あなた……ずっと、私を見てたの……?」
ブレットは答えず、画面の中で快感に震えるリナと、目の前で羞恥に震えている彼女とを見比べる。その視線に胸元を這われ、リナは両腕で身体を隠すように抱きしめた。
「……何が目的なの? 私に、何をさせたいの……?」
「その胸を見せろ、リナ」
一瞬、押し潰されていた怒りが勢いよく蘇った。リナは鋭くブレットを睨み、今にもその頬を引っぱたこうと右手を振り上げる。
「ふざけないで! そんなこと、私がするわけ――」
「殴りたければ殴ればいい。動画はこのスマホにしか入ってないわけじゃない」
「……っ」
ブレットはまるで怯まず、むしろ試すように顔を近づけてきた。映像はすでに複数の場所へ保存されており、彼の身に何かあれば自動的にネット上へ公開される。それだけでなく、撮りためた写真や動画がジョーイとウィルへ直接送られるよう手配されているという。
ジョーイはそこで、普段は明るく振る舞い、好意を素直に伝えることさえ照れてしまうリナが、学校の更衣室でどんな声を漏らし、どんな表情で身体を震わせていたのか知ることになる。
「最低……本当に、最低よ……」
「それで? どうするんだ、リナ」
振り上げていた手から力が抜け、リナはゆっくりと腕を下ろした。奥にいるジョーイへ助けを求めれば、ブレットを追い払ってくれるかもしれない。しかし同時に、あの映像も知られてしまう。
それだけは、どうしても耐えられなかった。
「……見せれば、本当に何もしないの?」
「少なくとも、今はな」
「そんな言い方……ずるいよ……」
消え入りそうな声で呟き、リナは青緑と白のチアユニフォームへ手をかけた。だが、指先はなかなか言うことを聞いてくれない。羞恥と恐怖に震えながら背中へ手を回し、身体へ密着しているファスナーを少しずつ下ろしていく。
練習後の汗を吸った布地が、火照った肌へしっとりと張りついていた。リナは唇を固く結び、肩から衣装を抜くようにして胸元まで引き下ろす。白く滑らかな肩と鎖骨が露わになり、やがて胸を包む白いブラジャーだけが残された。
「これで……いいでしょ?」
腕を胸の前へ寄せ、せめて少しでも隠そうとする。だがブレットは満足せず、片方の眉を上げて問いかけるように笑った。その視線は、布越しに押し寄せる柔らかな膨らみへ露骨に注がれている。
「全部だ、リナ」
「……っ。本当に、あなたって……!」
罵りかけた言葉を飲み込み、リナは俯いた。羞恥に濡れた青い瞳の端には、悔しさからうっすらと涙が浮かんでいる。それでも震える指を胸元へ運び、前留めになっているブラジャーの金具へ触れた。
「見たら……すぐに出ていって。ジョーイとの時間を邪魔しないで」
「いいから早くしろよ」
「分かってる……もう、急かさないでよ……」
小さな音を立てて金具が外れた。左右へ分かれた布地の間から、押し込められていた柔らかな胸がゆっくりと解放される。
リナが恐る恐るブラを左右へ開くと、控えめながら形よく張った双丘が、ブレットの視線へ完全に晒された。淡い桃色の先端は、練習後の火照りと羞恥のためか、きゅっと硬く尖っている。布の支えを失った乳房は一度、二度と小さく弾み、それからようやく震えを鎮めた。
「……見ないで」
自分から晒しておきながら、耐えきれず目を閉じて顔を逸らした。金色の髪が赤く染まった頬へ流れ落ち、細かく震える唇から、押し殺した吐息が漏れてしまう。
無防備な胸元へ冷たい外の空気が触れるたび、乳首がさらに硬くなるのが自分でも分かる。その変化までブレットに見られていると思うと、逃げ出したいほどの羞恥に襲われた。
そのとき、静かな屋外にスマートフォンの撮影音が響いた。
「え……?」
