カガリはついにユウナによって初夜を迎えさせられる。
「カガリ様……♡」
不意に名前を呼ばれ、カガリの肩がびくりと跳ねた。顔を上げると、ミヤビはユウナに身体を預けたまま、快感に潤んだ瞳でこちらを見つめている。その隣ではユウナも、とうに気づいていたと言わんばかりの愉悦に満ちた笑みを浮かべていた。
「ずっと私たちをご覧になりながら、ご自分を慰めていらしたのですね♡」
「違う……! これは、私は……!」
カガリはそこでようやく、自分が何をしていたのかを意識した。咄嗟に濡れた下着から指を引き抜き、太腿を固く閉じて手を身体の後ろへ隠す。だが刺激を突然断ち切った途端、身体の奥に溜まっていた熱が行き場を失い、喉から掠れた吐息が漏れた。
「どうして止めるんだい、カガリ?」
「黙れ……! 私は、お前たちを見て悦んでいたわけじゃない……!」
「そうでしょうか、カガリ様?」
ミヤビは乱れた呼吸を整えながらも、穏やかな口調を崩さなかった。つい先ほどまで激しくユウナを求めていた女とは思えないほど理知的な声音でありながら、その顔には隠しようのない幸福が浮かんでいる。
「私には、ご主人様に抱かれている私をご覧になって、とても興奮していらっしゃるように見えました♡」
「お前まで……そんなことを言うな!」
「でも、僕たちが気づくまでずっと続けていたじゃないか。そんなに夢中になっていたのに、今さら違うと言われても説得力がないよ」
「くっ……違う……これは、薬が……!」
カガリは必死に否定したが、閉じた太腿の内側では先ほどまで自分で与えていた刺激の余韻が燻っている。もう手は触れていないというのに、それだけで身体が疼き、指先まで落ち着かなく震えていた。
「薬のせいなら、なおさら我慢する必要なんてないだろう? 身体が欲しがっているものを、素直に与えてやればいい」
「誰が……お前なんかに……!」
憎悪を込めて睨み返すカガリを、ユウナは余裕の笑みを浮かべたまま眺めた。それ以上言い争うこともなく、彼はまだ余韻に身体を震わせているミヤビからゆっくり離れる。
「んっ……♡ ご主人様……♡」
ミヤビは名残惜しそうに小さな吐息を漏らしたが、追い縋ることはなかった。ユウナが髪から手を離して寝台の縁へ腰を下ろすと、自分へ次の命令が下されるのを待つように、その場で従順に姿勢を整える。
「ミヤビ。立ちなさい」
「はい、ご主人様……♡」
まだ脚に余韻を残しながらも、ミヤビはすぐに身を起こした。乱れたタイトスカートを直そうともせず、身体に残った唾液や精液を隠すことさえしない。そのままユウナの前へ立つと、次の言葉を待って静かに頭を垂れた。
ユウナはそんな彼女を満足そうに一瞥すると、床に跪いたままのカガリへ顎を向けた。
「カガリを僕の前まで連れておいで。そんな離れた場所で一人きりで慰めているより、もっと近くで見たいだろうからね」
「承知しました、ご主人様♡」
「違う……! 私は、近くで見たいなどとは……!」
反射的に否定するカガリをよそに、ミヤビは迷いなく歩み寄ってきた。カガリは後ずさろうとしたが、まだ薬の影響が残る脚では思うように身体を動かせず、床へついた掌が僅かに滑っただけだった。
「来るな、ミヤビ……!」
「カガリ様、ご主人様がお呼びです。参りましょう」
「断る! 私は自分で――」
言いかけたカガリの視線が、ミヤビの顔へ止まった。そこには先ほどまでの激しい情交の余韻が色濃く残っているというのに、恥じらいも屈辱もない。ただ主人から命じられた役目を果たせることへの穏やかな歓びだけが浮かんでいる。
「今さら隠す必要はありませんよ、カガリ様」
「……っ」
「ご主人様は、カガリ様が何をしていらしたのか、最初からすべてご覧になっています♡」
ミヤビはそう囁くと、身体の後ろへ隠されたカガリの手へ視線を落とした。カガリは羞恥に頬を赤くしながら、その手をさらに背中側へ押し隠す。
「だから何だ……! 私はまだ、お前たちのようには――」
「ええ。まだ、ですよね♡」
最後まで言わせることなく返された一言に、カガリの顔が強張った。
だがミヤビはそれ以上何も言わず、ただ柔らかく微笑んでカガリの前へ膝をつく。その向こうでは、寝台に腰掛けたユウナが二人を眺めながら、次に自分の前へ連れてこられる花嫁を待ってニヤニヤと嗤っていた。
「カガリ様。立てますか?」
「触るな……! 私は、自分で歩ける!」
差し伸べられた手を振り払おうとしたものの、まだ薬の影響が残る腕には十分な力が入らない。それでもカガリは床へ手をつき、震える脚へ力を込めてどうにか立ち上がった。
「それでしたら、ご主人様の前までご自身でお進みください」
「言われなくても……!」
一歩踏み出すたびに膝が震えた。ミヤビはすぐ隣を歩きながらも手を出さず、ただ倒れそうになれば支えられる距離を保っている。カガリは先ほど自分を慰めていた右手を固く握り締め、その湿り気を隠すように身体の脇へ押しつけた。
目を上げれば寝台に腰掛けるユウナがいる。少し視線をずらせば、その傍らを歩くミヤビの太腿には、つい先ほど彼から与えられたものがまだ残っていた。見まいとするほど、カガリの視線は二人のあいだを落ち着きなく行き来してしまう。
「よくできたよ、ミヤビ。カガリを僕の前へ跪かせなさい」
「はい、ご主人様。カガリ様、こちらへ」
「私は……!」
カガリは拒絶の言葉を口にしかけた。だが、先ほど自分が何をしていたのかを二人とも知っている。その事実が頭を過ぎっただけで頬が熱くなり、威勢よく吐き出すはずだった声が喉の奥で弱まった。
ミヤビが肩へそっと手を添える。カガリはそれを振り払わず、唇を強く噛みながら震える脚を折ると、再びユウナの前へ両膝をついた。だが、ここにきてその屈辱が今度はカガリの怒りに火をつけた。
「お前……ミヤビに何をした、ユウナ! 今すぐ元に戻せ! さもないと、二度と立ち上がれなくなるまで痛めつけてやる!」
