※この作品はR-18です。

マイナーキャラ妄想短編集   作:ニンニク嫌い

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 もし深雪が魔法の練習中に聖地マリージョアに転移してしまったら?

 頂いたアイデアを元に初めてクロスオーバー物を書きました。アイデアを下さった方ありがとうございます。
 クロスオーバーするキャラが深雪だけで終わらせるのが勿体なかったので、アイデアにはなかったですが他の作品からもゲストとして何人か出演させてもらいました。
 
 登場ゲストキャラ
 SAO、結城 明日菜
 ライザのアトリエ、ライザ・シュタウト
 名探偵コナン、毛利 蘭
 ハリーポッター、ハーマイオニー・グレンジャー


魔法科高校の劣等生(司波 深雪) 前編

 

 

「一体、ここはどこなのでしょうか?」

 

 見た事のない景色に当惑し、辺りを見回す艶のこもった黒髪を靡かせた美貌の少女。

 魔法科高校が誇る一年の一科生主席入学者であり、学園生徒全会一致で学校一の美少女と太鼓判を押された、十氏族「四葉家」次期当主候補の一人司波深雪は、自身の身に突如降りかかった事態にその神に愛された美貌を歪めていた。

 

 彼女はつい先刻、それも数分前までは自身が通う魔法科高校の専用訓練スペースで自分が編み出した最新魔法の最終メンテナンスを行っていたはずなのだ。

 それが如何なるカオス理論が働いたのか、実行に移していた魔法式が突如何か未知の波長とぶつかり合ったかのように過反応してオーバーヒート。深雪がその異変を察知して即座に魔法式の即時中断を行うよりも早く、全く別の魔法式として完成してしまった未知の言語を含んだそれは、発動するなり彼女をこの見知らぬ土地へと飛ばしてしまったのだ。

 

「日本……とは思えませんね。こんな構造の建物、あるとしたらヨーロッパ圏ぐらいでしか見た事がありませんもの」

 

 深雪の目に映るのはとても巨大な、それこそ首を直角に曲げて天を仰いでもそれでも頂上を見る事叶わないほど巨大な西洋風の巨城。

 一体どんな夢想家が設計して、何万、何億と言う人と費用を費やして作ったのか想像するのも嫌になるようなバカでかい威容を誇る城は、まず間違いなく日本にある物ではないし、そして深雪の知識が確かなら海外にもこんなふざけた大きさの城があった覚えはない。

 

 世界一大きいと謳われるチェコのプラハ城でさえも、目の前に聳える巨城と並べたらその威容を際立たせるためのかませにしかならないだろう。

 

 まあつまり、深雪が四葉家次期当主として学ばされて来た、そこらの大学教授の数倍の厚みを誇る世界史の知識が確かであれば、こんな建物は地球には存在しないはずなのだ。

 

「本当に……ここは一体どこなのでしょう……」

 

 自身がいる場所の不可解さがその聡明な頭脳でわかってしまうからこそ、深雪は自身の内に感じた寒気を振り払う事が出来ない。

 

 魔法とは物理法則で叶う事でしか可能と出来ない、万能とは程遠い超常現象。だからこそ、空間転移と言う人間の争いのレベルを格段に進化させてしまうような魔法を偶然発動してしまった事は、深雪も机上の空論ではあるが物理法則で実現不可能ではないと知るからこそギリギリ納得することが出来た。

 だがそれが、この地球には存在しないはずの場所に飛ばす魔法だとなると、途端にその意味は変わって来る。

 

 まさか、自分は何かとんでもない次元の出来事に不用意に干渉してしまったのではないか?と。

 

「むふぅ〜! ど、どうしてわちしのペットの散歩コースに、下民の女がいるんだえ〜!?」

 

 だが深雪の深慮に浸かった思考は、突如後ろからかけられた気品が一ミクロンも感じられない下劣で気色の悪い声によって現実に引き戻された。

 

「すいません、ここが私有地とは知らず----ッ!!?」

 

 耳に入れるだけで相手の育ちの悪さが知れる言葉遣いに対してさえも、一切気分を害したような雰囲気を出さずに、むしろ未知の場所で出会えた貴重な現地人だと和かに百点満点の笑顔で振り向いた深雪は----しかしその視界に映ったあまりの悍ましい、生理的嫌悪を掻き立てる光景に息を飲んだ。

 

 そこには、おかしな髪型をした宇宙服のような格好をした男と…………その足元で四つん這いになる首輪を付けた四人の裸の女性がいた。

 