弾かれたように目を開き、ブレットへ顔を戻す。彼はスマートフォンを胸の前へ構え、今しがた撮影した写真を確かめながら満足そうに笑っていた。
画面には、チアユニフォームを胸元まで脱がされ、ブラを開いたまま涙目で立ち尽くすリナの姿が、鮮明に映し出されている。
「撮らないでってば! 消して、今すぐ!」
「そんな約束はしてないだろ?」
「卑怯よ、こんなの……!」
新たな恥辱の記録が増やされたと言う事実に、リナに積み重なる羞恥と屈辱は増し、そしてそれに比例するようにブレットが握るイニシアチブも大きくなっていくのだ。
慌ててスマホを奪おうとするリナの手は、呆気なく宙を切る。しかもその際に胸から手を離してしまったことで、無防備となった乳房と乳首に向かって再びカメラのシャッター音が鳴るのを許してしまった。
「いや、やめ――!」
「リナ? 誰だったの?」
その時だ。閉ざした扉の向こう、デントンのラボの奥にある調理台から聞こえたジョーイの声に、リナの身体が大きく跳ねた。胸を晒したままだということも忘れかけていた彼女は、反射的に両腕で乳房を覆い隠し、扉の内側へ気配が伝わっていないか不安そうに振り返った。
「ジョ、ジョーイ……! 待って、こっちへ来ないで!」
もし彼が今ここへ出てきたら、ブレットと二人でいるところばかりか、衣装をはだけて胸を晒している姿まで見られてしまう。その想像だけで全身から血の気が引き、リナは慌ててブラジャーの布を引き寄せた。
そんな彼女の必死な様子を眺めながら、ブレットは下卑た笑みを浮かべる。すでに欲しいものを手に入れた彼は、まるで主導権が完全に自分にあると確信しているようにリナの脇をすり抜け、何食わぬ顔で扉を開けると、そのままデントンのラボへ足を踏み入れていった。
そしてリナが震える指でブラの金具を留め、チアユニフォームを肩まで引き上げている間に、ブレットは彼女に代わってジョーイへ声をかける。
「よう、役立たず。俺だ」
「えっ……?」
ブレットの姿を見たジョーイは、あからさまに表情を強張らせた。名前まではすぐに出てこなかったらしく、困惑した目で彼の顔を見つめる。ジョーイにとってブレットは、いつも自分をいじめるウィルの後ろにいる、取り巻きの一人にすぎなかった。
「き、君は……いつもウィルと一緒にいる……。もしかして、ウィルに言われてリナを呼びに来たの?」
「ブレットだよ。いい加減、名前くらい覚えろ」
自分は名前でさえ呼ばずにジョーイのことを役立たずと蔑んだ言葉で呼んでいるにも関わらず、ブレットは平然とそう口にする。
それをおかしいとは思わない。学校のカーストトップであるジョックの取り巻きである自分と、カースト最下位に近いギーグであるジョーイは身分が違うのだから。
「ご、ごめん。でも、やっぱりウィルが――」
「まあ、その話はあとでいいだろ。それより、ずいぶんうまそうな昼飯じゃないか」
ブレットは答えをはぐらかし、調理台でジョーイが仕上げていた料理へ目を向けた。そしてまるで最初から自分の席も用意されていたかのように、勝手に空いた椅子を引き寄せる。
「え? でも、これはリナと二人で食べるつもりで用意したから、二人分しか……」
「だったら三人で分ければいいだろ。俺は気にしないぜ」
「いや、そうじゃなくて……」
「リナだって構わないよな?」
ようやく胸元のファスナーを上げ終えたリナの背筋が、折れてしまいそうなほど真っ直ぐ伸びた。ジョーイは明らかにブレットを歓迎していない。それでもウィルの取り巻きを刺激することを恐れ、強く追い返せずにいる。
(こ、この最低男……! 私の身体だけじゃなく、ジョーイが作ってくれた昼食まで奪うつもりなの!?)