荒い息のまま怒鳴りつける。先ほどまで自分を慰めていた右手は、濡れた指先を隠すように強く握り込まれていた。
「いいえ。カガリ様にはできません」
「……ミヤビ?」
だがその言葉に答えたのはユウナではなかった。カガリが振り向くと、それまで浮かべていた蕩けた笑みを消したミヤビが、僅かに眉を寄せて真っ直ぐこちらを見据えていた。
「ご主人様へ危害を加えるなど、二度と口になさらないでください」
「なっ……」
「私に恥をかかせるおつもりですか、カガリ様。ご主人様はあなたへ命令なさいました。正式に妻となられた以上、そのお言葉へ逆らうのではなく、ご主人様に相応しい妻として振る舞うべきです」
つい先ほどまで淫らな声を上げていた女と同じとは思えないほど、その口調は冷静だった。しかし、ユウナを「ご主人様」と呼ぶ声に宿った熱だけは消えていない。
「始まりに薬があったとしても、今の私は仕方なく従っているわけではありません。ずっと以前から、自分の意思でこの方を選び、ご主人様の女として生きています」
「お前は……本気でそんなことを……」
「ええ。ですから、ご主人様へ危害を加えるというのなら、たとえカガリ様であっても見過ごすつもりはありません」
カガリは信じられないものを見るようにミヤビを見つめた。だが彼女は一歩も退かず、それどころかユウナを庇うように僅かに身体を寄せる。
「もし本当にご主人様へ手を上げるのであれば、私はキオウ家当主として、代表首長としての適格性に疑義があると正式に申し立てます。セイラン家とも協議し、必要なら権限停止を首長会へ求めます」
「お前……私を、代表首長から引きずり下ろすつもりなのか……?」
「ご主人様を守るために必要であれば」
迷いのない即答に、カガリの表情が強張った。ミヤビはそれ以上言葉を重ねず、ユウナのすぐ傍らへ戻ると、その肩へ触れるほど近くに寄り添った。
「どうやら、僕が口を挟む必要はなさそうだね」
「当然です、ご主人様。あなたを害そうとする方を、黙って見過ごすことなどできません」
先ほどまでの怒気は薄れていたが、ユウナへ向ける眼差しには変わらぬ熱が宿っている。その豹変を目の当たりにしたカガリは、膝の上で固く拳を握った。
「ミヤビ……お前まで、私を……」
「これでわかっただろ、カガリ? わかったら、早いところ君の身体を夫である僕の前に晒すんだ」
掠れた声は最後まで続かなかった。かつてなら自分と同じ側に立ち、ユウナの横暴を咎めていてもおかしくなかった女が、今では自分を脅してでも彼を守ろうとしている。
その事実にカガリは俯き、握り締めていた拳をゆっくりと開いた。やがてユウナの命令通り指先を胸元へ持ち上げ、ドレスを脱いだあとも残っていた白いレースへ触れる。
「……っ」
そこで一度、手が止まった。ユウナもミヤビも何も言わず、ただカガリの次の行動を見つめている。その沈黙に耐えきれなくなったように、カガリは唇を噛んで背へ手を回した。
先ほどまで自分を慰めていた指にはまだ湿り気が残り、小さな留め具の上を一度滑った。苛立ったように眉を寄せ、もう一度指へ力を込めると、ようやく金具が外れる。
支えを失ったレースが腕を伝って床へ落ちると、カガリは反射的に腕を胸元へ上げかけた。だが途中で動きを止め、羞恥に顔を歪めながらも、ゆっくりと腕を身体の脇へ戻す。
ミヤビは何も言わず、ただユウナの傍らから静かに見つめていた。その視線を意識したカガリは、唇を噛みながら小さく吐き捨てることしかできない。
「……見るな」
掠れた声とは裏腹に、カガリは今度は腰へ手を下ろした。残っていたガーターベルトを外し、先ほど自分で触れたせいで大きく乱れていた小さなショーツを太腿へ滑らせる。
足首まで落ちた布から片脚ずつ抜き、最後にストッキングも脱ぎ捨てた。床へ白い布が重なり、やがてカガリの身体を覆うものは何ひとつ残らなくなる。
日に焼けた健康的な肌と、鍛えられたしなやかな肢体。引き締まった腰や長い脚には、守られて育っただけの姫君ではなく、自ら戦場へ立ってきた者の強さが残されている。
だが今、その脚は細かく震えていた。カガリはせめてもの抵抗のように腿を閉じるものの、先ほどまで自分が何をしていたのかまでは隠せない。
濡れた内腿へ自分でも一瞬視線を落としてしまい、カガリの頬がさらに赤く染まる。慌てて顔を上げた先では、ユウナの視線が胸元から腹部を辿り、ゆっくりと閉じた股間部へ下りていた。
触れられてさえいないというのに、カガリの肩がびくりと震える。その反応まで見届けたユウナの口元に、満足そうな笑みが浮かんだ。
「見事だよ、カガリ」
「……見るな」
命令するように吐き捨てたつもりだったが、その声は先ほどよりも弱く掠れていた。身体を背けることもできず、カガリはただ羞恥に顔を赤くしながら、ユウナの視線に耐えている。
そんな彼女を見て、ミヤビはようやく険しかった表情を和らげた。ユウナの傍らへ寄り添ったまま、裸体を晒すカガリへ柔らかな微笑を向ける。
「ありがとうございます、カガリ様。ご主人様の前で、最後までお姿を隠さずにいてくださったことを嬉しく思います。とても美しいお身体です」
「お前に……そんなことを言われたくない……」
「恥ずかしがる必要はありません。先ほども、私がご主人様に抱かれているところを、ずっとご覧になっていたではありませんか」
「っ……!」
先ほどまで隠れてしていたことを指摘され、カガリの頬が耳まで赤く染まった。膝の上で握り締めた右手にはまだ湿り気が残っており、指を挿し入れていた陰裂には熱が疼いていて、それが否定の言葉を喉の奥へ押し戻す。
「よくできました、カガリ様」
「よくできた、か」
ミヤビが恍惚とした言葉でカガリを褒めると、ユウナがそこで口を挟み、楽しげに目を細めた。