「なっ……、はっ……!?」

「む、む、むひょお〜! わちし好みのめちゃくちゃ可愛い女じゃないかえ〜!! ぶっぶっぶふぅぅ!!」

 

 理解が追いつかず思考を停止させた深雪に対して、彼女の相貌を見た男は、その宇宙服に備え付けられたヘルメットのような物で覆った醜い顔から鼻水を撒き散らした。

 それだけで深雪が今まで見て来たどんな男よりも下品で気色が悪いと切って捨てられる醜男だが、彼が手に握るリールの先に繋がれた女たちを見ると男がただ気持ち悪いだけで切って捨てることが出来ない、より悍ましい邪悪であると言わざるを得ない。

 

 男の足元でその魅力的な裸体を何一つ隠すことなくお天道様の元に晒す彼女たち、あの生理的嫌悪を催す男の弁によればペットである彼女たちは、絶世の美少女と呼ばれた深雪からしても掛け値なしに美少女だと言える容姿の少女たちであった。

 

 栗色の髪を腰まで伸ばし、スタイルの良いモデルのような体付きをした少女からは、全裸に首輪の四つん這い姿になっても僅かに感じられる気品から、彼女が元は深雪と同じお嬢様であったことが窺える。だがそれも、男に首輪を引かれて「あっ♡」と喘ぐ姿を見れば、その感じ取った気品も幻であったのではないかと思ってしまう。

 

 その隣にいる同じく栗色の髪をこちらは肩辺りで揃えた、非常に肉付きの良い男好きのするスタイルをした少女は、元は兄の友人の千葉エリカのように元気いっぱいの溌剌とした性格であったのだろうが、男の足元でだらしなく頬を緩め、股から淫猥な液体を滴らせる姿を見ては何とも言えなくなってしまう。

 

 三人目の深雪と同じ黒髪の、顔立ちから日本人だと即座にわかった格闘技をやっていると思しき筋肉の付き方をしている彼女は、そのかつてはあっただろう意思の強さを全て手折られたのか、従順に男を背中に乗せながら、これが私の幸福だと言わんばかりに陶酔の表情を浮かべている。

 

 そして最後のこれまた栗色の髪をした女性、四人の中で一番深雪の性格と波長が合いそうなシンパシーを感じた彼女は、生来あった気の強さ、聡明さ、勤勉さの全てを目前の外道に陵辱されて塗り潰されたのだろう。喜ぶ男の足元に自分から頭を捧げて、踏み台として踏まれながら股から喜びの淫液を吹き出していた。

 

「----!!」

 

 それを余さず刹那で見て取った瞬間、深雪は男の素性も、ここがどこかを解明する必要性さえも投げ打って、この女の敵と呼ぶべき吐き気を催す邪悪を打ち倒すべきだと現代魔法を使うためのツール、CADを取り出して男へと向けた。

 

「むひょお〜! 気に入ったえ〜、おばえを妻にしてやるえ〜。ありがたくわちしの子供を産むんだえ〜!」

「なっ……! ふざけないで!!」

 

 そして男が放った怖気の走る言葉をトリガーに、半ば反射的に深雪は魔法を行事した。

 それは深雪が最も得意とする振動系魔法から派生する冷却魔法。対象の周りの空間の温度を超低音になるように振動させて相手を氷に閉じ込める彼女の得意技。それは咄嗟に放った物としては、感嘆するほどの精度と完成度を持って黒髪の少女の背に乗る男へと行使させられて、一秒と経たずにこの女の敵を決して溶けぬ凍土の世界に閉じ込める…………はずであった。

 

「エクスペリアームス(武器よ去れ)!」

「----えっ?」

 

 聞きなれないスペルが耳に聞こえた瞬間、まるでCAD事態が意思を持って深雪の手から離れたように固く握っていたはずの自身の相棒が何処かに飛んでいってしまった。

 

 その不可思議な現象を引き起こしたのは、先ほどまで男の足元で四つん這いになっていた少女の一人。茶髪の聡明そうな少女が、いつのまにかその手に昔の児童絵本の魔女が持っていたような杖を深雪へと向けていた。

 

 それが何か。何の意味を持つのか。それを認識し、理解し、頭の中でその対処法を組み立てるよりも早く、第二撃はやって来た。

 

「よくも、チャルロス聖様に手をあげたわね!!」

 

 それは閃光の如き一閃だった。栗色の髪を腰まで伸ばした少女が、その手にレイピアを握り肉体強化系の魔法を幾重にも付与してようやく出せるような速度の剣速で突っ込んできたのだ。