扉の前で胸を晒すよう命じられたあと、三人はデントン先生のラボの机を囲むことになった。リナがそこへ残ったのは、ジョーイの用意した昼食を楽しみにしていたからだけではない。彼のそばにいれば、さすがのブレットもそれ以上の真似はできないだろうと考えたからだった。
しかし、その期待は簡単に裏切られた。
ジョーイが背を向け、温めたスープをカップへ注いでいたとき、ブレットは背後からリナへ忍び寄った。声を上げる間もなく短いスカートを腰までめくり、下に穿いていたアンダースコートの上から彼女の臀部へと手を這わせる。
「ひゃっ……! ちょっと、何して……!」
「静かにしろ。ジョーイに見られたいのか?」
「……っ! や、やめて……お願いだから……」
振り返るより早く、両手がアンダースコートに包まれた尻を掴んだ。柔らかな膨らみをチア服越しに揉みしだき、ときおり左右へ広げながら、その感触を好きなだけ楽しむ。
リナは机へ両手をつき、声が漏れないよう唇を噛みしめることしかできなかった。お尻へ食い込む指の感触と、すぐ近くにジョーイがいるという恐怖に、細い脚が小さく震える。
やがてジョーイが振り返りかけると、ブレットは何食わぬ顔で手を離した。リナは震える指で急いで乱れたアンダースコートを伸ばして、スカートを整える。しかし、乱れた呼吸までは隠せなかった。
「リナ、どうかした?」
「な、何でもない! 練習の疲れが、少し残ってるだけだから」
「本当に? 顔も赤いけど……」
「だ、大丈夫よ。ほら、早く食べよう? せっかくジョーイが作ってくれたんだもの」
心配そうなジョーイへ笑顔を作りながら、リナはブレットを横目で睨んだ。彼は何事もなかったように肩をすくめると、当然のように彼女の隣へ腰を下ろしてくる。
そして昼食が始まってからも、嫌がらせは続いた。向かい側にジョーイが座っているにもかかわらず、テーブルの下でブレットの手がリナの太腿へ置かれる。
最初は膝に近いところを撫でるだけだった。だが指先は次第に彼女の太腿をいやらしく撫で回し、やがてスカートの奥へ入り込むと、滑らかな内腿をゆっくりとなぞりながら、脚の付け根へ迫ってくる。
「……やめて」
リナは笑顔を装ったまま、ブレットにしか聞こえない声で囁いた。
「どうしたの、リナ?」
「う、ううん! ジョーイに言ったんじゃないの。このスープ、本当においしいね」
「よかった。練習のあとだから、少し濃いめの味つけにしてみたんだ」
「そ、そうなんだ! うん……すっごく、好き、〜〜っ!?」
最後の言葉を口にした直後、ブレットの指がアンダースコートの裾から入り込み、下着越しに秘所へ触れた。
リナの肩がびくりと跳ね、手にしていたスプーンがカップの縁へ小さな音を立ててぶつかる。ジョーイはその音に気づいて顔を上げたが、ブレットの手元まではテーブルに隠れて見えない。
リナは必死に平静を装い、サンドイッチを小さくかじった。けれど咀嚼する間も、ブレットの指は下着の上から敏感な部分をなぞり、湿り始めた布地を確かめるように押し込んでくる。
「んっ……! ふぅ、ふぅ……っ!」
「リナ、本当に大丈夫? やっぱり少し休んだほうが――」
「だ、大丈夫だから! ちょっと、飲み物が変なところに入っただけよ」
ブレットは手を止めなかった。それどころか、下着の脇から指を滑り込ませると、熱を持った柔らかな部分へ直接触れてくる。
「〜〜〜〜ッ! そ、こは……っ!」
生まれて初めて異性に性格を直接触られ、リナの頬は真っ赤に染まり、羞恥と未知の刺激に体が震えてしまうのを抑えきれない。陰裂に沿うように指腹が上下し、浅いところをきゅっ、きゅっ、と押し込まれる。
しかも、ジョーイのすぐ向かいで、彼の作った昼食を口にしながら。自分はテーブルの下で兄の取り巻きに弄ばれている。その事実が耐え難い羞恥となり、リナの身体は嫌悪に震える内心とは異なり内側から熱を持ち始めていた。
「んっ、ふぅ……! ぁっ、ふっ、んむぅ……! んっ、ゴホッ、ゴホッ! は、はは……なんか、埃っぽいね、デントン先生のラ、ボんんっ!? ごめ、またむせちゃった……っ!」
吐息が漏れるたびに咳払いで隠し、腰が逃げそうになるたびに脚へ力を込める。指は何度も、何分もリナのお尻を好き勝手に弄び、陰裂の形を記憶するように執拗に刺激してきた。
結局リナは「顔を洗ってくる」と言い訳して席を立って、ラボに備え付けられた化粧室へ逃げ込んだ。
冷たい水で顔と首筋を何度も濡らし、荒くなった呼吸が落ち着くまで洗面台へ両手をついていた。ようやく身体の熱も収まりかけ、ジョーイの元へ戻ろうとしたところで、再びブレットに待ち伏せされたのである。