「僕の前まで来いと言われてからも、ずいぶん時間をかけてくれたけれどね。それに僕たちを見ながら、自分だけ先に楽しんでいたことも気に入らないな」
「見ていたんじゃない……あれは……!」
「では、その手と股間はどう説明するんだい?」
「……っ」
カガリは答えられず、握った拳へさらに力を込めた。俯いた顔を金髪が隠すが、剥き出しになった肩まで赤く染まっている。
「これは罰が必要だと思わないかい、ミヤビ?」
「ご主人様がお望みでしたら。カガリ様には、ご主人様の前でどのように振る舞うべきなのか、きちんと覚えていただいたほうがよろしいかと」
「そういうことだ。カガリ、立ちなさい」
カガリは反射的にミヤビを見た。ほんの僅かでも迷いや同情が残っていないか確かめるような視線だったが、ミヤビはユウナの傍らへ寄り添い、静かな微笑を浮かべているだけだった。
「ミヤビ……」
「ご主人様がお命じです、カガリ様」
その一言に、カガリは唇を噛んだ。やがて床へ手をつき、まだ僅かに震える脚へ力を込めて立ち上がる。
裸体を二人の前へ晒したまま立つだけで、カガリの呼吸は浅くなった。太腿を固く閉じても先ほどまでの痕跡までは隠せず、ユウナの視線がそこへ落ちるたび、身体が僅かに強張る。
「そんな目で……見るな……」
掠れた抗議にも、ユウナは答えなかった。怒りに濡れた瞳も、赤く染まった頬も、呼吸に揺れる胸元も、遠慮なく眺めている。
カガリは堪えかねて顔を背けたが、それ以上は動けなかった。ユウナはしばらく彼女を眺めたあと、満足そうに口元を緩める。
「後ろを向きなさい。罰を受けるため、その尻を僕へ差し出すんだ」
「なっ……!」
命令の意味を理解した瞬間、カガリの琥珀色の瞳が大きく見開かれた。羞恥に染まっていた顔がさらに赤くなり、反射的に拒絶の言葉を吐きかける。
だが、その視線が再びミヤビへ向かった。ミヤビは何も言わず、ユウナの傍らから静かに見返している。
「くっ……! こんな、屈辱……!」
カガリは誰に向けたのかも曖昧な抗議を漏らしながら、震える身体をゆっくりと反転させた。両手を自らの太腿へ置き、指を小麦色の肌へ食い込ませながら、上半身を僅かに前へ倒していく。
引き締まった腰を反らして丸みを帯びた臀部を差し出す姿勢になると、固く閉じていた内腿も僅かに開いた。先ほどまで自ら慰めていた名残で濡れた股間まで二人の視線へ晒され、カガリは耐えるように奥歯を噛み締める。
「これで……満足か……?」
羞恥を押し殺した声を聞きながら、ユウナは目の前へ差し出された姿を眺めた。鍛えられた腰から続く臀部は柔らかな丸みを帯び、力を入れて姿勢を保とうとするたびに微かに震えている。
ユウナはしばらくその眺めを堪能すると、躊躇なく片手を振り上げ、突き出された片側へ強烈な平手を叩き込んだ。
バチンッ!
「ああっ!!」
鋭い音が寝室へ響き、カガリの裸体が大きく跳ねた。叩かれた尻の肉が波打ち、白い指の跡を浮かべながら赤く染まっていく。予想していたはずの衝撃だったにもかかわらず、その刺激に閉じた太腿までびくりと震えた。
「ずいぶん可愛らしい声を出すんだね、カガリ」
「今のは……突然だったからだ……!」
強がる返答を聞いたユウナは眉を上げ、今度は反対側へ掌を打ちつけた。続けて二度、三度と平手が落ちるたび、鋭い音に重なってカガリの唇から押し殺しきれない吐息が漏れる。
「んあっ! ああ゛っ! んんぁぁっ!!」
赤みを増した臀部は掌を受けるたびに大きく揺れ、その振動が腰から胸へ伝わっていく。カガリは太腿へ置いた指に力を込め、命じられた姿勢を崩すまいと懸命に耐えた。
だが、脚には次第に力が入らなくなり、膝が頼りなく揺れ始める。ユウナの視線が僅かに開いた鼠蹊部へ向かうと、それに気づいたカガリは羞恥に眉を寄せ、さらに脚へ力を込めた。
先ほど二人を見ながら指を這わせていた時点で、身体にはまだ強い熱が残っている。そこへ臀部を叩かれる刺激が加わるたび、カガリの呼吸は乱れ、濡れた内腿が擦れ合った。
「もしかして、楽しんでいるのかい?」
「そ、そんなわけが――んああっ!」
否定を言い終えるより先に、ユウナの掌が再び赤くなった尻へ叩きつけられた。カガリは全身を硬直させた直後、甘く掠れた声を漏らし、恥じるように顔を伏せる。だが臀部は逃げることなく差し出されたままで、ユウナの視線から赤く腫れた皮膚さえ隠そうとしない。
「違う……私は、楽しんでなど……」
震える声は徐々に細くなり、掠れた吐息が混ざった。閉じた脚の内側からは透明な雫が一筋流れ、床へ小さな水跡を作る。それに気づいたミヤビが、ユウナへそっと耳打ちした。
「カガリ様は、ご主人様に罰していただいて悦んでおられます」
「へえ、本当かい?」
「はい。先ほどお一人で慰めていた時よりも、明らかにお身体の反応が良くなっています」
「やっぱりね。僕が言った通りだった」
ミヤビの言葉を確かめるように、ユウナはもう一度掌を振り下ろした。カガリは反射的に身体を跳ねさせ、抑えきれない声を漏らす。
「ひゃあっ! あっ、あぁぁっ……! ち、ちがっ……んあっ、あひぃ!」
先ほどまでは痛みを感じるばかりだったはずなのに、打ち据えられるたびに尻の奥から広がる熱がじわりと全身へ浸透していく。
何度も平手を受けた皮膚は完全に赤く染まり、カガリが僅かに動くだけでも鈍い痺れと快感が走った。だが閉じた股間へ滴る液体が増えるたび、羞恥だけは鮮明に蘇ってくる。
「認めたらどうだい? 僕に叩かれて悦ぶ君の姿は、なかなか可愛らしいじゃないか」
「だ、黙れ……! 誰が、そんな……ああっ!」
否定の言葉はまたしても最後まで続かない。ユウナが続けて振るった平手は、これまでよりも力を込めて尻全体へ叩きつけられた。鋭い音が寝室へ響くと同時に、カガリの身体が大きく跳ね上がる。
「あああっ! あっ、ひっ、あひぃぃっ!!」