 

「くっ……!!」

 

 深雪の魔法科高校指定制服の胸元が深く切り裂かれて、その下に隠された水色の下着が露わになる。だがそれだけで済んだのは、深雪の類稀なる危機察知能力で咄嗟に体を捻る事が出来たのと、相手が深雪を生け取りにするためにわざと致命傷にならないよな部位を狙ってくれたおかげであった。もしどちらか一方がなければ、深雪は戦闘不可能な状態にこの時点で追い込まれていただろう。

 

「どうして……! なぜ、そのような下衆な男を守ろうとするのですか!?」

「下衆ですって!? よくも汚れた血しか流れていない下民の雌の分際で、世界で最も高貴な血筋を持つチャルロス聖様を侮辱したわね!!」

 

 深雪の困惑した疑問の叫びに、それを塗り潰すほどの激昂を見せて返す杖を構えた少女。その瞳には、愛する主人を害そうとした女への溢れんばかりの憎しみと怒りが宿っている。

 

「全くね。せっかくチャルロス聖様から妻の一人にしてもらえるなんて名誉な事に選ばれたのに、それを蹴るなんて……!」

「でも関係ないよ。チャルロス聖様があなたを妻に欲しいって言ったなら、あなたはチャルロス聖様の妻として飽きられるまで私たちみたいに死ぬまで四つん這いで腰を振って、子供を産むって決まってるんだから」

「私たちがそうさせる。愛するチャルロス聖様に楯突いたあなたを捕まえて、チンポの上で泣いて謝らせてあげるわ」

 

 そしてそれは他の少女たちも一緒であった。

 深雪にレイピアによる突撃を仕掛けて来た少女が再び中腰に構えて怒りに迸った目を向けてくる。

 栗色の髪の肉付きの良い少女が、先端に奇怪なオブジェクトを取り付けた身長ほどもありそうな杖を構えながらニヤリと獰猛な笑みを浮かべた。

 先ほどまで男を背中に乗せていた黒髪の少女が、男を恭しく地面に下ろすとその場で拳法の構え、深雪の知識はそれが即座に空手の物であるとわかった、を見せて睨みつけて来た。

 

「ぶへぇぇ!! このアバズレえ〜! よくもわちしに危害を加えようとしたえ〜!! おばえたち、きっちりとこの女を躾けてやるえ〜!!」

 

「はい、わかりましたチャルロス聖様!!」

「……っ!」

 

 四人の裸の少女たちの言葉が重なる。それはチャルロス聖と呼ばれた男に彼女たちが心底から忠誠を誓っている証。一体どれほどの陵辱をされたら、これほどまでに人の心を堕として壊せると言うのか。深雪は改めてあの下品で醜悪な男の邪悪さを再確認して、絶対に負けられない、負けたらあの男に死ぬよりも惨い仕打ちを受けると自身を奮起させた。

 

「私と蘭が専攻する。ライザとハーマイオニーは後衛から援護して」

「了解、アスナ!」

 

 アスナと呼ばれたレイピアを持った少女の指令を皮切りに、四人の人権を捨てた美しい雌犬たちが動き出す。

 

「はぁ!!」

「えいやぁ!!」

 

 アスナと蘭、栗色と黒髪の少女が残像さえ見えるほどの速度で深雪に肉迫する。それはCADを手元から弾かれ瞬間的な魔法行使が出来ず、近接戦闘を一科生中では抜きん出て得意とする深雪をしても回避不能、防御不能だとわかってしまうだけの九重 八雲に匹敵する瞬足の攻撃。

 並の一科生どころか、魔法科高校生徒会長七草 真由美を持ってしても敗北必死の状況。

 

 だがここにいるのは、戦略級魔法師である司波達也を兄に持ち、人間以上に人間として完成された完全調整体、司波深雪なのだ。

 

「----!! アスナ、避けて!」

「!? わかった!」

 

 その変化を真っ先に感じ取ったのはこの中で最も第六感に優れた蘭であった。自身の愛する主人の敵を打ち倒そうと、かつて名探偵の親と居候の少年と暮らしていた時よりも研ぎ澄まされた精神が、自身の張り詰めた線に干渉する僅かな違和感を捉えたのだ。

 それが自身の雌仲間たるハーマイオニーが、かつてチャルロス聖にお茶をこぼした使用人に向けて放った許されざる呪文なる魔法に近しい物だと感じた瞬間、彼女は同じく飛び込んでいたアスナに危険を伝えて、自身もまた飛び退いた。

 

「くっ……!」

「あぐっ……!!」

 