化粧室の前には、デントンが作った用途不明の発明品や大型の機材が所狭しと積み上げられていた。その陰は簡易キッチン近くのテーブルから完全に死角となっており、ブレットはそこへリナの進路を塞ぐように立つと、機材の並ぶ壁際まで彼女を追い込んだ。
背中に冷たい金属棚を感じながら、リナは歯を食いしばり、青い瞳で目の前の男を激しく睨みつける。
本当なら今すぐ突き飛ばしてジョーイのもとへ逃げ込みたかった。だが、体格も腕力も違いすぎる。力ずくで振りほどける相手ではなく、助けを呼べばすべてを暴露され、ジョーイは二度と以前と同じ目で自分を見てくれなくなる。
「ずいぶん長かったじゃないか。中で欲情して、一人で慰めてたんだろ。本当にエッチな女だな」
「違う……あなたのせいで、顔を冷やしてただけよ」
「俺のせい? そいつは光栄だな」
「そういう意味じゃない!」
リナの頬が再び熱を帯びた。その反応を楽しむように笑ったブレットは、ジョーイへ聞かれないほど低い声で命じる。
「服を脱げ、この雌犬」
「な、何ですって!?」
「チアユニフォームとアンダースコートだ。今すぐ脱げ」
「本気なの……? ここは学校なのよ。それに、すぐそこにジョーイが……!」
「だからどうした?」
「見つかるに決まってるでしょ! こんなところで脱げるわけない!」
冗談だと思いたかった。だがブレットの目を見た瞬間、本気の命令だと理解してしまう。
すぐ向こうには、ジョーイのいる簡易キッチンがある。今は積み上げられた発明品が二人の姿を隠しているが、ジョーイが席を立ち、機材の陰を回り込めば一目で見つかってしまう。食器を流しへ運ぶためでも、化粧室を使うためでも、こちらへ来れば、衣装を脱がされた自分とブレットが一緒にいるところを目撃されるのだ。
「お願い……ここではやめて。もしジョーイに見られたら、私……」
「なら、見つかる前に脱げよ」
発見される可能性はあまりにも高い。けれど、それでも、ブレットが意図的にすべての秘密を暴露する可能性よりは低かった。
リナは憎しみのこもった青い瞳で彼を睨みながらも、結局は命じられたとおりに従った。普段なら兄の取り巻きになど決して屈せず、服を脱げという命令を聞き入れるはずもない強気な彼女が、今は発明品の陰へ追い込まれ、反論することさえ許されずにいる。
ジョーイがいる方を何度も気にしながら、リナは唇を噛んでチアユニフォームの背中へ手を回した。震える指でファスナーを下ろし、青緑と白の衣装を肩から抜いていく。汗を吸った布地が火照った肌を撫でながら落ち、白いブラジャーに包まれた胸と、引き締まった腰が露わになった。
「……見ないでよ」
「俺に見せるために脱いでるんだろ。今さら何を言ってるんだ?」
「あなたが脅したからでしょ……!」
声を荒らげかけたリナは、すぐ近くにジョーイがいることを思い出し、慌てて声量を抑えた。ブレットは怯える彼女を嘲笑うように片方の眉を上げ、続きを促してくる。
リナは目を固く閉じ、腰のアンダースコートにも指をかけた。先ほどブレットに引き下ろされたばかりの薄い衣類を、今度は自分の手で太腿から足元まで下ろしていく。
片脚ずつ抜いて顔を上げると、ブレットが当然のように両手を差し出していた。
「……最低」
消え入りそうな声で罵り、脱いだチアユニフォームとアンダースコートを押しつける。ブレットは受け取った衣装を足元へ無造作に落とした。
白いブラジャーとショーツ、それに靴下だけで廊下へ立たされたリナは、片腕でもう一方の腕を抱き、胸元を隠すように身体を縮こまらせた。練習直後とは違う熱が顔へ集まり、頬だけでなく耳まで赤く染まっていく。
「これで満足したでしょ。早く服を返して」
だがブレットは答えず、口元へ粘つく笑みを浮かべながら、リナの身体を上から下まで眺め回した。汗に濡れた首筋から白いブラに包まれた胸、くびれた腰を通り、ショーツの奥へ隠された場所まで見透かそうとする視線だった。
「……そんな目で見ないで」
あの飢えた眼差しに身体が反応してしまうことを、リナは心の底から嫌悪した。これは練習後の火照りが残っているだけであり、羞恥のために肌が敏感になっているだけだ。ブレットに好意など欠片もないし、彼と二人きりでいたいと思ったこともない。
しかし、最初に盗撮映像を見せられて以来、ブレットは何度も彼女の身体へ触れてきた。その手つきも、まとわりつくような眼差しも、今では嫌になるほど身体が覚えてしまっている。
秘密を盾に脅し、嫌がる自分へ執拗なセクハラを繰り返してきたブレットを、リナは心の底から嫌悪していた。その顔を見るだけで、屈辱と怒りが胸の奥から込み上げてくる。