「ふふっ♡ 少なくとも、お身体はそう言っていないようですね、カガリ様」
「ああっ、あんっ! か、勝手なことを言うな、ミヤビ!」
「では、先ほどご主人様が私のお尻を叩くたび、カガリ様の指が一際激しく動いていたのは、なぜでしょう?」
「……っ!」
カガリの肩がぴたりと止まった。振り返ることもできず、赤くなった顔を伏せたまま唇を震わせる。
「私もご主人様に抱かれていましたから、最初からずっと見ていたわけではありません。ですが、何度かカガリ様へ目を向けたときには……そのたびに、指の動きが速くなっていましたよ♡」
「そんなはず……っ」
掠れた声はそこで途切れた。閉じた脚の内側から滴る液体は、既に太腿を伝って膝まで濡らしている。カガリは震える指でそれを拭うこともできず、ただユウナから命じられた姿勢を保つために脚へ力を込めた。
その時、ユウナの掌が一際強く尻へ打ちつけられた。これまでよりも深い痺れが広がり、カガリの膝がかくんと曲がる。
「あひぃぃっ!! んっ、あっ、ああぁぁっ!!」
「今のはよかったね。もっと聞かせてくれ」
「だ、黙れ……んあっ! あぁっ! おっ、お゛ぉっ、おほぉぉっ!!♡♡」
平手が落ちるたび、カガリの声は抑えられなくなっていった。最初は羞恥に耐えていた呻き声が、次第に艶を帯び、抑えきれない快感を滲ませていく。
ミヤビは満足そうに微笑みながら、カガリへさらに語りかけた。
「やはりご主人様は素晴らしいお方です♡ 私も叩かれるたびに、このお方に従う幸せを思い知らされました。カガリ様も同じ気持ちになるまで、たくさん叩いていただきます♡」
「あぁっ……♡ 違う……私は、こんな……!」
「強がらなくても大丈夫ですよ。先ほどは一人で隠れて楽しみましたが、ご主人様から直接いただく快感に比べれば、稚拙な行為にすぎなかったでしょう♡」
ミヤビの言葉は棘のない微笑と共に投げかけられているというのに、カガリには針のように突き刺さった。ユウナに命じられた通り裸体を晒し、指示された姿勢で臀部を差し出している自分が惨めで堪らない。
そのはずなのに、赤く腫れた尻へ新たな平手が落ちるたび、カガリの腰は微かに浮き上がり、甘い声が喉から漏れた。
「ああっ、おほぉっ! んあっ、んんんんっ!!」
「僕に叩かれて嬉しいのかい?」
「そんな、わけ……! あひぃっ、んおっ、あぁぁっ!!♡」
否定すればするほど、身体は正直に反応してしまう。尻へ打ち込まれる平手は容赦なく続き、打たれるたびに尻肉が大きく波打ち、そこから広がる快感に身体が震えた。何度目かの刺激が脊髄を駆け抜けた瞬間、カガリの視界が白く弾ける。
「ひっ、ひゃぁぁっ! あひぃっ、んおっ、おおぉぉっ!!♡♡」
びくんっ、びくんっ……! ぶしゃ、ぶしゃぁぁぁぁぁっっっ♡♡
太腿を閉じたままカガリの腰が浮き上がり、震える陰裂から透明な液体が勢いよく吹き出した。閉じた脚の間から漏れ出た雫は床へ広がり、彼女が味わった絶頂の深さを物語っている。
「まったく、カガリ様。今夜のために整えさせた部屋を、そのように汚されては困ります。この絨毯を清めさせるのも、決して安くはないのですよ」
「はぁ、はぁ……! だ、誰の……せいだと……思っている……!」
カガリは肩で息をしながら睨み返したが、その姿には先ほどまでの迫力がない。赤く染められた尻を高くしたまま床へ手と膝をつき、濡れた秘部を二人へ晒しているうえ、呼吸をするたびに絶頂の余韻を残した身体が細かく震えている。
ユウナはそんな彼女をしばらく満足そうに見下ろしていた。ここまで強がりを続けながら、身体だけは隠しようもなく反応している。その姿を眺め終えると、寝台の縁へ腰を下ろしたまま、今までよりはっきりした口調で告げた。
「さて、次は君が夫を満足させる番だ、カガリ。僕の肉棒へ自分から跨がって、ミヤビが見ている前で腰を振りなさい」
「な、何を言っている!? 断る! そんなこと、誰がするものか!」
カガリは反射的に上体を起こし、まだ僅かに震える脚へ力を込めて立ち上がった。濡れた腿を擦り合わせながら勢いよく振り向き、平手で打たれたかのような顔でユウナを睨みつける。
「カガリ様……」
だがそれも、ミヤビが低く名前を呼んだだけで、その拒絶は終わらせられた。
先ほど告げられた警告は、まだカガリの頭に残っている。逃げ道を無くした彼女は全裸姿のまま落ち着きなく指を動かすと、ユウナとミヤビを悔しそうに交互に見つるしかなくて。
そんな彼女へ見せつけるように、ミヤビは主人の固く勃起した肉棒を恭しく手に持つと、挿入しやすいように上向きへ固定した。
「さあ……こちらへ来て、ご主人様の肉棒へ跨がってください」
「……っ!」
カガリは一歩後ずさった。ミヤビが両手で支えている肉棒は、さきほどまでミヤビ自身を貫いてものだ。先端はまだ彼女の愛液と白濁液の残りで濡れており、血管の浮き出た表面が室内灯を反射して不吉に光っている。
「できるわけがない……! こんな……っ」
掠れた声は途中で途切れ、喉を鳴らすだけになった。赤く腫れた尻が疼き、そこから広がる熱が再び腰を震わせる。それでも拒絶の言葉だけは押し出そうとしたが、ミヤビが冷たく見つめ返すのを感じて口を噤んだ。
「カガリ様。早くしませんと、いつまでもご主人様をお待たせすることになりますよ」
ミヤビの声は穏やかだったが、その底には明確な圧力が潜んでいた。ユウナは寝台の縁に腰掛けたまま動かず、二人のやり取りを愉しげに眺めている。
「……っ」
カガリは視線を逸らすように俯いた。白い壁に映る影だけが唯一の逃げ場のように思えたが、そんなものはどこにもない。濡れた内腿が擦れ合い、そこからじわりと溢れた雫が再び膝へ流れる。
「来なさい、カガリ」
ユウナの声は命令的ではあったが、そこには妙な優しささえ含まれていた。それが余計にカガリの神経を逆撫でし、胸の奥に苛立ちと恐怖と屈辱がないまぜになって渦巻く。