 だが飛び退いた程度でどうにかなるような物では、深雪は四葉の最高傑作と呼ばれはしない。

 

 精神干渉系魔法「コキュートス」。

 約一世紀の時間をかけて系統化された八種の系統魔法に属さぬ番外の魔法。深雪を並いる次期当主候補者の中でも特別足らしめた規格外の力。その射程圏内は、たかが数メートル距離を取ったところで逃れられるほど生易しくはない。

 

「なに……これ……!」

「ぬおえぇ〜! 頭が、変な感じがするえ〜!! 誰か、誰か世界で最も偉大なわちしを助けるえ〜!!」

 

 そしてそれは、後方で待機していた少女たちにも、彼女等が守ろうとしていた気色の悪い男にも届き得る。

 

 時間にして、僅か三秒。それだけで、この場の敵対者たる少女四人と男を完封した深雪は、目前で苦しむ彼女たちに申し訳なく思いながらも、しかしいつかお兄様に捧げたいと思っている純潔を守るためならばと、自身の魔法を使う手を緩めない。

 

 故に、ここでの攻防は深雪の完勝に終わる。異世界から流れ付いた、それぞれの世界ではメインヒロインと呼べるだけの存在である彼女たちと言えど、チート級魔法使いたる深雪が全力の力を解放すればこの程度----

 

「なるほど、そう言う隠し種があったわけね。最初は様子見で正解だったね」

「----」

 

 この場で唯一不敵な笑みを崩さなかったライザが、してやったりと言うよなメスガキ感たっぷりの嘲笑を深雪に浮かべるまでは。

 

 彼女が懐から何かを取り出した。それは、まるで懐中時計のように深雪の位置からは見えた。

 だが実際はそれは、金具に超高次元エネルギーを凝縮した青い球体を嵌めた神の力宿せし禁忌の錬金道具。

 

 それを、ハーマイオニーのいた世界では逆転時計と呼称した。

 それを、深雪が誰よりも慕う兄は時空転移魔法だと呼称する。

 そしてそれを、ライザの世界ではこう呼んだ。

 

 

 

『時空の天文時計』

 

 

 

 ガチャン

 

 世界が逆戻りする。時を統べるとまで言われた究極の錬金道具による、僅か数秒の時間逆行。それは使った物に一寸先の未来を見たと錯覚させるほどの僅かな時の戻りだが、こと戦闘中においてその数秒は破格のアドバンテージとなる。

 

「チェストぉぉッ!!」

「え……がッ!!?」

 

 時間が巻き戻る。深雪の世界の魔法理論においては不可能なはずのその事象に、彼女が戻った時の世界で、自身が未だ「コキュートス」を発動していない時間にも関わらず思考を固めてしまう。

 それがチェックメイトだった。神速の踏み込みで懐に迫った空手界のホープと呼ばれた女性の一撃を懐に受け、深雪はなす術もなく意識を飛ばした。

 

 

 

 

 

 

「むちゅ、んちゅ、んま〜。上手いえ〜、最高だえ〜、わちしに逆らった女の股を舐めるのは気分がいいえ〜」

「んっ……うう……?」

 

 股間から感じる生温い熱と、ザラザラとした感触。それが気絶した深雪を短い眠りから覚ました。

 最初に感じたのは肌寒さであった。それが昏倒から目覚めたばかりの深雪の微睡みを打ち払い、そして焦点の合わない視界を先ほどからヌメヌメとした感触のする下腹部に向けた時、そこで鼻水垂らして犬のように深雪の秘部にしゃぶりつく男の姿を見た時、彼女は全てを思い出してそのあまりの恐怖に絶叫した。

 

「い、いやぁあああぁぁぁ!!!」

「んじゅっ、じゅるる、むええ……起きたかえ〜このバカメスめ。おばえの唇もおっぱいもマンコも全部堪能してやったえ〜、感謝するんだえ〜」

 

 その悍ましい相貌をニチャニチャとさらに気色悪く歪めながら、チャルロス聖が暴れる深雪の股間部から気絶している女の秘部を舐めまわした男とは思えぬ言葉を放ってくる。

 それも、そこに込められた声色を思えば、この男が嘲でもなんでもなく、本当に自分が深雪から感謝されて然るべき行為をしてやったと言う感情に満ち満ちているのだ。

 

「----ッッ」

 

 そして男の言葉の内容を理解した深雪は、自身の口周りと露わになった胸から感じる粘ついた液体の存在を知覚し、再び声にならない悲鳴をあげてチャルロス聖を蹴り上げようとした。