それなのに、ブレットの指に触れられるたび、意思とは無関係な甘い感覚が引きずり出されてしまう。
(こんな男を嫌ってるのに……私、自分の身体まで嫌いになりそう……)
「後ろを向け。壁に手をつけろ」
「まだ何かするつもりなの……?」
「口答えするな。ジョーイを呼ぶぞ」
「っ……分かったから。呼ばないで」
リナは悔しさに顔を歪めながら身体の向きを変え、発明品の積まれた棚へ両手をついた。ジョーイが機材の陰から少し顔を覗かせるだけで、下着姿の自分を見つけてしまう距離だった。
ブレットは背後から近づき、片手をリナのうなじへ置くと、上半身を棚へ押しつける。そしてもう一方の手はショーツの布地を掴むと、後ろへ強く引いてきた。薄い布が秘所へ食い込み、それに引かれるように腰と尻が後方へ突き出すようなポーズを取らされる。
「ひゃっ……!? な、何するのよ……!」
否応なく背中が反り、甲高い吐息が漏れる。ブラジャーに包まれた胸が棚へ押しつけられ、ショーツ越しに敏感な部分を擦られる感覚へ、膝がわずかに震えた。
「気持ちいいか、リナ? あれだけ化粧室にこもってたんだ。まだ身体が疼いてるんだろ」
「違う……あなたに触られて、気持ちいいわけないでしょ……!」
「でも、ずいぶん可愛い声を出すじゃないか」
「これは驚いただけよ。勝手なことを言わないで……」
反論する声には、普段の力強さがなくなっていた。冷たい水で鎮めたはずの熱が、身体の奥にはまだ燻るように残っている。いっそ化粧室で、自分の指によって最後まで吐き出しておくべきだったのかもしれない。そうしていれば、今ほど簡単に反応せずに済んだはずだ。
それでも、屈服しかけているとも、彼の行為を喜んでいるとも思われたくなかった。
「違う……絶対に違うから……!」
ブレットは鼻で笑い、うなじへかかっていた熱い吐息を離した。背後の気配が一瞬遠ざかり、リナは不安そうに眉を寄せる。
「何を……してるの?」
その直後、ブレットの両手の親指がショーツの腰紐へ引っかかった。止める暇もなく、白い下着は尻を滑り落ち、太腿を伝って膝まで引き下ろされる。
「ちょっ、ちょっと、待って……! そこまでしていいなんて、私――んぅっ!」
抗議は最後まで続かなかった。露わになった秘所へ、背後からブレットの舌が這わされたからだ。鼻先が張りのある尻の間へ押しつけられ、熱く濡れた舌が柔らかな裂け目を下から掬い上げる。
「あっ……んんっ……!」
思いもよらない刺激に身体を跳ねさせたリナは、慌てて片手を壁から離し、自らの口を覆った。喉の奥からせり上がってくる甘い声を、掌の内側へどうにか押し殺そうとする。
(こ、この男……! 何を考えてるのよ……こんな場所で……!)
目を固く閉じても、舌がもたらす感覚を無視できるはずがなかった。それどころか視界を閉ざしたことで、濡れた舌先の動きだけが、より鮮明に意識へ浮かび上がってしまう。
「んぅ……や、やめて……お願い、ここでは……っ!」
棚を押して逃れようとしても、うなじを押さえる手が許さない。舌は柔らかな襞を丹念になぞり、すでに熱を持っていた秘所を味わうように何度も往復する。
羞恥と恐怖で強張っていたはずの身体が、その執拗な刺激へ少しずつ弛み始めた。
(許さない……絶対に許さないんだから……!)
盗撮だけでなく、ジョーイのすぐ近くでこのような真似をしたことを、いつか必ず後悔させてやる。そう怒りを燃やす一方で、新たな恐怖が胸を締めつけた。
(まさか……これも撮ってるの……?)
視界の端にカメラはなく、ブレットがスマートフォンを持っている様子も見えない。しかし、最初の動画をカーテンの隙間から撮影した男だ。もうすでに周りに置かれた機材のどこかへ小型カメラを仕掛けていても不思議ではなかった。
結局、秘密を守りたい限り、リナは声を殺して耐えるしかない。数メートル先には今もジョーイがいて、食器を片づける小さな音が聞こえてくるのだから。
そしてただ声を押し殺して震えるだけどなったリナを、ブレットは手を緩めるどころか、さらに指まで使い責め始めた。舌を濡れた内側へ蠢かせながら、指先で敏感な突起を探り当て、周囲の襞と一緒にゆっくり擦り上げる。
「んっ……んぅぅ……!」
口元を覆う手へ、堪えきれない甘い声が幾度もぶつかった。腰を逃がそうとするたび、ブレットは尻を掴んで引き戻し、舌と指で異なる場所を同時に責め立ててくる。
「や……そこ、触らないで……んんっ……! お願い、声が……声が出ちゃうから……」
指は止まらない。湿った襞をなぞり、その中央に隠れた敏感な部分を小刻みに擦られるたび、引き締まった太腿が震え、膝から力が抜けていく。
(どうして……私の身体なのに、言うことを聞いてくれないの……!)