「私に……こんなことをさせて……何が楽しい!」
「ふふっ。楽しいさ。これから君が僕へ何を与えてくれるのか、考えただけでも興奮する」
ユウナの言葉は下品だったが、その眼差しは獲物を見つけた狩人のように真剣だった。逃げ場のない視線に捕らえられ、カガリはついに観念したように身体を動かす。
膝を折り、ゆっくりと床を滑るように前へ進んだ。裸体を晒したままユウナの前まで来ると、肉棒を支えるミヤビの両手が作る溝へ沿って腰を下ろす。
「んっ……」
熱を持った亀頭が入り口へ触れた瞬間、カガリの膝が小さく震えた。先ほどまで指を入れていた狭い場所が、別の感触で満たされようとしている。
「まだ怖いのかい?」
「う、うるさい……! 黙っていろ……!」
ユウナの問いかけを跳ね除けると、カガリは両手を背後へつき、肩幅程度に開いた脚を僅かに広げた。入口が開きやすくなると、そのまま腰を沈め、肉棒を迎え入れていく。
「んっ、あっ……!」
ミヤビの指先が微妙に肉棒の位置を調整してくれており、亀頭が入口へ触れる瞬間には細心の注意を払っていた。カガリのそこは既に先程の絶頂で熟れており、簡単に先端を飲み込むと、彼女の体重が徐々に乗っていくにつれて奥へ奥へと肉棒を受け入れる。
「うああっ……!」
根元まで入った瞬間、カガリは歯を食いしばって天井を見上げた。痛みと快感が混じり合った熱が全身を駆け巡り、呼吸がうまくできない。濡れた瞳が宙をさまよい、やがて力なく瞼が閉じられる。
「ふふっ♡ 入りましたね」
「ま、まだだ……! 動かないで、や……んっ!」
ミヤビの囁きに反射的に叫んだ瞬間、カガリの身体がびくんと跳ね上がった。無意識に締めつけてしまったことで、ユウナの肉棒が内部を押し広げる感触がさらに強く伝わったのだ。
その反応を見逃さなかったユウナは、両手を彼女の胸元へ伸ばした。そして呼吸に合わせて揺れている乳房を下から掬い上げ、掌の中で柔らかな肉を揉みしだく。
さらに親指と人差し指で乳首を摘まむと、カガリの唇から抑えきれない悲鳴が漏れた。
「ああっ……! や、やめろ……! 触るな……!」
「初めてにしてはよく締まるじゃないか。偉いぞ」
「っ、お前の指図など……受けたくない……! あっ、あひっ……!」
強気な言葉は途中で崩れ、代わりに甘い喘ぎが漏れる。ユウナはそんな彼女を見つめながら、乳房をさらに強く握り込み、乳首を引っ張った。
「あひぃっ! や、やめ……!」
「どうだい? ミヤビの手も欲しいだろう?」
「い、いらない……! これ以上、私に触るな……! ひゃんっ!?」
ミヤビの両手がユウナの手へ重なり、一緒に乳房を揉みしだき始めた。ユウナは乳輪全体を掴むようにして膨らみを持ち上げながら、ミヤビの指は乳首へ集中して摘まみ、爪先で擦り上げる。
「んひぃぃっ! や、やめろ……! そんな風にするな……!」
カガリは髪を振り乱して叫んだ。だがその声に込められたのは抗議というより、嬲り者にされることへの恐れだった。
「カガリ様……もっと素直になってください。ご主人様に触れていただけているのに、そんなに勿体ないことありませんよ♡」
「ふざけるな! 私が、お前たちに……ああっ!!」
否定しようとした途端、ユウナが肉棒で膣内の奥を軽く突き上げた。ミヤビも同時に乳首を捻り上げ、カガリの背筋を電流が駆け抜ける。
「ふふっ♡ また大きく締まりましたね。もっと気持ちよくなりたいですか? それなら、何をすればいいか、もうわかっているはずです」
蕩けた表情を浮かべたミヤビが、まるで僧侶を堕落に誘う淫魔のように、カガリの耳元で告げる。
「ご自分で腰を振るんです。ご主人様のオチンポを、あなたのオマンコで気持ちよくしてあげるんですよ」
「っ……!」
カガリは唇を噛み締め、ミヤビを睨みつけた。だがその瞳に宿る光は弱々しく、頬も赤く染まっている。ユウナの肉棒を咥え込んだままの下半身は、すでに自分の意思とは関係なく小刻みに震えていた。
「できるわけがない……! そんなことをしたら……」
「したら、何だい?」
「っ……!!」
カガリは答えられず、ただ小さく首を振った。しかしその動作に合わせて身体が揺れ、肉棒をより深く感じる。内腿に伝う雫が増え、二人の視線から隠れる術はない。
「もう一度だけチャンスをあげよう。僕たちを満足させる方法を考えて、それを実践してみなさい。君が素直になれないというなら、ミヤビが代わりに教えてくれるだろう」
「どうぞ♡ カガリ様のペースで動いてみてください♡」
「やめろ、ミヤビ! 貴様は黙っていろ……!」
ミヤビの囁きを振り払うように首を振ったカガリだったが、彼女の身体は無慈悲なまでに正直だった。肉棒を包み込む柔肉は熱く脈動し、浅ましいほど貪欲に男の種を求めている。
だが理性はそれを受け入れられず、カガリは唇を噛み締めて最後の抵抗を試みる。
「そんなこと……私は……」
「どうしてもできないというなら、ミヤビ。僕に代わって彼女に教えてやってくれ」
「はい、ご主人様♡」
「ま、待て……! ミヤビ!? お前、何を……!」
制止の言葉は間に合わなかった。ミヤビはカガリの耳元から離れると、彼女の背中へ回り込み、両膝裏を掴む。そのまま身体ごと持ち上げるようにして、肉棒から膣口が抜ける寸前まで引き離した。
「うああっ……!? やめろ……!」
「まずは基本から学びましょう、カガリ様♡」
ユウナと向き合う体位を維持したまま、ミヤビはゆっくりと腰を下ろしていく。肉棒の先端が再び入口を捉え、焦らすような速度で膣内へ侵入していった。
「や、やめろ! やめろぉぉっ、おっ、んおお゛お゛ッッ!?♡」
ズブズブッ♡ バチュンッッ♡♡
カガリの腰が最奥まで落ちた瞬間、子宮口へ肉棒の先端が押しつけられた。あまりの衝撃に意識が飛びかけ、開いた唇から唾液が糸を引く。
「んお゛っ、お゛ぉっ……! そんな、奥に……っ!♡」