 

「こら、暴れないの。チャルロス聖様がこれからあなたの処女を奪ってくださるんだから」

「雌として一番幸せな瞬間、ちゃんと味わいたいわよね?」

 

 だがそんな身の毛のよだつ陵辱にリミッターの外れた体が暴れ出そうとした深雪は、左右から彼女の四肢を巧みな体捌きで拘束した栗色髪と黒髪の美少女、アスナと蘭の存在によって失敗に終わった。

 

「むほぉ! いいぞえ〜、そのまま拘束してるんだえ〜。じゅぱっ、じゅずず、んま、んまっwww」

「いや、嫌ぁぁ! 離して、離してぇぇ!!」

「はいはい、暴れない暴れない。どんなに抵抗しても、どうせチャルロス聖様の女になるしかないんだから」

「あぐっ……!?」

 

 そして体を動かす事が出来ず、ただチャルロス聖からのクンニを涙しながら受ける事しか出来ない深雪の首筋へとライザが何かしらの液体が入った注射を刺した。

 

「な、何を……っ、……?……おっ、お゛おおあああああッッ----!!?!?」

 

 微かな痛みが走ったのは一瞬。僅か数秒後に、深雪の全身が猛烈な疼きを覚え、全神経が鋭敏化して行く。生理的嫌悪しか感じなかったチャルロス聖のマンコを舐める舌の感触が、まるで愛するお兄様に頭を撫でられているかのような至福と安心感、そして感じた事がないような甘い刺激を深雪の脳に送り出す。

 

(ち、違う……! こんなの、お兄様から与えられる、物と……! 同じなわけが、ないのに……!!)

 

 ビクビク! ビクビク!!と深雪の体が先ほどの拒絶による抵抗とは別の、人生初の快楽から来る反射運動による痙攣を起こす。

 だが四肢を隈なく拘束された深雪は、まるでピン留めされた虫の如くその体を小さく震わせる事しか出来なくて、でもその股座からは大量の興奮液をチャルロス聖の顔に向けてぷしゅぷしゅと噴出しているためにより一層無様が際立っていた。

 

「私とライザで作った特製の媚薬よ。初めてぐらい、気持ちよく奪って欲しいでしょ? どうせ堕ちるのは決まってるんですもの。なら、昔の馬鹿な私たちみたいに泣き叫びながら処女を奪って頂くより、快楽に脳を焼かれながら頂かれた方がいいんですもの」

「あああ゛あ゛ぁぁ……ッ! ああいいいイイ゛…………ッッ!!」

 

 ハーマイオニーがもう思考も定かではない深雪の耳元で優しく語りかける。それはまるでかつての自分自身を諭すように、そしてこれから同じ道を辿る新しい仲間を歓迎するように蠱惑的で親しみに満ちた声。

 

「ぶふふぅ〜、めちゃくちゃマン汁が溢れてきたえ〜。このバカメスやっぱり淫乱なマゾメスだったんだえ〜」

「おっ、おっ、おおッ!? や、やめ、やめてぇぇ、あっ、あひぃぃいいッッ!!!?」

 

 チャルロス聖が心底馬鹿にした口調で絶世の美少女、司波深雪の蜜壺から流れる淫液を口に含みながら嘲笑する。

 それに口答えする余裕を、今の深雪は最早ない。自身の割れ目を擦り上げるザラザラとした男の舌の感触と、秘所から更なる淫液を吸い出そうと強く息を吸う男の熱い呼吸を感じるだけで、深雪は今までの自分が感じてきた幸福が色褪せてしまうほどの快感による悦楽と幸福を感受させられているから。

 

「むふふふぅ、下民の女を犯すのは最高だえ〜www このまま無様にイカせてやるえ〜」

「んぃぃ--ッ!!」

 

 チャルロスの舌が深雪の処女雪のように美しいお尻の割れ目を左右に広げて、その奥の純潔の秘部奥へと挿し込まれる。

 初めて自身の女性器に受け入れたのが、愛するお兄様ではない醜い強姦魔の舌先だなんて、常の深雪なら発狂して舌を噛んで自死を選びかねない。だが媚薬で正常な思考を狂わされた彼女は、体内に入ってくる生暖かいピンクの侵略者を膣道を震わしながら受け入れてしまった。

 

「おお〜! わちしの舌に絡みつく、良いマン肉だえ〜! もっともっと奥まで舐め取ってやるえ〜!!」

「ああっ、あっ、あ゛ッ……ッ♡」

 