リナは幼い頃から運動を続け、厳しいチアの練習にも耐えてきた。どれほど疲れていても笑顔を絶やさず、自分の身体を思いどおりに動かせることには自信があった。兄の威圧的な態度に屈せず、ジョーイの前ではいつだって強く明るい自分でいたかった。
それなのに今は、兄の取り巻きにすぎない男から秘所を舐められただけで、立っていることさえ難しくなってしまう。それが自分の今までを否定されたようでたまらなく屈辱的で、悔しくて、そして……背徳的だった。
(……っ! し、しっかりしなきゃ……こんな男に負けるなんて絶対に嫌……!)
一瞬頭の中に浮かんだ変な考えを振り払おうと首を振る。だが、舌が奥へ入り込み、指が敏感な部分を擦られると、頭の中は甘い痺れに侵されて、さっきの邪な考えを広げるように正常な思考を奪っていく。
「んぅっ……だ、駄目……それ以上は、本当に……!」
身体の奥で膨れ上がった快感が、あと少しで弾けようとしていた。必死に腰を引こうとしたが、ブレットはそれを察したように尻を掴み、指の動きを一気に速める。
(駄目……ジョーイがいるのに……! こんなところで、こんな男に……あっ、あぁ……!)
「あぁっ……んぁあぁっ!!」
青い瞳が大きく見開かれ、リナの口から、普段の快活な彼女には似つかわしくないほど大きな嬌声が迸った。それは掌でも完全には塞ぎきれず、その声は積み上げられた発明品の隙間を抜け、ジョーイのいる簡易キッチンまで届いてしまう。
直後、食器を片づけていた音がぴたりと止まった。皿が調理台へ置かれ、ジョーイがこちらへ歩き出す気配がする。。
「……リナ?」
機材の陰を回り込まれるまで、もう数秒もない。リナは口を覆っていた手を離し、乱れきった息を必死に整えながら声を張り上げた。
「だ、大丈夫! な、何でもないから! ただ……つ、つま先をぶつけただけ!」
短い沈黙のあと、ジョーイの足音が止まって、胸の奥で大きく安堵する。
「また何か壊したんじゃないよね?」
「……っ」
以前、足を滑らせた拍子に棚から奇妙な装置を落とし、部品を散乱させてしまったことを思い出す。どうやらジョーイは、今回も発明品を壊してしまい、それを恥ずかしくて言い出せずにいると思ったらしい。
しかし、その微笑ましい勘違いへ答える余裕などなかった。ブレットはジョーイがすぐ近くにいるというのに、いまだリナの尻へ顔を埋め、露わになった秘所を舌で味わい続けている。
(し、信じられない……! 今の声が聞こえなかったの!?)
「んっ、んぅ……!」
何より腹立たしいのは、舌がもたらす感覚が、今では拒絶したいほど気持ちよかったことだった。熱く濡れた舌先が内側を這い、敏感な襞を押し開くたび、リナの腰は意思に反して小さく震えてしまう。
舐められるほどに熱い蜜が溢れ、秘所がさらに潤んでいく。溢れた雫はブレットの舌へ絡みつき、一部は内腿を伝って白い肌へ濡れた筋を残した。
「……リナ?」
返事がないことを心配したのか、ジョーイが再びこちらへ歩き出す気配がする。
(返事をしなきゃ……このままだと、ジョーイが来ちゃう……!)
しかし、ブレットの陰裂を弄ぶ舌と指は一瞬たりとも止まらない。リナは荒い呼吸を整え、震える声で返事を絞り出した。
「ち、違うから! 何も壊してないから、心配しないで! だから……そこにイッ、てぇ、〜〜〜〜ッッ!」
声を上げた拍子に強く腰が震え、最後の言葉は不自然に上擦った。ブレットの舌と指を受け入れる膣襞が収縮して、甘い蜜が塊となって噴き出てしまう。
軽い絶頂を、リナはジョーイと話しながらブレットによって引き起こされてしまったのだ。
そして今まさに大切な友達が人生初めての異性による絶頂を味わされたとは知らず、しばらくして、ジョーイの小さな笑い声が返ってくる。
「分かったよ。自分で何とかするっていうなら、任せるよ」
(いっそ、本当に発明品を壊しちゃっただけなら……どれほどよかったか……!)