「ほら、しっかりご主人様のお顔を見て、次は少しずつ腰を浮かせて……オチンポが抜けるか抜けないくらいまで持ち上げるんです。そう、これが正しい『騎乗位』のやり方です♡」
ミヤビの指導は丁寧だったが、その動きは容赦がなかった。カガリの腰を支える両手に力を込め、ゆっくりと上下に動かす。
「ああっ……! やめ……んああっ!♡」
肉棒が膣内で往復するたび、カガリの喉から甲高い声が漏れた。抵抗したいのに身体は勝手に感じてしまい、腰が僅かに前後に揺れる。その様子を見たユウナは、面白そうに目を細めた。
「ハハハッ、いいぞカガリ。その調子でたっぷりとミヤビから教育してもらうといい」
「んおっ、おおっ……! き、教育なんて……要らな、んあっ! あっ、ああっ!♡」
ミヤビの指導は続く。カガリの腰を掴んだまま左右に揺らしたり、円を描くように回したりと様々な動きを教え込んだ。その度に肉棒が膣壁を擦り上げ、カガリの理性は少しずつ削り取られていく。
「ああっ、あっ、んあぁっ!♡ やめ……やめて……!」
「ほら、もっと深く沈めて。ご主人様が喜ぶところを自分で探すんです」
「んおお゛ぉっ!! そこ、ダメ……!!♡」
肉棒が最も敏感な部分を擦り上げた瞬間、カガリの背筋が弓なりに反った。その反応を見逃さなかったミヤビは、執拗にその一点ばかりを責め立てる。
「ここですね♡ ここがカガリ様の弱点なんですね♡」
「ち、違う……! そこは……あひぃぃっ!!♡」
否定の言葉は嬌声に呑み込まれた。ミヤビは巧みに腰を操り、弱点を集中的に攻め立てる。カガリの身体は既に制御不能状態へ陥りつつあり、乳房を掴むユウナの手へ自ら身体を押しつけるように前のめりになっていた。
「お前……んおっ、こんな……! んひぃぃっ!!♡♡」
「ふふっ♡ もうすっかりメスの顔になっていますよ、カガリ様♡ ご主人様にオチンポで突かれて、気持ちよくなるのが癖になってしまうかもしれませんね♡」
ミヤビの言葉責めに合わせて、ユウナが腰を突き上げた。カガリはその衝撃を受け止めきれず、仰け反ったまま絶頂を迎える。
「んお゛っ、おほぉぉっ!? んひぃっ! あひぃっ、イグぅぅっ!!♡♡♡」
ユウナが突き上げると同時に、カガリの身体は大きく跳ね上がった。絶頂の快感に全身が痙攣し、開いた唇からは涎が滴り落ちる。だがミヤビの指導は止まらない。絶頂中にさらに腰を揺さぶり、敏感になった粘膜を肉棒で擦り上げる。
「ああっ! んひぃぃっ!? やめ……もう……やめぇぇっ!!♡♡」
「ダメですよ、カガリ様♡ まだ授業は終わっていません♡ もっとオチンポの動きに慣れていただきませんと♡」
絶頂の最中にさらなる快感を与えられ、カガリの理性は粉砕されかけていた。ユウナはそんな彼女の変化を愉しみながら、さらにミヤビへ指示を出す。
「ミヤビ、次は自分で動けるように教えてやれ。僕を楽しませる方法を、ちゃんと身体に覚えさせてやってくれ」
「畏まりました、ご主人様♡ それではカガリ様、そろそろご自分の意思で動いてみましょうか♡」
ミヤビはカガリの腰から手を離した。カガリは突然解放されたものの、バランスを崩してそのまま前に倒れ込む。肉棒が深く刺さったままの状態で、ユウナの胸元へ両手をついた。
「んああっ……! も、もういいだろう……! これ以上は……!」
「何を言っているんですか? まだ全然終わっていませんよ♡」
ミヤビはカガリの背後へ回ると、再び腰を掴んだ。今度はゆっくりと上下運動を開始させる。
「んおっ、あっ、ああっ!?♡」
「ほら、ご主人様のオチンポの形をよく覚えてくださいね♡ 奥までしっかり咥え込んで……そう、そうです♡ 今度は自分でやってみてください♡」
ミヤビの言葉に促され、カガリはゆっくりと腰を上下し始めた。まだ拙い動きではあるが、肉棒を包み込む膣壁は熱く脈動しており、快感を貪欲に求めている。
「ああっ……! なんで……こんな……っ!♡」
「上手ですよ、カガリ様♡ その調子で、もっと気持ちよくなりましょうね♡」
ミヤビの囁きに背中を押されるように、カガリの腰振りは徐々に激しくなっていった。最初はぎこちなかった動きが、次第に滑らかさを増していく。
「ああっ、あっ、んあぁっ!♡ こんな……はずじゃ……!」
「いいぞ、カガリ。その調子だ。もっと激しく腰を振れ」
ユウナの命令に従うように、カガリの動きは加速していく。肉棒を包み込む粘膜は愛液に塗れ、上下運動の度に卑猥な水音を立てた。
「んあっ、あっ、ああっ!♡ やめ……んおおっ!?♡」
「フフッ♡ だいぶ板についてきましたね、カガリ様♡ でもまだ足りませんよ。ご主人様はもっと激しい動きを望んでいらっしゃいます」
ミヤビの言葉に反応するように、カガリは更に腰振りを加速させた。もはや理性による自制は失われつつあり、本能の赴くままに快感を貪っている。
「ああっ、あっ、んあぁっ!♡ ぁっ、あんっ……も、もっと……!♡」
そして快楽に犯された思考は、ついに自分からユウナを求めるような一言を口走ってしまった。
「……っ!」
自分が何を口にしたのか気づき、カガリの瞳が大きく見開かれる。顔にはすぐさま羞恥が広がったが、今度は先ほどのように「違う」と言い直すことができなかった。
「ご主人様が聞いておられます。もう一度、きちんとお願いしてください」
「~~~っ!」
カガリは唇を噛み締め、必死に抵抗しようとした。だが、ミヤビの手が乳房を優しく撫でると、その動きに合わせて腰が微かに揺れてしまう。すでに蕩けきった肉体は、もはや理性の命令を聞くことを拒否していた。
「……ユウナ」
「なんだい、カガリ?」
「もっと……深く……! 私の奥まで、突いてくれ……!」
自分でも驚くほど素直な懇願が出た瞬間、ユウナは満足そうに口角を上げた。そして肉棒を最奥へ突き込むと、子宮口を抉るような強烈な一撃を加える。