 手足を裸の美少女たちに拘束されて震える深雪の声に、僅かに甘い艶声が混じり始める。それは媚薬による効果が強い意思を持っていた深雪の心までもを蕩し始めた証左。

 

「そう、そのままチャルロス聖様を受け入れて」

「チャルロス聖様に身も心も委ねるの」

「あっ♡ あっ♡ んんぅッ♡♡!」

 

 従順な奴隷たちの堕落に誘う美しい声が、深雪の意識を膣道で蠢くチャルロス聖の醜い舌に集中させる。そうすれば肉襞を無遠慮に嬲り、好きな物を好きなだけ食って臭くなった口臭を膣奥に吹きかけられる行為にさえ脳を真っ白に染め上げるほどの性感を覚えさせられてしまう。

 

「むほぉぉ、おばえのマンコは気持ちがいいえ〜! キツキツ処女マンコ最高だえ〜www」

「あっ、あ゛ああぁぁああ----ッッ♡♡♡」

 

 無責任に、不躾に、女を物としてしか見ていない最低なオナホ扱いの責め。それでも深雪はチャルロス聖が望むままに膣襞を条件反射で締め付け、彼が喜びそうな嬌声を口から高らかと奏でながら絶頂に上り詰めては、生まれ持った才能も優れた美貌も台無しにした無様な潮吹き腰振りダンスを強制された。

 

「ぶっふふぅっ!! いっぱいイかせたえ〜、さすがはわちしのテクだえ」

「ほぉ……ぉ……ぉお……♡」

 

 力なく四肢を弛緩させた深雪の蜜壺からようやく口を離したチャルロス聖は、彼女に媚薬を使ったと言う事実さえガン無視して、自身の優れたクンニテクが聡明な司波深雪をオホ声狂いの淫乱女に変えたと信じて疑わなかった。

 

「はい、さすがですチャルロス聖様♡ んっ、はぁ♡ チャルロス聖様は、顔も性技も一流の天上人ですから♡」

「チャルロス聖様の舌使いは世界一です♡ どんな女性も、んんっ、チャルロス聖様にオマンコぺろぺろされたら、あっ、喜びで潮吹いて絶頂しちゃいます♡」

 

 蘭とハーマイオニーがその魅力的な裸体をチャルロス聖の醜くぶくぶく太った清潔感の欠片もない体に押し付けながら、彼を褒め称える賛辞を耳に吐息を浴びせていく。

 深雪に負けず劣らずの日本産とイギリス産の絶世の美少女二人の裸サンドイッチと耳責めに、人の醜い欲望を具現化したようなチャルロス聖はだらしなくその顔を溶かしながら自身のズボンに手をかけた。

 

「あぁ♡」

 

 それは奴隷四人全員の感嘆のため息。愛する主人のズボンから飛び出した雄と雌の淫臭が強くこびり付いた肉棒に、その剛直を毎日上と下の口でお世話させてもらっている少女たちは反射的に股を濡らしてしまう。

 

 一方、人生初の絶頂を何度も連続して味わされた反動で未だ微睡みから戻らない深雪は、自身の純潔に迫った危機に気づかず呆然と虚空を見つめたまま。

 

 それを見てとった従順なチャルロス聖の奴隷であり、彼を喜ばせる事こそ自身の至上命題だと魂に躾けて頂いたアスナとライザが即座に主人が挿入しやすい態勢にへと深雪を変えて行く。

 

 彼女の両太腿を下から抱えて、両足を頭の上にまんぐり返しの態勢をさせる。そしてそのすっかりびしょびしょに濡れて卑猥な匂いを迸らせた秘部を左右にくぱぁ♡ と開いた二人は、ニヒィッと白い歯を剥き出しにした悪戯っ子のようなメスガキ顔でチャルロス聖を見やった。

 

「さぁ、どうぞチャルロス聖様。どうかその立派な剛直で、あなた様の新しい妻の処女を破ってあげてください」

「そして無責任に膣中出しして、彼女に私たちみたいな雌の喜びと偉大なる天竜人様の子供を孕れる幸福を教えてあげて」

「んひ〜、もちろんだえ〜! わちしに逆らった下民は、しっかりと躾けてやらないといけないえ〜」

 

 心まで完全に堕ちきった奴隷たちの誘いを受けて、チャルロス聖はその肥え太った豚腹の下から垂直に伸びる剛直を開かれた深雪の陰部の中心に当てがう。

 