そう思った直後、ブレットの舌が絶頂したばかりで敏感になっている秘所の奥へ入り、同時に指先がただでさえ敏感なのに、より刺激を強く感じる状態にされてしまった突起を強く擦り上げた。
「ぁっ、んっ!! んふぅぅぅっ……!!」
リナは間一髪で口を掌に覆った。それでも細い腰は大きく震えて、引き締まった尻がブレットの顔へ強く押しつけるような格好になってしまう。
昼食へ彼が割り込んでからずっと弄ばれてきたリナの身体は、たった一度の軽イキで満足できる状態ではなくなっていたのだ。
簡易キッチンの前では尻を揉まれ、食事中にはジョーイのすぐ向かいで秘所へ指を入れられた。化粧室で一度は鎮めかけた熱も、今ではそれ以前より激しく燃え上がっている。
「や、やめて……お願い……! んっ、ふぅ……もう、声が出ちゃうから……!」
リナの必死な懇願など、聞き入れられるはずもなかった。ブレットは尻を両手で掴み、舌の動きをさらに激しくしてくる。秘所を下から何度も舐め上げられて、最も敏感な場所へ指を押し当てて細かく震わせられれば、彼女の身体は与えられた快感に強く反応して、それを喘ぎ声として吐き出すよう強制した。
「んっ、んぅぅ……あっ! ぁっ、あぁ……!」
膝から力が抜けかけた。棚へ両手をついて身体を支えても、腰は小刻みに震え、背後の刺激を求めるように勝手に揺れてしまう。下半身を舐めるブレットの舌から、リナの耳にも届くほど淫らな水音が響いてきた。
それが自分のアソコから漏れた蜜のせいで、この音がジョーイに聞こてしまうかもと思うだけで、身体が熱を持って、感じる快感がより背徳的な甘美を伝えてくる。
(嫌……こんなの、絶対に嫌なのに……身体が、もう止められない……!)
舌が熱を持った内側へ深く潜り込み、指先が敏感な突起を強く擦り上げる。その瞬間、身体の奥へ張り詰めていたものが先ほどよりも強く、大きく、一気に弾けた。
「んんんっ……んぁ、あああぁぁっ!!!」
その激しい快楽の波に、リナは背中を大きく反らし、口を塞いだ掌の奥へ甘く掠れた嬌声を漏らした。軽イキなどてはない、本気の絶頂に達した秘所がブレットの舌を締めつけるように何度も震え、溢れた蜜を惜しみなく口元へ零していく。
全身を駆け抜ける快感に、リナは細かく痙攣した。引き締まった脚は立っていられないほど震え、膝が崩れそうになるたび、壁へ肩と胸を押しつけて辛うじて身体を支える。ショーツを膝まで下ろされたまま、蜜が内腿を伝って流れ落ちる感触が、絶頂後の羞恥をさらに煽った。
「リナ!」
ジョーイが簡易キッチンを離れ、こちらへ駆け出す足音が聞こえた。今度こそ、もう誤魔化す時間は残されていない。
ブレットはようやくリナの秘所から顔を離すと、足元に落としていたチアユニフォームとアンダースコートを拾い上げ、彼女の腕へ押しつけた。
「ほら、行け」
「え……ちょ、ちょっと……!」
絶頂の余韻でまともに歩けない背中を押され、リナは数歩先の化粧室へ押し込まれた。中へ転がり込むように入った直後、ブレットが背後から扉を閉める。
意図を察して慌てて鍵をかけたリナは、ジョーイに何も見られなかったことを祈りながら、扉へ背中を預けた。全身から力が抜け、そのまま床へ座り込みそうになる。それでも廊下の様子を確かめるため、震える脚で立ち、扉へ耳を押し当てた。
その間も、太腿の内側は自らの蜜でひどく濡れていて、絶頂を終えた秘所からは今も雫が少しずつ溢れ、脚を伝う生温かな感触が消えてくれない。
「あっ……えっと、ブレットだったよね? 今、リナの声がしたと思ったんだけど」
「リナなら、また化粧室へ入ったぞ。どうもさっきから調子が悪いみたいだな」
「調子が悪い……?」
「ああ。腹でも壊したんじゃないか? お前の昼飯に当たってたりしてな」
(ジョーイの料理で食あたりですって!? そんなわけないでしょ!)