「んお゛お゛お゛っっ!?!♡♡」
カガリの身体が大きく仰け反った。先ほどまでの拙い腰振りとは比較にならない暴力的な快感に襲われ、瞳が虚ろに染まる。
「ははっ、いいぞカガリ。君もようやく理解してくれたみたいだね」
ユウナはカガリの両腰を掴み、その身体を上下に揺さぶり始めた。カガリは反射的に両手をユウナの膝に置き、その動きに耐えようとする。
「んおっ、おっ、おおぉっ!?♡ これ、すご……んああぁっ!!♡」
ミヤビが教えた通り、自ら腰を揺らしながら肉棒を迎え入れる。膣壁が擦れるたびに快感が迸り、全身が熱く燃え上がった。
「そう、そうです♡ もっと自分からご主人様に尽くすんです♡」
ミヤビの声援を受けながら、カガリは必死にユウナの突き上げに合わせるように腰を振り続けた。初めはタイミングが合わなかった動きも、徐々に同調し始め、互いの快感を最大限に引き出していく。
「んあっ、あっ、ああっ!♡ すごい……気持ちいい……!♡」
「いいぞ、カガリ。その調子だ」
ユウナの言葉に励まされるように、カガリの腰振りはさらに激しさを増した。愛液に塗れた肉棒が出入りするたびに水音が響き渡り、結合部からは白濁した液体が泡立ちながら溢れ出る。
「あひぃっ! んああっ! これ、すごい……!♡ もっと……もっとしてぇっ!♡」
カガリはもはや自分が何を言っているのかもわからない様子で、ただひたすら快楽を貪り続けていた。ユウナの動きに合わせて腰を揺らし、子宮口を突かれるたびに歓喜の声を上げる。
「んお゛っ、おっ、おおぉっ!?♡♡ イクぅぅっ!!♡♡♡」
ミヤビに教えられた通り、カガリは自ら膣壁を締めつけながら絶頂へと昇り詰めていった。ユウナもまた、カガリの最奥を突き上げながら射精を迎える準備を整える。
「さあ、出すぞ……! 全部子宮で受け止めろ、カガリ!!」
「んお゛お゛お゛っっ!?!♡♡♡ あひぃぃっ!!♡♡♡」
びゅるるるるるるるる!!!!
熱い白濁液が子宮口を満たしていく感覚に、カガリは再び絶頂を迎えた。全身が痙攣し、開いた唇からは泡立った唾液が滴り落ちる。その表情は完全に快楽に溺れきっており、もはや代表首長としての面影はどこにも残っていなかった。
「んおっ、おっ、おおぉっ……!♡」
「ふふっ♡ とっても気持ちよさそうですね、カガリ様♡ どうですか? 気持ちよくなりましたか?」
ミヤビの質問に対し、カガリは言葉ではなく、全身で答えた。身体を反らし、ユウナの肉棒を咥え込んだまま絶頂の余韻に浸る姿は、まさに奴隷そのものであった。
「んおっ、おっ、おおぉっ……!♡ すごい……気持ちいい……!♡」
「フフッ♡ 本当によくできましたね、カガリ様♡ 最初はあんなに嫌がっていたのに、今はご主人様のオチンポに夢中になっているご様子♡」
ミヤビの言葉責めに合わせて、カガリはゆっくりと腰を揺すり始めた。もはや羞恥心などどこかへ消え去ってしまい、ただ純粋に快楽を求めるだけの存在と化している。
「まだし足りないようだね、カガリ。それなら、夫に対して言うべき言葉があるんじゃないかな?」
「〜〜〜〜っ!」
ユウナの言葉に、カガリは再び羞恥の感情を取り戻した。だが、その瞳はすぐに期待に染まる。ミヤビがその変化を見逃さず、耳元で優しく囁いた。
「ほら、素直になってください。ご主人様に愛していただけることは、とても幸せなことなんですよ?」
「ああっ……!」
カガリは僅かに身悶えしたが、ミヤビの言葉が引き金となり、遂に最後の一線を超えてしまう。
「ユウナ……!」
「なんだい?」
「好きだ……! 大好きだ……! だから、もっと私を抱いてくれ……!」
その言葉を聞いた瞬間、ユウナは満足そうに口角を上げた。そしてカガリの腰を掴み、先ほどよりも激しいピストン運動を開始する。
「んおっ、おっ、おおぉっ!?♡ これ、すごい……!♡」
カガリは再びユウナに抱かれながら、獣のような嬌声を上げ続けていた。肉棒が抜き差しされる度に愛液が掻き出され、二人の結合部はヌラヌラと輝いている。もはやカガリの中に理性は存在せず、ただユウナから与えられる快楽だけを求め続けていたのだった。
「んちゅっ、じゅるる♡ ちゅぷっ、ちゅぅぅ♡ んっ、ユウナ……ご主人様ぁ♡」
「ちゅるっ♡ ちゅっ、ちゅむっ♡ 昨夜もとっても素敵でしたよ、ご主人様♡ あーむ♡ じゅるるる♡」
それから一晩が過ぎ、ユウナはベッドで寝そべり、二人の女を侍らせていた。自身の妻であるカガリに自身の剛直を舐めさせ、個人秘書であり愛人であるミヤビと唇を重ね合う。
そんな上級国民にしかできないような極上の奉仕を、ユウナは二人の少女の心を快楽で壊すことで手に入れたのだ。
「ちゅぽっ、ちゅぱっ♡ んっ、ご主人様のおチンポ、美味しい♡ じゅるるるっ♡ ちゃんと、綺麗にするから♡ 夫のチンポのお掃除フェラは、妻の私の役目だものな♡」
昨夜はあれほど拒絶していたはずのカガリも、今では積極的に奉仕を続けていた。ユウナのカリ首に吸い付き、裏筋に沿って舌を這わせながら、時折睾丸にまで手を伸ばして優しく揉み解している。その表情は完全に蕩けきっており、もはや代表首長としての威厳など欠片も感じられなかった。
「んちゅっ、あっ……♡ 昨夜は、本当にすまなかった、ご主人様。私は、ご主人様の雌犬なのに……あんなふうに逆らって」
すっかり敵意のなくなった瞳で、カガリはユウナを上目遣いに見つめる。その眼差しにあるのは完全に屈服させられた者特有の媚びであり、同時に支配されることへの歓喜だった。
「フフッ、良いよ。でも、これからは僕に逆らうようなことは許さないからね」
「はいっ♡ わかりました、ご主人様ぁ♡ 私は、ユウナ様に絶対服従します!♡」
カガリの宣言に満足げに頷くと、ユウナは隣でミヤビと唇を重ねていた。彼女の舌が蛇のように絡みつき、唾液が混ざり合う音が響く。ミヤビは恍惚とした表情で目を細めながら、自らの乳房をユウナの胸板へ押し付けていた。