 くちゅりと淫液で濡れた秘部と先走り液を漏らす亀頭が重なり合う事で淫靡な水音が響き渡る。それは不思議なほど絶頂の余韻で頭を空にしていた深雪の耳によく届いて、ようやくまとまってきた思考がその音の意味を考えようと意識と感覚をエクスタシーの向こうから戻してきた瞬間。

 

「ぶふふぅ! それじゃ行くえ〜」

 

 ぶちゅん

 

「----ほっ?」

 

 微睡みから戻ってきた深雪の口から間の抜けた一音が漏れ落ちる。体の下腹部から上へと何かを突き上げるかのように衝撃を感じて、しかし何が起きたのかわからない彼女は数秒口をぱくぱくと動かし、そして何かに導かれるように自身の下腹を、その先の股間部を見た。

 

「………………あ」

 

 男の、兄の物ではない汚い陵辱者のチンポが根本まで挿入っているのを見てしまった。

 

「……あ…………ああ……っ」

 

 下腹部から鈍い痛みが遅れたようにやって来る。まるで何かを破られたような痛み。自身の大切な純潔が、無くなってしまったことの証明。

 

「あああ…………あ゛、ああああ----ッッ!!」

 

 自分の下腹部を押し上げる巨大な何か。強い不快感と悍ましさを全細胞に伝えて来る、熱く脈動する固い剛直の存在感。

 

「--------嫌あああああぁぁぁあァァァァッッッ!!!!」

 

 自分が、目前のチャルロス聖に初めてを奪われてひとつになってしまったと言う逃れられぬ事実に、深雪は精神を崩壊させた人間しか出せないような絶叫をあげた。

 

(嘘。うそうそうそうそうそうそうそ!! 私の処女が……お兄様に捧げると誓った私の純潔が……! こんな……! こんな男に……ッ!!)

 

 決して認めたくない現実。夢なら即座に覚めて記憶操作魔法にでも手を出していいから消したりたい悪夢。

 だが自身の膣道を押し広げる肉の感触も、子宮口近くまで届いて先端をキスさせる亀頭も、何よりも繋がり合った事で伝わって来るチャルロスの興奮で早まる鼓動も、全てがこれは真実だと深雪に突きつけて来る。

 

「むほぉぉ〜!! すごいきぼいいいえ〜、他の四人に負けず劣らずの名器だえ〜www」

「ああ゛ぁ、い゛やぁ……! 腰を振らな、あああ--ッ♡♡!!?」

 

 チャルロス聖の腰が、処女を失ったばかりの深雪の小ぶりな尻肌に打ちつけられる。剛直が抜かれ、また即座に最奥まで人体を串刺しにするように突き込んで来る荒々しい欲望任せの腰振りは、普通の柔な女ならばその時点で激痛に失神するだろう。

 だが媚薬で体中の神経が痛みさえも快楽と認識するようにされた深雪は、その処女膜が破られて血を流す膣を擦り上げるカリ首の刺激に、兄に捧げる処女を奪われた憎しみが一瞬で悦楽の彼方へと飛んで行ってしまうような暴力的な快楽を叩き込まれた。

 

「あ゛♡ いや♡ い゛やですのに♡ あっ、あっ、ああッ♡♡ こんな、あぐッ♡」

「ふひぃぃ! 下民の女に腰を打ち付けるの楽しいえ〜。ほら、おばえももっと喘いでわちしを満足させるえ〜、ふぅん!」

「んほぉぉ--ッッ♡!」

 

 屈辱。それさえも感じられないほどに、深雪はたった一つの肉棒で精神を支配されていた。

 

 チャルロス聖による女を喜ばせるテクを欠片も理解していない力任せのピストンを上から下に、割れ目から子宮へと叩きつけられる度に、今までの深雪を形成してきた記憶だとか人格だとかが陵辱されて踏み躙られて行く感覚。

 

「おほぉ、いいぞえ〜。もっとチンポ締め付けながら、下民らしいオホ声を響かせるえ〜」

「おお゛ぉ♡ おっ、おっ、子宮、壊れッ♡ んいぃぃ♡ 私の、膣が……ぉおおお゛お゛ッ♡♡!!?」

 

 かつて魔法科高校の全生徒が憧れた清楚と貞淑と言う言葉を極限に高めて形にしたような深雪が、その美しく綺麗だった鈴声を下品な雌声に変えながら、口から涎を撒き散らすブサイクな男の下でよがり狂って喘いでいる。

 

 これ以上とない尊厳破壊陵辱。

 叶うのなら今すぐ自死を選び取りたいほどの辱めを、しかし媚薬で敏感になった性器を蹂躙される感じた事のない快楽は、憎い男のオナホにされていると言う事実さえどうでもよくなる雌の悦びを深雪の魂に刻み込んでいた。

 

「むおお! チンポが昂って来たえ〜www」

 

 そして同時に深雪の極上マンコで締め付けられたチャルロス聖の肉竿が、その身を包む肉厚な膣襞の抱擁に金玉から大量の精液をその先端に溜め込ませて行く。

 ビキビキと、深雪の腹の中で血管が浮き出るほど大きくなって行く肉棒は、その解放の時を秒読みの段階へと近づけていた。

 

(え、これって……まさか……!?)