思わず扉を開けて否定しそうになった。しかし自分の姿と、太腿を濡らしているものを思い出し、伸ばしかけた手を止める。
「そんなこと……でも、もし食材に問題があったら……。リナ、大丈夫かな……」
心底不安そうな、リナを案じたジョーイの声。それに強い罪悪感で胸を締め付けられるが、耳をそばだてるリナは、ジョーイが大きなあくびをしたのを扉越しに聞いた。先ほどまで心配そうだった声から、急に力が失われている。
「おい、ずいぶん眠そうだな。顔色も悪いぞ」
ブレットの声には、いかにも心配しているような響きが込められていた。しかし扉越しに聞いているリナには、不自然に作られたものとしか思えない。
「き、君に心配されることじゃ……ないよ。僕は平気だから」
「強がるなって。最近、勉強やら何やらで無理しすぎなんじゃないのか?」
「そ、そういうわけじゃないんだけど……。本当に大丈夫だよ。ただ、少し眠いだけで……」
「そうか。お前がそう言うならいいけどな」
しばらく会話が途切れ、さらに大きなあくびが聞こえた。ジョーイが疲れている理由といえば、間違いなくヒーローマン関係だろう。
ジョーイの持つ人気玩具ロボット『ヘイボ』が、ある日雷に打たれた事で謎の変化を遂げ、身長3メートルに超人的な身体能力とパワーを持ったスーパーロボット、ヒーローマンとなったのだ。
そしてジョーイは彼の相棒として、自分の意思に従って動くヒーローマンを伴い、街の様々な犯罪や困っている人を助ける、アメコミ漫画のヒーローのような行動を始めた。
そしてそれは、昨日も同じだったのだろう。
「……ごめん。やっぱり急に身体が重くなってきて……少し保健室で休んでくるよ」
「それがいい。倒れてからじゃ遅いからな」
「でも、片づけが残ってるし……リナのことも……」
「テーブルは俺が片づけておく。リナにも、お前が保健室へ行ったと伝えておくさ」
「……勝手にリナを困らせないでよ」
「分かってるって。今は自分の心配をしろ」
「うん……それじゃ、悪いけど……お願いするよ」
二人の足音が化粧室の前から遠ざかった。ジョーイはラボを出て保健室へ向かい、ブレットは片づけをするふりをして簡易キッチンの方へ戻ったらしい。
ジョーイの声は異常なほど眠そうだった。ブレットが来るまでは疲れた様子など見せておらず、リナと話しながら楽しそうに昼食を準備していたはずなのに。
(本当は疲れてたのに、私が気づかなかっただけ……? 私と食べるために、無理してお昼を作ってくれてたのかな……)
罪悪感が胸を刺す一方で、無理をしてでも自分との時間を大切にして付き合ってくれたジョーイに嬉しさが込み上げ、そしてすぐにブレットのせいで余計な心労まで加えてより疲れさせてしまった事に申し訳なさと、ブレットへの怒りが湧いてくる。
リナは濡れた太腿を備えつけの紙で拭い、膝まで下がっていたショーツを引き上げた。それから震えの残る脚をアンダースコートへ通し、チアユニフォームを身体へ戻していく。
背中のファスナーを上げ、乱れた金髪を鏡の前で整えれば、少なくとも外見だけは普段の彼女へ戻ることができた。
幸い、この最悪な昼食も間もなく終わる。あとは外へ出て、ブレットをラボの外まで連れていき、そのまま追い返せばいい。彼がいなくなったあとでジョーイの様子を確かめ、練習が再開するまでどこか静かな場所で身体を休めよう。
そう考えると、リナはようやく安堵を覚えた。大きく息を吐き、気持ちを奮い立たせて化粧室の扉を開く。
「ひっ……!」
化粧室から一歩出た途端、すぐ目の前に立っていたブレットへぶつかりそうになった。彼は片方の眉を上げ、すっかり衣装を着直したリナを不満そうに眺めている。
「どうして服を着てんだよ、この雌犬が。まさか、あれで終わったと思ってたのか?」
「な……何を言ってるの? ジョーイもいなくなったんだから、あなたも早く帰って……」
「お前だけ気持ちよくなって終わりなんて、不公平だろ。今度はお前がお返しする番だぜ」
安堵とともに浮かびかけていた希望が一瞬で砕け、リナの顔から血の気が引いていく。ようやく終わりが見えたと思った悪夢は、まだ始まったばかりだった。
もしFFのエロをやるならどのナンバリングが見たい?*FF7は意図的に外しています
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