「ミヤビ、今日は一段と積極的じゃないか。カガリに嫉妬でもしたのかい?」
「んっ♡ そう、ですね……いつもお掃除フェラをしているのは私なので、その役割を取られて、少し……♡」
「ならば、これからは二人でお掃除フェラしてもらおうか? どちらが上手か競わせるのも、面白そうだろう?」
「んんっ♡ それは……♡」
カガリとミヤビは互いに顔を見合わせた。普段は澄ました顔のミヤビも、カガリと一緒という提案には複雑な表情を浮かべている。だが、すぐにユウナの命令であれば逆らえないと思い直したのか、小さく頷いた。
「わかりました……それでは、カガリ様、ご一緒に♡」
「ああ……わかった、ミヤビ」
二人は並んでユウナの股間に顔を近づけた。昨日までは敵対していた関係だというのに、今では同じ男のペニスを奪い合うようにして奉仕している。その光景には異様な背徳感があり、ユウナの興奮をさらに煽った。
「まずは僕が決めた場所を舐めてもらおうかな。カガリは先端から裏筋を重点的に、ミヤビは睾丸を優しく舐めるんだ」
「はい、ご主人様♡」
「わかりました、ご主人様♡」
二人は同時に返事をすると、指示された箇所へ舌を這わせ始めた。カガリは亀頭部分に舌を這わせ、敏感なカリ首周辺を執拗に舐め回す。一方ミヤビは玉袋に吸い付き、軽く唇で吸引しながら舌先で優しく転がしていた。
「んっ♡ ちゅるっ♡ じゅぷっ♡」「んんっ♡ ちゅぱっ♡ ぢゅるる♡」
淫靡な水音が重なり合い、ユウナの聴覚を刺激する。二つの舌が別々の動きで性感帯を責め立ててくる感覚は新鮮であり、またこの光景自体が最高の嗜好品だった。
そして達成感と支配欲をくすぐられるダブルフェラに、ユウナの射精欲は早くも限界まで高まっていく。
「くっ……! すごくいいよ、二人とも……もうすぐ出そうだ……!」
ユウナの言葉を聞き、カガリとミヤビはさらに激しく舌を使い始めた。カガリは尿道口に吸い付きながら強く吸引し、ミヤビは睾丸を口に含んだまま舌で転がす。そしてついに限界を迎えた瞬間――――
びゅるるるるるる!!
「んぶぅっ!? んあっ!♡♡ あああぁぁっ!!♡♡」
「んんーっ!!?? ぐぷっ!!♡♡ んはぁぁぁっ!!♡♡」
大量の精子が放出され、二人の顔面を白く染め上げた。カガリは顔中をザーメンで覆われながらも嬉しそうな表情でそれを受け止め、ミヤビは一滴も零すまいと必死に舌で舐め取っている。
「んんっ♡ 美味しい……♡ ご主人様の精子、濃くて美味しくて……最高だ♡」
「ふふっ♡ やっぱり、ご主人様のチンポは最高ですね……♡ こんなにいっぱい出していただけて、嬉しい限りです♡」
カガリは射精後のペニスに吸い付きながら残り汁を搾り取り、ミヤビはそれを口移しで共有しようと亀頭を間に挟んで唇を彼女と重ね合わせる。
二人の美少女が自身の精液を求めて争うようにキスする光景に、ユウナはさらなる興奮を覚えていた。
彼女たちの身体には未だ彼の所有物である証拠としてのキスマークや白濁液が残っており、それを改めて確認するだけでも征服欲が刺激される。
それでも、ユウナの底知れない欲望がこれだけで満たされることはなかった。ミヤビを完全に自分の女とし、ついにはカガリまで足元へ跪かせたことで、むしろ次に手に入れたい存在が鮮明に浮かび上がってくる。
キラ・ヤマトやアスラン・ザラといった男たちに性的な興味などない。彼らはユウナにとって、自分の計画を邪魔する可能性がある障害でしかなかった。だが、彼らだけでなくカガリからも深い信頼を寄せられている、もう一人の女だけは別だった。
ラクス・クライン。
プラントの歌姫にして、クライン派の象徴。柔らかな微笑と穏やかな声で人々の心を掴み、多くの者から絶大な信頼を寄せられている女だった。清らかさと慈愛を体現するような彼女が、その薄桃色の髪を乱しながらユウナの足元へ跪き、澄ました唇で「ご主人様」と呼ぶ姿を想像するだけで、カガリの喉奥へ収められた肉棒がさらに硬く脈打った。
ミヤビはすでにキオウ家の力を惜しみなく自分へ捧げている。そしてカガリも、今夜を境にこれまでと同じではいられない。いずれ彼女がオーブの代表として持つ力まで自分のために使うようになり、そこへさらにラクスまでもが加われば、オーブだけでなくプラントにまで影響を及ぼす女たちを、その美しい身体ごと自分の傍へ置くことができる。
だが、ユウナを昂らせているのは権力だけではなかった。誰からも愛され、希望の象徴として仰がれるラクスが、ミヤビやカガリと並んで自分へ奉仕する。その光景を思い浮かべるだけで、胸の奥から新たな欲望が際限なく湧き上がってくる。
左右から自分を悦ばせるミヤビとカガリを眺めながら、ユウナはまだここにはいない薄桃色の髪の歌姫を思い浮かべた。
あのラクスの口から、自分をご主人様と言わせて肉棒の前に土下座させる光景を想像するだけで……その日が来るのを、彼は待ちきれなかった。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ガンダムseed面白かったです。フリーダムが上映されてすごい話題になった頃に観てみようと思ったんですが、続編の種死と合わせると100話近い話数でなかなか…。全話見終えて、外伝(アストレイシリーズやエクリプス等)を全部読み終えてようやく迎えたフリーダムは終始至福の時間でした。やっぱアスランは神。彼はいつだってファンに笑いのネタを投下してくれる。
ラクス編はするかどうかはアイデアが固まるかによります。
もしFFのエロをやるならどのナンバリングが見たい?*FF7は意図的に外しています
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