 

 その異変に、兄への想いからか僅かに残っていた深雪の冷静な思考が、事の重大性を理解して最早自分でさえ自由にできない体に指示を送る。

 

「んんんぅぅッ♡♡ んああ--ッッ♡!!」

 

 だが出来たのは、僅かにチャルロス聖のチンポの下で腰を動かして両手を彼の胸元へと当てるだけ。それはむしろ、抵抗と言うよりは男の射精を願って誘う女の姿で。そして深雪のその行動が、チャルロス聖の最後の後押しとなった。

 

「ん、おおッ……!」

 

 気持ちの悪い呻き声。ぷるぷると震えたチャルロス聖の深雪の子宮口にまで届いた男性器の先端から、そのぶくぶく太った体に見合った大量の白濁液がぶちまけられる。

 

 決して深雪が逃げられないように、深く腰を彼女の腰に密着させて、彼女の頭の両隣に手を置いて超至近距離で深雪の美貌とチャルロス聖の醜い相貌を重ね合う。

 

 ぶちゅう♡ と言う擬音がこれ以上となく似合うたらこ唇を伸ばしたキス。それは深雪の小さな唇を飲み込み、彼女の舌にチャルロス聖の先ほどまで彼女の膣を舐めていた舌を絡め合わせる。

 

「じゅるる、じゅぱっ、ずちゅ、むちゅうう」

 

 上でも下でも深く繋がり合った二人は、まるで一つの生き物のようで。

 まんぐり態勢で高く掲げられた深雪の尻が、チャルロス聖から注がれる何万と言う子種の汁にビクン、ビクンと揺れる様を、かつて自身も同じことをされた四人の雌奴隷たちは過去の生意気だった自分を思い出して、そんな自身を躾けてくれたチャルロス聖への愛を強めながら股から愛液をそれぞれ撒き散らした。

 

「ふひぃ〜、たまらんえ〜www やっぱり処女だった女に膣中出しするのは格別だえ〜www」

 

 腰と腰を繋げあったまま、チャルロス聖はようやく終えた長い射精の余韻に満足気に高笑いする。深雪の子宮を真っ白に染め上げるほどに注ぎ込まれた男の精液、その子宮口に蓋をして流れ落ちないようにされた子種はねっとりと彼女の卵巣の周りに張り付き、偉大な天竜人の遺伝子を優秀な魔法使いたる四葉の次期当主後継者、司波深雪の胎に着床させんと泳ぎ回る。

 

「おばえもこれで、わちしの奴隷だえ〜。感謝して、わちしの子を孕むんだえ」

 

 そう言ってチャルロス聖は、まるでここはすでに自分の物だと言わんばかりに深雪の下腹部を撫で回す。その指使いに、射精と初ディープキスを奪われたショックでついに失神してしまった深雪はなす術もなくその傲慢な行為を黙認するしかない。

 

「それじゃ、帰ってからこの続きをするえ。久しぶりの新しい奴隷の調教は楽しみだえ〜」

 

 そしてこれから先、更なる悪夢が自身の身に待つことを知ることのない深雪を、ペチンッとその張りを確かめるように尻を叩いたチャルロス聖は楽しげに見つめるのだった。

 

100話達成記念で見たい陵辱系の後日談はどれ?

  • オクトパストラベラー
  • 月が導く異世界道中
  • 龍が如く
  • イリスのアトリエ
  • ジョジョの奇妙な冒険
  • 異世界はスマートフォンと共に。
  • 銀魂
  • 仮面ライダーシリーズ
  • デビルメイクライ
  • ペルソナシリーズ
  • 聖女の魔力は万能です
  • Fate/Samurai Remnant
  • 百錬の覇王と聖約の戦乙女
  • SAO
  • 名探偵コナン
  • ハズレ枠の状態異常スキル
  • 魔法科高校の劣等生
  • ハリー・ポッター
  • 悪役令嬢レベル99
  • 忍の一時
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